>>516 チッチッ、読みが甘いね波江さん。
俺は夢のマイホームを買うためにせっせと貯金してるのさ。働き蟻の如く健気にね。
――とまあ一瞬でばれる嘘は置いとくとして、まあ野暮な質問だよねぇ。
俺が何を求め、何をしようとしているかは君が一番知ってるだろうからね。
それって我が妹達に高い金払って弟くんの様子を探らせたりすること?
何に金をつぎ込むのかは君の自由だけど、あいつらにあんな大金やる必要は無いと思うけどなぁ。
………君も食えない人間になってきたね。
(内に秘めていた予定のひとつを見透かされたような気持ちになって口元を歪める)
はは!スイーツ(笑)とか言わなかっただけいいじゃない。
ま、好きなように解釈すればいいさ。
え?怪物だとは思ってないよ?重度のブラコンだとは思ってたけど。
(波江の言葉にきょとんとした顔をみせると何の悪びれもなく言葉を紡ぐ)
――ああ、構わないよ。それじゃそこに行こうか。
(二つ返事で承諾すると軽やかな足取りで歩み始めるが)
けど、切なくなる季節に俺と酒なんてさ、余計切なくなっても知らないよ?
(一度振り返りからかいの言葉を投げかけ、再び目的地への歩を進め出した)
【移動ってことでここはお返しします☆】