「朽木ルキア」大ブレイクの予感パート22

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159山じい×花魁ルキア 2
「膝を開け」
元柳斎の声にルキアは観念して、畳についた膝から下を左右に開かせた。
次の瞬間、何かひやりとした物が股間に当てられた。
「ひっ…?」
思わず声を上げ、頭を動かし後方を見る。
「これじゃ」
元柳斎が箸でつまんだ魚の刺身の一切れを見せた。
「お…お戯れを…」
ルキアの声に構わず元柳斎は再びそれを押し当てた。
「あっ…」
「動くでない」
腰を引こうとするルキアに元柳斎の厳しい声が飛ぶ。
「……」
ルキアは目を閉じて、体を固めた。
元柳斎は刺身で柔肉を割り、動かす。皿の上で醤油をまんべんなく付けるように。
「や…、おやめくだされ…」
頬を赤らめてルキアは懇願した。
だが、元柳斎は手を止めない。
刺身で襞の狭間を上下にねっとりと撫でる。
「…ぁあっ……ん…」
次第にルキアが小さな喘ぎを上げ、腰をもじつかせるようになり、元柳斎は、顔を近付けた。
「ほ、出て来よったぞ。おぬしのたれが」
「……う…ぅ」
ルキアが羞恥に呻く。
元柳斎はそのまま刺身を押し込み、箸を離した。
「旨そうにくわえておる…」
「……」
ルキアは恥辱に声も上げられずにいた。
様々な客の嗜好に身を供して来たが、こんなことをされたのは初めてだ。
元柳斎は自分で作り上げた滑稽かつ淫猥な光景をしばらく眺めて箸を伸ばした。
ルキアの愛液に濡れ、温まった刺身をつまみ、口に運ぶ。
背後から聞える咀嚼の音にルキアは身を震わせた。
自分の肉の一部を食べられているような妙な錯覚を感じていた。
だがその身震いするような気分と裏腹に、秘所に生じた疼きがじわりと広がる。
それにしても、いつまで四つん這いで尻を晒した格好でいなければならないのか。
「…もう、用はお済みでありんすか」
泣きたい程の屈辱感を抑え、平静な声を作る。
「うむ。そうじゃの。その格好もくたびれるじゃろうて。よいぞ崩しても」
元柳斎からの許しを得て、ルキアは腰を落とした。
「後で存分に腰を使って貰わねばならんからのぅ」
軽く笑って元柳斎は杯に残る酒を飲み干した。
ルキアはその言葉に客が交接まで至るつもりであることを知る。
ならば、花魁として客を愉しませて見せようと心を持ち直した。