>>894 そうよ、さっさと謝れば余計な尺だって必要無かったと言うのに。
でも、誰にだって過ちはあるわ。視聴者の皆さんだって寛大なのだから赦してくれるわよ。
阿良々木くんというその存在を捕まえて怒鳴り散らすほど、人は器量の狭い生きものじゃないわ。
たまたま、ね。
…………そしてことごとく惚れられるのも、たまたまだというのかしら。世の中って不思議なものよ。
…………貴方がいなくなるなんて考えられないわ。
前にも言ったけれど、私は貴方を失うのが一番怖いの。ええ、自分が消えてなくなるよりずっとね。
その言葉、信じていいのかしら?もしも裏切ったりしたら三回死んでワンとおいい。
なによ、阿良々木くんは私の一日の楽しみを無くそうっていうの?酷い男だわ、私には優しくしないのね。
ご主人様なんて言葉じゃ、私を言い表せないというのね、ふふん。
……あら、抜き忘れたわ、ごめんなさい。
そうよ、阿良々木くんにはちっぽけなものしか残らないわ、たとえばそう、私だとかね。
――落ち込んで、もっと落ち込んで、私の胸がもっとスッとするわ。もう、なんて甲斐甲斐しいのかしら阿良々木くん。
………何を言っているの?阿良々木くんが私の手のひらにのるわけないじゃない。重いわよ。
(無表情でバッサリ切った)
なに、もしかして野外とかそういう趣味なのかしら?
ふ、ふふっ。いや、なかなかウブなのね阿良々木くん。神原に鍛えられたかと思ったけれど?
それとも、私だけにウブな貴方を装っているのかしら。だとしたら極刑ものよ。
場所を探していたら遅くなったわね。もちろん、待ってなんかいないでしょうけれど。
【あなたの】俺の家に来ないか?18【生活空間】
http://babiru.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1250007600/ ……どう?