好きに使うスレ32

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595リオン・アルファーズ ◆9hAD/KzDsw
(己を鳥に例えるのならば、身体に染み込む、被虐に満ちた暗く甘い愉悦は忍び寄る蛇の如く。逃れようと必死にもがき、翼で虚空を掻くが
へし折れたそれは空へと身体を舞い上がらせる事は叶わず、無駄に足掻く事でただ疲弊し――終には、全身を絡め取られ、沈むが定め。
生きている限り抵抗しない訳には行かないのだから、捕まえたのなら締め殺して欲しい。そう囚われた鳥は訴えるのに、蛇使いは何処までも
陰湿に己を飼い慣らそうと――…それが功を奏したのか、今となっては足掻く姿も弱々しい。己を玩ぼうとする者を強く睨んでいた眼は
今では瞼の向こうに閉ざされて、時折開いても堕ちたくないと訴えるばかりで――畏れ一色に染まっている。そうまで怯えきった相手に
甘言を弄して、何になるだろう。自分が解らなくなるのは怖いから嫌、と優しい声を頑なに突っ撥ねて、拒む。もう声すら出せずに、ただ
弱々しく左右に首を振る事しか出来なかったけれど)
……嘘じゃ、嘘、なんかじゃ――……!俺、嘘なんて……大佐ぁ…っ!
(敏感な箇所を捏ねるようにして指が動けば、溢れ出す透明な液体が濡れた音を立てる。それがまた嘘だと己を弾劾している様に聞こえ、
更に追い詰められる。弁解の言葉など浮かぼうはずもなく、責める声に対して違う、嘘じゃないと繰り返す事しか出来ない様子は体躯を
除けば、ただの子供だ。そして遂に零れた、もうこれ以上虐めないでと自分を責め立てる相手を呼ぶ声は――愛しい恋人としてではなく、
上官としてのそれだった。この人は自分より上の存在なのだと、認めてしまったが故に。情事の間にその呼び方をしては、不興を買うかも
しれないと意識する余裕もない。幹を、先を、柔らかな掌が擦る感覚を追いかける事で、背徳感を愉悦として感じてしまっている自分から
只管に逃避して――気付けば、満足に動かす事すら出来ない腰すら揺れ始めていた。近付く快楽の果てに、ぁ、と呆けた声が漏れる。
呟く声が何を言っているのか、何を指しているのかすら、解らない――)

(果てさせて欲しいと訴えたのに、楽にして欲しいといったのに、答が返ってこない。その瞬間、弄ばれたのだと思って――最後に残った
理性の欠片が砂の様に崩れ去る。静かに顔が伏せられ、震える唇から聞き取れないほど微かに、欲しいって、そう言ったのに、何で――
と哀しげな呟きが漏れた。怪訝そうな問い掛けも、それに対するフォローを入れている恋人の声も、普段なら途中で茶々を入れるだろう
惚気話が始まったのも、何処か遠くで行われているようにしか思えないし、聞こえない。今の自分にとっての全ては、与えられる快楽と、
その果てが欲しいという欲望だけなのに――)
ぁ……ッ!?く、あ……っ、は…!う、あ――…あ、ぁ―――……っ…!
(そこで、自らの唇に何か柔らかい物が触れて、怪訝そうに顔を上げる。すると与えられたのは、欲しかった言葉――沈んでいた表情が
見る間に華やぎ、嬉しそうに頷きが一つ返った直後、一際大きな濡れた音と共に、焦らしに焦らされた場所を根元まで包み込まれて、
漸く頂点を極め――長く尾を引く歓喜の声をか細く上げる。それと同時、跳ね上がった肉槍が喉奥を突き上げ、灼熱の如き白濁の塊を
叩き付けた。昇らされてはお預けを食らい続けていたせいか、弱弱しい声とは裏腹に堰を切って流し込まれる子種の勢いは衰えず、喉に
絡む程に濃い物が繰り返し吐き付けられ、痙攣するように跳ねる熱塊が口中に精を塗り広げ、独特の臭いで満たしていく。長い、長い
射精――…大方を吐き出し終えた後も硬い肉には時折力が篭もり、内に残った精を僅かずつ、搾り出していた)


【実は今でも分かってたり。えーと…ですね。来週は金・土で双方の夜が空きそうな感じです。今分かってる範囲ですが。
大佐が無理そうならこっちでも都合を付けてみるので、言ってくださいね?と、こちらが次回についての連絡で――】
【で、何とか超えずに書けましたよー、リゼット。良かった良かった。と言う訳で、今日の俺の返事はここまでです。
――本当ならもう少し可愛がってもらえ……いやいや、一緒に居られたのに、惜しいとしか。……くそう】
【しかし何でしょうね、前回ドSだった人間とは思えない状態ですね。ちょっと自分が情けなくなってきましたよ、俺は。
あーそれと、いつものご挨拶。今日も楽しかったですよ、大佐。トラウマになりそうな気もしますけどね。あははー】