【ドラクエ8】ヤンガス萌えスレ【オッサン】

このエントリーをはてなブックマークに追加
217安価でヤンガスのエロ
「親父……生きてっかよ……」
「辛うじてなぁ……」
俺らは、ほぼ同時に目を覚ました。ヤンガスの声に尋ねられて、やっとこさ返事を返した。
疲労感が凄いことになっていた。俺らは繋がれた鎖が消えた後、同じようにうつ伏せに倒れこんだようで、首を捻ると突っ伏したヤンガスが見えた。
あっちも相当ダルいらしい。呼吸の度に腰が上下するくらいで、後はぴくりとも動かない。俺だって、最後の方なんか記憶にすら残ってないんだから、当たり前かもしれない。
「兎に角、今のうちにこっからでねぇと……」
「無駄でがす……親父が気絶してる間に調べやした……周りは完全に壁で、床も丈夫なもんでやすよ……」
「そう、か……」
全裸の男二人が、向かい合って倒れこんだまま会話しているのは、さぞ滑稽な絵だろう。傍から見ればそうでも、俺らは必死に模索していたのだ。ここから脱出する方法を。
「ちっ、少し寝るか……」
「そうでやすねぇ……」
俺らが寝入ろうとした、その時だった。
『君たち、まだプログラムは残っているんだがね』
「これ、見りゃ分かるだろ……次なんかやったら俺ら死ぬぞ……」
最初の頃のように、叫ぶ気にはなれなかった。というより、出来なかった。
俺らが一杯一杯なことはどうにか伝わったらしく、デウスは少々黙った。
助かった、と思ったその時、俺の体に体力がみるみる戻ってくる。
「こいつは……!?」
「親父もか!?」
ヤンガスにも同じことが起こっているらしい。起き上がって、こっちを見ている。
デウスが説明を加えた。
『回復呪文のプログラムもバグなしだな。それではプログラム始動』
「なっ!なにぃっ!」
どうやらデウスは、俺らを嬲るためだけに回復させたらしい。とんでもねぇ外道だぜ……!
「がぁっ!」
「ヤンガスッ!!ぐおぉっ!?」
再度、もはや定位置とも言える、お互いが最もよく見える場所に繋がれる。
あんな風にされんのは二度とごめんだ。もう勘弁してくれよぉ……!
それでも俺は、次に何が起こるか分かりきってしまっていたので、目をつぶってそれに備えた。
目蓋の裏が真っ白になって、急に明るくなったのを感じた。多分また何かが出てきたんだろう。それが収まった頃に俺は恐る恐る目を開く。
1秒で後悔した。そこにはあらゆる種類の魔物が居た。ダンビラムーチョ、ギガンテス、トロル、アークデーモン、昨日お世話になったオークも。
この魔物たちに、俺らを襲わせることは火を見るより明らかだった。それだけで泣きたくなってくる。
ヤンガスにも、同じような気持ちが生まれたらしい。
「出せっ!ここから出せっ!もう嫌だぁ!助けてくれっ!」
どうにもならないと諦めかけている俺と反対に、ヤンガスは叫び続けていた。諦めが悪いというか、ガッツがあるというか。
俺はこれ以上ヤツらが楽しくなるなら、せめてこういう形で抵抗してみようと考えていた。遊ぶのに飽きてくれれば、俺らは元の世界に戻れるかもしれない。
それがささやかな望みだった。少なくともそれに賭けていないと、俺は耐えられると思えなかった。
『君らには、そこにいる彼らの排泄物を食べてもらう』
「やめろっ!やめろおおおおっ!」
ヤンガスが叫んでいる。全くもって同意だ。
それに何の意味があるんだよっ!ちくしょう!
声に出すのは何とか押さえ込んだ。俺はそういう形で覚悟を決めたから。
『ん?親父さんが静かだね?』
どうやら、デウスは気がついたらしい。俺は目に力を込めて、声の降ってくる天井を睨みつける。どうやって覗いてんだか知らないが、いい加減悪趣味も甚だしい。
『親父さんは嫌そうだから、息子さんに全部担当してもらおうか』
「なっ!」
「そんなっ!」
これには思わず声をあげた。何考えてるんだコイツっ!
ヤンガスも似たような声をあげた。ただし、こっちには絶望が漂っている。そりゃそうだろう、何せモンスターは十匹じゃきかない量までだんだん数を増していってるんだから。
俺が決心を揺すぶられている間に、魔物たちはヤンガスを取り囲んだ。
円になって囲まれていて、中の様子が殆ど見えねぇ!俺は僅かな隙間から、ヤンガスの様子を覗き込んだ。
顔が見えたその時、ダンビラムーチョの一物がヤンガスの口に突っ込まれた。
「おぇっ!ぐぇええええっ!」
顎が外れやしないか、心配になるほど大きい。まだ勃起すらしてないのに。
218安価でヤンガスのエロ:2009/04/17(金) 17:57:29 ID:???
それを何も出来ずに見ているのが腹立たしい……!これすらヤツらの思い通りになるなんて、本当になんもできねぇんじゃねぇかっ!
「ぐぇっ!おぇっ!ごふっ!」
やがて、ヤンガスの口角から黄色い液体が溢れ出てくるのが見えた。ヤンガスは泣きながらそれを吐き出しているようだったが、きっと飲めない分は喉の奥に入ってしまっているだろう。
俺は我慢の限界だった。
「ぐぇえええっ!」
「分かった!分かったから!」
『何が分かったというんだ。言ってみろ、ヤンパー君?』
ここは慎重に言葉を選ばないと、不味い。本当にヤンガスだけがあんな目にあうことになる。それは最悪のパターンだった。
「お、俺にも、やらせてくだせぇ」
屈辱だった。自分から魔物の小便が飲みたいなどと言わされるのは、死より苦しい拷問だった。しかし、ここで俺が死ねば、残りの全部をヤンガスに押し付けることになる。
『ふむ……では次の言葉を復唱するように』
デウスは気が向いたらしい。これなら何とか命令を変えさせることが出来るかもしれない。
『魔物たちに、「この便器に小便を恵んでください」と言え』
嘲笑った。
姿こそ見えないが、確実に俺を嘲笑った。
「ぐぅ…ううううっ!くそぉっ!」
足元を見られた。デウスは本気で要求しているのだろう。多分、言うまでヤンガスを嬲り続ける。
ヤンガスは、三匹目になるギガンテスのチンポを咥えさせられていた。泣きながらその尿を吐き出している。ヤンガスの足元の床は、既に黄色い液体でびちゃびちゃに濡れている。
「おぇっ!ぐぇえええっ!」
「……この、便器に小便を、恵んでください……!」
『声が小さいな。それでは魔物たちに聞こえないのではないか?』
「この!便器にっ!小便を恵んでくださいっ!」
一気に言い切った。顔から火が出そうだった。何故か頭が痛い。
『ク、アッハッハッハッハ』
デウスがおかしくてしょうがないというように笑い出した。魔物の半分がこちらに向かってくる。
「くそっ!くそぉおおおおっ!」
俺はやるせなくて、慟哭した。魔物は俺を取り囲む。これからが正念場だと言うのに、俺は既に涙が止まらなかった。

さてと、休憩入ります。
ちょっと眠いので、寝落ちしちゃってたらすまん。
それと、こちらの作品も安価を10回こなしたらエンディングに持って行こうと思います。ご了承ください。
次安価>>223