>>145 ですよねー……世界に一つだーけぇの花……お互いに世界一の、
世界で一人だけの、一番幸せな二人……
(甘く、シャンプーの薫りと混じり合った、綾子の髪の匂い)
(そして、柔らかな髪の毛の感触を感じながら、耳に口を触れさせ)
だって、ここ暫らくはずーっとずーっと、我慢してたんですよ?
もう俺の、『綾子さんボンベ』は空っ欠なんですから、今補充しておかないと……
その代わりに、綾子さんも、俺の匂いは何時でも何処ででも、吸っていいですから……ね?
それはぁ……今から、こうして……っ、と
(背中を綾子の手が撫でるのを感じながら、片手を綾子の背中、もう一方の手は太ももの裏へと差し入れ)
(両腕に力を込めると、ぎゅうっと立ち上がった)
(それと共に、綾子の体も抱え持ち上げられ、所謂『お姫様抱っこ』をされる)
ぃょっ、と。
(そのまま綾子を抱き上げると、そぅっと、彼女をベッドの上に下ろす)
……昔の、あるアニメ映画を見てから、ずっとやりたかったんですよね。
大切な人を、お姫様抱っこするのって。
(ベッドの上に寝かせられた体勢の綾子に、片目でウインクしてみせる)
【……うう、ごめんなさい綾子さん。今朝は朝が早かったせいか、急激に眠気が……】
【今晩のところは、これで凍結をお願いしていいですか?】
【次は、明日火曜日の夜、同じく9時から待ち合わせ可能です】