■現在の宇佐見家・飼育部屋の様子
[マリモ水槽の様子]
・水槽の上……ミニ流しそうめん装置と寄せ木細工のクマ置物
・水槽の中……恐竜のエアレーション器具、クリスタル製のキラキラと輝く熱帯魚やイルカの置物が複数
・水槽の底……緑と白の混じったガラス製の砂が敷いてある
・隠れ家的な蛸壺と、陶器製のお菓子の家なども設置
・大きな水槽の中に数十匹のまりも(いろいろな性格のものが居て名前のある固体もあるが、外見は全て同じ)
[ウナギ水槽の様子]
・水槽の中……ウーパールーパーのエアレーション器具、クリスタル製の熱帯魚とペンギン
・水槽の底……青いガラス製の砂が敷いてある
・陶器の半円の筒(ウナギの寝床)と瓦一枚
・水槽にはウナギ二匹(名前は、宇な見・うな彦)在住だが、一匹は寝床に引きこもっている為、外から見えるのは一匹
[飼育部屋全体]
・基本的に薄暗い
・椅子が一脚
・テレビとDVDがウナギ水槽に向けて設置されており、『週間・世界遺産』が連続再生中
■まりもリスト
宇佐見家に棲息するまりも達の中で、主立って行動するまりもの一覧です。
ふまり……BLをこよなく愛する腐まりも。
空気を読まずやりたい放題の自由人。
夢はBL作家。
ちんまり……何故か関西弁を話すまりも。
お笑いには決して妥協を許さない。
マリージ……元々はごく普通のまりも。
読書好きで上條宅の「美りも」と仲良し。
んまりと二人で「スーパーマリモブラザーズ」(略して「スーマリ」)と呼ばれる。
やさまり……美咲を大好きな気弱で心優しいまりも。
仲間達の過激な「ごっこ」に心を痛めている。
マリゾー……虐められることに至高の悦びを感じるマゾまりも。
勘のいいまりも……妙に勘のいいまりも。
「まりもの勘だけど」が口癖。
影見……クスクス笑いながら物騒なことを呟く陰険まりも。
恩は忘れても恨みは忘れない。
>>546 俺が一生懸命作ったシチュー、食べてくれない…ッ…、のか?
(咥えたまま喋るせいで歯の先が先端をかすって絶妙な刺激、ぞくりと身震いし、鳥肌が立った)
(足の間に美咲が納まると、膝を開いて折り曲げ、足の先で尻を撫で)
美咲はせんべいかもうちょっと肉つける位でいいんじゃないか?
ムキムキは想像できっ…
(根元を締め付けられると何をされるのかと驚いて言葉をとめたが)
(袋を暖められるだけのようでホッと体から力を抜く)
ウサギむしって、そんな所からでるのか?
……ん、そのまま擦って美咲…
(再び口に含まれるとその中でむくむくと勃ち上がりは最大に)
(先走りを滲ませながら、何度か大きく息を吐いて上体を起こしきり)
(愛しげに眺めつつ、指に美咲の髪を何度も掬っては落とす)
(懸命に奉仕しようとする美咲の唇を髪からうなじ、背中へと這わせてベロリと舐め)
(髪を撫でていた手も下へと下がっていって美咲の股間を探り)
ウサギむしが我慢できなくなってきた…。
美咲のも触りたい…
5 :
名無しさん@ピンキー:2009/03/15(日) 01:22:18 ID:EqStqZKm
>>4 …っ…!
(上半身を屈めているせいで突き出しているようになっている尻を撫でられてビクついた)
(歯を立てそうになってしまい、ふうっと息を吐いて肩に入った力を抜く)
……にふ?どーやったあ、つくの…?
(性器を含む唇の端を喋る度に唾液に濡らし、そこから漏れ出す熱い吐息がウサギさんの肌を定期的に撫でる)
…わ、わかった…
(頭上から聞こえてくるウサギさんの低い声)
(言われたように手を上下に動かし、硬さと太さを増した竿を扱く)
(咥内に広がる唾液以外の味に目を細め、嚥下しきれないもので口周りをベタベタにして)
……ひっ…!
(背中に伝うウサギさんの舌の感触に背を反らし)
……っあ、あ、…ウサギさん…!
…う、…ウサギむしが触ってきた……あぁ、……。
(ウサギさんの手が股間に伸びてくると、一旦口を外した)
(既に硬く反って涎を零している自分の性器を、ウサギさんの掌に擦り付けるように腰を振り)
……んく、
(ウサギさんの臍の下をはぐっと甘噛みして、そこをちくんと刺す)
(まだ吸い加減が下手で、赤く横長い変な刺し痕が残った)
(体を起こし、ウサギさんの足の間に向かい合って座る体勢になり)
(体を寄せ、自分の性器とウサギさんの性器を両手で引き寄せると、そのまま擦り合わせる)
……!…ふ、…ぁ……
>>6 (口周りをよだれ一杯にし、頬を上気させ、拙い口ぶりで喋るさまが可愛くて)
(零れる先走りはいつもより量が多く)
…ッ、ん…
美咲むし、刺したな…
(まるでペットがなつくかのように手に擦り付けられた性器を軽く握って撫でるが)
(へそ下に噛み付かれて甘い痛みに視線を流す)
(美咲が体を起こして対面し、大胆にも二つの性器を握って擦り始めるが)
(その手の動きに翻弄される前に両肩に手を置いて最初と同じように押し倒し)
ウサギむしは3倍返しが鉄則。
(言い、ベッドヘッド付近の引き出しに手を伸ばしてローションを取り)
(「あったかローション」と銘打たれたそれを美咲の股間に垂らした)
(股間に伸ばし、後ろの蕾を指の腹で揉んで解してから、ゆっくりと中へ差し入れ)
(時間をかけてそこをやわらげると、自分の性器に片手を沿え、蕾へと先端を宛がって上体を倒し)
1週間、美咲抜きでいられるかな俺…
(ポソリと呟くと美咲の両足を肩に掛け、一気に中へと根元までを挿し入れ)
>>7 だ、だって…むしだから刺すし。
…ウサギさんにしるし付けとかねーと……っ…!
(性器を擦り合わせて快楽を貪る…前に、再び押し倒され仰向けになった)
(心成し、先程よりも冷たく感じるシーツの上)
(二人分の先走りでベトベトな手をどうしようかと迷い、胸の前で見詰めて握っていると)
…!?……な、何ソレ…?
(下肢にじんわりとした暖かさを感じ、目線をそちらに向けた)
(ウサギさんの手に握られている小さなボトルから、トロトロと股間に垂れてゆく液体)
(太腿の内側を伝って蕾に伝うと身震いし)
…あっ、あ…、や、ヤバイ…それ…、
媚薬食ったのに、……そ、そんなのまで使ったら…っはぁ…し、しぬかも……、
(体液に濡れた片手でウサギさんの肩に掴まり)
(蕾を解してゆく指先に纏わり付くぬめりにビクビクと反応して、長い指が通る度にそれを締め付けた)
(両足を担ぎ上げられると恥かしくて目を瞑り、掴まっていた手を離す)
……!…ふ、っく…あ、……イッ…!!
(ローションを使ったせいもあって、いつもよりはスムーズにウサギさんを飲み込み)
は、…っあ、ウサギむ……ウサギさん、…
あ、あつ…っい、……なん、で?…びやくのせい?……
(汗ばむ手にシーツを握り締め、片手で自分の性器を擦って快感を求める)
(繋がった場所がローションの効果でますます熱を帯び、熱いくらいに感じられて)
…じゃ、…じゃあっ……いっ週間ぶん、だして、……
(無茶なことをお強請りし、目尻に涙を浮かべてウサギさんの双眸を見詰めた)
【美咲へ】
【一応、明日の19時〜23時までなら時間があるから】
【今日眠くなったら、一旦凍結して明日解凍でもいいか?】
【今の所眠気は来てないが、3時過ぎたらわからん】
【美咲も無理しないで言ってくれ。眠気大丈夫か?】
【ウサギさんへ】
【うん、わかった】
【俺もまだ平気だけど、眠くなったら言うよーにするから】
【ウサギさんも無理しないよーにしてほしい。凍結も大丈夫だから】
>>8 もう沢山刺されて、体中美咲むしに侵されてるけどな。
…ココとか。
(体液でドロドロの手を躊躇なく握り、自分の胸に押し当てて)
温感ローション。冷たいの嫌だろ。
…ファンから貰った。
(驚く美咲に、手を離して微妙に嘘ではない説明をしつつボトルのラベルを見せた)
…媚薬のせいだけか?
熱いの、だいすきなウサギむしに挿されてるからじゃないのか?
(自ら性器を擦る手に手を沿えて動きを補助し)
(同時に前ぶりなく腰を揺さぶって奥を抉る)
一週間分出したら、美咲が壊れる…
(可愛い懇願に誘われて腰の振りを早め、涙の浮かぶ美咲の瞳に唇をつける)
(そうする間にも美咲の柔壁を杭でいっぱいにして抉り、いつもひと際美咲がよがる場所を重点的に擦り)
>>11 …あ…。…
(ウサギさんの体を汚すまいとして触るのを躊躇っていた手)
(ウサギさんの胸元にぺたりとくっ付けられてしまい、目を丸くした)
…じゃ、じゃあっ…俺だ……って、ウサギむしに犯されてるっ……。
ココ、とか……。
(その手を今度は自分の左胸にベタッとくっ付け、そのまま下に手を引いて体液に光らせる)
おんか…?……なんで…ウサギさんのファンの人がそんな、っあ…
そんなモンよこすの…っ…?
(下半身に意識が集中してラベルの文字まではハッキリと見ることができなかったが)
(ウサギさんに説明されて眉を寄せ)
……あ、…そっ、…そうか…も、…
っつか…っは、…ウサギむし、……太過ぎて…まえ、前は首のとこだけだったのに
ウサギむし親分がきた……、…っあ、ああっ…!!
(繋がった場所からじゅぶじゅぶと水音が響き、ウサギさんが腰を入れるとビクリと体を跳ねさせ)
…こっ…われねーよ…!
こわれねーけど……、…ドンドンすきになる……
(目元にウサギさんの唇が触れると、ゆっくりと瞬いて涙を落とし)
(体が揺れる度に、首筋に光る細い鎖と指輪が銀色の煌きを生む)
う、ああっ!!…っあ、…ヤ…っは…!う、うさぎさん、……
(避けそうに拡がった蕾の奥を容赦なく突かれると、自分の手で握っていた性器の先から先走りがぴゅるりと飛び)
あ…っ、き、……きもちい、…うさぎさん、……
すき、……だ……。い、いっしょに出したい……、…
(蕾の襞でウサギさんの性器を千切れんばかりに締め付け、自身も射精感を堪えて根元を握り)
(掠れ上擦った声でウサギさんに囁きかけ)
>>12 (負けじと手を心臓の位置に押し付け、思いを伝えようとしてくれる美咲に口角を上げ)
俺のファンが、俺の大事な人と使ってくださいってくれた。
(下肢から響く水音に鼓膜が震え、呼吸が早まる)
困った…
(追いつめられていく美咲の様子を目にすると、無意識に突き上げが激しくなり)
(まるで壊しそうな勢いで突いて、突いて)
俺はこれ以上、美咲を好きになりようが…っ、ない…
はあ…っは…
全部好きすぎて、もう余地ない…ッは…!
(左手で美咲の胸に踊る銀の指輪をなぞり)
(その指先を横へ滑らせて先端をキュッと摘む)
ん…っ、一緒に、イこうな…はあっ…
(自ら慰め、締め付けてくる追い上げに耐え切れず、ぐぐっと根元まで性器を押し込んだかと思うと)
(最奥で熱を放ち)
…ッ……
>>13 そ…っ、…そんなファン、いる…の…?
……、う、ウサギさん、使いましたって…報告すんなよ、な…!
…っあ、…っひ、……!
(激しくなる腰付きにぶるりと震え、心身の深い交わりに壊れてもいいとさえ思える)
…う、サギさん……、…おれ、俺だって…スゲーすき……、
あ…はぁ…っ…ぜん、ぶ……、
俺のぜんぶ…は、うさぎさん……だ…
(胸先を摘まれるとぎゅっと目を閉じ、電流のようなものが体を走り抜ける感覚にふるっと震えた)
…ん…っ…ぎ、……、
……は、…っはあ、…っあぁ…!
(いっそう深く貫かれると蕾が押し拡げられ、僅かな痛みに一瞬だけ歯を結ぶ)
(内側から前立腺を刺激されると射精感を堪え切れず、輪にしていた指を緩め)
(自分の腹の上にぼたぼたと精液を零す)
(痙攣するような締め付けでウサギさんの精液を搾り取り)
……あ、…っあ…う、うさぎむし…さされた…、
(薄く目を開いてウサギさんを見上げ、力の入らない腕を伸ばして抱き付きたがる)
>>14 (零れ、漏れるように腹を汚す美咲の精液)
(射精の最中に紛れて自身の性器を抜くと、さっと身を屈め、美咲の性器を口に含む)
(敏感になっているだろうそこへを舌で優しく包んで汚れを拭い、最後にちゅっと吸って口を離し)
(腹に飛んだ精液も、舌に舐めて取って)
でも、俺とお前が一つになったら、お前のこと抱きしめられないから困る。
(伸びてきた腕の中に体を滑り込ませ、抱きつかれたまま美咲の横にころりと横臥して頬をすり寄せる)
(左手を反対の頬に添え、まだ赤みの引かない顔を冷やしてやり)
ウサギむし、良かった?
親分じゃないほうのウサギむしも刺したがってるみたいだ。
(首筋に吸い付き、いつもより強めに赤い痕を一つつけて)
>>15 …!…うさ…?
あ…、…!!
(抱き付こうとした姿が視界から消え、慌ててその姿を探してビクッ)
あ…っは、……っ…、や、ヤバ…
(吐精したばかりの敏感な箇所を舐められてぶるっと震え、あわやお漏らししそうな感覚に肩を竦めた)
(腹の上を拭うウサギさんの顔が妖艶で、赤い舌がやけに鮮やかに見えて)
(耳朶まで熱くした)
……、…
(呼吸を整えながら、横になったウサギさんにようやく抱き付き)
……お、俺だってウサギさんにくっ付いたり、におい嗅げないのは嫌だけどさ…
こっ心は一つ!…なんて…。
(リンゴのような頬に触れたウサギさんの掌が気持ちいい)
(心地よさげに、すっと目を細め)
…ウサギむし、親分が出てきてビビッた。
……媚薬のせいでヤバかった。……!
(首筋に走る痛みに眉をピクリと動かすが、ウサギさんの顔を見詰め)
…さんきゅ。…この痕が消えるまでに、ちゃんと帰ってこいよな。
(胴に回していた腕を引き上げ、ウサギさんの頭を自分の胸元に抱き包む)
(いつもウサギさんがしてくれるように、頭の先に押し付けキスをしながら、色素の薄い髪を何度も指間に潜らせた)
>>16 そうだな、一つだといいな…
(照れつつもいつもより素直な台詞が聞けて満足げに表情を緩め)
……。
(今更媚薬が嘘だといったらさすがに怒るかもしれない)
(とりあえずバレるまで黙ろうと腹を括るが、無意識に目はそれて泳ぎ)
痕、足りないだろ。
へんな虫つかないようにウサギむしの虫避け痕。
(頭を抱えられるようにして胸に押し付けられると、乳首の横に吸い付いて痕をつけ)
(唇の離れ際、乳首にも吸い付いてちゅうちゅうと吸い)
何かでないか…
(乳首に離しかけ、また吸い付いて舌先で転がしながらちゅうちゅう)
>>17 一つだよ。ぜったい。
(腕に抱いたウサギさんの頭に赤い頬で擦り寄りながら言い)
(ウサギさんの言葉を最後まで信じて疑わず)
つーか、いきなりこーなると驚くから。今度から黙って媚薬食わせないでよ?
(目を逸らしているウサギさんにも気付かぬまま髪を梳き続け)
へんな虫なんか何処にもいねーっつーの。
ウサギむしのほうが……っあ…!っちょ…!?
(乳首を掠めるような位置に痕を付けられたかと思えば、本当に胸先を吸われ)
ばっ、バカ!そんなん出たら困るだろ!
そんなの出ちゃったら、子供まで産まれるし!
(舌先で擽られる度に尻がむずむず疼き、だんだんと背中が丸まっていく)
(ウサギさんの耳をみゅいっと引っ張って離させ)
(ずるずると体の位置を下に下げると、鼻先を付き合わせた)
…、コレで我慢して。
(タコさん唇でウサギさんの唇を奪い、いつもの定位置である首元に顔を埋める)
媚薬はともかく…今日、ご飯美味しかったよ。上手にできてたし。
風が当たんないよーにセットしててくれたんだよね。
…さんきゅ。
またやろうよ、あーゆーの。
>>18 うん。一つだな。
…こんなに愛してて、一つじゃないわけないな。
(美咲の強い言葉に言霊を感じて頷いた)
……あ、ああ。次は「これは媚薬入り」って書いとく…。
(やはり目を泳がせ、語調を弱め)
世の中へんな虫だらけだ。一番変な虫に捕まったお前にはわからんだろうが、とにかく気をつけろ。
…子供、欲しいか?
(話すうちに体のほてりが落ち着いて、肌寒さを感じてくる。布団を引き上げて互いの体を包み)
…こっちの方がいい。
(突き出された唇が自分の唇に重なると満面の笑み)
(美咲の顔の位置が胸へと下がると、頭を抱えるようにして髪に何度も唇をつけ)
今度は晴れた昼間にやろうな。
それと花見と、またマンタ見にも行きたい。
夏になったらテントでも張って二人キャンプもいいな、虫除けスプレー持って。
>>19 だろ?そーに決まってるって。
(自分を鼓舞するかのように強く、そうあって欲しいと願うかのように信じて頷き)
…そんなの書いて誰が食べるのって話だけどね。
(ウサギさんの語尾が弱まったことには特に違和感を覚えず、布団の中に納まり)
い、一番変な虫…ウサギさんのことか。
わかった、気を付ける。
子供?……俺がどーのこーのするとかは置いといたとしても
ウサギさんの子供ならぜってー美形なんだろーな。
(きっとウサギさんの子供時代のような天使系の感じになるのだろうと想像し、欲しいかもと頷いておく)
(ウサギさんの胸元に寄り添うが、お互い裸なので掴むものがなく)
(ウサギさんの下側の二の腕に手を添えてみた)
うん、俺お弁当作るよ。お握りがいーんだっけ。
一緒にいろんなとこいきたいね。また旅行とかも…って、はぁ…?
俺、ウサギさんってサバイバルとか野外生活とかに最も向いてねー人だと思うんだけど。
(家の中に居ても遭難しそうになっているウサギさんの生活ぶりを思えば、ププッと笑ってしまい)
…まっ、まぁいっか!俺がいるから大丈夫。
(笑ってしまったのを誤魔化すようにウサギさんの頭をぐしゃぐしゃに撫で回し)
……おやすみ、ウサギさん。大好きだよ。
(幸せそうに微笑むと、そのまま目を閉じ、ウサギさんの顎先にギュムッとお休みのキスをして)
(小さくなって傍らにくっ付いた)
【ウサギさん、今夜もありがとう。スゲー嬉しかった】
【もうあと少しで朝になっちゃうけど、時間が許す限りなるべくゆっくり休んでほしいと思う】
【ダイナー見るよ。おやすみ!】
>>20 俺は子供は…
(振っておいて眉を潜め、首を横に振り)
人生はサバイバルだ。
…正直屋外は別に好きなほうじゃないが、嫌いでもない。
もの凄い星が見える場所とか景色が綺麗な場所、お前と行きたい。
(体の下になっているほうの腕に触れる手を、その腕の手先で捕まえて握る)
(普段の生活を省みると美咲の言い分もわからなくもないが、同意しきるでもなく)
(笑われたことに不満露に眉間皺を寄せ、頭を撫でられると首をそらして逃げ)
ん、おやすみ、美咲…。
(ただ唇を押し当てるだけの色気もそっけもないキス。相手が美咲だとどうしてこうも心を満たすのだろう)
(小さく丸くなって眠る美咲の髪に額にキスを返し)
(美咲もたぶん、同じ気持ちだろうと根拠なく思いこめることが幸せで、思わず顔がニヤける)
(美咲が顔を上げないことを願いながら、無理やり目を閉じると間もなく眠りに落ちて)
【こちらこそありがとう。俺も嬉しいし、いつも感謝してる】
【明日は準備するだけなのでかなりゆっくりできるが、美咲が大丈夫なのか心配】
【俺もダイナー見れるといいなと思うんだが、なかなか難しい】
【おやすみ】
>>3 美咲たん、スレ立て乙!まりもリストも貼ってくれてありがと!
…でもね、「影のあるまりも」…つまり「影見」と「陰険まりも」は別人なんだよね…。
僕は笑いを絶やさない明るいヒトなんだよ…?クスクス…。
えー、このように「陰険」は必ず台詞に笑い声を伴います。
影見はハードボイルド気取りなだけで陰険じゃないんだよー。
…………………。
(影見は「気取り」の部分に無言で抗議した)
前にも質問あったから「影」に漢字を変えてみたんだけど…ごめんね、ややこしくて。
次スレ用にと思って追加・修正したまりもリストをもう作ってたから、せっかくだし貼らせてね!
追加があるときはスレの終わりが近付いた時に修正したリストを置いた方がいいのかな。
■まりもリスト
宇佐見家に棲息するまりも達の中で、主立って行動するまりもの一覧です。
ふまり…BLをこよなく愛する腐まりも。空気を読まずやりたい放題の自由人。夢はBL作家。
ちんまり…何故か関西弁を話すまりも。お笑いには決して妥協を許さない。
マリージ…常識あるツッコミまりも。読書好きで上條宅の「美りも」と仲良し。
ちんまりと二人で「スーパーマリモブラザーズ」(略して「スーマリ」)と呼ばれる。
やさまり…美咲を大好きな気弱で心優しいまりも。仲間達の過激な「ごっこ」に心を痛めている。
マリゾー…虐められることに至高の悦びを感じるマゾまりも。興奮すると「ニュン」とする。
影見…どことなく影のある、辛い過去を抱えているかもしれないまりも。
勘のいいまりも…妙に勘のいいまりも。「まりもの勘だけど」が口癖。
陰険まりも…クスクス笑いながら物騒なことを呟くまりも。恩は忘れても恨みは忘れない。
避難所>838>935(テロ組)
なんやねんやかましいな。アンタ一応最年長やねんで。もうちょっと落ち着かんかい。
…やっぱり気になる?見られてちゃやりにくいよねー…。
結局やらへんのかいな。据え膳食わぬは男の恥やで。
あ、シャワー浴びてからだよね。事前に別々、事後に一緒にだよね!
(そしてバスルームでもう一回。マリージは心の中で付け加えた)
忍チンは動じひんのやな。今時の若者は順応力あるわ。
多分、僕らの方が年下だと思うけど…。
(それなのに爺さんと言われ、マリージは少し傷ついた)
お茶はええわ。コイツ水になんか入れられんのトラウマらしいからな。
…誰のせいとは言わへんけど。
(ちんまりは横目で宮城を見た)
(忍はその宮城に掴みかかった)
ノ…ノリツッコミ!?
すごい!なんて冷静で的確な返し…!…腹話術じゃないけど。
アンタなかなか見所あるで!プロを目指さへんか!?
(ソファでくんずほぐれつする二人を見詰め、スーマリは忍に惜しみない賞賛を贈った)
前
>>495(美咲)
スプレーはいいが、Jr.は手洗いかクリーニングで頼む。
…テレビで見たが、アメリカでは電子レンジに入れるらしい。チンして殺菌とか…
(鈴木さんを可愛がる美咲の指に視線は集中し)
(密かにヤキモチを感じるのを黙っておく)
さっきの鼻歌、誰の歌?
ヘタクソは冗談。青い空と白い洗濯物と鼻歌はセットで一つ。
(コーヒーをまた一口啜り、カップの底が近づいてくるのがなぜか惜しい)
(寄り添いあってぼんやりと青い空を見上げているなんの変哲もない時間、疲れも癒されて、)
阿吽の呼吸、だな。以心伝心でもいい。
(美咲にしては上手い熟語が出てきて大げさに驚き、ホメホメに頭をくしゃりと撫で)
ちなみに青は目には最も良くない色で、最もいいのは緑な。
ベランダ用慣用植物増やすか…
玉子焼きより出し巻き玉子希望。美咲の手作り出し巻き食べたい。
(決めると腕を解いて、美咲を先に立ち上がらせて向かい合わせで自分も立つ)
(顎の下に手を添えて上向くように力を掛け、もう一方の手は片頬に添え)
(微笑みながら背を屈め、顔を傾けて小鳥がついばむようなキスを繰り返し)
…ちゅ…っ…
……、帰ってきたらベランダ改造しような。
(最近の頻繁なウサギむしの出現に首周辺が皮膚荒れのようになっている美咲の鎖骨下に)
(また新しいウサギむし痕を付け)
仕事戻るな。
コーヒーありがとう。
(一度は体を起こして身を翻したが、すぐにもう一度ターンして上体を屈め)
(また唇を重ねて吸い)
……。
(名残を惜しみつつ仕事部屋に戻って行った)
前
>>507(水樹)
(キッチンの目立つ場所にメモ)
[水樹へ
ゼリーごちそうさま。
甘さ控えめのワイン風味美味かった。
こういうのなら俺も食べられる。ありがとう。
冷蔵庫にビーフシチューあるから食べろ。
秋彦]
(冷蔵庫には密封容器に一人分のビーフシチューと、別容器にブロッコリーとニンジンの茹でサラダ)
(それぞれのタッパーには「水樹用」と紙に書いて張ってある)
前
>>517(水樹・美咲)
(仕事部屋から1Fへ降りていくと、リビングでごろ寝する美咲と水樹)
珍しい…
(驚くがやはり仲がいいんじゃなかろうかとあまり深く考えず)
…、小動物がじゃれ疲れて眠ったみたいだな。
(とりあえずシャワーを浴びて寝支度を整えてから、何を思ったかコタツを片付け始めた)
(骨組みを畳んでコタツ布団も適当に畳み、リビングの隅の方へ追いやり)
(できたスペースには2Fから客用布団を2枚並べて敷いて、そこに二人を並べて寝かせ)
(枕は新品のダブルサイズそば殻枕。美咲を真ん中にして三人並んでごろ寝)
(水樹と美咲には毛布の上から肩まで布団を掛けてやり、肘で杖を着いて二人の寝姿を眺め)
(自然と頬が緩んで、背中から美咲を抱きしめ、うとうとと浅い眠りの淵を漂う)
>>27(兄さん)
な…何だよこれ!!
(昨日ゼリーを作り、穏やかな休日の一時を過ごした快適で清潔な台所)
(アトランティスの如く、一夜にして汚物の海に没していた)
(見なかったことにして部屋に引き返したいという欲求に駆られたが、見てしまった以上放置はできない)
…どうせ誰かがやらなければならないんだ…。
(恐る恐る近付くと、秋彦からのメモを見付けた)
(礼の言葉に並ぶ、尊大な命令に吹き出し)
(これらはシチューの副産物であることを察し、諦観の表情)
…僕は嫌なことから片付けるタイプだ。
(なんとなくベタ付く床を踏んでカウンター内へ)
多少は片付けようとした形跡はあるな。その心意気は大変結構。
(腕まくりし、作業終了後のご褒美のシチューを目当てに、片付けを開始した)
………。
やり遂げた。
(暖かな日差しは自分を祝福しているかのよう)
(イカスミでも入れたのかと思うようなシチューも味は美味しい)
(二日連続で昼酒を頂きたい気分になったが、今日は自制)
[兄さん
シチュー美味しかったよ。ご馳走様。
片付けのポイントは料理中、合間合間に片付けることだよ。
溜めすぎないこと。これが大事。兄さんの仕事と同じだね。 水樹]
…嫌味か?いやいや違う。多分。
(メモは秋彦の仕事部屋のドアの下から滑り込ませる)
(心地よい達成感と満腹感に満たされ、自室へ戻った)
>>28(兄さん、高橋君)
(頭を動かすと細波のような音が聞こえる)
(緩やかに覚醒し、目を開き)
(鼻先が触れ合うほどの距離に美咲の顔を見た)
………いつかどこかで見た光景。
(そのまま寝顔を見詰め、ぼんやりと記憶を辿る)
(居心地の良い布団が全て投げ出して眠れといざなう)
(理性で逆らって身を起こす、美咲を抱き締めて眠る人物に眉根を寄せた)
(憮然とした表情でまだ湿り気を帯びた髪を掻き上げる)
(濡れたまま寝たので物凄い寝癖が付いていたが、自分では気付かず)
…兄さん………。
……起こせよ!一緒になって寝るな!
わざわざ布団持って来てまで!
(反対側に回って、秋彦の腕を美咲から引き剥がす)
(秋彦を布団から引っ張り出し、耳元で控え目に怒鳴り)
兄さん!ちょっと起きて!大変なんだって…!
>>秋彦、野、水樹君
(野分に言われ、電話をかける)
ぷるるるるるる・・・・
あ、秋彦ぉ?
その声は、寝てただろ。
野分から伝言。さっぱり意味分からないが伝えておく
「誰か親しい人に会ってもおもいだせませんか?
俺専門外なんで、すみません」
だと。なんか病気相談でもしたのか?
(後ろから水樹くんの慌てる声が聞こえる)
【
>>32ごめん、野分が野になってる。
こ、これも愛情だwごめんなさい】
>>前スレ482 のわっきー
(顔を逸らしていると優しく頭をなでられる。)
<…言ってしまった…>
(言い終わると妙に恥ずかしく、野分の顔が見られなかった)
(野分に素朴な疑問を投げかけられ、)
<好きだから素直になれない・・・>
(素直になれ無い理由が図星でぼっと赤くなり、恥ずかしさからさらに涙を貯める。)
<見抜かれてる・・・悔しい、恥ずかしい・・・・嬉しい。>
(野分に優しい言葉をかけられて、ますます顔を赤くしながらも、
自分からも野分の背中に手を絡め、その手に力をこめる。
野分に謝られ抱きしめられた安心感と、感情の高ぶりからぽろっと涙を流す)
(涙をこっそり手の甲で拭うと)
わかったんならいい・・・
(ゆっくりと、野分の感触を味わうように動き始めた)
ん・・・あ・・・は・・・・・!
(そして、野分の顔に、キスをねだるように唇を近づける)
(しかし、目からはぽろぽろと涙を流してしまう。)
>>31>>32(水樹)(上條)
(浅い眠りを味わっていると、ふと体を動かされる感覚)
(無意識に自分をゆり動かす何かを両腕に抱きしめ胸に押し付けて動きを封じ)
(再び眠りに落ちかけたところでふと目を開け)
……寝込み襲うつもりか?
(むしろ自分が抱きしめている形なのだが、腕の中の水樹に気づいてボソリと呟き)
(腕をはなして開放する)
(途端、携帯が鳴ってしぶしぶ立ち上がり、着信の名前を確かめてから電話に出る)
……うん。
(寝起きの不機嫌声)
…、弘樹と草間君の言っていることの意味がわからん。
俺は草間君に病気相談した覚えはないが…。
美咲か誰かがしたのかもな。
とりあえず覚えとく。
じゃあ、おやすみ。
(後ろで水樹がなにやら焦っているようなのでチラリと視線を流すと、手短に電話を切り)
(テーブルに携帯電話を置いて、布団に戻るとまたごろりと横臥して肘枕)
で…大変って?何かあったのか?
俺としては水樹のその髪型が一番大変そうに見えるんだが…
(顎で水樹の頭をさしてふっと笑い)
(まだ布団で眠る美咲の乱れた髪を指の先で梳いて治してやる)
>>35(兄さん、高橋君、上條さん)
……っ。
(秋彦を布団から出そうとすると逆に抱き寄せられ、秋彦の胸に倒れ込む)
(相手を間違えている、それはすぐわかった)
(わかっていても――)
…兄さん…。
(振り払え、温もりに慣れるなと命じる理性の声と)
(ずっと望んでいたはずだと諦めの悪い自分を嘲笑う声)
(決断できないまま、その顔を見詰めていた数瞬の間)
(秋彦の目が開き、相手を認識した途端に離された腕)
……こっちの台詞だよ。
(皮肉の笑みを浮かべ、平常心を完璧に装う)
(秋彦から距離を取り、込み上げる感情を宥めるように両腕で我が身を抱き)
それより、えーっと、何て言ったらいいか…。
(話そうとした矢先、秋彦の電話が鳴り、軽く舌打ち)
(マナーとして注意を逸らしたが、「草間」の名が聞こえ、視線を戻す)
(代わってもらおうかと逡巡している間に電話は切れてしまった)
あ、うん。大変…え!?うわ、ホントだ…。
いや、今は僕のことはいいんだよ!
(両手で髪を撫で付け、また布団に横になった秋彦を窺う)
(言ったらどれだけ取り乱すか恐ろしくもあるが、黙っているわけにもいかない)
(美咲に愛しげに触れる秋彦の顔から目を背け)
…兄さん、落ち着いて聞いて。
高橋君が…どうも記憶喪失的な何かに陥ってるみたいなんだけど。
(婉曲に言おうとしたが失敗)
(できるだけ深刻にならないようにと言葉を捜し)
頭でも打ったのか、毒キノコでも食ったのか…心当たりある?
(まさか原因があの牛だとは思いもしなかった)
で、どうしたらいいかと思って…草間さんが確か医者だって聞いてたから。
それで電話したんだよ。…今の電話、上條さん?何か草間さんから聞いたのかな?
前スレの
>>518 宇な見
遺跡って見る度に思うけど、昔は誰かがそこで暮らしてたりしたんだよね。
しかも、その人達がいなくなってからも、ずっと建造物だけが残り続ける。
そう思うとスゲー不思議だ…。何百、何千年もしたら、壊れて跡形もなく無くなりそーなのにね。
カクテルってゆーのは、お酒とジュース合わせたモノの総称らしいよ。
その中でも、いろんな名前のお酒に分かれてくんだってさ。
カシス何とかとか、スクリュー何たらとか。
ウサギさん達は、あんまそーゆーの飲んでないよな…。ワインが一番多いかも。
(飲んでみたいと言う「宇な見」に説明しながら微笑み)
…てゆーかさ、平気?この中、苦しくない?
苦しくなったり異変を感じたら、すぐ言うんだぞ。
前スレの
>>519 まりも達
よしっ、じゃあ「影見」に決定!
よろしく「影見」。
(まりも達が考えるほど特に深い意味もなく名前候補を挙げたのだが、「影のあるまりも」は無事「影見」と名付けられた)
風呂はどーしようか迷ってるんだよね。
コレ、プラ水槽だし、「宇な見」は暑さに弱そうだからさ。
とりあえず、家の中を散歩しよーかなって考えてるよ。
(「影見」の拒絶オーラも何のその、悶える「マリゾー」を放置して、プラ水槽片手に飼育部屋を出た)
さー、「宇な見」「影見」、ドコの部屋を見てみたい?
前スレの
>>520 野分さん
へ?
これ俺に?
(野分さんの手に握られていた花束を受け取り、ぱちぱちと瞬く)
(野分さんが上條先生に渡す物だと思い込んでいたからだ)
あ、俺この花好きです。可愛いですよね。
…つか、花の名前は知らなかったし、しかもカエルから命名されたとは…。
(「ふわふわ可愛い花なのに何故にカエル?」と、険しい顔で思わず手元をジッと見詰め)
(それから顔を上げる)
…?
あっ、え、遠慮しないでいーですよ!!俺にできることなら、何でも言ってください!
(何処か言い辛そうにしている野分さんを励まそうと、頬を赤くしながら言い)
>>23 まりも達
げっ!!
ごっ…ゴメン。
リストはなるべく上にある方がいいと思って急いで貼り付けたんだけど、ミスッた…。
そう言われればそーだよね、「影のあるまりも」と「陰険」じゃ違うもんな…。
俺がこないだ掬ったのは「影のあるまりも」の「影見」でいーんだよね?
今度から気を付ける。
>>24が正しいまりもsリストだね。
>>26 ウサギさん【レス不要だよ】
電子レンジにぬいぐるみ…って、見たことあるよーな気がするけど
やっぱ、ちゃんと対応のなんじゃねーの?
鈴木さんJr.を電子レンジに入れて燃えちゃったら嫌だろ?
(寄りかかり、鈴木さんを撫でる手元に目線が向けられているとは気付かずにウサギさんの顔を見上げ)
さっきのは、俺の歌。
…ってのは嘘だけど、アイオイって曲だよ。
ウサギさんのBL小説がアニメ化されたときにかかってたんだ。
……じっ、じっくり見てた訳じゃねーから!!たまたま!たまたまだよ!
(墓穴を掘った気がして顔を赤くする)
…阿吽の呼吸…以心伝心…。じゃ、アレは?相思相愛、唯一無二。
(撫でられながら首を捻り、ウサギさんをチラッと見て、照れたように微笑む)
えっ……青って目に悪いの!?
マジかよ…こんなに綺麗な色なのに……。
(「へえー」と口に出しながら空に目を向け、日差しに目を細めた)
あぁ。俺、観葉植物好き。虫つかねーし。
ウサギさんが取材から帰ってきたら、ベランダがジャングルになってるかもね。
(買っていい?と聞きながら立ち上がり、ウサギさんと向かい合う)
……っ…
(襟を開けられるとまたウサギむしに刺され、ビクンと肩を竦めた)
(頬を染め、ほうっと息を吐いた唇はウサギさんに啄ばまれて)
(目を伏せがちにしてウサギさんの端整な顔立ちを見詰め、見惚れ)
!?おっ、おおおう!!がっ頑張れ!
(不意に体を離されるとカアッと赤くなり、妙に男らしい返事)
(室内に戻ろうとするウサギさんの背中を見ると名残惜しさが湧き上がり)
(「待って」と片手を伸ばしかけた瞬間、振り向かれて「だるまさんが転んだ」)
…ん…。
(納得を促すようなキスをされると眉尻を垂らし、こくんと頷き)
(ウサギさんの姿が室内に消えると洗濯干しを再開、心成しか鼻歌は先程よりも大きく明るく)
>>28>>31>>35-36 ウサギさん、水樹さん
………、
(自分を挟んで二人の人物が眠っている)
(布団を敷いて貰う間も、枕を挟んで貰う間も寝入ったまま)
(背中側に眠っている人の腕が自分から引き剥がされると、むにゃっと反応)
…!…
(電子音が耳に届き、徐々に眠りが浅くなる)
(ようやく目を開くと、自分の頭を撫でている人がいる)
……あ、おはようございます。
(上半身を起こし、さっきお風呂を覗いてしまった人を見上げて頭を下げた)
(続けて隣に寝転んでいた人を見て)
あ、もしかしてこの方のお兄さんですか?僕は。
>>37(美咲)
…アンタも自分の進むべき道がわからないのか?
誰かに助言を得ることはできても…最終的に決めるのはアンタだ。
アンタの未来はアンタにしか見えないんだぜ。
(影見は美咲の質問に対し、「どこでもいいよ」と答えた)
>>36>>41(水樹)(美咲)
……。
(水樹の突拍子もない説明はにわかには信じられない)
…、弘樹からの今の電話では
「誰か親しい人に会ってもおもいだせませんか?
俺専門外なんで、すみません」
というなぞのメッセージを貰ったんだが。水樹宛てか…。
というか…
(状況がよく飲み込めないうちに美咲が起き、その台詞に髪を撫でる手を止めて凍りつき)
は……?
美咲…?
(水樹の説明を裏付けるような美咲の発言、数秒間固まったかと思えば)
(美咲の両肩を掴んで真っ直ぐ顔を覗き)
俺のこと分からんのか?
お前の世界一大事なウサギさんだぞ…?
水樹を忘れたとしても、俺は忘れないだろ…。
>>43 …!
(肩を掴まれた)
(目の前の人が顔を覗き込んでくる)
あ、あの…?
それが、自分でもよく分からなくて…すみません…。
さっき、そちらの方に薬を飲ませて貰ったんですけど…まだ…。
(強かに打ち付けた頭を自分で擦り)
僕はあなたのお兄さんなんでしょうか?
全然、似てないし、あなたはすごく格好良いのですが…。
(ずっと不安げな顔をしたまま、上目で見詰め)
>>41>>43>>44(兄さん、高橋君)
あ…起きた。
(身じろいだ美咲を覗き込む)
(その視線が秋彦を捉え、自分に向けられ、口から出た一つの問い)
…君は自分を何歳だと思ってるわけ?
(血相を変える秋彦に目を向けたが、すぐ視線を美咲に戻し)
お兄さんじゃないよ。この人は君の……。
(「恋人」)
(…その言葉が言えず)
…君の同居人。僕はこの人の従兄弟。
君は高橋美咲。
(不安げに揺らぐ瞳にそっと笑みを向け、)
…親しい人に会っても…駄目みたいだね。
…………。
兄さん、これは…体は覚えてるってパターンかもしれないよ。
(顔は秋彦に向けたが、微妙に視線は逸らし、硬い声で淡々とそう言い)
…でも今の状態じゃ思い出す前にショックを与えるだけかな。
…ショック…ふむ。試してみるか。
高橋君、ちょっと見てて。
(美咲に言い、目の前で秋彦に抱き着いてみせる)
……ショック、受けた?
>>44>>45 ああ…
(ちんぷんかんぷんな会話。美咲の不安げな目が嘘でないことを物語っているようにしか見えず)
薬って、何を…
(片手で頭を抱えた)
(眉間に皺を寄せて項垂れているうちに水樹が美咲へ説明を始め)
(突然抱きつかれて顔を覆っていた手を外し)
み…
(突然の行動に驚くが今しがた相当驚いたばかりなので然程動じず)
ショック受けてるのは俺だ。
(美咲を観察しながら水樹を剥がし、布団の上で胡坐を組んで改めて美咲に向き合う)
(力の抜けた美咲の両手をそれぞれ取り、そっと握って)
俺が格好良いのはわかるが、美咲、ウサギさんだぞ?
もう3年も一緒に生活して、あ、鈴木さんも分からないか?
(子供に話し掛ける(事はまずないが)つもりで語調を穏やかにし)
(握った手を持ち上げてソファのクマを指し)
>>45-56 何歳…?……。
(表情を曇らせ、悩み始めると眉間に皺が寄っていく)
同居人…従兄弟…。高橋美咲…。
(それぞれ顔を確認するように目線を動かしてゆき、最後に自分を指差す)
僕はどうしてここに住むことに…?こんな広い家に居候を……。
(悩んでいると従兄弟の人が同居人に抱き付いた)
(胸の奥がモヤモヤする)
(何か引っかかるような、頭の中が霧に包まれているような)
(思い出せない…)
同居人はウサギさん?何でウサギさん…?人間なのに…。
もしかして寂しがりやさんなんですか。だからそんな渾名……
(指差した方向にあるクマのぬいぐるみを鈴木さんと言う同居人のウサギさん)
ああ!あの中に鈴木さんが入ってるんですよね?
そう言われればそんな気がしてきました。
【二人とも、避難所スレ立てとテンプレ乙】
>>46>>47(兄さん、高橋君)
薬?ああ、ブランデー。目が覚めるかと。
(逆に寝てしまったが)
…ショッキングな光景を見れば思い出すかと思ったんだけどな。
(あまり期待はしてなかったけど、と肩を竦めて秋彦から離れる)
(あくまでショック療法を試しただけ、と自分に言い訳)
(二人の支離滅裂な会話を眉を寄せて聞いていたが、ふと思い付いて秋彦の耳元に顔を寄せ)
……兄さん、キスでもしてみたら?
「何するんですか!」ってひっぱたかれるかもしれないけど。
体が覚えてるなら…何か反応があるかも。
(感情を込めない呟き)
(そのまま二人に背を向け、鈴木さんjrを手に取り)
>>47>>48 酒…。
(水樹の使った「薬」も効かないらしい)
……。
(美咲が喋るたびに全然ダメそうだと確信していくが、一時的なものだろうと信じるしかない)
お前の兄の孝浩が結婚して大阪転勤になって、大学近いし俺のこと好きだから同居して
俺の名前が宇佐見秋彦だからアダ名がウサギ。
鈴木さんはクマの名前で…
(一つ一つ丁寧に説明しているが、水樹から耳打ちされると数秒悩み)
水樹、いいって言うまであっち向いてろ。
(美咲の手を離し、水樹の顔を両手で挟んで窓の外へと強制的に向かせる)
(美咲に向き直ると、片手を頬に添え、片手は前髪をくしゃりと撫でて)
……。
(背中を丸め、首を傾けて唇の位置を合わせると)
(両手は頬を挟んで顔を逃がさないようにして、唇を食む)
(最初は小鳥が啄ばむかのように優しく、次第に唇を割って舌を差し入れ)
(時間にすれば然程長くないが、強引に濃厚なキス)
>>48>>49 (何だかとてつもなく大事なことを忘れているような気がする)
(さっき目の前で抱き合った二人を見て、何か思い出せそうだったのに)
………。
(俯き、強打した後頭部をわしわしと掻き毟る)
(二人が何か話している間も、俯いてウーンウーンと唸り続け)
…はっ…!?
(頬に触れた手を見る)
(次にウサギさんという人を見て、何をされるのかと拳を握って身構えた)
……!?
(唇が触れ合い、心底驚いて目を見開く)
(何で男の人からキスをされているのか意味も分からず、かちこちに凍り付き)
………ん、んぐぅ。
(ジッとしていればだんだんと行為がエスカレートしてきて身の危険を感じた)
(身の危険を感じているのに、何だか懐かしいような気もする)
(ウサギさんという人の胸元にバッと両手を突いて体を離し)
わあああああああ!!
(錯乱気味に奇声を発したかと思えば、布団の脇の床にゴンゴンと額をぶつけ始め)
(尻を突き上げた格好で動かなくなると、床と額からぷしゅーっと煙)
……。
(ややあってから、むくり…と起き上がり)
…イテテ…。あ…ウサギさんと水樹さん。
……何でこんなとこに布団が?
>>49>>50(兄さん、高橋君)
…………。
(今日の夜食は自分が作ることになるだろうかとか、それならメニューは何にしようかとか)
(膝の上のぬいぐるみの悩みのなさそうな顔を見下ろしながら)
(背後の気配から極力気を逸らしていたが)
(突然聞こえた奇声に思わず振り返る)
ちょっ…兄さん!何したの!?
(自分がさせたのも忘れてつい怒鳴り)
高橋君!落ち着いて!いい子だから!
(床に頭突きする美咲を慌てて抱き起こす)
……………え?今、水樹って言った?
マジで?漫画かよ…。
(呆然と呟いたが、キスより頭突きの衝撃が効いたのかもしれないと思いつつ、秋彦に目を向け)
>>50 (キスを嫌がったと思えば突然床に頭をぶつけはじめる美咲に瞠目)
俺のせいか…?!
(慌てる水樹と共にとめようと腕を伸ばすが、かなり力強い動作で)
美咲!やめろ…
(結局自分から動きを止め、尻を突き出した蠱惑でいて間抜けなポーズで停止)
(見守っていると、普段の美咲と同じ様子で記憶も戻ったらしい口ぶり)
(はっと目を開き、次には満面の笑みで)
美咲!
(水樹の視線も気にせず思わず両腕に抱きしめ、ぎゅうぎゅうとしめつけ)
思い出したか!良かった。
あー…
(髪を撫でようと手を伸ばしたが、また頭に衝撃を与えるのは嫌な予感がする)
(とりあえず頬を撫でて)
お前、記憶喪失になってたんだ。覚えてないか?
>>51 ……!?
(水樹さんに体を支えられ、ビクッとした)
ど、どーしたんですか水樹さん。そんな血相変えちゃって?
は?水樹さんは水樹さんでしょ。
ヤダなぁ、記憶喪失ですか?
(何故額が痛いのか疑問に思いつつも、はははと笑い)
>>52 うおっ…!
う、ウサギさんまで…どーしたんだよ!?
(突然抱き締められ、意味も分からず不思議そうに横目でウサギさんを見る)
思い出したとか、何が?
ほらほら、落ち着け。
(他人事のように言うと、ウサギさんの背中をぽんぽんと叩いて宥めた)
(様子のおかしい二人を交互に見て)
……?んー…。
そう言われれば…何か、牛の頭を見たところまでは覚えてんだけど。
階段を上ったら牛が居て、ビビッて……そっからどーしたっけ?
>>52>>54(兄さん、高橋君)
……。
(結局、愛の奇跡とかより力技が一番効果的かつ手っ取り早かったのだろうか?)
(現実とはこんなものだという気持ちも手伝って、気の抜けた笑いが洩れた)
…何にせよ、よかった。
高橋君、頭大丈夫?
(そっと秋彦に抱き締められたままの美咲の前髪を除ける)
(額が赤く少し腫れているようだが、たいしたことはなさそうに見えた)
…僕は記憶喪失じゃないよ。いっそ忘れられればと思うこともあるけどね。
…ちゃんと思い出せたみたいだね。全く、足元気をつけないと――。
(いつも通り説教めかした物言いも、美咲が発した一つの単語に凍りつく)
(「牛」?)
(この家で牛と呼べるものは牛肉以外でただ一つ)
(壮絶に嫌な予感がし、動物的勘が今すぐ逃げろと警鐘を鳴らす)
さて!じゃあ高橋君も戻ったし、僕も寝るよ!
兄さん、旅行気をつけてね!
(秋彦の顔を見ないまま、明るく言って立ち上がり)
>>54>>55 (切ない口ぶりで話しを始めたかと思えば、なにやら急に慌てた様子で去ろうとする水樹へ)
旅行じゃない、取材(旅行)だ。
(真顔で一つだけ訂正)
あと、留守の間美咲頼む。
まだ牛がどうのとかちょっと錯乱してるみたいだし、一人だと何となく気に掛かるし。
何かあれば、俺にメールか電話しろ。
(美咲に回していた腕を離し、水樹と同じく立ち上がると)
美咲、頭痛くないのか?
(腰を折って額に触れ)
念のため冷やそう。
(冷蔵庫に保管していた冷却ジェルシートを持ってきて、美咲の額にぺたりと張った)
>>55 …へ?
(「頭大丈夫」と聞かれ、馬鹿にされているのだろうか?と首を傾げる)
(何故か自分の前髪をどける水樹さんを不思議そうに見て)
そ、そーですね…。何かわかんねーけど、気を付けないと?
あぁ、そーだ!
俺が見たのって、前に水樹さんがくれた牛の頭に似て……あれ?水樹さん?
(また顔色が変わり、どこか焦ったように踵を返そうとする水樹さん)
ど…どーしちゃったんだ?何か変なモンでも食べたのかな…。
(状況が把握できず、ウサギさんに抱き締められたまま、ぽかんとして)
>>56 は?サクランボじゃねーよ。
俺は普通だってば。
(先に立ち上がったウサギさんの手を掴んで立ち上がる)
(額に冷却シートを貼って貰うと、ズキンと痛んで一瞬顔を顰め)
あ、そーだ。
ウサギさん、取材旅行の準備しねーと。そろそろ時間なんじゃねーの?
(水樹さんとウサギさんの会話を聞いて割り込み、傍らのウサギさんを見上げる)
>>56>>57(兄さん、高橋君)
……。
(秋彦にはばれてないらしい)
(内心、冷や汗が流れたが努めて笑顔)
(牛の頭について、更に言いかける美咲の口を慌てて押さえ)
そーだね!ゆっくり休めば落ち着くよ!今日はとりあえず皆寝よう!
…ごめんね、高橋君。
(ごまかしきれず、零れた謝罪の言葉)
(労るように美咲の無傷の側頭部を撫でる)
兄さんもゆっくり休んで。
気をつけて行ってらっしゃい。
それじゃ、僕は戻るよ。
(二人と別れ、足早に部屋に入るなりベッドに倒れ伏す)
(こんな騒ぎになるのなら一生牛肉が食べられない方が良かったかも)
…草間さんに電話しないと。
(この馬鹿馬鹿しい騒動の顛末をどう説明すればいいものか)
(――それを思いながら眠りに落ちた)
【じゃあ僕はお先に。…なにはともあれ収拾がついてよかった】
【たまにはドタバタもいいねw楽しかったよ。ありがとう】
【兄さん、気をつけて行ってらっしゃい】
【おやすみ。二人とも】
>>58 …?
(妙にテンションの高い水樹に首を傾げるが、口を挟む前にそそくさと部屋へ消えてしまい)
おやすみ、弘樹と草間君にも顛末説明頼む。
(背中に声を掛けた)
>>57 …やっぱり頭打って余計悪くなってるかもしれない。
(錯乱を聞き間違えているらしい。不安げに眉間に皺を寄せた)
美咲が記憶戻らなかったら飛行機遅らせるところだった。
荷物はトランクに詰めたし、あと写真だけ。
(玄関においてある大きなトランクは荷物がグチャグチャにつまっているが、開けなければ分からない)
(リビングにしいた布団を二階へ運び)
ちょっと仮眠する。
(2階から美咲を手招きしてから寝室へと入り、ベッドに潜り込む)
(珍しく温まっていない布団は驚くほど冷たく、いつも美咲がどれほど温めてくれているのか思い知らされ)
>>59 【水樹ありがとう、楽しかった】
【中身事情で1週間ほど留守にするが、ロムだけはしてる予定】
【留守番よろしくな。おやすみ】
>>58 んんぐが!?
(急に口を覆われ、ますます水樹さんの行動が不思議に思えてくる)
(更には謝られたり、頭を撫でられたり)
(ひたすら目を瞬かせながら、その行動を見詰め)
…どっ…どーしたんだ水樹さん?
(今夜ばかりは、普段余り目にすることのない水樹さんの表情を見まくったような気がする)
(結局最後まで水樹さんの不可思議な行動の意味が分からず)
(「お休みなさい」と背中に声をかけた)
>>60 余計に、って何だ。余計にって。
(ウサギさんが布団を運ぶのを手伝い、もとの部屋に戻し)
(意味が分からないと眉を寄せたまま、手招きに応じてウサギさんの寝室へ向かう)
(部屋の電気を消し、ウサギさんの後からベッドに入った)
写真、コレでいい?
(隣に寝転び、ナイトテーブルの引き出しに隠されたままだった水族館の写真を見せ)
>>62 いや…。
(変な後遺症でもあったらどうしようかとハラハラ)
お前、明日病院で精密検査受けて来い。
病院に電話して予約して、CTとかあらゆる検査して来い。
(美咲が隣に寝転ぶと早速布団で包み、写真を受取ると微妙に不満げ)
お前一人のがいいんだが…
ま、いいか。
(写真をナイトテーブルに置くと、寝返って横臥し布団の中で美咲を抱きしめ)
(力を込めず胸に顔を押し付けるようにして髪を撫で)
美咲も、寂しくなったらメールしろ。あ、あと頭に異常を感じたときも。
時差もあるし返事遅くなるかもしれんが。
(うとうとしながらボソリボソリと喋るうち、安心もあってかいつもより更にするりと眠りに落ちた)
【美咲、今日もありがとう】
【マリもとウナギの世話頼むな】
【行ってきます、おやすみ】
>>63 は?精密検査受けるほどじゃねーし。
ちょっとおでこぶつけただけだろ?
そんな検査したって、「異常アリマセン」って言われるだけだよ。
(後頭部を打ったこと自体を忘れていて、冷却シートを貼っている額を擦る)
…。
(不満そうな顔をして手から写真を取り上げるウサギさん)
(その様子にプッと笑いつつ、大人しくウサギさんの胸元にくっ付いた)
時差…外国いくの?言葉……はご堪能でしたね、ええ。
…寂しくなったらって、すぐメールしちゃうから駄目だよ俺。
頑張らないといけねーんだからな。
俺の頭は元々悪いから平気だっつーの。それより、ウサギさんが無事な方がいいって。
……おやすみ。
(話しているうちに既に睡眠モードに突入しているウサギさんに目を細め)
(冷却シートの額をウサギさんの首筋に寄せて目を閉じた)
(二人で寄り添う布団は直ぐに温もり)
(翌朝、玄関先に置いてあるウサギさんの旅行鞄を開け)
(グッチャグチャに詰め込まれた荷物を一旦全部出して畳み直し、足りない物を補完)
(ウサギさんが自分一人の写真がいいというので、履歴書用に撮った写真を葉書サイズに拡大して、鞄の底に忍ばせて置いた)
(写真の裏には黒の油性マジックで)
[交通安全 家内安全 浮気禁止 無事帰る 道中安全 快眠安眠 夢で逢う 疲労回復]
(など、思い浮かんだ言葉を片っ端からお守り風に並べ書き)
(最後に右隅の方へ小さく、「すき」と綴った)
よし。コレで忘れモノはねーよな、たぶん。
(鞄の中には、市販の酔った時に使う吐く袋や簡易トイレ袋まで入っていたが)
(ウサギさんがそれに気付くのは、旅先で鞄を開けてからになることだろう)
【ウサギさんこそ、今夜もありがとう】
【うん。みんなと留守番してるから、気を付けていってきてね】
【いってらっしゃい。おやすみ…】
>>(草間さん、上條さん)
『こんにちは。椎葉です。
この前はいきなり変な電話して失礼しました。
ちょっと高橋君が頭を打って記憶を失くしたりしたんですが、
また頭を打ったら無事戻りました。ご心配おかけしました。
愛より薬より物理的な刺激の方が効くみたいです。
上條さんにもお手間を取らせてすみませんでしたとお伝え下さい。
それでは…』
…。
(留守電に吹き込んだメッセージ)
(これで説明したと言えるのだろうか)
まあ発端について話しても長くなるだけだしな。
後はさっさと証拠を隠滅しないと…。
…ちょっと…もったいないけどね。
おじさんにプレゼントしようかな。あの家なら飾ってても違和感ないし。
牛は要らないって言われるか?…春彦兄さんは意外と被って遊んだりして…。
なんだかんだ言っても兄弟。行動パターンは同じかも。
(牛の未来に思いを馳せ、今日も仕事が手につかないまま時間だけが過ぎてゆく)
前スレ>519(影見)
>>37(美咲たん)
(美咲の言葉に目を輝かす)
そうだよね…!!
大昔と今が繋がってるんだって思うと…なんだか怖いし、わくわくする。
作った人たちは、遺跡になったそれを見てる僕らの事、想像したりしたかな?
お酒とジュースか。ジュースっていうのは、美味しいんだね。
ご主人様ってお酒好きなんだねえ。
そういえばご主人様も酔っぱらうと、宮城さんや美咲たんみたいに恐くなるの?
えっ、別に今のところ平気。
うん、わかったよ。気持ち悪くなったら、言うね。
影見かぁ〜。お揃いだなー。見る見るで。
よろしくなー!
(嫌そうに隅っこへへばりつく影見の態度にかまわず、ペン、と軽く尻尾でたたく)
…僕は別に平気だけど。だって水はあったかい方が好きだもん。
寒い方が苦手。
あ、でも人の入るお風呂は熱そうだからたぶんむりだよ。
水槽から出なければ平気…かも。
僕はまず、美咲たんの部屋が見たい。
前スレ>438(高橋君)
コタツ…。
(さすがに現場で話すのは気が引ける)
(美咲はそれで「気にしていない」を表しているのかもしれないが)
(狭い部屋で二人きりも、自分の冷静さを保つ自信が持てない)
…テーブルにしよう。
(返事を待たずに椅子に腰掛け)
(コーヒーを淹れる美咲を目で追い、向かいに座るまで待ち)
…高橋君、この前は悪かった。
君は忘れていいと言ったけど、僕は自分のしたことを忘れるつもりも正当化するつもりもないよ。
(いただきます、と小さく呟いてコーヒーを一口飲み)
…あれは身勝手な八つ当たりだった。
君に言うべきではないことを言ったと思う。嘘を言ったわけでもないけどね…。
(苦い記憶に僅かに眉を寄せ)
信じなくてもいいけど君に本気で何かする気はなかった。
…捌け口を求めてた。たまたま君がいた。
困らせてやれば気が晴れるかと思ってね。
(晴れなかったけどね、とまで言葉に出せないのは意地か、プライドか、…弱さか)
僕は…兄さんが悲しむことはしたくない。幸せでいて欲しいと思ってる。
望まれれば何だってしてあげたい。…望んでくれさえすれば…。
……。
(カップを両手で持って目を閉じ、立ち昇る香気に感覚を傾け)
(平静に振る舞えている自分に少しの安堵)
>>42 影見
俺「も」ってことは、「影見」は「影見」の進むべき道ってのが分からないの?
……。
(まだ「影見」単体と会話するようになってから日が浅いが、何やら「影見」からは只ならぬ気配が感じられる)
(心を開いてくれるだろうかと不安に思いつつも)
(「宇な見」のリクエスト通りに自分の部屋へと向かった)
>>66 宇な見
どーだろ?昔の人はドコまで想像できてたかな。
俺らが、今から後何百年後を想像すんのと同じだもんね。
…俺も「宇な見」も、いつか化石として発見されたりして。
そ。ジュースって言うのは、大抵が果物からできてたりするから
「宇な見」がこないだ食べたイチゴを使った飲み物もたくさんあるんだ。
ウサギさんは…滅多に酔っ払わねーんだけど
この前、珍しく酔って帰ってきたときには、子供みてーに甘えん坊になってたな。
(話しながら自分の部屋に入ると、部屋全体を見渡せる机の上、パソコン前にプラ水槽を置く)
ココが俺の部屋に割り当てられてるところ。
あんま広くはねーけど、程ほどの広さが気に入ってる。
(窓際に立って部屋を紹介)
(服や物もきちっと整頓されていて、ベッドもまるで使っていないかのように整っている)
>>65 水樹さん【レス不要です】
…うーん…牛の亡霊?牛のオバケ…とか?
似てた気がすんだよなぁ、水樹さんがくれたお土産に。
(記憶が途切れる直前に見た物の印象がまだ引っかかっていたが、結局は思い出せないまま翌日)
(ウサギさんが散らかしたはずのキッチンも、何故か綺麗になっていて)
(ウサギさんが片付けを覚えたとは思えないことから、片付けてくれたのは水樹さんだろうか?と首を傾げる)
(だが、いちいち確認するのも変かと思い、水樹さんの部屋の方に向かって頭を下げた)
>>67 水樹さん
…は、はいっ。
(慌ててコーヒーを準備し、クマ顔砂糖とミルクは入れずにカップの側らに添えて)
(水樹さんの座るテーブルへと運び、その前にツツッと差し出す)
(自分の分を向かいの席に置いて座り)
……。
(水樹さんから話があると言うので、顎を引き、話し出すのを黙って待った)
へ?あ、は…はあ…。
(話したかった内容はあの夜の出来事についてらしい)
(水樹さんの眉間に皺が寄るのを見詰めてから、自分のコーヒーにクマ顔砂糖をボチャボチャ入れて掻き混ぜる)
(その上からミルクを落とし、甘くなったコーヒーをズッと啜る)
…。
(何やら後悔しているような雰囲気が漂う水樹さんをチラリと見れば、その目は閉じられていて)
あ…俺は、その…。イヤッ、俺も、何か…水樹さんの気も知らないで、生意気な事言ったから。スミマセン。
けどその…水樹さんが捌け口にしたのが、俺でよかったっつーか…。
…あ゛ぁ!へっ、へへへへ変な意味じゃないですよ!?
(ガシャッと音を立ててカップを置き、頬を色付かせ)
だって…水樹さんがそんな、誰ともわかんねーよーな人と…自棄んなって何かするよりは
俺に当たられたほうがずっといいし。
本音も聞けたし、アレはアレでよかったのかなって。
…。それに俺、自分が水樹さんなら…って考えたら、水樹さんが辛いのも分かるんだ。
だから…
(「泣けばすぐ慰めてくれる誰かがいて」と言われた言葉が、あの時から引っかかっている)
(いつかまりもが言っていた「水樹さんには誰もいない」という言葉も重なって)
(どうしたら水樹さんの孤独を分かち合えるだろうと考えている)
だっ、だから、仲良くしましょう!
俺とじゃ、嫌かもしれねーけど…。
(水樹さんが求める人物が誰なのかは充分に分かっていたし、それ以外は不必要だというのも分かっていたが)
(水樹さんの甲に手を重ね、眉尻を上げてドキドキしながら、ギュッと握った)
>>34おヒロさま
(自分の問いかけに即答するかの様に、一気に耳まで真っ赤になるヒロさん)
<ああそうだ……こうやって、俺に素直を見せてくれるんだ…この人は。>
(恥ずかしそうに抱きついてくるヒロさんを、包む様に抱きしめる)
(きゅ…と力をこめられると嬉しくて、涙が出てしまうかと思った)
<胸が熱い…>
(瞼を閉じる)
(許しの言葉をくれるヒロさん)
…はい…。ごめんなさい…。
(ヒロさんからゆっくりと動き始めた)
ん……んっ…………ヒロさん、すごい…。
(耳元に唇を寄せ掠れた声で囁くと、ヒロさんの内側に力が入り、野分自身の膨らみが増す)
(自分もその動きに合わせる様にゆっくりと腰を揺らしていく)
(キスしてほしい、と言う様に顔を近づけるヒロさんに)
(吸い寄せられる様に自分も近づこうとした時、ヒロさんの涙があふれた)
あ…
(一瞬見惚れて、息を飲む)
<綺麗だ…いや…、なんて可愛いんだろう…>
(泣かないでください…と言う様に触れるだけの、強くて優しいキスをして、少し微笑み)
(目もとに唇を寄せついばむ様に涙を吸いとった)
(ふいに初めて出会った時の泣き顔を思い出す)
(快感に息を零しつつも、涙で濡れたヒロさんの顔を見つめ続ける)
>>38美咲君
(渡した花が好きだと言われ、嬉しくて少し笑った)
(ためらう自分を察して気遣い、
それが何かもわからないのに、励まし促そうとしてくれる美咲)
(その一生懸命な表情に、ふと安心し)
あ……の。
(口に出そうとしてみるが、すぐ近くを通り過ぎて行く人の気配に自分の勢いがゆらぐ)
(昼下がり。天気は穏やかで、少しあたたかい。人が行き交う駅前の雑踏)
…あの、少し、お茶飲みに行きませんか?
俺ごちそうしますから。よかったら……
(少し頬を赤くした美咲の目を、真面目に、穏やかな目で見つめながら、思い切って誘う)
(また近くを通り過ぎる人。ぶつかりそうになった美咲をさっと庇って優しく肩を支え)
<わ、ちいさい……思ったより、華奢なんだな。>
(少し強引かなと思いつつ肩を抱いたそのままでやや早足に歩き人混みを離れると、肩から手を離す)
<…せっかく来てもらったんだ。このまま返してしまったらダメだ>
美咲君は…コーヒーと果物、どっちが好きですか?
(改めて誘い、微笑みかける)
【…ヘンなタイミングになっちゃったな……】
>>66>>68(宇な見と美咲)
(宇な見にはたかれて影見は迷惑そうに身じろいだ)
…お前には何が見えていると言うんだ?
…俺は自分という殻に、あの水槽に、誰かの庇護を必要とするこの生活に、常に鎖されている。
真の道は自分の内にこそあるはずだ。
それを…探してるのさ。
(影見は美咲に「よくわかんない。どうせどこにも行かないし」と答えた)
…この箱が世界に繋がってるのか。
(美咲の部屋で、影見はパソコンに興味を示した)
人と人の繋がりは薄れていく現代社会で…それでも人は何かと繋がっていたいのか?
>>69(高橋君)
(誰ともわかんねーような人と自棄になって…?)
……。
(音もなくカップをソーサーに戻し、真っすぐに美咲を見据え)
…高橋君。確かに僕は恋愛感情なんかなくてもできると言った。
でもね、そこまで自暴自棄になるほど追い詰められてないよ!誰でもいいわけないだろ!
ったく…僕をどれだけ可哀相な人だと思ってるわけ?
(冷静に冷静に…理知の仮面を被り直し)
(カップを再び手に取って口に運ぶ)
…君にはわからないと思うけどな。それとも意外と恋愛経験豊富だったりする?
体は心より簡単に繋がるよ。肉体的な快楽が一時の慰めを与えてくれることもある。
(話す内容の生々しさとは裏腹に、涼しい顔でコーヒーを味わい)
…理想は現実の漸近線だ。重なり合うことはないんだよ。
理解してもらう必要はないし、同情も結構…僕は別に苦難に耐えてるわけじゃないからね。
(見たくないものを見て聞きたくないことを聞いて眠れぬ夜を過ごし)
(来なければ良かったと思うことさえあるのに?)
望んでここに来たわけだし、居たくてここに居るんだからね。
僕は合理的な人間だよ?…無駄なことはしない。
(得られないものに未練がましくしがみつき)
(幸せを願うと言いながら平穏な生活に割って入り)
(自身が矛盾を抱えていることは痛いほど――)
…。
(いっそ軽蔑するとでも言ってくれれば)
(何故彼は自分に構おうとするのだろう)
(それほど飢えているように見えるなら…それならば)
…君は優しいね。
僕は優しくされると甘えたくなるよ…?
(愚かしい真似だと内心呆れつつ、目を伏せて淋しげな笑みを作り)
(触れてきた美咲の手に指を絡め)
本スレ
>>25(スーマリ)
避難所32(宮城)
(とにかく素っ裸に剥いて全部拭いてやろうと無理矢理服を脱がそうとする)
(ジタバタする宮城にさほど動じず、思い込んだら夢中でそれを遂行しようと行動するのみ)
(何だかわからないがプロへスカウトされ眉を顰め)
…っ、うっせーなあもう!腹話術うぜーやめろ!
(必死に服を掴んで制しようとしていた宮城がいきなり自らシャツを脱ぐ)
(抵抗していたのが突然真反対の行動をとられ一瞬ひるんだ隙に)
(肩を掴まれソファに押し倒される)
う…っ!…痛え!…何すんだ!
(宮城の顔が至近距離でドキッ…とするが、直後にガラスの割れる音)
!?
(反射的に音のする方を見ると、床に割れた瓶と水と、まりもが2匹(?)転がっていた)
お…おい。アレ生きてるんだろ?やべーんじゃ…
(あわてて宮城を押しのけて身体を起こし、ソファから降りると2個のまりもに近づく)
(しゃがみこんで指先でつんつんしてみた)
>>71 野分さん
(花束を片手に持ったまま、野分さんを見上げて話を待っていたが)
…っと…!
(行き交う人々にぶつかられてよろめき、「スミマセン」と会釈をしながら野分さんの脇に避けた)
(並んで立つと一層際立つ身長差)
(――で、デカイ……すぐ側で見ると余計に)
……あ、ハイッ。
あ、割り勘で大丈夫です!つか、むしろ俺が奢んねーと…。
そうじゃなくても花貰っちゃったし。
(野分さんの提案に頷き、とりあえず人混みから出ようと足を進める)
(駅の中に向かう人の流れと逆行するように歩くが、先が見え難い故に、その度に人とぶつかりそうになった)
(だが、野分さんに肩を支えて貰い、マリオネットの如く方向を誘導して貰うと)
(人の流れとぶつかることなく、広場の混雑からすぽんと道へ抜け出て)
あっ、ありがとうっ。
(振り向いて頭を下げる)
……俺はどっちも好きなんですけど…野分さんは?
あ。そーいえば、野分さんの花屋さんの向かいにカフェか何かありましたっけ?
……つ、つーか、それだと花屋さんの人に見られちゃうか。
えと!場所は野分さんにお任せします!
野分さんが話しやすい場所でいーですよ!
(微笑まれると条件反射で頬を染めるが、心中はそれと裏腹に)
(「そんなに深刻な話なのだろうか?」と野分さんを案じていた)
>>72 影見
…な、何か難しいこと言うなぁ「影見」は…。
「影見」ってウサギさんの小説好きそーだね。あ、BL小説じゃないほう。
(国語力がないので、「影見」の言葉は頭の中で何度か復唱して噛み砕かないと通じ難かった)
うん?
あ、そーそー。
その箱…パソコンって言うんだ。
ウサギさんはそれを使って文章を書いたり、俺は調べごとをしたりしてる。
仕組みは俺もよく分かんねーけど、世界中の人と話をしたりできるんだよ。
凄いよな。
(窓辺から机の近付いてきて、パソコンの液晶画面の上をポンポン叩きながら説明)
…そーゆー関係が薄れてくからこそ、誰かと繋がってたいのかもね。
一人ぼっちじゃないんだって思えるんじゃねーかな。たぶん。
「影見」だって、みんなと離れたら寂しいだろ?
>>73 水樹さん
そっ、そーゆー意味じゃ…!
こないだ水樹さんがそう言ってたから、その…ただ心配しただけで深い意味は…。
(怒鳴られてビクッとし、「怒らせてしまった」と口元を引き攣らせ)
い、イエ、俺は全然…。
(恋愛経験が豊富などとはお世辞にも言えず、恋愛が絡むと常に一杯一杯)
(水樹さんの話す内容からするに、水樹さんは自分にはできないことを相当経験してきたのだろうと思う)
けど…一時の慰めになっても、それが過ぎたらまた寂しくなるんじゃ?
そしたら、そんなことしなきゃよかったって、思うんじゃないですか?
……俺にはそーゆーことした経験が…無いから、想像ですけど。
(俯き加減に時折水樹さんの顔色を窺い、畏まって竦めた肩には力が入りっ放しだったが)
…えっ…?
(突然表情を崩した水樹さんを見て、キョトンと目を瞬かせる)
あ…。
(続けて絡められた細い指)
(動揺しつつも目線をそちらに向け、それからまた水樹さんの顔を見た)
……おっ…俺の胸でよければ貸せるし!
つか、これくらいしかできねーけど…でも…。
(ガタッと席を立ち、テーブルの脇に移動して両腕を広げる)
(まだ緊張したような面持ちだが、真面目な顔で水樹さんを見おろして言う)
(ウサギさんが留守にして二日目の夜)
(元々広い家に今は二人きり)
ウサギさん、ずっと一人でココに居て寂しくなかったのかな。
(貧乏性故に、人数に相応しくない広い空間があり過ぎると落ち着かない)
(その落ち着きの無さを、無意識のうちに鈴木さんを抱き締めることで解消しながら)
(テレビを見ながら、夜食の大量海老入りピラフをつっついた)
(食べ終えると食器を片付け、水樹さんに伝言を残す)
[水樹さんへ
エビピラフ、エビ多めにしました
マカロニサラダが冷蔵庫にあります]
(冷蔵庫には、ニンジン・きゅうり・玉葱の細切りとマカロニをマヨネーズで和えたサラダが硝子皿に入っている)
(伝言は畳んだ洗濯物にマーガレットのクリップでとめて)
(鈴木さんを浴室の外に待たせたまま風呂を済ませ)
(風呂から出ると鈴木さんを連れてウサギさんの寝室に向かった)
(ウサギさんが置いていった「においつきシャツ」はまだ未開封のまま、ベッドサイドに置いてある)
(ベッドに寝転び、以前ウサギさんから貰ったクマストラップのお腹を徐に押すと、ウサギボイスで「みさにゃん」と再生されて)
(思わず一人でブッと笑い、軽く変態になりながら)
(鈴木さんと田中さんに挟まれて眠った)
>>78(高橋君)
(メモに付けられたマーガレット)
(グロ路線は阻止できたらしいと小さく溜め息)
ピラフか。エビ…多いな。さすがに自分で言うだけのことはある。
(でも好きだからいいか、と頷いて一つ摘む)
(レンジで温めるとベタベタになりそうだったのでフライパンで温め)
(サラダと共にテーブルに運んだ)
…淋しいな…。今何してるんだろ…。
(一口食べると六割エビに感じるピラフを咀嚼しながら呟く)
(顔を合わせることはなくとも、同じ家に居れば気配を感じることくらいはできる)
(一人分だけ用意された夜食も、空のシンクも妙に淋しさを募らせる)
僕も近場の温泉でも行って来ようかな。せっかく日本に居るんだし。
(秋彦に会いに来たのに、秋彦の居ないこの家に居ても仕方ない)
(しかし「美咲をよろしく」と言われた手前、一人で遊びに行くのはいかがなものか)
かと言って一緒に行くのもね…。
[ご馳走様。
兄さんが居なくて淋しい?]
(食事を終え、片付けを済ませて浴室へ)
(お風呂セットももう当たり前のように使っている)
(美咲の記憶喪失騒動を思い出して笑いを洩らし)
(パジャマを着て、髪を乾かして浴室を出る)
……。
(迷うことなく秋彦の寝室へ向かう)
(静かにドアを開き、布団とぬいぐるみに埋まって眠る美咲の姿を認め)
…よろしくって言われたし。
(ベッドに入り、抱きまくらごと美咲を軽く抱き寄せる)
…おやすみ、高橋君。…兄さん…。
(主が居なくても唯一気配を感じられる場所)
(主が居る時には入ることを許されない場所)
(今だけ、甘えさせて――そう思いながら、目を閉じた)
>>70 のわーき
(自分から動き出すと、野分も合わせて動き出す)
(泣いている自分に、優しく強く暖かいキスをくれる)
ん…
(それでも止まらない涙を野分は唇で拭い、さらに溢れさせた)
ん…あ…あ…
はぁ…!
(眉間に皺をよせ、止まらない涙を流しながら)
<もう…ぐちゃぐちゃだ…>(それでも求めるのを止められない)
(野分の肩に手をかけて律動を速める)
んは……の…わき…ぃ
<熱い…俺は…もうお前じゃないと無理なんだよ。>
(肩に爪を立て、強すぎる快楽に耐える)
んあ…ああ…
も…<イきそ…!>
>>68(美咲たん)
僕の化石!美咲たんの化石?!
化石から再生されて、未来で蘇ったら恐いね…
美咲たんと一緒ならいいけど!
甘えん坊なご主人様…
可愛かった?
(キョロキョロ、と美咲部屋を見渡し)
美咲たんて、結構片付け魔?
>>72(影見)
…お前が見えてるんだけど。
何?お前…「自分探し」とかしてんのか…?
そーゆーのは探すとなかなか見つからねーんだって。
長老が言ってたぞ。あ、長老ってのは人間のじいさんだ。
…真夜中に養殖場の水槽の淵に佇んでいた。時々水面を歩き回っていたな…
…お前の話し方、いいな。ひっそりしてて…あやしい子守唄みたいだ。
>>77(高橋君)
…正論は時に人を追い詰めるよ。なまじ正しいだけに反論できない。
辛い時に慰めが欲しいと思うのはそんなに悪いこと?
理想じゃ腹も膨れない。
(一途な想いを抱いて苦しむのは美しいかもしれない)
(でもそれは単に高潔な自分を演じるだけの自己満足ではないのか?)
…君が言ってることは、今凍えている人にいずれ春が来るから耐えろと言うようなものじゃないのかな…?
温もりが欲しいのは今、だよ。
(ましてや春が来るかどうかもわからない身とあっては)
…まあわからなくてもいいよ。その方が幸せなんだからね。
(同じ過ちは繰り返したくない)
(理解しあえない者同士が主張しあっても平行線)
(温くなったコーヒーを飲み干し、カップを置く)
(席を立った美咲の行動に目を瞠る)
…君は相変わらず発想が突飛だね…。
(半分呆れ、半分感心して苦笑に相好を崩し)
(椅子に腰掛けたまま、広げられた美咲の片手を掴んで引き寄せ、その胸に頭を預け)
…たまにね、自分が空っぽに思える時があって…満たされたくてたまらなくなる。
誰かに求めて欲しい時…必要とされたい時…君にはない?そういう瞬間が。
君は…僕を満たしてくれる…?
(上目遣いに見上げ、腕を伸ばして美咲の頬に手の平を当て)
>>75美咲君
(人ごみを抜け出して、振り向く美咲に礼を言われる)
…いえ、すみません。今日はあたたかいせいか、人が多いですね。
(お茶の誘いを承諾してくれた美咲に感謝しつつ)
(花屋の向かいのカフェと言われ、少し嬉しそうに口元を綻ばせた)
…そうですね。今日は、そこじゃなくて…
(頬を赤くして人の良さそうな笑顔で話しかけて来る美咲の目を見る)
<…やだな…緊張してきた>
(けど顔には出さず、穏やかに微笑み返し)
わかりました。じゃあ、俺のおすすめの店へ行きましょう。いいですか?
(向かう道すがら問いかける)
…あの、頭は大丈夫ですか?記憶とか…
水樹さんから、留守電
>>65で…うかがって。
最初の電話でものすごく慌ててらしたので、心配だったんですけど…元気そうですね?
(目的の店へついた。)
(小さいけれど開放的な、木の建具を基調としたこざっぱりとした外観のカフェ)
(オープンテラスの外テーブルでは散歩中の犬を連れた客もお茶を楽しんでいる)
(ここです、と言って、並んで歩いていた美咲を見た)
>>80ヒロピ
…は……ッ…
(吐息まじりの切ない声で名前を呼ばれ、思わず身体が反応する。)
(肩に甘い痛みがはしり、眉を顰め…思わず自分も吐息がもれる)
(ヒロさんの中が震え、自分も達してしまいそうになるが、ぐっと堪え)
…っ…ヒロさん…っ…!
(なきじゃくる様に喘ぐヒロさんの頭を掌で支え、背中に腕を回すと)
(上体を一旦ぐっとヒロさんの方へ倒し、抱きかかえる様にしてぐるりと体勢を入れかえた。)
(腕で抱いたままヒロさんをベッドの、さっきまで自分が寝ていた所へ寝かす。)
(その拍子に自分の性器がヒロさんの中から抜けた。)
ヒロさん…
(片腕で上体を支え見下ろしながら、もう片手でヒロさんの髪をくしゃ…と撫でた)
(涙を溢れさせながら驚き顔で俺を見上げるヒロさん)
<…どうしてあんな事できたんだろう。こんなに大事でたまらないのに…>
(そっと唇にキスをする。涙の味がした)
(膝を曲げて自分を待つ、ヒロさんのひくつく蕾へ自身の先端を優しく押しあて、動きを止める)
…俺だけに教えてください。ヒロさんの願望…。
<……俺はヒロさんの一番でいたい…。誰がするより、俺がこの人を幸せにしたい>
今、どうして欲しいですか…?
(欲情に潤んだ目で、懇願する様に問いかけ)
(そのまま覆い被さる様にヒロさんの頬に頬を寄せ、目を合わせない様にして)
ほんの小さな声でいいですから…。俺だけに聞こえる様に…教えてください。
(甘く優しく、囁きかけた)
【引っぱってごめんなさい。しかも
>>80が可愛すぎて我慢できず押し倒してしまった。】
【最後に甘い嫉妬、させてください…】
>>82 水樹さん
…っと…!
(腕を引かれてつんのめり、水樹さんの頭に胸がぶつかる)
(摺り寄せるように動く頭を見下ろし、恐る恐る肩に手を伸ばした)
あ、あのっ…俺はその…正論とか、追い詰めてるとか…そーゆーつもりはなくて。
…スミマセン…。
俺、何言っても水樹さんの役に立てないですね。
(ぎゅっと肩を抱き締め、頭を抱き包んで後頭部を撫でる)
水樹さんがカラッポな訳ないですよ。
俺にはないモノ、いっぱい持ってるじゃないですか。
それに、ウサギさんが水樹さんから本とかクマとか貰ってあんなに嬉しそーな顔してるの
久しぶりに見たし、滅多に見せない顔だから。
しかも水樹さんは俺の知らないウサギさんのことも知ってるし…。
(これまでに水樹さんのことが羨ましいと思う気持ちがあったのは事実)
(励まそうとするものの、気まずくて語尾はごにょごにょと濁ってゆき)
もし……心がカラッポって言う意味なら、俺もそーゆー気持ちになったことありますよ。
小さい時でしたけどね。ハハ…。
(余り思い出したくない昔のこと。思い出せば胸が苦しく、目を閉じると眉間に皺が寄った)
(ふと頬に触れた温もりに目を開き、見上げてくる水樹さんと視線を絡ませる)
…俺じゃ水樹さんを満たせねーこと、分かってる癖に聞くんですね。
(眉尻を垂らし、ふっと苦笑して)
水樹さんがそれで満たされるなら…あの夜に強引にでもされてたと思うし。
けどそれをしなかったのは、水樹さんがホントは優しいからだと思ってますよ。俺。
一番苦しいハズなのに、スゲー我慢して溜め込んでるんですよね?たぶん……。
だけど俺にはソレを取り除くことはできねーし、むしろ俺がいること自体が水樹さんを苦しくさせてる原因だと思うけど
俺は…譲れないから。今の状態はきっとこれからも続くし、どーなるかなんて分からねーけど。
だからこそ、仲良くなれたら…いいかと思った…。です。
(話している最中も水樹さんの髪を、子供にするように撫で続け)
(途中からタメ口になってしまい、慌てて最後に付け足した)
>>81 宇な見
うわっ、そーゆー可能性もあるか…!
そーだよね。骨から遺伝子みてーなのが発見されて
それを元に復元とかされたりしたら、かなりびびる……。
(「宇な見」の言葉は想像にもしなかったことで、驚いて瞬きながら頬を掻いた)
うん。甘えん坊なウサギさんは、可愛かっ………く、ねーよ!
(肯定しそうになって慌てて否定)
(うっかりよく滑る唇を結び、頬を赤くして)
「片付け魔」…って、ウサギさんが言ってたの?
確かに片付けは好きだけど、普通レベルだと思うなぁ…。
ウサギさんが散らかし過ぎるから、そのレベルが上がってる可能性はある。
(腕を組み、頷いて)
よしっ、じゃあ次!次はー…
(プラ水槽を持って部屋を移動し、クマ部屋に入る)
(クマ雪崩は起きず、棚と床にキチンと並んだ大量のクマ達が「宇な見」と「影見」を見詰めている)
ここはクマ部屋。ウサギさんが集めたクマ達を置いておく場所。
たくさん居るだろ?
(部屋の中をうろうろしてクマ達を見せる)
(そして、あるクマ山の脇を通った際に白い布がハラリと床に舞い落ち、クマ山から牛の生首が突出した)
>>83 野分さん
そーですね、天気もいーし!
(花を散らさないように大事に抱えつつ、隣を歩く)
(野分さんのお勧めのお店に行くと言われれば承諾して頷き)
…は!?
(「頭は大丈夫か」と聞かれ、よもや上條先生を伝って自分の馬鹿さ加減が知れたのかと思う)
(が、違ったらしく)
あっ、あぁ。ソッチのことですか…。
イヤ、何でも……も、もう大丈夫です!
記憶がないとか言われても、記憶がないこと自体が記憶にねーっつーか。
自分でも意味分かんねーけど。
(野分さんを見上げ、ハハハと笑って誤魔化す)
……ココ?
うわ、アレキサン……
(カフェの外にはアレキサンダーのような犬がいて、思わずその名を口走りそうになるが)
(以前、野分さんをアレキサンダーに例えてしまったことがあり、ハッとして口を噤んだ)
い、イイ感じですね!ココ。
いつも先生と一緒にくるんですか?
(そそくさと先に入り、ウサギさんと来る癖でテラスの端の目立たない席を選んで座る)
(花束をテーブルの上に置き、メニューを聞きに来た店員に)
え、えーと…。じゃあっ……店長お勧めイチゴショート!と、アイスティー。で。
……。
(注文を伝えると両膝の上に両手を置き、チラッと野分さんの顔を見遣った)
>>79 水樹さん
(朝、目を覚ますと隣に水樹さんの顔がある)
(――気のせい、そう。気のせいだ…)
(まだ寝惚けた頭でそう思い、トロンとした目蓋を閉じて)
……な訳ねーよ!!?
(パチッと目を開き、ガバッと上半身を起こして隣を凝視する)
(明らかに水樹さんの姿がそこにあり)
(いつもの癖で、あろうことか水樹さんに足を絡めて眠っていた)
(寝室を間違えたかと思って周囲を見回すが、玩具箱のようなこの部屋はどう見てもウサギさんの寝室)
…はっ…!そ、そーいえば…。
(「一緒に寝よう」と言っていた水樹さんの言葉が脳裏に蘇る)
(自分に気を遣ってか、ウサギさんに頼まれたのか…一緒に寝てくれたらしい)
(絡めてしまっていた足をそーっと退け、起こさないようにベッドから出た)
(珍しい寝顔を長めつつ、水樹さんに布団をかけ直して寝室を後にする)
(自室で着替えてからリビングに降りていくと、キッチンに置かれていたメモに気付く)
……俺より、水樹さんのほうが寂しそーな気がする。俺の勘だけど。
(まりもの口癖を真似て呟き、買い出しに出かけた)
(外はいい天気)
(ウサギさんは同じ空を見上げているだろうか?)
…案外、部屋に缶詰めかもね。
(ハハ…と苦笑)
(買い物帰り、道端の猫と遊び、犬と戯れ、小鳥を愛でて、昼食用のファーストフードを買う)
(寄り道をしてから最後に、新装開店した花屋に立ち寄る。良品質・低価格が売りのお店だ)
(店先に入ると花畑に迷い込んだかのよう)
(広告に付いていた割引チケットもしっかり持ってきたので、花を選んでからそれをレジに出す)
ヤベエ…買い過ぎた…し…。…ぐぅ……。
(両手にどっさりビニール袋。鉢植えの重さを見縊った)
(大量の花と観葉植物を抱え、ヨタヨタしながら、途中何度か休憩してようやく帰り着く)
(軽く筋肉痛になりつつも、無機質なベランダに花や緑を運び込むとガーデニング開始)
(夜、水樹さんが気付く頃にはちょっとした花畑になっていることだろう)
(夜食には玉葱多めの酢豚を作った。ウサギさんがいないのでピーマンも入っている)
(鍋にはワカメと豆腐のシンプルな味噌汁)
[水樹さんへ
寂しいけど、水樹さんが一緒に留守番してくれてるから大丈夫です]
(そう書いたメモを、チューリップ横並び三連クリップで洗濯物にとめた)
(避難所
>>90へ続く)
>>74避難所>32(テロ組)
(忍に賞賛を贈ったスーマリは、上半身ネクタイのみになった宮城に侮蔑を贈った)
オッサン…ショタの上に変態か。
そのネクタイで何かするつもりなの?
僕、そういうのはあんまり…。いつもノーマルだと飽きるかもしれないけどさ…。
(純愛好きマリージはちょっと不満)
(そこへ宮城が脱ぎ捨てたシャツが襲ってきた)
あ〜れ〜!
(スーマリ入り瓶はフローリングの上に落ちて割れた)
(衝撃に目を回しかけたが、忍につつかれて我に返る)
おおっ!外へ出てしもたで!
僕らは体が濡れてればちょっとくらい水から出ても平気なんだよね。
チャンスや!探険や!まずは…寝室からや!
えっ?そこは…愛の巣だよ。見ていいのかなぁ…。
自由を掴んだるでーっ!
あっ!待って!
(スーマリはフリーダムに走り出した)
>>76(美咲)
…弱いな。脆弱な関係に安寧を求めるのか。
人類が滅びるとしたら…それは兵器でも天変地異でもなく、その弱さ故なのかもしれないな…。
(影見は人類とちきうの未来を憂いた)
誰もが一人で生まれ…一人で死んでいくんだ。
寂しいなんて思うのは馴れ合いに慣れた奴だけだ。
(影見は「寂しくないもん」と答えた)
>>81(宇な見)
…俺は俺だ。…今更探すまでもない。
…水面を歩く…だと?
(それは幻覚だと言いたくなった)
(しかしこの哀れな食用ウナギの心の支えとなっているならそっとしておいてやろうと思い直した)
…子守唄か…。遠い昔、聞いたことがあるかもしれないな。
(影見は昔優しくしてくれた誰かを思い出した…かもしれない)
>>86 …こいつらも群れることによって安らぎを得ているのか?
(大量の熊の中、違う色合いのものが目を引く)
…お前は異端だな。本来の居場所でないところに紛れ込んだのか。
まるで…俺だな。
(牛に無理矢理親近感を抱く影見であった)
>>85(高橋君)
ふぅん…意外だな。君は頼られると拒めないタイプかと思った。
(あっさりと体を離し、作っていた甘えの表情を消し)
(カップに手を伸ばしたが、既に空)
(行き場のなくなった指をテーブルの上で組み)
…高橋君。前にも言った通り、僕は君ほど善良でも純情でもないんだよ。
君に害意を持ってもおかしくない立場だ。
…檻の中に居るからといって、迂闊に手を入れたりしたら噛み付かれるかもしれないよ?
(微笑を浮かべ、飼い馴らされた猫のようにのんびりとした物腰)
(秋彦のことを意識すればこそ自制の意志も働くが)
(何もかもどうでもよくなるような瞬間もないわけではない)
あの夜何もしなかったのはそんなことしても無駄だからだよ。
…悲しませるだけだし間違いなく嫌われる。僕にとってのメリットは何も無い。
(本当に?)
(現状を壊すのが怖いだけのくせに)
君を排除したところで兄さんが僕を見ることはないからね…。
(受け入れてもらえない理由は多ければ多いほど、それは小さな慰めとなって)
(それもまた逃げ道の一つではある)
それに君に慰めてもらおうなんて思ってないよ?…言ったろ?誰でもいいわけじゃないって。
(一度でも、誰かに本音を見せて甘えたら今よりも弱くなりそう)
(失うことも変化することも同じくらい怖い)
(冷笑で余裕を装い、微かな痛み自尊心でくるんで胸の奥へ遠ざけ)
さて…そろそろ戻ろうかな。ご馳走様、高橋君。
邪魔して悪かったね。
(立ち上がって美咲の頭に手を置き、髪を掻き回す)
(カップはテーブルに残し、部屋へ戻る)
(謝るつもりが単に開き直っただけのような気もするな、と肩を竦めた)
>>88(高橋君)
(クリップにも春が来たらしい)
(チューリップの歌を小声で口ずさむ)
一緒に留守番か。妙な状況だ…。
…僕は酢豚に入ってるパインは嫌いじゃないんだけどな。
(昨夜食べなかった夜食で昼食)
(パインを探して酢豚をつつき回し)
(何気なく窓の外に目を遣ると、昨日に比べてやや雲が多い空模様)
(視線を動かし、ベランダの変化に気付く)
あれ…また妖精さん?
(単なる物干し場だったベランダが色とりどりのお花畑に)
(急いで酢豚を頬張り、味噌汁で流し込んで外に出た)
マメだね。彼は…。
(しゃがみ込んで花を眺める)
(吹き荒ぶ最上階の風に千切れ飛びそうな儚い命)
…いや、穏やかな風が吹く日もあるだろう。
(立ち上がって塀に凭れ、黄砂に霞む町並みを見渡す)
今日も沢山飛んでるみたいだな。
………くしゅっ!
…くそ。こっちも飛んでる。アメリカには杉あんまりないんだよ。
厄介な季節に帰って来てしまった…。
(洟を啜り、目を擦る)
(体と髪をはたいて部屋に戻り、窓辺に足を投げ出して座り込んだ)
(硝子越しに揺れる花達が眠気を誘う)
…なんか物足りないな…。
……駄目だ。このままだと寝てしまう。
(床を掻いてなんとか立ち上がり、着替えて家を出た)
(2時間後、大荷物と共に帰宅)
…くしゅん!はぁ…辛いな…。
(ミラーマットで厳重に梱包された荷物を開けていく)
(出て来たのは、陶器でできた七人の小人や動物や妖精さんの置物)
(それらを抱えて再びベランダに出、お花畑に適当に置く)
…よしよし。賑わったね。メルヘン万歳。春爛漫。
……。
(花粉の飛び交う中、出掛けた甲斐があったと上機嫌に頷いたが)
(自分が買って来た物を改めて見詰めていると、次第に湧き上がる違和感)
…これは…もしや可愛い物か?
いや、花だけだと淋しいかと思って…。別に深い意味は…。
(またもや墓穴を掘ったのだろうか)
(これも春の陽気のせいかもしれない)
(目の奥が熱っぽく、頭も重い)
(落ち着かない鼻と目を洗ってヒヤロンを着けて少し寝ようと思い、リビングを出る)
(床に積み上げたミラーマットと、テーブルに忘れたままの食器のことが頭に浮かぶことはなかった)
>>86(美咲)
こわいね…。
でもみんな一緒に復元されたら笑えるね!
美咲たんもご主人様と一緒に復元されるといいよ。
…可愛くねーのか…?
見てみたいな…。ご主人様のよっぱらい。
え?いや…言ってたっけ?違うと思う。
…だって、なんか、…余計なものが無いみたいだから。
僕の水槽みたいに…。オブジェとか壁紙とかさ。
美咲たんの部屋の壁紙…すごいのかと思ってたのに〜!
(クマ部屋に入った)
お……。
(牛頭が出て来た)
…わかった。
こいつが仲間はずれなんだろ。いくら僕でも、わかったぞ。
(牛頭をヒレで指し示し頷いた)
わざわざこんなクイズ部屋を作るなんてご主人様かっけーな〜。尊敬するよ。
>>90(影見)
そうか。探してないの?…気難しいやつだな。
そうだよ!水面を歩き回るんだよ。恐いだろ?
色は青いし…見た奴は後でお腹が痛くなるんだ
(ぶるぶると震える)
遠い昔…お前って、何年もののまりもなの?
>>84わっちゃん
(いきそうになると、野分に背中を支えられて体勢をいれかえられる)
お、おい…
(その拍子に野分自身が抜け、その感触にぞくりとする)
ん…っ。
あ…
<なん…で…>
(野分の行動にきょとんとしているとくしゃりと髪をかきあげられる)
<はや…く…>
(キスをされ、焦らされるような体勢になり、とんでもない質問をされる)
な…!
何言って…!
(懇願されるような顔をされ、何も言えなくなる)
<今日は俺がしてやるつもりだったのに…>
(なかなか言えず眉間に皺をよせて目を泳がせる)
のわき…いい加減に…
(動こうとしない野分に諦めをつけ)
早く…頼むから
(どんどん声が小さくなり、最後は顔をそらして)
欲しい…
(消えそうなほど小さな声で呟いた)
>>90 影見、宇な見
あぁ、それはちょっと有り得るかも。
人は人同士で戦って殺し合ったりとかするもんな……。
……って…!!…!?
(クマ山から飛び出た牛頭に気付くと、驚いて水槽を投げ出しそうになったが)
(慌てて水槽を抱え、後足を出して踏ん張る)
(牛頭に驚いた拍子に揺れた)
…こっ、コレ…!!水樹さんの土産の…!
(その時、頭の中で似たようなシーンが再生され)
(失くしていた部分の記憶が蘇りそうになった)
何でこんなところに…?ウサギさんが置いたのか?
(不気味な牛頭を引っ張り出し、クマ部屋の隅に置いた)
(生きているかのような牛の瞳は真っ直ぐに「影見」と「宇な見」を見詰め、今にも襲い掛かりそうだった)
>>93 宇な見、影見
ウサギさんと一緒に復元…か…。
変なコトしてる時の化石じゃねーといーんだけど…。
(フッと遠い目をし)
余計なモノが無いっつーより、自分のモノは節約してるかも?
「宇な見」達は可愛いから、ついいろいろ買っちゃうんだけどさ。
…ちなみに、この部屋のクマのほとんどは、ウサギさんが集めたやつ。
これでも片付いた方なんだよ?
前は、クマが詰め込まれ過ぎてて足も踏み入れられないくらいの状態だったんだ。
……じゃ、次の部屋いこっか。
(牛頭を放置してクマ部屋を後にした)
(その足で鉄道模型の部屋、ウサギさんの仕事部屋と経由してリビングへ降りてきた)
(リビング全体を見回すことのできるソファテーブルの上にプラ水槽を置く)
この広いところがリビング。
いつもご飯を作ったり、みんなで食事したり、テレビ見たりするんだよ。
今はウサギさんが留守だから、水樹さんと二人だけ。
>>91 水樹さん【レス不要です】
あ…水樹さん。
……。
(自分のことを善良だとか純情だとか言い残して体を離し、さっさと部屋に消えていってしまった水樹さんの背を眺める)
俺…そんなんじゃねーと思うけど…。
(むしろ変態と言われた身)
(下唇を突き出し、撫でられて乱れた前髪を吹き上げる)
…。
(突然、自分を襲おうとしたり、突き放してみたり)
(水樹さんが時折起こす矛盾した行動が、不安定な心理状態を表しているような気がして)
…本当の水樹さんは、優しいのにな……。
(ひたすら強がって本心を隠そうとするその気持ちが分からない訳ではなく)
(水樹さんが一人きりで苦しんでいやしまいかと心配になるが)
(自分が口を出せば、また気に障ることを言ってしまうかもしれないと危ぶんで)
(これ以上、水樹さんの迷惑になることはしたくないと言う気持ちと、心配する気持ちとが鬩ぎ合った)
(どこまで相手に踏み込んでいいものかまだ掴めていなかったが)
(結局のところ、余計な世話ばかりを焼いてしまう性格はなかなか治らないのだった)
(空のコーヒーカップ二つを手にし、キッチンで洗い物を済ませると、再び家事に取り掛かった)
>>92 水樹さん
(朝方、ベランダとリビングを仕切る窓際に鈴木さんを座らせ)
(忙しなく、部屋と外とを何度も往復する)
(買ってきた花の苗を寄せ植えにしたり、水をあげてみたり)
(そして昼過ぎに買い出しにゆき、暫く家を留守にしてから帰宅する)
(リビングへ入ると、何やら白い包装紙のようなものが散らばっていて)
(テーブルの上を見れば、空の食器がそのままになっている)
ウサギさん…?は、まだ留守のハズ……。
じゃ、水樹さんが?
(使った食器は自分で片付けている水樹さんが、珍しく放置していることに驚き)
(点々と落ちているミラーマットを見て首を傾げたが)
(食器をシンクへ運んでいる最中に窓の外を見て気付いた)
何か遊びにきてる!
(洗い物を放り出して窓辺に寄り、窓を開けてベランダに出る)
(花や木の並ぶ側に、動物や小人の置物が楽しげに並んでいて)
あぁ…!部屋の中のはコレを包んでたやつか…!
…つーか、コレを水樹さんが?
……。
(ぱちぱちと瞬いて一通りの置物を眺め、それから嬉しそうに微笑む)
(――やっぱ優しいんだな、水樹さん)
(置物の動物の頭を撫でてから、お礼を言おうと思い水樹さんの部屋を訪れノックした…が反応が無い)
(靴があったので部屋の中には居るはず)
…水樹さん?失礼します。あの…
(静かにドアを開き部屋の中を覗き込むと、水樹さんはベッドの上に居て眠っている様子)
(いつもなら引き下がるのだが、ここ数日夜は一緒に寝ていて親近感が沸いたのか)
(そっと忍び寄って水樹さんの顔を見下ろす)
ヒヨコさんヒヤロン使ってるし。さっきの置物もそーだけど、水樹さん、やっぱ可愛い物好きなんだ。
水樹さん、置物ありがとうございました。
俺、スゲー……ん?
(ふと水樹さんの鼻の下や頬が赤っぽいことに気付き、そっと頬に触れてみる)
熱…かな?風邪?
(花粉症の影響とは知らず、風邪だと思って慌てて部屋を出ると)
(氷枕や風邪薬、加湿器に毛布などを準備して重装備で戻ってきた)
(加湿器をオンにし、水樹さんの顔の脇にイルカの高橋君を置き、その頭の下には氷枕を敷いて布団をしっかり被せ)
(ベッドの側らで心配そうに見守っているうちに、上半身をベッドにうつ伏せて眠ってしまった)
>>95(高橋君、宇な見、影見)
(小腹が空いたのでキッチンへ向かうと、美咲がリビングにいた)
(テーブルの上の箱のような物に向かって何やら呟いている)
…高橋君?何やって――。
(問い掛けながら近付き、言葉に詰まる)
(箱に見えたのは小さな水槽。その中で窮屈そうに長い体を曲げているのは)
…!高橋君、まさか…。
(美咲を見、自分の目的地であったキッチンを見、水槽を見る)
…そう。僕の…分はいいから。
お腹空いてるけど、さすがにそれはね…。
(目を逸らし、重々しく言葉を発し)
>>97(高橋君)
………暑…い…。
(布団の中でもがき、寝返りを打つ)
(目を閉じたまま、顔に張り付くヒヤロンを毟り取るように外してベッドの外に捨て)
(顔の向きを変えると、頭の下でたぷたぷと頼りなげな感触が揺れ)
(不思議な懐かしさを伴うその感触が心地よく、無意識に頭を動かして揺蕩う)
…ん…。
高橋君?なんでそこにいるの?
(ようやく目を開き、目の前にいたイルカの高橋君に寝ぼけて尋ね)
(傍らにもう一人、高橋君がいることに気付く)
(腫れぼったい瞼を押さえ、緩慢に体を起こし)
…なんだ?なんか…まるで、看病されてる?
…くしゅっ!
(寝起きにくしゃみが出るのは何故なのだろう)
(ティッシュを取って鼻をかみ、目を擦る)
(湿度が上がったせいで余計に暑く感じ、布団を退けて息をつき)
(美咲の髪を撫で、肩に手をかけて軽く揺する)
高橋君、起きて。君の方が風邪引くよ。
>>93(宇な見)
…幽霊の正体見たり枯れ尾花。
その老人はお前のいつか食われるという恐怖が見せた幻だ。
真の恐怖は己の内にある。
(結構リアリストな影見)
…俺が生まれたのは…前の前の、ねずみ年だったか…。
(影見は「たぶん13才」と答えた)
>>95(美咲)
…兵器も他者を恐れる心から産まれたものだ。怖いからこそ強い力に縋ってしまうのさ。
人と人を隔てるのは海でも山でも国境でも言葉の壁でもない…。
人の、心の壁なのさ…。
(影見は理解し合えない人間の愚かさを憐れんだ)
…何をそんなに驚く。所詮、紛い物だ。
(影見は牛頭が偽物であることを見抜いた)
これは…干支の置物なのか。こんな飾り方をして御利益があるのか?
(床に放り出された牛に視線を投げ掛け、西洋魔術の方が効果がありそうだと思った)
>>98(水樹)
(他の部屋も見て回り、はとばすツアーも終わりが近付く)
(広々としたリビングで、もう一人の住人と遭遇した)
…アンタも憐れな道化だな。
大仰な笑顔の化粧で本当の顔を隠し…
道化であることを自覚しながら、それでも踊ることをやめられないのか…。
(喋るまりもは人間を真っ向から道化呼ばわりした)