銀魂の桂をチョメチョメするスレ31

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352名無しさん@ピンキー
「はぁっ!あぁ……」
今までとは違う、中からの刺激に桂が切ない声をあげた。
坂本もこれまで経験したことがないほどの強い締めつけに歯を喰いしばって耐える。
「……苛めて悪かったの、ヅラ」
桂が落ち着くまで少し時間をおこうと坂本は髪を優しく梳きながら声をかけた。
「おんしの噂を聞く度、心配でたまらんかった。おんしは自分の身を顧みなさすぎやき。
 いち早く抜けたわしに、口を出す権利はないのはわかっちょったが」
現政府に反旗を翻す攘夷志士として、桂の名は全国に広まった。
桂たちを捕らえるための対テロ武力組織結成の話が出ているとも聞く。
それに何より桂自身の精神が心配だった。
元はあれだけ堅物であった桂が、こういった行為に慣れていると口にするなど信じられなかった。
「……」
うつむいていた桂が顔をあげ、坂本と目を合わせる。何か言おうとしていたが、言葉にならないようだった。
「まったく……げに余裕がなくなってたのはわしの方ちゃ」
ぽつりと、そう呟いた坂本の首に桂はゆるりと腕を回した。
「ヅラ?」
「辰馬。もういい……いい、から」
正面から抱き合った状態であるので、自然と耳元で囁かれる形になり坂本の背にぞくりと快感が走る。
桂の言葉が坂本の謝罪に対するものなのか動いてもよいという意思表示なのかは今の坂本にはわかりかねた。

桂を見ながら、ゆっくりと動き始める。
「あ、あぁっ。はっ……はぁぁ。辰、馬ぁ……!」
そしてそれに合わせて桂が悩ましげに声を漏らした。
身体の疼きに叫ぶようにして声をあげる桂を見たときにはこれほど男を煽るものはないと思ったが
今のようにあえかに、しかし甘い声で喘ぐ桂はそれ以上だった。
すぐに達しそうになるのを堪えながら坂本は深く浅く律動を繰り返す。
本当に、どれほど人を魅了する男なのだろうかと坂本は思う。
普段の生真面目な態度からは想像もつかないほどのこの乱れ様。ギャップどころの騒ぎではない。
声も、表情も、女のそれとは比べ物にならないほど色っぽい。
「―――あぁっ!!」
桂が一際高く啼き。坂本もまたその締めつけに高みへと追いやられた。