■コードギアス反逆のルルーシュNightStage65■

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432紅月カレン ◆QtwdmJGNoA
>>427
(目の前に突きつけられたスザクの指に、瞳が大きく見開かれる。)
(殴る蹴るの暴力ならば体が駄目になるまで抗えるのに、女と思い知らされることが嫌でたまらない。)
(かぁっと頬を赤く染めて思い切り視線を逸らしたのが、声以外に初めて色艶の見える仕草だったかもしれない。)
(ただ、刺激が止んだことで幾らかまともに頭と口は回るようになって。息はまだ荒れていたが)
 言った、でしょ……今のゼロが誰かなんて、知らない。
 …っ…ゼロと私の関係は、…あんたには、関係ない。
(視線をスザクに向けないままで掠れた声で告げる。何も情報を渡す気はないと言外に語って)

(殴る蹴るとは違っても紛れも無い暴力なのに、どうして気持ち良くなるのかが理解出来ない。)
(煩くゼロとの関係を質すスザクに組み敷かれながら脚を抱えられると、引き下ろされたショーツの合間に秘所が露わになり)
(月明かりに照らされぬらぬらと光る。)
 そんな―――くだらないことで、私を動揺させようって言うの?
 ハッ……頭の中は、お花畑みたいね!
(ゼロとルルーシュを分け切れていない頭でも必死に回転させて、何でもないように言い放つ)
(抱えられた脚が心許なく恥ずかしい、下ろしたい。力が入りはしなくても暴れてみるが、やはり自由を取り戻すことは出来なかった。)
(乳首を弄るままの手に身を震わせるも餌扱いにうっすらと笑みすら浮かべて)
 皆の足手まといになるくらいなら、その場で死んでやる。
 その時は、あんたも道連れよ―――。
(裏に憎しみを込めた甘い声で囁く。睦言と聞き間違うほどに甘く。)
(冷静なままではいられなくなった瞳が、熱のせいか潤んで赤味を帯びていた。羞恥も原因の一つで)

(スザクの弾劾に眉根が寄り、迷ったのは一瞬。次の矛先は既にこの世にいない皇女に向けてだった。)
(男としての熱が押し当てられて、愛液の上でぬるりと滑る感触に言葉の先が失われる。)
 ギアス……?ッ裏切ったのは、ユーフェミアだっ!!
 お前だって父親殺しのくせに――――――ひぁ―――う……ッ!!
(あの式典で起こった不幸な真実を、どちらもが知る由も無い。)
(ユーフェミアの豹変の裏にギアスがあったこと。ルルーシュがユーフェミアに日本人を虐殺させる意図の無かったこと。)
(そのせいで少女にはスザクが全ての責任を騎士団に転嫁しているかのように聞こえた。)
(膣口を焼く痛みを感じながらも、体中の血が沸騰するような怒りに声を荒げた次の瞬間、焼け付く熱の全てが体を貫いた。)
 う、あぁ…っ……っ…!
(指の比では無い質量に体中が悲鳴を上げる。体を突き上げる感覚を何と表現するべきなのか解らない。)
(肉棒が奥まで突き上げる一瞬、体の奥でじ滲むように溢れた物は血だろうか。)
(投げ出すように力を失っていた縛られた両手が、さまよった挙句に床に流れるスザクのマントの端を掴んで)
 …い…た…ッ……、あぁ…っぁ…っ
(締め付けると言うより搾ると表現した方が近いほどに膣は肉棒に絡み付く。)
(その瞬間に力を抜く等と言う慣れたことの出来ない反応は、何よりも初めてであることを物語っていた。)