>>700 (心に生まれた不安を敏感に読み取られたのだろうか、銀の視線が真っ直ぐに突き刺さる)
(不安を解消させるための、身を投げうるような優しい言葉…)
不安はある……。
今、俺は銀のことを欲望の対象として見ているんだ。
(燻る劣情を少女の身体にぶつけてしまいたいという本音、それを隠さず伝えて)
銀は…いいんだな、俺に好きにされても……。
(もう最初の人とは違う、何をするのかを知って、銀の意思でそれを受け入れてくれるなら)
(渦巻く欲望ごと自分を受け止めて欲しい、そう切に願っていた)
(銀の肌が露わになっていく。透き通る白磁のような肌は視線を惹き付け離さない)
(動きの端々に躊躇いが感じられる…ついには耐えられなくなったのだろう、羞恥を訴える声が聞こえた)
銀、お前を見ちゃいけないのか?
……それとも、肌を見せるのが怖くなったのか?
(心配したつもりが、言い終えた直後それが逆効果だと気づく)
(自分が不安の色を見せるたび、銀はそれを過敏に感じ取る)
……隠すな、銀は俺のものなんだろう…?
(気持ちを隠さず、欲するままに抱き寄せる。その拍子に胸への視線を遮る手を退かせて膨らみに触れてみる)
【銀、今日はここで凍結にしてもらってかまわないか?】