[ドラゴンボール]18号(;´Д`)ハァハァ…7[クリリン]

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1名無しさん@ピンキー
「早く行け!」

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[ドラゴンボール]人造人間18号(;´Д`)ハァハァ・・・
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※このスレではドラゴンボールに登場する18号自身及びクリパチについて語り合いましょう
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※みなさんは18号にハァハァしながらも、18号とクリリンの幸せを願いましょう
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2名無しさん@ピンキー:2007/09/24(月) 23:20:12 ID:???
>>1
乙です
3名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:36:32 ID:???
前スレの小説コピペしとく
全部張るの大変なので少しずつ

855 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/16(月) 18:18:39 ID:???
セルとの戦いから1週間が過ぎた…。
恐怖から解放された人々の間には再び平凡な日々の暮らしが舞い戻ったのである。


「はぁ……」
ブラウンシティの、とある公園。
滑り台で遊ぶ子供たちを目にしながら、長椅子で深いため息をつく金髪の女性。
彼女は人造人間18号。
18号はべとついた髪の毛を指先でいじりながら、また深くため息をついた。
「あーあ……、シャワー浴びたいな…」
彼女には帰る家がない。頼れる親族の存在が自分にあるかどうかすらも分からない。
強いて頼れる存在があるとするならば、『彼』だけであろう。
18号はまた『彼』の顔を思い浮かべた。この1週間、ずっと『彼』の事ばかり考えてしまう。
その度に強く首を振って、頭から『彼』の顔を消そうとする。
でも、しばらくすると、また『彼』の顔を描いてしまう。
「……どうしてるかな………アイツ……」
18号はついつい言葉に出してしまった自分に対して、少し恥ずかしくなった。


一方、カメハウス。
まさか遠方にいる18号が自分と同じ様に大きくため息をついているとは知らない『彼』の姿があった。
「ハァ…」
4名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:37:49 ID:???
856 名無しさん@ピンキー sage 2007/07/16(月) 18:30:06 ID:???
『彼』の名はクリリン。セルとの戦いで18号を身を挺して庇った男である。

「またな」

振り返って自分に向けて放たれた彼女の言葉が未だに頭から離れない。
「また…会えるんだろうか…」
言葉の意味は勿論そうに違いない。でも、いつになるか知れない。会えるものなら今すぐ会いたい。
セルの口から吐き出された18号を抱えた感触が腕の中に戻ってきた様な気がした。
ベジータやトランクスを一度は圧倒した人造人間。とは言え、そのか細い腕、女性らしいふくよかな体は如何なるものからも守ってやりたいという思いが湧いてくるのだった。
「…くっそぉ…こうして考えててもしょうがないじゃねーか!
 よし!」
クリリンは勢いよく、体を起こした。


18号は、そろそろ場所を変えようと長椅子から立ち上がった。
そこへ、ふと見覚えのある声がした。
「よ…よぉ……」
「ん?」


「ハァ…ハァ…18号!18号!」
クリリンはテレビの画面の中でリズム良く腰を動かす金髪のAV女優に向けて、大声をあげた。
そして、女優の動きに合わせて右手を次第に速めていくのだった。
女優は、18号にそっくりだった。ネットで必死に探してわずか30分で購入したものである。
それ程、クリリンは彼女に会いたかったのだ。
5名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:47:31 ID:???
862 855 sage 2007/07/17(火) 04:03:45 ID:???
画面の中の女優と共に果てたクリリン。肩をゆっくり揺らしながら、大きく息を吐いた。
「……ハァ…何をやってんだよ………俺は」
自分がこんな事をしていると18号に知られたらと考えるだけで、己に対する激しい嫌悪感が湧いてきた。
テレビの電源を切り、ズボンをはいてクリリンは外に出た。
「18号……今、どうしてんのかなァ」


18号は、自分に呼びかけた声の方へ振り向いた。
そこには暴走族とおぼしき恰好をした2人の男。
自分にはどうでもいい部類の人間にしか見えなかった。
が、18号は彼らの顔をどこかで以前見た様な気がした。すぐにそれがいつだったか思い至る。
16号、17号と共に孫悟空のいる家を目指し、ピンク色のバンに乗って移動していた時。
確か、トンネルを抜ける最中に暴走族が絡んできた事があった。
つまらない相手だったが暇潰しにと少し相手をしてやった。
彼らは戦闘力も殆ど無かった。だいぶ加減したが、あっさり退散していった。
その暴走族の奴らが、今目の前にいる。
(ちぇっ……つまんないヤツらに会っちまったなぁ…)
「よぉ、覚えてるか?俺らの事…」
「……さぁ?」
そのまま18号は公園から出ようと歩いた。
「お、おい!待てよ!」
「うるさいな、何の用だ。この前の仕返しでもしようっての?」
6名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 00:55:48 ID:???
863 855 sage 2007/07/17(火) 04:17:20 ID:???
「そ、そんなんじゃねぇよ、こ、この前は俺らが悪かった!
 じ、実はあんたに話があるんだ」
「あたしはおまえらに話などない」
18号はそう言い捨てて、また歩き出した。
「ま、待ってくれって!あんたがただモンじゃないって事を見込んで、折り入って頼みがあんだよ!」
(どうせロクな頼みじゃないだろうが)
振り返る事なく、18号は頭の中で毒づいた。
「御願いだから、聞いてくれ!頼む!この通り!」
ついてくる気配がしなくなったので、振り向いてみる。
2人はその場で土下座していた。そして、滑り台の子供らはそれを見て笑っていた。
すぐ近くにいる子供らの母親たちが18号と土下座する暴走族を交互に見ながら、ひそひそと何か話していた。
「ぐっ!お、おまえら!何やってんだよ!あたしに恥をかかす気か!」
「き、聞いてくれるかい?」


喫茶店の一席に座った18号は、ある写真を差し出された。
見た感じ、14から15くらいの少女が写っていた。
「…さらわれたってのは、このガキか」
向かいに座る男たちは、深くゆっくりと頷いた。
7名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:22:51 ID:???
868 855 sage 2007/07/21(土) 19:16:14 ID:???
写真に映っている少女の名は、メモル。暴走族のメンバーである。
とは言っても、ボーイフレンドにベッタリくっついて成り行きでそうなってしまっただけだという。
事の原因は、2つの暴走族チームの縄張り争いから始まった。
当人らが言うには、喧嘩は場数を踏んでいるから、勝てると過信していたという。
だが、計算が甘かった。
敵対する暴走族のバックには政治家とも繋がっているヤクザの存在があったのだ。
ある日の夜、自宅の前で彼氏とイチャついているメモルの前に、数人の男たちが現れた。
彼氏は重傷を負わされて、あっさりとメモルはさらわれてしまったという。
翌日、敵対する暴走族の頭から電話が掛かってきた。
自分たちの縄張りから出て行く事、更に暴走族解散、これまで喧嘩を売ってきた事の代償として1千万の支払いまで要求してきたのだという。
1ヶ月以内に金を集められなければ、メモルの無事は保証できなくなる。
「14にしては、なかなか上等なガキだ。みんなで輪姦すのもいいかもな、へっへっへ」
全く冗談のこもっていない下卑た笑いが未だに忘れられない。
18号の前にいる2人の男は、青ざめた顔でそう言った。
「あんたに折り入って頼みがあるってのは、つまり、メモルを助けて欲しいって事なんだよ」
(だろうな。)
話の途中で薄々何を頼みたいのは読めていた。
「ハッキリ言うけど、あたしにはそんな事をしてやる義理はない」
「・・・」
「おまえらが好き好んで暴れて招いた結果だろ。自業自得ってもんさ」
淡々と言ってのける18号に、暴走族2人もぐうの音も出ない。
18号は写真の子供にまた目を向ける。
スカした表情をしているが、まだどことなく年相応の幼さが出ていた。
18号は舌打ちした。本当なら写真を投げ捨てて、とっとと店から出て行くとこだ。
ふと、『彼』の顔が割り込んできた。
「17号と18号の体の中にある爆弾を取り除いてくれ!」
巨大な龍にあいつが言った願いには、正直驚いた。
(何を考えているんだ、この男は)
それからというもの、18号の頭の中は『彼』の事でいっぱいだった。
(くそっ、どうしてくれるんだよ)
「・・・いつだ」
「へ?」
「金を渡すのはいつなんだって聞いてんだよ」
8名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:31:32 ID:???
869 855 sage 2007/07/21(土) 19:16:56 ID:???
クリリンは、自分の中にあるもやもやした気持ちに我慢できなかった。
18号に会って、ただ一言言いたい。「好きだ」と。
あの時は、悟飯に代わりに言われてしまって、非常に情け無い思いをした。
「お、クリリン、どっか行くのか?」さっきまで寝ていたウーロンが居間に降りてきた。
「あ、ああ、ちょっと出かけてくるわ。夜までには帰ってくっから」
「おお、気をつけてなー」
居間から出ようとしたところへ、突然、女のあえぎ声が耳に届いた。
「あっ、ああっ、あーっ、だめーっ、だめだめーっ、おにいちゃん、あっ、ああっ」
振り向くと、ウーロンがクリリンの入手したAVを観ていた。
「亀仙人のじいさん、ちょっと女優の趣味変わったと思わねぇ?」
クリリンは、まさか自分が買ったものだとはいえなかった。
18号に激似の女優のあえぎ声を振り切って、カメハウスを飛び立った。
(さて、どうしようか)
勢い良く決心したのはいいものの、どうやって18号を発見すればいいのだろう。
18号は人造人間である為、クリリンが18号の『気』を感じ取る事は不可能である。
18号の居場所を聞き出す為に神龍を呼んでみようかとも思ったが、ボール探しを考えると時間が掛かり過ぎる。
「あっ、そうだ!」
何でこんな簡単な事を思い出さなかったんだろう。
「占いババだ!占いババなら、きっと18号の居場所が分かる!」
クリリンは速度をあげて、占いババのいる場所へ向かった。
9名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:42:12 ID:???
905 855 sage 2007/08/19(日) 14:14:03 ID:???
18号は軽く息を吐いた。久しぶりに喧嘩というものをした気がする。
いや、相手が相手だから、喧嘩というのはあまりに味気無いものだったが。
「ひ…ひぃ…っ」
さっきまで威勢の良かった男たちは、今では震え上がって尻餅をついている。
(ちょっと力入れすぎたか)
「ガキはどこへやった?」
「ガ、ガキ?な、な、なんのことでございま…はぐっ!」
18号は遠慮なく男の胸倉を掴む。
「とぼけるな。お前らがさらったガキの事だ。2度も言わせるなよ?」
少し腕に力をこめる。それだけで充分だった。
男たちは完全に戦意を喪失していた。
(ったく、さっきまでヘラヘラと笑っていやがったクセに)
暴走族らの助けを受けた18号。
かったるい事は嫌いなので、とりあえず敵対するチームを電話で呼び出させた。
金が揃ったから早目にケリをつけたいと嘘の電話を掛けさせたのだ。
ブラウンシティのはずれにある高原。
そこへ、バイク3台とそれに不釣合いな高級車が1台。
明らかにその筋の人間を連れてきた様だ。だが、18号にとってはどうでもよかった。
「おいおい、何だよ、その女は」
高級車から出て来たスーツの男が、下卑た笑みを浮かべながら言った。
「そうか。金は払えねぇから、代わりに女を差し出そうって訳だな?
 ふむふむ、なかなか上等な女、連れてきたな。仕込めばモノになりそうだ」
男のセリフはそこまでだった。
18号がちょっと小突いただけで、男は遥か向こうへ吹っ飛んでしまった。
10名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:52:08 ID:???
907 855 sage 2007/08/19(日) 17:09:35 ID:???
「…ガ、ガキはクラブ・オーシャンにいます…」
「ク、クラブ・オーシャン!?」
18号に助けを求めた暴走族の一人が素っ頓狂な声を出した。
クラブ・オーシャンとは、ブラウンシティでも有名なソープランドだそうだ。
選りすぐりの美貌をもった泡姫が多い事が、人気の理由のひとつ。
しかし、泡姫を集める為にかなり無茶苦茶な事もしているとの噂がある。
「てっ、手前らっ!金を渡すまでは何もしねぇっつった癖に!」
「へへへっ、あんな良い女、売らねぇ手はないからさ」
18号は反射的に男の顔を軽く引っぱたいた。
男はそれっきり意識を失ってしまった。思わぬ力で脳味噌を揺らされたからだろう。
仲間がやられていく様を見て、逃げていこうとする男の背中に18号は呼びかける。
「おい、お前」
「はっ、はいいっ!」
「その、クラブなんとかってとこ、場所は知っているな?」



一方、クリリンは占いババの宮殿に到着。
人造人間18号の居場所を教えて欲しいとせがんでいるところだった。
11名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 01:55:07 ID:???
908 855 sage 2007/08/19(日) 17:44:31 ID:???
占いババは、ちょっと落胆していた。
金蔓が見つかったかと思えば、孫悟空の仲間のクリリンだったからだ。
やむをえず、占いババはタダで占ってやる事にした。
孫悟空同様、クリリンも相当強い。
もう占いババが控えている5人の戦士たちでは到底かなわないだろう。
「ふぅ〜む、こっから南東90km先にあるブラウンシティにおるな」
「ブッ、ブラウンシティか…あんま行った事ないな…」
「今は…ブラウンシティの中でも有名な繁華街におるな…」
「なっ…18号がなんでそんなとこに!?」
「わしにきかれても困るのぉ」
クリリンは狼狽した。
どうして18号がそんな繁華街に…。
そ、そうか。
いくら普通の人間より強いからといっても、18号はやはりうら若い女性。
まだまだ世の中について知らない事は多いだろう。
表向きは良い顔をした人間の言う事に、ほいほいついていってしまったという可能性もある。
「くっそ!18号!今、行くぞッ!」
クリリンは占いババに礼も言わず、急いでブラウンシティへ向かった。
12名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 10:51:40 ID:???
910 855 sage 2007/08/19(日) 22:45:44 ID:???
10分後、クリリンはブラウンシティに降り立った。
とは言っても、街のど真ん中に下りれば大騒ぎになるので、人気の無い所を選んだが。
ブラウンシティには1、2回しか来た事が無い。
が、ブラウンシティの繁華街『オーシャン街』が何処にあるかは直ぐ分かった。
午後6時半。薄暗くなった中、怪しい赤色のネオンに照らされる道があったからだ。
良くみると、「ocean town」と申し訳程度に作られた看板が立てかけられている。
地味な看板のお陰か、はたからみると風俗店が揃っている街だとは思えない。
が、分かる人にはやはり分かる。
風俗には一切縁が無かったクリリンですらも、「オーシャン街」から放たれる雰囲気の
あまりの妖しさに圧倒されそうになった。
(な、なんか入りずらいな…でも、18号がここにいるってんだから…
 行くしかないよな!)
クリリンは拳を強く握って、『オーシャン街』にその足を踏み入れた。
13名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 11:35:37 ID:???
924 855 sage 2007/08/26(日) 19:04:30 ID:???
性感マッサージ。SMクラブ。ソープランド。ファッションヘルス。
これまで修行に明け暮れていたクリリンには刺激的な光景が目に飛び込んだ。
「うわぁ、やっば…。はやく18号見つけて帰りてェな…」
それぞれの店から醸し出される異様な空気に飲まれそうになっていた。
不思議と股間の辺りが温かくなっているのは決して気のせいではない。
「お兄さん!そこのお兄さん!よかったら、お店に寄っていきませんか?」
街の妖艶な雰囲気に圧倒されかかっているクリリンに、声がかかった。
声の主は、黒いスーツを身にまとった40代くらいの男性である。
「当店は初めてですか?でしたら、お安くしときますよ」
「いや、あのぉ…俺、そういう事にはあんまり…」
「よかったら、こちらのアルバムをご覧下さい」
と、たじろいでいるクリリンに男性はアルバムを開いてみせる。
若い女性の顔写真が番号順に並んでいる。
顔写真の横には、女性のプロフィール、スリーサイズ、メッセージが記載されていた。
何とか言い訳をして断ろうと考えていたところへ信じられないものが目に入った。
「え…え…これは!」
適当にページをめくっていたら、驚くべき人物の顔写真があった。
他でもない、クリリンが今求めている18号である。
(そんな…嘘だろ…なんで、18号がこんなソープなんかに!)
14名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 11:36:47 ID:???
925 855 sage 2007/08/26(日) 19:19:56 ID:???
女性は髪型こそ違えど、18号そっくりであった。
プロフィールやメッセージからだと、あのクールな18号と同一人物であるとは考え難い。
しかし、今のテンパったクリリンには確実に別人だと判断できる思考回路はなかった。
「じゅっ…18…号…がそんな…」とつい口に発してしまった。
「ハイ、18番の女の子をご指名ですね。ありがとうございます。
 では、こちらにお入り下さい」
奇しくも、18号にそっくりな女性の顔写真には『18番』の番号が振られていた。
男性に手引きされる形で、クリリンは『クラブ・オーシャン』に入っていった。



クリリンが店に入った1〜2分後。
『クラブ・オーシャン』の前に18号が到着した。
15名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 11:57:53 ID:???
936 855 sage 2007/09/01(土) 18:40:54 ID:???
18号は助けを求めてきた暴走族の2人の方を振り向いた。
「ここでいいんだろ」
「あ、ああ…確かにここがクラブ・オーシャンだな」
「じゃあ、早く行けよ」
「ちょ、ちょっと待って。ア、アンタは?」
「バーカ。そもそもあたしには関係のない事だ。ここまでしてやっただけでも有り難く思え」
「そ、そんなぁ…」
「大の男が揃いも揃って女に頼るのか。自分の女くらい、自分で助けて来い」
痛いところを浸かれた2人は互いに顔を見合わせる。
「お、おまえ、行けよ」
「な、なに言ってんだよ。おまえが先に行けよっ」
18号はいつまで立っても店の前でビクついている2人に靴を軽くあてた。
「ウジウジすんな。鬱陶しい!」
店の奥から、黒スーツをきた店員とおぼしき男が顔を見せた。
「いらっしゃいませ。2名様でございましょうか。それとも、まさか後ろの方も…」
(アホか、コイツは)
18号は呆れながら、暴走族の肩を叩く。勿論、軽く。
「あ、ああ、あのよ!この店に最近14歳くらいの女が入店してねーかな」
「新人の女の子をご指名でございますか。でしたら、まずアルバムをご覧に…」
「そ、そうじゃなくてよ、その子な、俺らのダチなんだ。だから悪いけど連れ戻しに…」
その瞬間、店員の目つきが変わったのを18号は見逃さなかった。
16名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 11:59:28 ID:???
938 855 sage 2007/09/02(日) 03:36:00 ID:???
店員は視線を店の奥にやって、妙に深く頷いた。
恐らく、護衛か何かに合図を送ったのだろう。また面倒な事になりそうである。
「申し訳ありませんが、当店ではその様な行為は一切承らない規則になっております。
 お引取り願えますか。それとも、当店でのサービスをお楽しみになっていきますか」
そう言いながら、店員の口調は少し横柄なものへと徐々に変化していくのがわかった。
「ざ、ざけんなよーっ。俺らのダチを無理矢理連れ込んでんのは分かってんだからな!」
「仕方ありませんねぇ。では、ちょっと痛い目に遭ってもらいましょうか。
 天下一武道会の予選決勝まで勝ち進んだガードマンを呼びましたので…」
「ハ…ハァ?」
店員が横にどくと、まさに「大男」という表現がふさわしい男が出て来た。
「当店だからこそ雇えた屈強な戦士、ジャイアント・パパさんです。
 ジャイアント・パパさん。この2人をつまみ出して下さい」
「おいおいおい。マジかよ!俺、こいつテレビで見た事あるよーっ!」
「お、おまえやれるだろ!ボクシングやってたんだからよぉー!」
「あ、あれは通信教育なんだよ!DVDで真似してただけだ!」
「アッポゥー!」
ジャイアント・パパという大男が大きく両手を振りかざした。
「ひっ、ひぃぃぃっ!」
2人は、そそくさと18号の背後に後退した。
(ハァ…ったく、どいつもこいつも…)
不本意ながら、18号はジャイアント・パパと向かい合う形になった。
17名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:11:28 ID:???
940 855 sage 2007/09/02(日) 04:04:48 ID:???
一方、個室に案内されたクリリンは自分の今の状況が正しいのかについて悩んでいた。
写真の女性は18号に似ていた。でも、18号の性格からして、こんなところに来るだろうか。
いや、でも、もしも!もしもだ!
18号にこの様な風俗店に来ざるを得ない事情が出来たとしたら!
自分に何が出来る?ただ、連れ戻す事だけが18号の幸せになるというのか!
いや、待て!落ち着け!そもそも、写真の女性=18号と決まった訳では…。
ああ、いや、しかし、しかし、しかし!
頭の中がこんがらがったクリリンの耳に、ドアを叩く音がした。
「お待たせしました、クリリン様。女の子の準備が整いましたので、お部屋へお連れ致します」
「あ…あ…ハ、ハイ…」
「その前に、料金のお支払いを御願いします。4万8千ゼニーでございます」
(えーっ、前金制なのかよー!4万8千ゼニーって、高すぎじゃないか!?)
風俗には一切縁の無かっただけに、全てが初体験であった。
(どうしよう…18号を探し出す為とはいえ…
 ソープでお金使っちゃ、武天老師様に叱られちまうよーっ!なけなしの小遣いが…)
18号か、4万8千ゼニーか。しばらく考えた。

(またな)

振り返った18号の、ちょっと寂しさのこもった目が今でも忘れられない。
そうだ…18号を助ける為なら…4万8千ゼニーくらい…何てことないぜっ!
クリリンは財布をポケットから取り出した。
18名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:12:13 ID:???
951 855 sage 2007/09/08(土) 19:11:25 ID:???
「突き当たりのドアの向こうで、ご指名の女の子がお待ちです」
そう言って、店員の男は静かに物音を立てずに元の方角へ戻っていった。
己の心臓の音が周囲に聴こえているのではないかと思う位に高鳴っていた。
(…い、行くか…万が一、万が一、あの写真の子が18号であるとしたなら…)
クリリンは深く息を吸い込み、ゆっくりと吐いた。
少し歩くだけで、もう突き当たりの部屋にたどりついた。
もう一度深呼吸をし、ドアを静かにあける。
そこには、金色のショートヘアが美しく映えている女性がちょこんと正座していた。
クリリンは、相手の顔に見入った。あまりにも女性は18号に似ていた。
だが、女性の第一声はクリリンを落胆させるものだった。
「いらっしゃいませー」
(…この反応は…やっぱり18号じゃない…
 いくら18号でもオレが来たら、何らかの反応を示すか、驚くかするだろうな
 というか、声からして別人じゃないか…)
「初めまして…クラリスです。よろしくね」
「え…あ、ああ、は、はじめまして…クッ、クリリンです…」
「クリリン?可愛い名前だねー」
「いやぁ、ははは」
(って、こんな事してる場合なのか…オレは…18号を探しに来たんだぞ)
19名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:14:05 ID:???
952 855 sage 2007/09/09(日) 17:00:30 ID:???
「どうしたのー、怖い顔しちゃってー」
そう言うと、クラリスはクリリンの手を軽く引いて、椅子に座らせる。
「あ、あ、あの……」
「…もしかして、こういうトコ来るの初めて?」
「…う、うん、そうなんだ、あの、でも、ここに来たのはっ…」
「大丈夫!リラックスして!ふたりで楽しい時間を過ごしましょっ」
クラリスは、ゆっくりと手際よくクリリンの靴下、ズボン、上着を脱がしていった。
(や、やばい!早くちゃんと断らないと…取り返しのつかない事になるぞっ!)
「はい、これ、腰に巻いてください」とクラリスからバスタオルを差し出される。
「…あの、ごめん、オレ、ホント、帰らないと…」
「えっ!?何でー!?何か気に障る様な事しちゃった!?」
と、クラリスはグイッとクリリンに顔を近づけた。
クリリンの顔に、彼女の吐息がかかり、余計に頭がクラクラした。
「本当は部屋に入った時に説明しなきゃいけなかったんだけど…
 オレ、人を探しているんだ。で、君がさ、俺の探している人にそっくりだったんで…ここに入ったんだ。
 だから…その…悪いんだけど、君とはその……できないよ……ごめんよ、指名しておいて」
20名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:14:46 ID:???
965 855 sage 2007/09/17(月) 04:02:35 ID:???
クリリンは恐る恐る下げていた目線をクラリスに向ける。
怒るかと思いきや、クラリスは爽やかといってもいいくらいの笑顔を作っていた。
「…?」
「カーッコイイッ!」と、クラリスは思い切り頬ずりをしてきた。
「一途だねー、君!グッときちゃうな!」
「…あ、あの」
どうやら、あまり効果が無い様だった。褒められているには違いないのだが。
「でもさー、色々経験しておくのも悪くないと思うんだけどなー、あ、た、し、は」
ふっとクリリンの耳たぶに甘い息を吹きかけてくる。
「ちょ、あの、だから、オレは…って、あ、あれ、オレのパンツ!?」
いつの間にかクラリスは、クリリンの腰にバスタオルを巻き、パンツを下ろす作業をやってのけていた。
後で知る事だが、クラリスはランキング3位内に入る人気嬢である。
そして、人気嬢といわれるだけあって、コミュニケーションとテクニックにおいては一級であった。
「うふふふっ!もう逃げらんないよー!」
「ちょっと!マジでカンベンしてってば!」
軽く手刀を首にあててしまおうかと思いついた次の瞬間。
物凄い爆音が壁を通して、クリリンの耳に伝わった。
ドゴーン!
「な、なんだ、今の音は!」
21名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:17:19 ID:???
966 855 sage 2007/09/17(月) 04:32:41 ID:???
ジャイアント・パパをあっさりと吹っ飛ばした18号は店員を引きずりながら店内を移動していた。
「新入りの女がいるのはどこだ?」
「こ、こ、こんな事してただで済むと思ってんのか、このアマァ!
 生きて帰れると思ぉぉぐあふぁっ!」
気絶しない様に軽く蹴りを店員の腹にキメる。
しかし、まだコントロールが下手糞なので、ちょっと失敗してしまったかもしれない。
「おい!おい!女はどこだ!おい!
 ……ちっ、気絶してやんの……ったく、何であたしがこんな事してるんだ?」
「はぁっ!」
先程、吹っ飛ばした筈のジャイアント・パパが元気良く立ちはだかっていた。
(あー!もう!鬱陶しいったら、ありゃしないよ!今日は鬱陶しい男にばかり会う厄日だな)
もう一度、パパに拳をお見舞いしようとしたところへ意外な顔が現れた。

「待てッ!」

「…えっ…」
22名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:19:17 ID:???
967 855 sage 2007/09/17(月) 04:48:58 ID:???
右側のドアから、ジャイアント・パパと顔が瓜二つの男が出現した。
流石の18号もこれにはちょこっとだけ驚いた。が、直ぐにそれも冷める。
冷静に考えれば、ただの双子だ。そんなの、この世にごまんといる。
しかし、18号の周囲のドアからパパと顔が同じ男が更に3人出て来た。
「はぁ?」
「かかったな、女!オレたちはムキムキ戦隊パパレンジャーだったのだッ!」
「……」
パパたちの一人は構えをとりながら叫んだ。
「今更謝ったって逃がさないからな!おまえら、いつものアレいくぞ!
 パパレンジャー、レーッド!」
「同じくパパレンジャー、ブラーック!」
「同じくパパレンジャー、ピーン…」
「うるさいっ!」
パンッ!
18号の蹴り1発でパパたち5人は遠い彼方へ消えていった。

再びでかい爆音が聞こえてきた。
(18号だ。今度こそ18号だ)
クリリンは立ち上がって部屋を出ようとした。それをクラリスが止める。
「あーん、待ってよ、クリリンさーん!」
「…」
23名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:21:00 ID:???
979 855 sage 2007/09/24(月) 18:46:50 ID:???
クリリンは一瞬のうちに考えを巡らせた。
相手は女性、しかも格闘経験はゼロ。手出しするのは躊躇われた。
3度目の爆音を耳にした時には、もう吹っ切れていた。
(ごめん!後で何百回でも謝るから!)
軽く手をクラリスの首にあてる。それだけで充分だった。
クラリスは、その場で気絶した。
クリリンは爆音のする方角を目指し、急いで部屋を飛び出した。

「キャーッ」「わっ!な、なんだ、おまえは!」
18号はとりあえず片っ端から部屋をあたっていく事にした。
案内役は気絶させてしまったし、強硬手段に出るしかなかった。
ドアの向こう側は、まだ談話しているだけの客から、行為の真っ最中の者まで様々だった。
その度に、18号は少し気まずい思いをするのだが、相手の嬢の顔だけは確認は怠らなかった。
まだあたってない部屋はないかと思案する18号の耳に女性の悲鳴が届いた。

これまで耳にした女性の悲鳴というのは、主に行為の最中による快感を表現する類の悲鳴だった。
だが、今18号が耳にしている悲鳴は明らかに誰かに攻撃を受け、怯えている女性が発するタイプの悲鳴。
(どこからだ・・・この声がしているのが・・・)
18号が前進するにつれ、声はどんどん大きくなった。
(近い・・・この部屋か!)
24名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:21:51 ID:???
980 855 sage 2007/09/24(月) 18:48:12 ID:???
思い切りドアを蹴り破った。部屋の中には悲鳴をあげている女性と、上半身裸の男がいた。
女性は間違いなく、18号が探している少女メモルだった。
「コラ、何やってんだ!研修中だぞ!」
(研修、ね・・・)
「何だ、おまえも入店希望者か?
 なら、待ってろ!コイツの次に味を見てやる!」

シュッ!パン!

18号の一振りで男は気絶した。
「・・・あんたがメモルだね」
女性は自分の名前を呼んだ18号をまじまじと見つめた。
味方なのか、敵なのか。急に出現した助っ人に困惑しているんだろう。
「おい!いたぞーッ!」
振り向くと、大勢の黒スーツの店員たちが廊下にせましとやってきた。
全員、片手に拳銃を手にしている。
「女だと思って調子コキやがって!ハジいてやっぞ、オラー!」
乾いた銃声が一斉に店内に響いた。
18号はその場に仁王立ちのままでいた。

ドドドッドドドドドッ

弾丸は18号に当たりはしたものの、全てが地面にあっけなく転がり落ちていった。
「へ?」
男たちは目をひん剥いた。
25名無しさん@ピンキー:2007/09/25(火) 12:26:58 ID:???
981 855 sage 2007/09/24(月) 18:49:10 ID:???
銃弾のシャワーを浴びても、18号は全然びくともしていないからだ。
「何だ、何だ、何だよ!何で死なないんだ、あいつ!」
18号は弾丸のせいで穴のあいた服と、男たちを交互に睨んだ。
(あーあ・・・お気に入りの服だったのに・・・)
弾丸程度なら、避けるか気合でふっ飛ばしても良かった。
が、そうするとメモルにあたるかもしれなかった。だから何もせずに弾丸を受けきったのだが。
「弱っちいのは興味ないんだけど・・・
 特別だ・・・お仕置きの時間だよ!お前たち!」
「ク、クッソー!全員でかかれーッ!」
男たちは今度はドスを手に、18号一人に大勢で飛び掛っていった。
18号は難なく男たちを次々と圧倒していった。
男たちはそのまま壁にめりこんだり、ガラスを突き破って外に吹っ飛ばされていった。
18号と男たちの激突で、室内は煙に少しずつ覆われていった。
(ふぅ・・・さすがにここまで大勢を相手にすると、ちょっとダルイな)
18号は周囲を見渡す。男たちの中に死亡者はいなかった。

ダダダッ

18号は自分に向かってくる足音に気づく。
(まだ残っていたのか)
やれやれ、と構える。だが、煙の中から少しずつ見せたその顔に18号は驚愕した。
「・・・・・・え?」
「18号・・・」
(夢?これは夢、なのか?何で?何でコイツがここにいるんだ?)
紛れも無い、18号の心に憑いて離れない男、クリリン。
彼が今、18号の目の前にいた。
26名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 03:44:48 ID:???
>「弱っちいのは興味ないんだけど・・・
 特別だ・・・お仕置きの時間だよ!お前たち!」

18号様(*´Д`)ハァハァ
27名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 20:17:23 ID:???
小説最高
28名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 20:55:45 ID:???
お仕置きされたい
29名無しさん@ピンキー:2007/09/27(木) 22:55:33 ID:???
18号は亀仙人の事どう思ってるのか
同居するの嫌じゃないのか?
アニメでおっぱい触られてたし
30 ◆C18KF17RNI :2007/09/28(金) 01:53:14 ID:???
>>1
31名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 11:38:21 ID:???
>>29
セクハラされるのは嫌だけど別に嫌いではないんじゃね?
爺さん良い奴だし
パフパフシーンは最高だったw
32名無しさん@ピンキー:2007/09/28(金) 23:57:01 ID:???
18号もクリリンを思ってオナニーした事あるのかなぁ
33855:2007/09/30(日) 07:31:23 ID:???
>>1
どうも乙です。
コピペお疲れ様です。

>>29
最初の頃は「このジジィがクリリンの師匠?」と少し疑問もあったかも・・・。
クリリンの武勇伝を亀仙人が語るのを、マーロンと一緒に聞いている18号というのもいいかもなぁと思います
34名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 13:19:14 ID:???
>>29
あのシーンは現実的に考えて認められないw
35名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 14:06:04 ID:???
ぱふぱふのシーンは神
36855:2007/09/30(日) 18:32:16 ID:???
あのアニメのシーンを見た時は衝撃的でしたね
確かに実力的にはありえない描写なんですけど、
かつては敵として恐れられていた18号にそんな事する亀仙人のスケベ根性には頭が下がります


今週分、ようやくまとまったので投下させていただきます。
割と長いので読みづらかったら申し訳ありません
37855:2007/09/30(日) 18:33:47 ID:???
18号は一瞬、口がきけなくなってしまった。どう対応すればいいか分からなかった。
「18号、おまえ、何やってんだよ・・・この騒ぎはいったい何なんだ?」
クリリンの問いかけにも、すぐに反応できなかった。
それだけクリリンの出現が自分には全く予想外だった。
そして、クリリンという男が18号の中では特別なものになりかけている事も手伝っている。
「あ・・・あ・・・あんたこそっ・・・・・・こんなトコで何やってんのさ・・・
 いきなし出てくるんじゃないよッ」
「オレは・・・オレはその・・・・・・ちょっと気になって・・・」
「・・・何が?」
「え?」
「・・・・・・だから・・・・・・・・・何が気になったんだっての!」
クリリンは何やら凄く言いにくそうになっていた。
(何だよ・・・何で黙るんだよ・・・・・・そんなにキツイ言い方だったのか?)
18号は、自分の手が少し震えている事に気づき、クリリンに見えない様に隠した。
「ハッキリしないね、あんたもさ」
「・・・・・・オレも?」
「他の奴らと同じだってコト・・・・・・言いたいことがあるなら、ズバッと言ってみな!」
クリリンは自分にとっては命の恩人にも相当する男性である事は事実。
だから、心の奥ではここまでクリリンを詰問している自分に嫌悪感もややあった。
「オレ・・・オレがここに来たのは・・・・・・」
不思議と自分の心臓の鼓動が早くなっているのを18号は感じた。
(何を期待してるんだろ・・・バカげた考えだ・・・ありっこないね!)
周囲の煙が徐々に引き始めた。視界が鮮明になり、18号はさらに驚く。
38855:2007/09/30(日) 18:35:12 ID:???
なんと、クリリンは腰にバスタオルを巻いてる以外は服を着ていなかった。
要するに素っ裸に近い状態だったのだ。
「な、何だよ、その恰好!」
「あっ、ああっ、しまっ・・・服、置いてきちまっ・・・!」
(まさか、だよな・・・いや、でもここにいるって事は・・・
 嘘だよな・・・バカ言うなよ・・・なんであたしがそんな事気にして・・・でもコイツは・・・)
それでもクリリンの次の言葉を待っている自分が18号にはちょっとおかしく思えた。
何か理由があるんだ。そうに違いない。心のどこかではそう確信していた。
「・・・ッ!18号・・・」
「・・・え?」
「オレ、オレさ・・・18号の事・・・」
ポロッ。バスタオルが床におちた。
「あっ」クリリンと18号は同時に声をあげた。
次の瞬間、不本意ながら、18号はクリリンにパンチをお見舞いしていた。
クリリンはメモルのいる部屋の壁にめりこんでいった。
(や、やば・・・・・・やっちまったよ)
思わず手が出てしまった。
少なからずとも意中の人ともいうべき男性の下半身、性器をモロに見てしまった。
ここにくるまでにはなるべく男の下半身は見ないようにしていた。
つまりこれが男性の性器を初めて目にした、18号にとっての衝撃的体験であった。
39855:2007/09/30(日) 18:37:39 ID:???
気を失ってはいるものの、クリリンの体そのものはぴんぴんしていた。
(あーあ・・・どうすんだよ・・・・・・ったく、とことんついてないな・・・)
18号はクリリンを壁から引っ張りぬくと、そっとベッドに寝かした。
後ろでは、メモルが涙をこらえて、しゃくりあげていた。
(そうだった。すっかり忘れてた)
「外であんたの仲間が待ってる。服を着て早く行きな」
「・・・あなた、誰なの」
「別に誰だっていいだろ。アタシが誰なのか、あんたに関係あるか?」
「・・・あたしを助けにきたの?なんで?」
(うるさい奴だ、まったく)
「頼まれたんだよ。どうだ。納得したか」
「・・・たくない・・・」
「何て言った?」
「帰りたくない!もうあんな家、うんざり!」
18号は気が滅入りそうだった。どうして、誰も彼も自分の予想とは違うコトを言い出すのだろうか。
「あんたの事情なんか聞きたくもないよ。さっさと服を着ろよ」
「ほっといてよ!皆、勝手な事ばっかり言うんだから!
 あたしがどうなろうと全部あたしの責任じゃん!横から口出さないでよ!」

『こんな家、もう出てってやるよ!バーカ!』

一瞬、18号はメモルの顔が自分の顔に見えた。
(何だ、今の・・・今の顔は・・・・・・)
瞬きをして、もう一度メモルの顔を凝視する。もうメモルの顔には変化はなかった。
(幻か・・・ただの)
「随分偉そうなクチきいてくれるな・・・でも、このザマだろ」
メモルは黙ってしまった。
「そういうセリフは、自分ひとりだけでも生きていける様になってから言いな・・・
 まだジュースが好きな年頃のクセに責任とかどうとか語るんじゃないっつの」
18号は腰を上げた。うんざりだった。
誰かに説教する立場になるなんて思いもしなかった。
「帰れる家があるだけでもありがたいと思え
 このままでいると、誰かサンみたくなっちまうよ」
メモルは涙目で18号を見上げた。
「誰かサンって、誰の事?」
「・・・・・・・・・別に・・・いいだろ・・・そんな事は」
40855:2007/09/30(日) 18:40:15 ID:???
「す、すまねぇ・・・あんたには色々世話になっちまった」
暴走族たちは、感謝の意をこめて18号に礼を言った。
本来、礼を言われるのには慣れてないので、18号は、ふんとだけ言っておいた。
「これ・・・多くはねぇけど、受け取ってくれ・・・」
族の男の差し出した手の中には、10万ゼニーほどの札束があった。
これだけやったからという事もあり、躊躇いもなく、18号は札束を受け取った。
暴走族たちはメモルと共に部屋から出ようとした。
ちょうどその時、ドア付近の壁にある電話が鳴り出した。
族たちは顔を見合わせ、出てみようかと声を合わせると受話器を手に取った。
「もしもし?」
18号は、ベッドで気絶しているクリリンを見やった。
一般人を殴る時よりもちょっと力がこもりすぎた為か、クリリンが起きるのはしばらくかかりそうである。
(どうしよっかな・・・このままじゃ駄目だろうな・・・)
「あ、あの・・・」
18号は、暴走族たちの方を振り向いた。
「あ、あんたにだって・・・」
「は?あたしに?」
差し出された受話器を怪訝な目つきで見た。
誰があたしに電話をかけてくるっていうんだ?
やや戸惑いながら、受話器を耳にあてる。
「誰だ?」
「ブラウンシティ・ポリスのクレンドラー警部だ」
「・・・は?警察?」
「君の今いるクラブ・オーシャンは完全に包囲されている」
「・・・・・・頭、大丈夫か、おまえ」
「窓から外を見てみろ」
18号は、外の光景が見える窓まで移動した。カーテンからそっと覗く。
電話の男の言葉に嘘偽りはなかった。
明らかに30から40台以上のパトカーが店の前に止まっている。
包囲しているという事は前方だけでなく、左右と後方にもパトカーがうようよしているに違いない。
急に凄い爆音がしたので、空を見上げる。何とヘリコプターまで来ているではないか。
(マジかよ・・・面倒になってきたな)
クリリンは呑気にもまだ気を失っていた。
18号は初めて壁にぶつかる思いをしていた。
41855:2007/09/30(日) 18:46:17 ID:???
今週分はここまで、です。
ようやくひとつの話を完結できました。
でもまだ18号とクリリンの話があるので、もう少しかかります。
クラリスに続き、また「羊たちの沈黙」つながりのネタも出してみました。
暇潰しに楽しんでくれれば嬉しいです。
42名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 19:08:36 ID:???
乙でした。
まだまだ続きが気になりますね〜
次回も楽しみにしています。
43 ◆C18KF17RNI :2007/09/30(日) 19:12:54 ID:???
乙です

>男性の性器を初めて目にした、18号にとっての衝撃的体験
もしクリリンのあれが勃起してる状態だったらもう大変ですな
44名無しさん@ピンキー:2007/09/30(日) 22:47:21 ID:???
小説面白いな
45名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 21:54:31 ID:???
チンコが見れないウブな18号たん可愛い
46名無しさん@ピンキー:2007/10/01(月) 23:40:28 ID:???
18号に俺のビッグマグナムを見せてみたいぜ
47名無しさん@ピンキー:2007/10/02(火) 15:32:54 ID:???
ポークビッツのくせにwww
48名無しさん@ピンキー:2007/10/03(水) 19:32:03 ID:???
18号の生乳を見たい
49名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 01:45:58 ID:???
18号の乳首は絶対ピンク
50名無しさん@ピンキー:2007/10/04(木) 18:47:18 ID:???
そして乳輪は小さめ
51 ◆C18KF17RNI :2007/10/04(木) 22:33:03 ID:???
「男女7割支持した理想の乳首の色は?」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/88290
52名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 07:02:18 ID:???
もちろんマンコもピンク
53名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 21:55:32 ID:???
自分も小説書いてみようと思ったけど上手く書けないや
上手に書ける人は凄いな
54名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 00:42:49 ID:???
下手でもいいから書いて
強制はしないが
55名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 18:42:15 ID:???
クリリンがドS化して18号をいじめる小説を読んでみたい
56名無しさん@ピンキー:2007/10/06(土) 23:00:55 ID:???
18ごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
57名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 11:58:27 ID:???
Sな18号もMな18号も両方イイ!
58855:2007/10/07(日) 16:58:49 ID:???
「もしもし?もしもし?」

受話器の向こう側から、クレンドラーの声が呼んできた。

「・・・ん」
「見たろう、観念して早く出てくるんだ。今なら軽い刑で済むぞ」

(女一人にここまでするとは、ご苦労な事だ)

「あっそ」とだけ言って、受話器を切った。
間を置かずに電話が鳴るが、放っておいた。
少し静かになった気がする。振り向くと、待合室のテレビ放映が切り替わっていたからだと気づいた。
先程までメジャーリーグの試合中継だったが、今はニュース速報になっていた。
『只今、ブラウンシティの有名なソープランド、「クラブ・オーシャン」にきています!
 ご覧下さい!物凄い数のパトカーが集まっています!
 現在、クラブ・オーシャン内に潜んでいると思われる凶悪なテロリスト逮捕の為!
 ブラウンシティ・ポリスが総力をあげて事件解決に尽力を注いでいます!」

(ちょっと待てよ、何だよ、テロリストって)
18号は、画面の中で唾を吐きまくっている女性リポーターに怪訝な目を向けた。

『目撃者の話によると、テロリストの正体はなんと!
 美しい金髪の女性だそうです!これがその似顔絵です!』

リポーターはカメラに一枚の紙を提示した。
恐らくその手のプロが書いたと思われるであろう、18号の顔を忠実に書き上げた似顔絵であった。
59855:2007/10/07(日) 16:59:36 ID:???
『情報によると、犯行の目的の詳細は一切不明とのコトです!
 警察と犯人による駆け引きが事件解決の糸口になるのではないかと思われます!
 現場からは以上です!』

どうやら事態は18号の想像以上にスケールがでかくなってしまった様だった。
18号の実力を持ってすれば、警察が何人でかかってこようと苦にはならない。
だが、気絶したクリリンや族の男たち、メモルなどの足枷があってはやり辛い。

「おまえら、もう行けよ。問題は済んだろ」
「で、でも、アンタは・・・」
「人の心配するくらいなら、その女の心配でもしてやんな」

未だに鳴り続けている受話器を手に取る。

「もしもし?クレンドラーだが?」
「無関係の奴らがいる。これから出ていかせるから、撃つなよ」
「おい、待て、そいつらはなんに・・・」

最後まで聞かずに受話器を置いた。気を失っているクリリンに目を向ける。
せっかく再会を果たしたというのに、有無を言わさず殴ってしまった事を後悔した。
クリリンがここに来た目的も聞こうにも聞けない。
が、18号の直面している問題とは無関係である事は間違いない。
クリリンも店内から出すべきだ。18号はそう思った。
「おい、コイツも外に連れてってやって」
族の男たちにそう言おうとした矢先、テレビは再び現場の中継を報じていた。

『只今入った情報です!
 これまでの物的証拠からテロリストは単独犯だと思われていました。
 が、現在使用されている新型衛星監視カメラにある映像が映っており!
 その映像から、テロリストは少なくとも2名以上の複数の犯行によるものという可能性が出てきました。
 その映像をご覧下さい!』

テレビ画面は遥か上空からの衛星監視カメラが捉えた映像に切り替わる。

『お分かりになりますでしょうか!
 ブラウンシティ付近の上空に人間が浮かんでいます!
 映像の解析から、この人間は20から30前後の男性ではないかと思われます!』

18号は思わず吹き出しそうになった。
テレビ画面に、でかでかとクリリンが映っていたからだ。
随分と間の悪い時にきたものだ。クリリンも事件の関係者とみなされてしまったらしい。
どうやら、クリリンを外に出すのはまずいと考えた方がいいかもしれない。
60855:2007/10/07(日) 17:15:08 ID:???
今週分、半分投下しました。
長くなりそうなので、少し区切らせてもらっちゃいました。
エロやお色気からだんだん遠ざかってしまってますが、
どうもシリアス路線、アクション路線が好きなので、こうなってしまいます。
でも、「18号とクリリンの再会」という基本的な話から逸れない様にはちゃんとしていこうと思ってます。

>>53
>>54の方も仰られてますけど、是非書いてほしいなぁと思います。
自分だけ書いてても寂しいんでw
61名無しさん@ピンキー:2007/10/07(日) 18:26:15 ID:???
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
62855:2007/10/07(日) 19:40:55 ID:???
今週分、続きを投下します
どうも今週分は、アクション映画っぽくなってしまいそうです。
63855:2007/10/07(日) 19:41:50 ID:???
「とにかく、おまえらは行きな」

18号はシッシッと手を振った。
族の男2人はメモルを守る様に両脇につきながら、部屋を出て行った。
出て行く前に、メモルは18号を一瞥した。何も言わず。

「?」

18号には、メモルが視線をくれてきた意図が飲み込めなかった。
が、すぐにそれはどうでもいい事として受け流した。
おずおずと3人はドアを開けた。
途端にサイレンや人の怒号が沸きあがる。

「出てきたぞ!」
「3人いやがる!」

(おいおい、こいつら、分かってんだろうな)

一部の警察官が、すかさず3人を押さえつけようと飛び掛った。
18号はドアから半分顔を出して言った。

「おいッ!関係ないっつったろうがッ!」
「おまえら、何やってるー!そいつらは無関係だぞッ」

クレンドラーの声がした。連絡が行き届いてなかった様だ。
相変わらず警官たちは3人を押さえつけたままだ。

「ちょっと!なにすんのよーっ!」メモルが堪らずに声を荒げる。
「チィッ!」

18号は小型のエネルギー弾を放り投げた。
後続しようとする警官たちの手前で、エネルギー弾は着弾した。
64855:2007/10/07(日) 19:42:44 ID:???
「うおっ!」

小型とはいえ、相当の爆発音が響いた。
メモルたちを押さえつけていた警官たちも慌てて後退を始めた。

「何だ、おい!爆発したぞ!」
「犯人はまだ中にいるっ!」
「チクショウ!手榴弾か何かを投げてきやがったなッ!」
「かまわん!撃て!撃て!撃て!撃てーーーーーーーッ!」


クラブ・オーシャンを包囲した全警官による一斉射撃。

バババババババババババンッ!

物凄い数の銃弾が壮絶なハーモニーを奏でながら、店内に突っ込んでいった。
18号は店内に戻ると、クリリンをベッドの下に引き摺り下ろした。
先程まで18号とクリリンがいた部屋には、気持ちのいい位の蜂の巣が出来上がる。

「おまえら、やめろ!無茶苦茶するなーっ!発砲をやめろーっ!」

クレンドラーの制止も銃弾のオーケストラの前には、焼け石に水であった。

ズズズズッ

『ご、ご覧下さい!物凄い光景です!
 ブラウンシティ一の高級ソープランドであるクラブ・オーシャンが!
 半壊しつつあります!ど、どんどん崩れていきます!
 銃弾があいたせいで、建物を支える壁や柱の力が不安定になってきている模様!
 あ、ああっ、危ない、崩れます!建物の半分がこちらに!
 ちょ!ちょちょちょ!退避!退避!退避!」
65名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 01:06:34 ID:???
18号はなんだかんだいっても優しい所があるのがいいよな
66855:2007/10/08(月) 02:53:05 ID:???
視界全体が灰色の煙に覆われていった。
勿論、人造人間である18号にはそんな事は全く障害にはならないが。

「ゴホッ、ゴホッ」

あまりの煙の量に、流石のクリリンも意識を取り戻した様である。

「ぐへっ、ぐへぇっ、な、なんだよ、これッ!どうなってるんだ!?」
「やっと目が覚めたか」
「18号?18号か?こりゃ一体どうなってるんだよ!何で何も見えないんだ?」
「後で説明するよ。それよか、今しか逃げるチャンスないよ!」
「逃げるって・・・何から?」
「ポリ公どもからだよ!早く準備しろ!また撃ってくるぞ」
「おまえ・・・ホント、何やらかしたんだよ・・・」

警官たちが迫ってくる気配がした。

「んなこたいいだろ!」

クリリンの腕を強引に引っ張って、飛び立とうとした。
が、いきなりクリリンが引き止めてきたので、何事かと振り向いた。

「ま、待ってくれッ!」
「なんだよッ!」
「こ、この店の中には、オレたち以外にまだ人がいるかもしれない」

18号は目を吊り上げた。

「んなことないさ。あたしたち以外はみんな逃げたよ。たぶん」
「い、いや、ひとりだけ、もしかすると逃げられていない子がいるかもしれないんだよ!
 オ、オレ、ちょっと見てくるッ!」
67855:2007/10/08(月) 02:54:12 ID:???
クリリンは18号の返事も待たずに走って行ってしまった。

「おいッ!どこ行くんだよッ!」

18号は少し考えたが、クリリンの後を追った。

(あーあ・・・何をやってるんだろうな、アタシは・・・ったく)

クリリンは、先程誘導された個室に急いで戻った。

「誰かぁぁぁ、誰か助けてぇーッ」

か細い声が助けを呼んでいた。

(やっぱり、いた。くっそー、オレのせいだ!)

瓦礫の下敷きになっていたクラリスは意識を取り戻し、必死に叫んでいた。

「誰かーッ!あたし、死にたくないよーッ」

クリリンは、急いで瓦礫を吹っ飛ばした。

「だ、大丈夫かッ!」
「あーん、クリリンさーん!怖かったよーッ」

クラリスは、ギュッとクリリンに抱きついた。
埃まみれながらも、素晴らしい香水の匂いが漂ってきた。

「ちょ、ちょちょ、ちょっと、落ち着いて!もう大丈夫だからさ!」
「・・・お邪魔しちゃうけど、いいか?」
振り向くと、18号が冷たい視線をくれていた。
68855:2007/10/08(月) 02:55:38 ID:???
正直言って、見られたくない相手に見られてしまったという感じである。

「この子だよ!この子が逃げ遅れていたんだ!だから、た、助けたんだ!誤解すんなよッ!」
「べっつにぃ?アタシ、何とも思ってないよ?そんな必死に弁解するこたないだろ?」
「・・・・・・・・・と、とにかく、この子も連れて逃げなくちゃ・・・」

ババババンッ
再び銃声がした。
クラリスが恐怖の悲鳴をあげながら、クリリンに抱きつく。

「クリリンさーん、助けてーッ!」
「うるさいッ!メソメソ泣くんじゃないッ!」と、18号はクラリスに言い放った。
「18号!そこまでいうことないだろ!怖がってるだけなんだよ、この子は!」
「だってさァ・・・」

そこまで言って、18号は黙り込んだ。自分のきつい性格に少し嫌気がさしてきた。
クリリンは本当に何の不純なる理由もなく、女性を助けたいだけなのだろう。
18号は気づいていなかった。自分が僅かながらにクリリンに構ってもらいたいと思っている事に。

(ま、コイツらしいっちゃコイツらしいんだけど)

「このままだと、オレたちは平気でも、この子の命に関わる事になっちまいそうだなァ」

クリリンは必死に現状の打開策を探していた。
18号は、敢えてクリリンの提案を待つ事にした。
クリリンは自分の事を助けてくれたばかりか、体内にある爆弾まで取り除いた。
そこまでしてくれた男の判断に身を委ねてみるというのも悪くはない。
そう思う自分に、18号は苦笑いした。
しかし、クリリンの思いついた案は、18号の予想もしていない内容だった。

「・・・・・・・・・アンタ、気は確かか?」
「そ、そのつもりだけど」
「冗談だろ!?カンベンしてくれよ!」
「やっぱりイヤか?」
「ヤにきまってるだろッ!」
69855:2007/10/08(月) 02:57:05 ID:???
18号は頭を抱えたくなった。
(いくらなんでも、そこまでやるかァ?)
「・・・・・・ゴ、ゴメン、じゃあ、なんとか別の方法を・・・
 ん・・・、18号、ど、ど、どこ行くんだよ」
「どこ行くって、たった今、アンタが言ったことをやるんだろうが」
「・・・・・・え?」
「自信があるんだろ。今言ったことに」
「・・・・・・・・・」
「何だよ、ハッキリしろッ!あるのか、ないのか!」
「・・・・・・こ、これなら、うまくいく、とオレは思う・・・・・・」
「・・・・・・じゃあ、行こ」

警官たちは、真正面から誰かが近づいてくる音を耳にした。

「おいッ、くるぞッ!構えろッ!」
「い、いや、待て!何だ、あれは」
「な、なんか、振ってるぞ・・・・・・」
警官たちは目を凝らして、それが何かを確認する。
「・・・・・・白旗?」

「撃たないでくれッ!オレたちは投降する!」
頭を丸めた男と、そのすぐ後ろから金髪の美しい女性が両手をあげて、煙の中から姿をみせた。
「え・・・じ、じ、自首?」
あまりの呆気なさに警官たちの何人かは拍子抜けした様だった。

18号はあまり乗り気のない感じで、だらりと両手をあげていた。
自分よりも遥かに実力の劣る人間を相手に降参するのは、屈辱に近いものがあった。
が、クリリンの判断を信じるしかなかった。
そもそも、ここまで騒ぎを起こしたのは殆ど自分なのだから。

「よーし!床に腹這いになって、両手を後ろにまわせ!」
警官たちの一人が言った。
クリリンは素直にそれに従った。
(ったく、どこまで人が良いんだ、このバカは!)
18号は、渋々、クリリンに倣う形で床に腹這いになった。
警官たちが自分の首を膝で押さえつけ、背中にまわした両手に手錠をかけた時もじっとしていた。
「・・・・・・これで・・・うまくいかなかったら・・・・・・
 アンタ・・・・・・・・・・・・分かってるんだろうね・・・・・・・・・」
クリリンは小便が漏れるかと思った。
70855:2007/10/08(月) 03:01:23 ID:???
お待たせしました。
ようやく今週分の投下が終了しました。
銃撃戦がメインで物足りない部分があるかもしれませんけど。

>>65
18号は心の奥底の中には「思いやり」を持っていると、僕も思います。
71855:2007/10/08(月) 16:06:17 ID:???
予想以上に長い小説になってしまって、
読んでもらっているこのスレの人たちにはお付き合いしてもらって申し訳なかったです。
もうそろそろ完結すると思いますので、ご辛抱いただければと思います。
クリリンと18号以外で出て来た原作キャラが結構少なかったですけど、
次回からは何名か登場させる予定です。
72名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 16:49:59 ID:???
GJ!!頑張れ!
少しやきもち妬く18号とクリリンに従う18号に萌え
73名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 17:37:03 ID:???
18号が押さえ付けられて手錠かけられる姿を想像して(;´Д`)ハァハァしたw
74名無しさん@ピンキー:2007/10/08(月) 23:58:06 ID:???
てすと
75名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 06:37:52 ID:???
18号かわいいよ18号
76名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 19:02:56 ID:???
16号やクリリンを心配したりとか、冷たそうに見えて何気に優しい18号が好き
77名無しさん@ピンキー:2007/10/09(火) 22:30:54 ID:???
18号の活躍する話をもっと見たかった
78名無しさん@ピンキー:2007/10/10(水) 22:21:30 ID:???
18号がたまに見せる優しい表情がたまらん
79名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 01:23:38 ID:???
冷たい表情もいい
80名無しさん@ピンキー:2007/10/11(木) 20:25:18 ID:???
どんな18号も最高
81名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 21:10:11 ID:???
18号の髪をかきあげる仕草が色っぽい
82名無しさん@ピンキー:2007/10/14(日) 10:57:26 ID:???
18号のロングヘアーを見てみたかったなぁ
83855:2007/10/14(日) 17:58:59 ID:???
悟飯主役編の天下一武道会が展開上、トーナメントできなくなった描写は
当時読んでて凄くガッカリしたんですけど、バトルロワイヤルになって、
18号が事実上優勝する展開が読めて、最高の口直しになりました。
「やっと正体が分かったよ、ボクちゃんたち」と笑う18号が素敵。
劇場版とかももうちょっと18号の出番を作って欲しかったですね

少しですが、今週分を投下します。
84855:2007/10/14(日) 18:03:19 ID:???
事件解決から約1時間後。
ブラウンシティ・ポリスの留置場。
18号はやや汚れたベッドに横たわっていた。
クリリンは何か声を書けようかと考えた。
だが、あれからというもの、18号の方からは話し掛けてこない。
(そりゃそうだよな・・・・・・
 18号からすりゃ、来たくもないところへ無理矢理来たって事なんだし・・・
 怒るにも無理はないよな・・・・・・・・・)
クリリンは、チラリと寝ていると思われる18号を見やる。
こちらに背を向けて、一言も言葉を発しない。
何とか話題を見つけようかと思ったが、留置場で世間話など出来る訳もないだろうと悟り、止めた。
やっと18号に会えたというのに、自分はなんて馬鹿な事を思いついたのだろうか。
これでは、告白なんぞ到底適わないではないか。
クリリンは肩を落としながら、椅子に座った。

一方、寝ていると思われる18号だったが、実際は目を閉じているだけだった。
警官に手錠をかけられた時に比べれば、もう気分はそんなに悪くは無い。
ただ、ちょっと疲れてしまった。肉体的にではなく、精神的に。
兎に角、色んな事が起こった一日であった。
暴走族の男たちに頼まれた仕事の報酬も、警察に証拠品として押収された。
(結局、タダ働きかぁ・・・・・・。無駄な時間を過ごしたな)
クリリンはクリリンで何故か話し掛けてこないのが、18号には気になった。
ただ、それも仕方がないのかとも考えている。
クリリンが何をしにあの場に現れたのかは知らないが、巻き込まれた事には変わりない。
警察に敢えて捕まるというのも、クラリスという女性を助ける為の苦肉の策だった。
クリリンからすれば短時間で悩みに悩みぬいた末に考えた案なのだろう。
18号は何か話題はないかと考えた。
でも、人を慰めるなんてのは自分の柄ではなかった。
世間話が出来るほどの饒舌な口も持ち合わせてはいない。
結局、何も思い浮かばず、黙り込んだままになってしまった。
85855:2007/10/15(月) 00:14:26 ID:???
クリリンは取り敢えず今自分がすべき事に取り掛かった。
それが18号が早くこの留置場から出れる近道であるからだと思った。
「あのぉ・・・すいません・・・・・・電話かけたいんだけど・・・」
留置場のドアに座っている老刑事に声をかけ、クリリンは一旦外へ出た。

ほんの5分ちょっとばかしで、クリリンが戻って来た。
「・・・・・・何処にかけてたんだい?」
18号が横たわったまま言った。
「あ、ああ・・・・・・起きてたのか・・・・・・」
「当たり前だろ・・・こんなトコで呑気に寝れる奴がいるか?」
「はは・・・・・・言えてるな・・・・・・
 ちょっとさ、知り合いのところに掛けてたんだ・・・多分、もうすぐ出れるぜ」
「そうだといいんだけどね」
18号は上体をあげた。
「わ、悪い・・・・・なんか無理に連れてきちゃって・・・・・・」
「全くだよ。大体、こんなトコにずっといる必要があるか?」
ほんのちょっと力を込める。ただそれだけでもう18号とクリリンはここから出れる。
敢えて警察に捕まったのも、留置場に居続けているのも、クリリンの判断を信じたからだ。
多少苛立つとは言え、留置場から壊し抜けるというのはクリリンに対する裏切りに他ならない。
「そりゃまぁ、そうだけどさ・・・
 やっぱ世の中、守らなきゃいけない事だってあるんだし」
「ああそうかい」と言って、腕を組む。
クリリンは苦笑いしながら、頭を掻く。
「そういやさ、18号・・・・・・」
「ん」
「・・・・・・あんなトコで何で暴れてたんだ?」
少し間があいた。
「べっ、別にいいだろ・・・・・・・あんたには関係ない事だよ」
「そっか・・・」
「・・・何だよ?」
「いや、なんか、18号がひどい目にあわされたのかなぁ、なんて思って」
本気で言っているのだろうか。18号は肩をすくめた。
「誰に向かって言ってるんだ」
「・・・・・・そりゃそうだ」
暴走族たちの男たちから頼まれた仕事のことは話す必要は感じられなかった。
何より人助けなんて柄にも合わない事をしてしまったのを、クリリンに知られるのが恥ずかしかった。
「こんなトコに来て言うのもなんだけどさ・・・・・・
 オレ、18号が元気でやってるかどうか心配だったから・・・・・・
 変な話だけど、暴れてるのを見てて、ちょっとホッとしたよ」
「・・・な、なに言ってんだよ、急にっ」
18号はぷいっと顔を背けた。恐らく赤面になったであろう顔を見られたくなかった。
86855:2007/10/15(月) 00:33:11 ID:???
すいません。今回はここまでです。
予定ではもうちょっと書くつもりでしたが、思った以上に難しいです。
18号が恥ずかしがったり、クリリンが遠慮したりで、スムーズにいかない会話になっちゃいます。
なんとかうまい具合に描いていきたいと思うので、次週まで待ってください。
87名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 00:52:13 ID:???
乙です。

このじれったさがある意味醍醐味だと思うので、書く方からすると大変そうですけど、
読む方はニヤニヤしながら読んでます。

次回も楽しみにしてる!
88名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 07:34:39 ID:???
乙です
もっと続きが読みたいのは事実ですが、作者様の書きたい様にやっちゃって下さい。
89名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 15:33:56 ID:???
小説GJ!
もうすぐ終わってしまうのかと思うと寂しい気分だ
90名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 21:24:20 ID:???
小説書いてみたいけど良いシチュエーションが思い浮かばない
91名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 15:36:56 ID:???
18号萌え
92名無しさん@ピンキー:2007/10/18(木) 23:38:21 ID:???
18号を縛りたい
93名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 16:38:38 ID:???
18号のツリ目、声、仕草、デコ、性格、何もかもが萌える
94名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 17:14:32 ID:???
18号のオデコ広くて可愛いな
デコピンしてチューしたい
95名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 11:07:23 ID:???
ジュウハッチャンって呼ばれた時の反応を見てみたい
96855:2007/10/21(日) 20:49:54 ID:???
1週間ぶりです。
何とか書けたので投下させていただきます。
97855:2007/10/21(日) 20:50:59 ID:???
18号は自分の頬が次第に温かくなっていくのを感じていた。
戦闘能力が極めて高い18号にとって、『緊張する事』はやや邪魔なものとして捉えていた。
『緊張』は戦いに対する不安を生むし、それでは勝てるものも勝てなくなる可能性が出てくる。
例え、戦闘が不要な状況であっても『緊張』は一切感じたくない。
以前はそう思っていたのだ。孫悟空の家を目指していた頃は。
(でも、今は間違いなくあたしは緊張している。
 認めなくないけど、こいつがいるから、緊張してしまっている)
しかし、不思議な事に不快感はまるで感じなかった。寧ろ心地良かった。
クリリンが傍にいる事は、恥ずかしくもあり、一方で嬉しくもあった。
「もうすぐ来るかな」
クリリンは、壁の時計を確認しながら言った。
もうすぐ、クリリンの知り合いがここにくるという事らしい。
誰が来るかは知らないが、クリリンや自分をここから出せる力のある人物なのだろうか。
「・・・・・・18号は、ここから出たらどうするんだ?」
「・・・・・・え?」
「どっか行くトコとかあるのか?」
あまり深く考えていなかった。いや、考えたくなかったのかもしれない。
また、適当に街やら島やらをぶらつく事よりも、今のこの瞬間を楽しんでいたかった。
「もう、レッドリボン軍とかもなくなっちゃっただろうし・・・・・・行くトコないんじゃ・・・・・・」
「くだらない事言うな。あっても、あんなトコには行かない」
「あっ、ご、ごめん!」
クリリンは慌てて、言った。それを見て、18号は肩をすくめる。
98855:2007/10/21(日) 20:51:43 ID:???
「・・・・・・レッドリボン軍自体はないけど、ドクター・ゲロの仲間とかはいるかもね・・・」
「え?」
「軍がなくなった後に、ゲロが色んな分野の科学者を集めていたってのを聞いた事がある。
 ゲロについていけなくなって、部下の殆どがフケたらしいけど・・・・・・」
「・・・・・・けど?」
「中には、ゲロ並みにイカれた奴もいたっぽいよ。
 ゲロの持っていた人造人間の製造に関するデータが半分盗まれた事があったってさ」
「・・・・・・じゃ・・・・・・じゃあ・・・・・・!
 また悟空を狙う人造人間が出てくる事があるかもしれないって事か」
「・・・・・・ありえない話じゃないと思うよ」
「・・・・・・18号は?」
「え?」
「18号は、今もまだ悟空を狙ってる?もう・・・死んじゃったけど」
18号は、何だ、そんな事か、と苦笑した。ちょっと思案してみせる。
言うべきだろうか。言わないと、クリリンとはこれっきりになってしまうかもしれない。
初めてだった。もっと話をしてみたいと思わせた男は。
「・・・・・・んなわけないだろ」ちょっとクリリンの方を見やる。そして、また逸らす。
「そ、孫悟空は・・・・・・・・・あんたの友達なんだろ・・・・・・
 だから・・・・・・・・・・・・もう、いいや・・・・・・関係なくなったよ・・・・・・あたしには」
「・・・・・・そっかぁ・・・・・・18号って、やっぱ良い奴だな!」
「バ、バーカ!んなこと言ったって、何もやんないぞ」
「そんなつもりないって・・・・・・オレ、本当にそう思ってんだから」
「ふん!」18号は、唇をひん曲げて、背を向けた。
沈黙が流れた。ただ、気まずいとかは思わなかった。
もうちょっと、このやりとりをしていたかった。時計の針の音が18号には、邪魔だった。
99855:2007/10/21(日) 20:52:43 ID:???
「君たち・・・・・・」ドア近くの老刑事が言った。「もう出ていいよ」
「え?」
「釈放だよ」

署の入り口のソファーに、見知った顔があった。
「あ!クリリンくん!ここ!ここよ!」
あれは誰だっけ・・・。
そうだ。カプセルコーポレーションの・・・・・・ひとり娘・・・。えーと、名前は・・・。
「すいません、ブルマさん・・・わざわざ来てもらって・・・・・・助かりましたよぉ」
「ったく、あんた、何やってんのよー。テレビ見た時は吃驚しちゃったわ」
ブルマは、そういうと呆れ顔でクリリンの頭をはたいた。
「たははは、面目ないッス・・・」
「でも、何で亀仙人のお爺さんには連絡とらなかったの?」
「いやー、武天老師様だと、何か状況悪化させそうですから・・・・・・
 仲間の中じゃ、ブルマさんが一番の良識派だからなって思って・・・・・・」
「んなの、当ったり前じゃない!」ブルマは、ふふんと嬉しそうに鼻を鳴らす。
「ところで、ブルマさん、なんかエライ荷物持ってますね・・・」
「ああ、買い物したばっかなの。実はこれだけじゃないわ・・・
 小型ジェットで来たんだけどね、中にもいっぱいあるわよー」
「な、何かやらかすんですか?」
「ちょっと、バーベキューパーティでもやろうかと思って・・・」
「へぇ、いいスねぇ!オレも行きたいなァ!」
「そう思って、皆も呼んどいたわ!あ、折角だから、アンタも来なさいよ」
と、ブルマは18号に話を振った。
考えてみれば、18号とブルマは初対面であった。しかも、以前は敵としての印象もあっただろう。
しかし、ブルマは何の躊躇いもなく、18号を迎え入れようとしていた。
「ん・・・・・・あたし、そういうのは・・・まぁ・・・」
「遠慮なんかする事ないじゃない。それとも、何か用事でもあるの?」
「・・・・・・んーと・・・・・・さぁ、ね」
「今気づいたけど、あんた、服がちょっとビリビリになってんじゃない!
 可愛い女の子がこんなひどい恰好してるなんて、信じらんないわ!」
ブルマはクリリンをちょっと睨む。
「オ、オレ、何もしてないっすよ!」
「ウチに来なさいよ。良い服あげるから」
18号は流されるままにブルマとクリリンのあとについて行くことになった。
小型ジェットは多くて6名の人間が乗れるタイプのものだった。
後部座席の後ろには、バーベキュー用の食糧がたっぷり載っていた。
「うっひゃ、凄い量だなぁ」
「まぁ、ベジータとか悟飯くんがいるからね・・・
 ベジータったら、何かセルゲームの後から覇気がなくなっちゃってんのよ・・・
 だから、バーベキューでもりもり食べれば気が紛れるかなぁって思ったの」
「ああ・・・・・・悟空がいなくなっちゃったから・・・・・・かもしんないですね」
「ったく、ついこの間まで『カカロットを超える!』とかばっかり言ってた癖に・・・
 孫くんといい、ベジータといい、どうしてサイヤ人て良くも悪くも直球バカが多いのかしら」
「ははっ、いえてら」
18号は、楽しそうに笑っているクリリンを横目に見る。
自分も何とか会話に混じれないか。ちょっとだけそう思った。
「荷物が凄い多いから、中が狭くてゴメンね!
 ああ、ちょっと!」
「ん?」ブルマは、18号に赤ん坊を差し出した。どこかで見た事のある赤ん坊。
「スペース無いからさ、悪いんだけど、トランクスを抱いててくれる?」
「あたしが?」
「お願い!クリリンくんには、荷物持ってもらうからさ、あんたしかいないの!」
「・・・・・・貸しな」
おずおずと、トランクスという名の赤ん坊を抱く。
「あーっ、あーっ、あはっ!」
「コ、コラッ!髪を引っ張るな!」
「じゃあ、出発するわよー!」
100855:2007/10/21(日) 21:37:38 ID:???
今週分、投下完了しました。
クリリンから先に告白と思ってましたけども、
18号なりに頑張ってアピールする描写をいれてみました。
ストレートじゃない方が18号っぽくていいかなぁと思いましたけど、如何でしょうか。
久しぶりに18号とクリリン以外のDBメインキャラを出してみました。
感想お待ちしてます。
予告ですが、もしかすると次週で纏めに入ってしまうかもしれません。
頑張って良い風に終わらせたいと思います。
101名無しさん@ピンキー:2007/10/21(日) 22:58:06 ID:???

待ってたよ
18号かわえええええええええええええええええええ
102名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 03:21:53 ID:???
さすがブルマだなナイスだ
恋愛してる時の18号は最高に可愛いなあ
萌えたぜ
103名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 19:27:53 ID:???
もうすぐ終わるのが残念だが続き楽しみだ
104名無しさん@ピンキー:2007/10/22(月) 23:36:55 ID:???
GJ!
クリリンとこれっきりにしたくなくて言葉を探す18号がいじらしいなあ
セリフが毎回イキイキしてて読んでて楽しい
105名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 01:20:55 ID:???
鳥山はクリリン18号の馴れ初めは考えてあるけど恥ずかしいから描かなかったんだよな
こういう小説読んでるとますます鳥山の描いた二人の話も読んでみたくなる
106名無しさん@ピンキー:2007/10/24(水) 18:03:38 ID:???
鳥山は恋愛描くのは本当に苦手だよな
107名無しさん@ピンキー:2007/10/25(木) 08:42:10 ID:???
クリリンが十八号破壊に向かう直前にオナってればセルの完全体は無かったのだろうか
108名無しさん@ピンキー:2007/10/26(金) 16:54:38 ID:???
18号って良い匂いしそうだな
匂い嗅ぎたいよ
109名無しさん@ピンキー:2007/10/28(日) 04:28:23 ID:???
18号の可愛さは異常
110名無しさん@ピンキー:2007/10/30(火) 02:20:15 ID:???
料理してる所が見たいな
111名無しさん@ピンキー:2007/10/31(水) 15:17:50 ID:???
小説まだかなー
112sage:2007/11/02(金) 01:25:04 ID:B0DvX8ou
113名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:15:03 ID:???
18号は意外と家庭的だと見た
114名無しさん@ピンキー:2007/11/02(金) 23:30:31 ID:???
文句言いながらも膝枕してくれそう
115名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 01:41:07 ID:???
想像して萌えた(*´Д`)
116名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 12:13:45 ID:???
クリリンにならパフパフさせてくれるんだろうな
117名無しさん@ピンキー:2007/11/03(土) 22:57:58 ID:???
18号「ぱ、ぱふぱふだと?なんでそんな事しなきゃいけないんだ変態野郎!
……ちょ、ちょっとだけだからな!」
118名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 14:42:35 ID:???
(*´Д`)ハァハァ
119名無しさん@ピンキー:2007/11/04(日) 20:18:31 ID:???
クリリン勝ち組すぎる
120名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 17:27:05 ID:kMQdYt6e
クリリン夫婦の夜のいとなみを
アダルトアニメ化してほしい
121名無しさん@ピンキー:2007/11/05(月) 22:24:05 ID:PH5R9sN2
毎晩、妻の小振りな乳房にむしゃぶりついたり
妻の白いお尻を撫で回すクリリン
122名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 15:44:32 ID:???
18号が顔赤くして「バーカ…」と言うシーン最高に萌えた
123名無しさん@ピンキー:2007/11/06(火) 19:56:29 ID:???
18号は純情でかわいいな
124名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 12:34:43 ID:jHfZ+3kc
クリリン=漫画史上1の果報者
125名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 14:33:38 ID:???
年の差結構ありそう
126名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 20:19:47 ID:???
18号は少女の設定らしいから多分10代後半くらい
クリリンはセル編の頃は30歳くらいだから一回りくらいの差があるな
127名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 21:10:50 ID:???
18歳だと信じてる
128名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 22:01:54 ID:w6hRIMF5
中学生だという噂もある
白人の美少女は大人びて見えるし
129名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 22:24:36 ID:???
中学生だとクリリン犯罪w
18歳でもギリギリなのにw
しかも18号は年取らないし
130名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 23:19:27 ID:???
17号って18号とあまり身長差ないよな
たぶん成長途中だったんだろうな
131名無しさん@ピンキー:2007/11/07(水) 23:34:47 ID:???
【ドラゴンボール】18号はエロかっこいい3【人造人間】
http://anime2.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1193759757/
132名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 09:53:19 ID:1yEgIano
18号は15歳ぐらい
根拠は双子の17号が少年にしか見えないこと
18号が金髪なら17号も白人ということになるが
白人は高校生ぐらいになると、もっと大人っぽく見えるはず
クリリン=ロリコン大帝
133名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 11:07:01 ID:???
17号18号を人造人間編のラスボスにしようとした時に編集から
「子供がボスというのはちょっと…」とクレームが来たらしいから
子供といえば子供なんだろうけど、さすがに高校生くらいだろw
どっちにしてもロリコンといえばロリコンかもしれないがw

でもまあクリリンは18号の若さに惚れたわけじゃないしな
愛があれば年齢差なんて関係ないさ
134名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 14:26:45 ID:Fr2WpZzr
アニメだと、クリリンは独身時代マロンちゃんとかいう彼女がいた
自分の娘に元カノそっくりの名をつけるとは、ふてー奴だ
恐妻家のくせに
135名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 17:01:29 ID:???
クリリンに子供扱いされないよう必死に大人ぶる18号を想像すると萌え(*´Д`)ハァハァ
136名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 18:13:30 ID:???
137名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:42:34 ID:???
かわいいけど乳デケーな
138名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 22:55:39 ID:VOSUBrvz
18号さんのヌード見たい
でも、見れるのクリリンだけ
139名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:13:44 ID:VOSUBrvz
クリリンさんとは
ダブルベッドで寝てるんだろうか?
白人なら、それが普通だが
140名無しさん@ピンキー:2007/11/08(木) 23:29:08 ID:???
>>135
ブラックコーヒー飲めないのにクリリンの前で無理に飲んでみせる18号
でもやっぱり苦くて涙目
141名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 08:03:48 ID:TVU5dUjX
一番気になるのは、18号に味覚があるかどうかだ
べジータにぶん殴られても、苦痛を感じない
変態ゲロに皮膚感覚を奪われてる可能性があるし
味覚も失ってるかもしれない
142名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 08:50:42 ID:???
ベジータに殴られて無反応だったのは単にベジータの攻撃力が弱かったんじゃね?
痛覚や味覚はあると思う
確か17号はセルの攻撃を受けて痛そうにしてた気がするし
18号もアニメや映画やゲームで敵の攻撃に悲鳴をあげる場面が普通にあるしな
143名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 10:40:21 ID:KkgCTz8V
そんならいいいけど、皮膚感覚がないと
クリリンと交尾してもなかなかエクスタシーを感じない
クリリンだけが、幼な妻相手に興奮してる状態になる
144136:2007/11/09(金) 17:37:03 ID:???
145名無しさん@ピンキー:2007/11/09(金) 18:37:20 ID:???
>>144
かわえええええええ
146名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 02:13:43 ID:???
でも巨乳より普通でいいなぁw
147名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 02:15:34 ID:???
>>130
公式で両方160cm
148名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 09:31:41 ID:kkOX2KWR
18号はともかく、17号は中学生体型だよ
やっぱり彼らは14歳ぐらいだよ
クリリン→ロリ中年

もっと酷いのは、GTでブラちゃんをナンパしようとした連中
ブラちゃん9歳ぐらいなのに
149名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 11:51:58 ID:???
何故そんなに中学生にこだわるww
別に何歳でもいいけどさ
150名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 13:41:57 ID:IHhlJ0s0
うん、何歳でもいいwwwww
151名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:35:49 ID:v4MLPvWI
ブラちゃん9歳だったん?
152名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:37:05 ID:v4MLPvWI
で、ロリ栗は中学生妻を孕ませたとwwwww
153名無しさん@ピンキー:2007/11/10(土) 21:38:28 ID:???
高1か高2くらいな気がする。
154名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 00:50:25 ID:???
幼妻ってエロイな
155名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 09:52:17 ID:iZ7RMMn2
幼な妻と毎晩生殖行為をやるクリリン
156名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 13:06:14 ID:okASkhU6
毎日ピンクの乳首にむしゃぶりつき
白いお尻を嘗め回すクリリン
157名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 20:33:59 ID:???
家事をやってる所を後ろから抱きついたりみたいな、新婚らしいじゃれ合いも
初めは決死の覚悟でいったに違いない。
158名無しさん@ピンキー:2007/11/11(日) 21:09:23 ID:OO9qZdVG
婚前交渉の時は、まず18号がクリリンを無人島に誘って
いきなり全裸になって「抱かせてやる、好きにしろ!!」と叫んだ
159136:2007/11/12(月) 10:15:55 ID:???
さらに続き、モザイクはおれの判断でつけました。

ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2686.jpg
160名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 22:06:33 ID:OmklpT3p
18号はクリリンの前で全裸になると
「我に子供を授けよ」と言った
161名無しさん@ピンキー:2007/11/12(月) 23:27:29 ID:???
くぱぁ
162名無しさん@ピンキー:2007/11/15(木) 18:16:29 ID:???
18号様お仕置きキボンヌ
163名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 15:30:43 ID:uzQUToFU
18号ちゃんは
クリリンを萌えさせるため
毎晩、裸にエプロン姿で家事をやってます
164名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 19:52:10 ID:???
裸エプロンで家事してる18号に後ろから抱きつきたい
165名無しさん@ピンキー:2007/11/18(日) 06:41:36 ID:gjulNfCs
上半身裸、ふんどしだけ着用し、家事やってる時もあります
166855:2007/11/18(日) 21:38:00 ID:???
御無沙汰してました。
風邪ひいてて死んでました。
他にも個人的な事情でちょっと書けなかったんですが、漸く立ち直りましたので。
続きを少しだけ書きましたので、のっけておきます。
現在の話題のお邪魔をしてしまって申し訳ないです。
僕も18号の裸エプロン、めっちゃ見たいっすわー。
167855:2007/11/18(日) 21:39:12 ID:???
それから約20分。
ブルマは操縦を片手に、携帯電話を操って仲間を集めるのに夢中になっていた。
後部座席のクリリンと18号は、赤ん坊の相手にやや苦戦していた。
トランクスは相変わらず18号の髪の毛から興味が離れない。
綺麗な金色の髪の毛は、赤ん坊の珍しい玩具として選ばれてしまった様だ。
18号はクリリンに助けを求めたかったが、それもみっともない気がして止めた。
「いつ見ても、可愛いよなー、赤ん坊って。それがあんな良い男になるんだから」
クリリンがふと漏らす。
「何で、この餓鬼が良い男になるって分かるんだよ」
「え?」クリリンは不思議そうに18号を見やる。
「・・・・・・ああ、そっか、18号は・・・・・・知らなかったっけか」
「何だ?」
「・・・・・・い、いや、何でもないんだ。
 ほら、ベジータの子供だからさ、きっと良い男になるんだろうなって事だよ!」
明らかに表現のニュアンスが違う事は18号にも分かる。
が、あまり興味の無い話題だったので、それ以上は追及しなかった。
孫悟空やクリリンの仲間の中でも、18号はベジータが一番嫌いだったからだ。
一番最初に相手をしたからだけでもないし、別に「人形野郎」と馬鹿にされた事もどうでもよかった。
ベジータの戦闘を好む性格が18号にはあまり好ましくないものだったからだ。
孫悟空を倒す為に人造人間となった18号が戦闘を好むベジータを嫌うのも可笑しな話だったが。
「アウー、アハッ、アーハッ」
「・・・ったく、いい加減、あたしの髪の毛で遊ぶのやめてくれよ」
「まぁまぁ、ちょっとの辛抱だからさ、赤ん坊の相手してやんなよ」
「あたしの髪の毛より、アンタの頭の方がよっぽど良い玩具になると思うけどね」
「ど、どういう意味だよ!」
「別にぃ?」
「チェッ・・・・・これからは髪の毛生やそうかなー」
愚痴を言い合っている間に、ジェット機は西の都上空まで来た。

カプセルコープレーション内のブルマの自室。
18号は正直言って、驚嘆していた。ブルマの所持する服のあまりの多さに。
(な、なんだよ、これ!
 うわっ、この服、立ち読みした雑誌に載ってたヤツじゃん!)
情報を聞いて知っていたものの、18号はカプセルコーポレーションの凄さを違う角度から再確認した。
「みんな、学生の時のヤツばっかだからさ、今はもう着てないの。勿体無いから好きなの着てってよ」
(おいおい、そんな軽く言われてもな・・・)
18号は暫く数多くの服をじっくりと眺めていた。
(・・・そういや、バーベキューやるって言ってたな・・・
 だったら、動き易い方がいいかな・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・)
18号はいつの間にかバーベキューに参加する事を考慮に入れている自分に気づき、ちょっと立ち止まる。
仮に参加しないとして、この後どうすればいいのだろう。
多分、それだとクリリンにまた会うキッカケも上手く作る事は出来ない。
この場に居続けるか、服を受け取ってさっさと消えるか。
18号がどちらを選ぶかはそんなに時間は掛からなかった。

「あら、そんなボーイッシュなのでいいの?」
「・・・・・・ああ、これでいい」
168名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 02:00:35 ID:???
小説キテタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
待ってたぜ!
169名無しさん@ピンキー:2007/11/19(月) 17:15:32 ID:???
髪の毛で遊ばれる18号カワユスw
170名無しさん@ピンキー:2007/11/22(木) 01:02:42 ID:???
18号のスカートめくりたい
171名無しさん@ピンキー:2007/11/23(金) 19:34:28 ID:???
18号に蹴られたい
172名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 16:56:07 ID:NJRM5XTY
18号さんのパンツほしい
173名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 17:01:12 ID:NJRM5XTY
18号さんの陰毛ほしい
174名無しさん@ピンキー:2007/11/25(日) 21:53:52 ID:0gHwr256
金色のアンダーヘアが欲しい
175名無しさん@ピンキー:2007/11/27(火) 22:10:18 ID:w369mI7H
18号の愛液
176名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 12:58:15 ID:???
愛液飲みたい
177名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 08:40:44 ID:???
子供ができたときどんなふうに喜んだんだろう。それともやっぱり醒めてたのかね
178名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 10:05:33 ID:f721UIo0
子供ができた時ぐらい、感激しただろう
あまり表情や言葉には出さないだろうが
179名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 19:14:22 ID:???
18号は表面的にはクールだけど意外と情熱的なタイプ
180名無しさん@ピンキー:2007/12/02(日) 19:18:22 ID:Ht0ZuYo/
↑確かに
ベッドの上では、激しく燃えるタイプ
181名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 00:45:10 ID:???
クリスマスを二人きりで過ごしたりバレンタインに手作りチョコ貰ったりしたのかと思うと
クリリンうらやましすぎる
182名無しさん@ピンキー:2007/12/07(金) 05:56:27 ID:01AYLL4R
持久力抜群の奥さんを相手に
クリリンもベッドの上でたいへんだなwwww
183名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 06:46:47 ID:???
精子を一滴残らず絞り取られたいです
184名無しさん@ピンキー:2007/12/09(日) 10:13:16 ID:bxG5PuoV
↑俺も
185名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 06:22:05 ID:aI3b55Eq
中の人は 若者から精液を搾り取る四十路
186名無しさん@ピンキー:2007/12/13(木) 20:42:36 ID:W5Nybafc
四十路でも美女なら、それでよし
187名無しさん@ピンキー:2007/12/15(土) 22:39:48 ID:???
18号に首輪つけて飼いたい
188名無しさん@ピンキー:2007/12/16(日) 13:47:19 ID:op7j9Dhn
18号さんは、中年になって精力減退気味の夫を萌えさせるため
毎晩裸になると、首輪や猫耳を身に付け
四つん這いになって、腰を振ったりしています
189名無しさん@ピンキー:2007/12/17(月) 09:51:24 ID:???
(;´Д`)ハァハァ
190名無しさん@ピンキー:2007/12/22(土) 21:45:36 ID:???
・・・。
191名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 03:53:12 ID:???
18号はクールに見えてヤキモチやきやすいタイプだね
そこが萌え
192名無しさん@ピンキー:2007/12/23(日) 18:54:26 ID:a5/R5ud4
時が流れ、クリリン夫婦に孫が出来ても
18号さんは美少女の姿をしてるのであろうか?
193名無しさん@ピンキー:2007/12/24(月) 22:34:35 ID:+PDimHYy
クリリンさんは18号さんと一緒に
お風呂に入っているのでしょうか?
かわいい娘と一緒に
お風呂に入っているのでしょうか?
それとも3人一緒に・・・・???
194名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 02:52:57 ID:KDW65oZc
亀のじっちゃんと一緒に
195名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 05:16:07 ID:???
俺が亀仙人ならとりあえず睡眠薬か何か飲ませたりして18号を犯す
あとは媚薬を飲ませてその気にさせるとか
一緒に住んでれば犯すチャンスは沢山あるはず
196名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 05:54:11 ID:0Gy0n+JZ
クリリンは亀仙人の性格をよく知ってるので
妻や娘が口にするものは、全てチェックしています
ってか、なんでクリリン一家は亀仙人なんかと一緒に
暮らしているんだろう?
197名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 05:54:22 ID:0Gy0n+JZ
クリリンは亀仙人の性格をよく知ってるので
妻や娘が口にするものは、全てチェックしています
ってか、なんでクリリン一家は亀仙人なんかと一緒に
暮らしているんだろう?
198名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 05:55:33 ID:0Gy0n+JZ
いかん、2度書きしてしまった
199名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 21:39:14 ID:???
>>195
>一緒に住んでれば犯すチャンスは沢山あるはず

冷静に考えろ、ねーよw
200名無しさん@ピンキー:2007/12/25(火) 21:53:22 ID:A+5lDuV2
>>195
18号さんに媚薬飲ませたらやばいだろ
抱きしめられたら、鋼鉄も砕く怪力によって
肋骨と肋骨を砕かれる。
ちなみに、18号さんがクリリンさんに抱かれる時は
裸でベッドに横たわり、後はじっとして
されるがままになっている。
201名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 00:29:57 ID:???
てか媚薬なんて効くの?

>>200
なぜ知ってるw
202名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 01:41:39 ID:???
体にリボン巻いて「私がクリスマスプレゼントだよ」ってやってほしい
203名無しさん@ピンキー:2007/12/26(水) 06:04:52 ID:TDhy1lYO
>>201
それが一番よい方法だからです
18号が本気で抱きついたら
クリリンでも、肋骨にひびが入るかもしれません。
204名無しさん@ピンキー:2007/12/27(木) 21:25:04 ID:???
>>195ー196
亀仙人もそこまではしないだろ・・
205名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 20:29:24 ID:???
亀仙人は18号の裸見たことあるのかな
206名無しさん@ピンキー:2007/12/29(土) 21:40:16 ID:3A+efd7k
カメハウスの風呂やクリリン夫婦の部屋には
隠しカメラや覗き用のマジックミラーが備えられています
207名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 11:05:51 ID:???
18号ほどの女が気付かないわけないだろ。お前らさびしいやつらだな。
208名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 12:14:29 ID:aErCO9rn
>>207
お前、文句しか言えんのか?
お前こそ、寂しいやつだなwwwwww
209名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 17:00:14 ID:???
何年か前は正月に18号が活躍する映画やってたな
またやらないかな
210名無しさん@ピンキー:2007/12/30(日) 17:28:05 ID:UzWBbcPr
オレも18号さんの映画見たい
ドラゴンボールの本筋と関係ない番外編でもいいし
早い話、18号さんが出てくれたらそれでいい
211名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 11:42:40 ID:???
映画で18号がヤキモチやく所がかわいい
212名無しさん@ピンキー:2007/12/31(月) 13:09:19 ID:l0jHAzS1
18号さん
表情の一つ一つがかわいいよね!!
213名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 03:31:28 ID:???
18号が赤くなるシーン最高
214名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 08:09:25 ID:S1qCrAzA
18号さんが「バーカ(馬鹿)」と言って、赤くなるシーンが・・・
萌える・・・
215名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 15:10:55 ID:???
>>210
禿同。
オレはあまりにも18号が主役のヤツがみたくて、
自分で考えたりしている。
216名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 16:15:23 ID:eNk9lx26
漫画アニメ全般でも
18号さんほど個性的かつ魅力的なキャラは、めったにいない
ドラゴンボールの脇役で終わらせるのは、もったいない
217名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 21:43:59 ID:???
>>215
その考えた物語を小説にしてうpして
218名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 22:10:18 ID:???
>>216
ナカーマ

・人造人間
・主人公並みに強い(初登場の時点ではだけど)
・金髪美女
・ツンデレ

個性ありすぎだろ…
219名無しさん@ピンキー:2008/01/01(火) 23:25:55 ID:???
18号は俺が初めて惚れたアニメキャラ
220名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 15:44:10 ID:cx/htoOq
>>218
金髪キャラは意外とアニメでは難しいんだけど
金色をいちいちセル画に塗ってたら
お金がいくらあっても足りないので、結局黄色で誤魔化すことになる
でも今なら、パソコンで着色し、理論上無限の色が使えるので
金色の髪がなびく18号さんも、新作アニメで活躍させて欲しい
221名無しさん@ピンキー:2008/01/02(水) 23:40:51 ID:???
プラチナ説と金髪説があるんだけどどっちが正しいんだろう…
222名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 00:07:39 ID:wSrz0jp/
プラチナ説ですか?初耳だなあ
それも美しいと思うけど
223名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 02:18:59 ID:qtTF2SMw
18号がトランクス犯してる画像あるが最高に良いうp需要あるかな?
224名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 02:25:32 ID:???
うp
225名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 03:11:18 ID:???
未来18号のやつだっけ??17号と賭けしてるやつ
226名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 13:51:22 ID:???
18号が好きなおまえらに
クリリン×18号小説書いたる

けど、GT最終回終了後の話だからGT嫌いな方はスルーしたくだぱい

ちょっと書いてくる
227名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 14:53:18 ID:a0cEiPeU
小説頑張ってくださいね
GT嫌いだけど、読みますから
228名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 19:54:20 ID:???
>>226
楽しみにしてます
229名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:05:25 ID:vccsYyVR
>>226
出来たら、娘に恋人ができて
クリリンパパが動揺する話も書いてください
230名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:20:01 ID:vccsYyVR
229の続きだけど
娘の恋人が18号さん見たら、仰天するだろうね
「お母さん???ウッソー!!お姉さんでしょ!?」みたいな
231名無しさん@ピンキー:2008/01/03(木) 22:34:05 ID:???
今なん実で18号が活躍する映画実況してるお

ちなみに小説は日曜までにはできる予定。
下手糞なのであんま期待しないでね
232名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 09:55:48 ID:???
>>230
娘の恋人が18号に惚れてしまって昼ドラのようなドロドロした展開に
233名無しさん@ピンキー:2008/01/04(金) 19:13:42 ID:ScHK3bzy
>>232
それもありうる
234226:2008/01/05(土) 01:45:18 ID:rbNkOA6q
だいたい話が半分くらい出来ちゃったんで、悪いなおまえら(;ω;)

でとりあえず前半投下します。

んでもって反応待っておまいらがいいようだったら後半も投下しますわ



注意

・ドラゴンボールGT その後のクリリンたち
・文才無し、小説ではないと思いますw
・おもしろくないとおもわれ
・矛盾が生じてたらごめんなぱい
etc

て感じなんで嫌だったらスルーお願いします

んじゃ、前半投下開始ー
235クリパチ(GT設定)1:2008/01/05(土) 01:47:45 ID:???


「なあ…18号、あれから一回悟空が此処にきたんだ。」


「そうか、ヤツは…孫悟空は元気だったか?」

昼下がりのカメハウス、クリリン・18号夫婦はコーヒーを飲みながら休日をまったり過ごしていた。


「ああ!!元気だったさ。相変わらずでよお。久しぶりに手合わせしたんだけどアイツってば
俺が喋ってる途中でどっか行っちまって。」

つい3日ほど前の話。
18号はコーヒーを口にし、クリリンの話に耳を傾けた。

「そう。アイツは…本当にすごいやつだったなあ…。アイツがいなかったら、今こうして
此処でのんきに暮らしてなんかいなかったろうね。」

「だなっ!」

ドタドタドタっ
ガチャっ

「ママっ!!パパっ!!用意できたよっ!!」

騒がしく彼女にとっては大きな荷物を持ちリビングへ入ってきたのは二人の愛娘、マーロン。

「おっ!たった2泊だってのにえらい荷物だなあ…ははっ!まあ、今車出すから待ってろよ?あ、18号おまえもこいよ!」
クリリンは親指で車のほうを指差し18号に言った。
「私はいいよ。これからまたやることあるからさ?二人で行っておいで」

「わかった!マーロン連れてったらすぐ帰ってくるよ。」
「パパ早く〜」

「マーロン、行ってらっしゃい!あんまり迷惑かけないようにするんだよ?」
「は〜い!!行ってきま〜す」

18号はすっかり母親の笑みで娘を見送るとリビングへと戻り飲みかけのコーヒーを口にする。

「18号さん、マーロンさんは何処かにお出かけなんですか?」
のっそりと喋りだしたのはウミガメ。

「ああ、パンと一緒にブルマの家にお泊り会…だそうだ。パンやブラといろんな話するんだって
騒いでたよ。」

くすっと小さく笑いながら18号は言った。
「そうなんですか…では今夜はクリリンさんと二人っきりなんですね?」
意味はとくになく言ったウミガメだが、その隣でコーヒーを飲んでいた18号は
むせてしまった。
「おや、18号さんどうしたんです?」
「っ!!けほっ…はぁ…な、何でもないよっ!」
「そうですか…ならいいのですが」
18号はそのまま飲み終えたコーヒーのカップを持ちキッチンへと向かった。
236クリパチ(GT設定)1:2008/01/05(土) 01:49:15 ID:???
一方、都へと向かうクリリンとマーロン。

「パパ、ばいばーい!!…おじゃましまーす!!」
着くなりクリリンに大きく手を振りたたっとブラたちのもとへ駆け寄るマーロンの
姿を見てクリリンは微笑み、いい子にしてるんだぞっと手を振り返し。

「マーロンちゃんたら元気ねえ!」
「ったく誰ににたんだかねえ…そうだ!べジータは元気してるか?」
「立ち話もなんだし、ちょっとあがって行きなさいよ?」
玄関先で迎えるブルマとクリリンはそのまま話に花を咲かせた。
「ははっ、こりゃ昔の話をすると中々とまんないもんだなー、俺も少しお邪魔してっていいか?
トランクスもいるんだろっ?」





「……ってもうこんな時間っ!!夕飯の支度してないっ!!」
時間を確認するなり何時の間にか過ぎていった時間に驚き慌ててキッチンへ向かい
「もうこんな時間か〜、もう少し話したら帰ろうかな」
「って!!!!!ちょーっと待ったあ!!」
と、突然ピタリと止まり後ろを振り向いたブルマにクリリンは驚き思わずうわあと声をあげた。

「ふふーん…」
「な、なんだよ突然ーっ」
にやりと怪しく笑みを浮かべるブルマにクリリンは冷や汗を掻きつつもなんだろうと
言わんばかりの表情浮かべ笑い返した。

「マーロンちゃんはしっかり預かっておくわね!!…あんた、カメハウスに18号残してるんでしょ?
早く帰ってあげなきゃダメじゃなーい!ウミガメがいるから大丈夫だろうけど、亀仙人だっているのよ?
いつセクハラにあうかわからないわよー?」
未だにやりと怪しく笑みを浮かべブルマは話す。

「ん?あー…武天老師様かぁ。18号なら強いし大丈夫だよ!武天老師様だってわざわざ
殺されに行くような真似はしないさ、はははっ」
ブルマが何を言いたいのか未だわからずけろっとした顔で答え

「まーだわかってないようねえ…だってあんた!今夜は久々に18号と二人っきりなのよ〜?
ゆっくり二人で過ごそうとか思わないわけえ〜!?」
ブルマはデリカシーの無い男ね〜と更につけたし相手を横目で見遣りため息をついた。

「なななな、何言ってるんだよブルマさん!!二人きりったって家ん中にゃあウミガメも武天老師様
だっているんだからさ、はははっ」
なんとなく言いたいことがわかったのだろうか、クリリンは動揺しはじめ。
「いーから、早く帰りなさいよっ!」
にたにたと笑いながらブルマはクリリンの背を押しドアに向かわせ

「わわわわかったからっ!!…ふぅー…相変わらず強引な人だなー…」
ため息をつくとボソリと一言言い、じゃあねーと手を振るブルマに手を振り返しした。


「二人っきりかあ〜…久しぶりかもなあ……っと…そういやあ、
18号にもすぐ帰るからって言ってたんだった…やっべぇ…怒られるかな?」
言いながらそそくさと車に乗り込むとエンジンをかけ車体を浮かしカメハウスへと向かった。
237クリパチ(GT設定):2008/01/05(土) 01:49:50 ID:???
悪い、↑は2ね
238クリパチ(GT設定)3:2008/01/05(土) 01:51:18 ID:???
その頃カメハウスでは…

「…おそい…」
すでに夕飯を作り終えた18号がクリリンが帰ってくるのを夕飯を食べずに待っていた。
亀仙人やウミガメはとっくに食べ終わった後で自由に時間を過ごしていた。

テーブルに並べられた料理はもちろん冷め始めている。
次第に18号の表情は険しくなり、終いには拳を握り始めた。

「じ、18号さん…」
ウミガメは18号の様子を見てこの後のクリリンに襲い掛かるであろう悲劇を
想像し小さくため息をついた。

その傍らでは亀仙人が懲りもなくエアロビクスのビデオを見ながら鼻の下を伸ばしている。
『はーい!ワン・ツー!!ワン・ツー!!』

「そろそろこれもあきてきたのう…しばらくバイバイじゃ!!次はこれー…っと」

亀仙人の言葉通りエアロビの視聴をやめ、次に新しいビデオを流し始めた。
ちゃら〜ちゃら〜♪
『あは〜ん…うっふ〜ん!』

今度は厭らしさをいかにも醸し出す音楽と共に女のわざとらしいいやらしい声が部屋中に響いた。

「おい、じーさんっ!!…まだこんな時間帯だぞっ!?こんなもの見てるんじゃないよ!!
さっさと消しな!!」
18号はクリリンへの怒りと、この静かな空気の中で流れるビデオの音声、音楽に恥ずかしくなり
とうとう声をあげた。

「なぬ?消してほしいのかの??…ぐふふっパフパフさせてくれたら考えてやってもいいぞぉ…!!」
と、鼻の下を更に伸ばし、両手でパフパフの動作をしながら一人で勝手に妄想し始め。

「…!!!!こんのっ…すけべじじいっ」
「じゅ、18号さ〜ん…」

18号はついに積みに積み重なった怒りが頂点に着たのか座っていた椅子からドカっと立ち上がり、
ウミガメは亀仙人に呆れながらも、18号を落ち着かせようと声をかけた。
その時…

ガチャ

「たっだいま〜!!」

「クリリンっ」

18号の声とともに3人の視線はクリリンへと注がれた。
亀仙人はそそくさとその場から身を隠し、ウミガメはやれやれと言った表情でため息をついた。
239クリパチ(GT設定)4:2008/01/05(土) 01:52:38 ID:???
「ただいま!お、今日の飯もうんまそうだな〜っ!!」
「おい、私に何か言うことがあるんじゃないかい?2時から5時まで5時間も放っておきやがって…
なんだ?都の女とでも遊んできたのかっ!?え!!どうなんだい!?」

クリリンは料理に目をつけるなり18号に怒鳴られ目が点になるほど驚き、その場で硬直していた。

「じ、じゅうは……」
「ったく…どこの誰なんだか…早く帰るからって行って出てったのは。」
「悪い悪い…!ブルマさんちに言ったらさ、トランクスとかもいてついつい話に花が咲いちまってさーははっ」

クリリンはこりゃあまずいという表情浮かべそのまま荷物やら何やらを起き洗面所へと向かい。

18号はそれを横目で見ると大きくため息をつき先ほど座っていた椅子に座るとクリリンが帰ってくるまで
食べずにいた夕食を食べ始め。

「あんた、さっさと食べておくれ。食器洗うのを早く済ませたいんだ。」

「わ、わかったー…」

クリリンは言われるがままにそそくさと目の前の冷めてしまった料理を食べ始めた。
そのまま18号も食事を続け、しばらく沈黙が続いていた。


「ぅおっほん!!!なんじゃおぬしら…マーロンが帰ってきたら悲しむぞ?」
そこで隠れていた亀仙人がひょこっと顔を出し少々真面目な顔をして二人に話し始めた。

「……」
二人は娘のことを考えたら表情が少しずつ変わっていった。

(…子供に心配かけさせるわけにはいかないよ…私も一方的に熱くなりすぎた…どうしよ)

(そうだな…マーロンの事考えたらこんなこと馬鹿馬鹿しいよな…18号には
もう一度しっかり謝ったほうがいいかな)

そこでそれを見ていたウミガメも口をゆっくりと開きいつものようにのっそりと話し始めた。
「そうですよ…お二人にとってもマーロンさんの笑顔が見れないのは悲しいことでしょうし。
それに、なんたって今日は二人っきりなんですから…夫婦仲良くしたらどうです…」

クリリン・18号の二人の急な変化に気づくこともなくウミガメはまだ話しつづけている。
「いやあ、亀の分際でこのようなことに口を出してしま」
「へ、変なこと言うんじゃないよっ!!」「な、何を言ってるんだぁ!!」

二人は耳まで赤くし同時に叫んだ。

「え、ええ…?わたくしはただ…」
「ぅおっほん!!か、亀よもういいだろう…そっとしといてやるんじゃ…ぐへ」
「申し訳ございません…」
亀はそのまましゅんとした表情でのそのそとその場を後にした。

「わ、私はもう風呂の準備をしてくる…!!!私が上がってくる前にちゃんと食器を片しておくんだよっ!?いいなっ」
未だ頬を赤く染めたままの18号はドンと音をたて立ち上がると自分の食器を片し始めそのまま部屋へと
消えていった。

「わ、わかったよ18号…。はあ…なんなんだ、今日は…」
クリリンは言葉通りついてなさそうな顔をして食事を続けた。
240226:2008/01/05(土) 02:34:24 ID:???
お目汚しすまそ

とりあえず前半はここまでっす

後半は製作中ですが皆様のお気持ちによって投下するかは考えますね
読んでくださった方、ありがとうございます
241名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 02:48:33 ID:???
おおGJ!
続きも頑張って下さい
242名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 17:11:10 ID:???
続きを待ってるンだからねっ
243名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 17:25:40 ID:???
続き書いて
244名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 18:58:18 ID:JcFAaIHx
続きが読みたい
245名無しさん@ピンキー:2008/01/05(土) 19:25:41 ID:???
18号の女心に萌え死にかけたぜ
246226:2008/01/05(土) 23:45:09 ID:rbNkOA6q
感想等ありがとうございます。
もうちょっと待って様子を見ておこうと思いましたが、出来上がっちゃったんで
投下開始します。

注意等>>234にあるんで御目通しよろしくお願いしますね

247クリパチ(GT設定)5:2008/01/05(土) 23:46:42 ID:???




しばらく時間がたちクリリンは食事を終え空になった食器をキッチンへと運んだ。

「はぁ…18号のやつ、すげえ怒ってる…ウミガメやブルマさんの言う通り
久しぶりに二人っきりになれるわけだし…もっと気遣ってやるべきだったなぁ…」

独り言を漏らすとまた深いため息をつくクリリン。

(ちょっと落ち着いたら18号にしっかり謝るか…!18号が風呂からあがってくるまで
に食器洗っといてやろっと!!)





「ふう…終わった〜。」

パタン

「おい…風呂、空いたよ」
そこには未だ不機嫌そうな顔をした18号がいつものようにバスローブ姿でクリリンを呼びに来た。

「わかった!…食器洗っといたから、あとはゆっくり休めよ。それと、後で話したいことが
あるんだ!わりぃけど、ちょっと待っててくれ…」

「…! わ、わかった…。ありがとうな」
クリリンの「話がある」という発言にぴくりと反応するものの、
キッチンのほうへ目を遣るとしっかりと片付いた食器が目に入り、そのまま
飲み物を出しコップに注ぎ始めた。
クリリンはそのまま風呂場へ向かいこの場を後にした。

「……こくっ…」
小さく音をたて、一口飲んだ。

(クリリンのやつ…あの様子だと反省なんかしてやがる…私が勝手に怒っているだけなのにさ)

やがてコップの中身を全て飲みほすと、それを片した。ソファに座り何か面白い番組はやって
いないかとソファに座りチャンネルを回す。

テレビ番組を見るわけでなく、画面をぼーっと見つめていた。
しばらくそうしているうちにクリリンはとっくに風呂からあがってきていたようだ。
248クリパチ(GT設定)6:2008/01/05(土) 23:48:01 ID:???
「…ごぅ…18号?」
「!!…あ、ああ。あがったのか…?」

クリリンは暫く18号の名前を呼んでいたようだ。
「お前ってば、ずーっとテレビ見てるからさ放っておいたんだけど…お、面白いのか?それ」
テレビに映っていたのはお笑い番組であった。
クリリンは少々気まずそうな顔をして聞いた。
「…!!…私がこんなもの見るわけないよ…悪いな、ぼーっとしてたみたいだ。」
クリリンの声に気づきはっとした様子の18号はソファからゆっくり立ち上がった。

「話があるんだっけ?…私、着替えてくるからさぁ…悪いんだけど、ちょっとしてから
寝室に上がってきてくれないか?ごめんな。」
そのままちゃんとクリリンのほうを向きながら話しをするも、ごめんなと謝った時には
クリリンに背を向けて寝室へと向かっていた。クリリンはそれをしっかり見ていた。18号が謝ると同時に
耳を赤く染めていたのを。

「おう!わかった」(なーんだ、18号のやつ謝っちゃって…ほんと強がりだなっ)


249クリパチ(GT設定)7:2008/01/05(土) 23:48:49 ID:???
「そろそろいいかなっ」
クリリンは18号もあまり怒ってないのだと確信でもしたのか陽気に寝室へと向かった。

コンコンっ

「…クリリンかい?入りなよ」

18号の声を聞くなり寝室に入りドアを閉め、ベッドの方へ目を向けると
18号は先ほどのバスローブから普段どおり寝巻きに着替えベッドに腰をおろしていた。

クリリンが部屋に入るとすぐに18号は横になり布団をかぶった。
「あ、あれぇっ…話があるって言ったんだけど」
「ほら、何をぼーっと突っ立っているんだい、私に話があるんだろう?はやくきなよ…」
18号はそのまま静かに少しかすれた声で話した、決して機嫌がよいわけではない様子だった。

「あ〜、…はいっ…悪い悪い」
クリリンは言われるがまま、布団の中へ入った。

「で、話ってなんだい…?」
「…ごめん!!!」
クリリンが少し大きな声で謝ったものの、少しの間沈黙が続いた。

「…俺、お前にちゃんと気遣ってやれなくてさ…悪かっ」
「違うっ!!!…違うよ…私が勝手に怒っていただけさ…」

クリリンの言葉を遮って発言をした18号はクリリンに背を向けたまま
顔を下へ向けた。
250クリパチ(GT設定)8:2008/01/05(土) 23:50:07 ID:???
「18号…。こっち、向けよ…」

そんな様子の18号を見たクリリンは心配するがふぅと息吐くと低く優しい声で
18号に声をかけた。

「い、嫌だよ…っ…わ」
「ぅわ…っ!」
クリリンは18号が言い終えると同時に18号の肩に手をやり自分のほうへと顔を
向けさせた。…としたつもりだが体制を崩して、お互いの顔が正面を向き合い18号を押し倒したかの
ような状態になっていた。

「あ、あんたねえっ…」
「べべ、別にそういうつもりじゃあなくてっ…」

「…ったく…そのまま動くんじゃないよ!?」
「はいっ…!!」(や、やべえ…殴られる…っ)

クリリンが妙な緊張感に包まれるなか18号の手がクリリンの腰、背にまわされた。
そのままぎゅっと抱きしめたのだ。
クリリンは重力のせいと気が抜けたせいでそのまま18号に抱きつかれた状態になった。

「……ごめん…怒ってばかりで…」
「じ、じ、じ、18号…っおまえっ…!!」

クリリンは突然の出来事に顔を赤らめていた。

「…いや、あのさ…俺こそ本当に悪かったんだ…18号は悪くなんかないさ!
それに…お前のそういう強がりなところにも惚れたんだしさっははっ」

「抱かれてるからって…いい気になるんじゃないよっ…!」

18号はそういいながらもしっかり手を離さずにいる。

「18号…愛してるよ…」
「なっ…み、耳元で変なこと言うんじゃないよっ…」

クリリンは少し起き上がりニッと18号に笑みを見せるとそのまま顔を近づけ
キスを落とした。
251クリパチ(GT設定)9:2008/01/05(土) 23:50:41 ID:???
「ん…はぁ…」

それから18号の唇に数回キスをした後に、今度は首筋へと移って行った。
「ぁ…クリ…リ…ン…私も…愛しているよ…」

そのままお互い目を合わすと恥ずかしそうに微笑んだ。

「…クリリン…ちょっと前の話になるけどさ…私、すごく嬉しかったんだ…」
「お、俺何かしたか…?」

「…ばか、覚えてないのかい?…私たちが17号と対峙した時…私が17号に戻って来いって言われてた
だろう?あの時お前が真っ先に…ダメだっ18号は俺の女房だっ…って叫んでくれたじゃないか…
私、すごく嬉しかったんだ…けどお前ときたら、殺されちまってさ」

「う、あの時か…守ってやれなくてごめんな…」

「本当だよ…。あんたってほんっとクリリンだよねえ…」
「なーんかそのセリフ…前にも聞いたことあるような〜…あはは」

言いながらクリリンは18号のTシャツの中に片手を滑らせ下着を捲り上げ、片方の胸を
揉み始めた。
 
「ぁんっ……っ…ぁ…」
「俺も嬉しかったぞ?…チチさんから聞いたけど、17号を倒した後に悟空に
『あんなんでも私の旦那なんだ…助けてやってくれ』とか言ってたんだってな…?」
「ん……チチのやつっ…」

クリリンはそのまま18号の首筋に舌を這わせ、胸を揉んでいる手の人差し指を立て突起を
弄り始めた。

「あ…ぁ……っ」
「声…出してくれよ」

「…う…あ…クリリ…ン…好き…だよ…っあ…ん」
「俺も…好きだぁ…っ…」



二人がまさに愛し合い始めた時、ドア越しには…

「ぅぉおほほっ…!!クリリンのやつ中々やりおるのぉ…げへへ」
「武天老師様ー…部屋にお戻りになられたほうが…ちょっと聞いてます?」



END 
252226:2008/01/05(土) 23:52:03 ID:???
またまたお目汚し失礼

なんか、つまらなかったり期待裏切ってたらごめんなさい。

読んでくださった人サンクス
253名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 10:37:34 ID:???

良かったよ
254名無しさん@ピンキー:2008/01/06(日) 21:16:11 ID:???
GJ
いつまでも初々しくて良い夫婦だな
255名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 15:03:47 ID:???
小説いいね
256名無しさん@ピンキー:2008/01/07(月) 19:26:35 ID:KgN8bAIm
おもしろかったよ
257226:2008/01/07(月) 20:55:56 ID:ngj8UiMB
また投下しにきてもよかですか?(・ω・`)
258 ◆C18KF17RNI :2008/01/07(月) 23:32:26 ID:???
>>257
おもしろかったですよ
是非おねがいします
259名無しさん@ピンキー:2008/01/08(火) 01:09:06 ID:???
>>258
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
260名無しさん@ピンキー:2008/01/09(水) 04:32:21 ID:???
どんどん投下してくれ
261名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 11:43:08 ID:???
18号のピンクの乳首吸いたい
262名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 11:46:13 ID:XgDXdwYA
俺も吸いたい
263名無しさん@ピンキー:2008/01/13(日) 16:24:18 ID:???
クリリンは母乳飲ませてもらったんだろうな
264名無しさん@ピンキー:2008/01/14(月) 10:19:46 ID:YC68ixKQ
剣豪・宮本武蔵 戦国武将・細川忠興といった勇者は
年を取ると芸術文化に目覚め、文化人として活躍しました
同様に、戦士クリリンも40過ぎから画家をこころざし
美人妻のヌード画を描き続けました
全裸で足を精一杯広げたり、お尻を突き出したりしながら
空中静止するというシュールなポーズも
18号さんなら軽くやってのけます
265226:2008/01/15(火) 21:49:33 ID:???

んじゃ、気兼ねなくこれからも投下させていただきまする。

レス番じゃアレなんで誰かコテくれー
266名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 03:29:13 ID:yMNG9lms
265番さんよろしくお願いします
267名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 03:31:07 ID:yMNG9lms
なにしろこのスレは放置しておくと
どんどん妄想レスが増えるもんで・・・
それはそれでおもしろいけどww
268名無しさん@ピンキー:2008/01/16(水) 04:32:59 ID:???
そういえば855氏の小説の続きはまだかな
269名無しさん@ピンキー:2008/01/18(金) 02:02:38 ID:???
18号(*´Д`)ハァハァ
270名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 14:23:49 ID:???
誰か18号とクリリンの初体験の話書いて下さい
271名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 22:43:19 ID:???
ドMな18号が見たい
272名無しさん@ピンキー:2008/01/21(月) 23:06:46 ID:gPTZNjZ8
>>270
18号さんは、クリリンを無人島に誘うと
全裸になって、ちょっと顔を赤くしながら言いました
「抱かせてやる!!すきにしろ!!!」
273ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/22(火) 03:21:58 ID:???
>>270
18号とクリリン。ふたりの交際は順調だった。ある日のデートの事である。

ふたりはベロベロシティでデートを楽しんでいた。

「なぁクリリン、このベージュのコートどうだい?いいと思わないかい?」
「あぁ、いいんじゃねぇか?に、似合うよ…。」
クリリンのいつものワンパターンな返事である。
「お前またそれかよ!本当に似合うと思ってんのかい?面倒ならデートなんか
誘うんじゃないよ!!」
「あぁ、わりぃわりぃ。こ、これなんかどうだ?」
「あんたもういいよ!自分で選ぶから!どいてなっ!」

洋服の買い物が終わり、次にゲームセンターへ向かった。

「じゅ、18号。なんかやりたいゲームないか…?」
「あんたまだゲームなんかに興味あんの?まぁいいけど。じゃあ、あれしない?」
18号が指差したのは馬の背の形をした機械が平行に二台並んでいた。
「ジョッキーレース」という名のゲームだ。
「なに突っ立ってるんだい?早くするよ。」と言ってクリリンの腕を引っ張った。
「あぁ…わかったよ…。」クリリンは恥ずかしさで顔が赤くなっていた。
ゲーム機のコイン挿入口にコインを入れた。「レーススタート!!」
ゲーム中の音声が叫んだ直後、「馬の背の機械」が前後左右に激しく動作する。

「うわぁっ!ちょ…ちょ…おっと!!」
「すこし揺れただけだろ?何なのさ?ほら、おいてくよっ!」
ドドッ!!ドドドッ!!ドドッ…ドドッ…
馬の背の機械は動き続ける…。
「うわぁぁ!っ…ん!?」
クリリンは隣でゲームに臨む18号に目を向けた。
18号の馬に乗った動きはクリリンの目にはいやらしい動きに見えた。
いや、見るしかなかった。そう、クリリンに男女の営みの一環を想像させたのだ。
クリリンはもうゲームどころではなかった。
そしてクリリン本人も気づいていた…。己の陰部が馬ナミになっている事を…。
「ピッピーッ!!1P Wins!!」レースゲーム終了。
「あんた何?レースする気あった?」「いやぁ…お、お前が強すぎて…。よ?」
「ねぇ、もう今日のデートやめる?」「ま、まだ続けようぜ…へへ。」
こんな会話を続けながらもクリリンは彼の頭の中で己の下半身と戦っていた。
己の脊髄、下半身が容赦なく脈打つ。血の波が彼の体を駆ける。
「あんた、どうしたの?何固まってんの?ハハッ、おかしなヤツ。」
そう言いながら18号はゲームセンターを見渡した。
その時である。18号が周りを見渡したときの反動で彼女の腋の匂いが
クリリンに向かって漂ってきたのだ。
「う、うっ…も、もうだめだぁぁぁぁっ!!!!!!」
クリリンはそう心の中で叫んだ!!
「今日、今日こそあの行為におよんでやる!!」
クリリンの決意の時がやってきた!!!
274ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/22(火) 03:26:09 ID:???
小説初めて書きました。何せ素人なもので雑で穴だらけな文章ですが
お許しください。m(__)m

こんな感じで結構ですか?

「本番編」は次回書きます。
275名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 22:28:06 ID:???
書いて書いて
276名無しさん@ピンキー:2008/01/22(火) 23:37:23 ID:???
いいね
続き書いてください
277ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/24(木) 04:16:52 ID:???
>>273の続き…

「な、なあ18号。腹減ったしメシ行かねぇか?」
「そうだね。ちょうどいいや、そうするか。」

二人はそう言ってゲームセンターを出た。

「メシって言ったって何処行くんだい?…まさかファーストフードで
 済まそうなんて思ってんじゃないだろうね!」
「い、いやぁ…そんな…。じゃあ…イ、イタリアンでいいな?」

二人はイタリアンレストラン「パンツェッタ」へ向かった。

「あ、あのー、好きなの選べよ…。」
「当たり前だろ!?何様のつもりさ?」「え、えへへ…。」
右手でブロンドの髪をかき上げながらメニューを見ている
彼女の姿を見てクリリンは更に欲情していた。無意識に凝視していた。
「…?お、お前何ジッと見てんだよっ!気持ち悪いね!!たくさん食う物ありすぎて
どれが美味いか分からないよ!クリリン、もうお前が決めろよ!」
「わ、わかったよ…悪かったな。へへ…。じゃ、じゃあ…ぺペロンチーノにするか…。」
丁度いい時にウェイトレスがやってきた。「ご注文はお決まりですか?」
「あのーペペロンチーノ二つ…でいいよな?」
18号は返事が面倒なのか返事しなかったが、それでいいからさっさと頼みな。と表情が言っていた。
「じゃあ二つで…。」「かしこまりました。」ウェイトレスは注文を聞き終え戻っていった。
「………なぁ18号。」「………。」
クリリンは料理が来るまでに何か話そうと頭の中で言葉を探していた。
翻って18号はクリリンと向かい合わせで座っているのが妙に恥ずかしく気難しかったのか
クリリンと目を合わさず窓から見える景色をみていた。
そのまましばらく時間が過ぎた…。
「お待たせいたしました。」
二人はお互いの妙な緊張感から一気に解き放たれた為、ウェイトレスの声に少し驚いた。
「あぁ、どうも。さぁ、18号。」「……」
18号は無言で料理の乗った皿を取った。
「あむ…むしゃ…んん…う、美味いな…18号?」
「こ、こっちも食ってるんだから黙って食えよっ!」
「あぁ、はいはい。…」
クリリンは軽く返事をしてペペロンチーノを食べながら『今夜の作戦』を考えていた。
クリリン、テーブルの下で密かにモッコリ。
18号は無言でうつむき加減で垂れ下がってくる髪をかき上げながら
料理を食べていた。
お互い大した会話もせず料理を食べ終えた。そして店を後にした。

店の外に出るともう日は落ちていた。時刻は午後9時ちょうどだった。
その時、18号が言った。
「あぁ、そっかぁ…今日家出たの3時だったもんねぇ…。何かさ、帰るの
 面倒だな…。それに帰ってもあのスケベジジイが居るし…あーあっ。」
その言葉を聞いたクリリンは、まるで神を見方につけた気分になった。
「や、やっぱりそうだ…へへっ…今日がその運命の日なんだ…やったぜーっ!!」
クリリンは心の中で叫んだ。


次回、クリリンついに……。
278ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/24(木) 04:26:49 ID:???
皆様、申し訳ございません。m(__)m

「本番編」を書く予定だったのですが話に一つクッションが欲しかったので

誠に勝手ながら今回は「食事編」に変更させていただきました。

「本番編(*´д`*)ハァハァ」は次回。という事になります。

ご了承願います。m(__)m
279名無しさん@ピンキー:2008/01/24(木) 08:47:01 ID:???

続きも楽しみにしてる
280名無しさん@ピンキー:2008/01/25(金) 22:03:31 ID:???
続きがんばれ〜
281226:2008/01/27(日) 18:35:41 ID:???
↑続き楽しみにしています!!


流れ読まずすみませんが投下します。


今回は小ネタという形で投下します。


282226:2008/01/27(日) 18:36:21 ID:???
ある日のカメハウスにて。


リビングにてクリリン、18号、亀仙人の3人の雑談?

「うぉっほん!!クリリンよ…ワシはお前の師匠としてこの質問を
お前に投げかける。お前は弟子として答えるんじゃぞ?」

いきなり改まった様子を見せた亀仙人がクリリンに真剣な眼差しを向けた。

「な、なんですか!?…なんかものすごい真剣な話っぽいなぁ…」

カメハウスではあまり見ることの無い己の師匠の面持ちを見るとこちらも
息を呑み亀仙人の次の言葉を待った。
 その場に一緒にいる18号も、なんだろうと少しばかり興味は持っているものの
コーヒーカップを手に取り一口飲みながら亀仙人を横目で見た。

「もし…もしワシがじゃな、殺されそうになっとったら…生死を彷徨いかける
ような事態に陥ったらお主…弟子としてどうするかの?」

「な…急にどうしたんですか〜…」
急な内容に苦笑いをしつつも考えるクリリン

「こ、答えろいっ!!」

「えーと…もちろん武天老師様に近づかれる前にそいつを俺が倒して見せます!
んでもって今後武天老師様に手を触れないようにボコボコにしますかねえ〜…
なぁーんて、はははっ」
クリリンはそんな事態は起きないだろうということを思い、笑いながら言い。

「そ、そうか〜!!さすが我が弟子クリリンじゃのうっ!!」
クリリンからの言葉をきいた途端亀仙人はいつもの緩んだ顔…
否、スケベじいさんの顔に変化していた。

283226:2008/01/27(日) 18:37:54 ID:???
「きゃあっ!!な、何するんだよじいさんっ!!!は、離れろっスケベジジイっ!!」
クリリンがしくったと思ったときにはもう遅く、亀仙人は18号の胸に顔を埋めていた。

「うほほぉ〜、クリリンよ、もし18号がワシに手を出したらどうするのかのう…うひょひょ
良いパイパイじゃっ…!!」
亀仙人は言いながら18号の胸に顔を埋め両手で脇から胸を揉みしだいている。

「ぁあっ…クリリン!!どうしてくれるんだよっ…!!やめろっ…じじいっ!!
クリリン…悪いけど手を出さずにはいられないよっ…!!」

18号は必死に自分の胸に纏わりつく亀仙人を引き剥がそうとするものの
なかなか離れない。18号はついに我慢を切らし亀仙人の胸倉を掴み持ち上げた。

「はぁ…はぁ…じいさん、よくも変な真似してくれたね…?」
そう言うと18号は手に気功波を溜めはじめた。
「ま、待て18号!!…武天老師様もほらっ…!!」
クリリンは冷や汗をかきながら二人の仲裁に入った。




クリリンの仲裁によりなんとか事は収まったものの18号はだいぶ機嫌が悪くなっている。
武天老師とは言うと先ほどの18号の胸の感触を手に鼻の下を伸ばしていた。
「ぱ〜ふぱ〜ふ…っとなあぁ〜♪うへへへ…」

「クリリン…ほら私に手出してごらんよ?え!?あのジジイに手を出したやつを
ぼこぼこにするんだろっ?早くやってみせなよ!!この、タコっ!!」

「じ、18号…落ち着けって…!!俺からちゃんと注意しておくから…な?ごめん!!
本当にごめん!!」

「ったく!!私とエロジジイとどっちが大切だってんだ!!次もしこんなことがあったら
そのジジイ…どうなるかわかってるんだろうね?」

「う…そ、それはなあ…。武天老師様のスケベはなおすことが不可能に近いって
いうか〜…なんというか…」

「お前…自分の妻があんなスケベなジジイに好き放題やられて
イヤじゃないのかい!?…もういい、こっから出ていくからなっ!!」

怒りの収まらない18号は2階へとどすどすと怒りの伝わる足音をたてあがっていった。

「じゅ、18号〜…そりゃないよー」
「どうしたんじゃクリリンよ。げへへへへへ…」
「武天老師様の…馬鹿。」

クリリンは泣きなが2階へと18号を追った。

おわりw
284名無しさん@ピンキー:2008/01/27(日) 23:02:50 ID:???
亀仙人うらやましいw
285ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/28(月) 03:25:12 ID:???
>>277の続き…

クリリンは思い切って問うてみた…。
「な…ゴクッ…18号、カメハウス帰りたくなかったらホ、ホテルでも泊まるか?」
「うーん、そうだな。たまにはいいな。」
「(や…やったぜ…あと少し…)」
クリリンの気分は有頂天だ。
「じゃあ…グリーンホテルでいいな。よし!」

グリーンホテルにて…。

「夜景の見える部屋にしろよっ!!」
「はいはい…じゃあこの部屋で。」
二人は『918号室』に向かった。

部屋の中にて…。

「あーっ、疲れた…お前女一人もエスコートできないのかい?」
「わ、悪い悪い。なかなか慣れなくてな…。」
「ったく、頼りない男だね!!…シャワー先に浴びるよ。」
「あ…あぁ。そうだな…それがいいや。へへ…。」
18号は眉間にシワをよせ、表情の悪いままバスルームへ。
シャーシャーシャシャーザー…。シャワーの細かく鋭い滝が18号の艶体に当たり、奏でる音の波長を変える。
それらの音が聞こえ、性の欲望を盛り返された彼の脈が速くなる…。
バシャン!!…『艶体』を洗い終えた18号がバスローブをまとい、バスルームから出てきた。
「終わったよ。次入んな。」
「おう!すぐ済ますよ。」
そう言ってクリリンもバスルームへ…。
シャーッ!!…クリリンは頭にシャワーを浴び続けながら目を瞑って考えた。
頭の中で言葉を探していた。この後、どう『告白』しようかと。
「よーし!!」
彼は完全に決意を固めた。そして体を素早く洗って、体を拭い、バスローブをまとい、バスルームを出た。
「おぅ…待たせたな。」
バスルームから部屋に戻ると、18号は部屋の冷蔵庫に用意されていたらしきペットボトルのミネラルウォーターを
飲みながら、クリリンに背を向けて美しい夜景を眺めていた。
彼の声を聞いても無言のまま夜景を眺める18号。
「俺も水もらおうかな。」
そう言ってクリリンは冷蔵庫に入っていたもう一つの500mlのミネラルウォーターを一気飲みした。
『一気飲み』を『告白』するための引き金にしたクリリンはついに彼女に『告白』した。

「なぁ18号、俺やっぱお前の事好きだ。前からデートとか買い物とか一緒に行ったりしてさ、いつもお前の
顔、姿見て惚れて来た。かわいいし、綺麗だし、それにやさしいし。18号が本気で怒って言ってるんじゃ
ないのもわかってんだぜ…。ど、鈍感な俺でもな…。お前が俺を必要としてなくても、俺にはお前が
必要なんだ。俺…大したことない男だけど、俺の全てをお前に捧げたい。愛してるんだ!!18号!!
こ…こんな告白の仕方で悪いけど…俺と結婚してくれ!!」
…クリリンは告白した。全てをかけて。
18号は背を向けたままクリリンの告白を全て聞いた。
彼女は軽くうつむき、背中が小刻みに震わせた。そして
「…く…クリリン…あたし…」
「ど、どうした!?18号!?」
クリリンは彼女の通常の反応ではない反応に問うた。
問うた瞬間、彼女はクリリンの方に振り返った。彼女の目には目一杯の涙が溢れ、流れていた。
「あ…あたし…嬉しい…いつもあんたにキツく言ってばかりでさ…素直になれなくて。もっと素直に
なれるように…頑張るからさ…人から愛されるってこういう事…だったんだね…。」
18号は感極まり涙して言った。
彼女の涙を初めてみたクリリンは驚いたが、自分の気持ちを伝えられた事、伝わった事、受け止められた事
が強烈に嬉しかった。
しかしクリリンに、彼のかねてからの卑猥な願望が戻って来つつあった。
286ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/28(月) 05:39:53 ID:???
>>285の続き…

クリリンはその卑猥な願望を内に隠し、18号のその礼に応えた。
「あぁ、ありがとう18号。俺も嬉しいよ…へへ。」
そして次の瞬間、18号はクリリンに抱きついてきた。そしてこう言った。
「クリリン…抱きなよ…だ…抱いて…。」
それを聞いたクリリンは一瞬で『モノ』が反応し硬くなった。
「あぁ…いい…のか、じゃあ…」
クリリンはそう言うと彼女を軽く抱きかかえ、ベッドの上に彼女を寝かせた。
そして彼女の着ているバスローブの紐をゆっくりと解きバスローブを開いた。
まず、深いキスを何度も行った。
「チュ…んん…はぁん…チュ…チュッ…はぁ…」
「く、クリリン…し…して…」
「あぁ…」
クリリンは夢中で彼女の両乳を揉み、桃色の乳首を指でいじくった。
「あ…あぁ…あん…ィヤッ」
「はぁはぁ18…号…気持ちいか?もっと気持ちよくしてやるぞ。それっ…」
クリリンは彼女の乳首を口で舌で弄んだ。
「ベロベロ…チュチュ…アムアム…ベロ…」
「あぁあん…あぁぁぁぁぁいやっいやもう!!…」
「よーし、行くぞ…」
クリリンは彼女の黒のパンツを脱がし、彼女の桃色の性器を剥き出しにした。
そして彼女のクリトリス、膣を中指で攻めた。
「いやぁぁぁぁッ!あっ!あはぁぁん!!あはッ!!いやん!!もぅ!やめて!そ、そんな、ダメェェェッ!!」
「はぁはぁはぁ…18号…結構敏感じゃん…はぁはぁ…」
クリリンも興奮のあまり息が荒い。
次は同じ部分を舌で攻めた。
「ベロベロ…シュルシュル…ムチュッ!!…はぁ…シュルルル…」
「いや!あぁぁん!だめ!!はぁはぁ…あああんっ!!あっああんっ!!」
18号はあまりの快楽に体を仰け反らせ、あえぎ声を上げ感じまくった。
クリリンのペニスは彼の最大限の大きさ、硬さまでに勃ち上がっていた。
そして正常位でそのペニスを彼女の膣に挿入し、性器同士を擦り合わせる。
「ズ…ズ…クチャクチャクチャクチョ…」
「キャッ!!…あんん!ああっ!あはぁぁぁっ!イヤッ!!イヤァァァッ!!あはぁっ!…も、もうっ!!
すご…い…あはんっ!!」
「うっうっはぁはぁはぁはぁ!…」
次にクリリンが下になり、18号がクリリンの腰の辺りに座るような体位を取った。
騎乗位だ。クリリンは彼女の性器をペニスで勢いよく突き上げた。
「ガツガツガツ!!ガツガツ!…」
「あっあっあっあはっ!あぁ…だ、ダメだよぉっ!!あぁぁん!…」
「へへ…へへ…そらぁ!!…」
そして今度は彼女が四つん這いになりそこをクリリンが攻める体位に入った。
「あっ!!あっあっあっ!!あぁん!そ、そこ…ぃやんっ!!やんっ!!気持ちいぃ…きゃっ!!!
も、もっと、もっと!!あはんっ!!」
「はぁはぁはぁはぁ!!…」
そして二人は最後の締めに入った。最初の体位に戻った。
彼女のブロンドの髪を撫でてクリリンは言った。
「あ…愛してる…18号…はぁはぁ…」
「あ…あた…しも…はぁはぁ」
「い、行くぞ…」
彼はまたペニスを彼女の膣に挿入し腰を激しく動かした。
「あんっ!あんっ!!あぁぁっ!あんあんあんあんっ!!!!いやぁんっ!!
もう許し…いやんっやだ!やぁんっ!!!い、逝く逝く逝く!!きゃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
「う!うわぁぁぁぁ!!も、もうだめだぁぁぁぁ!!!!はぁっ!!!!」
ピュッピッ!!ピュピュッ!!営み終了。
「18号、ありがとう…よ…お、おい18号!?」
18号は快楽の果てまで旅行中のようだ。そう、急激な快楽で一時的に気を失っているようだ。
「お、おい…」彼女の意外な一面を知ったクリリンだった。             
                                         
END
287ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/28(月) 05:44:43 ID:???
皆様、遅くなって申し訳ございませんでした。

雑な文章で読みづらかったでしょうが

読んで下さった皆様、ありがとうございました。 m(__)m
288名無しさん@ピンキー:2008/01/28(月) 21:13:03 ID:???
GJ!
良かったです
289ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/28(月) 21:32:44 ID:???
>>288
お返事ありがとうございます。

ご意見いただけて嬉しいです。
290名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 03:35:37 ID:???
GJだ
また良いネタ思いついたら書いて下さい
291名無しさん@ピンキー:2008/01/29(火) 08:07:09 ID:???
うらやましいぞクリリン!
292ROCKY ◆xa9fWFIuAc :2008/01/29(火) 09:18:52 ID:???
>>290-291

Arigato!!
293名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 10:03:05 ID:???
855さんの小説の続きも読みたい。
294宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/01/30(水) 18:50:36 ID:???
かなりいやらしい話お願い。(-m-)” パンパン
295名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:11:40 ID:???
というかどんだけ都合よく妄想したら戦闘力137の亀仙人が1億を軽く超える18号の隙を突けるのかと問いたい。
296名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 22:27:29 ID:Pd64NxZR
>>295
空気読めない厨房乙
297名無しさん@ピンキー:2008/01/30(水) 23:13:41 ID:???
ageるなw

現実に可能か不可能かではなく、
好き勝手に妄想するのがオツなもの。

298宇宙人のエサ ◆Sea//kNRdw :2008/01/31(木) 00:32:03 ID:???
トリップ変えました。

旧名「ROCKY」です。

これからもよろしく。m(__)m
299宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/01/31(木) 14:04:39 ID:???
やっぱトリップ戻す。

ややこしくてすまない。m(__)m
300名無しさん@ピンキー:2008/02/01(金) 10:24:45 ID:???
300GET
301855:2008/02/03(日) 05:52:25 ID:???
どうも。しばらく放置してしまい、すいませんでした。
私事で色々あって手につかない状態だったのですが、ようやく落ち着きました。
今更舞い戻ってきて何だよと思われても仕方のないところ。
小説はちゃんと完結せねばと思い、ちょこっと書きます。
302855:2008/02/03(日) 05:53:25 ID:???
夕陽に照らされたカプセルコーポレーションの外庭園にはクリリンの馴染みの面子が揃った。
ブルマとその家族、ヤムチャ、プーアル、亀仙人、ウーロン、孫悟飯等。
見慣れない女性の顔があったが、以前聞いたヤムチャの新しい彼女らしい。
気のせいか、ブルマの女性を見る目つきがやや冷たい
「悟飯くん、そういえばお母さんと牛魔王のお爺さんは?」
悟飯は何やら言いにくそうな表情をしながら、ブルマに耳打ちする。
ブルマはちょっと驚いた顔をする。何だろうと、クリリンも興味をそそられる。
「あら、そうなの!おめでとう!悟飯くんもこれから頑張らなきゃね!」
「あはは、そうですね・・・」と悟飯は照れ臭そうに頭を掻く。
傍から見ると何が何だかさっぱりである。
(後で悟飯に聞いてみよう)
そう思った矢先、着替え終えた18号がやって来た。
「あっ!じっ、人造人間だーッ!」と、ウーロンが不躾に言い放った。
「バッ、バカッ!なんてこと言うんだよっ」慌ててクリリンはウーロンの口を押さえ込む。
18号は少し唇をすぼめながら、肩をすくめる。
別にいいよ。これくらい、しょうがない。そう言いたげな顔つきだった。


「さぁ、面子は揃ったわね!パーティを始めましょ!」
ブルマの言葉を合図に、メンバーはそれぞれ好みのドリンクを手にする。
18号はジンジャーエールにした。
「ちょっと遅くなっちゃったけど、みんな、ご苦労様!
 今の地球があるのは、悟飯くんや孫くん、そしてみんなのお陰だもんね!」
悟飯は亡き父の顔を頭に思い描いたのだろうか。少し寂しそうな顔をする。
「今日は嫌な事、悲しい事全部忘れて、パーッと楽しみましょう!
 それと!」
ブルマは18号に目線をやる。
「あたしたちの新しい仲間にも乾杯しましょっ!せーの!カンパーイ!」
「カンパーイ!」
仲間達の歓喜にも近い盛大な音頭が夕焼けの空に響いた。
18号は歯痒い奴等だと思いながらも、つられてドリンクバーを手にした右手を頭上に差し出した。
そして、直ぐ隣にいるクリリンが自分のドリンクバーを18号に向けているのに気づく。
「乾杯、18号」
「・・・・・・ん」
嬉しいのを抑えて、ゆっくりと18号も自分のドリンクバーを差し出し、コツンとあてる。
303855:2008/02/03(日) 05:53:55 ID:???
夕暮れからすっかり夜空へと様変わりした午後8時。
酔いが回ったメンバーたちは時が経つのも忘れて、浮かれ騒いでいた。
ヤムチャは牛乳入りの瓶を両手を使わず、口だけを使い一気飲みするという一発芸を見せた。
途中でウーロンがヤムチャの股間に蹴りを入れた為に堪らずヤムチャは瓶を口から放した。
「ぶっはー!ヤムチャ、きたねぇー!鼻から牛乳出してらぁ!」
一同が大爆笑するのをやや遠くから眺める18号とクリリン。
「ったく、あいつらときたら、節操のない奴等だね」
「ははは、まったくだ」
こうして、クリリンと一緒に笑っていられることが18号には堪らなく幸せに思えた。
なんてことはない。ただ、一緒に笑っているだけ。
こんなちっぽけな事なのに、自分にとっては今までありえなかったものを掴んだ。そんな気がした。
「ところでさ」18号はジンジャーエールをまた一口飲みながら言った。
「聞いてなかったけど・・・あんた、あそこに何しに来たんだ?」
「あそこって・・・あのクラブに?」
クリリンはちょっと気まずそうに、かつ恥ずかしそうな顔をした。
「えーと、そうだなぁ・・・ちょっと気になる事があってさ・・・・・・」
「それを聞いてんだよ。さっきもそう答えて有耶無耶にしたろ?」
「・・・そ、そうだっけか?いや、たいした事じゃないんだ!
 いわゆる、何てゆーかな!野暮用ってヤツみたいなもんでさ!」
「はぁ?」18号はやや呆れた思いで、慌てふためくクリリンを見やる。
「じゅ、18号こそ、あのクラブで何で暴れてたんだ?」
「・・・・・・たいした事じゃないよ。いわゆる野暮用みたいなもんさ」と、笑ってみせる。
(こりゃ、まいったな)
ビールですっかり茹蛸の如く赤くなった自分の頭を掻きながら、クリリンは苦笑いした。
304名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 12:27:11 ID:???
おおおおおおおおお待ってたぞ!
305宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/02/03(日) 12:52:22 ID:???
855さん。お待ちしておりました。
306855:2008/02/03(日) 14:17:40 ID:???
どうもです。
お待たせしてしまった大変申し訳ありませんでした。
小説を書き始めた時から結末は或る程度頭の中で決まってますので、
結末が思いつかなかった訳ではなかったのです。
が、前述した様に私事がごたごたしていて、容易に書く心境に至れませんでした。
心の整理もついた事ですので、せめてこのエピソードをしっかりと完結せねばと思い、舞い戻りました。

>>305
ありがとうございます。
宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAcさんの小説も拝読させていただきました。
エロを書くのが苦手な自分からすると、エロを上手く書けていて羨ましいです。
不覚ながら二人が本番を始める描写に至っては、勃起してしまいました・・・。
307855:2008/02/03(日) 18:34:38 ID:???
パーティを開始してから2時間を過ぎた頃。
孫悟飯が帰り支度を始めたのを見て、ヤムチャたちは残念そうに悟飯に声をかける。
「すいません、皆さん。お母さんが心配なんで、そろそろお暇させていただきます!」
「んだよー、まだ夜はこれからだぜ、悟飯!」とヤムチャ。
「悟飯くんはね!あんたみたいな軽い事ばっか考えてんじゃないのよ!
 悟飯くん、気をつけてね。お母さんやお爺さんによろしく!」
にっこりと笑って、悟飯は舞空術を使って飛び立とうとした。
「あ!悟飯くん!せっかくだからお母さん達にお裾分け!」
「えー、いいんですかー!すいません、ブルマさん!お母さん達、喜びますよ!」
クリリンは別れの挨拶にと悟飯に歩み寄る。
「じゃあな、悟飯!時間が出来たら遊びに行こうぜ!電話しろよ」
「はい!今日は久し振りに色々話せて良かったですね!楽しかったですよ!」
「そうだな」
「じゃあ、皆さん!おやすみなさーい」
そういうと、悟飯はあっという間に真っ暗な夜空の彼方へ消えて行った。
「せっかくだし、打ち上げ花火でもやろーぜ!」
完全に酔っ払いと化したヤムチャに、ガールフレンドは呆れて先に帰ってしまった。
ヤケクソになったのか、ヤムチャはありったけの花火を束にし始めた。
「ちょっと、ヤムチャ!無茶しないでよ!危ないじゃないの!」
「おまえら、うるさいぞ!いつまでギャーギャー騒いでやがる!」
ヤムチャやウーロンの騒ぎに堪らずにベジータが表に出てきた。
「あ、やーっと出てきた!
 あんた、何やってたのよ。悟飯くん、もう帰っちゃったわよ」
「地球人どもの幼稚なお祭りに参加する気などない!」
「あーら、そう!だったら、こっから出ていってもらおっかなぁー」
「・・・・・・ぐっ・・・・・・第一、人ん家の庭でずっと騒いでいるのが悪い!」
「人ん家って、あんた、ここはあたしん家でしょうが!」
「ぐっ・・・・・・」
「ほらほら!ガタガタ言わずに、食べなさい!あんたの分、とっといてあるんだから!」
それを傍から見るクリリンは苦笑いする。
「ブルマさんには誰もかなわないなぁー。昔っからあの調子だから」
308855:2008/02/03(日) 18:38:35 ID:???
18号はやや呆れつつもクリリンの言葉に耳を傾ける。
何だかんだいって、今日はもしかすると最高の一日であるのかもしれない。
色々あったが、巡りに巡ってクリリンと再会し、そしてパーティに参加するに至った。
時がどんどん経つのが18号には凄く惜しかった。
(このまま時が止まってくれればいいのにな)
メルヘンチックな事を本気で考えていた。
この後もクリリンと会える口実は無いかと思案しながら、ドリンクバーを空にする。
「いいんじゃないの?あいつらはあいつらなりに楽しんでるしな」
「18号はどう?」
「・・・・・・あたし?」
「うん、何か強引に連れてきちゃったみたいで悪かったとは思うんだけど」
「あたしは、別に普通だよ。これでもそれなりには楽しんでるさ」
「そ、そう?なら、よかった!」
18号は首を軽く横に振りながら、「お節介だなぁ、あんたは」
「オレが?」
「いつも他人の事ばっか心配してるだろ。
 その割に自分の事はどうなるかとかはあんま気にしてないんだからな」
「たはは、痛いトコ突かれちゃったな」
「・・・でもさ・・・・・・でも・・・・・・」
「ん?」
18号はちょっと俯いてクリリンの顔を伺う。何か躊躇っている様に思えた。
しかし、意を決したとでもいいたげにまた顔を上げる。
「そのバカ正直なお人好しのお蔭で、あたしはこうしていられてるんだ。
 まぁ・・・・・・なんてゆーかな、感謝・・・・・・・・・してる」
バーン!ヤムチャが束ねた花火が大きく音を立てた。
花火が織り成す七色の閃光が、クリリンと18号の顔を照らす。
309名無しさん@ピンキー:2008/02/03(日) 23:59:35 ID:???
GJ
310宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/02/04(月) 00:59:09 ID:???
855さん。やはりお上手ですな。( -皿・)ノ
311名無しさん@ピンキー:2008/02/04(月) 04:08:12 ID:???
待ってた
312名無しさん@ピンキー:2008/02/06(水) 10:01:06 ID:???
18号かわいいよ18号
313名無しさん@ピンキー:2008/02/08(金) 12:07:24 ID:???
18号に中出ししたい
314855:2008/02/10(日) 15:15:59 ID:???
こんにちは。1週間ぶりです。
大変お待たせしましたが・・・いよいよ大詰めです。
315855:2008/02/10(日) 15:16:58 ID:???
18号も、クリリンも、ただ目を合わせ、また逸らすだけで言葉が出なくなった。
とはいえ心地よい沈黙ではある。
18号にとってここまで感情を抑え切れなくなりそうになるのは初めてだった。
何となく体の中が熱いのは気のせいなのか。いや、そうではない。
心臓が高鳴っているのが分かった。
己の思いをぶちまける事の怖さ、そして思いをぶちまけたい衝動のジレンマ。
一見相反する対極の感情が自分の中で混ざり合っている。
その作用で心臓の鼓動が速まり、血液が急速に自分の体内を駆け巡っている。
堪らなくなり、18号は手元にあるコップを見やる。空だった。
先ほど、自分で空にしてしまったのを思い出す。やたら喉が渇く。
その横にあるもう1つのドリンクバーを素早く手にとった。
「あ!お、おい!18号、それは・・・・・・!」
クリリンが制するのも間に合わず、18号はグイッと半分飲み込んだ。
直後、あまりの苦さに流石の18号も顔をしかめずにはいられなくなった。
「うっ・・・・・・うえ・・・・・・何だ、これっ!・・・・・・」
「何だ、これって・・・・・・そりゃ、オレのビールだぞ・・・・・・」
「それなら、そうと早く言えよ!」
「だって、18号、あっという間だったもんなー」
「・・・・・・ったく、よくこんなものが呑めるな、おまえ・・・・・・」
「それよか、だいじょうぶか?」
「別に・・・・・・・・・口直しに何か貰ってくるわ・・・・・・」
そう言って、18号はその場を離れた。
あいつはこんな苦いものを飲んでいたのか。
自分とは違って、やはり年相応に大人である事の証拠なのだろう。
何か適当なジュースは無いかと思っていたところに、ぶつぶつと独り言が聞こえた。
声のする方向を見やると、ベジータがビールを片手に顔を真っ赤にしていた。
「ひっく・・・・・・おのれ、カカロット・・・・・・!
 よくもッ・・・・・・・・・よくもあんなくたばり方しやがってッ!ひっく・・・・・・!
 おまえはッ・・・・・・このオレがッ・・・・・・・・・このベジータが倒す筈だったんだぁぁぁあぁっ、おえっ」
「あーあ、なーにをいっちょ前にヤケ酒してんの、この人は!お酒、ダメだっつってた癖に」
ブルマは苦笑いしながら、完全に酔い潰れたベジータを肩に寄せた。
「戦闘に関しては凄腕かもしんないけど、それ以外は全然駄目なのよね、こいつ」
18号は肩をすくめる。
「あたしだったら、我慢ならないな・・・・・・。よくそんなヤツと一緒にいられるよ・・・」
「ふふ。あたしもたまにそう思うんだけど・・・・・・やっぱ放っとけないのよねー・・・・・・。
 あたしが構わなかったら、この人、それこそ居場所無くなっちゃうでしょ・・・・・・」
「居場所・・・・・・ね」
18号はブルマの発した言葉を反芻する。
このどうしようもない戦闘狂の居場所はこのカプセルコーポレーションだ。
地球人としての生活能力はほぼ皆無にも関わらず、この家の住人に温かく迎え入れられている。
それが半ば羨ましかった。自分には、その居場所が今は無いからだ。
そう、今は・・・だ。
もしかすると、見つけられるかもしれない期待感。
それが叶わないかもしれないという緊張感が混ざる。
316855:2008/02/10(日) 15:19:08 ID:???
一方、クリリンはつい今しがた18号が自分に見せた表情を思い出した。
「感謝・・・・・・してる」
あのクールな18号が初めて見せた愛くるしい言葉。
そして、頬に赤みが差したことでより美しさが際立った顔。
クリリンは18号を抱き寄せたいという衝動に駆られてしまった。
それをやめたのは、仲間の目の前でという事もあるが、18号が不快に思わないかと考えてしまったのだ。
18号が自分を受け止めてくれるかどうか、考えてしまったからだ。
(そうさ。18号はとびっきりの美人ときたもんだ・・・。
 それこそ、オレなんかよりも、もっと相応しい男が大勢・・・・・・)
それを考えるだけで、クリリンは首を振った。
(嫌だ!そんな事だけは考えたくない!)
ふと、先程帰った悟飯との会話が思い出される。
「え!それって、マジか!」
「は・・・はい・・・」またも悟飯は照れ臭そうに笑う。
「そっか・・・・・・それはまた・・・大変だな、おまえも」
「いえ、嬉しいです。僕、一人っ子でしたから」
ブルマと一体何を話していたのか、クリリンは悟飯に問い掛けた。
その答えは驚くべき事であった。悟飯の母であるチチが妊娠したのが分かったというのだ。
「そうなると、お金とか心配だな」
「そう思って、ボク、ちょこっとアルバイトしようと思うんです」
「アルバイトって・・・おまえ、まだそういう歳じゃ・・・って、オレもやってたけど」
「それです。
 亀仙人様のところで牛乳配達のお仕事をさせてもらおうってさっき頼みました」
 これなら、ボクでも働けますから」
「たっはー!そういうとこは、親父よりしっかりしてるな」
「えへへ・・・・・・勉強も大事ですけど、家族が一番大事ですから」
「家族・・・・・・ねぇ」
「ボク、お父さんの代わりにはなれないかもしれませんけど・・・・・・
 それでも、家族に何かしてやりたいって決めました・・・
 だから、辛いとかは全然思わないですよ」
317855:2008/02/10(日) 15:21:14 ID:???
(・・・・・・オレなら・・・
オレなら18号に何をしてやれるんだろう・・・・・・)


クリリンは拳をぎゅっと握る。オレが出来る事・・・。
18号を愛する事。18号を守る事。それだけは誰にも負けないつもりだ。
18号が新しいドリンクを片手に戻ってきた。
意を決して、クリリンは立ち上がり、18号に面と向かった。



「18号・・・・・・オレと・・・・・・オレと一緒に暮らそう!」


「・・・・・・・・・・・・え?」


「こんなオレだけど・・・・・・オレは・・・18号が好きだ・・・!」


少し間を置く。
あまり突然の事に、18号も小さい口をパクパクするだけで何も言えなくなった。



「こんなに人を好きになった事なんて・・・オレ、今までなかったよ・・・。
 興味本位とかそんなんじゃなくて・・・・・・・・・ただ、ただ18号と一緒にいたいと思ったんだ。
 この・・・・・・この気持ちだけは・・・・・・心の底から本気で思った・・・本物の気持ちだよ」

318855:2008/02/10(日) 15:23:55 ID:???
周りの騒然さも、二人の耳には一切届かなくなった。
二人だけの空気。二人だけの空間がそこに出来上がった。
18号は俯いた。クリリンは震えを抑えようと必死だった。
怖かった。如何なる返事が待っているのか。
が、とにかく自分の思いだけはぶちまけた・・・。



「・・・・・・・・・・・・知りたい・・・?」


「え?」



「あたしの・・・・・・返事・・・」



「・・・・・・うん・・・」



そう答えたと思った矢先、18号がグイッとクリリンの体を引き寄せた。
18号の顔が鼻先にまで近づいたかと思いきや、温かい感触が唇に触れた。
18号の柔らかい唇が心地よく自分の唇に触れたのだ。
どれくらい、そうしていただろう。
クリリンが考える間もなく、18号はちょっと顔を離す。



「・・・・・・・・・これがあたしの返事だ・・・・・・」




バーン!
打ち上げ花火が盛大に音を鳴らした。
吃驚してクリリンと18号は夜空に輝く花火を見上げた。
まるでそれは二人の仲を祝福しているかの様に思えた。


「・・・・・・綺麗な花火だな・・・」と、クリリンは言った。
「・・・うん」



クリリンは18号の手を握った。18号はゆっくりと握り返してくる。
そして2人は花火が鳴り終わるまで、ずっとその場で手を握り続けていた。



319855:2008/02/10(日) 15:30:35 ID:???
去年の7月から始まり、途中で中断はしましたが、何とか完結に漕ぎ付けました。
自分なりに考えたクリリンと18号の馴れ初めの物語は如何でしょうか?
個人的に花火が鳴った瞬間には、
バーダックが出てきた1時間SPのラストシーンで使われたBGMを脳内に流しながら読んで欲しいです。
320宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/02/10(日) 17:13:02 ID:???
>>855さんへ。

素晴らしいです。

特に風景を思わせる文章がしっかりある。
Z戦士の私生活って感じが良く出てて親近感ありましたよ。

良かったです。THNX!!

( -皿・)ノ
321名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 17:59:36 ID:???
うおおおおおGJ!
とっても良かったです
お疲れ様でした
322名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 19:01:28 ID:???

初々しい恋愛って感じで良いねぇ
323名無しさん@ピンキー:2008/02/10(日) 22:42:49 ID:???
綺麗に仕上がっててよかった
324名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 00:22:16 ID:???
GJGJGJGJ!!!
325名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 14:05:12 ID:???
早く続き読みたいと思ってたが終わっちゃうと寂しいな
326855:2008/02/11(月) 19:09:00 ID:???
皆さん、ご感想をお寄せいただき有難うございます。
正直、書いている最中は「これでいいのか」と思ってましたけど、
皆さんのお目を汚す事がなかった様なので一安心しました。
ここまで長く時間を掛けてしまって申し訳なかったんですけども、
なるべく18号とクリリンの言動を原作に近いものにしようと考えながら書いているので、
あのペースで書かないと破綻してしまいそうだったのでああなりました。
登場人物の細かい描写に関しては、「ここまで細かく書いちゃってもいいかな」と心配でしたが、
宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAcさんみたく、親近感が感じれたと思っていただければ幸いです。
書いている内は大変でしたけど、いざ終わってみると自分も寂しいですね・・・。
もし新しい話が浮かんできたら、ここに書かせていただくかもしれません。
では。
327宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/02/11(月) 19:42:34 ID:???
>>326

855さん。

また楽しませてもらいますわ。

(TдT) アリガトウ
328名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 20:50:57 ID:???
二人とも、これからも楽しみにしてます
329名無しさん@ピンキー:2008/02/11(月) 23:26:36 ID:???
>>326
面白かったよ
また良い話浮かんだ時は宜しくお願いします
330名無しさん@ピンキー:2008/02/16(土) 17:02:43 ID:???
18号かわいいなぁ
331名無しさん@ピンキー:2008/02/17(日) 20:28:21 ID:???
18号とセックスしたい
332名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 03:29:25 ID:???
18号ってクリリンとやる前は処女だったのかな
333宇宙人のエサ ◆xa9fWFIuAc :2008/02/22(金) 15:08:35 ID:???
>>332
処女であってほしい。
334名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 19:55:15 ID:n8hGkDW9
改造される前
ゲロからあらゆる辱めを受けました
335名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 20:47:46 ID:???
ゲロはもう枯れてるだろ
336名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 20:51:50 ID:n8hGkDW9
それはわからん
爺でも男だし
美少女相手だと異様に燃えるかもしれん
337名無しさん@ピンキー:2008/02/22(金) 22:20:53 ID:???
ゲロに犯されまくる18号を妄想して抜いた
338名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 07:32:26 ID:XE8Sh7qU
男はボケたり寝たきりになったりしないかぎり、生涯現役ですよ
薬か何かで眠らせた美少女を全裸にして横たえたり
ベッドに大の字に縛りつけたりしたら
改造する前に、何かしたくなるだろ
339名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 16:12:51 ID:???
改造した後も停止させた18号をダッチワイフにして楽しんでいた
340名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 16:49:20 ID:pTJydWgh
エロゲロは拉致した金髪美少女の体を
数ヶ月もおもちゃにし続けたんじゃないだろうか?
341名無しさん@ピンキー:2008/02/23(土) 20:14:46 ID:???
過去に傷を負った18号をクリリンが癒すのだな
342名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 11:05:17 ID:Z+Gael8O
18号ちゃんは、改造される前の記憶の多くが消されていると思う。
でも変態じじいのゲロから、弄繰り回された時の嫌悪感は
確かに残っているだろうな
クリリンに身を任せたのは、変態じじいのことを
早く忘れさせて欲しいという部分もあったんじゃないのか?
34342円でAV丸ごとダウンロード:2008/02/27(水) 11:06:05 ID:WggBE31Y
外の店でまず42円でアダルトDVD売ってないよね?
しかも、外にでむくまでもなく、自宅でパソコンですぐに
アダルト作品が落とせ、すぐ見られるよ!

http://blog.myspace.com./1001150884
344名無しさん@ピンキー:2008/02/27(水) 17:54:50 ID:???
みなとらじお 君が主で執事が俺で 02
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2336941

伊藤静「じゃあ、次も」
後藤邑子「斬ったほうがいい?」
伊藤「次は斬る?」
後藤「どうする?」
伊藤「ペンネーム『心が綺麗な天使』から頂きましった(私はこの日本に住むのにはピュアすぎます。どのようにしたら天使のような私がこの今の日本に馴染めるのでしょうか?」
後藤「ウザい」
二人「キャッハハハハハ」
伊藤「ちょほんとさあ、大丈夫?」
後藤「おい天使、おいおい自称天使」
伊藤「自分が天使だと思ってること自体がちょっと間違ってんじゃないの?っていうね」
後藤「うん。ね。ちょっと軽く(精神病院に)通院してみたほうがいいんじゃないの?
 もしくは今の日本に馴染めるようにちょっと汚れちゃえよ」
伊藤「それかもう日本出て行ったらいいんじゃないの?」
後藤「天使が住める国に なんかエルフの国とかに行ったらいいんじゃないの?」
伊藤「妄想の中とかに行っちゃえばいいんじゃないの」
後藤「こわいよーこわいよー」

youtube版
http://jp.youtube.com/watch?v=_ec_H8rnFSc

345名無しさん@ピンキー:2008/02/28(木) 14:59:04 ID:???
バーカ
346名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 03:24:24 ID:???
マーロンが女の子で良かったよ
もし男だったらいつまでも若くて綺麗な母親に欲情する可能性がある
347855:2008/03/01(土) 10:46:05 ID:???
18号とクリリンをメインにした小説を探しにサイト巡りしてますが、
なかなか面白いものばっかりですね。また書きたくなってきました。
348名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 20:52:15 ID:???
書いて書いて
349名無しさん@ピンキー:2008/03/01(土) 21:17:58 ID:???
あんたの書く小説は読みやすくてとても綺麗に仕上がるからな。
楽しみにしてるぞ。
350宇宙人(OoO) ◆xa9fWFIuAc :2008/03/01(土) 22:19:22 ID:???
>>349
その通り。

書いて欲しいな。エッチなヤツwww
351855:2008/03/02(日) 13:17:52 ID:???
>>348>>349>>350

どうもありがとうございます。
ただ、正直な所、僕の書くのはその時その時の思いつきが集まっている様なモンです。
中盤辺りを書いてた時は、結末をあそこまで綺麗にオトせるとは思ってませんでしたしw
ベジータが落ち込んでいるからと、バーベキューパーティを始める展開にしたにも関わらず、
参加者の名前の中にベジータを入れるのを忘れてしまったりしてましたから。
これは後から気づいて「じゃあベジータは遅れて登場って事にしよう」って事で何とかなりました。
こんな感じに結構いい加減にやってしまっているところもあります。
それでも読み易いって言っていただけるだけでも凄く嬉しいです。
ちょっとアイデアはあるんですが、具体的にまとまるまで待ってて下さい。
352名無しさん@ピンキー:2008/03/03(月) 21:11:15 ID:nYE38Nxn
353名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 06:44:05 ID:???
18号様美しすぎる
354名無しさん@ピンキー:2008/03/07(金) 21:52:56 ID:HHUR4YqP
漫画史上もっとも美しい女性
355宇宙人(OoO) ◆xa9fWFIuAc :2008/03/07(金) 23:00:55 ID:???
>>354
同感。

声も容姿も。そして「クールビューティでツンデレ」なところも。
356名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 16:15:26 ID:???
まだ小さくて萌えという物を理解してなかった頃から18号に萌えてたな今思えば
357名無しさん@ピンキー:2008/03/08(土) 19:55:39 ID:Ld+TrdOR
>>352の画像保存するの忘れてたorzどなたか再お願いします(..)
358855:2008/03/09(日) 20:46:36 ID:???
ショートショート

平和な或る日の昼下がり。
18号はブルマに誘われて、映画館に足を運んでいた。
今話題の女優の最新主演作品であるホラー映画『インベージョン』を観る為だ。
18号は特に映画が大好きという訳ではないのだが、クリリンが用事があって、
クリリン抜きで休日を過ごさねばならなくなった事が手伝い、ブルマの誘いを受ける事にしたのだ。
ブルマはカプセルコープレーションでの多忙なる勤務の合間を縫って、よく映画を観るのだと言う。
「この映画に出てる女優、ちょっとアンタそっくりよ」
ブルマは座席に座りながら、18号に言った。
いざ蓋を開けてみても、18号にはちょっと物足りない展開の連続であった。
ただ目に付いたのは、恐怖描写が出てくる度に前の座席にいるカップルがいちいち騒ぐ点であった。
「やーん、怖いッ!」
「あっはっは、怖がりだなぁ、コローナはぁ」
(鬱陶しいなぁ、映画館でイチャイチャすんなよ)
18号は呆れた顔つきでいたが、その一方でブルマが小声で言った。
「いいなぁ、アタシも一度でいいから映画館の中でああいう風にやってみたいわ」
「そうかな・・・マナーがなっちゃいないと思うけどね」
「あら、アンタも意外とそういうトコ、気ぃ遣うのね」
18号は肩をすくめてみせるが、目は前方のカップルから離せなかった。
劇中にて、エイリアンが突然姿を現すシーンでまたも女は男に抱きついた。
(クリリンの奴も、ああいう風にやったら喜ぶのかな・・・・・・)
18号はふと柄にもない事を考えてしまい、直ぐにその考えを吹き飛ばそうと頑張った。
しかし、頭の片隅でいつまでも前方のカップルを自分とクリリンに当てはめずにはいられなかった。

「珍しいなぁ。18号が映画を観たいって言い出すなんて」
「そ、そうか?」
「オレ、嬉しいよ。18号にも自分で何かしたい事があるんだって分かったから。
 何でも付き合うよ」
「アンタなら、そう言ってくれると思ったよ。さぁ、行こッ」
クリリンを引きつれ、18号は先週ブルマと一緒に見に行った『インベージョン』をまた観る事にした。
ワンシーン、ワンシーンを寸分無く記憶にとどめておいた。
よって、どこでどの様にエイリアンが登場するかもしっかりと把握している。
映画開始から35分。遂に問題のシーンにさしかかろうとしていた。
(こんな事したら・・・・・・コイツ、嫌がるかな・・・・・・いや、そんな事はないか・・・
 よ、よし・・・・・・・・・ちょっと小っ恥ずかしいけど・・・・・・・・・おっ、次だッ・・・・・・)
画面一杯に恐ろしい形相のエイリアンの顔が映し出される。
18号は勢い良く、クリリンに抱きついた。
「う、うわっ・・・・・・・・・ど、どうしたんだ・・・・・・18号ッ・・・・・・・・・」
(マ、マジかよ・・・・・・18号がこんな事するなんて・・・・・・・・・
 うっはーッ・・・・・・こ、こういうの・・・・・・オレの夢だったんだよッ・・・
 し、幸せッ・・・)
ぎゅうううっ。18号は赤面のまま、目を閉じ、ずっとクリリンにしがみついていた。
ちょうど18号の両腕がクリリンの首をロックする形になっていた。
(あ・・・・・・・・・う、うぐ・・・・・・18号・・・・・・・・・ちょ、ちょっと力が強すぎ・・・・・・ぐえ)

次の瞬間、クリリンの前には閻魔大王の姿が映った。
「おや、おまえ、クリリンじゃないか。また死んだのか。えーと、死因は・・・窒息死!」

ちーん
359名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 21:59:52 ID:???
> うっはーッ・・・・・・こ、こういうの・・・・・・オレの夢だったんだよッ・・・
なんだかすごくクリリンらしいw
360名無しさん@ピンキー:2008/03/09(日) 23:29:01 ID:???
また小説キター!

18号かわいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
でもクリリンがあああああああwww
361宇宙人(OoO) ◆xa9fWFIuAc :2008/03/09(日) 23:48:43 ID:???
885さん。こんばんは。
読みました。やっぱあんた上手い。
362名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 10:18:50 ID:???
抱きつく→良い雰囲気になる→セックス!セックス!
って展開かと思ったら…
363名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 21:30:52 ID:???
死んでもいいから抱きつかれたい
364名無しさん@ピンキー:2008/03/10(月) 23:24:03 ID:???
ゆ、夢だったんだよな?笑えないぞw
365名無しさん@ピンキー:2008/03/13(木) 04:49:06 ID:???
18号かわいいよ18号
366名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 04:22:35 ID:???
18号を拘束してエッチな事してみたい
367名無しさん@ピンキー:2008/03/15(土) 21:59:34 ID:n/2gStKv
18号タンかわいい
368名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 01:03:12 ID:???
18号を泣かせたい。
普段強気でクールな18号が泣いたら萌える。
369855:2008/03/16(日) 15:51:19 ID:???
こんにちは。
ここんトコ、保管庫の管理人様、ご無沙汰の様でちょっと寂しいです。
お忙しいんでしょうか。

ちょっとアイデアが固まったところなので、第1話をのっけます。
隔週の形式でなるべくペースを止めない様にしたいと思います。
このスレを少しでも盛り上げれれば嬉しいですが。

370855:2008/03/16(日) 15:52:30 ID:???
其之一 それぞれの胸中 @


南東の海上に浮かぶカメハウス。
台所で一人、金髪のうら若き女性がキャベツを相手に睨み付けていた。
(今度こそッ、今度こそッ)
そっと包丁をキャベツに差し込む。しかし力の加減が巧くいかず、またもグシャグシャにしてしまった。
これで5度目であった。女性の直ぐ後ろには、失敗したキャベツの山がポリバケツに盛り込まれていた。
「あーッ!もうッ!」
女性は思い切り包丁をまな板に突き刺した。
(何だよ、全然うまくいかないじゃないかッ。
 テレビの3分間クッキングなんて、インチキもいいトコだよッ)
玄関の方から音がした。女性が住んでいるこのカメハウスの主たちが帰ってきた様だった。
女性は乱暴な手つきで手元に並べられている料理器具を元の棚に仕舞い込む。
「ただいまーッ」
若い男、とは言っても、女性からすると年齢はやや上といえる男の声が聞こえた。
女性は慌てて予め用意しておいたインスタント食品の数々をテーブルに並べる。
30代という実年齢には不相応な可愛らしい顔つきの男が入ってくる。
「18号、留守番頼んじゃって悪かったな」
「別に・・・静かでいいもんだったよ」
「はは、そっか。お、夕食、用意してくれてたんだ?」
「ま、まぁ、暇だったからさ・・・・・・」
「何じゃ、こりゃ」男の後ろから、老人の声。「まーた、カップ麺と冷凍食品かいな」
「うっ、うるさいよ、爺さん!嫌なら自分で作りなッ!」
「武天老師様、そんな言い方は酷いですよ。
 18号は18号なりに考えて、夕飯を用意してくれたんですから。なっ」
18号と呼ばれた女性は男の気遣いに安堵しながらも、心の中ではあまり落ち着かなかった。というのも、男の口から出た言葉が気になって仕方がなかったからだった。
(そう・・・・・・用意したんだ。あたしは夕飯を『用意』しただけ・・・
 決して『料理』した訳じゃない・・・・・・・・・)
男は18号の表情に何かを察したのか、心配そうに顔を向ける。
「どうしたんだ、18号、どっか具合でも悪いんじゃ・・・・・・」
「え・・・あ、ああ・・・・・・何でもないよ・・・・・・ほら、さっさとそれ置いてきちまいな・・・」
「おお、そうだなッ」
男は老人を連れて荷物を手に、一旦居間に引っ込んでいった。それを見届けながら、18号は深い溜息をついた。


18号がこのカメハウスに居候として住む様になってから、既に1ヶ月が経過していた。
元々、彼女には自分の家もなければ、頼れる親族のあてすらもなかった。
しかし、1ヶ月前、西の都にあるカプセルコーポレーションで開かれたバーベキューパーティにて、同じくカメハウスに居候をしているクリリンという男から「一緒に住もう」という申し出を受けた。
それだけではない。クリリンは、「18号の事が好きだ」というストレートなアプローチまで仕掛けてきたのだ。
それは自分にとって思ってもみなかった救いの手であり、また人間の常識を遥かに凌駕した肉体を得てしまった自分には考えられなかった愛の告白だった。
本来、自分の本音をぶちまけるのは苦手である故に18号は言葉ではなく、キスという行為によって、クリリンの告白を受け止めた。
本当に自分なんかで良いのだろうか。
半ば、そう思いはした.
が、その反面にはクリリンとずっと暮らしていきたいと密かに願っていた想いが膨らんでしまっていたのだ。
クリリンの申し出を喜んで了承したのは、当然の成り行きであった。
371855:2008/03/16(日) 15:53:28 ID:???
「あッれーッ」クリリンが冷蔵庫のドアを開けて、素っ頓狂な声をあげる。
「昨日買い出しておいたキャベツとか豚肉がもう半分以上もなくなってらぁ・・・・・・
 オレ、作った記憶ないんだけどなぁ・・・武天老師様、自分で作って食べたんですか」
「む、わしゃ、知らんぞい」
「じゃあ、ウミガメか?」
「いやいや、わたくし、そもそも立てませんので・・・・・・」
「はは。そうだったな。じゃ、じゃあ、18号か?」
「は、は?」18号は眉を吊り上げてみせる。が、正直な所、心臓が高鳴っていたのは事実だ。
「な、なんでアタシが・・・・・・んな訳ないだろッ」
「だよなァ・・・・・・あっ!」
バレたか。18号は強張った。
「そ、そうか・・・・・・・・・そういう事だったのか」
「あ、あの・・・・・・こ、これには、その・・・」
「う、海の上だから安心していたけど・・・・・・」
「え?」
「泥棒が入ったんだ。きっとそうだ。金が無いから、ムシャクシャして、それでキャベツだの何だのを盗んでいったんだ!」
「・・・・・・」
18号はクリリンの見当違いに半ば安堵した。
「だがな、それなら何で食糧を全て盗まず、中途半端に残していったんじゃ?」
(ぐっ、爺さん、余計な事を)
「それもそうだなぁ・・・・・・どうなってんだろ」
「ま、ええじゃろ。今度来たら、こらしめてやればいいだけじゃ」
「そうですね」
これで疑惑はさっぱり消えてしまった。18号はちょっと呆れる。
(気楽なもんだな・・・・・・ま、お蔭で助かるけどね)
18号はそっと失敗したキャベツ入りのバケツを見えない様に隅に押しやった。

「え?街へ?」
クリリンは18号の発言に、夕食を作る手を止めた。
「ちょっと、明日出掛けてくっからさ。ついでにだよ」
「どうしたんだよ。らしくないじゃないか。そんな事言ってくれるなんて」
「べ、別に良いだろ。要らないなら、いいんだよ!?」
「怒るなよー。俺、別にからかってる訳じゃないんだから」
「だ、だったら、早く言えよ。何か買うもの!」
「お、おお、じゃあさ、来週分の食糧とか買ってきてくれ。お金渡すから」
クリリンはポケットの財布を開ける。
「あらら、あんまし入ってねーや。銀行でおろしてくるしかねーかァ」
そう言いながら、カメハウスの経済面を管理責任者であるクリリンはタンスの上にある通帳を手にする。
「えーっと・・・・・・この前ので引き落としたから・・・・・・残りは・・・・・・え・・・・・・」
クリリンの表情がやや曇った。18号はそれを見て、どうかしたのか、と声をかける。
「いいや・・・・・・」
「は?」
「やっぱ・・・・・・買う物はないや・・・・・・悪いな・・・・・・」
「・・・・・・そっか、ならいいけど」
「う、うん」
(相変わらず、嘘をつくのが下手なヤツだなぁ・・・)
18号は、クリリンの小さな溜息の漏れを聞き逃さなかった。
372名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 18:37:57 ID:???
続きお待ちしてます
373名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 21:02:58 ID:???
きたああああああああああああああああああああああああああ
374855:2008/03/16(日) 21:57:55 ID:???
第一話はここまでです。
一応前回のソープランドだのBBQといった話の延長線上の世界観での小説です。
続き物にした方が二人の成長が書いてて実感できるもので、そうしました。
前回は何だかんだいって、エロがあんまし無かったのですが、今回はもしかすると・・・・・・。
元々、自分にはエロをメインに書く才能が全く無いので、それを期待する人には物足りないかもしれません。
が、頑張って書いていきたいと思います。
375名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:07:13 ID:???
前の小説の続きか
期待してるぜ!!
376宇宙人(OoO) ◆xa9fWFIuAc :2008/03/16(日) 22:10:30 ID:???
あなたの方がエロも上手いはず。
楽しみで仕方がない!!

( ̄∇ ̄+) キラキラキラ〜♪
377名無しさん@ピンキー:2008/03/16(日) 22:53:42 ID:???
キャベツ切れない18号が可愛い
378名無しさん@ピンキー:2008/03/17(月) 02:42:40 ID:???
続き期待してるよ。
エロ楽しみw
379名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 17:43:43 ID:???
設定上クリリンは人類最強の男なんだよな
380名無しさん@ピンキー:2008/03/18(火) 17:59:02 ID:gC3GhhdL
設定上というかヤムチャが言ってるだけだけどなw
381名無しさん@ピンキー:2008/03/19(水) 17:06:26 ID:???
実はヤムチャが原作者の代弁者だったんだよ!
382名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 19:14:48 ID:ePiXq822
18号LOVE
383名無しさん@ピンキー:2008/03/20(木) 19:19:44 ID:???
ところで、食玩でDBのフィギュアが何度か出てるけど
4月の新製品にはクリリンと18号がラインナップに入ってるんだよな、と宣伝
384855:2008/03/20(木) 19:57:24 ID:???
どうもです。
隔週と書いちゃいましたけど、一応第二話書けましたので、投下します。
385855:2008/03/20(木) 19:57:52 ID:???
其之二 それぞれの胸中 A


早朝のカメハウス。
亀仙人、クリリン、18号、ウミガメがいつも通りの時刻にテーブルに朝食を並べている時だった。
「ん・・・・・・」最初に気づいたのは、クリリンだった。
「誰か来た・・・・・・」
クリリンのみならず、18号や亀仙人には生物が発するエネルギーを感知する能力が備わっている。
更に、ドアの向こう側に降り立った者が誰であるかも、その気配で察知する事が出来るのだ。
「この気は・・・・・・」
そう思ったところへ、ドアが開き、早朝の珍しい訪問者、孫悟飯が顔を見せた。
「ははっ、やーっぱ悟飯かよ」
「あ、クリリンさん、18号さん、おはようございます!」
「何だよ。どうしたんだ、こんな朝早くから」
「亀仙人様にアルバイトを紹介して貰った御礼を言いに来たんです」
「え・・・・・・アルバイト・・・・・・ああ、そういやぁ、おまえ、前にそんな事言ってたな」
「ウォッホン、どうじゃ、悟飯!生まれて初めての労働はうまくいったかの?」
「ハイ!仕事先の方々もみんな親切に仕事を教えていただきましたし・・・・・・何とかやれそうです」
「そりゃ、よかったのぅ。
 お父さんがおらんで御主も大変じゃろうが、お母さんをしっかり守るんじゃぞ!」
「ハイ!」
「おお、そうだ、悟飯」クリリンはポンと両手を叩く。「折角だからさ、おまえも一緒に食おうぜ!」
「えー、でも、なんかお邪魔しちゃうようですし・・・・・・」
「いいんだよ!昨日今日出会った仲じゃねーんだから!
 さ、さ!座れよ!今、コーヒー入れっからな!」
こうして悟飯も加わり、カメハウスの朝食タイムが始まった。
386855:2008/03/20(木) 19:58:42 ID:???
18号が街へ出掛けて、数分後。
武天老師こと亀仙人は、にたにたと厭らしい笑みを浮かべながら、一枚のDVDディスクを手に取る。
「鬼の居ぬ間、鬼の居ぬ間!ひっひっひっひ、っと!」
「気味の悪い声出さないで下さいよ、武天老師様!」
クリリンの非難めいた注意も、浮ついた顔をした老人の耳には届いていない様だった。
お気に入りのAV女優の最新主演作品を買ったばかりで、嬉しくて堪らないらしい。
『お兄ちゃん♪』
「はぁーい!」と、テレビの前に正座した亀仙人は、陽気な声で返事をした。
『お兄ちゃん、たまにアタシのこと、エッチな目で見てたでしょ♪』
画面の中の女優は、白々しい位に恥らいながら胸と股間に手をやる。
『特に・・・・・・あたしのぉ・・・・・・こことか・・・・・・こことか・・・・・・っ』
次の瞬間、画面が灰色一色になった。
カメハウスに、老人の絶叫が響いた。
「ノォォォォォォォォッ」
「む、武天老師様!どうしたんですか!」
「こッ、壊れた!デッキが!DVD再生機が壊れおったんじゃ!」
「は、はぁ・・・・・・?」クリリンは落胆しながら、手にしていた洗濯物を落としかけた。
「ぬぉぉぉっ、良いところだったのに!このままじゃ、イカン!
 クリリンよ、新しい再生機を買ってきてくれんかの」
「い、いやぁ・・・・・・ちょっとそれ、我慢してもらえません」
「何じゃと!それじゃ、おまえはワシにこのアダルトDVDとお別れしろというのか!」
「い、いや、そういう意味じゃなくて・・・・・・
 ちょっと、お金が・・・・・・」
クリリンは言いにくそうだった。
「18号がいないから、言いますけど、カメハウスの家計、結構やばいんスよ。
 ここ、海の上だから、何とか魚とか釣っていけば今は食いしのげますけど・・・・・・
 冬とかになったら、そりゃもう・・・・・・」
「ぬぅ・・・・・・・・・そこまで金が底をついとるとは知らんかったわい」
しかし、ある事を思いついたらしい亀仙人は手をポンと叩いた。
「そうじゃ。ブルマに修理してもらおう!
 この再生機、カプセルコーポレーション製じゃから、簡単じゃろ!
 クリリン、ちょっとこれを持って、ブルマんトコ、行って来い!きっとタダで直してくれるぞ」
「・・・・・・ったく、こういう事だけは頭が冴えますね」
387855:2008/03/20(木) 19:59:43 ID:???
クリリンは小型ジェット機で西の都まで飛び立った。
途中、意外な顔がクリリンの視界に飛び込む。
左の方角から赤い色のスカイカーがやって来たので、クリリンはスピードを落とす。
すると、スカイカーからヤムチャが顔を出して、クリリンに手を振ってきた。
「よォ!クリリン!」
「あッ、ヤムチャさんじゃないですか!」
「バーベキュー以来だな、どうだ、元気してっか?」
「ええ、お蔭様で」
クリリンはそこで、おや、と思った。
ヤムチャは赤い帽子、作業服めいたものを身につけていたからだ。
ヤムチャのスカイカーから発信音が鳴り、慌ててヤムチャがそれに応答する。
「ハイ、131号機のヤムチャです。
 ハイ。グレイタウン556番地、ハロー誘電会社から引き取り品ですね。了解」
通信を終えると、気恥ずかしそうに鼻を掻いた。
「オレ、今、赤帽やってんだ」
「へー、そうなんですか!」
「彼女がネックレスだのイヤリングだのと高いモンばっか欲しがるからさ、俺、金ねぇのよ。
 ま、力仕事とかは苦にはならないから、この仕事選んだけどよ」
軽い口を叩きながらも、ヤムチャは手馴れた動作でスカイカーに搭載されているモニターに地図を映し出す。
「えーっと、グレイタウン556番地はっと・・・・・・こっから・・・約10キロ先かァ・・・
 悪いなァ、クリリン、オレ、もう行くわ!武天老師様によろしく伝えといてくれ!」
「ハイ!お仕事、頑張って下さい!」
388855:2008/03/20(木) 20:01:04 ID:???
ヤムチャと分かれて数十分後、クリリンは西の都にあるカプセルコーポレーションに到着した。
するとちょうどいい事に、外庭園にブリーフ博士の姿があった。
「おー、クリリンくんじゃないか!」
「こんちは!博士!実は、ちょっと、お願いがあって・・・・・・」
クリリンは、ブリーフ博士に訪問の理由を説明し、手にあるDVD再生機を渡した。
「この程度なら1日あれば直せるじゃろ。明日のこの位の時間にまた来てくれるか」
「どうもすいません。助かります。
 ところで、ブルマさんは?折角だから、顔だけでも見せておこうかなぁって」
すると、ブリーフ博士の顔が急に険しくなった。
「い、今は入らん方がええぞッ・・・・・・ワシも危うくとばっちりを食らうトコだったんでな・・・・・・」
「へ・・・?」クリリンは、一体何があったのかとカプセルコーポレーションの建物を見やる。
耳を澄ますと、ブルマの叫び声と同時にガラスか何かが割れる様な音が聞こえた。
「な、何だぁ・・・?」気になって仕方がなくなり、クリリンは中に入った。
「いい加減にしなさいよッ、この甲斐性無しッ!」
またもや、ガラスが割れる音。
「ふざけるなッ!仮にもサイヤ人の王子だったこのオレがッ!何故働かねばならんのだッ!」
ブルマの喧嘩の相手は大体想像がついていたが、やはりベジータであった。
クリリンは二人のやり取りから、喧嘩の原因は大雑把に把握する事が出来た。
振り向くと、ブリーフ博士が苦笑いを見せていた。
「ご覧の通りだ。ベジータ君がいつまでもあの調子だろ。ブルマ、カンカンになってもーてな。
 毎日毎日、『飯・修行・寝る』の繰り返しじゃから、まぁ怒るのも無理はないがなァ」
「一度でもいいから、世の中に出て、働いて、1円でも稼いでみなさいよッ!
 それが出来ないで、なーにがサイヤ人の王子よ!
 あんた、地球じゃただの無職よ!む・しょ・くッ!」
「そりゃ、地球ではそうだろうが、かつてはこのオレは惑星ベジータでも名前の知られた・・・・・・」
ガンッ。見事にブルマの放り投げた皿がベジータの顔面にヒットした。
しかし、ブルマの力ではベジータにはかすり傷ほどのダメージを与える事は出来ない。
「チッ・・・・・・バカバカしいッ!やってられるかッ!」
「それはこっちの台詞よ!この寄生虫!」
クリリンは頭を掻きながら、未だにいがみ合いを続ける二人に背を向ける。
「こりゃ・・・・・・失礼した方がよさそうスね・・・・・・」
「うむ・・・スマンな。明日には、おさまっていると思うが・・・・・・」
ブリーフ博士に別れを告げると、クリリンはそそくさとカプセルコーポレーションから飛び立った。
「はぁ・・・・・・でも・・・・・・オレも他人事じゃないんだよな・・・・・・・・・」
クリリンの胸中には、18号の事があった。


クリリンがカプセルコーポレーションを尋ねている頃。
西の都より約50キロ程離れた地点にあるアンチャン山のふもとにある牧場。
その主は牛の声を聞きながら、今日も平和である事を確認すると、帽子を深く被る。
「・・・・・・ん・・・・・・」
小屋に入りかけたところで、何者かが空から降り立つ気配がした。
389855:2008/03/20(木) 20:03:22 ID:???
箒を持った牧場主の前に、金髪の女性が難なく空高くから着地してみせる。
「何だ。18号じゃないか。どうしたんだよ、急に」
「相変わらず、殺風景なトコに住んでるね、アンタは・・・」
18号は牛と小屋と主の住まいである家しかない現在地を、あまり興味がないとでもいいたげに見回す。
「おいおい、殺風景とはあんまりだな・・・・・・。
 見ろよ、この素晴らしい大自然を・・・・・・空気もうまいし・・・・・・のんびりと暮らすにはうってつけの場所だぜ」
18号の前で帽子をとった主は大きく深呼吸するフリをしてみせる。
そこには、18号の瓜二つの顔ともいえる男の顔があった。
「まぁ・・・・・・17号の好きにしなよ・・・・・・アタシは遠慮するけどね」
「そりゃ、残念だ」
たいして気にもかけていない様子はなかった。17号は帽子を被り直して、肩を竦める。
「で・・・・・・今日は何しに?」
「ちょっとさ・・・・・・台所、借りに・・・・・・」
「また・・・?まぁ、別にいいけど・・・・・・一体、何しようってんだ?」
「う、うるさいな、黙って貸してくれりゃいいのッ!」
そう言うと、18号は街で買い込んだ食材を手に、17号の家に足を運んだ。
「相変わらず、強引だなァ」

小屋の掃除にかかりながら、17号はふと考える。
(それにしても・・・・・・
 18号のヤツ・・・いきなり料理を始めるなんて、どういう風の吹き回しなんだ・・・
 あいつ・・・・・・料理とかは苦手だからやりたくないって言ってたのに・・・・・・
 さては・・・・・・男でも出来たか・・・・・・)
後で聞いてみようと思い、17号は肩を揺らす。すると・・・。



ボンッ!



「・・・・・・何だ・・・?」
驚いて、17号は箒を落とす。
小屋を出ると、台所の窓から煙がもくもくと沸き出ていた。
「・・・・・・やれやれ・・・・・・またかよ・・・・・・」




夕方。既にカプセルコーポレーションからカメハウスに戻っていたクリリンは、夕飯の支度を始めていた。
「18号・・・・・・遅いなァ・・・」
そう思った矢先に、窓から18号が降りてくるところが見えた。
「お・・・・・・」
「ただいま・・・・・・」18号はドアからボソリと言った。
「よかったー・・・遅いから心配したぜー・・・・・・って、18号・・・・・・その髪・・・・・・」
「え・・・あ、ああ、これ?」
よく見ると、18号の前髪が少しちぢれていた。まるで火で燃えたかの様に。
「ちょ・・・ちょっとね」
「そ・・・そう?」
「そうだよッ!いいから、早く晩飯の準備済ませちまいなッ」
「あ・・・・・・ああ」

⇒次回へ続く
390宇宙人(OoO) ◆xa9fWFIuAc :2008/03/20(木) 21:16:25 ID:???
面白い!!次回楽しみだ!
391名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 02:28:12 ID:???
続きが楽しみで仕方ないです!
392名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 02:40:49 ID:???
17号もキター!
料理の練習する18号に萌え
393名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 10:32:39 ID:???
小説いいね〜
394名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 18:24:13 ID:???
18号の手料理食べたい
395名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 05:15:48 ID:???
18号食べたい
396名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 05:33:06 ID:???
(`□´/)/ ナニィィイイイ!!
397名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 12:48:16 ID:???
18号おいしそう
398名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 23:29:45 ID:???
18号(*´Д`)ハァハァ
39918号:2008/03/26(水) 02:34:28 ID:???
この変態どもが!
400名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 05:34:36 ID:???
18号のウェディングドレス見たかったなー
401名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 06:30:56 ID:omfbf0H8
俺も見たかった
402名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 08:53:24 ID:7WsXdZBL
クリリン、18号夫妻は亀仙人の家に一緒に住んでただろ。
きっと毎晩エッチ覗かれてたよな。
403名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 20:42:55 ID:???
覗かれて興奮する変態夫婦かもしれない
404名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:01:19 ID:Y2G5zHLc
エロジジイなんかに覗かれても、面白くはあるまい
エッチは寝室じゃなくて、毎日2人で無人島に飛んで行って
青空の下でやりまくているんだよ
405名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 11:03:12 ID:Y2G5zHLc
「やりまくって」を「やりまくて」と書いてしまった
406名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 18:53:36 ID:???
空で空中セックス
407名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 19:53:52 ID:9RZ1vc7U
うん、それもいい
雲の中でやるのもいいな
408名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 04:09:32 ID:???
青空の中で青姦
409名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:48:36 ID:???
真っ昼間からセックスかw
410名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 19:53:50 ID:EyZXusdz
嫁と子供のために勝てないと分かってるブゥに立ち向かったクリリンは男の中の男だな。
411名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 20:14:56 ID:0PN0I1EZ
>真っ昼間からセックスかw

若々しい美女と体力あるおっさんが一緒にいれば
やることは一つしかあるまいww
412名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 20:44:38 ID:???
>>410
家族のために戦うクリリンかっこよかったな
いざという時は亭主関白な態度のクリリンとそれに大人しく従う18号萌え
413名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:46:19 ID:pRQ6GUTg
>>412
そうそう。
悟空・チチ夫婦もベジータ・ブルマ夫婦もうらやましくないけどクリリン・18号夫妻はうらやましい。
414名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:10:25 ID:???
既出だったらすまそ
http://g.pic.to/oogop
こんな美女とやれるクリリンは幸せ者
415名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 00:26:25 ID:???
GJ!
416名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 19:34:50 ID:???
417名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:17:47 ID:???
>>416
ありがとう、保存した!
418名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:38:48 ID:EZzb5JPo
419名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:20:53 ID:???
18号エロかわいいよ18号
420名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:54:07 ID:???
(*´Д`)ハァハァ
もっとくれ
421名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 16:29:36 ID:???
いいねぇ
422名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:21:34 ID:gwG1uegC
スレ違いなんですケド、855さんにベジータとブルマ編も書いて欲しい。
423名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 11:14:30 ID:qoW20OvN
俺はブルマのママが一番好き。
424名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 21:41:23 ID:???
本当にスレ違いだな
425名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 22:08:06 ID:???
誰か>>414を再うpしてくださいな。。
426名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 16:21:33 ID:???
427名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 21:57:10 ID:???
いいねぇいいねぇ
428名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 00:48:11 ID:ZT1GRtgf
18号って照れたりして可愛いとこあるよな。
エッチの時そういう恥じらいの表情も出して欲しい。


・・・贅沢言ってスマソ m(_ _)m
429名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:53:19 ID:???
18号かわいいよ18号
430名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 15:53:56 ID:???
18号のツンデレシーン激萌え
431名無しさん@ピンキー:2008/04/11(金) 22:56:49 ID:???
赤くなる18号最高に可愛い
432名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:08:09 ID:???
18号が照れる姿をもっと見たかった
433名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 12:45:47 ID:???
小説読みたい
続きまだかな
434名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 21:24:07 ID:???
18号の出番もっと欲しかったな
せっかく良いキャラなのに勿体ない
435名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:18:32 ID:???
最近ドラゴンボールのゲームを買った
18号…昔はなんとも思わなかったのに。
436名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 20:38:34 ID:???
18号ちゃんLOVE
437名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:18:54 ID:???
>>426
クリリンともいいけど、セルに吸収されるエロ絵とかない?
438名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 22:45:43 ID:???
ない
439名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 10:35:47 ID:UBi9Eq7x
440名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 13:18:25 ID:???
>>439
17号wwwwwwww
441名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 23:50:03 ID:???
>>439
これ初めて見た
GJ!
パソコンからだと見れなかったけど
442名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 19:24:08 ID:???
最初こんな可愛い子が敵だなんて…と思ったが仲間になってくれて良かった
443名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 19:34:54 ID:RJoZWiuL
鳥山も凄いよな。
的キャラのモデルが自分の好きな女優だなんてな。
44418号:2008/04/28(月) 21:07:30 ID:0uE5JaQA
(クリリンが隠しているエッチな本をみつけ見ている)(Sなクリリン役の人相手してくださぃ)
445名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:01:11 ID:???
やはり二人の馴れ初めを鳥山に書いて欲しかったな。
446名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 10:37:58 ID:983gXK/m
そろそろテレビアニメでドラゴンボールの続編やってほしい
GTの数年後の世界
今だ若く美しくも美しい18号ちゃんと
女子高生になった、パンちゃんブラちゃんが
超ミニセーラー服姿で、セーラームーンみたいなことをやるお話
447名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 16:12:15 ID:Y5o9fArz
GTの続きだと皆顔が変わっていて嫌だ
448名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 16:59:01 ID:B3wMl9CJ
ベジータがおっさん、ブルマがおばはん、チチもおばはん・・
でもそんなことより、18号の超ミニセーラー服見たい・・・
449名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 21:45:37 ID:???
それより当の鳥山が書きたくないらしいからもう無理だな
450名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:07:09 ID:ouj7LP0K
鳥山が描くわけない
GTみたいにアニメで続編希望
451 ◆C18KF17RNI :2008/05/01(木) 22:52:53 ID:???
452名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:01:47 ID:???
18号好きなんだけど相手がクリリンじゃ体格差のせいか萌えないんだよ
そんなのここじゃ俺だけだろうけどさ
453名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 23:03:35 ID:???
>>452
公式記録では
18号160cm
クリリン150cm

で10cmしか違わないぞ。
454452:2008/05/01(木) 23:11:42 ID:???
>>453
いや、男の方が小さいのがどうもな
つかクリリンて150センチしかないのかよw
455名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 06:05:41 ID:???
猫ひろしや池乃めだかと同じくらいかそれより微妙に大きいくらいだな
まあ現実離れした小ささではないな
456名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 12:41:22 ID:???
457名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 16:07:37 ID:SQnWX/Hv
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3177961
18号でオナニーする動画うpされてる
458名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 17:25:13 ID:???
ベッドに入れば身長差なんて関係ない
459名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 19:56:03 ID:HN7EYzYO
クリリン氏は長年の修行の結果
3分間だけ身長180センチに巨大化できる奥義を習得しました
その間に生殖行為を完了させるのは、極めて困難ですが・・・
460名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 21:38:23 ID:???
背は小さいけどチンポのサイズはスゴイぜ
461名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 23:54:46 ID:KomFWxwN
>457
これはかわいい…
詳細希望!
462名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 20:01:38 ID:UxitI+OK
クリリンがBS2に出てるぞ。
残念ながら18号は出てないけど・・・。
463 ◆C18KF17RNI :2008/05/04(日) 20:24:09 ID:???
昔の都市伝説みたいなので「鼻がでっかいとあっちもでかい」といいのがあったけど、そもそもクリリンには鼻がありませんね・・・
464名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:01:33 ID:???
チンコすら無いということか・・・
465名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:12:10 ID:???
鼻がない分ちんぽもでかいと考えるんだ
466名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 21:37:36 ID:UxitI+OK
実写版を作るときに18号のエッチシーンも入れてもらえばいいんだ。
個人的にはベッキーキボンヌ。
467名無しさん@ピンキー:2008/05/04(日) 22:05:26 ID:???
ベッキーは嫌だ
もっと美人の女優がいい
468名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 09:42:53 ID:Lub2D3gp
18号さん役がやれる女優は
日本には存在しない
469名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 19:40:00 ID:???
だな
470名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 22:45:06 ID:???
個人的には雰囲気でいうと若い頃の松雪泰子かな
471名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:02:14 ID:???
個人的にはKOSEのCMに出てる外人さん
472名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:10:13 ID:???
>>471

ジェマ・ウォードですね。

同感。彼女は美しい。
473名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 13:42:17 ID:???
顔はあまり好きじゃないが雰囲気とかあってるかも。
ただもう少し背が低ければいいのにな
474名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 17:20:35 ID:???
ジェマ・ウォードか…微妙だな
もっと正統派美形な顔立ちがいいな
まあ誰がいいと思うかは人それぞれだな
475名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 07:58:30 ID:???
実写で18号っつたら若い頃のジョディ・フォスターしかいないだろjk
476名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 12:31:07 ID:???
確かに彼女が18号のモデルになった人だからね。
477名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 15:48:54 ID:???
若い頃のジョディめちゃくちゃ美人だよな
歳とっても綺麗
でもレズだったなんてショックだ…
478名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 16:58:48 ID:???
俺的に北欧系の金髪美人がイメージなんだが
479名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:23:37 ID:???
ハーゲンダッツのCMだな
480名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 22:25:22 ID:???
日本人じゃやっぱいないのか...
雰囲気的には結構いい感じの奴はいるんだが
481名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 01:24:07 ID:???
誰だよ?
482名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 14:26:05 ID:???
ちょっときつめの奴。
例えば柴崎コウとか誰かが言ってた(若い頃の)松雪泰子とか...
あくまでも雰囲気で。
483名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 17:39:48 ID:xlz2TIJt
だったら断然沢尻エリカがいいんじゃないか?
ちょっと外人ぽいし。
484名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 18:40:26 ID:???
いいかもな。
ハーフらしいし、スタイルもいいし、額の広さも同じくらいだし。
485名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 20:54:31 ID:???
でも18号と爽尻エリカって名前全然違うじゃん
486名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 21:41:24 ID:???
名前は関係ないだろw
487名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:01:03 ID:xlz2TIJt
沢尻エリカいいべ。
んで、ついでに言うと17号はウエンツ。
クリリンは伊藤淳史か森田剛。
488名無しさん@ピンキー:2008/05/08(木) 23:04:48 ID:???
ゴクウは香取しんごだな。

ベジータは俺。
489名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 01:02:48 ID:???
んじゃ俺は亀仙人
490名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 10:47:55 ID:???
亀仙人はR.E.MかMOBY
491名無しさん@ピンキー:2008/05/09(金) 12:25:03 ID:???
亀仙人は輪島功一で決まり。
492名無しさん@ピンキー:2008/05/10(土) 00:34:45 ID:???
亀千人とかどうでもいいよw
493名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 01:25:32 ID:???
フリーザ様は美川憲一
494名無しさん@ピンキー:2008/05/16(金) 00:54:41 ID:???
18号は最高にいい女
495名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 22:28:45 ID:???
知ってる
496名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 10:01:31 ID:???
18号ちゃん好き好き
497名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 06:40:25 ID:???
小説どうなった
498名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 07:32:50 ID:pVYAHd/T
アニマックス、ちょうど18号期間だからこれから
楽しみ
499怪盗:2008/05/22(木) 14:04:09 ID:???
あの性格は病みつきになるな…本当に
500名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 16:31:21 ID:???
ドラゴンボール実写版
悟空…織田裕二
ベジータ…柳葉敏郎
悟飯…深津絵里
クリリン…いかりや長介
未来のトランクス…ユースケサンタマリア
亀仙人…北村総一郎
501名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 07:48:26 ID:ap4K9uyZ
ゴハンが亀ハウスにクリリンを天下一武道会に
誘いに言ったとき、18号がクリリンに大会に
「出ろよ!」 っ言ったときの18号といったら。。。。
あれで完璧にハマった
502名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 20:54:30 ID:???
どうでもいいが「出ろよ」じゃなくて「出場しろ」だぞww
503名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:07:32 ID:???
http://g.pic.to/q74a1
これのもっと大きい画像ない?
504名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:57:20 ID:Almp4uwT
505名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:48:54 ID:???

18号セルにアナルを犯されるの巻
http://www.funny-games.biz/dragonballzanalsex.html
506名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:25:13 ID:???
(;´Д`)ハァハァ
507名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 20:54:33 ID:???
>>505
これ誰が作ったの?
凄いね。(*_*)
508名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:10:18 ID:???
いいよね
509名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:25:34 ID:???
>>505
エロス(;´Д`)ハァハァ
510名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 22:01:49 ID:???
>>505
なんかワロタ
511名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 19:34:08 ID:q1Dl8hJI
512名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:19:17 ID:???
505既出な上になんか表情がイッてて萎えるんだよなぁ
513名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 20:44:45 ID:ahwQcolA
514名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 00:47:53 ID:???
見れねえよ
515名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 06:51:04 ID:hpFnSCgY
もはよう、18号 >クリリン
516名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 21:29:50 ID:3G7BAxi1
あげ
517名無しさん@ピンキー:2008/05/26(月) 22:10:24 ID:???
>>511
亀仙人裏山死す
クリリンはもっと・・・
518名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 00:20:59 ID:???
>>505が見れない
どんな動画なのか詳しく
519名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 06:46:11 ID:qug9Rm1Y
クリリン--->武天老子さま
18号--->おい、じーさん
萌えるわW
520名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 07:02:24 ID:???
今日アニマックス、18号でずっぱりだな
521名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 22:59:54 ID:???
18号はやっぱり可愛い
522名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 05:57:38 ID:???
クリリンが羨ましい
523名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 07:33:01 ID:e6hi0UGM
旦那を呼び捨てする18号、やっぱりいいなW
524名無しさん@ピンキー:2008/06/03(火) 23:19:57 ID:???
18号は良妻賢母
525名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 14:43:48 ID:???
クリリンが17号に殺された時、涙を流しながら17号に立ち向かっていった時の18号泣けたね(T_T)


しかし18号じゃなくて、まともな名前付けてやれよ・・・。
526名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 19:53:51 ID:???
無から作られたならともかく元は人間なんだよな?
その時の名前ってあるんだろうか。
527名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 21:45:41 ID:???
俺思ってたわけよ。ドラゴンボールに出てくる女キャラクターはどうして性格悪い女ばかりなんだって。
ブルマは全てにおいて自己中だし、チチは悟飯さえ良ければ他人はどーでもいい教育ママになるし、ビーデルは自意識過剰のワガママ女だし、クリリンはどうして暴力的な人造人間の18号なんか好きになっちゃったんだろうってね。
ところがGTになるとみんな旦那思いの良妻賢母になっちゃうんだよな。
何かそれから俺、ちょっと手に負えない女が好きになっちまって。

でも今それ後悔してます・・・。><
恨むぞ!鳥山明!(-_-;)

528名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 14:42:03 ID:???
18号のロングヘアが見たい
529855:2008/06/08(日) 16:35:17 ID:???
其之三 変化、そして決心

カモメの鳴き声を合図に18号は目を覚ました。
時計に目をやると、9時半を差していた。
一度起きて既に朝食は済ませたのだが何故かまた眠くなったのでベッドに横になっていた。
人造人間なのに眠気に襲われるというのも可笑しな話ではある、と18号自身は思う。
しかし、クリリンと共にカメハウスに居候として住む様になってから、自分の体に妙な変化が起こる様になった。
ドクター・ゲロの研究所で再始動した時とは別の感覚があるのだ。
勿論、人間ベースだから、痛みというものは最初から感じている。
普通の人間と比較すれば、殴られても蹴られても然程痛みは気にならない程度に過ぎない。
しかし、ここ最近、怪我をすると痛みに気が紛らわされる事が多い。
昨夜、料理の最中に包丁で指を少し切った時は思わず「痛ッ」と口に出してしまった程だ。
その後、自分の体に異常が出始めたのだろうかとクリリンたちに気付かれぬ様にブルマに電話した。

「全然問題は無いわ。安心して」とブルマは即答した。
「あっさり言ってくれるなァ。根拠はあるのかい」
「アンタは元々人間なんだから、その人間の時の感覚が基本ベースになってきてるのね。
 とは言っても、アンタの人造人間としてのエネルギーとかが消えた訳じゃないけどね」
「・・・・・・そッか」
「但し気をつけなさいよ。人間の時の感覚が戻ってきたって事は、痛みもちゃんと感じるって事だからね。
 何か大きなダメージを受けたら、そのショックで死んでしまうことだってあるかも・・・・・・」
530855:2008/06/08(日) 16:35:58 ID:???
(死ぬかもしれない?あたしが?)

何故か、18号には不安は無かった。寧ろ、ちょっとした嬉しささえあった。
クリリンは気を遣ってくれるが、やはり自分が人造人間であり、普通の人間とは違う事に変わりは無い。
しかし、人間と同じ様な感覚が戻る事は、18号にとっては願っても無い事だったのだ。

「分かった・・・。ちょっとスッとした」
「え?」ブルマは怪訝そうな声を出した。
「こんな時間に電話して悪かったな。あ・・・クリリンの奴には言うなよ、今の話」
「いいわよ。ねー、クリリン君といえばさ、どう、アンタたち」
「え?」
「どこまで進んだのよ」
「・・・・・・な、なに言ってんだよッ」
「亀仙人サンとかウミガメもいるとはいえ、同棲してるんだから、それなりに進んでるかと・・・」
「うるさいなァ・・・別にあんたにゃ関係ないだろ」
「そんな、恥ずかしがる事ないじゃないのー。あたし、応援してるんだから」
「余計な御世話だよッ!もう切るからなッ!」

(全く、あの女のせいで、昨夜はよく寝れなかったから、二度寝しちまったよ)

18号は横になったまま、毒づいた。
531855:2008/06/08(日) 16:37:47 ID:???
(おまけに変な夢まで見たし・・・・・・)

夢の内容を思い出した途端、自分の下半身が少し熱くなっている事に気付いた。
そして、妙にしっとりとした感覚が気になり、そっと股間に手をやる。

(・・・・・・なんだ、これ・・・・・・)

18号はドキドキしながら、そっとズボンの中に手を差し込む。

(・・・・・・あ・・・・・・え・・・何、これ)

濡れていた。まさか尿を漏らしてしまったのかと一瞬焦る。
しかし、尿とはちょっと違う、ぬるぬるとした触感に眉を吊り上げる。
触った指を目の前に翳してみる。やや水っぽい、少し粘々した液体が少量だが指に付いていた。
18号は自ずと心臓の鼓動が速くなっている事に気付いた。
自分の股間が濡れていた事に対する不安と焦燥。
それもあるが、女性としての本能がその正体を悟ってしまった恥ずかしさがあった。
18号は急いでバスルームへ駆け込んだ。

火照った頬を手で仰ぎながら、18号は1階に降りた。
自分の身に起こった事を悟られまいと心掛けながら。
だが、そこにはクリリンの姿が無かった。
18号の姿を視認したウミガメは挨拶代わりに頷いてみせた。

「アイツ、何処行ったの?」
「・・・クリリンさんですか、クリリンさんなら、朝食の後に直ぐお出掛けになられました」
「出掛けた?」
「場所は聞いてませんけど、スーツ姿でした」
「スーツゥ?あいつがスーツ着てったっての!?」

想像するだけで吹き出しそうになった。
クリリンの普段着は胴着かラフなTシャツにジーンズと相場が決まっている。
スーツを着て外出するとは、どういう心境の変化なのか。

(まァ・・・アイツも出掛けてるし、アタシもいつもの練習に行くか・・・)

18号は支度を始めた。しかし、何故クリリンがスーツを着たのかという疑問は何時までも頭に残った。
532855:2008/06/08(日) 16:38:52 ID:???
ドンッ!

「・・・・・・まただよ」17号は呆れながら台所に足を向ける。

モクモクと黒い煙を吐き出すフライパンを手にした18号が居た。

「別に何したっていいけど、あんま台所汚すなよ」
「うッるさいッ」

フライパンを乱暴にコンロに置いて、18号は舌打ちした。

「ッたく、アンタんとこのフライパン、ちょっと古いんじゃないのか」
「おいおい、フライパンのせいにすんなよ」

練習するたびに18号は己のあまりの料理の下手さにゲンナリした。
ちょっと練習すれば巧くなると軽視していた。まさか自分がここまで料理が出来ないとは思ってもみなかったのだ。
先程までフライパンの上で煙を発していた黒い塊を皿に載せて、17号に差し出した。

「アンタ、そういやさ、昼飯まだだろ」
「・・・・・・オレが食うのか、それ」
「当ッたり前だろ、有り難く頂戴しなよ」
「やれやれ、いくらオレでもそんなん食ったら腹壊しちまうぜ」
533855:2008/06/08(日) 16:39:59 ID:???
18号は弟の文句のサラリと流しながら、居間のテレビの電源をオンにする。
18号の見慣れた顔が画面上に映し出された。
「お茶の間の皆さん、コンニチワァ。
 マリマリ・センリのおしゃべりクッキングの時間ザーマス!」
18号が料理の手本としてチェックしているテレビ番組の司会者は軽快に進行を開始した。
司会者のマリマリのキャラクターはあまり好きではないが、料理に関する知識を惜しげもなく披露してくれるので、
料理に関して殆ど付け焼刃に過ぎない経験を持つ18号には有り難い番組であった。
しかし、録画したビデオテープが擦り切れる程観ているにも関わらず、
自分の料理が上手くならない事に苛立ちも感じていた。
「本日の料理を紹介する前に、皆サンにビッグなお知らせざぁます!
 毎年恒例のわたくしのお料理教室の第9回目の受講生を募集するんざぁますが!
 な、な、なんと、例年よりも募集人数を増やす事が決定したざーますのよ!」
マリマリ・センリはテレビ番組の司会者だけでなく、料理教室の実習生への指導もしている。
しかし、毎年の料理教室への申し込みの数は半端ではなく、正式な受講生となる確率は低かった。
「毎年、申し込みをしてくださる皆さんにはとても嬉しいお知らせざますでしょ、ホッホッホ」
マリマリの高笑いを耳にしながら、18号は思案した。
テレビから得る生半可な知識よりも、実際に指導してもらう方が上達する可能性は高い。

スッゲェ!18号の料理、メチャメチャ美味いぜ!

クリリンの驚く顔が目に浮かぶ。
そもそも、それが見たくて、こっそりと料理の練習を始めたのだ。
「参加費用は例年通り、9千8百ゼニーザマス!奮ってご応募するざますよ!ホーッホッホッホ」
18号は画面上に並ぶ数字を頭の中で巡らせる。
どうやって費用を捻出するか、既にその答えは出ていた。
「17号・・・・・・」
「ん?」
なかなか18号の作ったものを口にしようとせずにフォークで弄繰り回す17号は顔を上げる。
「ちょっとさ、金貸してくんない?」
「・・・・・・」

⇒次回へ続く
534855:2008/06/08(日) 16:43:48 ID:???
お久し振りです。私事が忙しくて、全然こっち来れなくてすいませんでした。
ちょこっとだけですけども続きを書かせていただきましたので、UPしました。
殆ど書き直しをせずにのっけましたので読み辛いかと思いますけど。
535名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 17:46:54 ID:???
ずっと言おうと思っていたが完結してからうpしろ
536855:2008/06/08(日) 17:57:16 ID:???
>>535
不快な思いをさせて申し訳ありませんでした。
今後からそうします。本当にすいませんでした。
537名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 20:17:26 ID:???
>>536
キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ ! ! !



いいんだよ。書きたくなったら書けば。
プロじゃないんだから。
538 ◆C18KF17RNI :2008/06/08(日) 20:59:52 ID:???
>>536
>>535は無視したほうがいいですよ
539名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 21:06:19 ID:???
>>536
読んでる方は勝手なこと言うけど気にしない方がいいよ。
今のままで十分楽しんでる人いっぱいいると思うから。
540名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 22:42:33 ID:???
ねえ、クリリン。わたし、今でも思うことがある。
本当は、これ全部夢の中の出来事なんじゃないかって。

現実のわたしは、今でもあの忌まわしい研究所の格納ポッドの中にいて孤独という闇の中で、眠り続
けたままなんじゃないかって。
声にならない悲鳴とともに飛び起きる。大きく息をつき、乱れた呼吸をなんとか整える。全身汗びっしょ
りで――こういう処は、普通の人間とあんまり変わらない――隣に目を向ける。そこにいる、あなたを見
やる。
寝相の悪いあなたの、シーツからはみ出した手の指にそっと触れて――それはとても温かくて――初
めて私は安堵するんだ。
(ああ、これは夢じゃないんだ。現実なんだ)
そして決まって、涙が溢れ出してくる。
(ねえ、クリリン。わたし怖い。とても怖いよ)
こんな幸せな時間が何時までも続いていくわけが無い。いつか――そう遠くないいつか、こちらの器を許
したその瞬間に、運命の女神が振り下ろす刃が、いともあっさりと断ち切ってしまうに違いない――そう思
えて仕方ないんだ。
たまたま出くわした、戯れにキスをした相手が運命の人でした。今時ありえないようなベタな展開に縋りつ
くには、それはあまりにも脆弱で。
でも、でもねクリリン。あなたが好き。大好き。愛してる。
その想いは真実。絶対に揺るがない真実。
気の効いた言葉もかけられない。優しい態度もとって上げられない。そんな、わたしだけど。
だからねクリリン。
貴方が掴んでいるわたしの手を離さないでね。わたしから一瞬でも目を離さないでね。
わたしが何処かへ行ってしまわないように。わたしが貴方を見失わないように。

ねえ、クリリン。わたし、これからも信じていたいよ。
二人が歩むこの道が、永遠に続いていくってことを。
541名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:50:13 ID:???
>>535
溜めておいて完結したことを確認してから一気に読みなさいな。

住人の反応を見て今後の展開を良くしていく参考にする人だっているんだから。
分かったかい?
542 ◆C18KF17RNI :2008/06/09(月) 15:01:13 ID:VHfsHyCI
543名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 14:22:43 ID:???
久々に来たら小説きてたー!
544名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 19:40:21 ID:???
いいねぇ
545名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 12:43:55 ID:???
小説もっと書いて!
546名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 20:22:54 ID:MpsSiO8I
18号のエロ画像もっと求む!!
547名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 08:01:12 ID:???
18号のエロかわいさは異常
548名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 08:13:25 ID:???
18号の趣味とか好きな食べ物知りたいな
549名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:19:08 ID:???
18号ってスパルタ教育だったんだな。
今日DBZみてたら自分の子供に向かって泣くな!ってどなってたよww
550名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:20:47 ID:???
あの胸の膨らみはすごいよ!

18号の趣味はショッピングじゃない? すぐ 金 金言うし、おしゃれ好き
551名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 23:37:52 ID:???
>>549
その場面以外はめちゃくちゃ子供に優しい
552名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 02:35:07 ID:???
18号の娘を見る表情が優しくて好き
マーロンの声援聞いて「よーし負けないよ!」って言う所とか
「いい子にしてたか?」って優しく頭撫でる所とか
553名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 06:58:15 ID:???
母親っぷりが伝わっていいね。
天下一大会のあのシーンいいよなぁ〜。
554名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 10:02:57 ID:???
俺は2000万ゼニーよこせば負けてやってもいいとサタンを脅した場面がサイコーに良かった。
あれあとでちゃんともらったんだろうね?
555名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 12:56:30 ID:???
18号と密着して耳元で囁かれたサタンうらやましいw

金貰いに行くシーンは映画で出てきたな
映画はパラレル設定だけど
原作やTVアニメでも後で普通に貰っただろうな
556名無しさん@ピンキー:2008/06/17(火) 19:50:08 ID:???
ツンデレでしかも、かわいい、グレイトマザーと
きたもんだから困るぜ
557名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 03:37:30 ID:???
18号のポスターってないもんかな
558名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 07:37:46 ID:oGBHFq2T
18号の白ビキニポスターが欲しい
559名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 15:05:41 ID:???
18号Xクリリン関連でおススメの
サイトあれば教えてください
560名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 17:54:28 ID:???
「SUGIMO.のホームページ」ってサイトが結構いい
18号とクリリンの小説が連載中
561名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 18:39:04 ID:???
562名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 02:20:37 ID:???
良い母ちゃんになったなぁ18号
563名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 08:16:39 ID:???
俺的には17号も家庭持って幸せになって欲しかったなぁ。
564名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 13:12:08 ID:???
同意
いくらオリジナル設定とはいえ、あんなパーサーカーまがい
になって、姉弟同士で殺しあうような結末は好きになれんな
565名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 19:28:43 ID:8sZoeSxg
17号が美女と結ばれ、父になり
その十数年後、18号の目の前に美少女が現れ
「始めまして叔母様」と挨拶するような展開が見たかった
566名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 22:36:22 ID:???
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm161176
18号不足だお。。声だけでも聞いて癒されるお
567名無しさん@ピンキー:2008/06/19(木) 23:34:49 ID:???
http://extremitygame.blog52.fc2.com/blog-entry-872.html
これの詳細分かる人いますか?
568名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 19:15:44 ID:???
18号のあの気だるい喋り方色っぽすぎる
569名無しさん@ピンキー:2008/06/20(金) 22:43:13 ID:???
「バーカ」って言い方いいな
570名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 13:45:57 ID:???
顔赤くしながらバーカって言ってたのが最高に可愛かった
571名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 17:06:14 ID:???
クリリンX18号の二人みてて思い出すのは
トチローとエメラルダスの二人。
2.5枚目と絶世の美女のカップリングはいつの時代も
いい。
572名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 19:20:48 ID:???
まったく、どうしてこう世の中ヒマな奴が多いのか。

「ヘ〜イ、かぁのじょぉう! ひぃとりぃ? 一緒にお茶しなぁい?」
「邪魔だ。失せろ」
「そこのお嬢さん。あなたは神を信じますか?」
「信じてるどころか、逢ったこともあるぞ。消えろ」

呼んでもいないのに次から次へと有象無象の輩に話しかけられ、ウザッたいコトこの上ない。
私がこんな面倒な状況に陥っているのも、全部アイツのせいだ。
『今度の週末、ヒマか? ショッピングに付き合わせてやる。絶対、来いよな!』
そう言って、待ち合わせた駅前広場のモニュメントの傍ら――約束の時間を十分過ぎても、まだアイツ
は姿を見せない。
(あんにゃろ、私に待ち惚けを食わせるとは……憶えてろよ!)
イライラが募る。私にこんなに気を揉まして、いざヘラヘラした顔でやって来た日には――ええい、どうし
て、くれよう?
(もし、来なかったら?)
ふと、胸に不安の影が射す――約束を忘れた? 時間と場所を間違えた? それとも、それとも何かトラ
ブルに巻き込まれたのか?
オッチョコチョイのアイツのことだ。来る途中で事故にでも遭ったか、それとも何者かの襲撃でも受けたのか?
不吉な思考は、一度芽吹くと止め処も無く成長し根を張っていく。居ても立ってもいられなくなる。周囲を見
渡す。何処かにいるはずのアイツの姿を探して。駆け出して空からでも、アイツを探した方が早いのか? 
いや、迂闊に待ち合わせ場所を離れたらすれ違いになってしまう危険性がある。
(アイツになにか遭ったら……私が誘ったりなんかしなければ……)
その時、
「お〜い、18号!」
一番聞きたい声がした。一番逢いたい人がいた。
ルックスのいい奴がいる。スタイルのいい奴がいる。金の臭いをプンプンさせてる奴がいる。
だけど、だけど、だけど。
いつもはクールな私の心をこんなに乱せるのは、狂わせるのは、奮わせるのは、熱くさせるのは、泣かせるのは。
チビでハゲで、オシャレのセンスもイマイチの華も鼻もない風采のあがらない、この男。
(あんただけなんだからね、クリリン)
「いやぁ、悪い、悪い。随分と待たせ……」
「お、遅いっ、どんだけ待たせりゃ気が済むんだい!」
安堵した反動で、ついキツい口調になってしまう。
「そう言うなってぇ。亀仙人様が『18号とデートに行くんなら、ワシも連れてけ』って、しつこくってさ。撒くのに
苦労したんだから」
(なんだ、そんなことだったのか)
ワケを聞いて、こんどこそ安心する。
「まったく、あのエロジジイイが! クリリン、構うことなんか無いよ。今度、無茶なこと言い出したら鳩尾に一
発ブチ込んで物置にでも放り込んでおきな!」
「――あんな人でも、俺の師匠なんだぜ。そんな下克上まがいのこと……」
「クリリンが、そういう甘い態度だから付け上がるんだよ。今日は好きなブランドの新作が発売される日なんだ。
もう、とっくに店は開いてる。売り切れてたら、クリリンのせいだからね!」
そう言うとプイと背を向け、そのままスタスタと歩き出す。
「お、おい、ちょっと待ってくれよ!」
だけど、私は立ち止まらない。こんな美人を放ったらかしにして散々心配かけさせたんだ。少しは反省してもら
わないと。
後ろを振り返らなくても目に浮かぶ。きっとアイツは困ってる。
『参ったな。どうやって機嫌直してもらおう?』
っと、頭を抱えていることだろう。
(だけどね、クリリン。本当は)
あなたが無事に姿を見せてくれて、こうして週末の穏やかな一時を共に過ごせる幸せに頬が緩むのを見られたく
ないからなのよ。
(まったく――この私を、こんなどうしようもない女にしてくれて――責任取ってもらうからね)

573名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:45:13 ID:???
>>571
それはない
574名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 20:50:08 ID:???
いい萌えだ、gj
575名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:37:42 ID:???
>>572
きたこれ。
>亀仙人様が『18号とデートに行くんなら、〜〜〜〜〜
ここ無天老師様の方がしっくりくるような気がしたけど、俺
初心者だからよくわかんね
576名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 21:49:13 ID:???
うわああっ!
痛いトコ突かれた
自分も投下した後で気が付きました。
確かにクリリンって『武天老師様』
って呼んでますよね
脳内変換ねがいます
577名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 22:53:08 ID:???
>>576
本編でもこの手の間違い良くあることだから気にしなくてもいいと思うよ。^^
578名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 00:42:35 ID:???
おおお、また小説きてた!!
GJ!GJ!
579名無しさん@ピンキー:2008/06/22(日) 07:02:35 ID:???
>>572
次まだ〜〜
580 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:18:50 ID:Ux61uhv6
SSいきます
お目汚し程度ですがご容赦を
581 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:19:37 ID:???
ガシャーン


クリリンの手から離れたその大皿は床に落ちた瞬間粉々に砕け散った。
「あー・・・やっちまった」

その皿は18号お気に入りのものだった

そのとき音を聞きつけた18号がキッチンに顔を出した
「まったく。なにやってるんだい・・・」
「す、すまない。手を滑らせて・・・」

武天老師様とウミガメが所要で数日カメハウスをあけるというの
せっかく18号と二人っきりになれるのに初っ端からこれでは・・・

18号はその場から立ち去るとリビングでテレビを見始める。

ばつの悪くなったクリリンは皿の破片を拾い集めた。




その後、18号の態度が急に不機嫌になった。
クリリンが声を掛けても、気の無い返事を返すだけでテレビから視線を外さない。
特別面白い番組というわけでもない
「やっぱり起こってるのかな・・・皿割ったこと」


しかし18号はまったく別の理由で不機嫌になったのだった。
(まったく・・・なんであたしの側に来ないんだよ・・・)

今は邪魔な同居人がいないのだから思いっきり甘えてくれたっていい。
クリリンが何もしないならこちらから・・・と考えた
だが18号は自分から甘えるなんて事はしたくない。
そんなことは恥ずかしくてできなかった。
だからクリリンに来てほしかった。
582 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:20:35 ID:???
「なあ18号・・・怒ってるのか?」
夕方になり二階のベッドに寝転んでいた18号にクリリンは言った。

「・・・ああ。怒ってるというよりは機嫌が悪いほうだけどな」
「やっぱりだよな。あれお前が気に入ってた皿だもんな」

「は、皿?お前・・・」
クリリンは勘違いしていた。
自分が本当に怒っている理由すら気づいていなかった。

(まったく・・・どこまで鈍感なんだい・・・)

だが、きっかけとしてはちょうどいい。
18号はこの状況を利用することにした。

「ああ。あれはあたしのお気に入りだったからね。むちゃくちゃ機嫌悪いんだよ。」
「やっぱり・・・」

クリリンは18号の前で、土下座をした
「すまなかった18号。お前が許してくれるならばなんだってする」
「ふうん・・・ならその体で返してもらおうかな」
「ああ。買出し当番や掃除当番はしばらく俺がやるから。それで許してくれ」

(まったく・・・こいつの鈍感さにはあきれるよ)
「体で返すってことはね、こういうことなんだよ!」

18号は強引にクリリンをベッドの上に引っ張り上げると、そのまま抱きしめてキスをした。


「じゅ、18号・・・」
「まったく・・・ここまでしてもまだ気づかないなんてことはないだろうね・・・」
「え・・・?」
「あんた、今日からしばらくじいさんもウミガメもいない。せっかく二人っきりで過ごせるってのに・・・あたしに全然手出そうとしなかったじゃないか」
「え・・・」
「ずっと待ってたのに」
「えっと・・・待ってたようには見えなくて・・・ずっと皿のことで怒ってたふうに見えたから・・・」
「皿なんかどうでもいいんだよ。あんたが側に来てくれなかったことに腹立ててたんだよ」
「あ・・・ごめん。気づいてやれなくて・・・」
「まあ、いいさ。これからその体で、返してもらうからね」
583 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:22:14 ID:???
「う、うん・・・」


クリリンは18号のジーンズのバックルを外し、パンティと一緒に擦りおろした。

(お、おいいきなりそこかよ・・・こういうのにも順番ってのがあるんじゃないか・・・?)

一方クリリンははじめて見る本物のヴァギナに興奮を隠せなかった。
「す、すげえ・・・」

薄めの陰毛の下には、ピンク色の花弁がはみ出している。
ビデオでは何度も見たことはあるが、本物を見るのはこれがはじめてである。

「お、おいいつまで見てるんだよ・・・」
「も、もうたまらんっ!」

クリリンは自分のジャージとパンツを下ろし、18号の前で下半身を露にした。
(な、何だあれ・・・・!!!???)

18号の目に映っているのは、まさに巨根という表現がふさわしいクリリンのペニス。
充血して血管が浮き出ている。
まるで腕の筋肉がそこにあるかと錯覚するほどだった。

(こ、こんなにおおきくなるものなのか・・・???)
(い、いや違う。これはクリリンの体が小さいから大きく見えるんだ。きっとそうだ)

だがクリリンの体の大きさは関係なく、それはまさに巨根だった。

「もう入れたいよ18号・・・」

クリリンは懇願するように18号に詰め寄った。
18号はクリリンのペニスに驚きながら
「フ、フン。さっさとやりな!」

クリリンはコンドームの箱を取り出した。
こういうことに備えてだいぶ前の買ったものだ。
本当はマロンと付き合ってたときに買ったものというのは18号には絶対に内緒だ。
584 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:23:01 ID:???
「何だそれは」
「え・・コンドームだよ。やっぱ必要かなって思って・・・」
「貸しな」

18号はクリリンの手から箱を奪うと窓の外へ放り投げる。
続けて小さなエネルギー弾を発射。それが命中した箱は姿かたちを消していた。

「な、何するんだよ」
「あんた、なんであんなのが必要だと思ったんだ?」
「え?」
「あれ、避妊具だろ?わざわざ人の手で妊娠を防ぐという」
「え、そうだけど」
「嫌なんだよ。そういうの。」

クリリンはハッと我に返った。
18号自身、連れ去られ「人の手」が加えられてしまったという過去を持っていた事を思い出した。

「そんなの、なりゆきにまかせるほうがいいじゃないか。わざわざそんなの使わなくてもさ」
「うん・・・」
「大体好きな男と女が一緒になればセックスだってするし、それで子供が出来る。それが自然の成り行きだろ。」
「そうだね・・・」
「あんた、あたしがあんたの子を妊娠することはいやなのか?」
「い、いやなんかじゃないよ。もちろん大歓迎さ!」
「そうだろ?だったらあんなの要らないじゃないか」

585 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:23:39 ID:???
18号はクリリンの前で仰向けになり、脚を大きく開いてヴァギナを見せ付けた。

「さあ、来なよ。あたしを満足させるんだよ」
「う、うん。ここかな・・・?」
「もうちょっと上・・そう、そこだよ」

18号の指示通りペニスをヴァギナにあてがうと、クリリンは一気にペニスを突き刺した。

「ひいいいいっ!!!!い、痛いっ!!!」

まるで膣を引き裂かれるかのような衝撃が18号の体に走る。
それは、戦闘で得る痛みとはまったく違うもの。

「痛い!?大丈夫か18号?ひょっとして初めて・・・?」
「い、いいから続けろよ!」

18号は強がって見せたものの痛みは体の内部から襲ってくる。
クリリンのペニスには、18号の破瓜の証がべっとり着いていた。

「あひぃっ!!ひ、ひいっ!!」

クリリンが腰を動かそうとすると18号が悲鳴を上げる。

「えっと・・・18号大丈夫か?」
「あ、ああ・・・いいからさっさとしなよ」
「でも、あんな声上げてるんじゃ無理だろ・・・」

クリリンは激しく腰を動かすのをやめ、18号が慣れるまでゆっくりと動かした。

「あ・・あぁ・・・」

クリリンがゆっくり動かすと、18号はペニスの感触に段々慣れてきた。

「どうだ18号・・・」
「うん大丈夫・・・このまま続けてくれ」

ゆっくり動かすことで、クリリンもヴァギナの感触をじっくり味わうことができた。
だが、射精もしたいというのもクリリンの脳内にあった。
しかし視線の先には、18号がいる。
自分よりも先に18号を満足させないと・・・
クリリンは歯を食いしばって射精を堪えた。
586 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:24:05 ID:???
(クリリンの奴、本当は思いっきりしたいんだろ。それを我慢してくれて・・・)

クリリンが我慢していることは18号もわかっていた。
何度も強気でクリリンに接していたが、本音ではこんな無理をしてもらおうとまでは考えていなかった。

「あ、18号・・・?」

18号はクリリンの体をそっと抱きしめた。
「あんた、イきたいんだろ?」
「あ、その・・・」
「もういいから我慢しなくても。あたしは大丈夫だから。」

18号の言葉を聴いたクリリンはふっと気を抜く。
その瞬間、18号のヴァギナの感触が一気にクリリンの体全体に襲い掛かった。

「お、おおおおおっっ!!!」

クリリンは慌てて腰のスピードを上げた。
もう体は限界。溜めに溜め込んだものを一気に吐き出した。

「い、いくぞ18号!!」

ビクンッと震えたペニスから勢いよくクリリンの精子が飛び出した。

「あっ!あああっっ!!」

初めて受ける男の精・・・
それはとても熱く気持ちいいものだった。
587 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:24:28 ID:???
「18号・・・どうだった?」
「よかったよ・・・気持ちよかった」
「そうか・・・俺初めてだったけど上手く出来たかな」
「あたしだって初めてだよ。あんた、あたしのことをずいぶん気にしてくれたからね。上手いとか下手とかそんなの関係ないよ。ありがとう」

「・・俺も気持ちよかったよ」
「そうか」
「でも18号の中、とっても気持ちよかった。あったかくってくすぐったくて・・・すぐにいっちまいそうだったけどずっと我慢してた」
「・・・そうだよな。もともとあたしを満足させるためだったんだから、あんたは我慢するのが当然なんだよな」

18号は起き上がるとTシャツとブラジャーを一気に脱ぎ捨てた。
「こんなに気持ちいいこと、今まで知らなかっただなんて損だよな。」
「お、おいどうするんだ?」

「決まってるだろ?続きするんだよ」
18号はクリリンを全裸にさせると、もう一度キスをしてベッドに押し倒した。

「もちろん、奉仕するのはあんただよ。あたしはまだ満足したりないんだからね」
「よーし、頑張るぞ」

クリリンは18号にキスの雨を降らすと思いっきり抱きついた。
588 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:24:48 ID:???
翌日・・・・

「じゅ、18号・・・ちょっと休ませてくれ・・・」
「ダメだ。今のあんたはあたしに奉仕する身だぞ。あたしが満足するまで休みなんか与えないよ」

クリリンはヘトヘトになりながら腰を振り続けていた。
体は18号ががっちりと抱きついているために離れることはできない。

「ほらぁ〜もっと頑張りなよ・・・地球人最強の男の名がすたるよ」

クリリンに抱かれた18号の声は明らかに艶っぽい。
一晩で「女」になった証だ。

「く、くそ〜っ・・・がんば・・るから・・・・」
589 ◆C18KF17RNI :2008/06/22(日) 22:25:09 ID:???
その次の日

クリリンの目の下には隈ができ、顔も明らかにやつれてきていた。

「じゅ、18号・・・」

もう何度18号に射精したかわからない。
ペニスが挿入されているヴァギナからはクリリンの精子があふれ出し、ベッドに大きな染みを作っていた。

「まだだよ。セックスの気持ちよさを教えたのはあんただ。最後まで責任取ってもらうよ」
18号はほんの少しだけ力を入れて、ヴァギナでクリリンのペニスを締め付けた。
「あ、ああっ!!」
「ほ〜ら、逃がさないよ。」
590名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 00:43:47 ID:???
萌えました
591 ◆C18KF17RNI :2008/06/23(月) 00:56:56 ID:???
その次の日
「お、お帰りなさい武天老師さま・・・」
「な、なんじゃその体は」

18号に3日3晩、体力も精子も吸いとられたクリリンは枯れた木の葉のようにやせ細っていた。
「い、いえなんでもないんです。ちょっと疲れまして・・・」
「それにしてもそのやつれようは・・・お、おいクリリンや!!」

あははと元気なく笑ったクリリンは、そのままばったりと倒れてしまった。

「お、おい!・・・こうしちゃおれん!急いで仙豆を取ってきてもらうよう悟飯に頼みに行かねば」
「・・・18ご・・う・・・もう・・・か・・んべんしてくれ・・」

むにゃむにゃとうわ言をいうクリリンをなんとかビーチベッドに寝かせると、亀仙人はカプセルからジェット機を取り出し悟飯のいる村へと向かったのだった。


一方二階の寝室では満足そうな笑みを受かべた18号が小さく寝息を立てていた。
すでに彼女の体内では、新しい生命の誕生の第一歩を歩み出していたのだが、そのことは18号もクリリンもまだ知らないことだった。
592 ◆C18KF17RNI :2008/06/23(月) 00:57:28 ID:???
終わりです
間が開いたのは連投規制を食らっていたからです
では
593名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 01:33:16 ID:???
乙です!
クリリンうらやましいいいいいいいい
594名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 04:03:36 ID:???
(*´Д`)ハァハァしました
595名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 05:33:42 ID:???
そして俺は、萌えつきた
596名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 18:27:41 ID:???
>>592
お前どうしてくれんだよww
パンツがパリパリになっちゃったじゃねーかww
乙!
597名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 21:09:38 ID:???
俺も
598名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 01:35:35 ID:???
マーロンはかわいいけど強いん?
599名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 02:46:07 ID:???
護身ってことでそこらの人間より強くなるように両親に鍛えられてるって程度では
600 ◆C18KF17RNI :2008/06/24(火) 05:39:30 ID:???
後日談

「ねぇ〜クリリ〜ン」

月明かりが窓から差し込んでくる深夜・・・
艶っぽい声で18号がクリリンに迫る。
しかし毎晩毎晩18号の相手をし、体は疲労困憊状態。

男としては18号を抱きたいという欲望もあったが、今は体の維持のほうが大事。
クリリンは寝たふりをしてやり過ごそうとした

「なぁ〜・・・しないの?」

クリリンの肩を掴み揺さぶる。
心の中では「したい」という欲が「休みたい」というよくを徐々に押し返し、拮抗した状態になっている。

(でもだめだ・・・今は休まないと・・・休まないと・・・)

クリリンは硬く目を瞑り、18号に反応を見せないようにする。
わざといびきをかくふりをして寝たふりを強く演出した。

「寝ちゃったのかい・・・」

18号はクリリンの顔を覗き込んだ。

「もし狸寝入りだったら・・・もうあたしあんたとセックスしないよ」

その言葉にクリリンの体が思わず反応した。

「やっぱり!!」

18号はクリリンを組み敷いた。

「え、え・・・!?」
「だましてたんだな・・・・」
「きょ、今日はどうしても休みたくてさ・・・ハハ」
「あんた、あたしをだますとはいい度胸だね」

18号の声に怒りがこもる。

「嘘の代償は、体で払ってもらうよ」

18号はクリリンのパジャマを無理やり脱がせると、自分もタンクトップとパンティを脱ぎ捨て裸体をクリリンに押し付ける。

「あ、その・・・」

疲れているとはいえ、裸で18号に迫られては男のシンボルも黙っているはずがない。

「なんだい。やる気満々じゃないか」

18号の視線の先、クリリンのペニスがビンビンに勃起している。

「こ、これは男の普通の反応なんだよ」
「こんなにしておいて何言ってるんだい。さあ、楽しませてもらうよ」

18号はクリリンの顔にキスの雨あられを降らせた。
ペニスはヴァギナに入りたいとビクンビクン震える。
今日もクリリンは徹夜決定。
そしてエビオスに頼る日々がこれからも続く。
601名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 18:08:34 ID:DnZyC5bj
>>596
自分で口でほぐして、柔らかくしろよ
602名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 19:38:44 ID:???
毎晩やりまくりか…うらやましい
603名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 23:32:46 ID:???
18号カワユス
604名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 17:41:12 ID:???
18号は白人だしクリリンはアジア系の人種だろうから一応マーロンはハーフみたいな物なのか
605名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 21:55:46 ID:???
マーロンの鼻はいつ生えたんだ
606名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 23:33:24 ID:???
おっぱいが大きくなるのと同じで思春期になると生えてくる
607名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:41:26 ID:???
ふと、寝苦しさのあまり夜中に目が覚めてしまった

「あ〜暑い、、」
もう夏か。。
クリリンは思った。18号と出会わなかったら今頃どうしていただろう
「また修行の毎日かな〜」などと考えながら隣に目をやる
18号とマーロンが寝ている。。。。
「だれがあんたなんかに感謝するもんか。ありがとうって手でも握って貰えると
思ったのかい、えー?おっさん!!。ふじゃけんじゃないよー」
「ばーか17号は私の双子の弟だよ!!」
「だからってその気になるなよ!爆弾の事だって感謝してないからな!このタコ!」
「・・・・・・・・またな」
あー、あ〜〜、18号・・・・好きだーーー!!!!
いても勃ってもいられなくなり、18号の上に飛び掛るクリリン。
次の瞬間、18号のエネルギー弾が炸裂する。
一つの事に集中してしまっていたクリリンは、もろに弾を喰らってしまった。
記憶が遠のいてゆく。。。そして蒸し暑い夏の夜に再び眠りにつく、クリリンであった。
                
                    完
608名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 19:52:27 ID:???
何となくルパンのOP思い出した。
609名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 00:52:12 ID:???
クリリンw
610名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 14:54:45 ID:???
天津飯とランチ編は無いのか?
611名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 20:41:08 ID:???
18号かわいい
612名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 10:21:55 ID:???
そんなこと知ってるよ
613名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 15:59:20 ID:???
オレの嫁になんか用かい?
614名無しさん@ピンキー:2008/06/28(土) 23:08:13 ID:???
俺の嫁だよ
615名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 18:59:50 ID:???
クリリンがいるな
616 ◆C18KF17RNI :2008/06/29(日) 20:32:18 ID:???
ある意味ここの住人はみんなクリリンです
617名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 21:28:14 ID:???
18号とクリリンがデートする話を読みたい
618名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:32:05 ID:???
855氏の小説の続きはまだか
619名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:05:36 ID:???
SPの未来18号は遊園地ではしゃいでたんだよな
現代の18号も遊園地好きなのかな
620名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 20:33:15 ID:???
自分で飛べるからジェットコースターなんて面白くないと思うんだがめちゃ楽しんでてワロタw
でも可愛い
621名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 22:46:43 ID:???
TVSPといえば18号のファッションショーで萌えた
622名無しさん@ピンキー:2008/07/02(水) 22:32:31 ID:???
18号の着替え覗きたい
623名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 07:51:28 ID:???
みんなDQ6のミレーユ好きだろ?
624名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 12:04:03 ID:???
>>623
おめぇはおらたちの事何にも分かっちゃいねぇな。
625名無しさん@ピンキー:2008/07/03(木) 19:11:33 ID:???
>>623
DQ6ではマジンガ様>>バーバラ>ハッサン>ミレーユ
の順で好きですが、満足いただける回答だったでしょうか?
626名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 06:11:09 ID:???
ミレーユも好きだが、外見が少し似てるだけで18号とは全然違うタイプ
627名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 19:08:54 ID:SYEnST2k
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm3419328
18号と亀仙人の超絶バトル!!wwwwwww
オレの目覚ましはこのBGMなんだぜ
しかし、胸触ったときのパクンって音なんだよwww
そして伝説へ
628名無しさん@ピンキー:2008/07/04(金) 22:42:43 ID:???
噂のパフパフシーンもいいがトランプシーンも可愛いな
でもニコニコは貼るな
629名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 10:23:57 ID:???
>>628
悪かった。だが理由を教えて欲しい。
ニコニコ貼ると荒れるとか?
630名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 12:16:30 ID:???
亀千人ごときが18号の胸触るような隙突けるわけないだろ。
これだからオナニー製作者とオナニープレイヤーは困る。
631名無しさん@ピンキー:2008/07/05(土) 17:06:30 ID:???
>>629
2ちゃんでニコニコ貼ると嫌がられやすいのは普通じゃね?スレによるだろうけどさ
youtubeの動画はあまり言われないかもしれないけど
632名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 12:24:20 ID:???
トランプシーンってババ抜きしてるシーンかな
633名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 14:25:22 ID:???
アニメなら顔が赤くなるシーンがめちゃカワイイ
634名無しさん@ピンキー:2008/07/09(水) 20:07:56 ID:???
18号かわいいよ18号
635名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 18:55:19 ID:???
18号は主婦だからスーパーのチラシとか見て何が安いとかチェックしてるのだろうか
636名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 21:41:57 ID:y3VYhUgm
18号さんはスーパーのチラシなんかチェックしません
可愛い可愛い18号さんが、店の主人の向かってニコッと笑うだけで
たいていはおまけして安くしてくれます
637名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:20:31 ID:???
18号って、『可愛い』よりも『綺麗』って方が
しっくりくる気がする
638名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 22:52:41 ID:???
綺麗で可愛い
639名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 19:12:44 ID:???
18号とセックスしたい
640名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:01:22 ID:???
18号と毎晩セックスできるクリリンうらやましい
641名無しさん@ピンキー:2008/07/12(土) 21:08:41 ID:uE2ZRsjS
体力抜群のクリリン夫婦は
毎日三回ずつ
セックスしております
642名無しさん@ピンキー:2008/07/13(日) 21:53:33 ID:???
R18号ですね

わかります
643名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 07:37:43 ID:k5LGzD42
長年の修行で鍛え上げ、体力気力抜群のクリリンは
連日数時間に及ぶ生殖行為も
こともなげにやってのける
644名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 14:48:47 ID:???
セックス中毒夫婦か
645名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 18:18:25 ID:???
某スマイル動画で四本松浜子が18号よばわりされてた。
646名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:05:56 ID:???
ドラゴンボールだけじゃな、なんか物足りなく
なってきた。ゲームの音声もいいかな
647名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 00:36:44 ID:???
18号は顔も声も体も性格もエッチだね
648名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 22:20:35 ID:???
18号欲しい
くれ
649名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 03:46:10 ID:???
「18号」
張り詰めた静寂を破って、不意にクリリンが言った。
「俺が奴に突っ込むから、その間にお前は皆と一緒に神殿の中へ隠れるんだ」
耳を疑った。それは、戦略というにはあまりにも――
「いいなっ!」
いつにない有無を言わせぬ鋭い語気に、私は黙って頷くしかなかった。
(これは本当にクリリンなのだろうか? いつも私に理不尽なことを言われても何も言い返せないで
いる男と同一人物なのだろうか?)
でも――やっぱり引き止めたかった。相手が悪すぎる。不吉な予感に胸がわななく。
『クリリンが行くなら、私も!』
そう言いたかった。しかし――足元に縋りつく愛娘の姿を見るとその気力も萎えてしまう。私は人造
人間。パーサーカー。それ以前に、一人の母親だった。
(いま、この娘の傍を離れるわけにはいかない・・・・・・)
だから、あなたも行かないで。私達の傍にいて――私の伸ばした手は一瞬遅く、クリリンが奴の前に
飛び出していった。
「いまだっ!」
クリリンが叫ぶ。
(ああっ!・・・・・・)
私は歯軋りした。膝頭が震える――でも、躊躇している暇はない。それでは、クリリンの命懸けの行
為を無駄にしてしまう。
マーロンを右手に抱きかかえ、踵を返し走りながら叫んだ。
「逃げろっ!」
一同がハッと我に返り、私の後に続いた。
敵を目の前にして逃げ去ることしか出来ないなんて、セルと戦った時でさえしなかった――なんて、
なんて不様なんだろう。こんな醜態を17号が知ったら、一体どんな風に皮肉られることか。
(私はこれほどまでに無力だったろうか……)
下唇を強く強く噛み締める。錆びた鉄の味がした。
(クリリンの馬鹿! 馬鹿! 馬鹿野朗! 弱っちいくせに、敵いっこないって分かってるくせに、ヘタ
レのくせに、なんでそう、いつも貧乏籤ばっかり引きたがるのさっ!)
憤怒、悲哀、懊悩、狂気、絶望・・・・・・心の中を果てることなく嵐が吹き荒れる。
(誰か・・・・・・お願い!)
神ですら、この事態に傍観者でいるしかない。しかしそれでも祈らずにいられない。
(クリリンを死なせないで! この娘を援けて! どうか・・・・・・どうか・・・・・・)

650名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 03:47:59 ID:???
――一体、どれほど走り続けただろう? だけど、どれだけ走っていても『もう、大丈夫』という気
がしない。背中越しでもはっきりと感じることが出来る。あの魔人ブウという化け物の底無しの妖
気が、ジワジワと背筋を撫で上げ凍て付かせていく。全身に鳥肌がたった。
(――なんて、おぞましい)
「お母ちゃん・・・・・・怖い」
マーロンが私の胸元に縋りついて不安げに見上げる。生まれて始めての恐怖に、母親の温もり
を受け止めることで安らぎを得たいのだろう。その気持ちが痛いほどに分かる。
(母ちゃんも怖いよ)
空いた左の手が、いつも隣にいるはずのアイツの面影を探して宙を掻く、だけど・・・・・・
(肝心なときにいないなんて、本当に間の悪い人なんだから・・・・・・)
「大丈夫だよ」
精一杯の笑顔を浮かべ、愛娘に向ける。マーロンもそれに安心したのか、
「うん」
と笑顔を返して頷いた。
(お前の傍にはいつだって母ちゃんがいる。父ちゃんだっている。だから・・・・・・)
ブウの妖気が更に大きく勢いを増していく。もう、あまり時間もなさそうだ――今のうちに、どうしても
憶えておいてほしいことを伝えておこう。死んだ後で、悔いの残るようなことはしたくない。
「マーロン」
再び愛娘に、目を向ける。
「生まれてきてくれて、ありがとうね。愛してるよ」
そして、そして――クリリン。
目頭が熱くなる。
彼が私に残した最後の言葉。

『ドラゴンボールで生き返ったら、また逢おうな』

(うん。うん、そうだね。絶対逢おうね。そしたら今度こそ、あなたに私の本当の気持ち伝えるからね。ク
リリン――私を見つけてくれて、ありがとうね。愛してくれてありがとうね。嬉しかったよ。幸せだったよ。
楽しかったよ。愛してるよ。言わず仕舞いのままでごめんね。キツイことばっかりいってごめんね。優し
くして上げられなくてごめんね――次に逢う時には、もうちょっと良い妻になるからね)
涙が一筋、頬を伝い零れ落ちた。
――突然、稲妻のような光線に私達二人はとらえられた。痛みも何もない。ただ、意識が遠のいていく。
その最後の瞬間まで、私は祈った。神を超える者に。全知全能の者に。

(どの道、助からないのなら、せめて・・・・・・先に逝って待っている筈のあの人と同じ処へ・・・・・・)
651名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 07:32:31 ID:???
涙で、前が、、、
18号いいやつだったんだな
652名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 21:47:00 ID:dJA0sO2l
ドラゴンボールZでは
ブウに食われたブルマやビーデルが天国で暮らしている描写があったが
なぜか18号は見当たらなかった。
俺はその点が気になって仕方なかった。
653名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 22:01:01 ID:???
小説GJ!

>>652
18号だけじゃなく他のキャラも見当たらない
18号はマーロンや亀仙人とかと一緒に行動してたんだろ
654名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 01:48:06 ID:???
ブウから皆を守ろうとするクリリンかっこよかったな

18号は良き妻、良き母だな
マーロンと一緒にいるシーンは母親らしい18号が見れて微笑ましい
655名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 03:31:28 ID:???
ちょいスレ違いだけど
あそこで『クリリン、お前だけにいい格好させないぜ!』
と、ヤムチャも加勢してくれれば男を多少なりとも上げる
チャンスだったんだけどな
656名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 07:18:39 ID:PvZU97Kl
『クリリン、お前だけにいい格好させないぜ!』
などと言ってる間に、チョコレートにされると思う
657名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 21:34:46 ID:???
18号たんn、、、(;´Д`)ハァハァ
658名無しさん@ピンキー:2008/07/20(日) 20:12:05 ID:???
18号かわいい
659名無しさん@ピンキー:2008/07/21(月) 00:45:44 ID:???
18号は恋愛には奥手なタイプ
660名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 20:36:37 ID:???
18号が家事やってる姿が見たい
661名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 21:04:28 ID:???
18号の裸エプロンが見たいな。
異存無いだろ?
662名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 21:26:21 ID:???
亀仙人と亀いない時はいつも裸エプロン姿の18号(*´Д`)ハァハァ
663名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:23:01 ID:???
裸エプロン最高だな
男のロマンだ
664名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:36:23 ID:qVR4bANi
>異存無いだろ?

異存あるわけねえだろww
665名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:43:43 ID:???
18号なら何でもいいです。
666名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:55:18 ID:???
チャイナドレス姿も捨てがたし
667名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 22:57:43 ID:qVR4bANi
俺は、超ミニのチャイナドレスが大好きだ
水着よりもドキドキする
668名無しさん@ピンキー:2008/07/22(火) 23:02:42 ID:???
ロングでも両側にざっくりスリットの入ったチャイナドレスで
そこから生脚が露に・・・
669名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:12:31 ID:???
悟空の家行って悟空探してる時18号がチチのチャイナドレスを見てるシーンあったな
結局着なかったけど着てほしかった
670名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:23:17 ID:DtdCMLV1
チャ、チャイナドレスの18号を見たい・・・
裸にエプロンの18号も見たい・・・
671名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 22:46:29 ID:???
ガーターベルト付けた18号も見たい
672名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 11:31:20 ID:???
ソファにゆったり腰をおろして
マタニティドレス姿の18号が編み棒を四苦八苦繰りながら
毛糸のベビー服編んでて・・・・・・


『あっ、いまお腹蹴った』
673名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 17:02:45 ID:???
そういうシーンも見たかったなあ
674名無しさん@ピンキー:2008/07/24(木) 17:49:46 ID:???
>>672
でも、18号ツンデレだから、その場面
表現するのスゲー大変そうww感情の表し方とかね
675名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:21:21 ID:???
クリリンは妊娠中やりすぎなくらい18号に対して過保護に接するかもな
物を持たせなかったり少しでも空飛ぶのは禁止とか言ったり
676名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 20:44:59 ID:???
ブルマ とチチが毎日、『妊婦の心得』、『子育ての奥義』
を伝授しにやってきて小姑化し、ウンザリする18号

ってSSを妄想中
677名無しさん@ピンキー:2008/07/25(金) 22:55:59 ID:trNW2csT
18号出産時には、ブルマが手配した最高の医療スタッフが・・・・・
その結果十数人もの医師や看護師が
18号の下半身を覗き込むことになったのであった・・・・
678名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 05:37:43 ID:???
>>676
その小説書いてほしいw
679名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 15:35:51 ID:3siVVIq7
>>677
医者たちとは言え
大勢の前で、下半身裸になって
思いっ切り脚を広げる18号
680名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 15:29:06 ID:???
セクハラされる18号
681名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 16:28:06 ID:???
やれるものならやってみろ
682名無しさん@ピンキー:2008/07/27(日) 20:11:39 ID:???
クリリンは出産に立ち会いそうだな
683名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 12:01:36 ID:???
彼女(18号)が、アレに着替えたらシリーズ

真夏のビーチ。白い砂浜。天気はピーカン。
バカンス日和。

18号がビーチパラソルの下で寝そべって一言。



「ねえ、クリリン。ちょっとサンオイル塗ってくれよ」


684名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 18:14:35 ID:BmUS6/SP
毎日二人で無人島に飛んで行って
好きなことやってんだろうね
685名無しさん@ピンキー:2008/07/28(月) 20:37:09 ID:???
水着18号(*´Д`)ハァハァ
686名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 16:49:27 ID:???
白のビキニ着てほしい
687名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 18:33:19 ID:???
ドラゴンボールの女性キャラは女性読者にも好評だな
688名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 18:52:14 ID:???
ナヨナヨしてないからね
689名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 23:54:11 ID:???
クールな18号様を泣かせてみたい
690名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 20:30:14 ID:???
クリリン「今すっげぇ幸せなんだからよ。なっ!」
18号「(頬染めて)…バーカ…」


このシーン作った人GJ
691名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 20:54:39 ID:O8dPiTQZ
>クールな18号様を泣かせてみたい

18号様も、クリリンとの初夜は
一滴の涙をこぼしました
692名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 03:18:29 ID:???
彼女(18号)が、浴衣に着替えたえら

湯上りの火照った肌に、買ったばかりの浴衣の着付けをしている18号。
淡い水色生地に紫陽花が咲き誇る華やかで清涼感のある柄が、彼女にはよく似合っていた。
窓の外からは賑やかな祭囃子に交じって、ヒュ〜、パ、パーンッという景気のいい音が響いている。

「あん、もう。愚図愚図してるから、花火始まっちまったじゃないのさ――ねえ、クリリン。帯の締め方
って、これで良いのかな? わたし初めて着るから分かんなくてさ」

「18号、呼んだ?――おお……やっぱ何を着ても似合うよなぁ」
「クリリンったら、デレデレしてないで、ちゃんと帯見ておくれよ。あとでブルマに笑われるのだけは嫌
なんだから」
「ん、ああ……帯ね、ふんふん――なぁ、18号」
「なあに?」
「いっぺん、『ア〜レェ〜』ってやつ、やってみたいんだけど、いいかな?」
「――ヴァ〜カ!」
693名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 09:58:40 ID:???
浴衣18号おおおおおおおおおおおおおおおおお
見たいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
694名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 11:51:38 ID:???
浴衣着る時は髪をアップにしてうなじを見せてくれたら最高
695名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 18:33:02 ID:Y3P+295Y
昔、ファンロードって雑誌で
浴衣着てしゃがんでいる18号描いてる人がいた
絵もうまく可愛かった
696名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 20:25:19 ID:???
オレ 「いっぺん、『ア〜レェ〜』ってやつ、やってみたいんだけど、いいかな?」
18号 「――ヴァ〜カ!」

だってお!wwww
697名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 21:40:40 ID:???
クリリンになりたい
698名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 09:05:06 ID:???
修行しろ。
699名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 15:09:32 ID:???
アニメとかゲームとか映画とか何気にクリリンとラブラブなシーンが多いな
700名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 22:37:19 ID:AvVWrgHG
もし18号の水着画集があったら、何千円出しても買うぞ
701 ◆C18KF17RNI :2008/08/03(日) 03:10:10 ID:???
こんなものが
ttp://kaibarat.blog27.fc2.com/
702名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 05:05:41 ID:???
18号かわええええええええええええええ

エッチなビキニ着てほすぃ
703名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 18:46:24 ID:???
>>690
そこの18号最高に可愛いな
個人的にパフパフシーンよりも良い
704名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 22:49:34 ID:???
照れ屋さんな18号萌え
705名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 04:37:37 ID:???
試験が終わった。これでやっとSS投下に専念できるぜ
ということで

彼女(18号)が花嫁衣裳にきがえたら


♪カラーン、カラーン♪

教会の塔の上にある聖なる鐘が、青く澄み渡った空に軽やかな音色を響かせた。
樫の木で出来た両扉が重々しく開かれると爽やかな風とともに溢れる光が二人を照らす。
外には世界で最も幸せな二人を見ようと、大勢の人々が待ち構えていた。
パ、パーン 弾けるクラッカー。色とりどりの紙吹雪。空に舞う白い鳩の群れ。降り注ぐライスシャワー。
皆が声をそろえて祝福する。
「クリリン、18号。結婚おめでとう!!!」

照れ臭さと感激で正に茹でダコのように真っ赤ななったクリリンと、
(大の大人が、いちいち騒々しいよねえ)
と思いながらも満更でも無さ気に頬を染める18号。
『18号。すっごく綺麗。素敵よ!』
トランクスを抱きかかえたブルマが叫ぶ。
『クリリン、この果報者め。まさか俺より先にゴールインしやがるとは』
ヤムチャが半ば本気で悔しがっていた。
『めでた、め〜で〜たぁ〜の〜。は、よいよい♪』
武天老師さまは完全にデキアガッていた。
『ふーむ、これが『ケッコン』というやつなのか……』
ピッコロが興味深げに呟いた。
『ちっ、何故俺様がこんなところに……』
ブルマに強制的に引張ってこられたベジータが不機嫌丸出しの顔をしていた。
おなじみの顔。懐かしい顔。様々な人が各々の言葉で二人を祝ってくれる。だけど――
二人には心残りなことがあった。いまこの場所に、どうしても来ていて欲しい人物が、その姿を見せていなかった。
「18号」
クリリンがそっと囁く。
「17号。やっぱり来てないな」
「――そうね」
18号の声も沈んだものになった。
セルとの死闘の後、17号の行方だけが杳として攫めなかった。二人はブルマの協力のもと、時間も金もかけて方々
を探し回ったが、全て徒労に終わっていた。クリリンは義理の弟である17号に、『お姉さんと結婚しました』ということを、
一度きちんと報告しておきたいと思っていたのだが……。


『17ゴウ。ヤッパリキテナイナ』
『ソウネ』

「――ヴァーカ。こんな俺が、ノコノコ顔を出せる筈がないじゃないか」
教会から2千メートルほど離れた高層ビルの屋上で17号が呟いた。
血と泥に塗れたコート。銃痕の焦げ痕や鉤裂きの破れのあるジーンズ。トレードマークだった首元のスカーフもボロボロ
になっている。彼が現在、いかに荒んだ生活を送っているかが窺い知れた。
セルに吸収された後、ドラゴンボールで生き返った17号はショックで記憶を失っていのだった。
「俺は誰だ……俺は一体……何なんだ!?」
自分が何物であるか、名前すら忘れた人外のパワーを秘めた彼は、がむしゃらになって様々なことをやってきた。生きる
ために。
窃盗。暴行。ギャングの用心棒。賞金稼ぎ――それでも時が経つにつれ、頭の中に巣食っていた靄も徐々に晴れていき、
ようやく全てを思い出した頃には――彼はすっかり闇の底へ堕ちた存在に成り果てていた。
(俺はこのまま、腐った汚物だらけの掃き溜めで朽ち果てていくしかないのか……)
空虚で満たされない想いを抱えて、何もかもを諦めかけていたとき耳に届いた噂。

706名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 04:40:27 ID:???
(18号が結婚するって? まさか!!)
双子の姉弟として、互いのことは知りすぎるほどに知っている。
(18号は一つ同じ場所に落ち着いていられるような女じゃない。それが結婚なんて――そりゃ、次々
と新しい服を漁るような女らしい一面もあったが――きまぐれでウェディングドレスが着てみたくなった
のか?)
さすがの17号も困惑し、かと言ってジッとしてもおれず、真偽を確かめるべく久々に彼は人の営みに
溢れた街に脚を向けたのだった。
視覚機能の望遠センサーと聴覚機能の集音センサーをMAXにした17号がそこで見たものは――
白いベールで顔を覆い、白いドレスに身をつつみ、ゆっくりと舞うように歩く紛れも無い18号の見違えた
姿だった。
(こりゃ驚いた……18号の隣にいるのは、確か……クリリン――あいつか! 一体、どうなってるんだ?)
この目で見ても、まだ信じられない。
(これは夢じゃないのか……だってほら、あの18号が、あんなに綺麗で、あんなに清らかで、あんなに輝
いて、あんなに幸せそうで、あんなに……あんなに……)
いままで暗く冷え切っていた心の中に温かいものが芽生え始めていた。乾いた瞳の奥が熱くなり潤んで来
る。能面のように硬い表情だったものが柔らかく緩んでいく。
(そうか、18号。お前は俺とは違うんだな。陽の光の下で生きていられるんだな。良かったな、18号――い
や、姉さん。幸せになれよ。本当に綺麗だ。これまでに見てきた何よりも。クリリン、姉さんのことを頼むぜ。
泣かすようなマネをしたら承知しないからな――ん、待てよ)
「ひょっとして、クリリンの方が姉さんに泣かされるのか?」
口に出して呟くと、そっちの方がひどく現実味を帯びているようで、少しクリリンのことが気の毒になった。
が、しかし――
(ふん、まぁ、いいか。そんなこと全部ひっくるめた上で結婚する気になったんだろうし、俺が心配するようなこ
とじゃない。あらためて、姉さんをよろしくな、クリリン――いや、義兄さん)
ニッと笑みを浮かべると17号は踵を返し、教会に背を向けた。少し長居しすぎたと思う。ここは光のサンクチュ
アリ。闇の獣には眩しすぎる。


「――あっ」
不意に空を見上げ18号が声を上げた。
「どうした、18号?」
「いま17号の声が聞こえたような気がして――『おめでとう』って」
「えっ、本当か? どこどこ?」
キョロキョロと空を見渡すクリリン。
「ううん、聞こえたような、そんな気がしただけ――もしかしたら、私の気のせいかもしれない」
「いや、18号が聞こえたって言うんなら間違いないよ。17号、きっと何処かで見ててくれたんだな」
「――そう、そうね」
突如、賑やかなギターの旋律が奏でられた。ギターに変化したプーアルをヤムチャが弾いている。
曲名は『てんとう虫のサンバ』
その意図は明らかだ。
皆が合唱しだした。


707名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 04:41:18 ID:???
♪ 貴方とわたしが夢の国 森の小さな教会で ♪

左手の薬指に輝く銀色の結婚指輪を見つめるうちに、こみ上げてくるものがあった。
「ねえ、クリリン。わたし――」
「んっ?」

♪ 結婚式を挙げました ♪

「――なんでもない。急に言いたくなくなった」
「なんだよ、気になるじゃないか。言えよ」
「いいって言ってるだろ」
「水くさいなぁ。今日から俺たち夫婦なんだぜ。隠し事は無しの方向でいかなきゃ」
そう言って、肘で18号の腰を突付く。

♪ 照れてるあなたに 虫たちが ♪

「調子に乗るんじゃない!」
すぐさま、18号の鉄拳制裁が飛んだ。
「いってぇぇぇぇ〜っ!」
頭を抱えるクリリン。

♪ くちづけせよと はやしたて ♪

「――フフッ、本当にしょうがないんだから」
激痛に目を白黒させているクリリンの唇と18号の唇が、そっと交わる。


『最っ高に、幸せだよ。クリリン』


Fin

708名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 15:04:06 ID:???
GJ!
結婚式の様子の小説読みたかったから嬉しい。
そして17号カッコイイ!。17号もいつか良い相手見つけられるといいな。
709名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 17:22:15 ID:???
小説きたー
また良い話思いついたら書いてほしい
710名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 19:00:05 ID:???
結婚式の様子は原作やアニメでも描いてほしかったな
ウェディングドレス姿見たい
711名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 19:07:23 ID:j+iH+KB2
結婚式後の初夜を原作やアニメで描いて欲しかったな
喘ぐ18号を見たい
712名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:29:36 ID:???
小説GJ
その後17号と再会する話も見たい
713名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 11:02:23 ID:???
18号はきっとドレスがめちゃくちゃ似合う
714名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 16:13:55 ID:???
クリリン家は何か仕事してないの?
715名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 18:55:57 ID:FmWzYZH4
>クリリン家は何か仕事してないの?

週3日ほど、街まで飛んで行って大道芸をやります
水着姿の18号に、クリリンが本物のナイフを10本も投げ付けるというもので
知らない人が見たら迫力満点ですが
実際は手元が狂って体に当たっても、余裕で跳ね返すわけです
それに水着姿の18号だけでも、集客力あります
716名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 21:46:06 ID:mEf1RYJm
>715
手元が狂って体に当たっても問題はないけど、
ビキニの紐に当たったら、ポロリの心配が!!
717名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 23:26:23 ID:KIILw3em
紐が切れたら、ビキニを両手で押えて高速で飛んで逃げるから
人に見られる恐れはない
718名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 06:59:33 ID:atSA6zB3
ビキニの紐が切れて、18号が「キャー!!」と叫びながら
両手で胸を隠ししゃがみ込むのも、一つの見せ場
719名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 19:29:46 ID:???
ビキニ18号見たいポロリ18号見たい
720名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 22:08:46 ID:???
わざと紐を狙うクリリン
721名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 11:15:56 ID:M64U8MyT
18号のお仕事
夜の街かどで、通りがかりの男に声をかけ
料金先払いで10万ゼニーもらいます
それから一緒にホテルに行き
男を殴り倒して窓から逃げます
722名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 21:14:02 ID:???
18号たんを犯したい
723名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 00:04:45 ID:knnlX8h3
18号のポロリ!男のロマンのそのもの!!

実際、ポロリしちゃった時って、18号はどんな反応すると思いますか?

真夏のビーチ。輝くような日差しの下。こぼれ落ちる18号の張りのある美乳。
亀仙人をはじめとして男たちから巻き起こる感嘆の声。
724名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 08:05:56 ID:9IJv5HKp
ポロリを見た男たちを全員半殺しにすると思う
725名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 13:32:22 ID:???
真っ赤になって恥ずかしそうに男どもを睨みつける18号を想像しただけで(;´Д`)ハァハァ
726名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 23:01:21 ID:???
18号以上の実力がない限り高速で水着直して誰も見えないと思う。
727名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 13:25:17 ID:???
18号に激しい戦闘シーンがあればポロリする事あったかもしれないのに
ベジータ戦の時とか期待してたのに
描いてくれよ鳥山さん
728名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 19:59:30 ID:1w1fTNV7
スレチですが、最近では「金剛番長」という漫画で
戦う美少女拳(こぶし)ちゃんが、ごつい番長との戦いの末
上着がぼろぼろ、背中丸見えスパッツ丸見えになりながらも
ポロリにならぬ内に勝利し、読者を残念がらせていました
729名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 21:25:14 ID:???
チビトラが気功波撃った時18号の服だけ消し飛んで観客達の前で18号が
全裸になることを期待したw
730名無しさん@ピンキー:2008/08/11(月) 21:46:53 ID:Euraj0V/
空中で全裸になるというのは
あまりにヤバいんじゃないでしょうか?
731名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 21:40:05 ID:???
ベジータの腕折った時タイツ穿いてなかったらパンツ丸見えだな
732名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 22:06:00 ID:DDP/T4SI
タイツなしで戦って欲しかった
733名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 22:10:17 ID:DDP/T4SI
スレチですが、アニメ映画・風の谷のナウシカでは
ナウシカが肌色のタイツを履き、しかも尻の割れ目に食い込んでいたので
最初、ノーパンで飛んでるかと思うた
734名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 22:33:34 ID:???
アニメだと間違いなのかわざとなのか知らないけどベジータ戦の時
タイツはいてない生足姿が映る場面が一瞬だけある
735名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 22:41:36 ID:DDP/T4SI
そうなの?
アニメーターが、つい出来心で生足姿を描いたのかな?
736名無しさん@ピンキー:2008/08/12(火) 23:18:42 ID:???
細かい部分の塗り間違えならともかく、足はパッと見てすぐ色の違いがわかる部分だし
塗り間違えじゃなくわざとかもね
737名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 06:47:29 ID:0TDmlUr3
どーせなら、全部間違えてりゃよかったのに
738名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 09:07:34 ID:???
スレ違いだが、アニメーターが遊びをすることはままあるそうだ。
マントが風になびくシーンではマントと人物が別のセルになっているが、マントの下は
全裸とかあるそうだ。画面には映らないから内輪だけの遊びだそうで。
739名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 17:35:25 ID:???
>>731-732
それじゃ、放送できんだぽwww
>>732
よう、ブラザー。ところで、その回の、話数を教えて
いただけませんか?
740名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 17:40:02 ID:eFwpH6XI
>それじゃ、放送できんだぽwww

魔女の宅急便のキキだって、パンツ丸見えだったぞ
741名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 19:12:28 ID:???
ワカメは常にパンツ見えてる
742名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 20:04:50 ID:???
アンカ間違ったw訂正

>>734
よう、ブラザー。ところで、その回の、話数を教えて
頂けませんか?
743名無しさん@ピンキー:2008/08/13(水) 20:15:16 ID:???
何話かは知らないがベジータと戦う回だよ
二人が車が通ってる道路に移動して18号が車の上に飛び乗った時
744名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 06:18:42 ID:???
ミニスカ生足最高
745名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:25:02 ID:???
『こうしてピノキオは、人間の男の子として、おじいさんと幸せに暮らしましたとさ』


「あっ!」
不意の衝撃に私は、思わずお腹に手をやった。
「どうしたの?」
リンゴの皮を剥いていたブルマが心配げに問いかける。
「いまちょっと――ピクッって動いた」
お腹を擦りながら言うと、ブルマが『わかるわかる』という表情で、
「もう五ヶ月目だもんね。そろそろ胎動が活発になってくる頃だわ」
「嫌になるな。こういうのがまだ半年近く続くのかよ」
「何いってるの。『早くママに逢いたいよ』って子供がメッセージ送ってくれてるって思わなきゃ」
「――ブルマ。よくそんなこっ恥ずかしいこと、平然と言えるよな」
体調が思わしくない日々が続き、カプセルコーポレーションにメンテを受けに行って、ブルマがニヤ
ニヤしながら、『おめでとう』と告げた瞬間から、クリリンと私の生活は激変した。
無責任な話ながら妊娠〜出産など想定の範囲外であり、私達二人はすっかり途方にくれてしまっ
た。そんな時に手を差し伸べてくれたのが、ブルマとチチであった。共に子を持つ母親としての人生
の先輩であり、困り果てていた私達は、彼女たちの協力の申し出に一もにも無く飛びついた。
確かに経験に勝る教訓はなく、クリリンも私も大いに助かっているし感謝もしているのだが――いや
はや、子を持つってことはこんなにも大変なことだったのか!?

『つわりを上手に軽減させる方法』
『胎教にはクラシック音楽を』
『刺激物の摂取などもっての他』
『生活のリズムと食生活のバランスを大切に』
……etc.、etc.

「ふぅ……」
お腹に注意しながら、ゆっくりソファに身を沈めると、ドッと疲労が押し寄せてくる。苦しかったつわりも
ピークを越え、食欲も旺盛になってくるこの時期。
『体重管理。きちんとやっておかないと、後々悲惨よぉ〜♪』
というブルマの忠告に従い、私はマタニティ・エアロビクスに挑戦していた。酸素を取り込み、無駄な脂
肪を燃焼させ、怠惰になりがちな生活を規則正しいものにしていく。
「お疲れさん。結構サマになってきたんじゃないの?」
「冗談。もうウンザリだ。妊娠なんて金輪際しないぞ」
「何言ってるんだか――フルーツ・ヨーグルト食べるでしょ?」
「うん」
「じゃ、持ってきてあげるわね」
「ありがと」
ブルマがキッチンに消えると、
「ふぅ……」
もう一度、ため息混じりの嘆息をつく。無意識に大きく膨らんだお腹を撫で擦る。
(まったく――こりゃ一体全体、どういう状況なんだ?)
『孫悟空を殺す』ただそのためだけに造られ、目的達成のためには世界を滅ぼせるほどのパワーを与
えられた私がお腹に新しい生命を宿し、毎日毎晩ウンウン唸っているのだ。
ジョークにしたって、笑うに笑えない。
無論、後悔しているわけじゃない――クリリンと身を重ねたのはお互い合意の上だったし、私も避妊なん
て関心が無かった。妊娠の報せを聞いた時のクリリンの喜びようは今でも鮮明に覚えている。クリリンの
満面の笑みを見て、ようやく私も『妻』という役割に『母親』が加味されていくという実感が湧いてきた。
後悔は無い。ただ――状況の変化の激しさに戸惑っているだけ。本当にブルマやチチがいなかったら、
どうなっていたことか? 考えただけでゾッとする。
ソファーに投げ出した手が何かに触れた。それは一冊の絵本。
カルロ・コッローディ作の『ピノキオ』。
それだけではない。テーブルのうえには他にもカラフルな絵本やら児童文学の書籍やらが山積みとなっ
ていた。


746名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:28:57 ID:???
チチ曰く

『母親がお腹の子供に向けて物語を読み聞かせることが、将来の感情表現や知性教養の発達に大いに
貢献するんだべ』

だそうな。
どれも似たような内容のものが多いが、その中でも私が気になっているのが、この『ピノキオ』だった。表
紙には木製の人形を抱き上げている老人が描かれている。白髪で鷲鼻で皺だらけのその顔が、あの憎
むべきドクター・ゲロを想起させて、つい眉をしかめる。
あらすじは『かりそめの生命をあたえられた木の人形が、様々な誘惑、困難、危機に直面し、挫けそうに
なりながらも頑張る姿を描いた冒険物語』といったところか。
そして最後のページ。最後の一文でいつも手が止まってしまう。

『こうしてピノキオは、人間の男の子として、おじいさんと幸せに暮らしましたとさ』

自分の身を案じてくれたゼペットじいさんを助けるため、勇気を振り絞ってクジラの体内に飛び込み息絶
えたピノキオを、女神様が魔法で人間の子供に転生させ、おじいさんと二人で抱き合って喜ぶところで物
語は終わる。
(ふぅん――こいつ、人間になれたのか……)

『17号と18号を、元の人間に戻してくれないか』

神殿で、クリリンが神龍に告げた願い。だけど、その返答は
『それは出来ない』
という非情なものだった。私達の存在は神ですら超越したものであると。
失望しなかった。と言えば嘘になる。だけど、そのおかげでクリリンというかけがえの無い存在に気が付けた。
敵同士であるにもかかわらず、何度も私を救おうとしてくれた彼の優しさに賭けてみようと思った。
(私は機械じゃない。兵器でもない。私は人間だ)
だけど――私の手は冷たい。私の指は鋼鉄を飴のように捻じ曲げてしまう。どんなに言い繕ったところで、
私の身体はドクター・ゲロの狂気が生み出したオーバー・テクノロジーの集合体である事実は揺るがない。
そんな女に、子供を持つ資格などあるだろうか?
(私は機械じゃない。兵器でもない――人間でさえない。だったら、一体、何だって言うのさっ!)
絵本を乱暴に投げ付けた。
(ピノキオは人間になれた。でも私は――)
そこまで考えて、己の短絡さに呆れた。
(ふん、馬鹿らしい。これじゃ絵本の主人公に私が嫉妬しているみたいじゃないか――ブルマのやつ、遅いな。
ちょっと様子を見てこようか?)
そう思って立ち上がろうとした時――突然、激痛が全身を貫いた。脂汗が浮かび、悪寒がはしる。膝に力が入
らなくなり、そのまま頽れてしまう。自分の身に何が起きたのか? 痛みは留まることなく続いて、それすらも
判然としない。
母性としての本能で、庇うようにお腹に手をやると、ヌルリとした感触があった。
「?」
手を見て、今度こそ衝撃を受けた。赤黒いものがベットリとついている――血だ。
(ああ……そんな――なんで……なんで、こんなことに?)
パニックに襲われそうな気持ちを必死に抑え込み、痛みも堪えて冷静にならなければと思う。お腹の子供のた
めに。
(このままじゃ、いけない。助けを呼ばないと。ブルマ……ブルマ……)
声が出ない。ヒューヒューと空気の漏れるような音しか出てこない。それでも叫び続ける。誰かが私の名を呼ん
でいる。激しく肩を揺すられる。ブルマだろうか? それとも、クリリン?
相手を確認する暇もなく気力が潰えて、私はそのまま闇の中へと急速に落ちていった。


747名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:32:06 ID:???
(眩しいっ!)
意識を取り戻した途端に襲った目の痛み。明るすぎる照明。見知らぬ天井。鼻を衝く薬品の臭い。
(ここは何処だ? まさか、ドクター・ゲロの実験室?――ああ、そうか、病院なんだ)
固いベッドの上に寝かされていた。麻酔が効いているのか身体が重い。指先一つ動こうとしない。視
界もぼやけているが、周囲に何人かの人間がいるらしい。話し声がする。

『これは予想以上に――』
『このままでは母子ともに危険な――』
『そんなっ、なんとか……なんとかならないんですか!?』
(クリリンの声だ)
『残念ながら、我々では手の打ちようが――』
『なんで……どうして、こんなことに……』
『恐らく肉体を強化改造された際の副作用かと――』
『むごいようですが、今回はお子様のことは諦めて……いえ、医師として率直に申し上げますが――』
(ああ……嫌。もうそれ以上、何も言わないで。聞きたくない)
不吉な予感がした。だけど、運命はどこまでも残酷で。
『奥様の身体は普通の人間ではありません。胎児を養い成長させていくことは不可能なのです』
(そんな……そんな……)
あまりにも非情な宣告だった。
『それじゃ……18号は、もう二度と――』
『妊娠は奥様の身体にも相当のダメージを与えるようです。生命の危険も――この際、養子を取るとい
う選択を考慮された方が――』
(ああ……そんなっ、非道い……非道すぎる……クリリン、助けてっ!)
『意識が回復したぞ!』
『パニックを起こしかけてる! 鎮痛剤を――』
(いや、眠りたくない! お願いだから、私から子供を取り上げないで! そんなことをするくらいなら、い
っそ、私をこのまま死なせて!)
『18号、しっかりするんだ! 18号! 18号!……』

748名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:33:58 ID:???
「18号、しっかりして! 一体どうしちゃったってのよ!」
「ああ……いや……いや……」
「18号!」
「――ブルマ?」
目を開けると、そこにはブルマがいた。
場所も病院などでなく、いつものカメハウス。ソファーの上。手には『ピノキオ』の絵本をつかんだ
まま。
(赤ちゃんはっ!)
ハッとなって、お腹に手をやる。大丈夫。何事も無く膨らんだお腹の中にいてくれた。
混乱した意識を、どうにか落ち着かせて得た結論。私はソファーに腰掛けたまま、いつの間にか
眠ってしまったらしい。
(夢――私は夢を見ていたの?)
「びっくりしたんだから、もう」
ブルマがハンカチで私の額に浮かんだ汗を拭ってくれた。
「ちょっと目を離してる間に、汗だくになってうわ言呟きながら、身体をブルブル震わせてるんだも
の。どうした? 怖い夢でもみた? あるのよねえ。私もトランクスがお腹に――」
気が付けば、衝動的にブルマにしがみ付いていた。
「ちょ、ちょっと18号ってば……」
「――良かった……夢で本当に良かった……そうじゃなかったら、私、もう……」
泣いた。涙が止め処なく溢れ出る。恐怖と安堵。その他もろもろの、わけの分からない感情が渦
巻いて一気に噴出してしまった。
馬鹿みたいに泣きじゃくる私の髪を撫でながら、ブルマが優しく言ってくれた。
「最初から全部、話してごらんなさい」
いま見ていたのは確かに夢だった。しかし、あながち全くの夢想とは言い切れない。
私は100パーセント完全に戦闘用の人造人間として改造された。ドクター・ゲロは私が妊娠する事
態など、想定すらしなかったろう。
(改造されたことが胎児に影響を与えないなどと、断言できるだろうか?)
この恐れが、妊娠を告げられた瞬間から私の心を苛んできた。ブルマでさえ、私の身体を掌握しき
っているわけではないのだ。ゲロがいない現在、それは誰にもわからない。
(もし、何らかの影響があるとしたら。死んでしまうようなことがあったら――芽生えたばかりの生命
に、何と言って侘びれば良いのか? あんなに父親になることを楽しみにしているクリリンに、何と言
って侘びれば良いのか?)
苦しかった。つらかった。不安だった。怖かった。でも、どうすることも出来なかった。今日まで耐えて
きたが、限界だった。プツリと何かが音を立てて切れ、嗚咽交じりでブルマに全てをぶちまけた。
「はい、これ飲んで」


749名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:36:13 ID:???
ブルマが差し出した氷水を受取り、一息で飲み干した。
「――すまない。みっともないとこ、見せちまった」
「何言ってるの。妊娠中の女性が情緒不安定になるのなんて、ごく普通のことなのよ」
「でもさ――」
「あなたには私が付いてるじゃない。いざって時は、世界中の名医をかき集めて万全の態勢で臨むか
ら安心なさい」
「それでも――」
「ネガティブな感情に囚われっぱなしになってても仕方ないわ。信じなさい。お腹の子供を、クリリンを、
なによりあなた自身を。宇宙最強クラスのカップルの子供なのよ。元気に生まれてくるに決まってるじ
ゃない」
その時、飛行艇のエンジン音がした。クリリンとチチが帰ってきたのだ。
『はあ〜っ、しんどかった〜』
『何を情けねえこと言ってるだ! これから嫁さんと子供を食わしていかなきゃなんねえんだぞ! これ
くらい、まだまだ序の口だべ。明日からはもっともっとビシバシしごいていくだからなっ!!』
『ひえええええっ、マジっすかぁ〜!』
室内の重い空気を吹き払わんばかりの会話に、二人して思わず笑い出した。
「さて、旦那様のご帰還よ。夕飯の支度しなくっちゃ」
「なあ、ブルマ。今日のことはクリリンには――」
ブルマが『わかってるって』と言うようにウインクし、親指を突き出した。


今晩は、夜風が気持ちいい。
夕飯後ブルマとチチが帰宅し、カメハウスは静寂に包まれた。ブルマがまだ心配そうな顔で、『今夜は泊
まってこうか?』と言ってくれたが、私は丁重に断わった。クリリンに不審がられるだろうし、ブルマにはブ
ルマの家庭がある。これ以上、迷惑はかけられない。
(今日はブルマがいてくれて良かった。クリリンに知られなくて良かった)
つまらない意地かもしれないが、クリリンの前で、私の弱い部分を見せることは、どうしても嫌だった。
窓辺にもたれて夜風にあたりながら星を眺め、波の音に耳を傾ける。レモネードのグラスの氷がコロンッと
鳴った。
「ふぅ、やっと落ち着いた」
風呂上りのクリリンが、麦茶片手にやって来た。
「おつかれさん。今日も大変だったみたいだね」
「うん。でも、まだまだ頑張らなくっちゃ」
「無理しないでよ」
「俺だって立派な父親になりたいしな。無理でもなんでもするさ」
「――そう」
750名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:38:21 ID:???

「それはそうと、18号。ちょっと訊きたいことがあるんだけど――」
「なあに?」
「うん……いや、やっぱ、止めとこう」
(なんだよ。歯切れが悪いな)
「言えよ。却って気になるだろ」
「じゃ……あの……名前のことなんだけど」
これまたチチ曰く

『子供の名前は一生もの。両親が責任を持って、じっくり時間を費やして決めるだ』

「ごめん。話切り出させておいてなんだけど、今は難しいこと考える気分じゃないんだ。子供の
名前は、もう少し先まで――」
「いや、子供の名前じゃなくて、その……18号の名前なんだ」
「えっ?」
思いがけない展開に、目を丸くした。
「ずっと前から気になってたんだ。お前も普通の人間として生活してるのに、相変わらず『18号』
ってモノみたいな呼び方してるの。子供も生まれることだし、この機会に――っていうのも変だけ
ど、人造人間になる前の呼び方で呼べたらなぁ……って」
「――クリリン」
人間だった頃の記憶は無論ある。名前だって憶えてる。だけどそれは、飲んだくれのろくでなし共
――たった一晩の飲み代欲しさに、私達姉弟を売り飛ばした両親から与えられた文字の羅列でし
かない。
真夜中に軍服の男たちに連行される私達の背後で、奴らの吐き捨てた言葉が今でも耳に残って
いる。

『ちょっと、あんた達! キズモノじゃない子供が二人もいるんだよ。それをたったのこれっぽっちの、
はした金で済ませようってのかい? もうちょいはずんでくれても良いだろう』

私と17号は誓い合った。私達の前から、あの鬼畜どもの全てを抹消しようと。当然、名前も棄てた。
奴らのつけた名を名乗るくらいなら、無機質な番号で互いを呼び合った方がマシだ。
「生憎だけど、昔のことはほとんど忘れちまったよ。当然、名前もな」
「そ、そっか、なら仕方ないよな」
私はピノキオじゃない。女神さまもいない。だけど――クリリンがいる。お腹の中のまだ見ぬ我が子が
いる。呆れるほどおせっかい焼きの仲間たちがいる。
「クリリンがつけろよ」
「へっ?」
「だからさ、クリリンが私に新しい名前をつけてくれれば良いって、言ってんの」
「えっ、ええええええっ!」
女神さまの魔法もない。だけど――クリリンが私に名前をくれたら、私はもうほんのちょっとだけ人間
に近づける気がするんだ。
「俺なんかで……そんなんで、本当に良いのか?――なんか、責任重大だな」
「あったりまえだ」
私は彼のおでこを指先でピンッと弾いた。
「ダッサい名前なんかつけやがったら、承知しないからな♪」



Fin
751名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 15:14:19 ID:???

すごく良かった!めちゃ感動しました!
文章も上手いです!
752名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 15:16:09 ID:???
何も足さない、何も引かない、、、そんな素朴さに
惚れました。二人にカンパイ。
753名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 19:21:19 ID:???
GJ!!!!
うまいなぁ
754名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 21:01:50 ID:???
>>750
乙です。
こういう話好き。
755名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 20:40:49 ID:???
弱気な18号も良い
756名無しさん@ピンキー:2008/08/15(金) 22:54:56 ID:???
18号の心情、お姉さんのような母親のようなブルマ等々
すべてイイ!
757名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 09:45:57 ID:jW1L/Cjz
クリリンさんの趣味は
妻のヌード写真を撮影することです
単なる全裸だけでは、パターン化するので
裸にエプロンとか、下半身裸とか、フンドシ姿とか
いろいろなバージョンの写真を撮り続けています
758名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 16:08:48 ID:???
フンドシてww
759名無しさん@ピンキー:2008/08/16(土) 22:21:06 ID:???
写真なんか撮ったら亀仙人に盗まれちゃうよ
760名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 00:27:18 ID:???
お金ならいくらでも出しますからその写真売ってください
761名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 19:26:48 ID:???
クリリンは18号を泣かした事あるのかな
762 ◆C18KF17RNI :2008/08/17(日) 19:47:07 ID:???
ヒーヒー言わせたことはあるかもしれません
そのときに泣いちゃったかも


その代わりクリリンには倍返しを食らわせると
763名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 19:52:43 ID:???
その反撃は、凄まじい締めつけで…
764名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 21:30:13 ID:???
クリリンになりたい
765名無しさん@ピンキー:2008/08/17(日) 21:40:47 ID:???
クリリンと18号はマジで良い夫婦だな
766名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 21:08:18 ID:???
>>705


試験結果発表、無事合格(やったね!)
また新しいSS投下模索中
767名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 21:34:10 ID:???
おめでとう!
次も期待してます
768名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 21:51:03 ID:???
合格おめ
楽しみにしてるよ
769名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 20:54:53 ID:???
18号かわいいよ18号
770名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 21:03:35 ID:???
18号を犯したい
771名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 20:53:44 ID:???
旦那が自分より戦闘力弱い事に関しては
そんなクリリンがカワイイ、私が守ってあげたいと思ってるのか、
私を守れるくらい強くなって欲しいと思ってるのか、
どっちだろ?
772名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 20:57:04 ID:???
クリリンはあのときだけ戦闘力が18号を
上回るんです。
773名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 21:02:52 ID:Jz/ko3zR
どっちもだろww

いざという時は守ってあげたいが
クリリンもそれなりに強くなって欲しい
774名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 21:04:43 ID:???
戦闘力がどうとかルックスがどうとか、関係ない。
『クリリン』であれば、万事それで良しなのです。
775クリリンの憂鬱:2008/08/23(土) 00:08:31 ID:???
「うはっ、これって……」
物置の整理をしていたクリリンが、棚の奥に放置されているのを見つけた、それは一冊のアルバム。
ページを開くとそこには、初々しくも懐かしいセピア色の記録と記憶の数々があった。
自分が武天老師様のもとへ入門して間もない頃の、一途に修行に励んでいた日々。亀の甲羅を背
負い農作業に明け暮れ、怪獣に追い掛け回され……etc.、etc.。
(あの頃は、本当に無茶苦茶やってたんだよなぁ)
脇目も振らず、ただがむしゃらに修行に打ち込んでいた。三日坊主でいじめられっ子だった自分が、
そこまで頑張れたのは、いつも隣にアイツの存在があったから。
同じ時期に入門した亀仙流の兄弟弟子――孫悟空。一番の親友。
最初の印象は、チビのくせに食い意地が張っていて世間知らずのオッチョコチョイ。
(自分には、脱走したとはいえ多林寺で修行してきた実績がある)
(俺はもっともっと強くなって、女の子のもてなきゃならないんだ!)
(こんなおかしな奴になんか、絶対負けるもんか)
だけどすぐにクリリンは、己の愚かさと浅はかさを思い知ることになって――負けないどころか背中を
追い掛けるのが、やっとの有様で。
ピッコロ大魔王が復活した時は、真っ先に殺されてしまい。まったく戦力になれず仕舞いのまま。
ベジータが初めて地球にやってきた時は、悟空が帰ってくるまでの時間稼ぎさえ出来なかった。
ナメック星では、それなりに粘ったつもりだったけど、結局最後の土壇場でまたフリーザに殺される羽
目になった。
一生懸命、修行を続けた。手を抜いたことはない。自分は強くなっている筈であった。それでも、立ちは
だかる壁はいつも高く強固で打ちのめされてしまうことに。
(結果が伴ってなきゃ、意味無いんだよなぁ)
兄弟弟子である悟空は、何度も世界を救い宇宙を救った英雄だというのに。
(俺は同じ場所に足踏みし続けて、ちっとも前に進んでいる気がしないや)
そして悟空は、あの世へ旅立って逝った。
『バイバイ!』
最後の挨拶とは思えないほど明るくあっけらかんとした口調で別れを告げて、それっきり。
(愚図愚図している間に、俺は追い掛ける背中さえ見失っちまった……俺って……)
ハァッとため息をついて肩を落とした時、不意に背後から
「おい、クリリン!」
と声がして、飛び上がるほど驚いた。
「わっ、――なんだ18号か。びっくりさせるなよ」
「なに言ってやがる。さっきからずっと呼んでるんだぞ。マーロンに『父ちゃんに絵本読んで欲しい』って、
せがまれて大変だったんだからな」
「じゃ、急いで――」
「今はお昼寝中。寝かしつけるのに一苦労だ」
「そっか、悪いことしちゃったな」
「あとで謝っとけよ」
「うん」
「で、そんなに熱心に何やってたんだ?」
776クリリンの憂鬱:2008/08/23(土) 00:11:34 ID:???
「ああ、物置の整理してたらさ、昔のアルバムが出てきて。つい懐かしくって夢中になってた」
「ふうん、その割には――あんまり楽しそうには見えなかったな」
「えっ?」


18号の顔を見ているうちに、セルと戦ったときのことを思い出した――あのときも、そうだった。
(18号を守りたい)
世界が滅ぶかどうかの瀬戸際だというのに、胸の内はドン・キホーテ級の騎士道精神で一杯になって
いた。きっかけは、やっぱり初めて逢った時の別れ際のキス。クリリンだって、子供じゃない。あれは18
号の単なる戯れ。本気じゃないことくらい分かっている。
でも――それでも自分を抑えることが出来なかった。たとえ拒絶されようと、たとえ呆れられ嘲笑されよ
うとも構わない。好きだとかなんとかという理屈を越えた衝動。
(俺が18号を守ってみせる)
もしかしたら、そんな自分の姿に酔っていただけなのかも知れない。だから、バチがあたった。
死に物狂いの抵抗も空しく、18号はセルの手中に落ちてしまった。自分はそれを地面に這いつくばって
見ている事しか出来なかった。何も何も出来ないまま。
そしてそれは世界を更にセルゲームという危機に陥れ、一番の親友である悟空を死に追い遣ってしまう
遠因になっていく。
(俺は……俺って奴は……馬鹿な夢を見たばっかりに……なんにも成し遂げられないまま、親友を失い、
惚れた女も守れないで……こんな情けない弱い男が修行を続けることに意味なんてあるのかな? 
――いっそのこと武道家なんて、辞めちまおうか?)


「お通夜みたいな顔してたぞ。クリリン――なんか、あったのかよ?」
「あはは……別になんでもないさ――さて、マーロンが寝てる間に修行、済ませちまわないとな」
アルバムを元に戻し、部屋を立ち去ろうとするクリリンを
「なあ、クリリン」
18号が呼び止める。
「うん?」
振り向いた刹那、彼女の両腕が首に伸びて脇に抱え上げられガッチリと締め上げられた。ヘッドロックで
ある。たちまち骨と筋肉と呼吸器系統が一斉に悲鳴をあげた。
「いででででででっ……ちょ、ちょ……18号! なんの冗談だよ!?」
「うるせえ。お前、私と結婚式を挙げた日のこと、覚えてるか?」
「そ、そりゃ勿論」
(このヘッドロックと結婚式に何の関連が?)
話の筋が読めず混乱したまま、苦しい息のしたで答える。そんな中でも不可抗力で押し付けられる胸の柔
らかさに、ほのかにときめいた。
(――こんな時に俺って奴は……)
「それじゃあの時、お前が私に言ったことも覚えてるよな?」
「ええと……『18号、俺と結婚したことを絶対後悔させない。きっとお前を幸せにしてみせ……』

777クリリンの憂鬱:2008/08/23(土) 00:14:37 ID:???
「ち、違う。それじゃない、馬鹿! 『お互い隠し事のない正直な関係でいよう』って言ったろうが!
 忘れちまったのかよ!」
「――ああ、はい。確かに言いました」
「全く世話の焼ける。それで言った本人が約束破るってのは、一体どういう了見なんだ、ああ?」
「俺は別に……」
「あからさまにしょぼくれた顔して、ため息なんかつきやがって! それで『なんでもない』だと?
 ふざけるな!」
ギリギリギリギリギリッ!……。
締め上げる力が、更に強く激しくなっていく。
「わ、わかった。ごめんなさい。俺が悪かった。だから……もう……勘弁し……」
色々なことを諦めそうになった寸前で、ようやく解放され、クリリンはその場にへたり込んだ。
(はああああっ、死ぬかと……)
「さあ話せ。いますぐ話せ。さっさと話せ。全部綺麗さっぱり洗いざらい話せ」
腕を組み、仁王立ちの18号を前に
「わかった、わかったから」
(でも、こんなの大した話じゃないんだぞ)
とボヤいた。傍からすれば、進むべき人生に迷った武道家の単なる女々しい泣き言のオンパレ
ード。
案の定、聞くなり18号は
「ヴァーカ!」
と言い放った。
「孫悟空は戦闘民族のサイヤ人なんだろうが。物差しの次元が違いすぎる。いちいち比較する
こと自体間違ってるだろ? むしろ普通の地球人のクリリンは、その中に混じって良くやってる
方なんじゃねえのかよ?」
「うん、まあ、そうなんだろう、けどさ……一応、理解は出来るけど、納得は出来ないっつうか……」
自分で言ってて、
(つくづく女々しいよなぁ)と思う。
18号も呆れたように眉をしかめ、ボリボリと頭を掻いた。が、すぐに
「ついて来いよ」
と言って、先に歩いていく。慌てて後を追うクリリン。
砂浜へ出た。そこで一定の距離をとって対峙する二人。
18号が構えた。
「さあ、どこからでもかかって来なよ!」
「へっ?」
また突然の展開についていけず立ち尽くすクリリン。
「武道家の腐った性根を叩き直すには、戦うのが一番の近道だろ? 私が直々にクリリンに喝を
いれてやる。感謝しな」
「は、はあ……」
ゴクリッと喉が鳴った。確かに18号ほどの実力者なら組み手の相手として申し分ない。しかし、面
倒くさがり屋の彼女は、これまで中々応じようとしてくれなかった。それが自ら申し出てくれた。しか
も、構えまでとっている。
クリリンには分かった―何のスイッチが入ったのか、今日の彼女は本気だ。生半可な覚悟で対戦
すれば、生命さえ危うい。
「よおしっ!」
クリリンも構えた。気を集中し高めていく。
「いくぞっ、18号!」
「ああ、いつでもいいよ」
地を蹴る。瞬時に縮まる二人の距離。一閃! 矢継ぎ早に繰り出される拳と脚の連続攻撃!
しかしそんなクリリンの激しい攻めを、18号は優雅に舞いを舞うようにかわしていく。
「ちっくしょう!」
「どうした、どうした? いくら撃ってきても当たんなきゃ意味無いんだよ」
余裕たっぷりの表情が、今はなんとも小憎らしい。
「それなら、これでどうだ!」




778クリリンの憂鬱:2008/08/23(土) 00:16:14 ID:???
(まったく男って奴は。武道家って生き物は……ガタイばっかり立派でも肝心なことは、なんにも分
かっちゃいないんだ)
クリリンの気合いのこもった真剣な表情を見つめながら18号は思う。
(クリリン、あんたは全然弱くなんかないよ。孫悟空に追いつけなかった――それが、どうしたって
のさ? ピッコロに、ベジータに、フリーザに、セルに勝てなかった?――だから、なんだって言う
のさ? クリリン、あんたはね、この私を――人造人間18号を堕とした最初で最後の男。身も心も
完膚ないほどに屈服させた張本人なんだよ――これが、どれだけとんでもなく凄いことなのか、こ
れからたっぷり教えてあげる)


クリリンの右の拳の鋭い突きが迫る! しかし難なく18号の左手に受け止められる。
「なんの!」
間髪いれず左の拳が飛ぶが、これも予期していた右手に受け止められてしまい。クリリンは両手
を塞がれた。万事休す!
「じゃ今度は、こっちからいくよ!」
両手を掴んだまま背中へ腕を廻し、瞬時に羽交い絞めにした。完全にクリリンの自由を奪う。
「とどめだ!」
「!」
そしてそのまま――砂浜に倒れ込んだ。奇妙な間があった。セミの鳴く声が、やたらに耳に響く。
密着した肌越しに、互いの鼓動が伝わりあう。
半ば覚悟を決めたものの何も起きず、拍子抜けして――それでも油断はしないよう注意しながら、
「あ、あの……18号……さん。どう、しちゃったの……かな?」
訊ねてみる。
「だからさっき言ったじゃないか」
頬を寄せ合い、耳元で18号が囁く。声音は甘く、吐息は熱く潤っていた。
ドキドキドキドキドキ……。
(なんだろう、この胸の高鳴りは?)
(何故だろう、蛇に睨まれた蛙のイメージが思い浮かぶのは?)
激しく揺れ動く理性とリビドーの振り子に翻弄されながら、クリリンは横目で18号の表情を窺った。
舌先で唇を濡らしている彼女が見えた。
その淫猥な唇から、また新たに言葉が紡ぎ出される。


「私がクリリンに直々に『喝』を入れてやるってな♪」



Fin




779名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 01:05:12 ID:???
GJ
780 ◆C18KF17RNI :2008/08/23(土) 02:06:04 ID:???
これはどのように渇を入れてるのかその内容に期待せざるを得ない
781名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 02:54:24 ID:???
最近小説が増えてきて嬉しい
俺も書こうかな
ストーリーが思いつかないけど
782名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 12:10:16 ID:wN8YH0E8
ストーリーなんぞどうでもいい
生殖行為場面だけ入念に書いてくれ
783名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 12:19:56 ID:???
ごめん、それ無理
そっちの才能ナッシング

寸止め描写が限界でござる
784名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 12:58:51 ID:wN8YH0E8
なら寸止め描写でもいいよ
785名無しさん@ピンキー:2008/08/23(土) 15:41:26 ID:???
じゃ、頑張って無い知恵振り絞ってみます
786名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 09:53:13 ID:???
18号のドジな一面を見てみたい
787名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 01:01:59 ID:???
>>786
18号「野菜と一緒にまな板も切れちゃった…」
788名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 03:37:40 ID:???
ありそうw
789名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 22:09:09 ID:???
料理の中に何か固い物が混じってると思ったらまな板の欠片だった
790名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 14:10:59 ID:???
『超展開! 実は17号が姉で、18号が弟だった!!』

という夢をみました。



とても怖かったです


791名無しさん@ピンキー:2008/08/28(木) 17:12:40 ID:???
ブラクラの見すぎです
792名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 17:10:20 ID:???
18号たんの顔も性格も大好きだあああああああああああああああ
793名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 19:59:45 ID:???
声は?
あの声でM属性が覚醒したからな
794名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 21:56:51 ID:???
声も最高だね
エロさと綺麗さと可愛さとカッコよさを併せ持った声で完璧だ
795名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 22:16:37 ID:YV6iwcFm
伊藤美紀も既婚者で一時の母なんだよね
若い時に演じた、プロジェクトA子の摩神英子も
凄まじく強い美少女という設定だった
796名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 23:48:18 ID:???
クールで気だるい感じの声がエロくてたまらない
ちなみに初期の頃はもっと女の子らしくてブリッ子っぽい声で喋ってたな
797名無しさん@ピンキー:2008/08/30(土) 22:49:24 ID:???
ss書きたいのに時間が無いお
798名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 11:45:49 ID:???
18号タンのスベスベお肌に触りたい
799名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 23:08:15 ID:???
18号は本当にイイ女
800名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 20:47:45 ID:???
18号たんの耳に息吹きかけたい
801名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 21:37:20 ID:xmxlUSc5
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4500125
おまいらの大好きな18号が山ほど出るぞwww
ドラゴンボールZの同人ゲームが発売
物凄いクオリティー、必見です
802名無しさん@ピンキー:2008/09/02(火) 23:39:09 ID:???
わーおもしろそう
803名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 12:09:00 ID:???
発売したら、マジ欲しい
804名無しさん@ピンキー:2008/09/03(水) 13:32:36 ID:???
宣伝乙
805名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 21:07:35 ID:???
ほしゅ
806名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 11:33:39 ID:???
18号と付き合いたい
807名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 20:40:06 ID:???
18号の浴衣姿、、、かわいかったな〜。
808名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 21:25:11 ID:MZMHzVYE
ちなみに18号さんが料理してる時は、裸にエプロン
風呂上がりから寝る時間までは、裸体にバスタオルを巻いた姿です
809名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:17:11 ID:???
亀仙人に見られちゃう
810名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:32:35 ID:MZMHzVYE
いえ、意外と知られていないのですが
娘が小学生になったら、クリリン一家は街に引っ越しています。
娘は別室で寝せて、クリリン夫婦の寝室はダブルベッドが一つ
18号さんは、いつも全裸で寝ています。
811名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 04:46:51 ID:???
クリリンと結婚したのは正直驚いた
812名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 04:51:20 ID:???
アニメ版しか見てない俺には想定の範囲内
813名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 12:53:20 ID:4pyaCojS
「またな」の一言で、結婚を予感させた
>>784
遅くなりましたが、取りあえず書いてみました。
やはり自分にはエロは向いていません。ハードルが高過ぎました。
もう書きません。


「白雪姫は言いました。『まあ、おばあさん。とても美味しそうなリンゴね』……」
ベッドが静かになったので目を向けると、すでにマーロンがスヤスヤと安らかな寝息をたてていた。
(あらあら)
薄く笑みを浮かべ絵本を閉じると、シーツからはみ出した手をそっと戻してやり灯りを消した。
(どうか今夜も、いい夢を見てね)
そう願いながら、頬にキスをして慎重に部屋を出る。だがこの調子なら、朝まで目を覚ますことはな
いだろう。


寝室には、風呂上りのクリリンがソファーで寛いでいた。
「マーロン、もう寝たのかい?」
「ええ、よっぽど疲れてたのね。大好きな『白雪姫』を読み終わらないうちに眠っちゃったわ」
「今日は楽しかったもんなぁ」
クリリンが今日一日を思い返し、反芻するように言う。
ブルマ主催のカプセル・コーポレーションでのパーティー。魔人ブゥの脅威が去り、全員無事に復活
し、世界に平和が戻ったことを記念して――そしてなにより孫悟空がこの世に帰ってきたことを祝福
するためのパーティー。もっとも、肝心の本人が大遅刻というハプニングもあったが。
(――うん、本当に楽しかったな)
もともと騒々しいことは好きじゃない。周囲に合わせたり、愛想を振り撒いたりするのは苦痛以外の何
物でもない。しかし、今日だけは特別。自分を含めてみんな実によく食べた、飲んだ、笑った、歌った、
騒いだ、遊んだ、楽しんだ――まるで、子供の頃に返ったかのよう。その中に、あのピッコロやベジー
タまで交じっていたのだから驚く。写真でも撮っとけばよかったかも。
「やっぱり、みんな心の何処かで、自分が生きている実感――この世界に生き返って来たっていう確
信が欲しいんだろうな」
魔人ブゥによって生命を絶たれた後、そこに在ったもの――目も眩むほどの闇、耳を劈くほどの静寂。
これまでの生きてきた記憶――愛しい夫、愛しい娘、何かと手を焼かされてきた弟への想い、それらが
掌から零れ落ちる砂粒のように零れ落ち薄らいでいく。抗うことなど不可能だった。
自分が何を恐れているのか、何を哀しんでいるのか、それさえ曖昧な霞の中に沈んで最後に残ったも
のは――永劫の虚無。
我知らず、ブルッと身を震わせた。
(あんなのは、もう二度と御免だよ)
食べて、飲んで、騒いで――それらは全て生きていると言う証。生きているからこそ出来ること。
クリリンの指摘に、18号は『なるほど』と頷く。先ほど触れたマーロンの手の小ささ、柔らかさ、温もり。
絶対に失いたくない感触。
『生き続けていたい』
と強く願った。
「へぇ、流石に三度も死んで生き返ってきた人間の言うことは、何ともいえない説得力があるよねぇ」
「そ、それはなぁ……」
クリリンが『トホホ』という表情になる。






(私なりに褒めてやってるつもりなんだけどなぁ)
まあ、そんなことはどうでもいい。それよりも……。
クリリンの背後に廻り込み、首筋に両腕を絡ませて耳を甘噛みしていく。
「お、おい……ちょ……」
「あんたの言うところの『生きている実感』ってのを堪能したくなったちゃたのさ――それも、私の
一番好きなやり方でね」

「ん……あっ……」
「チュ……んん……ふぅ……」
冷房はほどよく効いているはずなのに、二人ともすっかり汗まみれになっていた。
一切の言葉も無く、肌、体温、鼓動越しに互いを伝え合う。これ以上ないほどに密着していながら、
侘しさ、切なさは募る一方で、飢えた獣のように更に深く貪り求め合っていった。
ベッドがギシリッと悲鳴をあげた。
(このベッドも、ぼちぼち寿命かな?)
とクリリンは思った。
(18号と一緒に生活するようになって、もう幾つベッドを買い換えたろう? どんなに頑丈な奴を購
入しても、すぐに駄目になってしまうんだ。いつも行く家具売り場の店員さん、しょっちゅうベッドば
っかり買っていくから首を傾げてたしな。このままじゃベッドの購入費だけで破産しちゃいそうだ――
いっそ、床の上で直接ヤッた方が経済的なのかな? テヘヘ……)
「おい」
下顎を指先で?まれ、グイッと振り向かされた。
「私とこうしていながら、なに上の空になってやがる」
「え……いや……その」
「近頃マンネリ気味で新鮮味に欠けるってか? それなら新しいパターンで試してみようぜ。この前、
読んでた雑誌で面白そうなの見つけといたんだよ」
「――ちょ……ねえ、少し休憩しません……か?」
「笑えねえジョークは物置きにでも仕舞っておきな。こっちは全然物足らねえよ。女をとことん満足さ
せてこその男の甲斐性ってもんだろ? 気合い入れていこうぜ」
「はは……は、頑張ります」
(18号って、限度ってもんを知らないからなぁ……)
こういう流れになるたびに、彼女を永久式のサイボーグに改造したドクター・ゲロに対し、一言文句を
言ってやりたくなるクリリンであった。
基本、カカア天下の日常だが、夜の方でも18号がリードする方が圧倒的に多かった。クリリンが若い
頃に参考にした女性との交際術についてのHOW TO本に『女性と接する時は、常に紳士的な振る舞
いを心掛け、相手に嫌悪感を与えないよう注意すること』という教則があったらしく、それが刷り込まれ
て以来、すっかり奥手になってしまったそうな。
18号に言わせれば、
(ヴァーカ!)
である。
(箱入り娘のおぼこじゃあるまいし。そんな腫れ物扱いされて悦んでる女がいるっかっつうの!)
――まったく、いちいち世話が焼けるんだから。
呆れながらも、貞淑な妻として夫を悦ばせる新しい性戯に勤しむ18号であった。こうしてカメハウスの
夜は更けていく。


「なぁ、クリリン」
数時間後、流石に疲れ果てて二人並んで情事後の気怠い雰囲気に身を委ねていると、不意に18号が
言った。
「んっ?」
内心、『もっかいヤろうぜ』と言われるんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、
「約束してくれ。もう二度と、あんな真似はしないって」
それは神殿でのこと。精神と時の部屋の空間をブチ破り、突如出現した魔人ブゥに、一同はただ立ち尽
くすしかなかった。どこにも逃げ場の無い恐怖。『死』そのものが舌舐めずりする忌まわしい音を、はっき
りと聞いた。
絶望に雁字搦めにされている中で、クリリンが、彼だけが違った。一人、敵わないと分かっていなが
らもブゥに突撃していった。そして……。
「ああ、あれか。あの時は無我夢中でさ、怖かったけどお前とマーロンだけは守らなくっちゃって……」
「それでも! それでも、嫌なものは嫌なんだよ。もう、置いてけぼりにされるのは……」
そう言って、プイッと顔を反らせてしまう。
「18号……」
「か、勘違いするなよ! 別にクリリンがいなくったって私は上手くやっていけるんだ。すぐに、もっと
ルックスもスタイルも良い金持ちのボンボン引っ掛けて玉の輿に乗ってやる。そして贅沢三昧の優雅
な人生を送るんだ。毎日が楽しくて楽しくて、クリリンのことなんか一秒だって思い出してなんかやら
ないんだから」
「――そりゃ、かなりキッツイ話だよな……」
「だったら、そうならないように約束しろよ。もう絶対に、私達の傍から離れないって」
もし立場が逆だったら――と、クリリンは考える。もし、自分の目の前で18号とマーロンを失うようなこ
とがあったら――それだけで胸が引き裂かれるような思いがした。
(そんなことになったら、自分は二度と立ち直れない。二度と元には戻れない)
そんな思いを一時的にせよ、18号とマーロンにさせてしまったのだ。夫として父親として二人を守りた
い気持ちに駆られた行為だったにせよ、許されることではない気がした。
たまらないほどに愛しさと申し訳なさが込み上げてきて、衝動に駆られ18号を強く抱きしめた。
「クリリン……」
「約束する。もう二度と二人の傍から離れないって。もう二度と寂しい想いはさせない」
「――わ、わ……分かれば良いんだよ」
クリリンの指が白く滑らかな胸を、背筋を、尻を滑り、18号の一番秘めやかで繊細な恥部に触れた。
「お……い、なにしや……あ」
太腿を擦り合わせ動きを抑え込もうとするが噴き出した汗と淫液が潤滑剤となり、やすやすとそれの侵
入を許し、根元まで飲み込んでいった。
「んんっ!……」
クリリンの鍛え上げられた太く逞しい三本の指に、内側の蜜に濡れた柔襞が纏わりついていく。
(クリリンの奴、この私が素人の田舎娘みたいに指なんかで堕とされると……ハァッ!)
指がそれぞれ独自の意思を持つ生き物のように蠢き、蜜壷を掻き回して行った。蜜を捏ね回すいやら
しい音が耳元まで響いてきそうだった。
「最初のうちはどうなることかと思ったけど、今じゃ俺も一人っきりで眠れないし、この生活は何にも替え
がたいほど大切だと思ってるんだ」
指が花芯を嬲るたびに、脳の奥で火花が弾けた。体内を幾条もの稲妻が走り抜けていく。だがそれは、
決して不快な感じはしない。むしろ――。
(駄目だ、駄目だ。これ位で自分を見失ってどうする。私はそんな安っぽい女じゃ……)
指の動きは小憎らしいほどに落ち着き払い、緩慢かつ的確に18号を追い詰めていった。外に余った親
指がクリトリスを捉え、腹の部分を使って器用に刺激を加えていく。甘い毒が、全身を駆け巡り理性を麻
痺させていく。
(――ああん、そんなこと、されたら私、おかしくなっちゃう……)
「一人はやっぱり寂しいもんな。家の中がいつも賑やかな方が素敵だもんな――前から考えてたんだけ
どさ……」
「うん……うん……」
声がどうにも上擦り裏返って、恥辱にわなないた。血が熱く滾る。
(悔しい!)
でも、どうしようもない。荒れた大海に揉まれる木の葉をイメージした。女の本能で分かる。このままで済
む筈が無い。もうすぐとてつもなく大きな波が押し寄せるはずだ。波に翻弄され宙高く舞い上げられ――、
(その時、私はどうなってしまうのだろう?)
817名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 20:37:51 ID:???
その瞬間の到来が恐ろしくもあり、待ち焦がれているようでもあり、18号は混乱した。
「……賑やか過ぎて困るってことは無いよなぁ。でさ……それで、照れ臭いんだけど……」
(ああああぁっ!)
波の襲来に備え、クリリンにしがみ付く。このままでは身体がバラバラになってしまいそうだ。強く
抱き寄せ、背中に爪をたてた。
「マーロンに、その……弟か妹がいてもさ、全然OKなんじゃないかなって……どうかな?」
長年の修練の賜物である指に出来た拳法ダコ。それが秘部の襞を掻き分け彼女の最も鋭敏な箇
所を断続的に激しく抉りたてていく。
「ハアアアアアアアアアアアンンンンッ!!」


堕ちた。


Fin つーかもうオワレ
818名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 00:13:15 ID:???
G…GJ過ぎる…

>>784は今すぐお礼を言うべきw
819名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 00:22:00 ID:???
乙です
エロ書くの苦手なら無理せずにエロ無しで良いよ
820 ◆C18KF17RNI :2008/09/08(月) 00:26:31 ID:???
オッケ━━━━━━━イ!!!! (AA略)
821名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 01:25:12 ID:AYqHJw5S
堂本剛さんも18号がお気に入りらしいよ。
822名無しさん@ピンキー:2008/09/08(月) 12:33:24 ID:F183MEd5
じゃあ堂本剛にクリリンの役やらせてあげれば。
ぴったりじゃん。
823名無しさん@ピンキー:2008/09/09(火) 20:24:40 ID:???
18号欲しい
824名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 00:57:13 ID:???
>>821
何情報?kwsk
825名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 13:55:33 ID:???
自分の持ち番組に『正直しんどい』やその他のラジオ番組
などで、「18号は、ええなぁ」的な発言はしてるらしい。
コスプレのリクに18号指名したりとか

826名無しさん@ピンキー:2008/09/12(金) 01:56:00 ID:???
18号をゲットできた幸運に、夜な夜な
のた打ち回るクリリン

827名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 00:04:55 ID:???
18号ゲットだぜ!
828名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 19:57:52 ID:???
手でも握って欲しいのか?
829名無しさん@ピンキー:2008/09/13(土) 21:30:58 ID:???
手よりもチン(ry
830名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 01:05:26 ID:???
夢を壊して悪いが、多分18号は相当不潔だぞ
なにせ人造人間だから、水が苦手でロクに風呂にも入れないはずだ
831名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 06:42:08 ID:GXXxTslq
あれはGTの脚本が悪い
18号さんは綺麗好きで、いつも体臭などには気を使っているはずだ
仮に水が苦手としても、潜ったりするのが嫌いという程度で
シャワーぐらいは平気なはずだ、そうでないと雨も苦手ということになってしまう
832名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 12:11:06 ID:???
てか雨に濡れるシーンあるし17号とか海に潜って戦ってるし濡れるの普通に平気だろ。
ゲロが濡れたらダメになるようなショボい人造人間作るわけないし。
そもそも18号はほとんど人間だし。
アニメの水苦手発言は話の展開上の都合でスタッフが適当に言わせたんだろ。
もし本当に苦手だとしても単にカナヅチって意味で言ったんじゃね?
833名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 14:09:03 ID:GXXxTslq
とにかくGTの脚本が悪い
834名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 16:42:48 ID:???
>>832
カタヅチな18号・・・かわいいw
835名無しさん@ピンキー:2008/09/14(日) 17:18:22 ID:GXXxTslq
18号さんが溺れたら
なんとか助けて人工呼吸してあげたい
836名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 21:36:36 ID:???
とにかくだな、GTの(略
837名無しさん@ピンキー:2008/09/16(火) 20:21:46 ID:???
そろそろ新しいSS読みたい件
職人募集

838名無しさん@ピンキー:2008/09/17(水) 20:07:13 ID:???
ほしゅ
839名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 06:49:04 ID:???
18号と愛し合いたい
84018号:2008/09/20(土) 23:14:16 ID:???
ふ〜ん ふ〜ん
ぺちゃ ぺちゃ ちゅぱ にゅる ちゅぱ にゅる
ふ〜ん
841マーロン:2008/09/21(日) 16:53:23 ID:???
子供はいつだって甘いお菓子と冒険に飢えている。
一度、好奇心に火が点けば、最早誰にも止めることは出来やしない。
自分の目で見て、触れて、感じて、実行してみたい。イケイケドンドン。
ましてや、大人たちが『絶対にしちゃいけません!』とたしなめる行為なら尚更。それは魅惑のパス
ワード。
マーロン(8歳と4ヶ月)は、まさにその典型と呼べるような少女だった。


(つまんない、つまんない、つまんない……)
南海の孤島にあるカメハウスから西の都へ引っ越してきてから数ヶ月。見るもの全てが珍しく、戸惑
うことも多かったけど、大分ここでの生活にも慣れてきた。都会は毎日がお祭り騒ぎ。朝から晩まで
賑やかなことこの上ない。
空は今日も晴れ渡っているのに、マーロンの心は曇ったままだった。
(ママの意地悪。分からず屋)
全宇宙で、18号に悪態をつける度胸のある人間はマーロンくらいだろう。
彼女が、おかんむりの理由。それは、

「あれ、マーロンちゃんって、空飛べないの?」

と言う、悟天の何気ない一言が発端だった。
「うん――いいなぁ。悟天さんもトランクスさんも飛べるんでしょ?」
「僕は、お兄ちゃんに教わったんだ」 
と悟天が言えば
「僕なんて、自力で飛べるようになったもんね」
とトランクスが胸を張る。
「ああ――私もお空を飛んでみたい!」
風に乗って小鳥さんたちと一緒に世界を眺められたら、どんなに素敵だろう。
「パパとママに相談してみたら? クリリンさんも18号さんも僕らよりもっと上手に飛べるはずだし」
「うん、そうしてみる」
なのに

「絶対に、いけません!」

と、ママはにべもない。
「ええ〜っ、どうしてぇ!?」
「必要が無いから。空を飛びたきゃ飛行艇があるでしょ。パパにドライブにでも連れて行ってもらいなさい」
「私は自分で飛びたいの!」
「駄目なものは駄目! あんまりしつこいと、おやつ抜きだよ!」
842マーロンと:2008/09/21(日) 16:55:11 ID:???
美しい柳眉をキリリと逆立て、マーロンを一喝する。普段は優しいママだけど、一度こうと決めたら
絶対に曲げない鋼鉄の意志を持つ。マーロンの願いは聞き入れられそうにない。
「――ねえ、パパぁ」
パパは、ママ以上にマーロンには甘い。ママが駄目なら、と舵を切り換えてみたものの、
「えっ……いや、その……ほら、舞空術って難しいし危ないしさ……飛行艇で充分じゃないか。ママ
を困らせちゃ、いけないぞ……なっ?」
チラチラと後ろを気にしながら、慎重に言葉を選んでマーロンを宥めすかそうとする。マーロンの背
後で18号が、
『ほだされて甘い顔したら、タダじゃ済まさないよ!』
と強烈な視線のビームで訴えかけていたからだ。以心伝心。ここらへんは、やはり夫婦。言葉はい
らない。
ママは頑固。パパはあてにならない――こうなったら最後の手段。
「パパとママには内緒で、お空の飛び方教えてちょうだい!」
と、悟天とトランクスにSOSを出した。
互いの両親同士の付き合いが長く、仲が良いため三人は本当の兄妹のように育ってきた。
可愛い妹分のマーロンに『お願い(はぁと)』されたら、頼もしい兄貴分の二人としては首を縦に振ら
ざるを得ない。

「空を飛ぶのって、結構簡単だよ。気のコントロールさえマスターすれば良いんだから」
「ねえ、『き』って何なの?」
『――え〜と……』

という初歩的な所から始まり、

「ほら、指先が光って温かくなってきたろう? それが『気』だよ」
「いいぞ。上手い上手い。やっぱりマーロンちゃん、才能あるよ」
「ちょっと静かにして! 集中出来ないじゃない!」
「――ごめんなさい」

と徐々に進歩を遂げ、いよいよ最終ステージ。舞空術の特訓開始――と言う段になって、事態は急
展開をした。練習場所はベジータが嘗て修行に利用していたカプセル・コーポレーションのトレーニ
ングルームを使用していたのだが、たまたま迎えにやって来た18号に現場を目撃されてしまったの
である。
「トランクス、悟天。ちょっとこっちへ来な」
人差し指で呼びつけられ、恐る恐る二人が18号のあとをついて行って小一時間――戻ってきた二人が、
「ごめん、マーロンちゃん。もう教えて上げられない。本当にごめん」
一体、何があったのか、顔面蒼白で身を震わせながら謝罪した。
ママの言いつけを守らなかった罰として、マーロンは当分の間、学校以外の外出を禁止にされた。
「いくらなんでも、厳しすぎるんじゃ……」
クリリンがやんわり抗議してみたが、18号の無言のひと睨みで敢え無く撃沈した。
843マーロンと:2008/09/21(日) 16:59:18 ID:???
(つまんない、つまんない、つまんない……)
こんなに良いお天気なのに、マーロンの心は曇り空。でも、まだ諦めたわけじゃない。子供はちょっ
とやそっとのことじゃヘコたれない。体内に滾る好奇心は無限のパワーを秘めているのだ。
(いいもん、いいもん。パパやママ。悟天くんやトランクスくんがいなくったって、もう一人で出来るん
だもん!)
親から受け継いだ武道家の血の為せる業か。マーロンは短い期間のうちに、かなりコツを掴んでい
た。問題は練習場所である。
(家の近所で、ママに見つからず、他の人の目にも触れない場所)
何処も人でごった返している街中で、条件にピッタリの場所を見つけるのは難しい――が、あった。
マーロンたち一家の住むマンションから2ブロック離れた通りにある工場跡地。人気の無い裏寂れた
そこは昼間でも不気味で、クラスメイトの間では『お化けが出る』だの『その付近で行方不明になった
人がいる』だの『夜な夜な得体の知れない生き物が雄叫びを上げている』だの不吉な噂には枚挙に暇
が無い。
しかし、現在のマーロンに選択の余地は無く。背に腹は代えられない。
オレンジスター・エレメンタリースクールからの下校時。マーロンは意を決して、その工場跡地向かった。
金網のフェンスが周囲に張り巡らされていたが、破れている箇所を見つけ、そこから侵入した。
(さてと、あんまりのんびりとも、してられないんだ……)
帰りが遅くなると、パパやママに不審がられる。テキパキと要領よく、特訓の準備に取り掛かった。
――目を閉じて、心を虚無の状態に保ち、そこに気を集中させ珠にしてゆっくりと丁寧に練り上げていく。

グルルルルルルゥゥゥ……

背後に何かの気配を感じて、意識が乱れた。振り返ってみて、
(ヒッ!……)
身が竦んだ。血が凍てつく。
20メートルほど離れたそこにいたのは、どんな動物図鑑にも載っていない巨大で禍々しい『獣』だった。
マーロンは知る由も無かったが、ここは数年前まで大手ペット販売会社の研究施設だった。富裕層向け
の『愛らしくて、小さくて、何より従順な愛玩動物』を製造するために、様々な生物の遺伝子を合成、改造、
組み換えを繰り返していった。当初、事業は大成功を収め、注文が多すぎて製造が間に合わないほどだ
ったが、ある日、遺伝子操作のミスにより、新型ウイルス感染を引き起こしたペットが大量に死亡し、その
ウイルスが人間にも感染の恐れがあるとして、ペット会社にクレームが殺到。多額の賠償金に支払いに耐
え切れず会社は倒産。研究所も閉鎖となった。
しかし、そのゴタゴタの中、研究所地下の実験室に収容されていた動物たちは放置されてしまった。
忘れ去られ、餌も与えられず、狭い檻に閉じ込められたままの動物たち――ある者は飢え死に、ある者は
死んだ仲間の肉を喰らい生き延びた。
『獣』は、その最後の生き残りであった。遺伝子の突然変異により身体は巨大化し、見捨てていった人間へ
の憎悪により性格は凶暴となり、当初の目的とは正反対の『醜く、強大で、残忍極まりない魔獣』へと
変貌を遂げた。
人間への警戒心から施設から外へは絶対に出ない。その代わりに施設に侵入してきたほかの生物には容
赦しない。鳥、猫、犬などの小動物から果ては寒さを凌ぐために入り込んだホームレス、盗品の安置場所に
しようとやってきた不良たち――全て引き裂いてやった。
そして現在、目の前には小さな少女がいる。腰が抜けたのかその場にへたり込み、恐怖におののいている。小
さすぎて喰いでが無さそうだが肉は新鮮で柔らかそうだ。気に入った。
太い牙が、鋭利な爪が、裂けた顎が、久しぶりの獲物にありつける悦びに打ち震えた。すぐには殺さない。じっ
くりと弄び、骨の髄まで味わいつくしてやる。
強靭な腱をもつ脚が地面を蹴り、その巨体から想像もつかないような敏捷さで優雅に弧を描き、『獣』は、マーロ
ンに迫っていった。



To Be Continued
844名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 01:27:58 ID:???
キター
続き楽しみにしてます
845名無しさん@ピンキー:2008/09/22(月) 21:33:33 ID:???
続き続き
846名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 09:26:28 ID:QJR9jAPh
18号にバーカって言われたい
847名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:18:03 ID:???
バーカ
848名無しさん@ピンキー:2008/09/23(火) 18:52:58 ID:???
w
849名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 13:26:46 ID:???
18号
850マーロンと:2008/09/24(水) 13:51:04 ID:???
ほんの8時間ほど前まで、パパやママと一緒に朝食を楽しんでいた。
ほんの1時間ほど前まで、クラスメイトと一緒に算数の授業を受けていた。
いつもと同じ日常。
しかし現在、マーロンは絶体絶命の危機にあった。
どう見ても好意的とは思えない凶悪な眼光。『獣』がゆっくりと歩を進めるごとに響く足音。口から常
に吐き出される生臭い息。
幼い彼女にも、これから自分を待ち受ける運命を充分、理解していた。ママに寝る前によく読んでも
らっていた絵本。『赤頭巾ちゃん』や『三匹の子ブタ』が脳裏に蘇る。ただし、ここには都合よく現れる
猟師さんや賢いお兄さん子ブタはいない。
恐怖で身体が弛緩して動かない。喉がひりついて声も出ない。ここは寂れた裏通りの倉庫街。たと
え声を出せたとしても、誰かが来てくれる可能性は低い。
一体、何故こんなことになってしまったのか
(私のせいだ。バチが当たったんだ――ママの言いつけを守らなかったから。一人でこんな場所に
来ちゃったから)
いつもなら、とっくに家に帰ってママの作ったおやつを食べている頃だ。それが今や、自分が食べら
れそうな境遇にある。
『獣』が捕食者特有の慎重さで間合いを測っていた。子ウサギ一匹仕留めるのにさえ手を抜くことは
無い。どうすれば的確に獲物を喰らえるか。どうすればすぐに絶命させることなく新鮮な血肉を堪能
出来るか――そして、跳躍した。
マーロンの人生最後の瞬間まで1秒とかかるまい。やけに周囲が静かだった。全ての動きが緩慢で、
空気に混じって漂う埃の粒子さえ確認できそうな。スローモーションの世界。
(パパ、ママ。悪い子で、ごめんなさい。神様、どうかせめて痛い想いはさせないでください)
マーロンが覚悟を決めて、目を閉じた。
刹那!
何かが自分を抱きかかえ、間髪いれず身体が凄い勢いで宙に舞い上がるのを感じた。
(ヒィッ!)
てっきり怪物に食われたのだと思った――でも、ちっとも痛くない。それとも、もう死んでしまったのだ
ろうか?
恐る恐る、目を開いてみる――自分が誰かの腕に抱きかかえられているのが分かった。
(パパ? それともママ? 助けに来てくれたの?)
違った。それは彼女のまったく知らない青年だった。射干玉の深く黒い髪を風になびかせ、彼女が前
に生活していた南の海のように蒼く澄んだ切れ長の瞳。夕陽の逆光と涙で滲んだ目のせいで、マーロ
ンにはそれ以上のことが確認できずにいた。
それともう一つ、重要なことがある――この青年は宙に浮かんでいる。
(パパやママみたいに、この人も空を飛べるんだ――一体、誰なんだろう?)
もしこの光景をマーロンの両親、クリリンと18号が見たならば驚愕したことだろう。そこには彼らが長年、
捜し求めていた青年がいたからだ。彼らがどうしても逢いたかった青年。セルとの死闘以来、忽然と消息
が途絶えていた青年。
マーロンはまだ知らないが、彼女にとっての叔父さん。



この青年こそ、嘗て『人造人間17号』と呼ばれていた男だった。


To Be Continued

851名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 13:51:51 ID:???
これから仕事、続きはかえってから書きます(予定)
852名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 19:09:06 ID:???
17号キター!
853名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 08:51:12 ID:SAW11M17
顔がかなり良く、体力機動力抜群の17号は世界中飛び回って
美女美少女をナンパしまくり、子供を作り続けた
なので、18号ちゃんには甥や姪が数十人もいる

本来17号はシスコンで美しい姉の18号に下心を抱いていたが
姉が嫁いでからは、その反動で世界中の女とやりまくったのです。
854名無しさん@ピンキー:2008/09/27(土) 12:30:00 ID:???
定職にもつかず結婚もせず遊び歩き
偶に18号を訪ねて小遣いをせびる17号と
そんな17号にいつまでもフラフラしてないで身を固めろと
人生の先輩ぶって説教する18号が見たい
855???:2008/09/27(土) 14:08:03 ID:O37Ew9gR
17号ならストリートファイターで稼げると思う
これはまあクリリンや18号でも同じだが
856マーロンと17号:2008/09/27(土) 17:02:43 ID:???
色んなことが一度にありすぎて、頭の中がパンクしそうだ。でもこれだけは、はっきりしている。
この誰だか分からないお兄さんが救ってくれなかったら、自分は確実に死んでしまっていたこと。
『助かったんだ』という実感がじわじわと全身に広がり、麻痺していた感覚が蘇ってくる。
ブルッ、とマーロンは身震いした。
「寒いのか?」
青年の声を初めて聞いた。抑揚の無い硬い口調。マーロンの方には一瞥もくれないまま。
「ううん――あの……」
『あなたは誰?』 そう言いかけて、
「目を閉じていろ。それと耳も塞いで」
青年の声に遮られてしまった。
「えっ?」
「おしゃべりは、後回しだ。まだ何も終わっちゃいない」
彼の言うとおりだった。怪物は、未だに10メートルほど下方の地面で二人を凝視している。
(この人は、私を助けてくれた。だから多分良い人――ちょっと、おっかない感じだけど)
マーロンは目をギュッ閉じて、両手で耳を塞いだ。


マーロンが自分に指示に従ったのを横目で確認すると、念のため首に巻いたスカーフを外しマーロ
ンの頭を覆った。これで、何が起きても悟られる心配は無い。もしかしたら、少々刺激の強い光景が
展開される恐れがあった。
そして、『獣』に視線を戻す。
「お前の境遇には同情する――人間の都合で生み出され、挙句に放置され、ずっと地獄を彷徨い続
けたんだな。俺とお前は、案外似たもの同士なんだ。荒れる気持ちも理解しないでもない。しかし、今
回は襲った相手が悪かったな。こればかりは見逃すわけにはいかない。諦めろ。俺がお前の安息の
場所を探してやる。だからもう、人間を襲うのは止めろ――どうだ?」


『獣』は憤っていた。せっかくのご馳走を横取りされ、闖入者によって食事を妨害されたのだ。それと同
時に警戒もしていた。この新たに現れた人間は、これまで喰らってきた人間とは違う――何かがおかしい。
捕食者としての直感が、そう告げていた。冷酷な眼差し。穏やかだが、有無を言わせぬ鋭い語気――
自分が優位に立っていることを信じて疑わない。奴はこの醜く凶悪な容姿を見ても、まったく恐怖を抱い
ていない。
こんな人間は初めてだった。単なる馬鹿なのか、それとも――
しかし、身を軋らせるほどにつのる飢えの苦痛が、止まることを知らぬ人間への憎悪が、『獣』の判断を
鈍らせた。狂わせた。
再び四肢に力を籠めて、『獣』は跳躍した。上空にいる二人に向かって。
『見す見す獲物を横取りされて、黙っていられるものか! 奪われたら、奪い返すまで!』


『獣』の、この愚挙に17号は眉を顰め、軽く舌打ちをする。
「――Shit!!」
空いた方の左手を差し出し、照準を合わせる。指先が輝き出し――閃!!
一条の光線が放たれ、『獣』の身体を貫いた。悲鳴を上げる間もなく、肉片一つ残すことなく『獣』は消滅した。
勝負は、あっけない幕切れとなった。だが、17号には何の高揚感も湧かない。
あの『獣』が、どうしても自分とダブって見えてしまう。光線が貫いた瞬間、自身の胸を撃ち抜いたような痛
みを覚えた。
(仕方なかった。他にどうしようも……駄目だ、駄目だ)
ネガティブな思考を追い出そうとするように頭を振る。済んでしまったことを悔いても始まらない。今はもっと重
要なことがある。
ゆっくりと降下して、抱いていたマーロンを地上に下ろした。肩を軽く叩く。
「もう大丈夫だ」
ギュッと閉じ続けていた目を開き、周囲を不安げに見渡す。
「安心しろ。もう怖いものはいない――それより、ケガはないか?」
「ううん、何ともない。あの……援けてくれて、ありがとうございます。それで……お兄さん、誰?」
マーロンが一番気になっていること、17号が一番聞かれたくないことを訊いて来た。
「どういたしまして。俺は、その……なんだ、通りすがりのおせっかい焼きさ」
857マーロンと17号:2008/09/27(土) 17:04:51 ID:???
我ながら、最低の答弁――17号は胸の内で自嘲する。マーロンも流石に納得いかないという風に首
を傾げていたが、子供ながらに空気を読んだのか、
「お兄さん、空を飛べるのね。やっぱり強いの?――もしかして、パパやママのお友達?」
と質問を切り換えてくれた。
「いや、違うよ。それに、きっと君のパパやママ程に強くはないさ」
クリリンと18号の結婚式を目撃して以来、『もう二度と、彼らの前には姿を現すまい』と誓った。生きて
いる世界が違いすぎる。自分が傍にいたら、彼らの幸せな人生の障害になりかねない――と思いつつ
も、其の実、時間があればちょくちょくと二人の様子を遠くから窺い見る日々を送っていた。この場合、
気を悟られないという特殊体質が大いに役立っていた。
(何をやっているんだ、俺は?――まるで、ストーカーじゃないか)
自分らしくも無い未練がましい行為に呆れながらも、つい足がカメハウスの方にむいてしまう。
カカア天下の喧嘩しながら仲睦まじい、ある意味予想通りの二人の日常――自分には在り得ない世界。
そこに驚天動地の一大変化が訪れた。18号の妊娠――そして出産。17号は叔父さんになった。その記
念すべき夜。彼は一人で祝杯を挙げた。飲み慣れないアルコールは少し苦くて、でも美味かった。
次の日から、彼の観察対象は姉夫婦から姪へと移行していった。小さく幼い生命が、ゆっくりとだが着実
に成長していく過程を見守るうちに湧き上がるせつない想い。チリチリと胸を焦がす疼き。
(焦れったい奴だなぁ。そんなに逢いたきゃ、逢いに行けば良いだろうに)
心の中の、もう一人の自分が催促してくる。でも、足が動かない。その一歩が踏み出せない。
(このままでいい。今更逢ったところで、どうしようもない。遠くから見守っていられれば、俺は満足なんだ)
(そうかい? じゃ、勝手にしろよ)
絶対に逢わない――そう決めていた筈なのに、無邪気な神様の悪戯か、今日の突発的なアクシデントに
より17号とマーロンの思いがけない邂逅となった。




  To Be Continued
858名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 02:28:47 ID:???
いい展開やないですか
859マーロンと17号:2008/09/28(日) 13:59:46 ID:???
(まずいことになるぞ……)
17号の『戦士としての本能』シグナルが黄信号を灯した。このままここで愚図愚図していれば、い
ずれ正体がバレてしまう。そうなれば、これまで積み重ねてきた苦労が水の泡になる。
(これ以上の会話は危険だ。さっさと家の近くまで送り届けるなりして、速やかに撤収しろ)
そんなことは忠告されずとも分かっている。しかし――これまで、ただ見ていることしか出来なかっ
た姪。その彼女に触れ、抱き上げ、見つめ合い、声を掛け合った現在――気持ちは揺れていた。強
烈なまでの、この場に留まっていたいという誘惑に押し潰されそうになる。
(もう少し……あともうほんの少しだけ、こうしていたい。この夢のような一時を堪能していたい)
(まったくお前って奴は――どうなっても知らんぞ)


「それにしても、こんな所で一人で何をしてたんだ? ここは子供が遊びに来る様な場所じゃないぞ」
「あのね――」
マーロンは、それまでの経緯を語って聞かせた。空を飛びたいのにママが猛反対していること、どうし
ても諦めきれないので一人で練習するためここへきたこと。それはとても不思議な気分だった。

『知らない人に話しかけられたりしても返事をしたり、ましてや付いていったりしてはいけません!』

物心つく前から両親を始め、いまでも学校の先生に耳にタコが出来るくらい聞かされている戒め。
このお兄さんは私の危機を救ってくれた命の恩人だから良い人なんだと思う。でも私は、このお兄さん
のことを何も知らない。それなのに――ちっとも不安にならない。それどころか、もっとお話をしていたい。
もっと私のことを知ってもらいたい。もっと私のことを見てもらいたい――ああ、何故こんな気持ちになる
のかしら?
「きっと君のママは、君のことが心配で堪らないのさ。お嬢ちゃんはまだ子供だし、空を飛びたいなら飛行
艇があるだろ? 今はそれで充分なんじゃないかな?」
「もう、ママと同じこと言ってる。私もう8才なのよ。子供じゃないわ。それにお嬢ちゃんだなんて――私には
マーロンって、ちゃんとした名前があるんだから」
「そりゃ失礼。それじゃ、お嬢……じゃなかったマーロン。君はどうしてそんなに空を飛んでみたいんだい?」
「決まってるわ。だって素敵じゃない。それでね、私も『しゅぎょう』して、うんとうんと強くなりたいの!」
おままごとよりもチャンバラが好き。ママの読んでくれる『白雪姫』や『シンデレラ』も大好きだけれど、悟天く
んやトランクスくんが話してくれる皆のパパ達の若い頃の冒険活劇も大好き。
天下一武道会。世界征服を企む魔王。トラブル続出の宇宙の旅。宇宙を支配する悪の帝王――冗談のよう
な本当の話。どんなおとぎ話よりも荒唐無稽な真実の物語。
そしていつも話の締めくくりに、二人は口を揃えて豪語する。
『いつかきっと僕らはパパ達よりも、もっと強くなってみせるんだ!!』
マーロンの胸も熱くなる。
(私だって――)
でも、私には何も出来ない。それがとても悔しい。
「周囲の人間がそうだからと言って、自分もそうしなきゃいけないって考えは間違ってると思うけどな。マーロン
はマーロンの道をゆっくり歩んで行けばいい」
18号が頑なにマーロンの舞空術習得に反対する理由については、本人に直接訊かなければ分からないが、
大方の予想はつく。
一つ強さを窮めれば、更にもう一段上の強さを目指す――それが武道家の血。マーロンにも、その血が脈々と
流れている。そして強さを窮めようとする者の前には、更なる強大な敵が立ち塞がる――それが武道家の宿命。
18号は、夫や愛娘を守るためならば死すら厭わないだろう。どんなに傷付いても彼らの楯になることを止めは
しない。しかし己の強さを過信し、守るべき者が勝手な行動をとってしまえば……。
自身の強さを推し量れず慢心する者ほど、厄介な存在はない。己の過ちに気が付いたときには、すでに手遅れ。
歴史を振り返ってみれば、そういう例が往々にしてある。
今後もセルやブゥのような敵が出現しないとも限らない。その時、18号の制止を聞き入れず愛する者が自分の目
の前で命を落とすようなことになったら……彼女はそれが恐ろしいのだ。
860マーロンと17号:2008/09/28(日) 14:02:53 ID:???
『向こう見ずな狼になるくらいなら、臆病な子羊のままでいてほしい』

親のエゴと笑わば笑え。しかし、それが偽らざる親の心境であることも事実だ。
「でも――」
17号の言葉に、マーロンは頬をぷっくり膨らませて不満顔。
(お兄さんは空を飛べるし、強いじゃない。結局、私の気持ちなんて分かりっこないんだわ)
「俺は確かに空を飛べるし、力も強い。それじゃぁ訊くけど、マーロン。そんな俺は君の目から幸せ
そうに見えるかい?」
「えっ?」
あらためて17号の姿に目を向ける。くたびれた黒のトレーナー、色褪せたオレンジのスカーフ、か
ぎ裂きだらけの青いジーパン。全体から醸し出される荒んだ雰囲気。ママなら一目見るなり、『近寄
って行っちゃいけません』というタイプだ。
マーロンが答えに窮していると、
「無理に答えなくていい。俺はマーロンが感じているとおりの人間だ。さて、ここからが大事な話なん
だが――」
そう言って、17号はマーロンの手を自分の両手でそっと包み込んだ。
「マーロンは今、手の中に大事なものをたくさん持っているだろう? パパにママ、その仲間たち、ク
ラスメイト、我が家、学校――いつでも自分を温かく迎え入れてくれる人々がいる。いつでも帰って行
ける場所がある。何でもない事のように思うかもしれないけれど、これはとても幸せなことなんだ。そ
れに引き換え俺は――」
17号が自分の手を見つめる。傷だらけのカサカサに乾いた掌と指。
「俺はね、マーロン。話が長くなるから割愛するけど、自分にとって全く不本意な形でこの途方も無い
パワーを得たんだ。でもそれで何が残ったと思う? 何も――何も無いのさ! 人生の選択肢、目的、
夢、希望。あらゆる物が指の隙間を滑り落ちていった。俺はそれをどうすることも出来なかったよ」
フウッ、と重いため息をつく。
「これは俺の勝手な憶測だけど、マーロンのパパとママも一つ強さを得る毎に、何か大事なものを失っ
ていったんだと思う。唯一俺と違うのは、全てを失いつくす前に彼らは互いに魅かれ――そして、マー
ロン。君を授かったんだ。君は両親にとって掛け替えの無い存在。なにより大切なもの。だからね、マー
ロン。君はもっともっと自分を大事にしなくちゃいけないんだ!」
「お兄さん――ちょっと痛い」
気が付くと、マーロンの肩を掴み揺さぶっていた。
「――す、すまない! 痛かったろう? 痣が残らなきゃ良いんだが……つい、話に入り込みすぎてしま
った」
「お兄さんの話、難しくてよく分かんない」
「……だろうね」
(らしくない。全くなんてザマだ! 大体、俺に他人を説教するような資格なんて無いだろうに)
己の失態に、激しく後悔の念がつのる。
「でもお空を飛ぶのは、しばらく止めておくわ。そのせいで、おっかない目にも遭ったし。別に慌てる必要も
ないもんね」
「そうか。そうだね。それがいい――いい子だ」
マーロンの言葉に自然と安堵の笑みがこぼれ、頭をそっと撫でる。
「あっ!」
マーロンが小さな叫び声をあげた。最初にお兄さんと逢った時から感じていた違和感。心の襞に突き刺さっ
たトゲ。その正体にやっと気が付いたのだった。
初めて逢った筈なのに初めてじゃないという想い。身体のラインのシルエット、鼻筋のピンと整った顔立ち、
なにより笑った時の目の表情――間違いない!
「お兄さんて――ママにそっくりなんだ!」

861マーロンと17号:2008/09/28(日) 14:04:35 ID:???
「えっ!」
シグナルが一気に赤に変わる。緊急警報のブザーが頭の中で鳴り響く。
(ほれ見ろ、いわんこっちゃない!)
心の中のもう一人の自分が責め立てる。迂闊だった。油断していた。予想される事態だった。
つい楽しすぎて、嬉しすぎて、嵌まり込んでいた夢の一幕。しかし、夢はいつかは醒めるもの――そ
れも最悪の形で。
何か言わなければ。しかし何も思い浮かばない。酸欠の金魚のように、ただ口をパクパクさせるばか
りで。
「お兄さん。もしかして――」
(な、南無三……)
17号は半ば観念し、その瞬間を待った。



   To Be Continued

862名無しさん@ピンキー:2008/09/28(日) 21:09:37 ID:???
いいね
続きが楽しみ
863名無しさん@ピンキー:2008/10/01(水) 23:36:28 ID:JauE1xrA
みんな小説書くの上手いな
864マーロンと17号:2008/10/03(金) 16:11:37 ID:???
まさに進退きわまった。
ほんの一時の感傷に流されてしまったために、取り返しの付かない状況に自らを追い遣ってしまう結
果になった。冷や汗が頬を伝い、心音の高鳴りが痛いほどに響く。絶体絶命。デッドエンド。こんなやり
きれない気持ちになるのは、セルに吸収されたとき以来だ。
(どうする、どうする、どうする?……)
マーロン一人なら上手く言い包めて誤魔化すくらい容易だろう。しかしきっと家に帰ってから両親に向か
い、彼女はこう言うだろう。
『今日ね、ママにそっくりな男の人に逢ったの!』
勘の鋭い18号のことだ。きっと自分の存在に気が付くに違いない。姉夫婦にとって、自分は過去の遺物
――それで良かった。自分もそれを望んでいた。しかし、自らの過ちにより台無しにしてしまった。記憶の
墓場から、死者を蘇らせてしまった。姉夫婦の光の世界に、土足で踏み込むような真似をしてしまった。
17号にとって、一世一代の痛恨の失策。
もうこの際、いっそのこと――自分から正直に打ち明けてしまおうか? その上で、マーロンには黙ってい
てもらう。いまの彼女には理解してもらえないだろうが、もう少し大人になれば分かってくれるだろう。手前
勝手な虫のいい話。それは重々承知している。
もしかしたら彼女は傷つくかもしれない。蔑んだ目を向けてくるかもしれない。耐え難いが、自分で蒔いた
種だ。それ相応の罰は受けねばならない。
「マーロン。よく聞いてくれ。実は――」
「お兄さんて本当は――」
「俺は君の――」
「グレートサイヤマンでしょ!」
「――――――――――――――――――――――――へっ?」


グレートサイヤマン。
それは犯罪現場や災害事故現場など、警察や救助隊だけでは手に負えないトラブルが発生したときに颯
爽と空の彼方から現れ、援けてくれる謎のヒーローのこと。最初は一人だけだったが、ちょっと後になって
女性のパートナーが現れ二人組みになった。いまではインターネットにファンサイトが幾つも立ち上げられ
るほどの大人気ぶりである。その割に、彼らのまともな写真やインタビューなどは一切無い。
『いったい何物なのか?』
『どこから、やって来るのか?』
『そもそも地球人なのか? 宇宙人なのか?』
あらゆることが謎のヴェールに包まれ――だからこそミステリアス。マーロンのクラスでも、もちろん彼らの
話題でいつも持ち切りだ。あいにくマーロンは、一度もグレートサイヤマンを見たことがなかった。『見たこと
がある』と言って、その時の状況を自慢げに話すクラスメイトが羨ましくて仕方ない。
(あーん、わたしも一度でいいから逢ってみたいよ!)
それがマーロンの願い。
ところでこの話を家で両親にするとき、いつも微妙な表情で苦笑いを浮かべるのは、どうしてだろう?


(えっ……なに? ぐれーと……なんだって?)
状況が今イチ呑み込めない。ストレート直球のサインを出したのに、いきなり消える魔球を投げられたキャッ
チャーの気分。17号は途方に暮れた。
「ねっ、ねっ、そうなんでしょ!?」
(いや、そんなキラキラと期待一杯に輝く瞳で迫られても……)
こめかみを汗が伝う。しかし、よくよく考えてみれば、これは好機ではないのか? 神様が与えてくれた最後の
チャンス。
(こうなったら、イチかバチかだ)
17号は、この瞬間に全てを賭けることにした。
「え〜……コホン」
咳払いを一つして
「ま、まぁ……バレてしまったからには仕方ない、かな?」
「やっぱり!」
865マーロンと17号:2008/10/03(金) 16:15:25 ID:???
憧れの意中に人物に、劇的な出会いを果たした自分の幸運が信じられられず、マーロンは飛び上がっ
て喜んだ。一方、17号は姪に対して新たな嘘を積み重ねた罪悪感に胸がチクチクと痛んでいた。
こういう時、大人の人はなんていうんだっけ? エキサイティング! ファンタスティック!! アンビリー
バブル!!!
退屈な一日の締めくくりになんて素敵な出来事が自分の身に舞い降りてきたんだろう! これはとても
一人じゃ抱えきれない。明日――ううん、今夜中にでも皆に話そう。パパにママ。悟天くんやトランクスく
ん。クラスの皆に、あとは――。
「ちょっと待って! それ駄目だから、絶対! 誰にも話しちゃ駄目!」
17号が慌てて制止させる。
「どうしてぇ――あっ、そうか! 正体が他の人にまでバレちゃ駄目なんだもんね」
グレートサイヤマンは、なんといっても謎に包まれたヒーローなのだから。
「う、うん……そうなんだよ」
「わかった。じゃ、わたし誰にも内緒にしておくね」
こんな大きな秘密を、小さな胸に押し留めておくのは大変な労力を要する。だけど、彼はマーロンにとっ
て命の恩人なのだ。その人の嫌がるようなことは、しちゃいけないと思う。
「ありがとう」
心底、ホッと息をついた。
「じゃ、約束しよう」
マーロンは小指を差し出す。
「――?」
「知らないの? こうするのよ」
そう言うと、17号と自分の小指を絡ませ
♪ ゆーびきーりげーんまーん、うーそつーいたーら…… ♪


「それにしても、よく空を飛ぶのを我慢する気になったね。あんなに飛びたがってたのに」
「完全に諦めたってワケではないのよ。私もっと楽しいこと見つけちゃったもん。それはね――」
その時、
「おーい、マーロン。ここにいるのかぁ!?」
「パパの声だ!」
マーロンが立ち上がった。気が付けば、辺りはもう薄暗い。なかなか帰宅しない娘が心配になって捜しに
来たのだろう。
「さあ、もうお行き」
17号が促した。
「あの……お兄さんとは、また逢える?」
マーロンが訊いた。
「ああ、もちろん」
と、17号がまた一つ嘘を重ねた。
(これで本当に、夢の時間が終わった)
トトトッ……と駆け出したマーロンが、またすぐに戻ってきた。
「どうした?」
「さっきの話だけど……お兄さんの手には何も無いって本当?」
一瞬、何のことか分からなかったが、すぐに先程の自分の熱弁を思い出した。
「えっ……ああ、うん。そうだよ」
「そう――じゃ、これあげる」
そう言って、17号の手に何かを握らせた。
「それと、これは――オマケ」
少し背伸びをして、17号の頬に――
「それじゃ、またね! お兄さん!!」

866マーロンと17号:2008/10/03(金) 16:18:43 ID:???
「おーい、マーロン!」
「パパぁ!!」
マーロンがクリリンに抱きつく。
「こんな所にいたのか? ママが『マーロンが帰ってこない』って、凄く心配してたぞ」
おっかなくて厳しい所もあるけれど、18号が誰よりもマーロンのことを愛していることをクリリン
は、よく分かっていた。
仕事先から帰ってきたクリリンが、パニックになりかけている18号から事情を聞いて宥めすか
せ、マーロンの気を探知しながら、ここまでやって来たのだった。
(こんなへんぴな場所で、なにしてたんだ?)
「ごめんなさい。ママにはちゃんと謝るから、ここにいたことは内緒にして」
クリリンに抱きついたまま、上目遣いに見上げる。こうされると、パパがてんで弱いことを子供な
がらの知恵でマーロンは知っていた。そして案の定、クリリンは相好を崩して、
「しょ、しょうがないなぁ――パパもなんとか上手いことフォローしてやるから、マーロンはとにか
くママにきちんと謝るんだぞ」
「うん」
父と娘が手を繋いで、一緒に歩く。
「それとな、マーロン」
クリリンが耳打ちしてきた。
「舞空術――空の飛び方は、今度パパがこっそり教えてやるから。もう一人で危ないマネしちゃ駄
目だぞ」
「ありがとーーでも、もういいの」
「あれ、もう諦めちゃったのかい?」
「ううん、そうじゃない。いつか飛んでみたいけど。今はそれよりもね――」
そのまま黙ってしまう。
「今は……なんだい?」
「――内緒」
「ええ〜っ、パパにもかい?」
「そうよ」
「パパ、ショック〜(涙)」
子供はいつだって甘いお菓子と冒険に飢えている。
一度、好奇心に火が点けば、最早誰にも止めることは出来やしない。
そして子供は気紛れ。毎日楽しいことが多過ぎて一つのことばかりに構ってなんかいられない。
マーロンがいま一番興味があるもの、それは――。
パパに気付かれないように、そっと後ろを振り返る。先程までお兄さんと語り合った敷地内の古びたベン
チ。闇に溶け込んで、もう何も見えない。胸がキュンッと、せつなくなる。
(お兄さんは、まだあそこにいるんだろうか?)
夢のような一時。ずっと忘れられない。忘れたくない。
(お兄さんとまた逢えるかな? ううん、絶対逢いたい! お兄さんともっと話したい! お兄さんのこともっ
と知りたいよ!)


(今のは……いったい……)
17号は、まだそこにいた。ベンチに腰掛けたまま、固まった状態で。
水銀灯がチカチカと瞬き、周囲を朧気に照らし出した。
そっと頬に手をやる。微かに残る温もりが、それが現実であったことを物語っていた。
「……ッ」
不意に身体を震わせる。何かを堪えているようだったが、遂に我慢しきれず、
「ハ――ハッハッハッハッハッ!」
笑った。
身をくの字に折り曲げ、仰け反らせ、足をバタつかせ――それでも笑いの発作は治まらない。遂にはベンチが
持ち堪えられずに壊れ、地面に引っくり返ってしまった。あんまり笑いすぎて――涙が零れ落ちた。
(ああ、こんなに幸せな気持ちになったのは、いつ以来だろう? もしかしたら、生まれて初めてのことかもしれ
ない)
「参った。叔父さんの完敗だよ、マーロン」

867マーロンと17号:2008/10/03(金) 16:20:51 ID:???
なんとか落ち着きを取り戻し、そして反動をつけてヒョイッと立ち上がる。
右手をゆっくりと開き、マーロンが握らせてくれたものに目を向け、次に足元の水溜りに映る自分に
語りかける。その表情は泣いているようにも笑っているようにも見えた。
「良かったな。お前にもやっと出来たみたいじゃないか。大事なものが」
これまで失う一方だった自分の人生――夢、希望、未来。それを認められず、あらゆることから目を
背け、斜に構え、虚勢を張って生きてきた。そんな自分に、今ようやく芽生えた確かな絆――それは
赤い包み紙にくるまれた、一粒のキャンディーの形をしていた。
再び手を閉じて、それをそっと胸に押し当てる。暗く深く冷え切った魂に、温かいものが込み上げてき
た。たとえばそれは、雪融けを待つ大地に吹き抜ける春の風。
別れ際の、マーロンの言葉を思い出す。
『またね』――『バイバイ』でも『さよなら』でもなく。
最後の一歩が、どうしても踏み出せなかった。しかし、マーロンがそんな不甲斐ない自分の背中を押し
てくれた――今度こそ、出来そうな気がする。
「そうだな。心の準備が出来たら、自分なりに踏ん切りをつけることが出来たら、その時こそ姉さん、義
兄さん、マーロンに自分から逢いに行こう。それはきっとそんな遠くは無い筈。その時まで――『またな』」
強い決意と満ち足りた想いを胸に秘め、17号は宙に浮かび上がり帰路につこうとし――立ち止まった。
(それにしても……)
ずっと心の片隅に引っ掛かっている疑問。どうでも良さそうなことなのだが、それだけに余計気になってし
まう。
腕組みをして、ウーンと首を捻った。





(グレートサイヤマンって、いったい何なんだろうな?)


Fin


次回、『マーロンと18号』に続く(予定)
868名無しさん@ピンキー:2008/10/03(金) 23:12:44 ID:???
GJ!
叔父と姪の話も良いな
869名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 18:03:57 ID:???
GJです!
次の話も楽しみにしてます
870名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 00:13:01 ID:???
しかし、相も変らぬ誤字のひどさよ・・・・・・
871名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 03:06:54 ID:???
Shit!!
872名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 19:10:05 ID:H4r4Op/r
>仕事先から帰ってきたクリリンが、パニックになりかけている18号から事情を聞いて宥めすか
せ、マーロンの気を探知しながら、ここまでやって来たのだった。

この文章がなんとなく嬉しいですね。
別スレでは「クリリンは髪を伸ばして普通の人になった」とか書かれたりしますが
実際は、娘が行方不明になったり悪人に襲われたりした時
素早く助けにいけるよう、日頃から用意や修行を続けていると思うのです。

なんにしても、GTでは17号やマーロンちゃんの扱いが酷過ぎました。
こちらの小説の方が100万倍マシです。
873名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 19:16:57 ID:H4r4Op/r
GT→Z終盤とGT
874名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 01:08:23 ID:???
>>872

ありがとうございます。GJだけでも、勿論嬉しいですが、
自分なりのヒットしたところを仰っていただけると、次の
参考にもなるので助かります


875名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 01:46:39 ID:H9yPKv8N
18号を精神と時の部屋にいれたら戦闘力上がるかな
年取らないから(゚д゚)ウマーじゃね
876名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 04:20:24 ID:???
『こんな退屈な所に、いつまでもいられっかよ!』
って、すぐ出てきそうな気がする
877『マーロンと18号』:2008/10/14(火) 21:27:00 ID:???
マーロン編


「これで良し、と……」
18号が、ヘアドライヤーで丁寧に乾かし、ブラシで丹念に櫛ずる。マーロンの髪はくせっ毛で油断す
ると、次の日の朝にはとんでもないことになりかねないので、細心の注意が必要になる。
「湯冷めするといけないから、ちゃんとお布団の中に入って寝るのよ」
「うん」
マーロンを寝かしつける時、『ああ、一日が終わったんだな』とホッとする。特に今日は散々、気を揉ま
せられただけに感慨もひとしおだ。だからつい、言わずに済ませたい小言が口をついて出てしまう。
「お願いだから、もうママを困らせないでちょうだい。本当に心配したのよ」
「ご免なさい。もうしません」
「お返事だけは良いんだから」
「本当だってば」
「じゃ、約束よ」
小指を絡ませて、
♪ ゆーびきーりげーんまーん、うーそつーいたーら…… ♪
「ん、どうかした? ママの顔に何か付いてる?」
マーロンが、じっと見つめているのに気付いて訊ねる。
「ううん、なんでもない」
「――そう。それじゃ、おやすみ」
マーロンの頬に、いつものおやすみのキスをして――18号が戸惑ったような表情でマーロンを凝視した。
「マーロン、あなた――」
「なあに、ママ?」
「――ううん、なんでもない」
親娘揃って同じセリフを言ったことに気付き、何となくおかしくなって二人で笑いあう。
「じゃ、電気消すからね。いい夢が見れますように」
「おやすみなさい、ママ」
ママが子供部屋をあとにして暗闇の中に一人、マーロンはすやすやと安らかな眠りに――つける筈が
無かった。
(あぶなかったなぁ……)
ホッと胸を撫で下ろす。
既視感――ママとゆびきりした時、必然的にあのお兄さんのことを思い出した。
(ママとお兄さんって、本当に似てるんだなぁ)
顔の形、表情、自分を見つめるときの眼差し……寸プンの狂いもなく瓜二つだ。
ママに、『どうしたの?』と訊かれた時、思わず口を滑らせてしまいそうになった。

『今日ね、ママにそっくりなお兄さんに逢ったの!』

いけない、いけない、それだけは。生命の恩人のお兄さんとの約束を破るようなまねは出来ない。ママに
嘘をつくのは後ろめたかったけれど、それをグッと堪えてマーロンは首を横に振った。
今日のことは、きっと一生忘れない。あんなことが自分の身の上に降りかかってきたとは信じられない。
夢を見ていたのではないか。今でもそう思う。だけど危機一髪の瞬間、自分を抱き上げた力強い腕の逞し
さ。ゆびきりした時の指の繊細さ。頭を撫でられた時の手の温もり。それらの一つ一つが、しっかりと脳に、
身体に刻み付けられている――あれは夢じゃない。
(不思議な人だったな……)
ほんの僅かな間だったけど、たくさん話した。結局、名前さえ明かさず仕舞いだった、自称グレートサイヤ
マンのお兄さん。初めて逢った筈なのに、懐かしさを感じさせる人。ぶっきらぼうでおっかないイメージだけ
ど、根はきっと優しい人。陰鬱な暗い雰囲気を常に漂わせている人。

『俺には何も無い』

あの人の口がそう告げたとき、マーロンはハッと胸を衝かれる想いがした。いつも誰かが傍にいてくれた彼
女の8年間に措いて、そんな寂しい言葉なんて聞いたことが無かった。そんな哀しい声を聞いたことが無か
った。


878『マーロンと18号』:2008/10/14(火) 21:30:53 ID:???
(何とかしてあげたい)
切実に、そう感じた。
(お兄さんは、私を助けてくれた。今度は私が――でもどうすれば?)
私がもう少し大人だったら、何か気の利いた励ましの言葉でも掛けられたかも知れない。でも、私
は8才の子供に過ぎないから何を言って良いものやら見当もつかなかった。それにこれは只の勘
だけれど、有り触れた言葉の羅列じゃ、このお兄さんの心は晴れはしない気がした。
(じゃ、どうすれば? 私に何が出来る?)
無意識のうちにポケットに手を入れる。指先に何か硬いものが触れた。反射的にそれを握り締め、
「じゃ、これあげる」
そう言って、お兄さんの掌に差し出したのは、一粒の赤いキャンディー。
(ああん、もう! 私の馬鹿! 馬鹿! 馬鹿!)
その瞬間のことを思い返すと、顔が燃えるように熱く火照る。時間を撒き戻せるものなら、ほんの10秒
でいいから戻したい。
選りによって、キャンディーだなんて。ほんのちょっと前に、自分のことを『もう子供じゃない』なんて大
見得を切ったのだ――それが、キャンディーだなんて。ほかに持ち合わせが何も無かったとはいえ、
これじゃ何も差し出さなかった方がマシだった。
きっとお兄さんは笑ったろう。呆れたろう。
それを思うとマーロンは枕に顔を埋め、大きくため息をついた。
(こんなんじゃぁ、今度またお兄さんに逢えたとしても、合わせる顔が無いよぉ……)
胸のドキドキが止まらない。手がじっとりと汗ばんでいる。頭の中がザワザワと騒がしくて、今夜はとて
も眠れそうに無い。いつもはこんなことないのに――湯冷めして、風邪でも引いてしまったのだろうか?
 ううん、違う。この症状は、お兄さんに逢ってからずっとこんな調子なのだ。
(どうしちゃったんだろう? わたしってば)
数日前の昼休み。クラスで一番仲良しの女の子の言葉が脳裏に蘇った。


「これは恋ね!」
彼女は、そう断言した。
「『こい』?」
マーロンは首を捻った。
「そうよ、恋なのよ。ねえ、マーロン。あなたもうこれ読んだ?」
と言って、机の中から取り出したのは一冊の本。手のひらサイズの文庫本。彼女曰くライトノベルというも
のらしい。まだ同じ小学生なのに、うんと年長さん向けの本を好んで読むクラスでも一番の読書家。
「ううん」
マーロンは素直に首を横に振った。本を読むと三行で睡魔が訪れる性分。まだ外で遊んでる方が楽しい。
「まぁ、マーロンったら。まだ読んでないの? いま話題の凄いベストセラーなのよ!」
彼女が熱心に語ってくれたあらすじによると

『主人公は、都会から病気療養のために田舎のハイスクールに転校してきた少女。ある日の下校途中、彼
女は眩暈に襲われ倒れている所を、一人の男子生徒に助けられ家まで送ってもらうことに。次の日、お礼を
言いに行くが、何故か彼は彼女に冷たい態度をする。それでも彼のことが心から離れない彼女。やがて少女
と少年の間には、過去にある因縁があることが判明し――』

というものらしい。
「それでね、ここ。この箇所が最高に良いのよ!」
読書家のクラスメイトは更にヒートアップしていく。
879『マーロンと18号』:2008/10/14(火) 21:32:59 ID:???
『彼のことをもっと知りたくて、近づこうとすればするほど遠のいていく。知らないままの方がいい
のかも。嫌われたままの方がいいのかも。でも、私の心は、それを拒絶する。彼のことを想うだけ
で満たされていく。彼のことを見つめているだけで嬉しくなる。切なくなる。哀しくなる。涙が溢れて
くる。
(この気持ちはなに? 私はどうしてしまったの?)
鏡の中の自分が、そっと囁いてくれた。
これが私の『初恋』なのだと……』

「ねっ、すっごい素敵でしょう!」
「うん……」
正直、その時はよく分からなかった。でも、いまは何となくだが分かる気がする。
お兄さんのことを考えているだけで楽しい。心が弾む。ウキウキする。まるで遠足の前の日みたいな気持ちになる。
(今度、本を貸してもらおう)
と、マーロンは思った。そうすれば今の自分のこの気持ちを、もう少し理解できるかも。
相変わらず心臓がドキドキしっ放しだ。やっぱり今夜はとても眠れそうに無い。きっと明日の朝は、ひどい顔になって
いることだろう。
マーロンはベッドを抜け出し。カーテンを開いて窓を開けた。
夜風が火照った頬に気持ちいい――そして
「わあ、綺麗!!」
今夜は満点の星空だった。まるで宝石を散りばめたかのよう。
(お兄さん、いま何してるんだろう? お兄さんも何処かでこの星空を見ててくれればいいのに)
その時、夜空を一条の光が横切っていく。流れ星だ。
(あっ、確か3回までお願い事していいんだよね!? えーと、えーと……)
マーロンは目を閉じて、両手を合わせ、夜空に祈った。




『ママみたいに鼻が高くなりますように。お兄さんと、また逢えますように。お兄さんが幸せになりますように』



Fin

次回、18号編(予定)

880名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 22:16:35 ID:Vzbzna52
>細心の注意が必要になる

うん、これもうれしい
18号ちゃんは力の加減が苦手と思い込んでる人もいるが
それはパンチ力を加減する時などの話
少なくとも我子を慈しむ心と神経は持ち合わせているはずだ
881名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 22:55:10 ID:sDTd5FpT
882名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 00:10:53 ID:???
>>877-879
GJ!
お母さんな18号も良いしマーロンも可愛い
883名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 14:45:17 ID:???
17号&マーロンの同人誌見つけた。
『この二人のカップリングって、結構斬新じゃね?』
と自画自賛してたら、何年も前に先駆者がいたのね。
しかも皆上手いわ。

884 ◆C18KF17RNI :2008/10/16(木) 14:53:17 ID:???
17号「お義父さん、娘さんを僕にください!」
クリリン「お前にお義父さんと呼ばれる筋合いは(ry」

抗争勃発
885名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 14:57:47 ID:???
きーんしーんそーかーん
886名無しさん@ピンキー:2008/10/16(木) 16:32:06 ID:???
髪を金色に染めた17号を18号と間違えたクリリンがウホッな同人誌もありそう
887名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 00:09:41 ID:???
その発想はなかった
888名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 18:49:56 ID:???
>>883
ブウ編連載当時のファンロードやアニメディアに掲載されてたハガキで
叔父さんに懐く姪っ子の想像図を見たことあるよ。
まだセル戦後の17号がどこにいるかや、マーロンの名前も分からない頃だったけど。
889名無しさん@ピンキー:2008/10/17(金) 19:01:22 ID:???
17号とマーロンは将来、
ピッコロと悟飯みたいな雰囲気になりそう


890名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 23:08:20 ID:???
ピッコロと悟飯は厳しさを経た絆だからな
17号は姪に甘くしか当たれないでしょう、それでいいけど
891名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 00:31:00 ID:???
英語のファンフィクションネットで
18号が17号んちにマーロンを預けにきて、面倒見てもらうって話があったよ。
海外ファンの間では○○の影響が強くて自由な想像が入り込めないと思ってたので
ほのぼのした話を書いてくれてる人もいたのはうれしかった。
892名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 23:49:02 ID:???
叔父と姪の危険な関係・・・・
893名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 00:03:01 ID:???
16号が生きてたらクリリン一家との絡みがもっと楽しくなるのにな〜
生きてるなら映像として出そうなもんだが、有り得ない事はないと思う
894名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 06:28:33 ID:???
16号は完全にロボットだし設計図もあるし
ブリーフ博士らが修理したことあるから
再度製造するのは可能と思う。
16号がいれば、トランクスらの組み手相手にピッタリなのに
895名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 13:38:57 ID:ICCdPgFa
戦闘向きでないターブルの強さもエリートサイヤ人を超えている気がする。
あと、クリリンよりはるかに強い18号が亭主に助けられるのがおかしいと思った。
それと、アボとカドの単体での強さはフリーザ並なんだからピッコロや18号でも瞬殺できると思う。
896名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 13:41:45 ID:???
亭主の面子を潰さず、たてることを忘れない18号は妻の鑑です。
897名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 16:57:14 ID:???
まぁ勝手に勃っちゃうんですけどね
898名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 22:24:01 ID:???
18号さんが寝る時は
シャネルの5番だけを身につけています
899名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 23:21:21 ID:???
そしてクリリンが空気読まずに
「なぁ、トイレのドア開けっ放しになってないか?
芳香剤の臭いがするぞ」
と言ってドツかれるんですね。
900名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 09:19:53 ID:???
全裸の18号さんにドツかれてみたい・・・
901名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 09:41:13 ID:???
常人なら、即死だな
902名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 12:13:27 ID:???
全裸の18号さんにお仕置きされたいww
903小ネタ:2008/10/26(日) 22:19:46 ID:???
これまで誰にも侵された事の無いその繊細で小さな穴の中に、いま硬く長いモノが
ソッと挿入されようとしていた。


18号   『(んっ……)優しくしろよ。痛かったら―ー承知しないんだからな』

クリリン  『了解。気をつけるよ―ーじゃ、いくぞ』

18号   『うん(ああ、気持ちいい)』







以上、18号に耳掃除をするクリリンでした。











需要ねえよな

904 ◆C18KF17RNI :2008/10/26(日) 22:30:24 ID:???
梵天で18号にイタズラするクリリンの話なら需要大有りです
905そのネタ、いただきマンボ:2008/10/26(日) 22:55:21 ID:???
18号  『あ……ちょ……クリリン、もうやめ……はぁ! 
      おい、手前! 絶対わざと……やって……ああんっ!』

クリリン 『やだなぁ、18号。俺がそんな命知らずなマネ。出来っこないこと
       くらい知ってるだろ。あとちょっとで取れそうなんだからさ。我慢し
       てくれよ。ほれ、コチョコチョっとな』

18号  『わ、分かったから、はや……早く済ませて……わたし、もう……』

クリリン 『18号、どうかした?』

18号  『うるせ……いいから口より手をうごか……はぁぁぁっ!(さっさと終わって欲しいはずなのに、
       なんでこのまま続けて欲しいって思っちゃうの!? いい加減、おかしくなっちゃう)』

クリリン 『(―ーやべえ、なんか嵌まった。ぶっ飛ばされてもいいから、やめたくないなぁ)』






数日後



18号  『なぁ、クリリン……なんかまた耳の奥がゴソゴソと気持ち悪いんだ―ーまた、やってくれないかな、
      その……耳掃除』

クリリン 『(ニヤリ)ああ、もちろんいいよ。18号』
906名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 12:07:45 ID:???
いいねえ
907名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 02:57:02 ID:???
うわ、やべぇ。煮詰まった……

908名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 11:41:02 ID:3VAIvpkL
                 /゚    。
                / .  ゚
           , '    。  ・
` ー  _   -  '   ゜
。       .      。  ゚
    :     。
゚             .
  ヾ冖フ  ヾス
   [ ,]   [ ]     、_ノ、_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_
   |. i /l,ィ .!     ノ
.   !  }.r`'j7 !    _)  皆オラに現金を分けてくれ!!
   ! `、亠 {     ヽ
    } _l _,l_,j      '^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
    ヽシ_,-i {
     /`´~バ}
.   /   j !
    ∧ '"/`,イ
   ! ヽ'/l_  j
  / \,/ }\,!
  .ァ、ヽィ  <`-イ
.  |. `iT.   ヽ j
  \ll'    `'


909名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 02:55:27 ID:???
日本人の約3人に一人から1円もらうだけで5000万円手に入るんだよな。
910名無しさん@ピンキー:2008/11/10(月) 22:41:02 ID:???
過疎ってますね
911名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 12:39:29 ID:???
いまのうちにコソーリ18号さんの純白レースなパンチーを頂いておこう
912名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 23:45:01 ID:???
ネタが無いだけでしっかり見てるんだけどね
913名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 17:25:23 ID:???
SS書きたいんだけどなぁ
914名無しさん@ピンキー:2008/11/13(木) 23:44:13 ID:???
かっ、書きたいなら書けばいいじゃないかっ!
別に楽しみに待ってなんかいないからな!!

頬を赤らめた18号で想像汁。
915名無しさん@ピンキー:2008/11/14(金) 10:18:21 ID:???
ベジータに『機械人形』呼ばわりされて涙ぐむ18号。
で、その夜はおもいっきりクリリンに慰めてもらう18号。
916名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 00:58:48 ID:???
原作で既に平然としてたわけだが…
917名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 01:05:35 ID:???
鋼鉄のポーカーフェイスとガラスのセンチメンタルハートは女の子の標準装備さ☆
918名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 01:28:51 ID:eUtGtIa0
Vハゲに何言われても、クリリンが夜、人間の女の子って事を思い出させてくれると。
919名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 09:37:28 ID:???
18号   『べ、別に気にしてなんかないもん。私が人造人間だって事実に
      変わりはないんだし、機械呼ばわりされたくらいで……』


クリリン  『またそんなこと言って―ーそれなら』


18号   『あっ、馬鹿! いきなり何しやがる! 私、そこはとっても弱いん
       だから―ーああんっ♪』


クリリン  『ただの機械なら、恥ずかしがったり、そんな良い声で哭いたり
        するはずないじゃないか。お前は誰が何て言ったって人間な
       んだよ』

18号   『クリリン―ーもう、分かったから。ゆ……指で弄くるのを……やめて』


クリリン  『本当に、やめていいのかい?』


18号   『く、クリリンの―ー意地悪』
920名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 21:00:37 ID:???
ウホッいい女
921名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 22:24:17 ID:???
クリリンは天津飯の真似をして四妖拳を得とく
4本の腕で18号ちゃんのスリムな体を愛撫し続けています
922名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 22:27:31 ID:???
さらに四身の拳(ししんのけん)も得とく
多数の腕で18号ちゃんの細い体を愛撫し
4枚の舌でなめ回しています
923名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 00:03:52 ID:???
天津飯  『クリリン……俺はお前にそんな不埒なマネをさせるために、その技を教えたんじゃないぞ!』
       (知らなかった。そんな使い途があるなんて―ー今度、ランチで試してみよう♪)
924名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 18:26:33 ID:CmXDwha8
925名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 20:40:56 ID:???

その画像アニメで見たい
926名無しさん@ピンキー:2008/11/20(木) 23:54:29 ID:???
キモ…そんなグロイのより、クリリンと幸せSEX画像キボン
927名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 00:43:52 ID:???
17号の前で18号がゲロに犯されてる画像も見た事あるな・・・
928名無しさん@ピンキー:2008/11/21(金) 22:20:47 ID:???
クリリンの週一回の楽しみは、釣った魚で多量の刺身を作り
18号ちゃんに全裸で横たわってもらい、女体盛りをすることです。
929名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 02:19:04 ID:???
漫画キャラ板の18号スレ落ちた?
930名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 02:46:25 ID:???
そうみたい。ショックだ
931名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 23:01:03 ID:???
うんこー\(^o^)/
932名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 02:17:18 ID:???
誰かマロンの18号スレをブクマしてたら、
前スレのリンク付きで新スレ立てて欲しいな・・・
933名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 02:33:59 ID:???
hoshu
934名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 09:19:28 ID:???
最近まで細々とSSを書き散らしてきたけれど
来年から転勤でしばらくネットから遠ざかりそう・・・
復帰できるまで有志の方このスレ存続させて置い
てくださいませ
935名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 19:55:28 ID:???
このごろ過疎り初めているから、ちょっと厳しいかも
でも18号好きだから、何か思いついたら少し書きます
936『18号のケーキ』:2008/12/17(水) 14:37:27 ID:???
エロじゃないけどご勘弁。
_____________


ちくしょう。ダメだ。

18号はケーキヘラをシンクに放り出して、亀ハウスのキッチンのイスにどさっと腰を下ろした。
マーロンにせがまれて作り始めたものの、クリームコーティングのような微妙な作業は自分には向いていないと18号は思った。
ケーキ作りの手順は完全にマスターしていた。わざわざ孫家に出向いてチチに教わったのだ。
あまり気は進まなかったが、テレビや料理本だけでは心許なかった。それにチチの作るケーキは本当に美味しかった。
特別な材料を使っているわけではなかったが、出来上がってみるとその美味しさは予想をはるかに超えていた。
「いいだか、18号。ケーキっていうのはただ材料をまぜて焼くだけじゃ美味しくなんねえだぞ。
みんなが楽しそうに食べてるとこを想像しながらつくるだ。それが一等大事なことだ」

一緒に暮らし始めた当初、クリリンは自分が料理をするところをうれしそうに眺めていたものだ。
「おまえ、そういうこと、結構できるんだな」とクリリンは驚いていた。
「そんなにじろじろ見るな。できたら呼ぶからあっちに行ってろ」
「いいじゃないか。おれ、おまえが料理するところ見ていたいんだよ」

今でもときどきクリリンはふらっとキッチンに入ってきて、自分が料理をしているところ眺めることがある。
料理をする自分に他愛ない言葉をかけながら、最近、クリリンはふと悲しげな目をすることがある。
そんなときのクリリンの目は、まるで17号を思わせる。
自分になにか不満があるのだろうか。
普段、クリリンはこうしろああしろとは言わないが、しかし、それだけに何を考えているか気になる。
マーロンが産まれてからは育児にかかりきりになって、あまり気を配ってやれなかったようにも思う。
937『18号のケーキ』:2008/12/17(水) 14:38:09 ID:???
「いいだか、18号。ケーキはまず分量が大事だ。キッチリ測るだよ」
「面倒だな、だいたいでいいだろ」
「だめだ、だめだ。そったらいいかげんなことではいい嫁さとは言えねえぞ。おらが鍛えなおしてやるだ」

言葉は厳しかったが、チチとキッチンに立つことは、思いのほか楽しかった。
うまくできたとき、チチは大げさなくらい誉めてくれた。
格闘では自分のほうがかなり上だが、料理に関してチチは達人と言ってよかった。
凄まじい量の素材をこともなげに下ごしらえしてゆく手際はほんとうにあざやかだった。
サイヤ人を食べさせることが、並大抵のことではないことが想像できた。

生クリームがムラになったケーキを眺めながら、チチの姿をぼんやり思い出しているとき、
「おっ、やってるな」と言いながらクリリンがキッチンに入ってきた。
「ケーキのことは言うな、今、あたしは機嫌が悪いんだ」
「いっ、言わない、言わない。お、美味しそうじゃないか」
クリリンはうれしそうにケーキに近づくと、表面の生クリームを指ですくってぺろっと舐めた。

そのとき、ふいにある情景を思い出した。
そのときも、こんな風にケーキを前にしてテーブルに座っていた。
あたしはまだ子供で、隣には17号がいた。
そして、もう一人、大人の女、たぶん母親だ。でも顔が思い出せない。
ケーキを前にした17号が我慢できなくなって、今のクリリンと同じようにクリームを少しだけ舐めた。
あたしは姉として17号をにらみつけた。17号もにらみ返してきた。あいつの目はいつも悲しげで怒っていた。
どうしてそんなふうに見るの? ママがいいって言ってくれないと食べちゃダメなんだよ。あたしのせいじゃないよ。
でもパパが帰ってくるまでは食べられないよ。いつもそうだった。だから今年もそうだよ。
パパを待ってるんだ。でも、パパが帰ってくると、帰ってくると、いつも、悲しくなる。

そしてドアを蹴破るように、パパが帰ってくる。
大きな声と大きな足音。いつものように酔ってふらついている。なにか怒鳴ってる。
パパはケーキを見つけると、笑いながら思いっきり顔を突っ込んだ。
そしてクリームのべったり付いた顔をあたしと17号に向け、ニヤニヤ笑って見せた。
ママはそんなパパを寝かせるために世話を焼いたあと戻ってきて、あまり崩れていない部分を慎重に選んで、
あたしと17号のお皿に取り分けてくれた。
938『18号のケーキ』:2008/12/17(水) 14:38:53 ID:???
「おい18号、どうしたんだ。ケーキくらいでそんなに落ち込むなよ。見た目はアレだけど充分おいしいいぜ」
クリリンが一点を見つめたまま身じろぎしない18号を心配して声をかけた。

ひしゃげたケーキを取り分けるママは悲しそうだった。
それを受け取る17号の目には怒りと憎しみがあった。
もちろん自分も17号と同じの目をしていたに違いなかった。
家庭を持って母親になった今、あたしは変わっただろうか。
孫悟空を殺すための人造人間ではなく、やさしい妻や母だろうか。
今もどこかを一人で放浪している17号を残して、私は自分だけ幸せになり過ぎているのではないだろうか。
クリリンの眼差しに17号の悲しみを見てしまうのは、私の罪悪感のせいなのかも知れない。

少しいびつでクリームの塗りのムラのあるケーキ見ているうちに、ふいに「ママ」という言葉が口をついて出た。
突然、涙が溢れてきた。
自分でも驚いたが、涙はただただ溢れ、止めようもなく、流れるに任せるほかなかった。
しかし、不思議と悲しくはなかった。人造人間の自分にも涙が流せるということが嬉しかった。
ケーキを前にして、涙を流し始めた18号に驚いたのはクリリンも同じだった。
「お、おい。どうしたんだよ急に。なんで泣いてんだよ? お、おれ、なんかまずいこと言ったか?」
「なんでもない。クリリン、ちょっとこっちに来い」
クリリンがそろそろと近づくと、18号はクリリンの胸に頬をあて、両腕をやさしく背中にまわした。
「クリリン、このまましばらく動くな」
18号は穏やかにそう言うと、クリリンの確かな心臓の鼓動を感じながら、頬を伝う涙の温かさを楽しんだ。
髪を撫でるクリリンの遠慮がちな手が心地よかった。
過去がどうであれ、今、自分はこの男の妻でありマーロンの母である。
それだけが大切なことだ、と18号は思った。
939名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 20:22:44 ID:???
GJ
940名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 00:59:56 ID:???
泣けた。ありがとう
いい作品だ。
自分も転勤間際にまで何か
考えてみるよ
941『18号のケーキ』:2008/12/18(木) 02:53:47 ID:???
>>939,940
レスありがとう。
18号は陰のあるキャラだからいろいろ膨らむよね。
また書くよ。
942『18号のスイッチ』:2008/12/18(木) 21:29:08 ID:???
エロ投下させてもらいます。
_____________



「あら、久しぶりね18号。新婚生活はどう?」
クリリンにつきあってカプセルコーポレーションを訪れた18号に、ブルマがいたずらっぽく聞いた。
「なんか困ったことがあったらなんでも言いなさい。メンテナンスして欲しかったら、あたしが診てあげるわよ。
もうドクターゲロもいないんだし」
そう言われて、18号は気になっていたことを話す決心がついた。
「じつはクリリンが子供を欲しがってるんだ。でも、子供が産めるのかどうかあたしにはわからないんだ。
ゲロの研究所をあんたの息子とダンナがメチャクチャにしたから、設計データも全部吹っ飛んじまったしね」
「それは困ったわね」
ブルマは腕組みをしてしばらく考えていたが、「いいわ、いらっしゃい」と言ってスタスタ歩き始めた。
16号を修理した研究室に通すと、「服を脱いでそこに横になって」と作業台を示し、ブルマは白衣を着てゴーグルをかけた。
18号はいきなり脱げといわれて少し戸惑ったが、ブルマの有無を言わせぬ調子にしぶしぶ服を脱いだ。
「あら、あんた結構着やせするタイプなのね。ゲロはマッドサイエンティストだったけど、身体のラインはなかなかいい趣味してるわ」
「う、うるさい。さっさと診ろ」
「そうね、じゃ、いくわよ。外からじゃわかんないからちょっと足を開いて」
ブルマの指が身体の奥を探っている感触は、クリリンの愛撫とは違って科学者らしい緻密さがあった。
「子宮はちゃんとあるわね。それじゃあ、いろいろ調べさせてもらうわよ」
ブルマはそう言うと、18号の身体中に端子を取りつけ始めた。
「お、おい。そんなところに必要なのか?」
直腸と膣に長細い端子を挿入されて、18号はブルマに頼んだことを後悔し始めた。
こいつはひょっとしてはあたしの身体よりゲロの技術に興味があるんじゃないか?
「さ、これからあんたの性機能を検査するわよ。刺激が強すぎたら言ってね」
ブルマはコンソールの前に立っていくつかのスイッチを入れてツマミをゆっくりまわした。
943『18号のスイッチ』:2008/12/18(木) 21:30:05 ID:???
いきなり快感が突き上げてきて、18号は思わず両足を突っ張った。
これまでにないほど濡れて来るのがわかる。クリリンとのセックスでは感じたことのない快感だ。
「あらあ、結構敏感なのね。感度は人間以上かもね」
こらえきれずに、18号は声を出してしまった。
このままではイッてしまいそうだ。
しかこんなところでイクのは18号のプライドが許さなかった。
「おい、どういうつもりだ。ガキなんかもういい。やめろ」
18号は起きあがろうとしたが、身体が言うことをきかない。
「ごめんねえ、18号。あたしの安全のためにあんたの身体のコントロールを制限させてもらったわ。
もうちょっと我慢してね。そのかわり赤ちゃんは絶対保証するから」
「もういい。やめろ。あたしを解放しろ」
「うーん、こんなこと気が進まないんだけど、ちょっと気になることがあるのよねえ。・・・これならどうかな」
快感がさらに強くなった。
ああっ、いやっ、イクっ。
18号の背中が反り返った。
しかし、18号がイク寸前でブルマは刺激を弱めた。
全身に汗が噴き出し、息が荒くなって胸が大きく上下した。
「あら、イッちゃったかな。でもまだよね。ゲロの設定したリミットはたぶんもう少し上のはずだわ。
こっちの感度設定はどうなってんのかな」
今度は直腸に挿入された端子からの刺激がきて、18号は思わず「うっ」と息を止めた。
944『18号のスイッチ』:2008/12/18(木) 21:30:38 ID:???
「やめ・・・・やめて、お願い」
「あら、ずいぶんかわいくなっちゃたわね。そうか、こっちでスイッチが入るのね。ほんとにゲロのやつ変態だわ」
18号の意識に反して、腰がゆっくり円を描くようにうねり出した。
「やめて、お願い」
「思った通りだわ。ゲロはね、あんたが孫くんを抹殺したあとでセックスアンドロイドとして使おうと思ってたのよ。
だから変な仕掛けをつけたのね。嫌な思いをさせてごめんね。でも調べてみてよかったわ。そんなスイッチすぐにはずしてあげるわね」
「やめて、お願い」
ブルマの言葉が耳に入らないかのように、18号の腰はさらに大きくうねり始めた。
「あららら、こうなったらイカせちゃったほうがいいみたいね」
ブルマが刺激を強くすると、18号の腰はまるで独立した生き物のようにいやらしく動いた。
それを見ているうちに、ブルマは自分も濡れてくるのを感じた。
凄いわ、こう、こう、かしら。うーん、さすがにあそこまでは動かないわね。でも、こんどベジータにやってあげよう。
やがて「イクっ」と叫ぶと、18号は大きく身体を反らせて痙攣し始めた。

「大丈夫? 18号」と言って、ブルマはぐったりした18号に、自分の上着を着せて起こしてやった。
「誰にも言うな」と18号が低い声で言った。
ブルマは18号の肩をやさしく抱いてやった。
「大丈夫よ。ゲロは死んだわ。もう忘れましょ。あたしがきっと丈夫な子供を産めるようにしてあげる。クリリンと幸せになりなさい」
18号はしばらく唇を噛んで身体を硬くしていたが、ブルマから顔を背けると、
「スイッチは・・・スイッチは外さなくてもいいからな」と言って耳まで赤くなった。


945名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 22:33:54 ID:???
>ゲロはね、あんたが孫くんを抹殺したあとでセックスアンドロイドとして使おうと思ってたのよ

これはいかにもありそうな話だww
オレもどーせそんなことじゃないかと思っていた
でもこの話、アニメで見たいなあ
946『18号のスイッチ』:2008/12/18(木) 23:16:01 ID:???
>>945
ほんと、ソレ以外に考えらんないよね。

>でもこの話、アニメで見たいなあ
テラウレシス
947名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 00:53:13 ID:???
嬉しいなぁ
神職人が次々と降臨なされる
この流れが、ずっと続きますように
948『18号と月』:2008/12/19(金) 05:09:07 ID:???
調子にのって3連投。微エロです。
_____________




「えっ」
「何度も言わせるな。だから、初めてなんだよ」

クリリンが18号のパンツに手をかけて、まさに脱がそうとする間際だった。
「あたし、初めてだからな」と18号が横を向いて小さな声で言った。
月の明るい夜だったので、クリリンには18号が真っ赤になっているのがわかった。
クリリンの手が止まって、一瞬気まずい沈黙が流れた。
その気まずさに耐えられず、18号はクリリンを押しのけると、そそくさとブラを付け直してジーパンに手を伸ばした。
「ちょ、ちょっと待った」とクリリンはあわてて18号の手を止めた。
「あたしが初めてじゃおかしいかい? それとも処女は嫌いなのか?」
「いや、違うんだ。そんなつもりじゃないんだ。ただ、ちょっと」
「ちょっとなにさ。はっきりお言いよ」
「ちょっと驚いたんだ。だってさ、18号って美人だし、これまでいろんな人と付き合ってたんだろうなと思ったんだよ。
いや、だからそれがいやだとか、よくないとか言ってるわけじゃなくてさ」
「ねえ、あたしが17号と一緒にドクター・ゲロの研究所に連れてこられたとき、あたしたちはまだ子供だったんだ。
おまけに改造がおわるまで、一歩も外に出られなかったんだ。男と付き合えるわけないじゃないか」
「そうか、そうだよな。ごめんよ18号、変なこと言って」
戦闘では圧倒的に差のある18号だが、今、目の前にいる18号は、
自分の腕のなかで簡単に壊れそうなただの女の子だとクリリンは思った。
?んでいる腕をゆっくり引いて、クリリンは18号を抱き寄せた。
「もし18号がいやなら、今しなくてもいいんだぜ」
「いいよ、クリリン、やろう」
そう言うと18号は、今度は自分でブラを外し、パンツを脱いだ。
949『18号と月』:2008/12/19(金) 05:09:37 ID:???
月明かりを受けて18号の肌は輝いていた。
「そんなに見るな」
普段の気の強い18号と恥ずかしそうに胸を隠す18号のギャップに、クリリンはクラクラするほど興奮しながら、
小振りな乳房をやわらかく揉んで、乳首を口に含んだ。
もう一方の手を下へ伸ばし、しっかり濡れているのを確かめたとき、18号が再びなにか囁いた。
今度は雰囲気を損ねないように気を配りながら、クリリンはゆっくり聞き返した。
18号はもう一度、少しはっきりと「あたしのそこは普通か?」と言った。
質問の意味がわからずに、クリリンはまた焦った。なんで18号は次々とびっくりするようなことを言うんだ。
なるべく動揺を表に出さないように、18号の濡れた部分をゆっくり愛撫しながら答えを考えているうちに、クリリンははたと気づいた。
そうか、18号は自分の性器がドクター・ゲロに改造されてないか不安で聞いてるんだ。そうだよな、そんなこと確かめようがないもんな。
そう思うとクリリンは18号が一層愛おしくなった。
「大丈夫だよ、18号。みんなと一緒だよ」
そう言った途端、18号の身体が硬くなった。
「クリリン、みんなってどれくらいだ? あたしは何人目なんだ?」
ヤバイ、とクリリンは思った。なんか機嫌を損ねたみたいだぞ。
「だから、あたしは何人目の女なんだ?」
「いや、みんなって、そんなにいないよ。えっと2,3人かな。あははは」
「付き合った女の数も覚えてないのか。なんだか不愉快だ。今日は帰る」
そう言うと18号はさっさと服を着て飛んで行ってしまった。
「もう、なんなんだよ。これどうしてくれるんだよー」
美しい月夜だった。


950『18号と月』:2008/12/19(金) 05:20:40 ID:???
>>948
>?んでいる腕をゆっくり引いて、クリリンは18号を抱き寄せた。

↑掴んでいる腕をゆっくり引いて、クリリンは18号を抱き寄せた。
951名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 21:08:43 ID:???
GJ!!

これからも楽しみに待ってます
952名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 13:52:05 ID:???
|∀・)<神スレハケーン
      最初から一気に読んじまったぜ
953『18号と海』:2008/12/20(土) 20:19:12 ID:???
ハードボイルド風。エロなしです。
_____________


「お客さん、客を引っ張り込むなら割り増しをもらうよ」とフロントの男が言った。
「泊まるだけだよ。いいから早くカギ渡しな。ほら、とりあえず部屋代1週間分だ」
18号はカギを受け取ると、エレベーターのない安ホテルの3階の部屋におさまった。
「シケた部屋だね」と言ってドサッとベッドに横になった。

あの日、神殿を飛び立ってから、18号は行く当てもなくいろいろな街を転々としながら、その日暮らしを続けていた。
それにしても、あんなバケモノに吸収されて生きて戻れるとは思わなかった。
いまだに、吸収されるときの悪夢で目が醒めることがある。
17号はセルに吸収されたまま一緒にやられちまったんだろうか。あのとき神殿に姿はなかった。
あいつらみたいにキで探れたらよかったのに、と18号は思った。
洗濯をしていない服が気持ち悪かった。
有り金は部屋代で消えてしまったので、とりあえず洋服代を稼がなければならなかった。
日も沈んだし、そろそろ出かけるか。
18号はバスルームの鏡で髪を整え、右手で軽くかき上げた。
この街ならカモはすぐに見つかるだろう。
954『18号と海』:2008/12/20(土) 20:19:52 ID:???
「お客さん、このへんは物騒だからおれが客を紹介してやろうか?」とフロントの男がしつこく声をかけてきた。
「大きなお世話だよ」
18号はそう言い捨てて、表通りをブラブラ歩き出した。
どこの街も、セルの皆殺し宣言で自暴自棄になった暴徒によって、多かれ少なかれ荒れていた。
この街はとくに治安の回復が遅れているようだった。
5分と歩かないうちに、期待通り18号は3人組の男に囲まれた。
おやおや早速か。でもここじゃ人通りが多いね。ちゃんと人気のないところに連れて行ってくれるんだろうね。
「お嬢ちゃん、どこいくの?」
「一人で商売か? いい度胸だな」
18号は精一杯怯えた振りをして、逃げる素振りを見せた。
男たちは無言で18号の腕をつかむと、そのまま近くに止めた車のなかに引きずり込み、急発進させた。
「女一人でこんなとこフラフラ歩いてて、おめえ、頭は大丈夫か? 俺たちを恨むなよ。自業自得なんだからな」
「商売するにしてもそれなりやり方があるんだよ。ちゃんと仕組みは理解してもらわないとな」
「俺たちが面倒みてやってもいいぜ。おまえならかなり稼げるぞ。でも、その前に商品の具合を試してみないとな」
男たちの笑いが車中に響いた。
バカなやつらだ、生きて帰れるかもわからないのに。
18号はそう思うと、薄笑いをさとられないように下を向いて顔を隠した。
右側に座ったリーダー格の男が、18号の胸を手荒に揉み始めた。
それを見た左の男も、18号の股間をしつこく撫でまわした。
「もうじきだからねぇ、ここでイッちゃだめだよぉ」
また男たちが笑った。
955『18号と海』:2008/12/20(土) 20:20:54 ID:???
身体中を触られることに、そろそろ18号が我慢できなくなってきたころ、車が止まった。
程よく人気のないスラムの一角だった。
二人が両脇から18号を抱え、一人が後ろから口を押さえて空いた部屋に運び込んだ。
慣れた手際だった。
そこら中に酒瓶とタバコの吸い殻が転がっていた。
18号は床に直に置かれた古いマットレスに投げ出された。
その衝撃で大量の埃が舞い上がった。
埃は、窓から差し込むの街頭の光を浴びてキラキラと輝いた。
18号は、なぜかその光景に心を奪われた。
そして唐突に、穏やかな海と潮風の香りを思い出した。
孫悟空を捜して小さな島まで渡ったときの海も、こんな風にキラキラ光ってたな。
ドライブしたり、ショッピングしたり、3人で行ったあの旅は楽しかった。
「どこ見てんだよ。おめえ、口がきけねえのか?」
男が18号の髪をつかんで、無理やり上を向かせた。
その瞬間、女が目の前から消えた。
男たちには、なにが起こったのかわからなかった。
返り血を浴びると面倒なので、いつもかなり手加減する18号だったが、今回は抑制が効かなかった。
3人は一瞬にして床にころがって痙攣していた。
18号は頬に飛んだ血を袖でぬぐうと、手についた血をマットレスにこすりつけて拭いた。
お触りが高くついたね。汚い手で触りやがって。
罪悪感はなかったが、やりすぎたと思うと少し後味が悪かった。
マットレスに座り込んで床に広がって行く血だまりをぼんやりと眺めながら、
18号は、ふと、こんなことはもう終わりにしたい、と思った。
痙攣が止まったのを見て、3人のポケットを探った。
財布は全部で5つあった。
そこから現金だけを抜き取ると、財布は床に捨てた。
悪くない金額だった。
956『18号と海』:2008/12/20(土) 20:21:48 ID:???
新しい服と下着、若干の食料を買って、18号はホテルに戻った。
「よく稼いだじゃないか。かわいい顔してなかなかやるな。今度おれにもヤらせてくれよ」
18号はうんざりしてフロントの男を無視した。
シャワーを浴び、髪を洗って、新しい下着をつけた。
髪が乾くのを待って、ベッドに入った。
肉体が疲労することはないが、脳は眠りを必要とした。
18号は先のことはなるべく考えないようにしていた。
自分がこの先どうしていいのか、見当もつかなかった。
そのかわり、あのチビのオッサンのことをよく考えるようになっていた。
いま、どこにいるんだろう。
あたしもキってやつが使えればよかったのに。
明日から探してみよう。
まずはあの島からだ。
亀ハウスの白い砂浜と島を囲む海を心に浮かべると、穏やかな気持ちになった。
身体をまるめて小さなあくびをすると、18号はすぐに眠りに落ちた。
久しぶりの安らかな眠りだった。


957名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 20:49:59 ID:???
18号さんなら、男たちに触られる前に相手を半殺しにするような気がするけど
それ以外の部分はすんごく面白かったです
958『18号と海』:2008/12/20(土) 20:59:57 ID:???
>>男たちに触られる前に

(;´Д`)ハァハァ風味をひと振りということでご勘弁を。
959名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:07:03 ID:???
まあ、気持はわかりますけどねww
別に文句があるわけじゃないけど
自分は悪い癖があって
完成度の高い作品ほど、荒捜しがしたくなるのです
960名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:32:43 ID:???
しつこくてごめんなさい
今までになく印象に残る話なので・・・
テーマや雰囲気自体は物凄く好きです。
961『18号と海』:2008/12/20(土) 21:37:32 ID:???
>>960
感想が聞けてうれしいです。
アラ探し、批評は大歓迎です。
962名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:40:30 ID:???
というかどっちの流れでもハァハァ
963『18号と海』:2008/12/21(日) 00:15:06 ID:???
>>953
>17号はセルに吸収されたまま一緒にやられちまったんだろうか。

18号って、17号がドラゴンボールで生き返ったこと神殿で聞いてましたね。
ギガスマソ。
964名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 09:48:48 ID:???
中学の時読んだミステリー小説に
美女が悪者に拉致され、車の中で胸や腰を触られる場面があって
思わず鼻血が出そうになったが、それを思い出した
車の中って独特の緊迫感があるよね?
965名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 17:26:01 ID:???
なんかいきなりss大量投下されてるね。
全部同じ人?
なにはともあれ楽しみです。
966名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 09:21:43 ID:???
ちょっとアイデアが出たんでSS投下させていただきます。
自分は↑のSS職人様とは違います。
967名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 09:24:01 ID:???
「ふぁ〜ぁ、もうこんな時間か・・・・・・」
18号は背伸びしながら1階に降りる。
リビングには亀仙人とウミガメの姿があった。彼等は呑気にテレビを観ている。
18号は周囲を見回すが、捜し求める男の顔は無かった。
「ねェ、結局、昨日クリリン帰って来たのかい?」
それに答えたのはウミガメだった。
「ああ、クリリンさんなら帰って来ましたよ。夜中の3時頃でしたが」
「そんな遅く?今は何処?寝室には居なかったけど」
「5時にはもう仕事にお出掛けになられました」
「・・・・・・・・・・よくやるね、アイツも」
時計を見やる。あと30分程で昼の12時になってしまう。
早寝早起きの習慣が無い18号はいつもこの位の時間に起きる。
とは言え、昨日はいくら待ってもクリリンは帰って来なかったので先に寝てしまった。
そして、クリリンは18号が寝ている間に帰宅し、僅か2時間で再び仕事場へ出かけたという訳だ。
18号には、クリリンがそこまでして働く事が理解出来なかった。
勿論、カメハウスに居候している立場であるというのは判る。
しかし、ここの経済状況が苦しいものであるという訳ではない。
いざとなれば、亀仙人は自分の余りある貯えから生活費を出せばいいだけの事だ。
それなのに何故殆ど不眠不休に近い状態で働き続けねばならないのか。
寝癖でやや跳ね上がっている髪の毛を直しながら、18号はリビングに腰掛ける。
「クリリンはよぉやっとるわい。18号も少しは見習ったらどうじゃ」
「どういう意味だい、ジイサン」と言いながら、テーブルに置いてある煎餅の一枚を手に取る。
「言っちゃ悪いが、おぬし、ここに来てから何にもしとらんじゃないか。
 いや、強制するつもりはないが、人としてそれはどうなのかと思うがのぉ」
「んなコト言ったってさァ、アタシ、そーゆーの駄目なんだよね」
「駄目?」
「朝早く起きて会社行って働くとかさぁ、柄じゃないんだよ。低血圧だし」
亀仙人は肩を落とし、それ以上何も言わなかった。
968名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 09:25:44 ID:???
夜の12時。18号はリビングで一人テレビを観ながら、クリリンの帰りを待っていた。
テーブルにはウミガメが作ったクリリンの夕食があったが、既に冷めている。
今日も帰って来ないのだろうか。18号はテレビの電源をオフにして、腰を上げた。
そこへ、ドアの向こう側に何物かが降り立った気配がした。18号には直ぐにそれがクリリンだと分かった。
ドアを開けたクリリンは、そこに18号の姿があったのを見て、少し驚いていた。
「ああ、18号、起きてたのか」
「お帰り・・・・・・遅かったじゃないか」
「・・・・・・うん・・・・・・ちょっと仕事でトチッちゃってさ・・・・・・」
それ以上、クリリンは多くを語ろうとはしない。
18号も仕事そのものには興味が湧かなかったし、訊かなかった。
よく見ると、クリリンの目の下には黒っぽいシミが浮き出ているように見えた。
寝不足になると目の下にクマが出来るというが、実際にそれを視認出来たのは初めてだった。
「・・・・・・悪いけど、オレ、もう寝るわ・・・・・・明日も早いから」
「え・・・・・・・・・もう?夕食は?」
クリリンは少し唇を曲げた。「今・・・・・・ちょっと食欲ねェんだ・・・・・・朝食べるよ」
そう言って、クリリンはそのまま2階へとあがっていった。
一人リビングに取り残された18号は何も言わずにテーブルに置いてある夕食を見つめていた。
翌日、クリリンは18号が起きる前に時間通りに仕事場に出かけていた。

そんな事が1ヶ月続いた或る日の事。
いつもの様に、ウミガメが夕食を作り、テーブルに並べて亀仙人と18号を呼んだ。
「おぅおぅ、こりゃ美味そうじゃのぅ!」亀仙人は嬉々として箸を手にした。
「クリリンさんは今日も遅いですねェ」
「そのうち仕事中にポックリ逝ってしまうかもしれんな」
「縁起でもないこと言わないで下さいよ、亀仙人様!」
「クリリンの奴、18号と暮らしていける様にしたいからッてそこまでする事ないんじゃがな」
「何だって?」18号はそこで箸を止めた。「何だよ、それ」
口が滑ったと思った亀仙人は口を抑えたが、睨み続ける18号を前に観念した。
「いつまでも居候してる訳にもいかないしッて、クリリンの奴、仕事を探しながらマイホーム見つけるんじゃと」
「・・・・・・アイツがそんな事を?」
「おぬしに窮屈な思いはさせとぉないらしいわい」
18号は箸を置いて、じっと考え込んだ。
「しッかし、あれじゃな。
 こんな甲斐性ない嫁じゃ、クリリン、そのうちホントにぶッ倒れて死んでしまうかもしれんな!」
それを聞いた18号はバシッと亀仙人のデコを叩いた。
「あいッたーッ!!!!!」
969名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 09:29:00 ID:???
まだ朝陽が空に出ていない午前3時。18号はこそっと起き上がった。
横には寝ている間に横たわったであろうクリリンの姿があった。深い眠りについている様だった。
18号は足音を立てぬ様に注意しながら寝室を出て、1階に降りる。
キッチンに入ると、少し思案した。そして、昼間に買っておいた料理の本を適当にめくる。
「・・・・・・卵焼き・・・・・・が簡単そうだな・・・・・・これなら出来るか・・・・・・んー・・・・・・あとはッと」
冷蔵庫のドアを開けて卵を2〜3個、パックから取り出す。
卵を割ろうと殻を軽く机の角にあててみるが、その拍子に中身がグシャッと飛び出てしまった。
「うわッ、くッそッ!!!!!」そこでハッと口を押さえる。ゆっくり振り返るが2階で誰かが起きた気配はしない。
「・・・・・・加減したつもりだッたんだけどなァ・・・・・・」
新しい卵を手に取り、さっきよりも力を抑えて机の角にあてる。何とか上手く割れた。
そのまま中身をボールに素早く入れる・・・が。「あッ・・・・・・・・・」殻も一緒に中に入ってしまった。
「んだよォ、もォ」18号は頭を掻きながら、箸を手にして、ボールの中の殻を摘み取った。
初っ端からの失敗の連続に、18号の決心は少し鈍りそうになった。
だが、クリリンの顔を思い出すと首を横に振ってボールの中の卵をかきまぜ始めた。
「あ〜、もォッ!!」「熱ッチッ!!!」「・・・・・・あれどっちが塩だっけ」「やめよッかな・・・・・・あ〜やだやだ」
ぶつぶつとキッチンで呟く18号だったが、時間は刻一刻と過ぎていった。


午前5時半。時計が甲高い音をたてたのを機に、クリリンは目を覚ました。
「ふぅ〜・・・・・・もう朝か・・・・・・」
何だか寝た気がしなかった。妙に体がだるい。少し熱があるのだろうか。
しかし、ワガママは言っていられなかった。クリリンは重い腰を上げて、1階に降りる。
が、階段を下る途中で1階のリビングの明かりが点いている事に気が付いた。
「・・・・・・あれ?武天老師様、もう起きてんのかな」
降りてみると、武天老師の姿は見当たらなかった。
記憶が確かならば最後にリビングに居たのは、最後にカメハウスに帰宅した自分に他ならない。
その時に間違いなく明かりも電気も消したのだ。とすると夜中に誰かがリビングに降りた時に点けたのがそのままという事になる。
「・・・・・・誰だろ・・・・・・ッたくしょーがな・・・・・・うわッ」
クリリンはソファに座ろうとしたが、そこに誰かが横たわっていたのに気付いて思わず飛び退いた。
横たわっていたのは18号だった。クッションを抱えながら、寝息を立てている。
「・・・・・・18号?18号?何でこんなトコで寝てるんだ?」
揺すっても起きる気配が無かったので、それ以上追及するのは止めておいた。
テーブルに目線を移すと、何か置いてあるのに気付いた。
「・・・・・・・・・何だ、これ・・・・・・」間近で見ると、弁当箱の様だった。添えてある紙には「クリリンへ」とだけある。
「・・・・・・ひょっとしてこれ・・・・・・18号が?」
そっと中身を覗いてみる。お世辞にも良い形とはいえない卵焼きがギュウギュウに詰め込まれていた。
クリリンは弁当箱とソファで寝ている18号を交互に見やると、ふっと笑った。
「ありがと・・・・・・18号」


「18号、いつまで寝とるんじゃ!たまにはおぬしも家事ぐらい手伝わんか!」
「うるッさいなァ、アタシ、眠いんだよ。今日はほっといてくれ」
「ッククッ、なんつー奴じゃ、クリリンにいつか愛想つかされても知らんからな!」
18号は、ふん、と寝室のドアの向こうで嘆く亀仙人の声を無視して、またベッドに潜り込んだ。


昼の12時。クリリンは職場の食堂で18号の作った弁当を食べていた。
「・・・・・・はは・・・・・・しょっぱァ・・・・・・」
とは言いつつも、クリリンは満更でもない気持ちで2つ目の卵焼きを口にした。


970名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 09:57:37 ID:???
GJ!!

なんという萌え!
971名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 11:50:06 ID:???
18号と料理はやっぱり必勝パターンだな。
よかったです。
972名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 19:23:28 ID:???
激しくGJ
973名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 17:43:10 ID:???
18号さんの手料理が食べたいのです
974名無しさん@ピンキー:2008/12/23(火) 19:22:37 ID:???
18号に膝枕して欲しい。
1時間くらいうたた寝してもじっとしてる18号。
たまらん。
975名無しさん@ピンキー:2008/12/25(木) 23:37:39 ID:???
18号が料理上手だったら、それはそれで萌えるな。
976名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 10:30:47 ID:???
初夢を見ました
自分のベッドに全裸の18号さんが潜り込んで来て
やろうとした瞬間目が覚めました。
惜しかった 残念
977名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 15:59:56 ID:???
ヤムチャ  『クリリンの家に年始の挨拶に行ったら姫始め
        の真っ最中でした』
978名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 23:32:40 ID:???
姫始めも何も
毎日3回ぐらいやっとりますがなww
979名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 03:27:26 ID:???
今、DBZの劇場版をDVDで観てるが、
毎回、話のオチをピッコロやベジータの「ふん!」等で終わったりしているパターンが多い
折角、18号も同様に「敵→味方」に移行したキャラなんだから、やってほしかったな

例えば、ボージャック戦辺りなら出て来ても違和感ないだろうから、そこで出して、
最後の方でクリリンが「18号が来てくれなかったら、勝てなかったなぁ」と呟いて、
ちょっと離れた木陰でに立っている18号が「ふん!」と照れ隠しに言うトコでしめるとかどう?
オレは観たかったな、そういうのが。
バイオブロリーの時は既に味方として定着してたから、ボージャックの時に出て来て欲しかったよ。
980名無しさん@ピンキー:2009/01/03(土) 09:23:11 ID:???
18号さんVSザンギャで女性宇宙一決定戦やって欲しかった
凄まじい戦いで両者の衣服がどんどん破れて・・・
981幸せのカタチ:2009/01/03(土) 23:54:32 ID:???
ずっとこんな日々が続いていくものだと信じていた。

私と17号、16号の三人で道なりに風に身を任せながら、のんびりとショッピングがてらにドライブ。
正直、孫悟空のことなんて、どうでも良くなっていた。憎むべきドクター・ゲロをぶちのめしたことで、
気持ちの上でも踏ん切りをつける事が出来た。
(もう誰彼の命令に煩わされることもない。私達は自由だ!)
自由――なんて素敵な響き。圧倒的な解放感。窮屈なメンテナンスポッドに収容されて以来、久々
に外の空気を吸える喜び。もっともっと、この夢のような一時を謳歌したい。

だけど夢はいつかは醒めるもの。それも最悪の形で。

突如現れた緑色の化け物――完全生命体セルのために状況は一変した。奴のおぞましい薄ら笑い
が、ドクター・ゲロを想起させる。
(結局私達は自由なんかじゃなかった。奴の手の上で踊らされていただけだったんだ)
ただただ、その現実が悔しくて、悔しくて……。
そして私は最愛の弟と信頼すべき仲間を失い、天涯孤独の身となった――そんな絶望の淵にいた私
に救いの手を差し伸べてくれたのがクリリンだった。無論、すぐにその手を取ってしまえるほどコトは単
純ではない。
私は所詮、人造人間である。その事実は揺るがない。クリリンがどういうつもりだったにせよ、同情や気
まぐれの優しさだけではどうにもならない。
(私に構わないで。もう、放っておいてほしい)
だけど彼は諦めなかった。私がどんなに拒絶しても、つらく当たっても差し伸べた手を引っ込めることは
しなかった。
そして――


「母ちゃん!」
鏡の前で服と髪型のチェックに勤しんでいる私に向かって、娘のマーロンが駆けてくる。
「ん、どうした? あんまり慌てて転んでも知らないよ」
どうしたことか、腕を後ろに組んでモジモジしている娘の目線に合わせて、しゃがみ込む。
「はい、これっ!」
そう言ってマーロンが差し出した物は、一枚の画用紙。この前買ってあげたばかりのクレヨンで描かれたカ
ラフルな絵が。三人の人物が、仲良く手を繋いで顔一杯に口を開けて微笑んでいた。
人物の上にはそれぞれ、『とうちゃん』、『まーろん』、『かあちゃん』と書かれていた。
「くりしまし(クリスマス)のプレゼント!」
とマーロンが言った。胸の奥深くから熱いものが込み上げてきて――思わず娘を抱きしめていた。
それは温かく、柔らかく、花のようないい匂いがした。
「マーロン、ありがとね。すっごく嬉しいよ」
(おかしいね。ドクター・ゲロとセルのせいで、私は未来を失い、弟を失い、仲間を失い、空っぽになった筈なの
に――今じゃ抱えきれないほどたくさんのもので溢れかえってしまいそうになってる)
もう二度と、失いたくない、失わせない――心の底からそう思う。そう誓う。

982幸せのカタチ:2009/01/03(土) 23:57:11 ID:???
「おーい、ぼちぼち準備できたかい?」
クリリンの声だ。
「うん、いま行く」
今夜はクリスマス・イヴ。カプセル・コーポレーションで恒例のクリスマスパーティーが催されるの
だった。それにしてもパーティーの好きな連中だ。月に一度の割合、何かしらの名目でドンチャン
騒ぎをやらかしている。最近だけでも、トランクスの誕生パーティー、カプセル・コ−ポレーション創
設〇十周年記念パーティー、ハロウィンパーティー……etc。そして今夜。更に来週には新年祝賀
パーティーへと続き――。
(ああ、気が重い!)
騒々しい人混みの場所が苦手な私にとっては、まったくもって憂鬱な事態だ。しかしブルマには日頃
から何くれと無く世話になっている。おまけに私と違ってマーロンは、パーティーに行くのを結構楽しん
でいるようだ。
フゥッ、と軽くため息をつく。ここは諦めて腹を括るしかない。流石の私も子供には敵わない。最終チェ
ックをしてようやく満足すると、マーロンを抱きかかえて玄関に向かう。
「おまたせ」
そこには私の人生を変えた張本人、クリリンがいた。彼がいなかったら、いまの私は在りえなかった。
彼がいたから、私は知ることが出来た――幸せの意味を。
愛しい人がいる。守りたい未来がある。頼もしい仲間たちがいる。帰るべき場所がある。それもこれも全
部、クリリンがいてくれたからこそ。
でも時々、すごく不安になる。実はこれらは全て幻想。私の見てる夢なんじゃないかって。夜、目を閉じ
てしまうのが怖い。朝、目を開けるのが怖い。夢上の楼閣が崩れ去ることが恐ろしい。隣でクリリンが寝
息をたてているのを見て、マーロンに『おはよう』のキスをして、初めて安堵の息をつける。そして、そこ
でいつも泣きそうになるんだ。
(ねえ、クリリン。私、あんたにいくら感謝してもしきれないよ。私が、あんたのおかげでどれほど救われ
たか。だからね、クリリン。私、あんたに『ありがとう』なんて絶対に言わないから。そんな言葉一つで片
付けられるほど、安っぽくてお手軽なもんじゃないんだから。毎日毎日少しずつ、行動で、仕種で、身体
で、全身で、示してあげる。だからね、クリリン。ほんのちょっとの間でも、私から目を反らしちゃ駄目なん
だからね)
「ん、何か言った?」
クリリンが私を見る。
「ううん、なんにも」
「じゃ、行こうか」
「うん」
マーロンを中心にクリリンと三人、手を繋ぎあう。確かな温もり、感触。
それは何物にも変え難い幸せのカタチ。



マーロンが描いてくれた、あの絵と同じように。



~ Fin ~
983名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 09:33:05 ID:???
18号には幸せな日々からどん底の不幸な目に遭ってほしい(・∀・)
クリリンと結婚して幸せに暮らしてるのに復活したゲロにマーロンを拉致されて
仕方なく性奴隷になるとかw
984名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:22:32 ID:???
18号さんが俺の性奴隷になるなら良いが
985名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 16:31:38 ID:???
明日から仕事で鬱になってたけど、良い小説が読めて少しテンションあがったw
マジでGJ
986名無しさん@ピンキー
こういうのもアニメで見たいよね