357 :
手乗り:
ともかくもひんひん泣くミハシに、あれはおもらしじゃないぞと教えてやる。
おもらしじゃないんだ。キモチイイとイッちまうんだ。射精なんだ。
ミハシはきょとんと俺を見上げた。
「お おもらし じゃ ない・・・?」
「そう。おもらしよりずっと気持ち良かっただろ?」
三橋はしゃくりあげながら俺を見上げた。上目遣いktkr。いや見上げるしかねんだろうけど。
しばし沈黙したミハシは再びかーっと顔を赤くし、トムとジェリーのような素早さでぴゅっと
タオルの中に潜り込んでしまった。
おいおい速えな!
笑いながら、俺はタオルごとミハシを顔の前に持ち上げた。
白いタオル布団を剥かれてミハシがぴよっと驚いてうずくまる。
「気持ち良かっただろ・・・?」
ミハシの体の傍でせいぜい低くエロく囁いてみると、うずくまったミハシがぷるぷる震えた。耳もうなじも真っ赤だ。
「・・・う ・・・う・・・」
「舐められていっぱいイッっちゃったよなあ?」
「でっ・・・も!」
ミハシが顔をあげた。
「ん?」
「お、おれ・・・びょ、病気って・・・」
あー、そんな話にしたんだっけ。
その場しのぎの大嘘だっつーに。
まーいっか。俺は爽やかに微笑んだ。
「そう、男なら誰でもかかる病気なんだ。それを治すためにはイくしかないし、イかないと
死んじまうんだよ」
「うひ!?」
ミハシが青褪める。俺心の中で大笑い。なわけねーだろアホエロ天使。
でもこの脅し今後も活用できそーだな。