阿部「三橋、オレは…三年間お前に大根おろす!」

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538名無しさん@ピンキー
こちらスネーク。
毒ガスと体の痛みを振りきって俺は田島にCQCを仕掛てる真っ最中。
なに、CQCが分からないだと?ググれ。
「阿部も邪魔、」
俺の右腕が空を切った。
「水谷も邪魔、」
続けて俺の左足から放たれる蹴りを回避する田島。
「三橋にセクハラするシガポも邪魔、」
メットが投げられた。視界を奪われた、その一瞬
「…オッサンも邪魔あ!
どいつもこいつもうっぜぇええええええ!!!!!」
田島の振り回したバットが胸を強打した。
持ち堪えて逆にバットを掴んでやる。
「…オッサンやっぱり強えーなぁ。なんで倒れねーの?」
田島はパチパチ目をしばたかせ不思議そうに尋ねてくる。
「坊やだからさ。お前がな」
本当は体格差だが。
ぐぐぐ、とバットを押し返すと、あっさりバットは田島の手から離れた。
「…なんだか知らんがおイタが過ぎたな、坊や。
メイドの土産に自分がヤンデレだと覚えておけ」
「ヤンデレ?なんだそれ英語かー?」
構える俺にケラケラ田島は笑う。
ついっ、と田島が赤い紐を引っ張ると同時に、俺の両手両足は凄い勢いで上に引き上げられた。
みょゆんと音を立てて俺はU字型に天井から吊り下げられてしまう。
「油断したなオッサン。………ボッコボコにしてやんよ」
しゅしゅ!と田島がボクサーの真似をした。でも目がマジです。
こちらスネーク、生きて帰れそうにない。