阿部「三橋、オレは…三年間お前に大根おろす!」

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192巣山は見た 最終回
http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1189555703/338
※バカ変態注意


ゴムをはずしてきゅっと口を結ぶと、何故か三橋はそれを
自分のズボンのポケットに入れた。
まあ部室のゴミ箱に捨てるわけにもいかないけど、そのくらい自分で捨てるのに。
「それじゃ、またね」
妙にそわそわしながら三橋は部室を出て行った。しかもどもってない。
また違和感を感じたが出したばかりなせいか頭がうまくまわらない。

オレは動く気になれなくて、しばらくそのままへたりこんでいたが
腹が鳴り出したので帰ることにした。
下校時間はとっくに過ぎていて外はすっかり暗い。
外灯がついているから真っ暗じゃないけど。

駐輪場でチャリの鍵をはずしていると無灯火の自転車がすっと入ってくるのが見えた。
こちらには来ずにまっすぐグラウンドの方に消えた。
ピンときたオレはそっと後をつけた。
ベンチのあたりに人影がふたつある。
誰と誰かは見当がついてる。
気が引けたけど、オレは物陰に隠れて様子を見ることにした。

「……べくん、遅いよ!」
「悪いな、待ったか?」
「待ったよ、オレはっ、急いで電話、したのに」
「ごめんな」
三橋の怒った声も、阿部のあんなに優しい声も初めて聞いた。
驚く前に聞いてるこっちが恥ずかしくなるような甘ったるい雰囲気だ。

「これ、証拠」
三橋がズボンのポケットから何かを取り出して阿部に見せた。
何かはすぐにわかったけど考えたくない。
「えらかったな。何もされなかったか?」
三橋はぶんぶんと大きくうなずいている。
「じゃ、脱ぎな。外してやるから」
「わ、わかった!」
193名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 22:09:34 ID:???
>>192

カチャカチャと音をさせてズボンを下ろし下着を下げると、
何故かもう一枚下着みたいなものをつけているのが見えた。
阿部が三橋の足元にしゃがみこんでそれを解いていく。
包帯か何かみたいだ。

「いいぞ、力抜け」
「んん……ふ、ぁ」
ずるっと三橋のケツから何かがでてきた。コードも見える。
……何かは考えたくない。
ブーンとか、モーター音が聞こえたような気がするのは気のせいだ。

「包帯ぐっしょぐしょだぜ。キツかったか?」
「へ、へいき、だっ」
阿部が愛おしそうに三橋の股間を撫でさすっている。
「へいき、だから、はやく」
あべくん、と震える声でみはしがあべのてをけつに

そこがオレの限界だった。
気がついたらダッシュでその場から逃げ出していた。

そうか。阿部がひどい奴なんじゃない。
あいつら二人とも変態なんだ。
もう、三橋の頭を見てドキドキすることはないだろう。
オレは安心したような寂しいような、複雑な思いでぼやけた星空を見上げた。