阿部「三橋、オレは…三年間お前に大根おろす!」

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172ビーストウォーズ
※虫?化・ふたなり注意

 俺は三橋の同級生。
 三橋というのは俺と同じクラスで、野球部のピッチャーである。
 そんな三橋にある日、唐突に異変が訪れた。

「おまっ……それどーしたんだよ!?」
「う……わ、わかんない……」

――それがわかんないあるかヴォケッ!
 口から出かかった罵倒を寸での所でなんとか飲み込む。毎度当たり前の展開で少々心苦しいのだが、今日の三橋もいつもと違う様子であった。
 とは言っても、外見に大きな変化は見られない。ふわふわの癖っ毛頭からは耳も触角も生えてなければ、尻から尻尾が生えてる訳でもなし。
 その代わりと言ってはアレだが、今の三橋の格好はすごく……変態です……。一昔前に流行ったルーズソックスを思い出させる、膝下まであるピンクのくしゅくしゅのレッグウォーマーに同じタイプのアームウォーマー……以上。それだけ。
 三橋は手と足の一部を除いて全裸であった。いや、一部が隠れているなら半裸なのだろうか。

 別にどちらでも良かった。

「オレ……今度はミミズになっちゃっ、た」

 そろそろ、フォローを入れるのも苦しくなってきた。だってそれお前、自分で着ただけだろう。
 だけどよーく目を凝らして見ると、明らかにおかしい点が衣装以外にもある。胸、だ。いつぞやのカタツムリの時のように雪見大福サイズの小振りの肉質が二つ、三橋のぺたんこ胸に張り付いている。

「ミミズも、しゆーどうたいなんだ、よ?」

 その後、三橋がフヒッとかムフッとか、どう笑ったかなんて、もうまるで覚えちゃいない。気が付くと三橋は俺の上に覆い被さっていた。桃の皮を剥くより遥かに楽そうにして、俺を裸に剥き、同意も得ないまま半勃ちのサンディを未開の膣の中へと迎え入れたのだった。




長くなったのでオチは深夜。