http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1189154678/633 叶×三橋(流血微グロ注意)
口の中の廉の味はすぐに消えてしまう。
いつまでも味わっていたいのに数回口の中を転がすとすぐに俺の唾液の味しかしなくなった。
だから何度も何度も廉の唇へ噛み付いた。
そんな行為を繰り返すと廉の唇は真っ赤に腫れ上がりそこは水々しく濡れていた。
ぬるりと輝きを放つそれに息を呑む。
廉の白い肌に真っ赤な唇がすごく綺麗だと思った。
「廉、すっげぇ綺麗。」
既に廉の体からは抵抗は感じられず、時折すすり泣く声が聞こえるだけだ。
泣いたってどうにもならないのは三星時代から分かっていたことだろ。
お前は無力なんだ。
いつも俺がかばってやらなきゃ何もできない。
「あ べくん、あべ くん・・・。」
またその名前。
聞きたくない
聞きたくない
聞きたくない
廉の下半身に手を伸ばして強く強く握った。
「ひっ。」
廉が息を呑み、その細い体を仰け反らせた。
その口からはもうあの名前は紡がれない。
そうだ、こうすればいいんだ。
あいつの名前なんか呼べないほどに廉を俺で満たしてやればいいんだ。
簡単なことじゃないか。