戦火のなか犯される娘達

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385佐倉ゆかり ◆IBL2DEpElA

(ここは先日隣国に攻撃を受けた某国の市街地。未だ硝煙がくすぶり
瓦礫が散乱している街を3人の男女が歩いていた)

はぁ・・・どこまで行っても瓦礫ばかり・・・人っ子1人いやしないわ・・・。
戦闘区域って言っても、もう戦闘なんか終わってるし住民はみんな避難したっていうじゃない。
兵隊だってこんなところにいつまでもいるはずないし・・・

ていうか、何で○○語ができるってだけで私が戦場の取材に行かされるわけ?
こんなことフリーのジャーナリストを雇ってやらせればいいじゃないの!
もし私の身になんかあったらどうするのよ!
(目じりをつり上げて憤慨しているが、実際危険を感じているわけではなく
つまらない仕事をやらされてる状況に怒っているだけ)
ちょっとー!小林ー!田原ー!何モタモタしてるの!?さっさとついて来なさいよまったく!!
(小林と田原は助手と撮影カメラマン。彼女の取材に同行しているスタッフ。
こちらは適当に殺ってもかまいません)
ええ?兵隊が近くにいる!?どうしてそんなこと分かるのよ!?
危ないから戻ろう!?バカ言わないでよ、人がいるなら取材するに決まってじゃない!!
男のくせに女の前でビビって恥ずかしくないの!?
・・・ホンット日本の男って情けないんだから!
アンタ達が何言っても私やるからね、だいたい私達は外国人でただの取材クルーなんだし
ジュネーブ協約には非戦闘員に危害を加えるなってあるんだから心配しなくていいのに。
だ〜か〜ら〜、とっとと兵士にインタビューする絵を撮ってからホテルに戻ろ・・・
(その時ゆかりはこっちを見ている兵士に気づいた)
あっ!あそこにいるじゃない!
すいませ〜ん!ちょっといいですか〜!!私達日本から取材に来たんですけどインタビューさせて下さ〜い!!
(スタッフが止めるのも聞かずゆかりは兵士にマイクを向け近づいた。
なお彼女は○○語で話しかけているため兵士は言葉の内容が理解できる
もっとも、兵士には日本語はわからないが)