>>197 案の定、三橋は次の問題も間違えた。
「ほら、さっさと全裸になれよ」
「あ…や、やっぱりダメ、だ…」
「ダメとか言う権利はねーだろ?タダで教えてやってんだから言うこと聞けよ」
そう言って、俺は三橋の襟首を掴んで、左右にビリッと開いた。
ボタンが2、3個飛びちる
「ほらほら、自分で脱がねえとボタン無くなっちまうぞー」
そう言うと、慌てて三橋はボタンに手をかけて、もたもたとした手つきで外しはじめた。こいつ不器用だなあ。
パサッとシャツが床に落とされる。
露になった三橋の体はすげえ白かった。お前本当に野球部かよ。
「おい、まだだぞ。全裸だからな?」
そう言うと、三橋は躊躇しながらもズボンとパンツを脱いだ。
なんつーか、白っぽいチンコだな。
素直にそういう感想をのべ、しげしげと眺めていると、
三橋のチンコがだんだん勃起してきた。
!?
なに、コイツ。
「おまえ、な、なんで勃ってんだよ?」
うっかり声が裏返っちまった。だっておかしくね?
俺なんかしたか?!軽くパニクってると、三橋は恥ずかしそうに俯きながら言った。
「ご、ごめんなさい…俺、やっぱり阿部くんが好きで…。
阿部くんに見られると、ドキドキしちゃって…だから…」
ちょっと待て。どんな状況だ。
「何、お前変態なの?」
そう聞くと、三橋はさらに顔を真っ赤にした。肯定してるっぽい。
「・・・あ、阿部くんは俺のことそういう風に好きじゃないのわかってるけど…い、一回だけでいいから」
さわってくれませんか・・?
と、三橋は消え入りそうな声で言ってきた。
阿部が「三橋が変なこと言っても気にするな」と言っていたことを思い出した。これか。