苺ましまろ

まったく…

それはもちろんだけど、他所の家のを見たら捕まるぞ
はぁ、お姉ちゃんってば
お風呂場が酒臭い、しっかり迷惑かけてるってば
いいわけまで、おじさん臭いよ

そんなに飲んでたら太るよ、アルコールってカロリー高いんだから。

いや、他所ん家なんか覗かねぇよ
あたしにゃアナちゃんと茉莉ちゃんがいるしな

うるさい！うるさい！お前は、あたしの親か！
小学生の癖して言うことがオバサン臭いんだよ

今からコレじゃ先が思いやられるなー。やれやれ

…なっ！　ふ、太る？
（さぁーっと血の気が引いたようにお腹を見て）
だ、大丈夫だよな。まだ…

いや、アナちゃんと茉莉ちゃんだって他所の家の子だよ
小さい子みて喜ぶって…
オバ！
おばさんくさいんじゃなくて、お姉ちゃんがだらしないからでしょ
お姉ちゃんは…結婚相手みつからなさそう

……いや、時間の問題かと

いや、まだ結婚するつもりなんかねぇし
そーいうワイルドさに惚れるって人も居るんじゃない？

んー…
でも結婚したら家事とかやんなきゃなんねーんだよな
めんどくせぇ。むしろ嫁さんの方が…

ちぃだって新しいお菓子が出たら味見だ！とか言って
食ってんじゃねぇか。…太るぞ？

将来でもお姉ちゃんこのままだと……
えー、物好きだね。でも、ひょっとしたら

……だめだこりゃ

わ、私はまだ成長期だし、運動もしてるから
大丈夫よ、時々ダイエットしてるし。
お姉ちゃんは痩せる要素ないでしょ

なに言ってんだよ

あたしがお前らの世話でどんだけ疲れてると思ってんの？
とくに、あいつの…
（電気のついた隣家の二階の窓ガラスを指差しながら）

よくもまぁ、あいつと四六時中いっしょにいられるもんだ
そこだけは感心するよ。ほんと

あたしたちの世話？
お姉ちゃんはアナちゃん達と遊びたいからだし
みっちゃんは勝手に来るだけじゃない
私のせいじゃないよ、だいたい煽るだけあおって、その始末の手伝いは私にくるし

そう言われても、みっちゃん居るんだしね。同じクラスだし、ねぇ
お姉ちゃんの方が一緒じゃない時間が多いだけ楽じゃないの

ん。だから、これからもあいつの世話は任せた
（ポン♪と千佳の肩を軽く叩いて）
あいつもお前のこと、唯一無二の相方とか言ってるし

ふぁあぁあ〜…　ん？　もうこんな時間か
（ゴソゴソとベッドに潜り込んで）
お前も、いい加減に寝ろよ？　明日休みじゃないんだしな

あ、そうだ。来週って何の日か覚えてるか？

はいはい……
（あきらめた顔で肩を落とす）

そういえばもういい時間だね
話に付き合わせたのお姉ちゃんなのに
勝手だなぁ…
来週…って何だったっけ？

ガーン。マジで分かんないのか？
そこまで薄情だとは思わんかったよ

二人っきりの姉妹なのに…

いーもん、いーもん
きっとアナちゃんと茉莉ちゃんなら覚えててくれるし

【んで、来週は来られそう？】
【せっかくだしアナちゃんと遊んでみたいんだけど…】

うそうそ、お姉ちゃんの誕生日でしょ

別にいいけどね……
ケーキはいらないんだね

【あー、来週はなんとかなるとは思う】
【アナちゃんだね、了解だよお姉ちゃん】

覚えてるんなら、はよ言えよ。ったく…
（布団の中に潜り込んだままブツブツ）

…なっ！？　要るよ。要るから！
（慌てて布団からガバッと跳ね起きて）
ケーキ作ってくれよ。な？

【んで時間はどんくらいになりそう？】

わかったから、作って置いておくよ
本当に作らないわけないじゃない

【今日と同じくらいかな】

任せたぞー！　んじゃ、おやすみ〜♪
（ヒラヒラと手を振りながら再び布団に潜り込む）

【ん、了解。これで落ちるな。ノシ】

はーい

【私もお休み】

お姉ちゃーん
誕生日おめでとう、
ケーキちゃんと作っておいたからね。
私は先に寝るからお休みー

フフ…　楽しかったなぁ
（誕生パーティーが終わって自室に戻り）
（もらったプレゼントを肴にビールを飲む）

にしても美羽のヤツ、なに考えてんだ？
あたしへのプレゼントが自分のセルフ写真集だなんて…
茉莉ちゃんとアナちゃんのにしろっての

幸せもんだぁね、あたしは…

ふぁあぁあぁ…　ん？　もうこんな時間か。そろそろ寝っかな
（椅子から立ち上がると蛍光灯の紐に手を伸ばす）


【そろそろ時間だな。アナちゃん待ちで待機するよ。】
【美羽になんか吹き込まれて、あたしの部屋に来るってカンジで。】

>117
お、おい！　ケーキ「だけ」？　プレゼントは無ぇのかよ
二人っきりの姉妹だろ？　そんな薄情もんだとは思わんかったよ

美羽さんに言われまして、来ましたけど
ほんとにサプライズプレゼントをしてもいいのでしょうか？
（扉の前で中の様子を伺う）
喜ぶって言ってましたが、美羽さんの言う事は信用なりません。
それに、…首にリボンをつけて行けばいいだなんて…
（そっと扉を開けて顔をのぞかせて、クラッカーを鳴らす）
パーーーン！！
ハッピーバースデーですわ、お姉さま

【えっと、こんな感じで】

>120
…ん？
（蛍光灯を消そうとした所でドアのノブが回っているのが目に入る）
また、あいつ（美羽）か。…ったく、懲りねぇなぁ
（気付かれないよう音を立てずにドアの横に移動して開くのを待つ）

ｶﾁｬ♪ ［ ――開いた！］

う わ ぁ ー っ ！！　　…えっ！　あ、アナちゃん？
（出て来た人物を驚かそうと大声を出すが、アナちゃんでビックリ）

【うん、そんな感じ。んじゃ、ヨロシクね、アナちゃん♪(ニッコリ】

あ、あの…お姉さま…怒ってます？
（ﾋﾞｯｸﾘ顔を怒っているのかと思って少しおびえる）
美羽さんが、誕生日はﾋビックリプレゼントだっておっしゃってましたから……

【はーい】

ううん！　怒ってない、怒ってない
（少し怯えた様子のアナに慌ててブンブン首を振りながら）
また美羽がいらんことしに来たかと思って…

驚かせちゃってゴメンね、アナちゃん。（ニッコリ

>美羽さんが、誕生日はﾋビックリプレゼントだっておっしゃってましたから……

へぇ、美羽が？　[…あいつめ、また要らんことを。朝起きたら折檻だな！]

そんな気を使わなくて良かったのに。…でも、嬉しいな。ありがと、アナちゃん

んで、そのビックリプレゼントって何なの？

（ほっとする）
よかったですわ。
いいえ、お姉さまを喜ばせれるなら…
はい、ハッピーバースデーですわ。おめでとうございます

えっと…
これを渡すようにって美羽さんが、私は見てはいけないのですって
（封筒を渡す）
なんなんでしょうね？

（「アナちゃんをプレゼント、写真集じゃなくこっちは本物を楽しんでね、お姉ちゃん」と書いてある）

え？　アナちゃんも何だか知らないの？

あいつめ、なに考えてんだ
（アナから手渡された封筒を受け取り、封を開ける）

なになに…？
>「アナちゃんをプレゼント、写真集じゃなくこっちは本物を楽しんでね、お姉ちゃん」

ぶっ！　ほんと何考えてんだ、あいつ！(#
見てよ、アナちゃん。こんなことが書いてあったよ
（封筒に入っていた手紙を開いてアナにも見せる）

朝起きたら殴っとくから、アナちゃんは寝なよ。もう遅いし…

何が書かれていたんですの？
（手紙の内容を知りたそうに背伸びをして見ようとする）

なになに……
（わなわなと震え、その手紙をビリビリに裂く）
美羽さんったらあ！

ﾊｧﾊｧ……そうですわね
もう遅いですし……

そうだわ、今日はお姉さまとご一緒に休ませてもらってもいいでしょうか？

えっ！　あ、うん。アナちゃんが良ければ… （///
（手紙の内容を思い出して、つい顔が赤くなってしまう）

よっと。…ほら、アナちゃんも入りなよ
（布団を持ち上げベッドに潜り込んでアナを手招きする）

アナちゃんと寝るのって初めてだよね？
前に泊まりに来た時は、美羽が割り込んできてさ


【いま、アナちゃんは何着てるの？】
【あたしはパジャマ代わりのキャミソールに短パン。】
【ちなみにブラは無しね♪】

よかったですわ
（部屋の中に入ってお姉さまのベッドへと誘われるままに）
そ、そういえば、そうですわね
いつも美羽さんに邪魔されたりしましたから…
あの時の美羽さん、子供っぽくておかしかったですわ


【えっとぉ、ネグリジェということで】

あはは。あいつが子供っぽいのは、いつもの事だけどな

あいつに比べて、アナちゃんは礼儀正しくて可愛くて…
ほんと月とスッポンだよ
（そっと手を伸ばすとアナの髪に触れ、スーッと指で梳く）

ねぇ、アナちゃん。もっとくっ付いても良い？

お姉さまは大人ですから

そんなに言われると照れてしまいますわ
んぅ……

はい、構いませんわ
（そばに寄り添うように近づく）

【ゴメン。眠気で頭が働かなくなってきた。】
【凍結頼みたいんだけど、次っていつ来られそう？】

【うーん、来月になるかも】
【置きレスならぽちぽちと続けれそう】

【うん、了解。じゃあ、２〜３日中にレスしておくね。】
【今日は付き合ってくれて、ありがとね。楽しかったよ。ノシ】

【はーい、お休みなさい】

諸君らの愛してくれた美羽は死んだ！　……何故だ！？

age

二人が寝静まった後…。
ベッドの下にひそんでいた忍者姿の美羽。頬に光る涙。

美羽「あのお手紙、あたしかアナちゃんのどっちが本当に好きか、
ちょっと、おねーちゃんを試してみるためのものだったのに…
アナちゃんと…本当に…寝ちゃうなんて…！　ひどいよ…ｴｯｸﾞ…ﾋｯｸﾞ…」

美羽「やっぱり、おねーちゃんは、あたしのことなんかより、
アナちゃんのほうが…好きなんだ…ｳｳ……ｯ」

やがて涙をぬぐい、ふところからハンドカメラを取り出して決意する。

美羽「もう、こうなったら…っ！　あたしにも手段があるからーっ！
今さっき撮影した、おねーちゃんとアナちゃんの、この超恥ずかしい画像を、
ちーちゃんと茉莉ちゃんに全部ばらしてやるんだからーーーっ！」

美羽「おねえちゃんの、バカｱｱｱーーーーーーーーッ！　ﾋﾞｴｴーーﾝ！」
忍者姿のまま、大声で泣きながら窓から去りゆく美羽。

美羽ちゃんへ手紙

「すき」

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お姉さまから連絡がないですわね

正義

はい？

伸恵もんに犯されたい

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K/ｰ'~^~_/　 ヽﾐ:ー‐‐'"　　ヽ　i
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i　∪　　,.:::二二ﾆ:::.､. 　 　　　l
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.i､　 .　 ヾ=､＿_.／　　　　　　ﾄ=.　　＜　 やばい、まじやばい
ヽ　､∪　　　―　.ノ　　　　　.,! 　 　　　＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿

あげ

ちぃちゃん誕生日おめでとう！これからもずっとみんなのちぃちゃんでいてね！

コッポラちゃんハッピーバースデー！英語なんか話せなくてもアナちゃんは十二分かわいいよ！いつまでも永遠に・・・