言葉と視線で辱められ、桂の体は羞恥で燃えてしまいそうだった。
拘束から逃れようと、その流麗な髪を振り必死にもがく。
しかし腕の自由を奪われ、腿をがっちり固定されている身は、ろくに動かない。
真面目で性に関して頭の固い彼にとっては、
まるで排泄を見られているような、その行為だけでも充分堪え難いというのに、
さらにそれで悦んでいる己の体の淫らさを思い知らされるのは、あまりにも酷だった。
激しい恥辱にとうとう頭の中の何処かが焼き切れてしまったのか、
ついに桂は子供のように泣き出してしまった。
「も、もうイヤだッ…! 頼むからゆ、許しッ…」
大粒の涙で頬を濡らしながら、汗で湿った艶やかな髪を乱す。
そこでやっと銀時は、「しゃーねーなー。じゃあ少しだけ手伝ってやるか」と応えた。
触れてもいないのにパンパンに張りつめている桂の性器へ手を伸ばし、
しとどに溢れた蜜を塗り込めるように、指で先端の割れ目をクリクリと撫でる。
「あッ、違ッ…そうじゃな・くてッ……クゥッ」
桂は今は性欲より、自分を辱めるこの状態をなんとかして欲しかったのだが、
体はやっともたらされた直接的刺激に悦び、また淫液を滲ませた。
「お前ココ弄るとコッチも動くよな」
そんな桂に銀時は笑みを浮かべ、
ギッチリ銜えた異物を貪欲に味わい始めた、彼の肉襞をもう一方の指でなぞる。
そしてわずかに出た玩具の根元を掴み、揶揄うように揺すり中を掻き回すと、
絡みつき捲れ上がる襞を楽しみ、ゆっくりと引き抜いた。
「ひぁっ…!」
やっと屈辱から解放されると思い、桂は粘膜を擦られるその感覚に耐えていたが、
だが銀時はギリギリまで抜いたそれを勢い良く中に戻し、彼の期待を裏切った。
しかもジュプジュプと音が立つほど、激しく出入りさせたのだ。
「はぅッ、ヤッ、アァァァッ!」
敏感な性器の先端を捏ね回しながら、デコボコした固い異物に尻奥の性感帯を刺激され、
それまでじりじりと燻っていた桂の体は、一気に昇りつめた。
緊張する内腿と、ビクビクと痙攣し疑似性器を締め付ける淫肛に、
彼の射精が間近だと悟った銀時は、しかしそこでピタリと両手の動きを止めた。
「ハイ、お手伝い終了ー。 ほら、最後くらい自分で頑張れよヅラ」