[ドラゴンボール]18号(;´Д`)ハァハァ…6[クリリン]
936 :
855:2007/09/01(土) 18:40:54 ID:???
18号は助けを求めてきた暴走族の2人の方を振り向いた。
「ここでいいんだろ」
「あ、ああ…確かにここがクラブ・オーシャンだな」
「じゃあ、早く行けよ」
「ちょ、ちょっと待って。ア、アンタは?」
「バーカ。そもそもあたしには関係のない事だ。ここまでしてやっただけでも有り難く思え」
「そ、そんなぁ…」
「大の男が揃いも揃って女に頼るのか。自分の女くらい、自分で助けて来い」
痛いところを浸かれた2人は互いに顔を見合わせる。
「お、おまえ、行けよ」
「な、なに言ってんだよ。おまえが先に行けよっ」
18号はいつまで立っても店の前でビクついている2人に靴を軽くあてた。
「ウジウジすんな。鬱陶しい!」
店の奥から、黒スーツをきた店員とおぼしき男が顔を見せた。
「いらっしゃいませ。2名様でございましょうか。それとも、まさか後ろの方も…」
(アホか、コイツは)
18号は呆れながら、暴走族の肩を叩く。勿論、軽く。
「あ、ああ、あのよ!この店に最近14歳くらいの女が入店してねーかな」
「新人の女の子をご指名でございますか。でしたら、まずアルバムをご覧に…」
「そ、そうじゃなくてよ、その子な、俺らのダチなんだ。だから悪いけど連れ戻しに…」
その瞬間、店員の目つきが変わったのを18号は見逃さなかった。
938 :
855:2007/09/02(日) 03:36:00 ID:???
店員は視線を店の奥にやって、妙に深く頷いた。
恐らく、護衛か何かに合図を送ったのだろう。また面倒な事になりそうである。
「申し訳ありませんが、当店ではその様な行為は一切承らない規則になっております。
お引取り願えますか。それとも、当店でのサービスをお楽しみになっていきますか」
そう言いながら、店員の口調は少し横柄なものへと徐々に変化していくのがわかった。
「ざ、ざけんなよーっ。俺らのダチを無理矢理連れ込んでんのは分かってんだからな!」
「仕方ありませんねぇ。では、ちょっと痛い目に遭ってもらいましょうか。
天下一武道会の予選決勝まで勝ち進んだガードマンを呼びましたので…」
「ハ…ハァ?」
店員が横にどくと、まさに「大男」という表現がふさわしい男が出て来た。
「当店だからこそ雇えた屈強な戦士、ジャイアント・パパさんです。
ジャイアント・パパさん。この2人をつまみ出して下さい」
「おいおいおい。マジかよ!俺、こいつテレビで見た事あるよーっ!」
「お、おまえやれるだろ!ボクシングやってたんだからよぉー!」
「あ、あれは通信教育なんだよ!DVDで真似してただけだ!」
「アッポゥー!」
ジャイアント・パパという大男が大きく両手を振りかざした。
「ひっ、ひぃぃぃっ!」
2人は、そそくさと18号の背後に後退した。
(ハァ…ったく、どいつもこいつも…)
不本意ながら、18号はジャイアント・パパと向かい合う形になった。
939 :
855:2007/09/02(日) 03:43:01 ID:???
>>937 ありがとうございます。そう言っていただけると、安心します。
「18号がこんな事するわけない」とか「こんな事言わないだろ」とかが無い様に、
なるべく18号の言動を原作に近い自然な形にしたいとは思っているんですが。
なかなか難しいです。
940 :
855:2007/09/02(日) 04:04:48 ID:???
一方、個室に案内されたクリリンは自分の今の状況が正しいのかについて悩んでいた。
写真の女性は18号に似ていた。でも、18号の性格からして、こんなところに来るだろうか。
いや、でも、もしも!もしもだ!
18号にこの様な風俗店に来ざるを得ない事情が出来たとしたら!
自分に何が出来る?ただ、連れ戻す事だけが18号の幸せになるというのか!
いや、待て!落ち着け!そもそも、写真の女性=18号と決まった訳では…。
ああ、いや、しかし、しかし、しかし!
頭の中がこんがらがったクリリンの耳に、ドアを叩く音がした。
「お待たせしました、クリリン様。女の子の準備が整いましたので、お部屋へお連れ致します」
「あ…あ…ハ、ハイ…」
「その前に、料金のお支払いを御願いします。4万8千ゼニーでございます」
(えーっ、前金制なのかよー!4万8千ゼニーって、高すぎじゃないか!?)
風俗には一切縁の無かっただけに、全てが初体験であった。
(どうしよう…18号を探し出す為とはいえ…
ソープでお金使っちゃ、武天老師様に叱られちまうよーっ!なけなしの小遣いが…)
18号か、4万8千ゼニーか。しばらく考えた。
(またな)
振り返った18号の、ちょっと寂しさのこもった目が今でも忘れられない。
そうだ…18号を助ける為なら…4万8千ゼニーくらい…何てことないぜっ!
クリリンは財布をポケットから取り出した。
ジャイアント・パパちょっとワロタw
ちゃんと18号らしさ出てるよー
これからも楽しみにしてるよ
18ごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
943 :
名無しさん@ピンキー:2007/09/05(水) 00:41:27 ID:q1MGP4YF
(・∀・)イイ!!
18号たん萌え
18号に抱き付かれたい
踏まれたい
縛りたい
皆が居る前で酔っ払ったクリリンに迫られて焦る18号が見たい
951 :
855:2007/09/08(土) 19:11:25 ID:???
「突き当たりのドアの向こうで、ご指名の女の子がお待ちです」
そう言って、店員の男は静かに物音を立てずに元の方角へ戻っていった。
己の心臓の音が周囲に聴こえているのではないかと思う位に高鳴っていた。
(…い、行くか…万が一、万が一、あの写真の子が18号であるとしたなら…)
クリリンは深く息を吸い込み、ゆっくりと吐いた。
少し歩くだけで、もう突き当たりの部屋にたどりついた。
もう一度深呼吸をし、ドアを静かにあける。
そこには、金色のショートヘアが美しく映えている女性がちょこんと正座していた。
クリリンは、相手の顔に見入った。あまりにも女性は18号に似ていた。
だが、女性の第一声はクリリンを落胆させるものだった。
「いらっしゃいませー」
(…この反応は…やっぱり18号じゃない…
いくら18号でもオレが来たら、何らかの反応を示すか、驚くかするだろうな
というか、声からして別人じゃないか…)
「初めまして…クラリスです。よろしくね」
「え…あ、ああ、は、はじめまして…クッ、クリリンです…」
「クリリン?可愛い名前だねー」
「いやぁ、ははは」
(って、こんな事してる場合なのか…オレは…18号を探しに来たんだぞ)
952 :
855:2007/09/09(日) 17:00:30 ID:???
「どうしたのー、怖い顔しちゃってー」
そう言うと、クラリスはクリリンの手を軽く引いて、椅子に座らせる。
「あ、あ、あの……」
「…もしかして、こういうトコ来るの初めて?」
「…う、うん、そうなんだ、あの、でも、ここに来たのはっ…」
「大丈夫!リラックスして!ふたりで楽しい時間を過ごしましょっ」
クラリスは、ゆっくりと手際よくクリリンの靴下、ズボン、上着を脱がしていった。
(や、やばい!早くちゃんと断らないと…取り返しのつかない事になるぞっ!)
「はい、これ、腰に巻いてください」とクラリスからバスタオルを差し出される。
「…あの、ごめん、オレ、ホント、帰らないと…」
「えっ!?何でー!?何か気に障る様な事しちゃった!?」
と、クラリスはグイッとクリリンに顔を近づけた。
クリリンの顔に、彼女の吐息がかかり、余計に頭がクラクラした。
「本当は部屋に入った時に説明しなきゃいけなかったんだけど…
オレ、人を探しているんだ。で、君がさ、俺の探している人にそっくりだったんで…ここに入ったんだ。
だから…その…悪いんだけど、君とはその……できないよ……ごめんよ、指名しておいて」
続きが気になって仕方ないんだが
結婚式は挙げたの?
結婚式の時は17号は来たのかね?
来たとしたら皆と騒がずに隅っこのほうに居そう
スピーチさせられる17号
純白のウェディングドレスが似合いそうです
ウェディングドレス姿見たいよなー
番外編とかで結婚式の様子描いてほしかった
アニメや映画でいいから
結婚したのはセル編から三年後なんだよな
出会ってから三年で結婚って早いのか普通なのか
その前に結婚して一年後にマーロン誕生の早さにびっくり
出来ちゃった婚だったりしてw
出来ちゃった婚は嫌かもw
18号の母乳飲みたい
965 :
855:2007/09/17(月) 04:02:35 ID:???
クリリンは恐る恐る下げていた目線をクラリスに向ける。
怒るかと思いきや、クラリスは爽やかといってもいいくらいの笑顔を作っていた。
「…?」
「カーッコイイッ!」と、クラリスは思い切り頬ずりをしてきた。
「一途だねー、君!グッときちゃうな!」
「…あ、あの」
どうやら、あまり効果が無い様だった。褒められているには違いないのだが。
「でもさー、色々経験しておくのも悪くないと思うんだけどなー、あ、た、し、は」
ふっとクリリンの耳たぶに甘い息を吹きかけてくる。
「ちょ、あの、だから、オレは…って、あ、あれ、オレのパンツ!?」
いつの間にかクラリスは、クリリンの腰にバスタオルを巻き、パンツを下ろす作業をやってのけていた。
後で知る事だが、クラリスはランキング3位内に入る人気嬢である。
そして、人気嬢といわれるだけあって、コミュニケーションとテクニックにおいては一級であった。
「うふふふっ!もう逃げらんないよー!」
「ちょっと!マジでカンベンしてってば!」
軽く手刀を首にあててしまおうかと思いついた次の瞬間。
物凄い爆音が壁を通して、クリリンの耳に伝わった。
ドゴーン!
「な、なんだ、今の音は!」
966 :
855:2007/09/17(月) 04:32:41 ID:???
ジャイアント・パパをあっさりと吹っ飛ばした18号は店員を引きずりながら店内を移動していた。
「新入りの女がいるのはどこだ?」
「こ、こ、こんな事してただで済むと思ってんのか、このアマァ!
生きて帰れると思ぉぉぐあふぁっ!」
気絶しない様に軽く蹴りを店員の腹にキメる。
しかし、まだコントロールが下手糞なので、ちょっと失敗してしまったかもしれない。
「おい!おい!女はどこだ!おい!
……ちっ、気絶してやんの……ったく、何であたしがこんな事してるんだ?」
「はぁっ!」
先程、吹っ飛ばした筈のジャイアント・パパが元気良く立ちはだかっていた。
(あー!もう!鬱陶しいったら、ありゃしないよ!今日は鬱陶しい男にばかり会う厄日だな)
もう一度、パパに拳をお見舞いしようとしたところへ意外な顔が現れた。
「待てッ!」
「…えっ…」
967 :
855:2007/09/17(月) 04:48:58 ID:???
右側のドアから、ジャイアント・パパと顔が瓜二つの男が出現した。
流石の18号もこれにはちょこっとだけ驚いた。が、直ぐにそれも冷める。
冷静に考えれば、ただの双子だ。そんなの、この世にごまんといる。
しかし、18号の周囲のドアからパパと顔が同じ男が更に3人出て来た。
「はぁ?」
「かかったな、女!オレたちはムキムキ戦隊パパレンジャーだったのだッ!」
「……」
パパたちの一人は構えをとりながら叫んだ。
「今更謝ったって逃がさないからな!おまえら、いつものアレいくぞ!
パパレンジャー、レーッド!」
「同じくパパレンジャー、ブラーック!」
「同じくパパレンジャー、ピーン…」
「うるさいっ!」
パンッ!
18号の蹴り1発でパパたち5人は遠い彼方へ消えていった。
再びでかい爆音が聞こえてきた。
(18号だ。今度こそ18号だ)
クリリンは立ち上がって部屋を出ようとした。それをクラリスが止める。
「あーん、待ってよ、クリリンさーん!」
「…」
パパレンジャーてw
いつも乙です。
続き気になるので小説の投下が一週間に一度なのが少し残念ですが、
贅沢は言いません。
書きやすいペースで頑張って下さい!
969 :
855:2007/09/17(月) 21:59:08 ID:???
>>968 応援ありがとうございます。毎度ながらお待たせしてしまってすいません。
投下する量はそんなに無いのですが、
一旦書いたものを読み直して書き直したりしているとエネルギー消費が激しいので、
これくらいがちょうどいいです。言い訳がましいですけど。
ジャイアント・パパとかクラリスとか結構脇に逸れましたけど、
もうそろそろクライマックスに向けてしっかり書こうと思います。
小説イイ!
これからも頑張って下さい
そういえばもう一つの小説の続きはもう無いのか
キミ島は珍しく眼鏡男子に萌えた。エリク可愛いよエリク。
只の野菜でそこまで喜ぶんじゃない。照れる。
小説うめぇwww
普通に田中真弓ボイスで脳内再生されるな
18号に依頼した奴等はアニメで18号達にちょっかい出してきた暴走族かw
あのエピソードは何気に面白かった
実際18号は神殿で別れてクリリンと再会するまで何やってたんだろうな
やる事も住む場所もないだろうし17号と再会しても途方に暮れてしまうんじゃ
「またな」と別れた次の日くらいにカメハウスに転がり込んだのかもな
978 :
855:2007/09/24(月) 18:46:18 ID:???
鳥山先生の頭の中には、クリリンと18号がくっついた経緯がちゃんとあるんですよね
ホント、読み切りで書いてもらいたいですよね。今から言っても無理だろうけど。
想像で自分で書くのがせめてもの慰みであります。
もうすぐスレ1000いきそうなので、ちょっと小説進めます。
979 :
855:2007/09/24(月) 18:46:50 ID:???
クリリンは一瞬のうちに考えを巡らせた。
相手は女性、しかも格闘経験はゼロ。手出しするのは躊躇われた。
3度目の爆音を耳にした時には、もう吹っ切れていた。
(ごめん!後で何百回でも謝るから!)
軽く手をクラリスの首にあてる。それだけで充分だった。
クラリスは、その場で気絶した。
クリリンは爆音のする方角を目指し、急いで部屋を飛び出した。
「キャーッ」「わっ!な、なんだ、おまえは!」
18号はとりあえず片っ端から部屋をあたっていく事にした。
案内役は気絶させてしまったし、強硬手段に出るしかなかった。
ドアの向こう側は、まだ談話しているだけの客から、行為の真っ最中の者まで様々だった。
その度に、18号は少し気まずい思いをするのだが、相手の嬢の顔だけは確認は怠らなかった。
まだあたってない部屋はないかと思案する18号の耳に女性の悲鳴が届いた。
これまで耳にした女性の悲鳴というのは、主に行為の最中による快感を表現する類の悲鳴だった。
だが、今18号が耳にしている悲鳴は明らかに誰かに攻撃を受け、怯えている女性が発するタイプの悲鳴。
(どこからだ・・・この声がしているのが・・・)
18号が前進するにつれ、声はどんどん大きくなった。
(近い・・・この部屋か!)
980 :
855:2007/09/24(月) 18:48:12 ID:???
思い切りドアを蹴り破った。部屋の中には悲鳴をあげている女性と、上半身裸の男がいた。
女性は間違いなく、18号が探している少女メモルだった。
「コラ、何やってんだ!研修中だぞ!」
(研修、ね・・・)
「何だ、おまえも入店希望者か?
なら、待ってろ!コイツの次に味を見てやる!」
シュッ!パン!
18号の一振りで男は気絶した。
「・・・あんたがメモルだね」
女性は自分の名前を呼んだ18号をまじまじと見つめた。
味方なのか、敵なのか。急に出現した助っ人に困惑しているんだろう。
「おい!いたぞーッ!」
振り向くと、大勢の黒スーツの店員たちが廊下にせましとやってきた。
全員、片手に拳銃を手にしている。
「女だと思って調子コキやがって!ハジいてやっぞ、オラー!」
乾いた銃声が一斉に店内に響いた。
18号はその場に仁王立ちのままでいた。
ドドドッドドドドドッ
弾丸は18号に当たりはしたものの、全てが地面にあっけなく転がり落ちていった。
「へ?」
男たちは目をひん剥いた。
981 :
855:2007/09/24(月) 18:49:10 ID:???
銃弾のシャワーを浴びても、18号は全然びくともしていないからだ。
「何だ、何だ、何だよ!何で死なないんだ、あいつ!」
18号は弾丸のせいで穴のあいた服と、男たちを交互に睨んだ。
(あーあ・・・お気に入りの服だったのに・・・)
弾丸程度なら、避けるか気合でふっ飛ばしても良かった。
が、そうするとメモルにあたるかもしれなかった。だから何もせずに弾丸を受けきったのだが。
「弱っちいのは興味ないんだけど・・・
特別だ・・・お仕置きの時間だよ!お前たち!」
「ク、クッソー!全員でかかれーッ!」
男たちは今度はドスを手に、18号一人に大勢で飛び掛っていった。
18号は難なく男たちを次々と圧倒していった。
男たちはそのまま壁にめりこんだり、ガラスを突き破って外に吹っ飛ばされていった。
18号と男たちの激突で、室内は煙に少しずつ覆われていった。
(ふぅ・・・さすがにここまで大勢を相手にすると、ちょっとダルイな)
18号は周囲を見渡す。男たちの中に死亡者はいなかった。
ダダダッ
18号は自分に向かってくる足音に気づく。
(まだ残っていたのか)
やれやれ、と構える。だが、煙の中から少しずつ見せたその顔に18号は驚愕した。
「・・・・・・え?」
「18号・・・」
(夢?これは夢、なのか?何で?何でコイツがここにいるんだ?)
紛れも無い、18号の心に憑いて離れない男、クリリン。
彼が今、18号の目の前にいた。
小説あとどれくらい続きそう?
1000が近いから小説終わるまで今までなるべく書き込みしないようにしてたけど、
980過ぎたし、もしまだ続くようなら次スレ立ててそこで続き書いたほうがいいんじゃね?
焦って無理に終わらすのはこちらも嫌だし
983 :
855:2007/09/24(月) 22:40:40 ID:???
>>982さん
どうもです。
正直なところ、「まだちょこっとだけ続くんじゃ!」という段階です。
僕も中途半端にまとめるのもどうかなぁと思うので、続きは次スレでやろうかなぁ
遅筆な上に、余計な寄り道しまくってるので、読んでる方には申し訳ないです。
やっとこさ、18号とクリリンの対面までこぎつけましたけど、
まだまだ波乱は終わってないので、しっかり書きたいと思います。