ねぇ、スティング…なんで…なんで僕じゃだめなの?

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359名無しさん@ピンキー:2005/10/28(金) 23:36:08 ID:???
とにかく嬲ってやってください
360名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 03:20:22 ID:???
焦らしまくってみるのもいいかと
361名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 05:18:33 ID:???
あと観察日記をつけて
362名無しさん@ピンキー:2005/10/29(土) 20:09:13 ID:???
写真にも撮って
 濃厚な甘い香り。
 薔薇の花びらが浮く風呂なんて、初めてだ。
 金の四つ足がついた、真っ白なバスタブ。一面ガラス張りの壁。
 その向こうは空ばかりで、街並みはずっと低い位置にある。
「(なんなんだ、ここ。部屋賃は想像もつかねえな)」
 うつむいて膝を抱える。はめられたままの手錠が重い。
 まぶしい陽光が湯を透かし、水底でゆらゆら鎖の影が踊っていた。
「(で、だ。……どう逃げればいい?)」
 かすかに残る、下半身の疼き。
 あの無数の手と舌の感触。
 相手はあれだけの大人数だ。一度にかかってこられてはかなわない。
 スティングはそっと、下肢に触れた。指先が窄まりを探りあてる。
「(逃げ切れなければ……)」
 あの人数相手に、自分はなにをされるのか。
「……壊れる」
 ゾッとして呟き、瞳を閉じた。
「失礼しますハァハァ」
「お背中流させてもらいまブホァ(鼻血」
「ぶはwwwwwwwwっうぇwww」
「うぇーい」
 もうなんか目を開けるのがイヤになった。現実なんて見えやしねー。
 が、意外なことに何事もなくバスタイムは終了した。
 妙なそぶりをしたら思いきり抵抗してやろうと、かまえていたのだが。
「ウホッ、いいカラダ」
「こちらへどうぞー」
 丁寧に全身を拭かれるが、これまたおかしなこともなく、きちんと
バスローブを着せられた。それから見知らぬ部屋に通される。
「マッサージでございます」
 部屋の中央にあるベッドにうつ伏せになるよう言われた。
 ああ、これは来るぞ来るぞ。絶対なんかされる。
「こってますね〜お客さん」
「…………」
 なにもされない。
 普通にマッサージだ。
「オイルを塗りますよ〜」
 そう来たか!と思い振り向くが、
「(*´∀`*)?」
 純粋そうな笑顔を見せられて、ひるんだ。
 どういうことだ。塗られているオイルも一般のもの、何かいかがわしい代物で
あるようにも見えず、相手にはどこもやましい所がなさげで、むしろこれでは
自分ひとりが淫らな妄想を先走らせている気がしてくる。
「ちょっと脚のほう、めくらせてもらいますよ〜」
 ローブを腿の半ばまでめくられた。そこにオイルが垂らされる。
 温めてあったオイルはじわりと肌に馴染み、成分が奥へ奥へと浸透していく
ような感覚がある。滑る指がすこしくすぐったい。だが
「ふ……」
 これは気持ちがよい。
 足の先までぬるぬるとオイルを広げられ、その上から凝った筋肉を揉み
しだかれる。命じられるままに背中もあらわにすると、そこも同様に。
「きもちいいですか〜?」
「ん……あぁ、イイ……」
 こんな気持ち良さなら大歓迎だ。
 肩から首すじの凝りをほぐされると、思わず声が出た。
「あ、あ〜」
「オイルにクリームを追加しますね。ちょっと匂いがきついかもしれませんが。
あ、目に入るといけないので、つぶっててください」
 素直にうなずいて、瞼を伏せた。
 太腿になにかが垂れ落ちる。クリームとやらはオイルよりもやや熱い温度で、
粘つきがあった。その感触がさらに心地よく、眠ってしまいそうになる。
「これは飲んでもカラダにいいんですよ。天然成分ですから」
 飲んでみます?と問われ、こくんとうなずくと、口を開いて舌を出すように言われた。
 突き出した舌の上に、どぷっ、びゅっ、と液体が飛びこんでくる。
 噛んで飲みこみ、唇についたものを舐めとって──そしてスティングは飛び起きた。
「なんだコレッ!……っうあぁ?!」
 びゅくっ、びゅくっ、ぴゅるる、びゅーーっ……
 いつのまにかバスローブは余計にめくられていて、露出した足の付け根に
集中して何人分ものクリームが、いいや精子がかけられる。
 正体を知ってしまったとたん、どろどろの感触に腰が痺れ、背が震えてしまう。
(これは嫌悪感だ。それ以外の感情であるはずがない)
 騙したな、と頬を紅潮させて振り向いた瞬間、シャッター音が響いた。
「やったー、ぃやったあぁぁー」
「GJ!GJ!」
「よし次はビデオだ!連合軍が捕まってあんなことも!こんなことも!」
 歓声の中、スティングは怒りのあまり動けなかった。
 口から腿から粘液を垂らす姿がどのように写真に収められたか、想像するまでもない。
「くそっ!おまえらっ……」
 そのときバスタブが壁を突き破って飛んできた。
 それとともに、このデジカメを手に喜んでる変態共の仲間が数人、宙を舞って。
 スティングは慌ててベッドから飛び降りて避ける。背後では潰れあう絶叫の合唱。
 舞い立ったほこりの中から、バスタブを投げた張本人が現れた。
 自分と同じ顔の……ややこしいので今後デストロイ(仮)と呼ぶことにしよう……
デストロイ(仮)が怒り心頭といった表情で、瓦礫を踏んで出てくる。全裸で。
「くそっ!おまえらっ……なにが泡風呂だ!」
 しかも全身ぬとぬと、口元には白いアブクを貼り付けていた。
「泡はともかく、風呂というには量が足りなさすぎる!」
「ツッコミどころ間違ってんだろそれ!」
「え?そうか……?」
 きょとんとしながら、足下の阿呆を一匹グリグリと踏みつぶすデストロイ(仮)。
 もっと踏んでもっと踏んで、と這々の体で寄ってくる変態の群れ。

 スティングはもう人生に疲れた。
367で、もうちょっとだけ:2005/11/02(水) 12:41:44 ID:???
「貧乏学生みたいだな」
「……ほっといてくれ」
 シンクを風呂桶代わりに、スティングは汚れを洗い流していた。
 湯を使える場所が他になかったのである。
「シンちゃんはこういうの、似合いそうだ」
 貧乏とか赤貧とか同情するなら金をくれとか似合う、と褒めているとは思えない
言葉をうっとり吐きながら、あの風呂に浮いていたものだろうか、薔薇の花びらを
指先で弄るデストロイスティング(仮)。いつまで全裸でいるんだ。
「そうだ、コレ」
 見せられたのは、デジカメ。
 背面の液晶モニタにプレビュー画面が映し出される。
「……なっ!?」
 そこにはついさっき撮られた痴態があった。
 オイルを塗られた肌のいやらしい光沢、はだけてめくれた役立たずのバスローブ、
あごから滴を垂らし、怒りというより困りきって懇願しているような、いやになるほど
情けない表情をした自分。
「写真写りが悪いのは俺たち共通か……」
「だからそこはツッコミどころじゃないだろ」
「記念に保存しとくか?」
「いやいやいや、ヤメテクレ」
「捨てていい?」
「どうぞどうぞ」
 デストロイは鍋にカメラをいれて、シンクから汲んだ湯と味噌とを煮はじめる。
 沸騰する直前に火を止めた。
「味噌のかおりを飛ばさない。味噌汁づくりの基本だな」
368もうちょっとだけ続くんじゃ:2005/11/02(水) 12:44:59 ID:???
 鍋の中身を捨てていると、ようやく復活したらしいアホの集団がよろよろ這い出てきた。
「NOOOOOOOOO!!!!」
 味噌くさいゴミを手に叫ぶ一匹(もう一人と言いたくない。一匹で充分だ)。
 それ以外の奴らも、あまりに気落ちしているので、スティングはちょっと心配になる。
「おい……そんな落ち込むなよ」
「ありがとう……そうだね!また撮ればいいよね!」
「死ね」
 全員ゴミ袋に詰め込んでおいた。

「……よし、今が逃げ出すチャンスだな」
「ああ、無理だソレ」
 デストロイがあっさり出鼻をくじいた。
 どういうことだと詰め寄ると、彼は玄関にいけばわかるといった。
 このバカひろい部屋の入り口、シックな色合いの頑丈そうな扉に近付くと
 ……カチリ。
「近付くと、施錠される」
 二メートルほど後退してみる。
 ……カチリ。
「これでロックがかかる。手錠がキーになっているんだろうな。
でもこれは外せないし、扉も壁も壊せない」
「なるほど」
 八方塞がりだ。
「……助けを待つか」
 そう口では言いつつも、おそらくアテにならないだろうとスティングは考えている。
「万が一、いや億が一シンちゃんが助けに来たら、俺はモロッコで性転換する」
「そっちも信用がないんだな……とりあえず」
「とりあえず?」
「服を着るか」
 二人とも全裸でうろうろしていたのだった。
369名無しさん@ピンキー:2005/11/02(水) 20:11:10 ID:???
嬲、焦、写真、GJ!
モロッコで性転換って…ww
ニダは何してんだ!?

何はともあれ今後期待!
370最終回『タイトルつけるのめどい』:2005/11/06(日) 01:37:58 ID:???
「それでは貫通式を始めたいと思います」
 見くびっていた。
 二人そろって眠り込んでしまったのが間違いだった。
「やんややんや」
「カメラ準備オッケー」
 後ろ手に錠をされた腕に、熱いモノが当たっている。
 目の前にあるのは同じ顔。一糸まとわぬ裸体をいじくられ、頬を上気させ
されるがままになってしまっている自分と同じ顔の男。
 乳首をつままれると、スティングは必死で声を噛み殺し、デストロイは
すなおに感じるままに甘い声を上げた。


「なにをやるって……?」
「貫通式ですよ貫通式」
「……意味がわからねぇ」
 スティングは身体中を這う手に耐えながら、睨み付けた。
「我々名無しの大願。ですが、しょっぱなから強引なのはイヤでしょう?」
「なのでこちらも考えました」
 腰を抱えられ、二人の位置が調整される。
 立ち上がりかけた雄の先端に、相手の同じ部分が触れるように。
「……っ」
 向き合わせた体の中心でピクピクと質量を増すそれは、互いに寸分
違わぬ形をしていた。自分の恥部を改めて見せつけられ、片方の彼は
眉根を寄せ、もう片方は倒錯した感情にとらわれ喉を鳴らした。
 二本の幹がリボンで縛りあげられ、興奮に張ってきたカリ首の下で
きゅっと結ばれる。
371『(無題)』:2005/11/06(日) 01:43:32 ID:???
 シャッター音が連続して響く。
 スティングが離れたがって身をよじるが
「んんっ」
「くっ……」
 結び目はほどけず、敏感な部分を摩擦するだけだった。
 なら動くまいとするも、無数の手がそうさせてくれない。
 骨や筋肉の線を何度もなぞり、気まぐれに柔らかい場所を甘噛みして、
硬くなった胸の先が弄られる。そんなことをされる度に、二人の腰の間で
リボンに飾られたペニスが擦れあう。
 それを幾つものカメラに撮影されていることが、劣情を煽った。
「これを使うと、もっと気持ちよくなりますよ」
「い、いらない……っ」
「そんなこと言わずに」
 見せられた口の広い小瓶には、白く泡立った液体が入っていた。
「なんだよコレは……」
 答える代わりに、一本の匙がそっと、その液体をほんの少しだけすくう。
 押しつけあう裏すじの間に垂らされると、二人の悶える動きが、自然と
それを塗りひろげた。
「……?!」
「あ……」
 付着した部分が急激に熱を帯びる。ぴりぴりと神経が逆立つ感覚。
「「(……痒いっ!?)」」
 たまらず先に腰を動かしたのはどちらだったか。
「っあ……バカッ動くなっ」
「わかってるっ……!んッ」
「ダメだ……勝手にっ、腰がっ。はぁぁっ」
 むず痒さに耐えるのは難しい。神経の密集する場所ならなおのことで、
二人は淫らに腰を擦りつけあうことを止められなかった。
372『(無題)』:2005/11/06(日) 01:47:18 ID:???
 撮影していた一人がなにか指示を出した。
 限界まで勃起した肉棒をまとめて掴まれて、二人のスティングの悲鳴が上がる。
ソコになにかが被せられようとしていた。
 つやつやと光沢を放つ軟素材でできた、粘膜色の……スキンホール。
 いぼが生え揃った筒の内側に、たっぷりとローションがまぶされ────
「あっ、やめろっ……ああぁっ!」
「うふぁぁぁっ……」
 二本重なり合って締め付けられる感触に、のけ反ってふるえた。
 窮屈な隙間からぐちゅぐちゅと音がする。
「はぁ、あ……すごいッ……きつ、いぃ……」
「……やめてくれっ……そんな声、出すなっ……」
 互いに上げる声が快感を増す。次第にどちらが自分なのかもわからなくなった。
「オナホールも気に入ってくれたようです。そろそろ本番、いいかな」
「いいともー」
「いいともー」
 歓声、それとガシャンと手錠を外される音に、スティングはハッと我に返る。
 だが自分の腕は拘束されたままだった。
 解放されたのはデストロイのほうで、すっかり乱れた彼は腕の戒めがなくなっても
腰を揺らすばかりだった。その動きにスティングもまた正気を失いかける。
「今度はこっちに塗りますよー。いいかなー?」
「んっ、はっ、あ……いいともぉ……」
 わけもわからずうなずく淫乱な自分の姿。
 その尻が開かれ、あの液体が匙一杯に盛られて内側に差し込まれた。それを見た
スティングのほうが総毛立つ。直後に訪れる感覚が手に取るようにわかる。
「……ああぁぁぁぁぁ!!中ぁっ、中がぁっ」
「あ……ぁ……」
 ホールの中が二人の熱い体液で満たされた。しかし熱は収まらず、擦りつけあう
動きも止まない。デストロイは自由にされた指を秘部に出し入れしはじめた。
「はぁ、イイッ……指、止まらない……」
373『(無題)』:2005/11/06(日) 01:49:22 ID:???
 がくがくと腰を振りながら、入れろ、と自分ではない自分が言った。
 陵辱者たちの手が我先にとソコに伸びてくる。
「まだ入れてっ……足りない!もっとくれよっ、早く!」
 押しあい、へしあい、発熱する粘膜をほじる指が増えていく。
「あ〜っ、足りないぃ……。もっと……!」
「もっと太いのが欲しいかな」
「うん……っ、欲しい!うんっ!」
 夢中で欲しがる様に、スティングが焦って止めに入った。
「やめろぉ、やめろよ……っ!」
「いーや限界だねっ。やらせていただきますよ!いただきますとも!」
「そもそも行間じゃ兄さんすでに貫通済みじゃないか!絶対ヤってるじゃないか!」
「漏れ達はそれを表に出してほしいだけなんだ!」
「そっ、そんなこと……!」

ほーんとエロすぎ。僕のくわえこんでヒクヒクしちゃってる
そんな声上げていいわけ?誰か来たら、ハメられてギンギンに勃起してんのバレちゃうよ。
あ、またビクンってなった。やらしー……
ほら、見える?ちゃんと見ろよ、スティングの一番いやらしい部分
おねだりしてみなよ。イきたいんだろ?ザーメンいっぱい射精したいんだろ?
アハハハッ!死んじゃえ!僕のチンポにイかされて死んじゃえっ

「……してない」
「なに今の間!!」
「なにか天国の扉が開いてたぞ今!」
「行間や!これが行間や!」
 辛抱たまらんとばかりに、あの液が匙に山盛り、柄にまでドロリとまとわせてすくわれた。
374『(無題)』:2005/11/06(日) 01:51:40 ID:???
 こんなに流しこまれたら、どうなる?……すでに目の前の自分が現している。
「く、屈辱的なおねだりなんてアウルにだけで充分だ!」
「詳細キボン!」
「そこんとこ詳しく!」
 必死で抵抗するスティングに、くったりとデストロイがよりかかる。
 彼はノドで笑っていた。
「……イイおみやげができた」
 ズルッ、とスキンホールが引き抜かれる。
 アッと呻く間に、何発もの打撃音が室内にこだまする。
「!?」
「ふぅ」
 死屍累々のなか、デストロイがスティングの戒めを取り去ってくれた。
そしてニッと笑いかけてくる。あの小瓶を片手に。
「逃げるぜ。……あ。ヌかないと動けないか……?」
 冷静さをとりもどすのに、すこしだけ時間が必要だった。

 全てのカメラは味噌煮込みにしてきた。
 一枚のシーツを二人でまとい、薄暗い廊下を疾走する。
「なんなんだ!簡単に逃げられたんじゃないか!」
「あのときは思いつかなかったから」
 自動的に施錠されるドアは、一人が近付き(ここでロック)続いてもう一人が
近付く(ここでアンロック)ことで、あっさり解決した。
「まぁ、壁くらい怖そうと思えばできたし」
「できないって言っただろ!」
「弁償しろなんて言わるかと思ったら、躊躇した」
 シンちゃんのお給金じゃ払いきれるかどうか、と本気で心配しているらしい顔。
 頭が痛くなってきたので話題を変えた。
「どうするんだ、それ。その……」
「この瓶はシンちゃんにおみやげ。まずはナイショで塗ってみる……くくくっ」
 どこに、とはあえて聞くまい。
375『(無題)』:2005/11/06(日) 01:53:05 ID:???
「しかし外に出ても、服がないのはまずいな」
 通りは閑散としているものの、いつ通報されてもおかしくない格好だ。
「はい革手袋。レザーフェチにオススメ」
「(いや、手袋だけでどうしろと)……お前は」
「俺はなにもなくてもいいんだ。シンちゃんは全裸の相手を四つん這いに
するのが好きだから」
「……頼むから俺と同じ顔でそんなことはやめてくれ」
「そうか。じゃ、お前は」
 デストロイはなにやら黒い服を纏った通行人を捕まえ、路地裏に引っ張っていく。
 悲鳴が上がる。「フォーーーーーーーー!」
「コレを着ていくといい」
 それは黒くてテカテカしていてピチピチでノンスリーブにホットパンツでなんかもう
どうしようもなくHなGの衣装だった。
「あのう、一つ提案があるんですけれど…死んでみてはどうだ、おまえ」
「じゃあ気を付けて帰れよ」
 一枚きりのシーツを奪って、さっさと帰っていくデストローイ。
 裸で取り残されたスティングは、しかたなく渡されたピッチピチの服を着る。
「寒ッ」
 しかも恥ずかしい。

 まばらな人影だからこそ、向けられる視線は鋭い。
 羞恥の意識に耐えながら歩いていると、ステラとアウルに発見された。
「スティング!」
「た、ただいま」
 ステラが「ふぉ〜?」とか言って腰をふりだす。頼むからやめなさい。
「どこ行ってたんだよ……!」
 アウルは怒るかと思いきや、半泣きだった。隠しきれない鼻声が胸を突く。
「すまん……」
「バカヤロー!スティングのバカ!僕がどれだけ心配したと思ってんだ!
お前が来るかな、と思って全裸でベンチに座って『やらないか』とかしちゃったんだぞ!」
「バカはお前だ」
376『(無題)』:2005/11/06(日) 01:56:19 ID:???
「いやー、ショタ好き連中にバシバシ写真とられた。一枚五千円って言ってみたら
こんなに儲かっちゃったよ?焼き肉食べに行く?」
 札束を見せびらかすアウルに、スティングは言葉が出ない。
 裸を撮らせて金を取るなんて!
「なに?妬いてんの?」
 呆然としているところに、馬鹿なことを言いながら細い腕が絡みついてくる。
「写真なんか気にすることじゃないだろ……生身の僕はお前だけの、なんだから」
 かぁっと頬を紅潮させたと同時、スティングの懐から一枚の写真が滑り落ちた。
 アウルがそれを拾う。
「なにこの写真」
 裏側に書かれた自分(の筆跡とまったく同じ)字に、スティングは赤くした顔を青くした。
『やっぱ記念にプリントアウトしておいたのを一枚プレゼント。
                           お身体にお気を付けください かしこ』
 あいつだ。デストロイだ!
「あのバカ……結語が間違ってる!」
「ツッコミどころソコじゃないだろ」
 アウルは微笑んでいた。
「ステラ、焼き肉中止ね。ホテル代と……あと、玩具代に使いきっちゃいそうだし」
「え?ステラのやきにく……」
 スティングは後退しようとするが、その肩が強靱な力に押さえ込まれる。
「ねぇ、なぁに?このバスローブはだけてケツから精液漏らしてる、だらしない姿。
なにしてたの?ってかナニしてたね?何発されたの?ちょっと待てよ、答えろよ。
すっごいいっぱい垂れてるじゃん。なに?なにがちがうって?口の中まで入って
るじゃないか。どれだけ飲んだの。自分から飲んだんだろ?僕が心配してる間、
大好きなイヤラシイこといっぱいされて、楽しんでたんだ。ふぅーん。そーなんだぁ。
そのうえ、こんな足まで露出した格好して帰ってきて、ねぇ……?」
377おしまい。:2005/11/06(日) 02:08:11 ID:???

「うわああぁぁぁぁぁぁぁ……」

 スティングがホテル街へ引きずり込まれるのを、鳥たちが、猫たちが、目撃した。
 直後聞こえてきた悲鳴に、彼らはいっせいにその場から逃げ出したとか……





 ギシギシアンアン
「うはwwwこれが行間wwwwww」
「カメラまわせカメラ。……残ってなかったっけ」
「なんまんだぶ、なんまんだぶ。最高じゃ」
「尾けてきてよかった。これが見られただけでも、この計画を実行した甲斐があったな」

「ふゥん、良かったね」

「………………ギャー!アウルやアウルや」
「いつの間に!」
「スティングから聞いたよ。いっぱいいろいろエロエロしてくれたんだって?」
「いえ、不完全燃焼です。結局ケツには片方しかあqwせdrftgyえろすlp;@:」
「……僕、怒ってないよ?別に怒ってないからねぇぇ……?」
「ギャース」

 翌朝、ゴミ捨て場には、使用済みのゴムとボロ雑巾がいっぱい捨てられていたそうな……
378名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 07:29:36 ID:???
凄いものを拝んだような気がする
職人さんGJ!
Wスティングに萌えた(*´д`)ハァハァ
379名無しさん@ピンキー:2005/11/06(日) 10:32:43 ID:???
こんにちわボロ雑巾の一人です
くっくっく、兄さんは知らないだろう。壁の中に隠しカメラがあっ バキューン
380名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 21:48:00 ID:???
スナイパー復活!
エロエロはいけないと思います!
                      (
  r'"^```''i                ) ,)
  l ミj```'"il               ( (
  ヽd#゚ ヮ゚(ニ((ニC________,、 )ノ
  (,  つ1-l≡l;--A'´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ~"゙""""""""""""""""""""""""""""
381名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 22:12:01 ID:???
じゃ、一番いけないのはエロエロなお前のカラダ?
お仕置きしてやるよ?

    、〃⌒`ヽ
   ≦、__ノノィ,.)
   >リ*`∀´) ^```''i
 .  /  つl ミj```'"il
  ( ィ⌒` ヽd;´Д`)
   しと、_入`_,つ   う   (続きは行間で)
382名無しさん@ピンキー:2005/11/07(月) 23:07:02 ID:???
行間↓





行間↑
383名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 18:33:52 ID:???
+   +
 、〃⌒`ヽ、
 ≦、__ノノィ,.) +
  > リ`∀´>    心のきれいな僕には見えるニダ
 (0゜∪ ∪ +
 と__)__) +





…誰か俺にも見えるようにしてくれ
384名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 20:29:51 ID:???
  r'"^```''i  よい子は見なくていいんだ!
  i ミj`_,`',_il
  ヽd;´Д`) >>383
    ⊂彡☆ ) Д´)
       パーン
385名無しさん@ピンキー:2005/11/09(水) 23:36:03 ID:???
>>381
なんかやっと報われてきた感じだな
それも素股?w
386名無しさん@ピンキー:2005/11/10(木) 18:56:20 ID:???
素股…www ニダガンガレニダ
387名無しさん@ピンキー:2005/11/16(水) 11:35:01 ID:???
ガン枯レ(´∀`*)
388名無しさん@ピンキー:2005/11/24(木) 18:09:36 ID:???
しかし過疎ってるな
ネタがないから?
389名無しさん@ピンキー:2005/11/26(土) 22:50:02 ID:???
うん…ネタがない…
今何かチョソネタしかおもいつかね…
神降臨きぼんぬ
390名無しさん@ピンキー:2005/12/05(月) 18:11:49 ID:???
ううむ、人がおらん…
かくいう俺も久々に来たんだが
年末スペに二人(+ステラさん)でないかなー
391名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 18:35:11 ID:???
ニダってどんな体位が好きなんだろう
392名無しさん@ピンキー:2005/12/07(水) 18:42:32 ID:???
騎乗位じゃね?顔見れるから
393名無しさん@ピンキー:2005/12/09(金) 16:48:08 ID:???
騎乗位(*´Д`*) とりあえず全部試すよ
394名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 06:13:27 ID:???
しかし騎乗位だとオクレが反り返ってかえって顔が見えない気が…↓

「スティング、こう覆い被さるような感じで僕のほう見てよ」
「そんなこといってもな…つい反っちまうんだから仕方ねえだろ…」
「折角お前が上に乗ってんのにさ。まさか、天井の染み数えてるうちに終わる、とか
 そんな貧しい家の娘を買ったエロ親父の台詞みたいなのはナシだからね!」
「わ、かった、から、暴れんな…ってば(そりゃ正常位の話だろ)あっ、あっ」
「スティングがこっち見てイクまで続

             。 ヽ从/
             〃⌒`ヽ
        ガバッ ≦、_ノノィ,. )
         Σ   (゚Д゚;リゝ_
            r'⌒と、j ミ ヽ  って全部夢かYO!!
           ノ ,.ィ'  `ヽ. /  
          /       i!./
           (_,.         //
          く.,_`^''ー-、_,,..ノ/
            `~`''ー--‐'
395名無しさん@ピンキー:2005/12/10(土) 22:14:52 ID:???
下になってるアウルじゃなくて上に乗ってるスティングが天井見てるのかwww
…しかしそれすらも夢なニダがんがれニダ
396名無しさん@ピンキー:2005/12/25(日) 23:05:51 ID:muPj+uN+
年末スペage
397名無しさん@ピンキー:2005/12/26(月) 23:18:28 ID:N84JiBvx
なっっっ!?
バーボンハウスじゃあねえ!?

くそっ、ageてやる!!
398名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 07:17:56 ID:Eo2OgI6u
過疎ってるな…
とりあえず奴らの姫始めを予想してみよう
399名無しさん@ピンキー:2006/01/08(日) 07:19:31 ID:???
sage忘れスマソ
400名無しさん@ピンキー:2006/01/13(金) 23:38:16 ID:qAg1kzEE
r'"^```''i  
ミj```'"il 
d#゚ ヮ゚)             
401名無しさん@ピンキー:2006/01/14(土) 01:41:24 ID:???
おお人が!
しかしすれ違い宇宙…
402名無しさん@ピンキー:2006/01/31(火) 01:47:36 ID:???
ついでにこっちも
403名無しさん@ピンキー:2006/02/02(木) 22:19:56 ID:???
な、何なんだこの静けさは…
まさか此処の職人さん方全員スティングに悩殺されたって訳じゃないよな?
404名無しさん@ピンキー:2006/02/03(金) 20:39:36 ID:???
嵐の前の静けさとはこのことだ!
405名無しさん@ピンキー:2006/02/19(日) 06:13:07 ID:???
おおっとここで保守だ〜!!
406名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 21:34:37 ID:???
うほっ
407名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 07:05:54 ID:tODI1MI4
過疎の中保守
408名無しさん@ピンキー
人いねー