「っつつつ……」
プラスチックの壁とは言え、全力でぶっつければ痛いものは痛い。
舐め上げられたクリトリスから這い登ってきた、ぞくぞくするような悪寒も一瞬にして吹っ飛んでしまい
シンはスカートから片一方だけ放した手で、黒髪に覆われた後頭部をソロソロとさすった。
「おいおい、大丈夫かよ……?」
さすがに股間から顔をあげて、心配そうというより呆れたような声をかけてきたヨウランに
『誰のせいだ、誰のッ!!』などと言い返そうとして、視線をさげ。
(……うっわ〜〜〜……)
自分の今の格好を、しっかりはっきり見てしまったシンは、
そのあまりの異常さ恥ずかしさに、思わず声をなくした。
長いことパイロットスーツを着込んだまま歩き回っていたせいで、若干着崩れしてはいるものの
いちおうキチンと制服に包まれている上半身。
しかし、おへそのすぐ下くらいまで捲り上げて自分の手で押さえているプリーツスカートの塊から先は、
申し訳程度に股間の中心部を包んでいる恥毛の陰り以外、
きれいさっぱり素っ裸の、雪のように真っ白い肌が
くびれた腰のあたりから、スラリと伸びた足のつま先に至るまで
なにもかも思いっきりさらけ出されているのだ。
しかも、Xの字に大きく開かされた両足の間には、ヨウランがどっかりと座り込んでこっちを見上げている。
逃げ場なし。隠しようもなし。お尻からアソコのワレメまで全部丸出しのこの姿勢で、身動きひとつ取りようがない。
……どっからどう見ても、変態そのものな光景に思えた。
おバカなヌードグラビアに出てくる、エロエロ女兵士のカッコだ。「どうぞお召し上がり下さい」のポーズだ。
「縁に腰、おろしとけよ。コケたら上まで水浸しになっちまうぞ?」
おしっこまみれの、ヒトの一番恥ずかしい部分をベロベロ舐めたことなんて、もう忘れてしまったかのように
落ち着いた声でそう命令しながら、ヨウランがボディーソープを手のひらに出して泡立てはじめた。
「う、うん……」
素直に頷いて、背中を壁にあずけたままで腰を落としてみたものの
みっちりと肉のつまったおしりの丸みを、せいいっぱい壁に押し付けてみても
幅の狭いバスタブの縁にはキチンと腰掛けることができなくて、股間を余計前に突き出すみたいな不安定な姿勢になってしまう。
さっき両足にかけられたお湯は、まだぬくもりを失ってはいないのに
冷たい風に素肌をなぶられているような感覚が下半身から這い登ってきて、シンは落ち着かなく身じろぎした。
クシュクシュと小気味の良い音を立てながら、ヨウランの長い褐色の指が絡み合い、こすれ合って、
トロリとしたソープの塊を丁寧に泡立てていく。
(スポンジ、とか……。ぜったい使わないよな……)
能天気に鼻歌を歌いながら作業に没頭しているヨウランのアタマのてっぺんと、その手の動きを交互に眺めながら
シンはぼんやりとそんなことを思った。
(また、いやらしいこといっぱいされちゃうんだよなあ……)
……二人でお風呂に入るとき、ヨウランはいつもそうだ。洗ってやるなんて、いっつも口先だけだ。
もうじきあの泡まみれの指が、自分の足の指の間とか、ふくらはぎとか膝の裏とかを片足ずつ何度も這いまわって
くすぐったいような、もどかしいような、ヘンな気分にさせられてしまう。
じんわりと燃え広がるそんな感覚に、シンがたまらず声をあげる頃になって、ようやく太もも、そこから上へと、
肌の上を何度も近づいたり遠のいたりしながら、焦らすように一番大事なところへと攻めのぼってくるのだ。
そしてあの、長くて冷たい指が、ぴっちりと閉じたワレメを左右に掻きひろげてもぐりこんで来る頃には……
(あっ……やば……っ!!)
肉裂の奥の、奥の方に、ジワリと愛液がしみ出して来たのを感じて、シンはビクッと身を震わせた。
反射的に股を閉じようとしてしまって、太ももの内側でヨウランの肩を挟み込むようにピシャリと叩いてしまう。
「……どうした……?」
顔をあげて、怪訝そうな顔をするヨウラン。
「な、なんでもない……」
努めて平然とした風を装いながらまた足を広げ、伸ばした片手のてのひらで、半ば無意識に股間を覆い隠す。
(ぅああ……。な、なんでこんなぁ……)
想像しただけなのに。ちょっとおしりを撫でられて、一回舐められた他には、まだ、指一本触れられてないのに。
ジワジワと暖かく潤ってゆく肉襞の有様を、もしも今このヨウランに見られたらと思うと
それだけでアタマがどうにかなってしまいそうなほどの、激しい羞恥心に目がくらんだ。
皮肉っぽい声でさんざんイビられる場面を想像して、またほんの少し、愛液が滲み出てくるのが分かる。ものすごい悪循環。
(は、はやくやることやれよ……。そしたら……そしたら濡れちゃってても、全部ヨウランのせいなんだ……!!)
パニックに陥りそうなココロを必死に押さえ込んで、祈るような気持ちで身をすくめているシンに
ようやくヨウランの手が触れてきた。
……股間を隠している、手首をつかまれた。
(え……?)
「じゃ、まずはこっからだな」
止める間もあらばこそ。
隙をつかれてカンタンに手をひねり上げられ、庇うものの無くなった股間に
ヨウランのもう一方の手が平然と近づいてくる。
「ちょ、ちょっと待…!」
冷静に考えれば、そんな一目で分かるほど濡れているはずもないのだが、今のシンは全然冷静ではなかった。
花びらを割られた瞬間ドッとこぼれ出してしまうくらいの、ドロドロの大洪水状態みたいに錯覚してしまっている。
(じゅ、順番がちがうーっ……!!)
「なに慌ててんだよ…って、おい、あんま暴れるなって!」
伸びてくる手から逃れたい一心で、思わず腰を浮かせて不安定な半立ち状態になったシンの胴体を、
慌てて立ち上がったヨウランの手が抱きとめる。
……お湯とソープの混合液で、ぬるぬるになった手でだ。
せっかく濡らさないように気をつけていた制服の、おしりの少し上くらいの背中に黒っぽい染みが広がり
じんわりと生暖かい水気が、服とシャツを透かして染み込んでくる。
そしてたくましい腕に抱きすくめられ、硬い胸板にギュッと押し付けられる感触に思わず息を呑んだ次の瞬間
閉じた裸の太ももの間をヌルリと滑りこんで来たヨウランのもう片方のてのひらが、
下から掬い上げるようにシンの股間の中心を丸ごと包み込んだ。
小高いビーナスの丘が軽く押しつぶされる感触に、とうとう僅かな自制心も根っこから吹き飛ばされてしまい、
「いやぁだーっ!!」
腰のところでがっちり固定された不自由な体勢のままで、ヨウランの胸に両手をつっぱってのけぞり
必死で体をもぎ離そうとあがく。
シンの一番大事な部分に覆い被さったまま蠢くヨウランの指は、蟻の門渡りからワレメの中ほどまでを
様子を伺うように行ったりきたりしているだけだったが、
控えめに顔を覗かせている花ビラをめくり返される感触が、シンの過敏な性感を一気に煽り立ててしまう。
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てるソープの泡を潤滑油代わりに、今すぐにも膣の中にまで侵入されてしまいそうだ。
「なんなんだよいったい……。おい、外に聞こえるって、マジで……!!」
黒髪を振り乱して暴れるシンの様子にさすがに少し慌てたような声で、ヨウランがたしなめる。
でも、アソコを撫で回す手も、腰に回された腕も、放してはくれない。
「だ、だって……!ひっ、ダメ、いきなりそこダメだってばァ!!」
もう、両手を離したスカートが落ちて泡まみれになるのにも、制服がクシャクシャに乱れるのにも構っては居られず、
空しくヨウランの腕を掴んで揺さぶってみたり、ぽかぽか叩いてみたりしながら
盛大に悲鳴をあげ続けるシン。
急に腰が自由になったかと思えば、今度はその手で後ろアタマを鷲づかみにされて、
壁とヨウランの体に胴体をサンドイッチされる体勢で固定され唇を奪われた。
「ふんむむむ!んむうーっ!!」
情緒もへったくれもない、まさに『口封じ』としか表現しようがない荒っぽいキス。
大きく見開いたままの目には、超至近距離でこっちを見据えるヨウランの目が映り込み
痛いくらい強く押し付けられた唇から伸びてきた舌が、強引にシンの唇を割って口内に潜りこんで来る。
頬の内壁と言わず舌と言わず、所構わず暴れ回るヨウランの舌に口の中が蹂躙されるのと同時に
股間を弄んでいた手の中指がクッと折り曲げられ、いともあっさりと肉の狭間に飲み込まされた。
暴れたせいで怒らせてしまったのか、それとも『準備オッケー』なのを悟られてしまったのか。
遠慮会釈なく根元まで埋め込まれてきた中指が、濡れそぼった肉襞を攪拌するように膣内で暴れまわり
デタラメなその動きが作る小さな隙間の中で、ソープと愛液が交じり合った濁液が、音を立てて跳ね回る。
体の内側をかき回し、貪り尽くされる性急な愛撫に、肉の奥底から燃えるような快感がこみ上げてきた。
上の口も下の口も両方同時に責め立てられて、シンは目を白黒させながら半裸の体を痙攣させ続けた。
まるで標本ケースに生きたままピン止めされて、まだ死にきれない小さなモンシロチョウにでもなったみたいだった。
頭が熱い。腰から下がドロドロに溶けて、今にも崩れていきそうだ。立っていられないのに、倒れることも許されない。
息が苦しくて大きく顎を開くと、目ざとく反応したヨウランの舌が、もっと奥まで入り込んで来た。
(しっ、死ぬ、死んじゃう……!!こんなの、こんなのこれ以上続けられたら……っ!!)
……いつ果てるともなく続く、情け容赦ない乱暴な愛撫。
まるで家畜の解体作業でもしているかのように、ぞんざいな手つきで自分の体をなぶり続けるヨウランの姿に
見知らぬ男に腕づくで犯されてでもいるかのような異様な恐怖と興奮を覚えながら
シンはただ、背骨を焼き尽くすような激しい快感の波に押し流され
声にならない絶叫を迸らせ続けた。
書いたトコまで投下完了。ではごきげんようノシ
(終わらないような気がしてきた。)
>(終わらないような気がしてきた。)
そりゃないぜセニョ〜ル
予告めいた言葉は、愛を語る時こそ使われるものさあ
お…乙!
この2人って新鮮味があってなかなか良いな
もっと読みてぇ…!
なんというか
その辺にいる若者カップルってかんじ
だが、そこがいい
>>918 うわあ!何ダこのかわいこちゃん達!
乙女シンたん(*´Д`) ハアハア
マジ、ヒロイン
コレ、欲しい
ヴィーノの筆おろしをシンたんでさせてあげようとした場合……
……どうすればいいんだろう?むしろアーサーよりシチュが想像もつかぬ。
これ貼られまくってるなあちこちに
>>918 シンタンキラにも凸にも愛されてる感…
左の遺作が何だか1人だけ違うw
>>929 まわりがせっせと裏工作してやんないと、
ファーストキスにすらいつまでもたどり着かない悪寒。
つメイリン撃墜しちゃってゴメンね おわびえっち。
>>929 「頼む、やらせてくれ!」と、土下座してお願いするヴィーノ
そこまでするのか!と、かわいそうになったシンたんは…
じゃ、ダメなのか?
あるいは、何かのゲームでシンたんが負けて…
負けたほうがいう事を聞くという約束で、シンたんは約束は守るって
言ってる人なので守るかも
ヴィーノってミーアの乳には騒いでたけど実際は疎そう
あんまやりたそうってかやれなそうに見えるから、
>>932が一番自然な希ガス
ミーアの乳で騒いでシンタンにメンチ切られて欲しい
でもヴィーノって事あるごとに
シンタンに抱き付いたりしてるから
気にしてはいそうだ
>>936 逆にあれだけ抱きつくと気はないのかなと思ってしまう…
友達以上恋人未満
敢えてエチに絡ませるならヤリ友で
938 :
侍:2005/11/09(水) 00:28:59 ID:???
書いてみましたヴィノシン。
前々から書いてみたかったので便乗。
「っ…!あっ…うっ…あぁぁっ…!!!!」
「そこっ…そこっ…あっ……あぁぁぁ…!!!!」
ズガーンという爆発音の後、テレビ画面いっぱいに『GAME OVER』の文字が浮かび上がった。
「後少しでクリアだったのに…!」
「あー…汗かいちゃったよ…」
溜め息を吐きながらヴィーノは、横で残念そうに頬を膨らませている少女を横目で見た。
パイロットの訓練用のシミュレーターに座っている自分のすぐ横に居る。
長い睫毛がせわしなくパチリパチリと動いているのを見るのが楽しい。
「ヴィーノ、そろそろ食堂行かない?」
「あ、ああ…そーだね!」
ザフトアカデミー時代からずっと仲の良い友達だった。
入学して暫くしてから科を決める時、一緒になれなかったのが辛かった。
ほんの少しだけ、パイロットコースにすれば良かった…なんて思っていた時期もあった。
(シミュレーターの結果を見れば、ならなくて良かったということなんだろうが…)
でもシンは科が離れても以前と変わらず接してくれていたし、自分もそんなシンと変わらずつき合っていきたいと思っていた。
…しかし。
「ヴィーノは何食べるんだ?」
「え、ああ…」
最近、横に立っていられるだけで、ニコリと微笑まれるだけで…何だか居たたまれなくなっている自分がいる。
友達のハズ…なのに。
939 :
侍:2005/11/09(水) 00:29:29 ID:???
「あ、レイも来てたんだ」
「丁度機体の整備と確認が終わった所だ」
「あ…」
他の男と話しているのを見ていると体の中の何かが締め付けられていくように感じる。
俺に見せた笑顔を見せないで欲しい。
他の奴の名前なんて…呼ばないで。
(こんなの…ただのワガママだよな…)
そう、ただのワガママでしかない。
シンは俺の持ち物なんかじゃないし、第一俺とはただの友達でしかない。
なのにこんな図々しいことを考えてしまっている自分が本当に嫌になってしまう。
「ねぇ、シンってレイと最近あやしいんじゃないの?」
「はぁ?」
(あっ…)
聞き慣れた声に、思わず隠れてしまう。
こんなことを考えていた姿を見られたくなかった。
「好きなの?」
「え…まぁ、好きだけど…」
「キャー!」
「ばっ、ばっか!友達としての"好き"だよ!」
「なーんだ」
女の子同士の普通の会話。
でも、普段は聞けないような貴重な会話だ。
(俺のことは…どう思ってるんだろ…)
1度気になり出すと、どうにも止められなかった。
(ルナの奴…聞いてくんないかなぁ……でも…恐いかも…)
もし"ただの友達"だと言われてしまったら。
…まぁ、事実そうなのだけれど。
でも、それをシン自身の口から聞いてしまったら。
やっぱりダメージは大きいかもしれない。
「あっヤッバ〜!大事な書類艦長に渡しておかなきゃなんだった…あー…また怒られちゃう…」
「ご愁傷様〜」
「うるさいわねぇ!」
パタパタと廊下をかけていく音の後に、艶やかな黒髪が通り過ぎていく。
シャンプーか何かの香りが歩くことによって生まれる風と共に鼻をくすぐる。
(自分で…確かめなきゃいけないんだよな…)
940 :
侍:2005/11/09(水) 00:29:55 ID:???
結局はそれしかない。
このまま"友達"の関係を続けていくことはどうやら出来そうになかった。
もしこれから誰か他の男がシンと恋人になったら。
シンの白い肌がそいつの手に触れる…あの唇に見知らぬ唇が重ね合わされる…。
そんなことを考えただけでゾッとしてしまう。
もしダメだったとしら……その時はその時でどうにか考えるしかない。
…あまり考えたくはないけれど。
「シン」
「え?」
休憩室の椅子に座ってぼんやりとコーヒーを飲んでいるシンに、ヴィーノは緊張した面持ちで近づいた。
相手にもその緊張が伝わってしまったらしく、シンは少し顔を強張らせて返事をした。
「何か用?」
「う、うん…ちょっと…来て」
あまりにも硬くなっているので、両手両足が同時に出てしまわないかとハラハラするほどだった。
シンの様子を見ることも出来ない。
「入って」
「うん」
軽い機械音と共に扉が開き、コンピューターや工具などが乱雑に置かれた部屋の中へと入る。
男の部屋特有の匂いが広がる。
「そこら辺に座って」
「うん」
ベットの端にちょこんと座る白い足を眺めながら、ヴィーノは途切れ途切れに呟いた。
「あのさ…話…あって…」
「話?」
「うん…俺……シンが……好き」
一瞬ぽかんとした間があいた。
恐る恐る目を開けると、シンの困ったような瞳と目が合った。
「…っ」
(やっぱり…ダメ…なのか…)
941 :
侍:2005/11/09(水) 00:30:15 ID:???
「ごめん…いきなりで…びっくりして…」
「俺の方こそごめん」
「え…と…気持ちはありがたいんだけど…さ…ヴィーノのことは…その…友達って感じで…」
(うっ…)
それ以上は言われなくとも明白過ぎることだった。
(これで…終わり?…ずっとずっと好きだったのに……これで終わりなのか?)
そんなの嫌だった。
「シン…」
「うわっ」
気づいたときには衝動的にシンに抱きついていた。
ボリュームは少なめでも柔らかな弾力のある胸が温かかった。
「やっ…!な、何すんだよっバカ…!」
「だって諦めきれないんだもん」
「はぁ!?」
驚いて呆然としているシンの胸に手をそっとあて、形を確かめるようにぎゅっと掴んでみた。
「あっ…!」
「柔らかい…」
ヴィーノは童貞だった。
従って、女の子の体に触れたのもこれが初めてのことで、思わずその感触に感動してしまっていたのだ。
「バカ…!艦長に言いつけてやるぞ…!」
「友達に胸揉まれました〜って?」
「うっ…」
ヴィーノははにかんだように微笑みながら、そっとシンの唇に触れるだけのキスをした。
そしてそっとシンの服に手をかける。
「ヴィーノ!!!」
「ごめん…だけど俺…もう我慢出来ないよ…」
涙目で訴えてくるヴィーノの可愛い顔を見つめながら、シンは泣きたいのはこっちだよと心の中で盛大に突っ込みを入れた。
だが、ひんな間にもヴィーノの手は容赦なくシンの服を脱がせにかかっている。
「やっやめろってばぁっ…!」
必死でガードしているつもりでも、いつの間にかするすると脱がされていってしまう。
殴りたくても相手は友達。
しかもこちらは訓練をした正規のパイロットで、ヴィーノは整備士なのだから本気で殴ったりしたら大怪我をさせてしまうかもしれない。
だからうかつに暴れることも出来ない。
942 :
侍:2005/11/09(水) 00:31:58 ID:???
(考えてみれば、艦長にバラしたりしてヴィーノが処分を受けたりしたら…)
こんなことをされているのだから友達もへったくれもないであろうに、アカデミー時代からの友情は厚かった。
そしてシンがあれやこれやと考えているうちに、いつの間にか白い肌には何も隠すものが布きれ1枚たりともなくなってしまっていた。
「ヴィ、ヴィーノ…!!!早まらないで…!」
「早まってなんかいないよ…ずっとこうしたかったんだからさ…」
そう言うと、ヴィーノはシンが胸を隠していた腕をそっと掴み、現れたピンク色に染まった乳首の先を子猫がミルクを飲むようにちろちろと舐め始めた。
「あっ…やっ…!!!!」
そして抵抗する間もなく、もう片方の手は薄い茂みの奥に向けられた。
探るように、恐る恐るといった風な手の動きに、こういった行為に対する"未熟さ"が垣間見える。
だが、そのたどたどしい手つきにさえシンはほんのりと熱を解放しつつあった。
「やだっ…やめ…ろよぉ…!」
ヴィーノを傷つけたくない。
既に言葉では傷つけてしまっているのだから、この上ここで乱暴に殴って逃げ出したりしたら…もう友達には戻れないだろう。
だから自分から間違いに気づいて欲しかった。
いつものようにふざけて笑い合いたかった。
「っ…」
だが、そんなシンの悲痛な声もヴィーノの耳には届かない。
手での愛撫を繰り返しながら、己の猛りがだんだんと熱くなっていくのを感じ取ることだけで精一杯だったのだ。
静かな部屋の中で、シンの体から生まれる嫌らしい水音だけが延々と流れ続ける。
耳を塞いで目を閉じて…そうしたら夢から覚めればいいのに…そんなことをぼんやりと思っても、これはどうしたって現実でしかない。
「シン…そろ…そろ…いい…?」
無理矢理しといて"いい?"もないだろうにと苦々しく思いつつもシンは無言でいた。
死んでも頷いてなんかやるものかと心の中で毒づいた。
「んっ…」
無言を肯定と受け取ったのか、ヴィーノはズボンの前をくつろげるとシンにそっと覆い被さってきた。
殴ってしまおうか、とシンは顔を見上げてみたが、そこにあるのは見知った顔。
そして、頬を上気させてはいるものの、いつものように微笑んでいるヴィーノの顔だった。
943 :
侍:2005/11/09(水) 00:33:31 ID:???
「いく…よ…」
苦しそうなヴィーノの声と共に、ずぶりと熱いモノがシンの体内へと分け入ってくる。
ぎゅうぎゅうと押しつけるような形で、いかにも"余裕のない"雰囲気がまだ幼さを残したヴィーノらしかった。
そんなことを考えている自分を滑稽に思いながらも、推し進められる感覚にシンは小さく喘いだ。
「あっ…んっ…んんっっ…」
全て収めてしまってからは、何度も何度も揺さぶられて、何度も何度も腰を打ち付けられた。
それしか知らない動物のように、ただただ何度も何度も狂ったように…。
でも、目を開けば額に汗を浮かべたヴィーノの顔がある。
いつもと変わらない。
それが不思議でたまらなかった。
こんなことをされているのに、嫌いになれなかった。
「シン…」
「…」
ベットに2人で横たわり、シンは白い壁を…ヴィーノはその白い背中を見ていた。
行為が終わって暫くはただ呼吸を整えるのに必死で。
そしてそれから少しの間、重苦しい沈黙が続いていた。
「ごめん……謝っても絶対…許してくれないだろうけど…でも…」
「…」
「でも…俺がシンを好きだって…嘘じゃないから…本当だから…」
きゅっと背中にしがみつく。
そして細い腕が前に回される。
鍛えられていない、細い腕。
背中に当たる柔らかなふわふわの髪。
何もかも幼いと思っていたのに…。
944 :
侍:2005/11/09(水) 00:35:02 ID:???
「…もーいいよ」
「シン」
「許せないけど…でも…それでヴィーノと関係悪くなるのも嫌だし…」
「…」
くるりと体を反転させてから、シンはヴィーノの鼻に自分の鼻先をくっつけた。
「…嫌じゃなかったし」
「え…」
そしてまたくるりと壁の方に顔を向けた。
…自分でも甘いと思う。
こんなことをされて、許してしまうなんておかしいってことは分かっている。
でも、行為の間中…ずっとシンを気遣ってくれていたヴィーノの笑顔を思い出すと、なんだか怒る気もうせてしまうのだ。
「シン…それって…」
シンにもよく分からなかった。
だから少し混乱もしている。
だから、ヴィーノには当分ことことは言わないつもりだった。
…まぁ、それでおあいこという所だろう。
「ねぇ、シンってば!」
-END-
945 :
侍:2005/11/09(水) 00:38:45 ID:???
ヴィーノのキャラがイマイチ掴みきれてない感があったりするような…。
いまは これが せいいっぱい
うわああ!やったー!
ヴィーノ×シンたんキタ――――――!!!
侍神ありがとうッ!!
侍神キターーーー!
青春だー。ラブコメちっくでツボですた!
両方かわいいなコレ!
侍神GJ!
ヴィーノ×シン
キタコレ
次950は
スレ立てヨロ
この進み具合で950は早すぎる
埋まらなくなるし保守にも時間かかるぞ
980でいいと思われ
でも善意ある者が早い内に立てないと、テンプレ捏造されそう(´ー`;)
>>980だと立てられない場合ヤバイ
>>970が妥当。当然立つまで減速厳守。余計なレス自粛ね
>侍神乙!!
ヴィーノをヨウランのビジュアルで想像して読んでた事に気付いたのは
読み終わった後だった…orz
新鮮で良かったっすー!
カレンダーのシンタンがえらくカワイイ件について
じゃ、
>>970の人、スレ立てお願いしますね
>カレンダーのシンタン
検索しても抱き合うラクスとカガリばかりなんだが…orz
カレンダー、カバーのシンタン。ラクスとカガリは11月/12月。
こっちに向かって手伸ばしてるヤツ?
あのシンタン童顔で儚げでモエス(*´Д`)ハァハァ
>>955 やっと見れたよ!手を伸ばしてるシンたん
(・∀・)ありがd
色んなエロシチュを考えたりハァハァしたりしてきたが最近、
シンたんがごく普通にパジャマ着て、俺の布団の中でクークー寝息立ててるだけでいいやとか
思い始めた。
萌えの究極ですね
俺の布団の中でって事は既に事後ですかそうですか
ぜいたくものめ(*´Д`)
ヴィノシンなんてこれまた初めて見たw
GJ!
今週は連ザの発売日
キラが3種類いるのに倣ってシンタンも何種類か出たらいいのになぁ…
♀シンタンは無理だろうがそんくらいテラカワイスなバージョンで(*´Д`)ハァハァ
連ザにはノータッチだけど喋ったりするの?
俺は喋って欲しくない・・・
CMでは喋っていた
いいんだ、シンタンならなんでもいい
こんなシンタンを拾いますた
、_
`‐;;―- ,,,.._ ';'、
_,. -‐'''" ̄:::::::::::::ヽ、';::',
,.-''´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'::ノィ
-=ニ;;-: .: .: .: .::::::::::::::::. :::: :: ::::ヾ. っ つ
,:':. .::: .: .: .:::::::::::::::::::::::. . .:. . : :::::ゝ つ
/::;ィ::::::::::::::::;ィ:::::::::::、:::::::::::::::::.:::. ::::',
. /;: '/::::::::::i;::/-!::::i、:::',ヽi;::lハ:::::::::::::.:::::l
/'_ノィ:::::::i::ir‐;ミ;:::! ';::::i ィリミi/l:::::::i_:::::l
" /ィ:: :: | _l‐'_j、{ '、:l _{‐'_j / :::! }ト:ゝ
{:;i: ::| /// , ヾ////:.:.::::i/:;j:'
j/l:::;ハ、 r==、 `7:::::;:::lィ/ `
j/ j/\ Yニノ _/7;;ィ/∨ \
ヽ、___r'" ̄ ̄`ヽ、_ム__
/ \ `ー、
| ,. -─-、_ .| r‐‐、 r\
. ', / / |/ ヽ| ヽ
r、 fト、 ト、\___/ /| ヽ
| | | |.| | |`ヽ、_ / | ヽ ヽ ヽ
(\| |,| | | ri r、 | /ヽ  ̄ | | ヽ .ヽ _/ ̄\__
\ ` || | ヽ,V ヽ | .| ヽ ヽ / / /\
| /⌒`‐-、|_\ ヽ / | ヽ l / / / |
. | |  ̄``7ヽ. | /_ \ __>─'" ̄7レ′ /__/ |
l | | ̄ヽ Vrニ=─'" ̄ / //___/__ _____|_
``L_ | \ | / /´ `ヽく ̄` ‐-、 |
. ``‐-、__ | ` | _/__ ム \ \ |
``‐、__ ト‐┬─┬'´ ./ ``‐┴| ヽ ヽ|
``‐┴'′ ヽ | ヽ | |
ヽ | \ / |
ヽ | | `ヽ/ |
ヽ | | / /
ヽ |∧. / / |
V | / / |
/ |_/ / |
/__/ー-、_ / /
ヽ|  ̄`───'"|`` ────'l|
テラカワイスwwwwwww
>>964 連ザはかなり喋るぞ
うるさいくらい何かと
色んな台詞あって面白い