(ゆるゆると頭を振って眠気を覚まし)
(伸びをしてから窓際に向って歩き、小さな椅子にかける)
うん、暫くこれなくてすまなかったね。
任されてる割に何も出来ないけど、問題がないからいいよね。
(挑戦的に笑みを浮かべて肩を竦める)
>>129 返事が遅くなって悪かったね。
うん、君の望む通り、君の聞きたいことを話そう。
僕の好きなミルクを振舞うよ。
今度ゆっくり飲みにきて、気軽に聞いていってよね。
>>223 (見ていたりして(w 本人ですーノシ)
>>224 やあ、こんなに早く会えると思ってなかったな。
来てくれてありがとう。
ミルク、いる?
(自分のと対になっているマグカップに牛乳を注ぎ)
(応接用の座卓の上に置いて傍に座るように促す)
>>225 (実は今日あたり来てくれるだろうなと思って張ってたなんて言えない(w)
ミルク大好きなのでいただきますーノシ
(警戒心も何もなく、隣に近付いて勇者様の足元に正座してニコニコする)
>>226 ワオ、ソファに座ればいいのに君変わってるよね。
(傍のソファに座り直して脚を組み)
(ミルクをカップ半分煽る)
愛について、が君の希望だったかな。
どんな話がいい?
今日は機嫌がいいんだ。君の希望を聞いてあげるよ。
講義を聞かせていただくのですから、せめて姿勢だけでも正そうと思いました!
えっと、勇者様が4ワオの914で言ってた
愛とは計らず素直なこと。そして「信念」。語らせたら長いよ?(クスクス
についてお伺いしたいのですが、よろしいですか?
>>228 うん。
これは僕の個人的な考え方であると同時に、あくまで生物学的な習性を含めた
一般論的なものであって、他の生き物たちに「共感」「反感」はあっても「該当」はなく、
同時に僕自身のことに限定されることでもなく、当然僕が愛する「僕」に対して言う「愛」とも
少し違うことを先に覚えておいてくれるかな。
あくまで雑談、君と僕だけの秘密の会話ということにしておいてよね(クスクス
人生は勉強だ、という言葉を知っている?
その「勉強」が、あくまで仮説として「遊び」と「仕事」の二つに分けられるとすれば、
僕は「恋」は遊び、「愛」は仕事だと考えているよ。
勿論仕事というのは「義務」でもなければ「やらなくてはいけないこと」でもない。
「仕事」とは自分の力で、自分自身の将来的な幸せのために自身に課し、
自身で遂げていく行為のことを指すのだと思う。
逆に言えば「遊び」というのは息抜きやストレス解消、「仕事」以外の時間、行為のこと、
人なら必ず時間を多分に割く一時の気の迷い、目の前のことに振り回されること、等だね。
刹那主義の快楽追求は幸せでも「仕事」ではないけれど、一見遊びに見えることでも
前者の意識を持った…つまり「信念」ある行為であれば「仕事」だよ。
ふむふむ。
(一生懸命メモを取りながら勇者様の話を聞いている)
では質問!
仕事ということは、人は人を愛さなければならないということになるのでしょうか?
いつまでもニートだったり、親のすねをかじっていたりしてはいけないですよね?
それとはまた違いますか?
>>230 さっきも言ったけど、「仕事」とは「やならくてはいけないこと」ではないよ。
自分が将来的に幸せになるための糧となることは全て仕事なんだ。
愛とはその無限にある仕事の選択肢のうちのひとつであって、愛する必要もなければ、
愛する対象が他の誰かである必要もないんだよ。
愛することが仕事のことと、社会的な仕事の出来る出来ないとも関係ないね。
自分自身の幸せの糧だからこそ、計らず素直になれる、それが愛。
誰か他の人を愛するとき、その人を愛するということ自体が自分自身の幸せに
つながるから、愛していると言えるんじゃないかな。
恋はドキドキして、わくわくして、そのことだけで頭がいっぱいになって、そのことばかり考えて
所謂「ハマってる」状態になるよね。
これはハマっている対象が「人間」だからその行為を「恋」と呼ぶのであって、
ハマる対象がそれ以外の…例えばトンファーとか、野球とか、だったら呼び方は変わる。
ただ、こういった強い集中力を生み出す熱中力を「遊び」だとしたら、恋は遊びだよね。(クスクス
遊びである恋は「仕事」じゃないから、将来的な自分自身への幸せにつながることよりも、
目の前の刹那的な要素が重要視されて然るべきかもしれないね。
ほうほう。
(やっぱり勇者様の講義は分かりやすいと思いながら、メモを取り)
(もう一度手を上げる)
先生、ではSATAN様は「愛」とは「心」と答えていた【ハズorz はっきり覚えていないorz】のですが、
「心」と「仕事」との関連はあるのでしょうか?
>>232 (この状態でメモを取るほどについてこれる彼女に)
(嬉しそうに目を細めて頷く)
僕の言葉の意味がわかりづらかったら言ってくれて問題ないよ。
「心」というのは、自分自身の中で絶対にわざと歪めたり否定したり出来ない部分、
つまり最も素直で隠せない部分のことでもあるよね。
君、自分自身の幸せのために動くときに、その幸せに大して偏屈でいられるかな?
僕には難しいな(クスクス
僕はいつでも自分の好きなように、自分の心に素直に生きているからね。
つまり、
「仕事」=自分自身の幸せの糧となる行動(思考)
「心」=幸せに対する素直な部分
仕事とは、心のままに自分に素直に行動(思考)するということだよ。
(ビジネスの「仕事」は、心の「仕事」の選択肢のひとつだよ。)
大丈夫です。とても分かりやすいですから!
(ペンをスラスラとノートに走らせ、勇者様の言っている講義内容を書き写していく)
そうですね。他に対する事に何らかの支障・偏屈・マイナスの感情が働くことはあっても、
自分自身の心に対して、私は嘘を吐くことができません。
それが他から見て、いい悪いは別のこととして捕らえられますが、
少なくとも自分自身に対しては、常に素直です。
…?
つまり愛とは義務ではなく、自然発生する「仕事」と捕らえてよろしいのでしょうか?
>>234 ワオ、素晴らしいね君。
気に入ったよ。
「心」が判断することは、自然派生のように見えて実はそうじゃない。
どんな些細なことでも、自然に起こることなんて何一つ無い。
隕石の衝突と分子の結合が空気を生むように、
大気と気温と水が最初の生命を生むように、
人が人を、人が主義を、主義が国家を生むように。
僕たちの五感が受け入れた全ての情報を分析して、「心」が素直に最善を選び、
そのとき選んだ選択肢が「愛する」ということだった、そのとき人は何かを愛する。
自分自身のために選ばれた最善を全力を以って遂行する。
「相手を幸せにし、ひいてはそれによって自分も幸せになる」という「信念」の元に、
それは立派な人生に於いての「仕事」と言えるだろうね。
自分自身のことを考えない人間なんていないよ。
自分自身のことを全く考えない人間がもしいたら、僕は信用しない。
「心」とは本能、本来自分のことを考えている部分だからね。
そして動物というのは、本能で、「自分のために」他の誰かを自分を打ち捨ててでも守ったりする。
「家族愛」という愛の本質でみられる行為がね(クスクス
あ…、それが「因」と「果」の関係ですね!
「自然」ですら、何らかの原因があって、「何かが生まれる」。
目には見えないし、あまりに「当然」のように普段は意識しないことだから、
「自然発生」したように見えてしまうだけで、突き詰めればそこには何らかの因果関係がある。
そう捕らえてもよろしいでしょうか?
>>236 うん、正解、その通りだよ。
それが目に見えるものであれ、見えないものであれ、
その結果……つまり「果」が生み出されるには必ず理由、「因」がある。
無意識を意識する―――とも以前言ったよね。
君は本当に聡い生き物だ、嬉しいよ。
だから自分の心に迷ったとき、どうして自分はこういう風に考えてしまうのか、
もしくはどうして自分は変われないのか、そして次はどうしたらいいのか。
見失いそうになったときは、「心」と「選択肢」は最初からあるという思い込みを捨てて、
それらが持つそもそもの理由をひとつずつ追求してみるのも興がある。
そしてこれらは自分の中にしまっておくものであって、その経緯はあまり見せるものじゃない。
中途半端にこれが出来る生き物は、途中経緯でこれらを示したがるけれど、
この表現方法を間違えると逆に他の生き物から理解されることは難しくなってしまうからね。
はー。
(溜息をついて、勇者様に尊敬の眼差しを向ける)
よく分かりました。ふと疑問に思ったのですが、
>人が人を、人が主義を、主義が国家を生むように。
この部分で、昨日のACEとJOKERが話していた「理念」に関する「流れ」が浮かんだのですが、
この感じ方で問題はないですか?
後、これは私の興味本位なので、答えていただかなくてもいいのですが、
勇者様が「因」、SATAN様が「果」、ACEが「業」だと、JOKERや主ズは、
勇者様の言葉では何になるのでしょうか?
これで質問は最後にしますので、都合の悪いことはスルーでお願いします。
>>238 うん、昨日のACEの「僕」と、JOKERの「僕」の話はこの場所に限った解釈だけれど、根本は同じだよ。
僕はコミュニティの特定をしない、つまり雑談上スレ等と超えた話をしているけれど、
その大枠の中にこの場所に対する主義主張が含まれて当然だからね。
僕たちはいまリボーンキャラサロンという小さなコミュニティの中にいて、その中の命。
コミュニティが小さければ小さいほど、統率を理想形に向けて取るのは容易になるよね。
つまり彼らの言ってくれた「理念」と「指針」の本質的な意味と、僕の使い方を知ってくれれば、
僕たちはこの切り取られた空間の中で民主主義を維持する必要もないということ。
僕たちは民主主義社会で生まれ育ったからそれを切り離すのは難しいけれど、
この夢の世界で理想を形成、成し遂げるのも最初に言った定義上の「遊び」であれば十分だよね(クスクス
君は感性の優れた生き物だから、わかっているかもしれないけどね。
(ふっと微笑を返して、色気無くパックから彼女のカップに牛乳を注ぐ)
君の質問にだけ単純に答えると、
JOKERの「僕」は「輪」。
KINGの「僕」とBaronの彼についてはノーコメントにしておこうかな。
いずれまたこの話題で話す機会があれば、そのときはきっと答えるよ。
すぐに知ってしまうのは、つまらない…ゲームにならないからね(クス
>僕の使い方を知ってくれれば、
勇者様の使い方が分かりません…orz
「輪」…新しい言葉ですね。迷惑でなければ、「輪」についても語っていただけると
嬉しいのですが、さっきから背後にSATAN様の気配をヒシヒシと感じるので、
私はこれで失礼します。ありがとうございましたノシ
(腰に手を当て、牛乳を飲み干すと、殺気を感じて応接室から逃げ出した)
>>240 ああ、言葉が足りなかったかな。
「僕の意味するところの言葉の使い方を知ってくれれば」という意味だよ。
きっと君は出来ているだろうけどね。
(慌てたように応接室を出て行ってしまう彼女の背中を見送って)
(自分の残ったミルクを喉を潤すのに飲み干して呟く)
君にまた会いたいから、わざと質問を消化しなかったんだからね。
また来なかったら噛み殺すよ。
ありがと、お疲れ様、またね。