【組み合わせ】 ド ラ ク エ 小 説 【フリー】
1 :
名無しさん@ピンキー:
ドラクエキャラ使って短編小説作ろうか。
シリーズ、カップリング不問。
兎に角発狂しようじゃあないか。
あんまり隙じゃないけどどうしても必要ならモンスター(触手)使いなされ。
激しい鬼畜物は困るぜYear
じゃーどんどん執筆よろ〜
キタ━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚ )━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━マワルノメンドクセ♪
スラリン「あっはぁ、はぁ、だめ…そこは、ああ゛ッ!!」
はぐりん「くくっ、ぐちゃぐちゃじゃねーか…ははははは!」
5 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 12:56:56 ID:H1asQoTn
ビアンカ「夜こっそり外に出るなんてワクワクしちゃう〜」
トンヌラ「ねえ、やっぱりやめようよ〜。どうせオバケなんて言っても
『ゴースト』とか『さまようよろい』とかだよ?勝てるわけないよ」
ビアンカ「なにいってるの。ネコさんを助けるんでしょ?」
トンヌラ「大丈夫だよ、だってあれはネコじゃなくてキラ…おっと」
ビアンカ「?」
トンヌラ「…さ、行こうか」
ビアンカ「ちょっとトンヌラ。さっき何を言いかけたの?」
トンヌラ「だ、大丈夫だよ。大人になれば分かるから」
ビアンカ「まあ、じゃあトンヌラは私よりも大人だって言うの?」
トンヌラ「い、いやそういうわけじゃないよ……って!
なんでズボンを脱がせようとするのっ?!」
ビアンカ「トンヌラが大人かどうか、確かめるんだから」
トンヌラ「だからって、なんでズボンを……あっ!?
ぱ、ぱんつはぜったいダメだからねっ…!や、やだやだっ!」
ビアンカ「トンヌラったら、そんなに大声出したらおじさまが起きちゃうじゃない…えいっ!」
トンヌラ「ああっ!?ぱ、ぱんつ返してよ〜…ぐすん
そ、それに何で僕のおち……をじっと見てるの?」
ビアンカ「あら、トンヌラったらきんちょうしてるの?大丈夫よ…
わたしが教えてあげるんだからっ!」
トンヌラ「い、いやだぁ〜〜っ!」
7 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 13:34:01 ID:H1asQoTn
DQ3より。
ある日の夕暮れの事。
ルイーダの酒場はいつもの様に宴会場になっていた。
遊び人として良く知られている男、名はランド。彼が一人で、珍しく隅っこでちびちびと酒を飲んでいた。
その様子に気付いた、魔法使いである女性フェリアが酒に酔いながら声を掛ける。
「どーしたの?こんな所で珍しいじゃない」
「ん〜・・・いや」
「何かあったの?そーでもなきゃあこんな事してないでしょあんた」
「まあ、確かにそうなんだけどね」
「ほらほら〜・・・悩みがあるならおねーさんに言ってごらんなさい」
「・・・じゃあ聞くけど、僕の見た目ってどう?」
「ん〜、格好いいとは言い難い」
酒の所為か、はっきりと物を言った。
「やっぱりな〜・・・じゃあ帽子取って・・・メイク落として、と」
「なにやってんのよぅっ」
その瞬間、目にした者にフェリアは時間すら止まる感覚を覚えた。
続きは次へGO
8 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 13:35:34 ID:H1asQoTn
>>6 かぶっちゃったねぇ、面目ない。
続きは先に書いたそちらからどうぞ
9 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:32:14 ID:iwAykP38
続きを執筆しちゃおうかなと。
「・・・かっこい〜」
「サンクス」
そういうと、ランドは突然フェリアを抱き寄せた。
「え?え?」
「こんな色男に抱かれてみたく無いかい?」
「・・・いいかもしんない」
「じゃ、行こうか」
そう言って、ランドはフェリアを連れて、酒場の裏へ行った。
「・・・こんなところでっ、んっ・・・」
無理矢理唇を奪う。
「ん、う・・・んっ、ふぁあ」
胸を撫でる様な、揉む様な独特なタッチが彼女の性感を高める。
「結構大きいじゃん」
「ん、うん、もっとぅ」
欲求をそのまま口にする。
「ふふっ、もっと何をして欲しいのかな?」
「もっと、触ってよ、あたしのおっぱい・・・」
「触って貰うだけじゃ、足りないんじゃないのか?」
「はぁ・・・早くぅ」
「どうしようもない娘だね、じゃあ先にこっちを」
「あっ、はぅんっ!」
くちゅくちゅと淫らな音を立て、彼女の秘所からだらだらと汁が溢れる。
「いいよぉ、いいのぉ」
「何が?」
「気持ちいいのぉ、もっと、もっと・・・」
涙目で哀願する。
10 :
名無しさん@ピンキー:2005/04/18(月) 22:46:33 ID:iwAykP38
「じゃあ、もっと気持ち良くしてあげるよ」
そう言うと、股間から立派な肉棒が自己主張する。
「あはぁ・・・おっきぃ・・・早く、挿れてぇ・・・」
「そう急かすなって」
肉棒で秘所を擦り、更に刺激する。それと同時に、胸を揉み続ける。
「あはぁんっ、たっ、まんないっ、もっともっとぉっ」
彼に抱きつき、更に快感を求める。
「じゃ・・・そんなに欲しいなら入れてやるよ」
ぬちゃ、という音を立てて肉棒が埋まっていった。
「ああぁ、きもちいいぃ・・・は、うぅん・・・すっごい・・・これが・・・」
「ん・・・あ、何だ・・・処女、か?この感じ」
独特の締まりといい、先端に当たる皮膜の様なもの。
「ふふ・・・じゃ、遠慮無く」
「あっ、いっ、痛っ、あぅんっ!」
「んっ、くっ、はぁぁ・・・マジ、スゲー気持ちいい・・・」
更に腰の動きは加速する。
「あっ、あん、そ、そんな、いやぁん、はぁ、ひぃあぁぁ・・・」
「うっ、くぅ、ああ、出る、もう、堪んね」
言うや否や、彼女の膣内にありったけ吐き出した。
「あぁあっ、熱いよっ、あああ、中、あつ、熱いの、あ、あ、あああぁあぁぁん!」
続いて、彼女も達してしまった。
「ふうぅ・・・最高だよ、これから何度でも、ご主人様が抱いてあげるからな・・・」
「はい・・・もっと、沢山、御願い、しますぅ・・・・・・ご主人様・・・」
アリアハンの夜は更けていく。
彼らは今も、街の何処かでレッスンを始めているのかも。
DQ3マンセー
メイク落としたあそびにん
ハンターのヒソカ思い出した
名前があった方がいいみたいなので名前つける
勇者=セシル(ぇ)僧侶=マリア
「あのさぁ、マリア」
「なに?」
二人でアリアハンを出て、早1ヶ月が経った。
今、ロマリアの宿で一泊をしている所。
「お風呂入らない?」
「え、えぇっ!?わ、わわたしと、セシルと、ふふ二人で!?」
「それ以外に誰が居るんだよ」
「そんな、それは、えっと、そのぅ……」
「…うーん、じっとしててもしょうがない、入ろう」
「ちょ、ちょっと、セシルぅ」
無理矢理バスルームへ連れて行った。
「……もう……あんっ、ちょっと、何処触ってるのよっ……」
「何言ってんだよ、相当感じてるみたいじゃないか」
「いやっ、ん……あはぁ……だめ、だってばぁ」
「嬉しそうに言っちゃって……」
「あぁあ……そんな、うぅん、っはぁ」
「もう、我慢できないなぁ」
「やっ、そんな、んっ」
「はぁ、んん……気持ちいいなぁ、相変わらず」
「私も、すっごく気持ちいいの……おっきいのが、私の中に、あぅんっ」
「はぁ、はっ、んん、くっ、ああ」
激しくピストン運動。
実は、彼らはこれまでに数回、セックスしてきた。
今回はこれで12回目である。
「くぅ、あ、で、出るッ、あ、あぁあっ」
「あぁん、あついのぉ、中にっ、あっ、あぁぁぁっ!」
「はぁあ・・・今日はもう一回だね」
「うん・・・、もっとしたぁい、えっちなこと、いっぱいしたいの・・・」
「ふふ、おねだりなんかしちゃって・・・それなら一生しちゃうか?」
「一生、えっちしたぁい、セシルと、ずっと、ず〜〜っとえっちなこといっぱいしたいよ〜」
「ははは、じゃあ僕がずーっと可愛がってあげようか?」
「おねがぁい、私を、セシルでいっぱいにしてぇ」
「しょうがないなぁ、じゃあまずは中出し百回からだな」
「百回じゃたりないのぉ・・・」
「そんなに厭らしいマリアには永久汁まみれの刑だな」
「ありがとうございますぅ」
「・・・なんだそりゃ」
無事、バラモスもゾーマも倒されました。オルテガの手で。 fin
駄文だねぇ、まあこれで抜いて貰えれば大したもんなんだけど。
それは トンヌラが 8才になる たんじょう日のことで あった。
*「おきなさい。 おきなさい わたしの かわいい トンヌラや」
爽やかな 朝の日ざしが 膨らんだベッドの上に ふりそそぐ。
*「おはよう トンヌラ。もう 朝ですよ」
トンヌラ「ふぁ…。 おはよう ママ」
眠たそうに目を擦りながら、トンヌラと呼ばれた少女が身を起こす。
そんな少女の様子を見て、母親は深い溜息をついた。
*「トンヌラや。 ゆうかんな男の子は ママなんて言いませんよ。
まえにも そう 話したはずです」
朝から叱られたためか、不機嫌そうに眉をしかめるトンヌラ。
トンヌラ「…」
*「さあ 母さんと 呼びなさい」
諭すような母親の言葉に堪りかねた少女は、大きな声を上げる。
トンヌラ「もうやだっ!」
*「ト、トンヌラ?」
いままでとは違う娘の態度に、思わず怯み、身を退げる母親。
母親が身を退いたのを見て、さらにトンヌラは荒く言葉を繋げる。
トンヌラ「どうしてわたしは おとこの子みたいに 育てられてるの?
わたしだって おともだちみたいに かわいい服ほしいよ!
おトイレだって おんなのひとのほうで したいのっ!それに
わたしを おとこの子だって きんじょの子に 言わないで!
そのせいで わたしあの子たちに いじめられてるんだもん」
胸のうちを吐き出したものの、興奮のおさまらない少女は、吐息を
荒げたまま母親の瞳を、まっすぐに見つめる。
その真剣な眼差しに、母親は怯えた表情を消し、少女に寄り添う。
*「トンヌラ…。 母さんは 気がつかなかったわ。
トンヌラが そんなことを 考えていたなんて」
そう言うと母親は、慈愛に満ちた表情で、そっと少女の肩に手を置く。
トンヌラ「か 母さん…」
*「トンヌラや。 もうあなたには 何も言う事はありません」
トンヌラ「じゃあ! じゃあ もしかして…」
少女の肩をがっしりと掴むと、目を輝かせ母親は少女に語りかける。
*「ええ! これから王さまに 旅立ちの ゆるしを いただくのよ!」
トンヌラ「は?」
事態が飲み込めず、目を点にしているトンヌラの手をとり、いそいで
階段を駆け下りる母親。
*「もうあなたは りっぱな男の子。さあ 母さんに ついてらっしゃい」
トンヌラ「え ええっと…」
母親は、寝間着のままの我が子の手を引き、城の前までつれて行く。
*「王さまに ちゃんと あいさつするのですよ。さあ いってらっしゃい」
それでけ言い残すと、母親は。さっさと我が家へと戻っていった。
トンヌラ「…」
こうして、8才の勇者の冒険が始まった。
Eぬののパジャマ
18 :
age:2005/05/22(日) 01:16:22 ID:???
age
王様であるパパと 后であるママを名残惜しむトンヌラだが 容赦なく旅立たされ
旅立つ トンヌラ 彼の前に立ちはだかるは 最初に泊まった民家であった。
トンヌラ「お金が… ない」
トンヌラは 頭を抱えた。 けれど 悩んでも 悩んでも 一行に答えは出ない。
当然だ。 お金がないのだから。
トンヌラ「わたしが旅立つっていうのに パパはお金をくれなかった。
王さまだから お金いっぱい持ってるはずなのに…」
けどそれは税金だ。 幼いトンヌラには知る由も無い。
というのは冗談で それとは関係なく トンヌラは王様に一銭も貰ってはいなかった。
トンヌラ「それでよく 旅立てなんて 言えるわ」
一人 既に泊まってしまった部屋で しょぼくれるトンヌラ。
しかし それを聞きつけた宿屋の亭主は そんなトンヌラの部屋へ 一目散にかけつけた。
*「おまえ お金がないって言った。 どうしてくれるんだ!」
店の亭主はかんかんに怒っている。
トンヌラ「きいてたのですか? ごめんなさい。 ほんとうにそうなんです」
トンヌラは 物怖じしながら答えた。
どう思われるだろう。 だらしがない子だ。 ぬすっとだ。
今まで思いもしなかった 自分に対しての気持ちが 溢れる様に脳裏に巡る。
トンヌラ「ほんとうに ごめんなさい。 ぼくなんでもしますから ゆるしてください」
トンヌラは 深く頭を下げた。
その姿勢が通じたのか 宿屋の亭主の怒りは収まった。
だが 次に思いもよらぬ言葉を言われた。
*「なら ここで夜のしごとをしろ」
トンヌラ「… … … … … え?」
トンヌラは 理解できなかった。 何を言われたのか さっぱりわからなかった。
多分 朝にはない仕事だということは理解できた。
けれど それが何なのかまでは 全くわからない。
トンヌラ「では なにをすれば いいのですか?」
*「そうだな。 夜までには まだじかんがある。 そのあいだに ふろにはいって
きれいにしてくるんだ。 それから そんなそうびをはずして これにきがえろ」
と 渡された者は あぶない水着だった。
トンヌラ「? ? ?」
トンヌラは わけもわからず 言われたままに 身支度をした。
王様であるパパと 后であるママを名残惜しむトンヌラだが 容赦なく旅立たされ
旅立つ トンヌラ 彼の前に立ちはだかるは 最初に泊まった民家であった。
トンヌラ「お金が… ない」
トンヌラは 頭を抱えた。 けれど 悩んでも 悩んでも 一行に答えは出ない。
当然だ。 お金がないのだから。
トンヌラ「わたしが旅立つっていうのに パパはお金をくれなかった。
王さまだから お金いっぱい持ってるはずなのに…」
けどそれは税金だ。 幼いトンヌラには知る由も無い。
というのは冗談で それとは関係なく トンヌラは王様に一銭も貰ってはいなかった。
トンヌラ「それでよく 旅立てなんて 言えるわ」
一人 既に泊まってしまった部屋で しょぼくれるトンヌラ。
しかし それを聞きつけた宿屋の亭主は そんなトンヌラの部屋へ 一目散にかけつけた。
*「おまえ お金がないって言った。 どうしてくれるんだ!」
店の亭主はかんかんに怒っている。
トンヌラ「きいてたのですか? ごめんなさい。 ほんとうにそうなんです」
トンヌラは 物怖じしながら答えた。
どう思われるだろう。 だらしがない子だ。 ぬすっとだ。
今まで思いもしなかった 自分に対しての気持ちが 溢れる様に脳裏に巡る。
トンヌラ「ほんとうに ごめんなさい。 ぼくなんでもしますから ゆるしてください」
トンヌラは 深く頭を下げた。
その姿勢が通じたのか 宿屋の亭主の怒りは収まった。
だが 次に思いもよらぬ言葉を言われた。
*「なら ここで夜のしごとをしろ」
トンヌラ「… … … … … え?」
トンヌラは 理解できなかった。 何を言われたのか さっぱりわからなかった。
多分 朝にはない仕事だということは理解できた。
けれど それが何なのかまでは 全くわからない。
トンヌラ「では なにをすれば いいのですか?」
*「そうだな。 夜までには まだじかんがある。 そのあいだに ふろにはいって
きれいにしてくるんだ。 それから そんなそうびをはずして これにきがえろ」
と 渡された者は あぶない水着だった。
トンヌラ「? ? ?」
トンヌラは わけもわからず 言われたままに 身支度をした。
読みやすくして二重カキコして、誤字ハケーン。
スマソ。
お風呂に入り 体を綺麗にした後 あぶない水着に 着替えたトンヌラ。
その姿を さっそく宿屋の亭主に 見せると…
*「おお。 おもっていたとおりの じょうたまじゃないか」
舌づすりしながら 宿屋の亭主は いやらしい目つきでトンヌラを眺める。
トンヌラ「そんなにみられると はずかしいから こまります…」
幼きゆえ 着るまでは なんとも思わなかったトンヌラだが 着てみると
なんとも恥ずかしい格好をしていることに やっと気づくのであった。
トンヌラ「ぼく はずかしいよ…。 どうしても このふくを着なきゃ だめですか?」
*「だめだ。 このふくを 着たいじょう なにがなんでも だめだ」
宿屋の亭主は背中ごしにそう 怒りのオーラを トンヌラに叩き付けた。
そうすると トンヌラは 何も言えなくなる。
――しかたないない。 あきらめるしか ないよね…。
ぼく こういうのに よわいから…。
ぽつり と 心で愚痴るトンヌラ。
誰か助けて… と 心の中で叫ぶ。
そうこうしているうちに 時は一刻一刻と進み 夜の仕事とやらをやる時間になる。
トンヌラは 言われるがまま 宿屋の亭主と共に廊下を歩く。
トンヌラ「あの… これからさき どうなるんですか?」
トンヌラは心の中で薄々気づき始めていた。 これから先のことを。
こんな姿で ただで済むわけが無いと。 これは 女の子だから わかるのだ。(?)
*「なんでもないさ。 たいしたことじゃない… そうおもえばいいさ」
と 歩みを速め ある扉の前で立ち塞がる。
*「ここが おまえがなにかをするへやだ。 いいか なにがあってもでようと思うな」
宿屋の亭主は 再び先ほど放った怒りのオーラを より一層高めて トンヌラに放った。
それが終わると宿屋の亭主は去ってゆく。
トンヌラ「わっ わかりました」
トンヌラは何も言い返せないままでいた…。
そして ついに 開けてはいけない扉を開けた。
そこから トンヌラの人生が 大きく変わるとは つゆ知らず…。
トンヌラは ついに 扉を開けた。
そこには暗がりの部屋に大きなベッドが一つ、その真ん中に男が一人座っている。
男は頭に被っていたらしきフードを脱ぎ散らし 上着も脱いでおり
下だけ着込んだ状態になっていた。
その姿をトンヌラは暗がりの中で眺め 胸が高ぶるのを感じた。
トンヌラ「それで ぼくはなにをすれば…」
どき… どき… どき… どき…
心臓の音が張り裂けるように脈打つ。
よくわからないけど ぼくはこのひとに なにかされるんだ。
そう思う気持ちが より一層 自身を高め熱くなる。
*「なにをって… しらないのか? おまえ はじめてなのか?」
男は逆に質問してくる。
トンヌラはその答えの意味を理解できてるようでできてなく戸惑う。
*「まあ… はじめてなんだろうな。 そのしぐさだと」
男は勝手に決めつけるなり さっそくトンヌラの元へと近づく。
トンヌラの格好を頭から足の先まで眺め そしてどうやらため息を吐いた。
*「… … … おれ こういうのきょうみないんだよな。
だいいちおれまだ おまえくらいのとしとおなじだぜ?」
トンヌラはハッと気づき 自分の背と男の背を見つめ直した。
確かに同じくらいの身長だった。
*「な? たぶんおまえもだろうが…
おれもじぶんからきたくて なにもここへきたわけじゃないんだ」
トンヌラ「え? ということは… ぼくはなにもしなくてもいいんですか?」
*「ああ。 …というか おまえのおやじさんにあいにいって おやじさんが
おまえが金ももたずに 城をでたっていうもんだから… あわててかけつけた」
トンヌラ「え? ということは… … … …きみって アレン?」
トンヌラは血相を変えて驚く。
とうぜん あのロトという血族に当たる親戚であるローレシアに住まう王子
アレンにこんな恥ずかしい姿を見せることになるとは おもわなかったからだ。
アレン「まさか トンヌラが おんなだとは おもいもしなかったぜ…」
まじまじと改めてトンヌラを眺める。
あぶない水着の胸元には ほんのり乳首が突き出ていた。
アレン「こうふんするな。 そのかっこう」
トンヌラ「あんまり… みないで…」
恥ずかしそうに体を縮込ませ隠す。
アレン「どうせだし… やらないか?」
その言葉に どきっとするトンヌラであった。
24 :
名無しさん@ピンキー:2005/05/23(月) 23:31:13 ID:qjyuM70b
age
age
乗っ取り可?
いんでない?
てーか、ドラクエのキャラでなりきりしたいのに…
見合ったスレがないんだもの…ぐすん(つД`)
あ、思わず愚痴ってもたスマソorz
目を覚ますと、そこは崖の上だった。
(…え?)
目の前に、大きな滝があって、流れ落ちる水が、しぶきを立てている。
(え? え?)
どうして、こんなところにいるんだろう。そう思う。
幻というには、あまりにもリアルな土と草の匂い。
七色にくっきり色がわかれた、大きな虹。
……それから。
さっきから、人の声がする。
「…… ……
私の声が 聞こえますね…」
(ここ、どこ?)
「私は すべてを つかさどる者。
あなたは やがて…」
(何、これ)
「しかし その前に この私に
おしえてほしいのです
(あの)
「あなたが どういう人なのかを……」
(私は)
私は、勇者じゃなくて、魔法使いなんだけど……?
29 :
魔法使い:2005/06/16(木) 12:47:49 ID:???
「…………」
気が付いたら、そこはベッドの上だった。
「…え?」
上半身を起こした瞬間、少し目がちくちくして、思わず擦った。
その手を見る。
手の平を見て、手の甲を見て、またひっくり返して手の平を見て、ちゃんとあるかどうか確認する。
「ご飯よー!」
階下から聞こえてくる、聞きなれたお母さんの声。
そこで、ようやく。
ああ、あれは夢だったんだ、と気付いた。
きつね色のトーストを頬張りながら、さっきの夢を思い出す。
何だか、やけに生々しい夢だった。
色に、匂いに、風の感触まで付いている夢なんて、初めて見る。
それから……綺麗な……多分女の人の、声。
(…私…)
何て答えたんだっけ……?
「ボーっとしてないで、早く食べちゃいなさいよ」
「…! う、うん」
急いで食べ過ぎて、喉に詰まった。
30 :
魔法使い:2005/06/16(木) 12:48:32 ID:???
ルイーダの酒場は、今日も盛況だった。
その中を、ウェイトレスの格好をして、あわただしく動き回る。
あくまで、アルバイトとしてだけれど。
ルイーダの酒場に登録してある私の職業は、
”魔法使い”。
それが私の本業だった。
>>25 (……?)
入口の辺りに、誰でも好きなことを書いていいノートがおいてある。
それをちょっとめくって、中に目を通してみた。
ここに来た記念や、卑猥な内容の落書きとか、
ここをこうしたらいいんじゃないかという意見の他に、ふと長文があって目を引いた。
リレー小説……らしい。
(……ちょっと面白そうかも)
暇があったら、自分も続きを書いてみるのもいいかも知れない。そう思った。
>>27 せっせと皿を運んでいる中、ふと、あるテーブルに注意が向いた。
(泣いてる…のかな)
誰かが、愚痴を言っているらしかった。
よくわからないけど、謝っているらしい。
(……)
その人の注文した料理の皿に、こっそり、ソーセージを一本追加しておいた。
31 :
魔法使い:2005/06/16(木) 13:01:50 ID:???
”勇者”は、共に戦う仲間として、私を選ばなかった。
それも仕方ない。
他に優秀な人はいっぱいいるのだから。
でも、悔しくないと言えば嘘になる。
自分では、結構優秀なつもりだった。
努力だってしていた。
なのに――
お金も少しは貯まった。
薬草も毒消し草も、キメラの翼を買うお金もある。
ギラだって覚えた。
だから。
もうそろそろいいと思う。
私は、旅に出ることに決めた。
――勇者よりも早く、魔王を倒すために。
いいや、別に倒せなくてもいい。でも……
「勇者より早く、魔王の城に着いてやる」
――絶対に。
32 :
魔法使い:2005/06/16(木) 13:16:02 ID:???
>>23 「……? あっ、これ……エッチな小説なんだ…?」
よく読んでみて、やっとその内容に気がついた。
顔を赤らめながらも、ノートをめくる手を止めない。
(…この後…どうなっちゃうんだろ。どうでもいいけどトンヌラって……変な名前……)
「……」
インクつぼの蓋を開け、ペンを取る。
「…………」
何度か躊躇った後――
結局、何も書かずにノートを閉じた。
33 :
魔法使い♀:2005/06/16(木) 23:53:37 ID:???
34 :
魔法使い♀:2005/06/17(金) 00:30:42 ID:???
……? さっきまで、気配を感じたんだけど……
もう、いないみたいだ。僕の勘違いだろうか。
……
今日は、疲れたな。まさかあんな事になるなんて。
……冒険の初日からこんなことでどうするんだ。
これじゃいつまで経っても立派な勇者になんか……くそっ!
……疲れたら家に帰る冒険なんて、見た事も聞いた事もない……ははっ。
(自分の部屋で寝転びながら自嘲する)
【あなたの目論み……じゃなく、ええと望み? 狙い?】
【うまい言葉が思いつかないけど、兎に角それに乗っかろうと思うんだ】
【あまりいられないけど、置いておいてくれると嬉しい】
十六になった朝、僕は「勇者」として魔王を倒す冒険に出る事になった。
この日の為に僕は女としての自分を捨てたのだ。
始めて謁見した王様はとても気さくな方だった。
僕のために側に寄ってくれ、肩に手を置き勇者としての
自分に便宜を図ってくれる事を約束してくれた。
……僕を認めてくださった。それに報わなくては。
その分だけ、働かなくてはならない。
ルイーダの酒場はむせかえるような酒と料理の匂いに満ちていた。
家では酒を飲む人は誰もいなかった。この匂いは、慣れるまで
時間がかかりそうだった。入ってくるなり、綺麗な女の人に
席を勧められたけれど、断ってカウンターに向かった。
用事があるのは、ご飯じゃなくてルイーダさんだったから。
「……すみません。王様から、連絡は受けていると思いますけど……」
「仲間を、探してるんです」
酒場中の目線が、僕の下へ集まった。
小さな声で話してたはずなのに……どうして、だろうか?
ウェイトレスのお姉さんと目があった。……僕は何かまずいことを言っただろうか?
面食らって慌てている僕にルイーダさんが助け舟をだしてくれた。
――この酒場に居る連中は、皆あんたを待ってたのサ。
――ここはルイーダの酒場。旅人が集まる出会いと別れの酒場――
――勇者の冒険の仲間を、ここから選ぶといいよ。
勝手のわからぬ僕に、ルイーダさんは色々と教えてくれた。
「登録」のこと。「パーティー編成」のこと。「旅の人数」のこと。
皆の目線が集まる中、僕は――――――――――
戦士と僧侶と魔法使い。若者と中年と老人の男子を旅の仲間に選んだ。
理由は、特に無い。ただ、僕は男だから、だろう。
「男」だから…………女の人と一緒に旅して、足手まといになりはしないかという
失礼な想像もしたし、「女性」を見せ付けられるのが辛かったから、でもあるんだろう。
あのウェイトレスの人が魔法使いだったと知ってびっくりした。魔法使いは、
おじいさんかおばあさんしかいないと思ってたから。
それから僕たちは冒険に出かけて……スライム8体に囲まれて、ほうぼうの体で
逃げ帰ってきたのだ。明日になったら教会で生き返らせないと。
ぶきやぼうぐはそうびしないといみがないなんて――知らなかったよ。
>>3 あのスライムと言うのは、可愛い顔をしているくせに
油断のならない生き物だ。自分の身長の何倍も飛び跳ねて
襲い掛かってくる。弾力のある体が急所に入れば、人だって死ぬ。
ましてや鎧を着けてなければなおさらだ――ただの服だけでいったなんて、
顔から火がでそうだ。さすがは魔物だけある。
きっとスライムというのは強いんだろうな……
数は多いし、たくさんの種類がいるらしいし。
>>11 ――なぜだろう? 喜んでいる人を見ると嬉しくなる。
けど――僕も一緒に喜びたくなるほど、嬉しい。
自分が褒められたみたいだ。
>12
ルイーダの酒場にはクラウンのような男がいた。
ルイーダさんに聞くと、「あそびにん」という職業だそうだ。
――遊ぶのが仕事? 僕たちは死ぬか生きるかの旅に出るというのに?
随分とのんきなんだな。僕は、そんな事を考えていた。
そうじゃない事を知るのは、もう少し後になる。
>>17 ああ、なんだか僕の境遇と似ているね。この子がかわいそうだ……
僕も昔は、そんな事を思ってたっけ。とても嫌がってた、でも……
……あれ? なんで僕は冒険に行く気になんかなったんだろ……
あれほど嫌がってたのに。そう、たしか母さんがパピヨンを持って――――――
――ハイ、シタガイマス。ボウケンニイキマス、オカアサマ。
ボクハオトコデスボクハオトコデスボクハオトコデス――
……はっ。僕は今何を――?
>>38 全部1ばかりだ……なんだか、こんな事があると
嬉しくなるなあ。狙ってやったわけじゃないんだけどね。
うん。でも嬉しいや。とても、嬉しいよ。
レベル1の勇者にはお似合いかな。
うん。明日も頑張ろう。
まずは、教会に行かなくっちゃね。
お休みなさい。……誰に言ったんだろ? 誰でもいいか。ふぁ……
「……どうしよう、これ」
テーブルの上においた”ふくろ”――冒険者ならどのパーティーでも一つ持っている、大きな袋――が、もぞもぞと動いている。
十中八九、スライムだ。
いつの間にか勝手に入って出られなくしまったらしい。
……恐らく先ほどの戦闘中だろう。こっそり隙を突こうとでもしたのだろうか?
袋の口はしっかり縛ってあるから、出てくる心配は無い。
「……あんまりうるさくすると、やっつけちゃおうかな?」
びくっ!
思わず可愛いと思ってしまうくらい、今の一言はよく効いた。
袋がぷるぷると小刻みに震えているのが、見てわかる。
……飼いならしてみるのも、いいかも知れない。
「……えい」
指で袋を突付いてみる。
袋の中から、「ピキー」と何となく悲しそうな鳴き声がした。
>>35 【勇者キタ―――――(゚∀゚)―――――!!!!】
【いらっしゃいませー。もしかして
>>27さんですか?】
【どうぞよろしくお願いします。のんびりまったりとやって行きましょう】
特にこの日記を記す。
……毎日つけるようにしたこの日記だが、果たして
いつまで続くことやら。僕はあきっぽいのだと、昔から良く言われる。
一つの事に熱中するのはいいが、その分飽きも気安いのだと。
だからこの日記なんかは危ないかも知れない。
まさか、魔王を倒すのを飽きてしまうことなんかはなさそうだけど。
冒険は楽しい。発見と驚きの連続だ。
今日はレーベという村までいった。アリアハン以外の集落は初めてだ。
当たり前だけど、世界は広い。……本当に当たり前のことだけど。
戦闘のコツもわかってきた。皆でバラバラに動くより、確実に一匹ずつ仕留めた方が、
被害が少ない事にも気付いた。もう、簡単に死ぬ事はない。……はずだ。
仲間を生き返らせる為に銅の剣を売ってこんぼうを買う様なマネは、もうこりごりだから。
でもこんぼうも意外と振り心地がいい。モンスターに叩きつける感触が。
仲間にそういったら、おまえはおとこまさりだなと言われた。
あきっぽいのかおとこまさりなのか。僕はどっちでもないと、思っているのだけど……
明日は村の周辺の怪物退治をしようと思う。村の皆が怪物が出ると怯えている。
……けして、レベル上げをするわけじゃない。お金を稼ぐわけでも。
村の皆が困っているからだ。そう言い聞かせないと……どっちが悪人か、わからなくなるから。
――そこまで書くと、ランプの火を消して床についた。
……部屋は、二つとってある。一つで良いと僕は言ったのに……
まだ子供扱いされてるのだろうか。なんだか悔しい。
ベッドにつくと眠気が泥のように襲ってきて、ぼ、くは…………
zzzzz…………
【リロードしてなかったー! ごめんなさい割り込んじゃって!】
【うっかりものだよねorz】
>>40 【残念ながら違うんだ。その人ももしかしたら参加してくれるかも知れないね】
【まさか会えるとは思わなくて、でもごめんなさいだけどこれから約束があるんだ】
【だから、落ちます。……一緒に頑張ろう】
【こんばんは。もしくはおっちょこちょいですね(笑)】
【>>割り込み】
【気になさらないで下さい。少ししか居られませんし】
>>42 【そうでしたか。はい、賑やかになるといいですね】
【どうぞ行ってらっしゃい。頑張りましょう。ノシ】
「そろそろ休憩も終りかぁ……」
気がついたら、もうそんな時間だった。
袋に入ったスライムを弄り回したり、新しい魔法の勉強をしていたら、思いのほか時間が経っていたらしい。
「よしっ」
ぱちんと頬を叩いて、席を立ち、素早くウェイトレスの格好に着替える。
もうすっかり夜も更けたけれど、酒場の夜は、むしろこれからなのだ。
「あ、いけない忘れてた」
”ふくろ”を持ち上げて、自分用に割り当てられた棚に放り込む。
抗議の悲鳴らしきものが上がったけど、無視しておいた。
「さてと……」
ぱちんと手を打ち鳴らして、私はいつもの仕事場へと向かった。
つ【ガーターベルト】
>>45 「……これって……」
ルイーダの酒場。
その地下にある酒蔵の整理をしていると、とんでもないものを見つけてしまった。
「……間違いない……よね……」
……ガーターベルト。
どうしてこんなものが、ここにあるんだろう。
……ここで、誰かが、これを外さなければならないようなことをしたのだろうか。
顔に血が上って、みるみる内に赤くなっていくのが、嫌になるほどはっきりわかる。
このままここに置いておこうと思った。
――確かにそう思ったのに、私は。
「…………」
どうしてなのかわからない。
だけど――。
私はそのガーターベルトを”ふくろ”に入れて、足早にその場を去った。
【落ちます】
犬には”ポチ”。
猫には”タマ”。
そして――スライムには”スラリン”。
いつからそうなっているのか知らないけど、昔からそういうことになっている。
だから、私はあの”ふくろ”に入っていたスライムを、スラリンと呼ぶことにした。
――安直だろうか?
名前などどうでもいいという風に、スラリンが大きくあくびをした。
「……」
私が玩具代わりに差し出したペンに、スラリンがかぷりと噛み付き、半透明のボディがふるっと震えた。
今日もまた、私は旅をする。
傍らに、スラリンを連れて。
――ようやく、私は”リレミト”を覚えた。
きっと、勇者はもっと先を行っているんだろう。
ずっとずっと、もしかしたら追いつけないかも知れないほど。
でも、私は恐れてはいない。
少しずつ、少しずつ、這ってでも進めばそれでいい。
少なくとも、進んではいるんだから。
――さあ、今日は何処へ行こう?
――今の所、この日記を続けてこれている。
あきっぽい僕には珍しいことだし、こうして命があるのは嬉しいことだ。
無茶な冒険をして自分を、仲間を命の危機に晒す事は不味いことだと思う。
充分に気を付けなくちゃ。
……今日は書く事が大勢ある。何から書こう?
一番の出来事。新たな大陸についた。旅の扉に飛び込んだときの
感触は忘れられない。自分の体が溶けていくような錯覚。
向こうに着いたときには目が回ってしまった。同じようなほこらだからわからなかったけど
そこから出たときに、明らかに風景が変わったのに気付いた。
海の色が違っていた。辺りに生えてる木の種類が違ってた。何より、
見た事の無いお城の姿が遠くに認められたのだ。
――世界は広いらしい。こんなにも。
ロマリアという国は驚きの連続だった。
豪華絢爛で、牧歌的な、温かみのあるアリアハンの城下町とは全く違う。
すごく発展していた。
王様に挨拶をしようと城にいったら、王様はいないと聞く。
どうしてだろう? どこかに出かけてるんだろうか。
後回しにすることにした。みる物がたくさんあったから。
田舎者丸出しかもしれない、僕は。でも楽しいのだから仕方ないじゃないか。
びっくりしたのは、武器屋を除いたときだ。
僕の使っていたのは銅の剣だった――あれから買いなおした――
だけれど、それとは比べ物にならない武器が並んでた。
鉄のやり、鉄のおの、鎧だって鉄製だった。お金がいくらあっても足りない。
それほど、ここは見合ったモンスターが出ると言うことか。
しばらくはお金を稼ぐのに夢中になりそうだな。
モンスター闘技場というのもあった。驚くべき事に、モンスター同士を
戦わせるのが、この国の娯楽になってるらしい。なんと国営だ。
本当は行ってみたかったけど……勇者が、賭け事なんかしちゃ行けない気がする。
でも行ってみたかった。仲間が誘った時に、一緒に行けば良かった。
ちょっと後悔してる。でも……ああ、行きたかったな。
だんだん眠気が強くなってきた。
日記はこのくらいにして、布団に入ろうか。少しだけ待って、それから
眠る事にしよう…………
>>45 民家のタンスの中で、ガーターベルトを見つけた。
誰も履く人がいない。明日、売りに出そう。
……と言う事を仲間にいったら、皆あきらかに嫌そうな顔をした。
なんだなんだ。僕に何の期待をしてるって言うんだ?
冗談じゃないぞ。僕は……似合うはずないじゃないか。
いやいや、男なんだから。それをはいちゃおかしいだろう。
パーティーに彩が欲しいと言う。馬鹿をいってる、と思ったけど
皆の顔は真剣だった。……旅をしてると、なんだか色々溜まるんだそうだ。
さっぱりわからなかったけど、女の仲間がいれば解消される問題なんだろうか?
とりあえず、ガーターベルトは保留することにした。
誰かが、欲しがっているかも知れない。袋には沢山入るし。
でも……あの家にはおばあさんしかいなかったけれど、誰が履くんだろう?
今日はこんな所だろうか。お休み……
【ユウシャサンキテター デモモウカエッチャッテター ショボーン】
物心ついた時から俺は盗賊だった。
小さい頃、盗賊ギルドに売られた時の事を今でもまだ覚えている。
盗み、スリ、詐欺…
生きる為、ギルドが与えてくる仕事はなんでもやった。
やむを得ずに人を頃した事もある。
俺の人生は、お世辞にも綺麗とは言えないものだった。
…しかし、今更そんな事を悔いても仕方の無い事だ。
八方塞がり、四面楚歌…
今のこの状況を打開出来る余地は限りなく低いのだから…
「責任者出てこいっ!
夜の町中にさまようよろい×4ってどういう事だっ!」
ロマリア城下町の闘技場裏に俺の声が虚しくこだました…
【キャラハンでありSSのキャラって…スゴく発想が面白いと思いました】
【…参加させて貰っても良いかな?】
【見切り発車で、どこまでネタが続くか自分でも解らないけど(ぉ】
【とりあえず、挨拶代わりに連投しときま〜す】
「よし…これか…」
俺の声が静寂なほこら中に少し響いたので、慌てて口を閉じる。
目の前の、静かに黄色く光り輝く『目的の物』を手にとるが…。
その瞬間、頭の奥が麻痺したような感覚に襲われる。
俺は、何か魔力の籠もった物なのかも知れないと冷静に判断し、
これ以上何かが起こらないうちに急いでふくろの奥底に突っ込んだ。
上機嫌で部屋を後にすると、来た道を急いで忍び足で駆けていった。
これを持って帰れば任務完了、
あのいけ好かない依頼主の鼻をあかしてやれると思うと、
内心ニヤニヤしてしまったのは内緒だ。
俺はとある貴族からの依頼で、山の奥深い場所にあるほこらに宝を探しに来ていた。
貴族ゆかりのほこらに先祖代々から伝わる宝が眠っている事が判明したが、
最近魔物の活動が活発となり誰も近寄れない…
そこでモンスターの目をかいくぐって宝を取ってこいという依頼が、
流浪の旅ガラスである俺に舞い込んだ訳だ。
正直な話、食い扶持に困っている訳ではないし、依頼主がやたら態度がでかいので断って当然の依頼だったが、
その貴族の宝がどんなものかという好奇心に俺の心のは勝てなかったのだ。
好奇心猫を殺すというが、
正にその言葉通りになるとわかったのはその数日後だ。
その知らせを聞いたのは、ロマリアの宿に戻った時だった。
「待て、それは何かの冗談か?」
俺はいささか驚きながら、情報屋に聞き返す。
しかし情報屋は、先程と同じ事実を述べるだけだった。
仕事を依頼した貴族は、俺が留守にしてる間に謎の神隠しにあっていた。
綺麗さっぱり、跡形もなく。
「正直ワケがわからん…」
ロマリア王の王冠が盗まれたという事件の陰に隠れて、
あまり噂になっていないようだが…。
…そんな大事件の情報の中、
情報屋は婆さんの家からガーターベルトが消えたとかいう、
アホらしい情報も売ろうとしていたため、問答無用で蹴り倒してしまった。
これから、別の情報屋と落ち合うために闘技場裏に行く事にする。
そして冒頭へ…
【次はバトルシーンになるんだけど】
【名無しさんとか他のキャラさんとか絡んで来ないかなと密かに期待してたり】
【レス返しは次に期待とゆ〜事で】
【んでわ一旦落ちますねっと】
何処であろうと、人が集まるところには、暗い面が存在する。
どんなに太陽が明るくても、必ず夜が来るように。
光があるかぎり、闇は生まれるのだ。
私は、そう思っている。
――さて、では”ここ”は、どちらだろうか? 光か、それとも闇の方か……
「”1番! 1番ごうけつぐまの勝利です! 倍率は3・2倍……”」
――ああうるさい。
モンスター格闘場の中に隔離されたモンスターたち。彼らの戦いの結果が発表された瞬間、地響きにも似た巨大な歓声が巻き起こった。
……眩暈がする。
(……何で私は、こんなところにいるんだろう……)
……しかも、よりによってバニースーツを着て、せっせと働いているのだ。
「……はあぁぁ……」
長くて深い溜息。……ルイーダさん、”何事も人生経験”って……恨むよ……?
どうしてここで働くことになったのか。何故ここでルイーダさんが出てくるのか……話すと長くなる。
私にとっては、結構重要な話だから、また別の機会にするとしよう。
……閑話休題。
「ネエちゃん、酒だ酒! こっちにも一杯頼むぜ! ……ひひひ、今夜で今月分まとめて返すぜ!」
「ハッつぁん、そう上手くいくかねえ」
「ウオオオオオオーン!!」
「はーい! ただいまお持ちします!」
「こいこいこいこい……きたーっきたきたきたきたきたーっ!」
「スペードのA……」
「げっ! 吐きやがったぞこいつ!」
「何言ってるんだ。ここは大穴しか無いだろ!?」
「……は、破産だ……アハハハハハハ……」
……こうして時間は過ぎていく。私のことなんて置き去りにして。
>>53 重々しい扉を開くと、まだ冷たさを残した春の空気が、どっと室内へと流れ込んできた。
キッチンに繋がる裏口から、一歩外に出る。華やかな表とは裏腹に、こちらの通りは静かなものだった。
みっしりと容器に詰まった生ゴミの重み。悲鳴を上げる肩と腕を、騙し騙し外に運ぶ。
「く〜っ……ああ重たい……これくらい自分で運んでよ!」
何処の世界も、新入り下っ端がこき使われるのは変わらない。……加えて新人いびりも。
私はここに就職するつもりは無いって言ってるのに、まったく――
「……っと!」
どすっ。やっとのことで生ゴミを運び終わる。
……腹を立てていても仕方ない。
折角だから、このまま”休憩”することにした。決して”さぼり”ではない。
「ふう。……お腹空いたなぁ」
石で舗装された道路の端に座って、ただぼーっと夜空を眺める。……お尻がちょっと冷たい。
……ここロマリアに、”勇者”が到着したことは、当然格闘場の中でも話題になっていた。
――きっと、王の賓客として歓迎を受けたことだろう。いや、今現在進行形で歓迎を”受けている”のかも知れない。
不公平。何て思うわけじゃないけど、羨ましいとは思った。
勇者と単なる一般人との違いって、こういうところにも現れるんだろうなぁって思った。
……もっとも、これはあくまで想像の話だ。
勇者は勇者で、また別の苦労をしているんだろう。もしかしたら、今頃野宿の最中だったりするのかも知れない。
……でも。それがどんな苦労でも。
私は、一緒にその苦労を味わってみたかった。
「はっくしょんっ! ――ちょっと寒くなってきたかも」
休憩終わり。……建物の中に戻ろうとしたその時だった。
「――てこい!」
――人の声。
>>55 (誰かいる?)
すぐ近くから聞こえた、悲鳴のような声。建物から張り出した柱のせいで、陰になって見えなかったらしい。
何となく気になったので、私は声の方向へ行ってみた。
暗い闇の中に、浮かび上がる幾つかの人影。
……何だか嫌な予感がした。
かつん。
ハイヒールが石畳の道とぶつかって立つ足音は、予想以上に夜の空気によく響いた。
ぎょっとした顔で振り返る、口元を布で隠した男。……そして同じくぎょっとする四体のさまようよろい。
――逃げようかと一瞬思った。
そもそも武器はひのきの棒すらも無し。魔法だって、まだまだ大したものは使えない。
……加えてこの防具だ。お世辞にも、戦闘に向くとは言えないバニースーツ一式。
――それと、強引にルイーダさんに付けさせられた、あの時のガーターベルト。
逃げるのが普通だろう。
――でも。
でも”勇者”なら放ってはおかないはず――
「……そこのさまようよろい。闘技場から逃げだしでもしたの?」
魔法の詠唱を始めながら、私は敵の方へ一歩足を踏み出した。
【ヒトキテルー!】
【初めまして盗賊さん。どうぞどうぞ、好き勝手やっちゃってください】
【私も見切り発車ですから大丈夫です!】
【ところで……もちろん、こういうSS風じゃなくて、普通のやり方で参加してくれる人も大歓迎ですよ】
【お気軽にどうぞどうぞ〜】
魔法使いさんお疲れさま。
置いておくから、使ってください。
つ【いのりのゆびわ】
……と思ったけど、まだあまり強い呪文使えないらしいから。
こっちもあげよう。きっと役に立つでしょう。
つ【ねむりのつえ】
>>62>>63 ある日のこと。
いつものようにウェイトレスとして働いていた私は、一人のお客さんに、二つのアイテムを見せてもらった。
”祈りの指輪”――エルフのみがその製法を知るという、不思議な指輪。
これを装備して祈りを捧げると、魔力が回復するという、大変貴重なアイテム。
そして、”眠りの杖”。
道具として使用することで、”ラリホー”の魔法の効果を発揮し、更には武器としても優れた杖。
――そしてその人は、私にその二つのアイテムを、使ってくださいと言って、名前も言わずに去っていってしまった。
「……どうしよう」
二つのアイテムを前に、私は途方にくれていた。
受け取ってしまったはいいけれど、私なんかがもらってしまって、本当にいいのだろうか?
……そういえば、きちんとお礼もしていないことに気が付いた。
私は、もらったものに見合うほどの。物もお金も技術も、持っていない。
でも、もしまた会ったなら、その時は出来ることをしよう。そう思った。
【ワーイ イイモノモラッター アリガトーゴザイマス】
【シズカデスネー オチマース】
>61
>暗い闇の中に、浮かび上がる幾つかの人影。
最悪の状況。
絶望的だと頭で理解してはいる。
しかし、体は…武器を手に取った
何度も危ない橋を渡って培われてきた生存本能は、諦める事を許さない。
>ハイヒールが石畳の道とぶつかって立つ足音。
初めは幻聴かと思った。
だが…確かに聞こえるカツンカツンとした足音。
藁をも掴む思いとは正にこのことだった。
時間稼ぎ…そんな考えが頭をよぎる。
さまようよろい2体が同時に突進をかけてくるが…スピードはこちらが上。
ビュンッ…
トゲの鞭が唸りをあげると、次の瞬間にはAの金属の兜をはね飛ばし、
Bの剣を絡め落とす。
2体の鎧の動きは止まるが、その後ろから第二波がやって来る…。
俺はとっさに身構えるが、
Cの突進をかわしきれずに、勢いをそのままにマトモに体に当たる。
「ぶっ…」
俺の体は宙を舞い、派手に後ろに吹っ飛んだ……
…計算通りに。
案の定、Dの攻撃は目標を失い空を切る。
攻撃をわざと受け、後ろに飛んで衝撃を和らげつつ距離を取ったのだ。
戦士等と比べ非力な俺には…チトきついが。
そして…足音の主が柱の陰から現れた。
現れたのだが…
顔で振り返るとそこに居る存在を見て…ぎょっとした。
>武器はひのきの棒すらも無し。加えて防具…バニースーツ一式とガーターベルト。
あ、遊び人だよ、よりにもよって…
この状況下において場違いこの上無いと思うのだがっ!(半ばヤケクソ/笑)
…やっぱり責任者出てこい。
>「……そこのさまようよろい。闘技場から逃げだしでもしたの?」
>魔法の詠唱を始めながら、私は敵の方へ一歩足を踏み出した。
呪文…詠唱…?
…体を起こしながら改めてその女性を見てみる。
理路整然とした、そして深く強い意志の光を宿した瞳がそこにあった。
服装とのギャップが、より一層その存在感を際立たせている。
…見とれている場合では無かった。
「逃げるぞ遊び人っ!呪文の眼眩ましよろしくっ!」
何かの呪文を唱え終えた謎の遊び人の手を引いて、
…盗賊はにげだした。
……おはよう。昨日はなにか騒ぎがあったみたいだね。
詳しくは、良く知らないんだけど……
誰か、人に話を詳しく聞けたら良いんだけどなあ……
【という所で待機です。そして盗賊さんはじめまして】
さまようよろいがあらわれた!
>68
昨日は偉い目にあった…。今だに昨日の傷が疼く。
宿屋に泊まればたちどころに…とはいかなかったらしい。
詳しくはまた後で。
…目の前に男女がいた。
>人に話を詳しく…
…どうやら、昨日の話がもう噂になっているらしい。
「…詳しく聞きたいか?」
何故か警戒心を抱かせないその女性に気がつくと話しかけていた。
【勇者さんはじめましてっ】
>69
「また出たっ!」
…勘弁してくれよ。
もう散々な目にあっているんだから…。
取りあえず、武器を手にとり身構える。
「一体だけならばっ!」
>71
さまようよろいは仲間を呼んだ!
>>70 いつもどおり早朝に目覚めると、すぐに着替えて外で体操をする。
昼まで寝ている自堕落な仲間なんて、放っておいて。
健康的な生活は都会では嫌われるらしいけど、田舎者なんだし仕方ない。
なにより、子供の頃からずっとの日課なんだから。
軽い運動を終えて宿に戻ると、ロビーで宿泊客が噂話をしていた。
この宿に勇者が泊まっていること――ではなく、昨夜、モンスター闘技場で
モンスターが脱走したことをだった。一瞬だけ残念だと思ったけど、それどころじゃない、
聞き捨てならない話だから耳をそばだてる。
なんでも、「さまようよろい」とかいうモンスターが4体、闘技場から忽然と姿を消したらしい。
すぐに係の者たちが捕獲したのだけれど、そのさまようよろいには交戦した跡が
あったんだそうだ。呪文によって傷ついていたらしい。当局はその魔法使いを
参考人として探していること。
……それ以上の事は良くわからないらしい。
なぞめいた事件だな、と思った。もっと詳しい話が欲しい……
そう、思っていたとき。
* * *
>「…詳しく聞きたいか?」
……キミは? この事件のこと、知っているのかい?
もしよければ教えて欲しいと思うけど……その前に。
>>69 さまようよろいA
これと戦う方が先みたいだねっ!!
いくぞ、モンスター…………ってしまった! 武器を忘れたーっ!
……じゃ、そういうことで。が、頑張ってね?
>>72 仲間とか呼ぶしっ! 勘弁してよっ!?
ぼ、僕も仲間を呼んだ方がいいかなあ? 爆睡してるけどっ!
>73
「無抵抗の勇者を襲うなと父親から教えられている」
さまようよろいはかっこつけて逃げ出した!
【スレ汚しごめんなさいorz】
>72
な、仲間ぁ?
しかし、さまようよろいが呼ぶ仲間は解っている。
「ホイミスライム一匹増えた所で何も変わらない…」
トゲの鞭を、そのままさまようよろいに勢い良く打ちつける。
>73
「ああ、後で…って使えんっ!」
…女一人を守る戦闘も悪くないな。
>75
に、逃げたし…
あまりにも唐突に、笑いを振りまきつつ逃げていくさまようよろいを、
ただ、黙って見送った…
【ああっ、せっかくだからもっと絡んで欲しいですがっ!汚れてませんよぅ?】
>>74 ――は?
しゃ、べった?
モンスターって喋るのか? いや、そうじゃなくて――
父親から教えられてる? な、何をかっこつけてるんだ?
(そうして、往来を走り出していったさまようよろいは――――
すぐに、待ち構えていた闘技場の捕獲人に捕まえられた)
……なんだったんだろう。あれ……
はっ。そ、そうだよ。
(銀髪の男を振り返る)
鞭? ……変な武器。
>>75 使えないとか言うなっ! いきなりだったから仕方ないじゃないかっ!
……あー、実力を見せられなかったのは残念だけど……それはそれとして。
キミは、一体?
【さまようよろいさん、良かったらまたお願いしますねー。名無しとしてでも(笑)】
>77
いや、悪い、本音がでた…
実力…あるのか?もしかして?(怪訝な顔で)
なにを隠そう、事件の当事者なんだよ…(頭押さえつつ
>78
本音だとうっ!? なおわるーいっ!!
もしかしなくても実力あるよ! おおありだよ!
だって僕勇者だしっ!
は? ――当事者? じゃあ、昨日、モンスターと戦ったっていう人?
……魔法使いには見えないけど。とにかく、こっちで。
(宿屋のテーブルに付くと、自分の分の朝食を注文して)
【汚しついでに、ククールで参加してもよろしいでしょうかと聞いてみるテスト】
>79
だって…なぁ…
…勇者?君が?
悪い、つくんならもっとマシなジョークを。(真顔
…襲われた。確かにな。(同じテーブルにつくと)
故意だろう。あれは。
…魔法使いは、事情があって今はいないけどな。
>80
【俺は大歓迎。ニヒルなククール期待!(笑)】
【ドラクエスレだしね】
>>80 【すいませんククールって何ですかと基本的な事を聞いても良いですか?orz】
>>81 ひ、ひどいっ! 気にしてる事をっ! 僕は勇者だよ? まぎれもなくっ!
ジョークなんかじゃないやいっ! ……それじゃ、キミの想像する勇者って何さ。
(トーストを齧りながら)
襲われた? 故意に? …何やったのキミ? 闘技場の関係者と揉め事でも?
イカサマとか。
……ああ、魔法使いもいるんだ。もしかして、この宿に泊まってたりするのかな?
>>82 【貴方と被る気もしないでもないですが…ラーミア絡みでそちらの事は知ってるという事でw】
>>83 【…?】
>83
…そういうことにして置こうか。嬢ちゃん。
そうだな、髭面の大男。渋い中年だな。
…理由はわからないが、情報屋に会うために行った場所で襲われたんだ。
恨まれる覚えは山ほどあるな。
…さあ、魔法使いの事はなんともいえんな。
>>84 【嫌そのままの意味ですけど。ククールってなんですか?】
【そんなに自明のことなんだorz】
>>85 というわけだから今から僕の事を勇者と呼ぶように盗賊A。
あと僕は男だからそのつもりで。
……その勇者はね、僕の父親だよ……(呟く)
……情報屋って、なに? 薬草とか売ってるの?
まあ、なんにせよ……今でもその人が無事かどうか、調べなきゃね。
一緒にはいない? それとも、僕には言えない? 別にどっちでも良いけど。
>84
【こっちは二枚目半っ】
【少しネタばらしすると…盗賊君は今オーブ一個持ってますしね】
>>86 【ドラクエのキャラですけど…もしかして8ご存じない?ラーミア出るのにorz】
>>87 【こっちも二枚目半のような…折角闘技場にいるみたいだし、ちょっと挨拶でもOKですか?】
>86
了解。勇者君。
…何処にそんな綺麗な男が居るんだ?(手を広げおどけたように)
…?父親?
俺の中のイメージで言ったまでだよ。
無事かどうか…か、
今頃、ノホホンと貰った金で美味しい物を食べてるんじゃないかな(舌打ち
【魔法使いさんの行動を決定する事言えないですし(滝汗】
>88
【宿屋ですが(笑)ナンパでもしてくるのかなっ?】
>>88 【全然8には手をつけてません……orz】
>>89 オーケー、盗賊君。……うるさい。女が勇者なんてやってちゃおかしいだろう?
別に、なんでもないよ。貧困なイメージだなあって。
魔法使い、仲間じゃないんだ? ……まあいいけど。
(その時、各々に武装を整えた戦士、僧侶、魔法使いが階上から降りてくる)
……あ、僕の仲間たちだ。ごめん、キミといる所を見られるわけにはいかない。
僕はこれで……しばらくはここにいるつもり。
なんだかキナ臭い感じがするから……何かあったら、連絡を取り合おう。
闘技場のこと、王様に聞いてみることにするよ……
それと、闘技場からバニーガールが行方不明になった事も気にかかるし。
それじゃ、またね。
(パッと立ち上がって、自分の仲間と合流し、宿を出発する)
【と……すみません。時間なので落ちますね。後の事はお任せします】
【SSだから、ある程度は行動決定も仕方ないんじゃ? それでは】
>>90-91 【勇者さんがご存知ないので参加は見合わせます。ご迷惑おかけしました】
>91
気にする必要も無いと思うけどな。
まぁ貧困かも知れないな。想像力はある方だが。
>何かあったら、連絡を取り合おう。
>闘技場のこと、王様に聞いてみることにするよ……
本当に勇者なのな…
わかった、その方がお互いの為か。
>それと、闘技場からバニーガールが行方不明になった事も気にかかるし。
あ、それは…
…言う暇が無かったな。
…あっちにも事情があるって事か。またな。
【お疲れ様でしたぁ】
【了解でっす。忠告ありがとです】
>92
【了解〜いつかまたっ】
【取りあえず落ちますね】
>>67 「ちょっと、よそ見してる場合!? ほらっ来るよ!」
じっと私のことを見つめだした男に、怒鳴るように警告する。
……そんなにこの格好は珍しかっただろうか。
……珍しいよね。
少し落ち込んだその瞬間、魔法の詠唱が完成した。
「――イオ!」
爆発系初歩の呪文。もっとも、初歩と言っても弱いモンスターなら一撃で全滅に追い込むだけの威力を持っている。
広範囲に渡って敵を攻撃する、戦闘用の呪文の一つだ。
目の前で空気が歪む。大気が収束し、指向性を持った爆発が、轟音と共にさまようよろいたちを弾き飛ばした。
――敵の様子を観察し、効果を確認する。
止めを刺すには至らなかったが、明らかに動きが鈍くなっている。もう一発当たれば、全滅させることも可能だろう。
下手に戦闘を長引かせ、ホイミスライムを呼ばれては厄介だ。態勢を立て直される前に、もう一発!
……そう思った瞬間、手を引かれた。そして、
――今、何て言った?
「あ、遊び人〜!? ちょっと、誰が遊び人だって……あっ、ちょっと!?」
男が私の手を掴んだまま、即座に逃げ出す。
……釈然としないながらも、私は手を引かれるまま、男に付いて行った。
【ヒトイッパイキテター!!】
>>73 格闘場裏でのモンスターとの一戦から、一晩が経った。
……寝ぼけ眼を擦り擦り、朝食のためロビーに下りてくると、何やら昨日のことについて噂になっているらしい。
……もしかしなくて、私のことだよね。
「あの……何を話しているんですか?」
これからどうするにしても、情報収集は基本中の基本だ。
楽しそうに噂をする、中年夫婦らしき宿泊客の二人のかわす声に、そっと耳をそばだてる。
――とりあえず、指名手配とかそういう話ではなさそうで、ほっとした。
どうしよう。ちゃんと顔を出して置いた方がいいだろうか? 話が大きくなるのは困るが、あまり目立ちたくも無いし……
とりあえず、このことについては保留することに決め、まずは食事にしよう。そう決めた。
そうそう。それから……
「――えっ!? ここに勇者が泊まってるんですか!?」
――夫婦の話に出た”勇者”の単語に、思わず声を上げてしまい、顔から火が出そうだった。
……午後からの行動は決まった。
勇者を探そう。
>>92 【イラッシャーイ ダイカンゲイデスヨー】
【……ワタシモ 8 シリマセンケド アハハ】
【キニシナイデ キチャッテクダサイ エンリョハ イラナイデスヨー】
杖を片手に歩き回る。町は、夜とはまた違った活気に溢れていた。
「ピ、ピキ〜」
「こらっ、静かにしてなさい……」
道具袋からぴょこんとはみ出したスラリンの頭を、ちょんと叩く。
「これから君の装備も買いに行くんだからね」
……モンスター格闘場があるだけあって、モンスターには多少寛大なお国柄ではあるが、
かと言ってモンスターをそのまま連れて歩くわけにも行かない。
熱くて狭いだろうけど、我慢してもらおう。
「さてと……まずは何処に行こうかな」
【ダレカニ デクワシタリ シナイカナ?】
98 :
青年:2005/06/28(火) 23:03:25 ID:???
(どんっ)
あ、すいません。ちょっと目を離していて。
気にしないでください、大丈夫ですから。
夜は危ないですから・・・お気をつけて。では。
(手を振ってにこやかに去る)
・・・へへっ、うまくいったぜ。
恨むなら、スキだらけの自分の懐を恨むんだな。
(少し離れた位置で、魔法使いからスッた財布を持ってにやり)
【絡みたいのですが書き捨てです・・・時間が_| ̄|○】
【1ターンで倒してくれてかまいませんので】
【応援してます、では!】
王様があんなに……お茶目で楽しすぎる人だったとはなー……
まさか、モンスター闘技場にいるなんてさ。
そんなだから盗賊に王冠を盗まれちゃうんだまったく……
(ぶつぶつ言いながら、往来を一人歩いている)
はぁ……仲間はまた闘技場に行っちゃった。
本当にこんなことでバラモスなんか倒せるのかな……あぁーあ。
あ、これ下さい。
(果物屋のおばさんから干し柿などの保存食と、後りんごを二つ三つ買う)
【いますよー】
>>98 僕は見た。女の人の財布を盗んだこそ泥がいた事を。
あいつ、カンダタの手下じゃないよな……
そんなはずはない。大盗賊と言うくらいだ、スリなんてしないだろう。
どちらにしても……と、たまたま持っていたリンゴを振りかぶる。
見逃していいはずはないだろう。
赤いリンゴが夜の街に映える。うーん、ナイスヒット。
【すいません、こんな風にダシに使ってみました!】
>>98>>99 (……ッ!?)
「あっ、こちらこそすいません……」
……今、明らかにこっちを見ながらぶつかってきたのは、気のせいだろうか?
「ピーッ!」
突然スラリンが袋から飛び出し、先ほどぶつかってきた青年へと飛び掛った。
柔らかな体で頭を覆いつくし、息が出来ないようにする。
暴れだした男の手から落ちる、見覚えのある財布。
「――私の財布!?」
やられた……! スリだ!
「スラリン! そのまま離しちゃ駄目だよ! ……えっ?」
慌てて駆け寄ろうとする私の目の前で、真っ赤な林檎が男の頭部にクリーンヒットした。
ぼこんっ。
「……ストラーイク」
思わず呟く私の前で、男が白目を向いて、ゆっくりと倒れていった。
……あっ。
「す、すいません。ありがとうござい……ま……し……」
投手の方へと顔を向け、お礼を言おうとした、私の目の前に。
その少女はいた
――紛れも無く、”勇者”その人が。
【
>>98 アリガトウゴザイマス マッタリノンビリ ヤッテイキマスネ】
【
>>99 ソシテ ユウシャサン コンバンハー】
>>100 林檎が男の即頭部にクリーンヒット。狙い過たず、
気絶させたのは良いんだけど……林檎、駄目になっちゃったな……
地面の下で割れている林檎を見る。お母さんから言われていたことだ。
――食べ物を、粗末にしちゃ行けません。ごめんなさいお母さん……
僕を現実に引き戻したのはお礼を言う女の人だった。
いやいや、お礼なんて良いですよ僕は当然の事をしただけですから。
そう言いながら女の人を観察する。
彼女の様子がおかしいと思う前に、気付いたことが一つ。
その肩に乗ってる青い物体は。
旅立ちの日にいきなり群れで囲んで僕の仲間を一人棺桶の中に連れていった。
スライムさんじゃありませんか?
それがなんで街中に? えーと、メラってどう唱えるんだったっけ………?
>>101 「……こっ、ここ、こんにちは」
滑稽なほど動揺しながら、まずは大きく頭を下げる。
……恥ずかしい。
「あ、あの……ありがとう、ございました」
……勇者は、のほほんと笑っている。いえいえ、大したことはしてませんから――そういう顔。
それを見て、すぐに悟った。
――私のことなんて覚えていないんだろう。
それも仕方ない、ルイーダの酒場で、一瞬顔をあわせただけなのだから。
ショックを受ける方がおかしい……そうわかってはいる。だけど……
「――?」
ふと、勇者の視線に気が付いて、一瞬期待する。……けれどすぐに思い違いに気が付いた。
勇者の視線は、私の肩の上にいるスラリンに向かっているのだ。
「――ッ! ち、違うッ! この子は悪い子じゃないから! 攻撃しちゃ駄目!」
ぎゅっとスラリンを抱きしめる。ピキューと苦しそうにスラリンが呻いた。
>>102 ええ、こんにちは。
いやあ、今日は暑いですね。だからこんなこそ泥なんかも出るんでしょうか――
ところであなたの肩に乗ってるそれは何ですか。
流れるように最後の文節を言おうと思ったが無理だった。
女の人が胸にスライムを仕舞いこんだからだ。
潰されて可哀相だなと一瞬思ってしまった。スライムなのに。
「えっと……待って。とりあえず、落ち着いて?
スライムが悪い子じゃないって? それがどうしてあなたにわかるんです?」
やつらはずるがしこい。群れをなして敵に襲い掛かる。
一人を集中的に攻撃する。ちょっと頭が足りないから助かっているけど
こんなスライムでも一般人には脅威なんだ……
それにしても。今日はよくよく変な人に会う日らしい。
「それがモンスターだって……わかりますよね? 今にも死にそうだけど」
>>103 「わ、私は、落ち着いてます。だってこの子は……」
――どうしてと訊かれると、困ってしまうのだけれど。
「この子は……」
……私の、何だろう?
なかなか懐かなくて、
物覚えが悪くて、
沢山食べて散らかし放題で、
遊んであげないとすぐすねちゃって、
手間がかかるけど。
……でも。
「――仲間だから」
……そう言って、勇者の瞳を見つめる。
ぎゅっと腕に力を込めて、スラリンを抱きしめた。
――え?
「――ッ! スラリンー!?」
「……ぴきゅ〜」
「薬草!? 薬草は何処ー!?」
慌ててその場にしゃがみこみ、道具袋の中を探る。
……焦る心とは裏腹に、薬草はなかなか見つからなかった。
>>104 「……この子は?」
黙って続きを促す。女の人が狼狽しているのが、
見て取れた。この子……と来たもんだ。余程スライムを
気に掛けてるらしい。どうせなら犬とか猫とかにすれば良いのに…
あ、そういえば家のミーちゃん元気かな……
……はい?
今なんていいましたか?
「……仲間?」
そのスライムがあなたの仲間だって? モンスターなのに?
いつ裏切るかわからないのに? それなのに……?
馬鹿みたいだと思った。魔物は怖くて怖くて、だから倒さなきゃいけなくて、
それが勇者の仕事なんだと何度も何度も刷り込まれた僕には馬鹿としか
言い様がないお話だった。だから笑おうと思った。声を出して。
……そんなこと、できなかった。この人の瞳を見てしまえば。
なんでそんな目を出来る? なんで魔物を信じられるんだ……?
「……クッ」
ホイミ。口の中でその言葉を呟く。それだけでもう大丈夫なはずだ。
「……僕は、何も見ませんでした。それだけです……
あ。あまり、遅くまで歩かない方が良いですよ。闘技場のモンスターが逃げ出したらしいから…
それじゃ、さよなら!」
有無を言わさず脇目も降らず、僕はただ逃げ出した。
なんで……? なんで僕が逃げ出さなきゃならない?
何故だかわからない衝動にしたがって、僕は逃げ出した。
――あ。荷物……忘れてきちゃったな。
>>105 ――”仲間”。
勢い、そう言ってみたはいいものの……実際は私にもどういう関係かよくわかっていない。
……それだけ動揺してるということなんだろうか。
戦闘の手伝いくらいはしてくれるし。一緒に旅をしているけど。
じゃあそれって仲間なのか? と訊かれると、何となく返事に困る。
……悩んでいる私の胸元で、スラリンがつぶれた水風船状態になりながら、嬉しそうな顔をしている。
私の”仲間”発言を聞いてのことだろう。――多分しばらくは調子に乗りっぱなしだ。後で釘を刺しておかなくちゃ……
「――あっ、ま、待って……!」
悩んでいる間に、勇者が私に背を向ける。慌てて引きとめようと声をかけたけれど、遅かった。
雑踏に消えていく勇者の背中を見ながら、私は、今見た光景を何度も脳裏に思い浮かべていた。
――勇者が一瞬見せた、複雑な表情。
無理矢理笑おうとして、果たせずにいる、引きつった泣き笑いのようなその表情。
それが、目に焼きついていた。
……どうしたんだろう、私は、何か変なことを言っただろうか。
「――あれ? これ……勇者の……」
市場で買ったのだろう。果物類などが入った袋がその場に残されていた。
……同じ宿に泊まっているのだから、夜にまた会えるだろうけど……
ともかく、私は一旦勇者の後を追うことにした。
――あ。忘れてた。
「薬草薬草っと……」
あっという間に宿まで着いた。
そこでは仲間たちが僕の帰りを待っていた。
カードゲームを和やかに楽しみながら。
ムカつく。良くわからないけどムカつく。とにかくムカつく!
「出かけるぞ。戦いに……カンダタを倒すためには強くならなけりゃ行けないんだ!
モンスターを倒さなきゃ強くなれないんだ! 強くならないとバラモスを倒せない!
世界も救えない! どうだ、僕は間違ったこと言ってるか!?」
仲間を追い立てる。旅の支度をさせる。
買い物が足りないだの食べ過ぎて動けないだの腰が痛いだのは黙殺した。
これ以上ここにいてはダメだ。無理しても立ち向かわなきゃ行けないんだ、
困難に! そうでないと、僕は、僕は…………
無理をした結果を、僕は思い知る事になる。
けれどもそれはもう少し後の事だった。
僕たちはロマリアを急いで出発した……何かから逃げ出すように。
【と言う所で時間ですので、落ちますね。初めて遭遇できて楽しかったですよ】
【お休みなさい】
>>107 「あの。勇者……こほん。
”勇者様”のお部屋はどちらでしょうか?」
……ホテルマンにたずねてみたものの、残念ながら勇者の部屋に行くのは止められてしまった。
部屋自体は同じようなものらしいが、一応要人として、それとなく配慮されているということなのか。
……許されるなら、忍び込んででも押しかけるつもりなのだけど。
この荷物をどうしようか迷った。
ホテルの人に頼んで、届けてもらおうと思ったけれど、……やっぱりやめておいた。
……また今度会った時に、直接渡そう。
そう決めた。
……決めておいて、やっぱり届けるように頼んだ。
……だって。殆ど食べ物だし……腐っちゃう。
それに、袋の底にあったアレは……
――いや、やめておこう。勇者のものとも限らないし。それに誰にだって秘密の一つ二つある。
「ピキー!」
すっかり元気になったスラリンが、ぴょんと胸元に飛び乗る。
「うん、そろそろ寝ようか……お休み」
布団に包まるように眠りに付く。明日も忙しくなるだろう。しっかり休んでおかないと。
お休みなさい――
【こちらこそ楽しかったです! 勇者さん、ありがとうございました。サイゴニ ネタヲ ヒトツ シコンジャイマシタw】
【ではお休みなさい】
モンスター格闘場でのアルバイトも、そろそろ終わりと言う頃に、奇妙な噂を耳にした。
ここロマリア国の王様が、王冠を盗まれたというのだ。
噂自体は以前からあったらしく、既に犯人の名前や、彼らが何処に逃げたのかなどの話も出回っているらしい。
盗賊の頭目は”カンダタ”という名前らしく、その界隈では有名人らしい。
一国の王から、その王位の象徴とも言える王冠を盗み出す……そんなことが出来るものだろうか?
それからもう一つ、気になる噂を聞いた。
カザーブよりも遥か北。エルフの住む森があると言われる森林地帯の近辺に、ノアニールという村があるのだが、
そこでは全ての住人が、時が止まったかのように眠りについているというのだ。
れっきとした、地図にも載っている村だ。ここロマリアとも交流がある。
そこから帰ってきた人々が、皆口を揃えてその話をするという以上、冗談の類では無いと考えていいだろう。
……お金も溜まったことだし、そろそろロマリアを出ようと思っていたところだ。
――これからどうしよう?
盗賊の足取りを追ってみるか……それとも村ごと眠りに落ちたというノアニールの謎を探るか。
どちらも事件の大きさから言って”勇者”と関わることになるのは間違いない。そう考えていいだろう。
……カザーブまでの道の途中にあるという”すごろく”というのにも興味がある。
とりあえず、北に向かうのは決定だ。
荷物をまとめて、格闘場の人たちに挨拶回り。
それからカザーブへ向かう旅の一団に、首尾よく話をつけて同行させてもらうことにする。
さあ、出発!
【ネタヲ フッテミル】
【キョウハ コレダケデ オチデス】
すごろく場というのを初めて経験してみた。
――まさか、プレイヤー自身が駒になるとは。
こんなゲームを考えだした人の発想力に感動すら覚える。
巨大な、さいころを掲げた金属製の像がシュールだ。
何枚かすごろく券を持っていたし、危険とは言うものの、実際に死んで全滅……ということは無いようだ。
ものは試しに、挑戦してみることにした。
本当は一人でないとまずいのだが、こっそり道具袋にスラリンを隠しておいた。
戦闘になったら手助けしてもらおう。
早速、私はさいころを一つ振ってみた。
さて、どの目が出るのか……?
「ふー……たりゃっ」
ひゅーんと放物線を描いて、さいころが宙を舞う。
ごろごろと転がって、なかなか止まらない。
「……あ」
ようやく止まった。マス目は……五。
結構いい目だけど、これはすごろくだ。ただ大きな目が出ればいいというものではない。
すごろくの中を進む。果たしてどんなマスが待ち受けているのか……
つ【何故か野菜が降ってくるマス】
ところでモンスターズでの参加はいいのでしょうかね?
>>112 マス目を数えながら、一つ一つ進んでいく。
どんな目が出るのか、怖いようで楽しみだ。
「……四、五! よしっ」
五マス目に着いた。果たして何が起こるのか
……沈黙の時が過ぎていく。
――ひゅっ。
「え? ……きゃっ!? い、痛いっ!」
頭に何か当たった。……石とかではない。何だろう、この感触はどこかで――
「……に、にんじん〜!?」
ぼこん。驚く私の足元前に、見るからに甘くて美味しそうな、熟したかぼちゃが落下する。
大根、キャベツ、白菜、ごぼう、ジャガイモ、しいたけ、もやし、きゅうり、レタス、ゴーヤー、トマト……etc、etc……
たまらずに身を伏せる。
「な、何なのこれー!?」
そんな私の叫び声など気にもせず、
スラリンは嬉しそうにぴょこぴょこ飛び回り、
柔らかくてすぐに食べられる野菜を選んで口に入れていた。
魔法使いのHPに、2ポイントのダメージ!
>>112 【ちょっと送れてごめんなさい】
【はい、勿論大歓迎ですよー!】
つ【何故かスライム七匹出現、スラリンと組体操するマス】
>>113 よかったよかった……。今日はもう遅いので、また今度参上いたしますです。ノシ
【長い飴が隠された粉の中を手を使わずに飴を探し出して
しゃぶらなくてはいけないマス】
【つまり運動会のアレ】
ネタだけ振っていきますね。
>>114 「たーっ!」
掛け声と共に、さいころを放り投げる。
次の目は……3!
「一! ……二! …………三っ!」
スライムの絵が一面に描かれたマス目に到着する。
……これは一体どんなマスだろう?
「――ッ!?」
突然周囲が暗くなる。辺りに満ちる、何か蠢くものの気配……これは!?
「モンスター!?」
”あっ モンスターだ!”
「……って……これは……」
危うく杖を落としてしまいそうなほど脱力する。
「……しかも、仲良しになってるし……」
スライムたちが始めた組体操に、スラリンがぴょこぴょこ跳んで混ざり始める。
……どうやら終わるまで、次のさいころを振ることは出来ないようだった。
【わかりました。それではお休みなさ。ノシ】
>>115 「えーい!」
次の目は……2。一、二。マス目を進んでいく。
いつの間にか、少しずつわくわくしている自分に気付く。
やっているうちにノってくるから不思議なものだ。
「さあ、次は何!?」
マス目に到着。何が起こるのか緊張しながら待つ。
……しばらく待っても何も起こらない。
「あれ……? どうしたんだろう?」
戸惑い始めたところで、マス目の中央に置かれたテーブルに気が付いた。
傍らに設置された看板には、こう書かれている。
【粉の中に飴が隠されている。手を使わずに飴を探し出してしゃぶること】
「――運動会とかのアレ?」
どうしてこんなマスがあるんだろうと思いつつ、私はテーブルに手を付いた。
(……やらないと進めないしね)
覚悟を決めて、大きく息を吸い込む。
――がばッ。
――ッ!
「ぷはーッ! けほっけほッ……うぇっ、気管に入った……」
こらえきれずに飴を落としてしまう。慌てて、口だけを使って拾い上げた。
(あ、これしゃぶらないといけないんだよね……)
「うんっ……ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅッ、ちゅッ」
……結構この飴大きいんだけど、もしかして無くなるまでしゃぶり続けないといけないのかな……
*「粉の入っていた容器の底に文字が書いてある…」
*「甘い物をなめすぎると太るので注意しましょう」
(飴は段々熱くなっていく。人肌ていどにまでなる)
(噛むのは禁止。そのまま舐め続けること)
>>118 【すごいドラクエっぽいっすね】
【どちらかを飲み干すこと。水1リットルか青汁っぽい液体100cc】
>>118 「あれ? 何か下に文字が……」
手で粉を、あまり飛び散らないように注意しながら、そっと取り除ける。
(……何々……?)
「……よ、余計なお世話よッ!」
>>119 「んっ? ……ふむん?」
(これ……何だか熱くなってきてない……?)
飴を口に含みながら、そっと飴に手で触れてみる。
(……やっぱり、何だか熱い。何なんだろう、これ?)
疑問に思いながらも、飴を舐め続ける。
看板に、ご丁寧にも”噛むのは禁止。そのまま舐め続けること”。
そう書かれていることに気が付いた。
……人肌に近い温度になったせいで、ちょっとべたべたする。
でもおかげで、口の中で溶ける早さも少し早まった感じだ。
「ふうッ……ちゅっ、チュ、ちゅッ……くちゅッ…」
(……うう、甘ったるいよ……)
(飴が溶けきると中に棒が挟まっている。
そこには、文字が書いてある)
【文字がなんなのかはお任せします】
>>122 ようやく飴を舐めきった。……喉がむかむかする。
飴の中には、小さな棒が入っていた。
細かい字で何か書いてあるらしい。
(ええと……何々……?)
”なにごとも経験なりき すべてのおこないは なんじを成長させるであろう”
魔法使いの経験がUPした!
>>120 「そーれッ!」
(……うー、喉渇いた……)
あれだけの大きさの飴を丸ごと舐めきったせいで、口の中がもたれている。
(確か道具屋とか宿屋のマスもあるんだっけ……水が飲みたいな)
さいころのマス目は……3。
「……三! よーし、このマスは……」
先ほどのマスと同じように、テーブルと看板が設置されている。
一体こんどはどういう指示があるのか……これでまた飴を舐めろと言われたらどうしよう?
「えっと……」
【どちらかを飲み干すこと。水1リットルか青汁っぽい液体100cc】
「……ッ!?」
(ど、どうしよう……いくら喉が渇いてると言っても、一リットルはちょっと……)
かと言って、青汁っぽい液体というのも……
究極の選択という奴なのか……私はどちらを選べばいいだろうか?
【良く冷えているが大ジョッキで周囲を圧倒する水】
【少ないが、緑色をして泡立っている液体。
野菜やにんにくの匂いがただよう。体に良いのか悪いのか不明】
>>124 「……ごくッ」
私の目の前にある、二つの選択肢。
一つは、表面に水滴がびっしりと浮いていかにも冷たそうな、
でも、丸々1リットルはある大ジョッキ。
そしてもう一方はと言うと……
(……うわー……)
ここからでもはっきり匂いがわかる、何が入っているのか全く不明な、緑色の液体。
「……あ。そうか……」
――簡単な方法を思いついた。
鼻を摘まんで一気に青汁を飲み込む。
そして次に、水が入ったジョッキを持ち上げ、青汁の青臭さが消えるまで水を飲み込む。
「……ッ、ぷはあッ!」
(どっちか片方しか飲んではいけないなんて、書いてないからね)
……いよいよゴールが近づいてきた。
重々しい、巨大で豪華な両開きの扉。
あと少しで、あそこに届く。
そう、これで4が出れば、ゴールに到着だ!
(4出ろ〜4でろ〜)
念を込めつつ、さいころを放り投げる。
「4! 4来いッ!」
ころころとさいころが転がる。さいの目は……
「――2かあ」
一、二。マスを進む。
次も2を出さないといけない。難しいかも……
そんなことを考えながら、何も無いマスの上に両足を着いた、その瞬間だった。
「――えっ?」
一瞬の浮遊感。そして……
「――ッ!? きゃああッ!?」
重力に引かれるまま、私の体は暗闇の底――落とし穴へと落ちていった。
”残念でしたね。ではまたどうぞ”
【ソロソロオチマスネー ナンダカ カクノオソクテ ゴメンナサイ アリガトーゴザイマシター ノシ】
【上から紙が】
【おめでとう! あなたの機転に敬意を表し、これを贈ります】
【宝箱をあけなさい】
【宝箱がその場に出現する】
【中身は、どくけしそうと小さなメダル】
【さらに紙にはこう書かれている】
【どちらか一つしかもちだせません。ちなみに先ほどの汁は毒です】
>>126 【orz】
【お疲れ様でした。次も頑張って下さいね】
>>127>>128 【ゴメンナサイゴメンナサイ。ネタを振って頂いたのに……】
【小さなメダルはちょっと話に絡めようと思っていましたので、ぜひ欲しいですねー】
【次回、頂くかも知れません】
【今日はこれで失礼しますねーではッ ノシ】
【タイキシテミル テスト】
>>127 三度目のすごろく挑戦……
さっきの宝箱は、小さなメダルを選んでおいた。
だって、ここでは毒のダメージを受けないし。
リタイアするなり、ゴールするなりしてから回復すればいい。
毒のせいか体がだるいけど、これくらいなら耐えられる。
……もうちょっとスマートに解決できたらよかったんだけど。
結局、すごろくをあがることは出来なかった。
クリアする前にすごろくけんがなくなってしまったのだ。
……もしまた、すごろくをすることがあったら、必ずクリアしてみせると心に誓った。
そうそう、そういえばいいものを手に入れた。
ブーメランというらしい。投げると複数の敵を攻撃して手元に戻ってくると言う不思議な武器だ。
これがあれば、これからの戦闘に大いに役立ってくれるだろう。
私たち一行は、すごろく場を出て、カザーブに向かう。
果たしてこれから何が待ち受けているのか……
カザーブに到着。まずは今夜の宿を予約しておく。
勿論スラリンの分の宿代は誤魔化しておいた。……ちょっぴり悪人気分。
ぶらぶらと村の中を歩き回ってみる。
ちょっと聞いた話だと、昔はここで毒針というものを売っていたらしい。
上手く急所を刺すと、一撃で倒すことが出来るとか……
私やスラリンにも扱いやすそうだ。
一つ手に入れたいところだけれど、もう売って無いらしい……残念。
それから、この村には素手でごうけつぐまを倒したという、つわものの武闘家が眠っているとか……
後でお墓におまいりしてみようと思っている。
はっはっは。
素手で熊を倒したと言われているが実は…
愛用の20年物のステテコパンツで倒したのだよ。
>>133 武闘家のお墓は、小さく簡素なものだったけれど、
花が添えられていて、きちんと掃除されて綺麗なものだった。
……そっと手を合わせる。偉大な武闘家の魂の安らかであらんことを……
(はっはっは。素手で熊を倒したと言われているが実は…)
(愛用の20年物のステテコパンツで倒したのだよ)
……空耳だ。絶対に空耳だ。そうに決まっている。
ていうかどうやって倒すのよ!? とかつっこんではならない。
これは空耳。
なんで耳を塞いでうずくまっているのかね。
(地面の中から骨の手ががばっと出てくる)
本物だよ私は。
>>135 「空耳空耳……全部気のせい。あー私疲れてるのかなあ」
大声で言いながら耳を塞ぐ。
……ぼこっ。というあの音は何?
本物だよ? 何が? 何で後ろのお墓から声が聞こえてくるわけ?
……そっと目を開けて、後ろを見てみた。
「……きッ……」
すうッと息を吸い込んだ。
「キャア―――ッ!?」
私の口から、とんでもない音量の悲鳴が飛び出した。
うずくまって耳を塞いで小さく丸まる。聞こえない。私は何も見ていない。
驚いたスラリンが袋から飛び出し、ぴょこぴょこ跳ねだした。
(やがてスケルトンの全身が出てくる)お嬢さん。大丈夫かね?
(カタカタと音を立てながら近づいて近くにしゃがみ込む)
>>137 ……カタカタ……カタカタ……
「ひッ……あっ、あああっ……!?」
土の中から現れたそれは、どう見ても人間の骸骨。
「お、おお、お化け――!」
(な、何で昼間から出てくるのー!?)
心の中で激しく突っ込んでおく。
だ、大丈夫かって……誰のせいでこうなってるの!?
「だ……だいじょうぶです……」
……とりあえず小さな声で答える。
ああッ、そういえば幽霊に返事しちゃいけないんだっけ!?
はっはっは。
震えておるぞお嬢さん。(背中をカタカタと叩く)
ヲヤ、昼間だったか。
これは隠れんとマズイか?
>>139 「ひいッ!? そ、そうですか!? ちょっと寒いからでしょうか!?
がいこつさんは骨ばかりで寒くは無いですかッ!?」
(……い、今の硬いの何? 手!?)
「えっ!? し、知らずに出てきたんですか……?」
(わ、私に聞かれても……どうしろっていうの!?)
「ど、どうでしょう……? ええと……ま、まずいんじゃないでしょうか……?」
カタン。がいこつの表情が変わったようなそうでないような。
「い、いえッ! 全然まずく無いと思います!」
>>140 そうかそうか寒いのか。私は氏んでいるので大丈夫だよ。
辺りの明るさなどわからん。骸骨だけに目がないのでな。
どっちなのかな。んん?(顔を上げさせる)
>>141 「そ、そうですか……そういうところだけは羨ましいですね……」
(……ど、どうしよう。普通に会話しちゃってるし……)
「ッ!? ……わ、わー骸骨さんお上手! 面白ーい!」
パチパチと手を叩く。
……刺激してはいけない。思わずツッコミそうになった……危ない。
ああもうッ、本当に寒くなってきたような――
「……ふえッ!? ま、まずくないです! 幽霊がお昼に歩き回っても全然問題ありませーん!」」
>>142 氏者が羨ましいと言うのはあまりよくないと思うぞ。
何が面白いのかよくわからないなお嬢さん。本当に視覚は無い。
はっはっは。問題大ありだよ。誰かに見つかったら除霊されかねないじゃないか。
それでは私は墓の中に戻るとするか。
さようならお嬢さん。(ズブズブと墓の中に戻る)【ノシ】
>>143 「そ、そうですか……冗談じゃなかったんですね……」
ああもうツッコミたいッ……! うずうずしている私の耳に、とどめの一言。
「――だったら最初から聞くな――ッ!」
堪えきれずツッコミを入れる私の前で、がいこつは墓の中へ戻っていった。
……何だかすごく疲れた……宿に戻ろう。
「あれ……?」
……ふとお墓を見ると、小さなメダルがあった。さっきまでは無かったような……
「……私に?」
――手を合わせて、少しの黙祷を捧げてから、メダルを拾う。
「お休みなさい――」
【オヤスミナサーイ ノシ】
【モウヒトイナイカナ?】
【ストーリーニカカワラナイ ネタモ カンゲイシテオリマス ドウゾドウゾ】
【デハー ノシ】
それじゃ、皆さんにいきなり突撃インタビュー!!
ズバリ、好きな異性のタイプはっ!?
>>146 「えッ? えッ?」
質問と同時に、目の前にマイクが突き出された。
「……え、ええっと……や、優しい人かなあ……」
……当たり障りの無い答えを言っておく。
それじゃ、魔法使いちゃんに究極の選択。
優しい僧侶とか商人(オヤジ)と
優しくない盗賊や賢者(美形)
どっちを選ぶっ!!?
>>148 「究極の選択……? どんな問題ですか?
……え、ええっと……」
……どっちを選ぶかと言えば……
「……う、うーん……
……上……かなあ……
ああいうタイプ、別に嫌いじゃないですし。
ダーマ神殿で転職出来るし……
アイテムを使えば性格変わりますけど、
アイテムで性格変えるのって、何だか……本当に変わったの?
――って感じでちょっぴり怖いですから……」
見た目より、中身を選ぶっ!すばらしいね〜。
よい選択をしたあなたに、記念写真を撮ってあげましょう。
いきますよー。パシャッ。
(フラッシュがたかれ、しばらくすると四角い機械から、何かが出てくる)
可愛いあなたに、プレゼントさっ!(写真↓)
それじゃ、またね〜。
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ヽ、 `l::1 ノ`-、 i::::/ ! ,!l:i :::: ;|
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>>150 「……本とかアイテムで性格を変えられるって、考えてみるとすごい世界ですよね。
方法しだいでは、こっちでも可能みたいですけど。ああお手軽にはちょっと不可能ですよね……
私も、ちょっとガーターベルトを付けただけで、どきどきして何だかエッチな気分になっちゃったりも……
あ、これはオフレコでお願いします……」
「えッ!? い、いいですよそんな……
は、はい……」
杖を取り、ちょっと顔を作る。……フラッシュが光った。
「わあ……す、すごい。こんな写真があるなんて……」
カメラから出てきて渡されたのは、紛れも無く私の写真。
「こんな素敵な写真……ありがとうございます!
はい、それじゃ! お休みなさい!」
【ソレデハ ワタシモオチマスネー オヤスミナサーイ ノシノシ】
「おお勇者よ、死んでしまうとは情けない!」
……王様からならともかく大臣さんから言われてもなあ。
なんとなく苦労してそうで、頭とか薄いし。
「このあたりはモンスターが強いと申し上げたはず!
急いてばかりでは事を成し遂げる事はできませんぞ!」
それはしってたけど。……でもぐずぐずしてたら、カンダタは逃げちゃうんじゃない?
「勇者が次のレベルになるまでには――――――なんたらかんたら――」
はあ…………
三人分の棺桶を引きずって街を歩いている。通りを歩く人の視線が痛い。
僕は死ぬことすら許されないのだろうか……死んでも、まだ生きている今の自分が
とてもおかしい。精霊ルビスのお力によって、僕は生かされている……らしい。
「勇者」だから? ならなんで僕の父の時にそれをしてくれなかったのか?
なんで僕をこんな体に生ませてしまったのか? 不満は募るばかりだ。
どうしようもないのに。…………はあ。早く生き返らせないと……
>>108 教会に仲間を三人ぶちこんできて、僕一人だけ宿屋に戻る。
蘇生の作業はしばらくかかるだろう。その間、ただ待っているのも退屈だから。
フロントで鍵を受け取るとき、宿の人から荷物を渡された。
魔法使いの女性からの預かり物、らしい。
あの人だ……わざわざ届けてくれるなんて。
なんて良い人だ……心の中で軽くお礼を言って部屋に戻った。
ほとんどは日持ちするものだから大丈夫だけれど、
ちょっと痛んでるものもあった。そういうものから順に
お腹の中に納める。お腹が一杯になればこのもやもやした気持ちも消えるさ……
ん? なんだ、これ? 食べ物の感触じゃないぞ?
これは…………うわっ!?
こ、こんなものいつのまに買ったんだ!?
覚えてないぞ、僕はっ!? こ、こんな恥ずかしいもの……僕が
かうはずないのにっ! で、でも買い物には僕しか行ってないし……
じゃあ僕のっ……ああああ……っ!
【拙いですがネタフリなど】
【実は考えられなかっただけとも言いますが。誰かー(笑】
ぐぅ……睡魔に、抗えな……いっ……
このわけは。ガーターベルトを買ってきてしまったわけは。
違うんだ、これはほんの弾みで……誰にいいわけをしてるんだか。
はあ。
眠いからだ絶対に眠いからだ……
>>146 僕も答えるの? 好きな異性、と言われても思いつかないよ……
おしとやかな人が良いかな?
僕は寝る。寝て明日になればこのガーターベルト、無くなってたり
…………しないか。
【来たばかりですが落ちますー】
【お休みなさい】
>>153 「それにしても……あんなものを持ってるなんて……」
勇者の持っていた袋の中身。
食料品の下にあった、どう見ても、私の持っているそれと同じ――ガーターベルト。
「……勇者でも、ああいうの付けるんだ……」
意外だった。てっきりそういうのには興味ないって思っていたのに。
勇者が……あの”勇者”が。
あんなのを付けたままで戦う? 町を、村を、あの格好で歩き回って……
当然王様と会う時もあのまま……
その上魔王と戦うまで……!
「――ッ」
ばたん。ベッドにダイビングして、クッションに顔を埋める。
頭の中に浮かんだシュールな映像を追い払う。
……何だか胸がどきどきしていた。
【アブナイミズギモ ツイカシチャオウトオモッタノハ ヒミツ】
【コッソリ イレチャウノモ オモシロソウw】
【オチマスネー デハー ノシ】
【ホシュ シツツ チョットタイキ】
【トコロデ フシギノダンジョンッテ オモシロイデスヨネ】
【アレデ ヒトツ ヤッテミルノモ オモシロイカモ】
【デハチョット オチマスネー ノシ】
お客さん。レシート忘れてますよ…むにゃむにゃ…
つ【すごろく券】
zzz…。
>>159 道具屋で薬草等の買い物を済ませ、踵を返したところに、店の主人から声がかけられた。
「あ、ごめんなさい」
慌てて戻り、レシートを受け取る。それと一緒に何かの商品券みたいなものを渡された。
これは……すごろく券だ。どうやらおまけしてくれたらしい。
「ありがとう」
主人に微笑みかけ、その場をあとにする。
折角もらったのだし、また挑戦してみようか――
【チョットタイキ】
つ【骨付き肉】
>>161 まるでマンガに出てくるような形をした骨付き肉。
それを確認した途端、スラリンは物凄い勢いで走り――いや飛び跳ねた。
一っ飛びで骨付き肉の上に着地し、口を動かし始める。
たちまち骨付き肉は、骨だけ残してスラリンのお腹の中に納まった。
俺の肉が食われた(´・ω・`)
>>163 「だ、駄目じゃないスラリン! 落ちてるものを食べたりして!」
慌ててスラリンをたしなめる。
けれどスラリンは満足そうな顔でげっぷをし、反省の色一つ無い。
「ぴきゅぅ……けぷ」
「まったくもう……お腹壊したらどうするの。」
と、そこでようやく人の気配に気付いた。
「あ――ごめんなさいっ。あなたのものだったんですか?」
肉を落とした。慌てて拾おうとしたら、スライムに食べられた。なんというか、あっという間だった。
ちょっと悲しい。久しぶりにいいものを食べさせてやれると思ったのに。一つ足りなくなった。
そのスライムを叱った人が呆然としている俺に話しかけてきた。上の空で答える。
「そう、俺の肉だったんだ。300Gもしたのに……こいつらの飯が…」
後ろのよろいムカデとキラーシックルを指し、そこで相手の姿を見る。
……魔法使い?それともモンスターマスター?……気になる。
「えーっと、魔法使いの方ですか?それともモンスターマスター?」
気になるときは聞いてみるのが一番だ。
>>165 その人は呆然としていた。
スラリンが口からぺっと吐き出した骨が、地面に当たってかつんと音を立てる。
……気まずい沈黙。
「あ、あの――ごっごめんなさい! 弁償します!」
スラリンを縦に伸ばしつつ平謝りする。
「三百Gですね!? わ、わかりました! 今お財布を出しますから――」
三百G。薬草なら三十七個も買える金額だ。
つい最近買い物しちゃったし。手持ちのお金で足りるだろうか……?
……ふと、この人もモンスターを連れていることに気が付いた。
鎧ムカデにキラーシックル。どちらもそうそう人間になつくようなモンスターではない。
「えっ? あ……私は一応魔法使いです。あなたは――もしかしてモンスターマスターの方ですか?」
>166
慌てて財布を出そうとする魔法使いな人を押しとどめて笑う。仕方ない、また拾えばいいのだ。
モンスターマスターは自給自足が基本だし。
「え?ああ、いや良いです良いです!こいつらにはくんせい肉でもやっときますから!アハハハハ!」
━━━━ガブッ
「って痛ぇ!!」
痛みの原因を見てみると、恨めしそうにこちらを見つめるよろいムカデだった。
……気持ちはわかる。良くわかるが男の見栄だ、見逃せ。今度しもふり拾ったらやるから。
答えを聞いて少し驚いた。
「あ、やっぱり魔法使いなんだ。珍しいなあ、スライムとはいえモンスターマスター以外になつくなんて」
正直、かなりの驚きだ。この魔法使いにはモンスターマスターの才能があるに違いない。将来有望だ、うん。
さて、次はこちらが問いに答える番だ。
「ええ、こんなん連れてますから。もちろんモンスターマスターですよ」
>>167 「すいません……あの、でもやっぱり弁償しますから……」
いい人だ。だからこそ申し訳なくて仕方ない。
「ッ!?」
突然モンスターマスターが悲鳴を上げた。見ると鎧ムカデが彼のお尻に噛み付いている。
「だ、大丈夫ですか!? 薬草を使わないと……今出しますから!」
道具袋から薬草を取り出し、モンスターマスターに渡す。
「どうぞ使ってください。私のせいですね、ごめんなさい……」
――正確にはスラリンのせいだけど。
「そうなんですか? ご飯を食べさせて、ちょっと遊んであげたらすぐに懐いちゃいましたよ」
――私とスラリンのような例は珍しいらしい。
……前から薄々思っていたけど、やっぱりこの子はおバカなのだろうか。ちょっと落ち込む。
「あ、やっぱりそうなんですか。今日はこちらにモンスターを探しに?」
>168
何が何でも弁償してくれるようだ。だがしかし、男の見栄の名の元にそこまでさせるわけにはいかない。
さてさて、どうするか。
「えーっと、それじゃ次回会ったときにお茶を一杯奢ってくれる、くらいでいいです」
うん、これならいい。出来たら微妙に楽しげだし。また会うかは知らないが。
「え、あ、いやいやこれくらいなら大丈夫ですよ。シックル、ベホイミ」
毎度思うのだが、何故、技が成長すると元の技が使えなくなるんだろうか。モンスター七不思議の一つだ。
「ボケてた自分に責任がありますから。ええ、本当に」
正直言うとスライムでバスケットボールして、最後にダンクシュートを決めてやりたいが。
「ご飯を食べさせて……なるほど」
普通に倒しても懐きやすいスライムにそこまでしたら、そりゃあ付いてくるだろう。
うんうん、モンスターの扱いが上手い。ますます有望株。先物買いしようかしら。……なんちゃって。
「いえ、ちょっとムカデがまだまだ成長途上ですので鍛え上げようかと思いまして。幸いシックルはかなり育ってますし」
>>169 モンスターマスターの人が、冗談めいたことを言って笑う。私もつられるように微笑んでいた。
「くすっ……はい、わかりました。とびっきり美味しいお茶をごちそうしますね。
あ……いけない。早く治療をしないと」
薬草を使おうとする私を押し止め、彼はモンスターに回復するように促した。
べホイミの光がたちまち傷を塞ぎ、元通りに回復させる。
「その子べホイミなんて使えるんですね。私のスライムも、ホイミくらい使えたらなあ」
本当にうらやましい。
「あの、もしかして私って運がよかったりします? 本当はなかなか仲間にならないとか……」
スラリンはよくわかっていないようで、目をきょろきょろさせている。
「レベルアップのためですか。こっちのムカデくんの名前はなんていうんですか?」
>170
うおう、この子可愛い。微笑んだ顔が可愛すぎだ。微妙に顔がニヤケたかもしれない。
がんばれ俺。精一杯ニヤケを止めろ。
今にも緩みまくりそうな顔の筋肉を懸命に叱りとばして何とか笑顔を維持する。
「ええ、楽しみにしてますから。本当に」
本当に、にいくらか力が入ったのは仕方ないだろう。女の子とお茶、心弾まない人間がいるだろうか。
シックルがベホイミが使えるのに感心したのか、何かうらやましそうだ。
「ええ、まあ親からの遺伝というやつですよ。プチヒーローが母親ですからデイン系なんかも使えますし。
スライムはギラ系とまぶしい光だったかな?」
後一つは思い出しちゃいけない気がする。絶対。
「ええ、モンスターを仲間にするのにはいろいろ変……いやいや特殊な才能が必要らしいですから。
運はかなり良いと思いますよ。スライムも育てば活躍できますし」
実際キリキリバッタよりはかなりマシだ。本当に。何の疑いもなく。
「ええ、まあ。名前は……」
言って良いものだろうか。果てしなく何の捻りもない名前なのに。……いいや、言ってしまえ。
「メイルです。鎧だからメイル。捻りも何もないですけどね」
>>171 「ふふッ。ええ、私も楽しみにしています」
お世辞だろうけど、ちょっと嬉しい。
「遺伝ですか……この子の親はどんなモンスターだったんですか? ホイミスライムとか?
プチヒーロー? 私はそのモンスターは知りませんね……どんな能力を持っているんでしょう?」
さすがモンスターマスターだけあって、彼のモンスターの知識は相当なものだとわかる。
きっと名のあるマスターなのだろう。
「凄いですね、私、そんな知識初めて知りました。まだまだ学ぶことは多いですね……」
ところで彼が言いかけたことは何だろう? モンスターはそれぞれ三つの特技を基本として覚えると聞いた覚えがある。
「ギラ系とまぶしい光と、もう一つは何ですか?」
「ふふッわかってます。スライムを育てようなんて、私変わってますよね。
やっぱりそうですか? だったら――もしかしたら、はぐれメタルとかも仲間に出来ちゃうかもしれませんね」
勿論、実際は不可能に近いだろうけど。
「いい名前じゃないですか。私なんてスラリンですよ、スラリン。
犬にポチって付けるみたいなものですから」
>172
「プチヒーローとはですね、ホイミ、デイン、そして最強の剣技ギガスラッシュを覚えるモンスターです。
が、しかしかしこさがあれなので、なかなか覚えないんですよ。こいつもですけど」
シックルの頭をフードの上から撫でる。ついでにメイルの方は腕に巻いてみた。重い。
直ぐにやめて同じように撫でてやる。キチキチと牙を鳴らして目を細めた。
不思議そうに聞いてくる。が、やっぱり思い出しちゃいけない気がする。
「ギラとまぶしい光と……確か」
そこで脳裏に閃いた。最強最悪の呪文だ。というか、相当鍛え上げても覚えるのは難しい。
「マダンテだったかな。全魔力を解放して敵を飲み込む魔法。多くのかしこさが必要だったはずです」
「いやいや、そういうわけではなくてですね。モンスターを仲間にしていると、場所によっては変な目で見られますから。
だから変な才能が、って言いそうになったんですよ。スライム自体はかなり強くなりますから変じゃないです。
はぐれメタルは……」
仲間にするより作った方が早いと思う。それに経験は魅力的だ。
「ええ、出来るかもしれませんね」
魔物の餌程度じゃ見向きもしないだろうけど。
「スラリンはけっこうありますよねぇ……そんなこといったら自分のシックルもそうですけどね」
少し微笑んでみる。さて、そろそろ時間かな。
「それじゃ私はこれで鍛えに行ってきますね。シックル、メイル、行くぞ」
歩きだしたところで思い出す。少し振り返った。
「あ、お茶は本当に楽しみにしてますから。では…」
>>173 「すごいじゃないですか! まさに”ヒーロー”ですね。
あ、そうなんですか……やっぱりいいところばかりってわけにはいきませんね」
モンスターの世界でも、賢さはやっぱり大事らしい。
二体のモンスターは、彼に撫でられて嬉しそうな目をしていた。
「マダンテ……? あの”マダンテ”ですか?」
あの伝説の奥義……山々を吹き飛ばし、魔王すら打ち砕くと言うあの”マダンテ”を。
――スライムが?
「……嘘みたい」
それが本当だとしても、この子が覚える日は果てしなく遠そうだった。
「ぴき〜?」
「……無理でしょうね、多分」
「ふふふ……確かにスラリンを見せたら、ルイーダさんびっくりしてたっけ……
でも、私とスラリンだけだと、一匹倒すのにもどれだけかかるか……実際ちょっと――かなり無謀ですよね」
「ええ、オーソドックスな名前なんでしょうね。ドラキーだとどらきち、みたいに」
「あっごめんなさい。引き止めてしまいましたね。頑張ってくださいね」
モンスターマスターに手を振り、私も帰ろうとする。そこに彼の声が耳に届いた。
「ええ、きっと。それではさようならー」
【デハ ソロソロオチマスネ ノシ】
【チョット タイキー】
【ナニカ ネタヲフッタホウガ イイノカナ?】
【デハオヤスミナサイ ノシノシ】
【チョットダケ タイキデス】
「……はあ……やっと……ついたー!」
――そう、私は今日、初めてアッサラームの町へと到着することに成功したのだった。
「苦労したね……本当に苦労したね、スラリン!」
スラリンをつぶれそうなほど抱きしめて、頬擦りする。何度暴れ猿やバリイドドッグに、危うく殺されかけたことか……!
キャットフライと戦ううちに、いつの間にか装備すると姿が変わる”ぬいぐるみ”まで手に入れてしまったし。
「ううっ、それも今日でおしまい……一度こうして到着したからには、いつでもルーラで行き来できる!」
感激で、少し涙ぐんでしまった。
魔法使いとスライム一匹のコンビには、”勇者”なら散歩気分で行ける道も、辛い長旅だった。
体中疲れきって、喉がからから。薬草もたっぷり買い込んであったのに、すっかり減ってしまっている。
「明日からは、またお金を稼がないとね……でも今日はお休み。
早く宿屋に行こう!」
「ピキー!」
町を見て回るのは明日から……さあ、まずは何処に行こう?
……適当に町を見て回りながら、ふと武器屋によってみた私……
まさか、こんなものが売っているなんて思いもしなかった。
そもそも、どうして武器屋に売ってるんだろう……?
「おっ。お嬢さんお目が高い! どうだい一つ!
アブない水着、今なら78000Gポッキリだよ!」
「ふぇっ!? い、いえ結構です! 失礼しました!」
……おじさんがニヤニヤした目つきで、慌てて店を出る私を見ていた。
今の絶対セクハラだよね……
「ピキー」
「……ここは変わった町だね、スラリン……」
【ンー ベリーダンスデモ オドッテミマスカ】
【デ゙ハ コンヤハ コレデ ノシ】
つ【モンスターメダル】
そういえばここって、3以外のキャラでも入って良いのかなぁ?
いいんじゃね?ちょっと前にモンスターズ来てたし
>>182 「私が手に入れた、初めてのモンスターメダル……
それは、鈍く輝く、銅のスライム柄のメダルでした。
……何しろ魔法使いですから。
最初の頃はスライムくらいとしか、まともに戦えませんでしたので……」
>>183 【イラッシャイマセー! ダイカンゲイデスヨー!
ハイッテイイモナニモ モウイッソ ノットッチャッテ クダサイw】
>>184 【ソウイエバ アノヒト アレカラ キマセンネー
ニギヤカニ ナルカト オモッテイタンデスガ】
【デハデハ ソロソロ オチマスネー】
【オヤスミナサーイ ノシ】
たまにはageですよ。
つ【薬草・毒消し草詰め合わせ】
つ【いかづちの杖】
age
保守してみる
魔法使いは今何処
勇者たんもナ
つ【チェーンソー】
...zzzZZZ
194 :
名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 18:49:04 ID:TvWFbjds
195 :
名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 06:59:24 ID:3H05Ld83
か
まだむや〜ん(謎)
なんと
まあ
199 :
名無しさん@ピンキー:2006/09/13(水) 11:09:02 ID:P3unsuBS
age
200 :
age:2006/11/16(木) 21:19:37 ID:???
age
ほほう
す、すごいぜ、こいつぁ。俺、今最下層のスレに居る!
ま さ に ア ビ ス ♥
す、すごいぜ、こいつぁ。俺、今最下層のスレに居る!
ま さ に ア ビ ス ?
す、すごいぜ、こいつぁ。俺、今最下層のスレに居る!
ま さ に ア ビ ス !
あ
久し振りに見返したら、やはり魔法使いが可愛かった件
207 :
名無しさん@ピンキー: