俺は七瀬と今日も執行部でお茶を飲んでいるわけだが・…、
昨日・今日と七瀬が俺をちゃんと見ようとしてくれない。
週末のキスが原因では、と思うのだがそれにしては意識しすぎじゃないのか?
かと言ってデートに誘う事は出来たんだしう〜む……
「ねぇ、織屋君」
七瀬が両手でカップ(俺が誕生ブレゼンドで送った奴だ)を持ち
それを少し動かして中のお茶を見ながら話し掛けてくる。
「なんだ、七瀬?」
「お、織屋君って女の子に対していつもこんな感じなの?」
「はぁ?」
「えっ…、ご・ごめんなさい……何でも無いわ・…」
(う〜む、何をいいたいのかよく分からないが…)
「七瀬」
「何?」
「俺は女の子と仲良くなりたくて話し掛けたりしているけど」
「・・…」
「いくら仲良くなりたいからといってもちんこしゃぶったりまではしないぜ」
七瀬は顔を上げ俺を見て微笑むとまた目をそらして顔を下げてしまった。
(ちんこがついてる以外は女の子なんだな・…)
俺は心の中で溜息をついた。