>>253 パースの基準となる水平線、垂直線をまず描く。
そして、垂直線から少し同方向にずらして、補助用の垂直線A,Bを描く。
すると基準の十字線のほかに、垂直線の右(左)側に縦線が二本ひかれた状態になる。
そうしたら、用紙外の消失点に向かって、一本パースの基準となる線を引く。
この線は消失点まで届かないで、用紙の中に納まる程度で十分。
そうすると、基準垂直線、線A、線Bを横切る斜め線が引けたことになる。
で、ここからさき、”水平線と、斜めの線で区切られた部分”だけを使って考える。
はみ出した部分は消して、”縦線は区切られた部分にしかない”とまずは考える。
以上で下準備は終わり。
ここに新しいパース補助線を書き加えるときには、
3本の縦線、基準の垂直線と、線A,線Bを、”同じ比率で分断する線”を描いていく。
たとえば、垂直線を上下二等分するポイントを通るなら、線A、線Bも二等分する、見たいな感じで。
そうすると、必然的にそのポイントを結んだ線の先は、消失点にたどり着くこととなる。
パースの線を「同じ長さの底辺をもった、二つの角の位置が同じな直角三角形」として考えていくわけ。
言葉で考えてもわかんないって人は、まず自分でノートに線を書きながら定規を持ってやってくれ。
それしないでわかんないとかはいうな。
こうすりゃ紙なんてわざわざ足さないで狭い机の上でも簡単に引ける。
パースの本とか買えば、大体のってる初歩的な方法。