小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ〜第15章〜

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722...φ(・ω・`c⌒っ
透明あぼーんか?
レス番がおかしいぞ
723...φ(・ω・`c⌒っ:2008/05/12(月) 22:15:22 ID:Znm7FNcq
ペルベンシーが目を覚ました瞬間、唇で押さえつけられた。
「!?」
長い口付けの後、王は薄布を纏った彼女の美しい裸身をまじまじと見つめる。
「信じられぬ、あの勇猛果敢な黒騎士が麗しき歌姫だったとはな」
彼女は咄嗟に抵抗しようとしたがなすすべなく組み伏せられる。
例え武器があったとしても、この王の前に逃れる術など無かった。
「お前は治療を施されて万全な状態だが、私に抵抗すればせっかく治した身体に障るだけだ」
王がゆっくりと自らの逞しい肉体を露にする。
薄布を剥ぎ取られ、抱きしめられた。
これから我が身に降り懸かる事が容易に想像出来てペルベンシーは王から顔を背けた。
「どうした?」
ペルベンシーは答えない。
王はそれ以上追及せず、彼女を思う存分味わい、何度も彼女の中に放った。
全てが終わって。
初めて味わう心や身体の痛みに気を失っていたペルベンシーが目を覚まし、動こうとしたが力が入らない。
王はまだしっかりと彼女を腕の中に納めていた。
「気がついたか」
何か言う暇もなく唇を奪われる。
「お前は余の妃になるのだ。何人でも、元気な子を頼むぞ」
(略)
「何!?黒騎士が王の手に落ちた!?」
「そうとしか考えられないのです」
(略)
「妻よ。どうだ、我が子の様子は?」
「はい。穏やかに……」
「私とお前の子だ、男児でも女児でも優れた人間になるだろう」
生まれた男の子は美しく聡明で忍耐強く、厳しさと優しさを併せ持つまさに二人の良さを受け継いだ子どもだった。