小説書いてみたい奴と読みたい奴のスレ〜第15章〜

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445司書補 ◆jlXQwsYhgY
意識して望んでいるわけではないのに、年頃の肉体(からだ)の方は持ち主の思い通りにはならず、結果的に理多は毎晩、巨大蚯蚓(ミミズ)に下着を濡らされてしまうのだ。
「ほんとに……なんなのよ…もう!」
理多はその原因を突き止めたい気持ちが、日毎に強くなっていた。
週末の学校帰り、今日は授業が半日で終わる。
理多の通っている私立は未だに週休二日制を導入していなかった。
バスで何十分も揺られる遠距離通学ですら、そういう学校しかない片田舎なのだ。