696 :
690:
下手なSS書いたよ。
以下から投下します。
697 :
1:2008/05/31(土) 21:19:41 ID:w4VLpv9r
携帯電話を手にとって、あたしは首を傾げた。
高校入学祝いに買ってもらった、まだ機能を把握しきれていない赤い携帯電話。折りたたみ式のわりに薄い、お気に入りの一品。閉じた状態でランプが点滅しているのは、新着メールのお知らせだ。
「……なんだろう、これ」
つぶやいて、大きめのサブディスプレイを覗き込む。そこには、新着メールあり、という文章に、手紙のアイコン、それから差出人の名前が表示されている。
――遠藤真由里
えんどう、まゆり。間違いない。あたしの名前だ。
差出人の名前は、登録されていなければ表示されないはずだ。アドレス帳に同姓同名の誰かさんの名前は入っていないから、これは、あたしからあたしへのメールなのだろう。
……そんなことってあるのだろうか?
赤い端末を開いて内容を確認する。件名は、なし。本文は、一行だけ……いや、一文字だけ。
――6
と、ただそれだけが表示されている。
「……?」
もちろん、こんなメールは打った覚えがない。差出人を確認するとやっぱり遠藤真由里で、アドレス帳を確認しても、やっぱりそんな名前はない。
首を傾げて、しかしそれ以上は考えず、あたしは携帯電話を閉じた。もうすぐ学校に行く時間だ。とっとと支度をしないといけない。
変なメールのことは、別にあとでもいいだろう――
……例えば、この時。
このメールをもう少し不審に思って、このメールにもう少し警戒して、なんなら、メールを削除なんてしていれば、何かが違っていたのだろうか。
何かが、変わっていたのだろうか。
698 :
2:2008/05/31(土) 21:20:01 ID:w4VLpv9r
いつもと同じ電車、同じ車両に乗っていると、後ろから肩を叩かれた。振り返ると、あたしと同じ制服を着た女の子が微笑んでいる。
「おはよ、まゆ」
「おはよう」
彼女は坂上貴子という、クラスメイトだ。ラッシュの時間を避けているあたし達は、いつも同じ電車で顔を合わせる。そのうち、なんとなく仲良くなった。
あたしと違って背が高い。百七十くらいあるらしい。スラリと長い手足はモデルみたいで、すごくかっこいい子だ。胸も大きくて、いつも毅然としている。
「今朝、メールの着信で起きたんだけどさ、くだらないスパムなの。朝からいやになっちゃった」
貴子はぼやくようにそう言った。
「ああ、そういえば、あたしにも変なメールが来たんだよ。えっと……」
ポケットから携帯電話を取り出して、あたしは思わず、動きを止めた。着信のランプが光っている。
「どしたの?」
「ん、なんか、メール来てる……」
開くと、やはり『遠藤真由里』からのメールだった。
「これ、あたしからあたし宛のメールなの」
「ふうん?」
画面を見せると、貴子は綺麗な眉をひそめて首を傾げた。
「なにこれ、どういうこと?」
「さあ。本文もよくわからないんだ」
「4? 何の数字だろう、これ」
電車の中では音を消しているから気づかなかったが、メールは二通来ていたらしい。どうやら、一通ごとに数字が一つずつ減っていくようだ。
「きもちわる。消しちゃいなよ」
「そうだね」
連続して届くというのは、確かに気味が悪い。
メールを削除しようとしたけれど、ちょうどタイミングを計ったように車内アナウンスが響いた。降りる駅だ。
「あ、ついた」
……削除はあとでもいいか。メールの削除はまだやったことがない。やり方がよくわからないのもあって、削除は後回しにすることにした。
「さって、今日も一日がんばろー」
「うん、がんばろう」
699 :
3:2008/05/31(土) 21:20:53 ID:w4VLpv9r
昼休みまでに、メールは二通来た。
「本当、なんなんだろ、これ」
「ありゃ、まだ消してなかったの?」
「うん」
一度消しそびれると、なんだか面倒になってしまって、放置してあるのだ。届いたメールも開いていない。順調に数字が減っているなら、今は2のはずだ。
メールを開いてみると、やはり数字だけが表示されている。貴子に見せると、納得いかなそうに唇を尖らせた。
「うーん?」
「不思議だよね。そもそも、自分からのメールなんてありえるのかな?」
「やっぱ、気味わるいな。ゼロになったらどうなるのか、興味はあるけど……」
「うーん」
貴子の言うことも、わからなくはない。退屈な日常に紛れた、ちょっとしたミステリーなのだ。
「どうする?」
「まあ、実害があるわけじゃないし……」
「そう? 消した方がいい気もするけど」
「うーん、なんか、危ないと思ったら消すよ」
そう言って、あたしは携帯電話をしまいこんだ。
あたしも、ちょっと興味があったのだ。このカウントがゼロになったら、何が起こるのか。――何も起きないのか。
700 :
4:2008/05/31(土) 21:21:14 ID:w4VLpv9r
そうして、放課後になった。
あれからメールは届いていない。安心したような、ちょっと期待が外れたような、不思議な気持ち。貴子はその方がいいと言っていた。まあ、それもそうだ。
貴子は部活があるので、下校の時は一人だ。少しだけ図書室で時間を潰して、行きと同じように、混まない電車、混まない車両を選んで乗ることにしている。
その日も、適当に時間を潰して、何も借りずに図書室を出た。人気のまばらな通学路を駅に向かってのんびりと歩く。五月も末、夕暮れでも暖かくて、冬服だと暑いくらいだ。
「もうすぐ夏か……」
その前に梅雨があるのだけど、あえて意識からは外させてもらう。ご他聞にもれず、あたしも雨の多いじめじめした季節は嫌いだ。
駅を目前にして、携帯電話が鳴った。見てみると、メールの差出人は貴子だった。件の謎メールについて、心配している内容だ。
「大丈夫、だよ、っと」
メールを送信して、ふと、受信ボックスに未読メールがあることに気がついた。図書室にいる間に受信していたらしい。差出人は――遠藤真由里。
「これで、1かな?」
開いてみる。予想通り、数字は1だった。ただ、
――1。いま うしろに いるよ
「え」
思わず、後ろを振り向く。誰もいない。当然だ。画面を見る。文章はそのまま、そこにある。
「……」
気味が悪い。これは、さすがに気味が悪い。ぞくぞくと、背中を何かが這い上がってくる錯覚がする。
「さ、さくじょ」
消そう。ゼロになったら何があるかなんて、そんなことはどうでもいい。早く消そう。消さないと、
「――ひっ」
震える指がメニューを開くより早く、着信音が鳴った。新着メールがあります。指が止まらない。キーを押す。メールが開かれる。開いちゃいけない、と思ったけど、間に合わなかった。
メールの内容は、
701 :
5 1/5:2008/05/31(土) 21:22:04 ID:w4VLpv9r
「え?」
気がつくと、手の中の携帯電話は閉じられていた。どころか、周囲の光景がガラリと変わっている。朧な意識が、遠くで流れるアナウンスをかろうじてとらえた。
駅? ……駅だ。
「うそ、なにこれ」
閉じられた携帯電話を見て、背筋が寒くなった。サブディスプレイのデジタル時計。二十三時――午後十一時!
「な、なにこれ」
下手をしたら終電の時間だ。学校が終わって、図書室で時間を潰して、四時すぎくらいの電車に乗るはずだったのに。
七時間も、あたしはどこで何をしていたんだろう。
「……っ」
手が震える。例のメールを見ようと思ったけど、怖くてできなかった。携帯電話を開くことさえできない。ふらつく足で改札に向かう。とにかく家に帰ろう、帰って、それから貴子に連絡して、それで、
「……?」
違和感がある。何か、スカートの下が涼しいような気がする。でも、深く考える余裕はなかった。定期で改札を通って、混雑するホームにタイミングよくやってきた電車に乗った。
どうやら本当に終電らしい。電車は凄く混んでいた。ドアの脇から通路の奥に進もうとして、
「あれ」
足が、動かない。
「あ、れ?」
動かない。体が勝手にドアの方を向いて、両手で手すりを握った。
「え?」
なんだ、これ。なんだこれ。電車が動き出す。混雑した車内はすし詰め状態で、乗っているのは殆どがサラリーマンだった。終電なのだから、無理もない。位置が悪いのだろう、背後から押されて、息がつまりそうだった。
ポケットの携帯電話が鳴り出したのはその時だった。周囲の人たちが迷惑そうな顔をしたけど、あたしは無視して電話を取り出した。時間が時間だ、お母さんが心配してかけてきたのかもしれな――
――遠藤真由里
「や……っ!」
その名前を見て、思考回路が一瞬で吹き飛ぶ。携帯電話を放り投げようとしたけど、またしても動けない。どころか、親指が勝手に動いて通話を開始してしまった。
腕が、携帯電話を顔の横に持ってくる。耳元で、
『よお』
と、知らない声が聞こえた。
702 :
5 2/5:2008/05/31(土) 21:22:30 ID:w4VLpv9r
「だ、だれ」
『誰でもいいだろ。やっとお膳立てが整った。いや、お前馬鹿だね』
「な、なんの話? あなた、誰なの」
『だから、誰でもいいだろって。ちょっと“かわれ”』
瞬間、世界が遠ざかった。
体が後ろに引っ張られる。携帯電話を耳にあてた、自分の後姿がそこにある。引きずられる――引きずり出される!
『な、なにこれ! なんなのよ、これ!』
「うん、いい体だな」
手すりに捕まってる左手を離して、開いて閉じてを繰り返す。あたしの体が、勝手に動いている。動かされてる。
……あたしの体が!
『やだ、やめてよ、何する気なの!』
「まだ、俺は何もしないよ」
受話器に向かってつぶやく『あたし』の声は、世界中に反響しているように聞こえる。そのわりに、『あたし』は小声で話しているようだ。
ひょっとしてここは携帯電話の中なのだろうか。でも、あたしは遠くから『あたし』を見ている。ちょうど、電車の天井に貼り付けられているような感じだ。
「なあ、終電の特徴って知ってるか?」
『え……』
わからない。終電なんて、乗ったのはこれがはじめてだ。
「当たり前だけど、混んでる。通学通勤ラッシュと並んで、一日の中でもトップクラスに混む電車だ。つまり?」
『ど、どうでもいいよ、か、返してよ、あたしの体!』
「……ていうかお前、この路線使ってて知らないの?」
『え……?』
笑いをこらえきれなくなったように、『あたし』が言った。
「痴漢が多いんだよ」
『――ひっあっ!』
ぞわり、とお尻のあたりに感じたことのない違和感が走った。あわてて振り返るけど、何もない。そうか、この感覚は、あたしの体の感覚なのか。
視線を扉に向ける。人の壁でよく見えないけど、『あたし』の真後ろにいるサラリーマンの腕が、かすかに動いてるような気がする。ぞわり、ぞわりと、その動きに合わせて掌の感触がはいずる。
……痴漢だ!
703 :
5 3/5:2008/05/31(土) 21:22:56 ID:w4VLpv9r
「感じるだろ? 触られてる部分だけ、お前に感覚を分けてるからな」
『な、なに、なにこれ!』
いわれてみれば、自分の体の感覚はない。意識だけがふわふわと浮いているのだ。だというのに、大きな掌がスカートごしにお尻を撫で回す、その違和感だけがうごめいている。
「ぅん……焦らし上手だな、こいつ。手馴れてるよ」
『や、やめさせて、やめ、させて……よ』
スカートの上をゆっくりと、円を描くように掌が動く。丸みの上から下に向かって撫で下ろし、たわみに沿って指を滑らせる。ぞくり、ぞくり、と脚の付け根から湧き上がる違和感が、背筋を這い上がってくる。
『おねがい、こんなのやだよ……』
「ん、そうだな。時間もそんなねーし、あんま焦らされて駅についてもまずいな」
『え……』
次の瞬間、掌の感触が急に強くなった。そのわりに、何かに戸惑うように動きをとめている。なんだろう。何をしたんだろう。
『ふ、んぁっ……』
疑問に思ったのも一瞬だった。さっきまでより幾分が強く、掌が這い回る。だけど、何か違う。そう……掌が這い回るというよりも、あたしの方が――
『ちょっと! なに、なにしてるのよ!』
「あんまり抵抗しないから、かえって警戒してんのかもしんないだろ……こっちから押しつけてやれば、ノってくるさ。“なんだ、淫乱か”ってな?」
『や、やめ、』
遅かった。『あたし』の言うとおり、動きだした掌はさっきまでの遠慮がちなものとは違って、貪欲に、力強く、あたしの体を撫で回した。ふくらみを揉みしだき、お尻の割れ目に指を添え、二度、三度と上下させる。
『ひ、ひぁっ、やだ、きも、きもちわるい、きもちわるいよぉ』
「なんでだよ、こいつうまいぜ?」
『や、やだぁ……』
指はそのまま、ふくらはぎにまで降りて、肌の感触を確かめるように、指でステップを踏みながら、ゆっくりとスカートの中に侵入した。
さきほどまで思う存分蹂躙していたふくらみに、その指が辿りつく。指先の体温は、あまりにリアルで、あまりに、直接的だった。
そう、あたしがやっと異常に気づいたのは、その時だった。同時に痴漢も気づいたのだろう。その指先が、一瞬止まる。それは、さきほど『あたし』が自ら体を押しつけたときのような、戸惑いの表れだった。
『うそ、なんで、なんで!』
「なにが?」
『し、下着――!』
あたしの体は、スカートの下に何も穿いていなかった。人の肌の、そのぬくもりが、強烈な違和感を伴って伝わってくる。
指先が、踊るように動き出した。
704 :
5 4/5:2008/05/31(土) 21:23:19 ID:w4VLpv9r
『や、やあ、やぁっ』
「ん、ふっ、やっぱ、うまい……ぞ、こいつ」
ためらいもなくスカートの下に滑り込ませた掌が、お尻の割れ目に沿って上から降りてくる。下るにつれ違和感が大きくなり、ぞくぞくとしたそれが、すぼまりに辿り着くあたりで我慢できないくらいに強くなり、次の瞬間、
『――き、ぁあぁああっ!』
電流が背筋を、脳天まで一気に駆け抜けた。
それまで体の外側にあった違和感が、内側で暴れまわっている。指。指先だ。それが、中に入ってきてる……!
「んはぁっ、は、はっ、や、やべ、イクかと思った」
『あたし』が変なことを言う。意味がよくわからない。だけど、考える余裕はない。与えて、くれない。
『あっ』
曲がる。
『うぁっ、』
押し込まれる。
『ひぅっ』
抜かれそうになって、
『いひゃぁあっ』
また、押し込まれる。
踊り回り跳ね回る指先が、あたしの内側を蹂躙する。そのたびに、言葉に出来ないような違和感が、背骨を駆け上って、脳髄を壊していく。
「あっ、ふぁ、ひゃっ、け、ケツで、イカされ……」
『や、やぁ、やぁっ』
侵入する指が二本になった。押し広げられた肛門から、違和感が何倍にも膨れ上がって疼きだす。これが、これが登ってきたら、どうなるんだろう。
705 :
5 5/5:2008/05/31(土) 21:23:42 ID:w4VLpv9r
『や、やだ、とめて。とめっ、ひゃっ、とめて、』
「な、なにをだよ?」
『この、違和感――』
我ながら泣きそうな声で、やっとそう言った。違和感。この違和感を止めて。内側から肉壁をなでられて、こすられて、ひっかかれて、限界まで渦巻いているこの違和感を、登ってくる前に止めて。
間があった。あたしの言葉を呑み込むようなその隙間のあとに、嘲笑うように『あたし』が言った。
「違和、感? ふ、ははっ、違うだろ、」
聞いたらいけない、と思った。その先を聞いちゃいけない。だけど、あたしにはもう、その言葉を止める力も、その指先に抗う力も、残ってはいなかった。
まるで狙いすましたように、二本の指がこれまでになく深くまで衝きこまれるのと、
「――快感、の間違いだろ!」
『あたし』がそう言うのが、同時だった。
『あ、』
快感。そうか、これは、快感なのか。
あたしが最初から抱いてた違和感。あの、強烈な違和感。あれは、全部、快感なのか。ああ、そうだ、だってあたしは、あたしは一度も、この感覚を、不快だとは思わなかった――
『あ……』
すとん、と何かが腑に落ちたような感覚があった。違和感が綺麗さっぱりなくなって、枷が全て外されたような気がして、何か、気力のようなものが抜けてしまって――
――衝きこまれていた指が、勢いよく抜かれた。
『んあぁああぁぁあああっ!!』
たまりにたまったソレが、弾かれるように迸った。腰を、背を、肩を、首筋を、脳天を犯して――体中を、その“快感”が貫いた。
「ひゃ、あぁ……」
『あたし』が、手すりに寄りかかる。突き抜けた快感の残り火が、体中を渦巻いている。膝が震えて、まともに立っていることすらできない。
……いつの間にか、あたしの意識は『あたし』の体に戻ったようだった。ただ、自分の好きなように動かすことは出来ない。俯瞰していた世界が主観に戻った、ただそれだけなのだけど、現実感が倍増したような気がした。
「あは、は……んはぁ……」
だらしなく開いた口もとから、とろり、と唾液が糸を引く。携帯電話が落ちそうになって、『あたし』はあわてて電話を持ち直した。
背後の痴漢が擦り寄って、耳元に口を寄せる。それと、電車が停まるのとが同時だった。
目の前の扉が開く。その先は、この地獄からの開放だ。外に出てしまえば、もうこんなメに遭うこともない。
助かった。あたしが、そう思ったのを見透かしたかのように、
「あと、二駅だな」
ぽつり、と『あたし』がつぶやいた。
706 :
6 1/5:2008/05/31(土) 21:25:06 ID:w4VLpv9r
扉の向こうから、疲れた顔のサラリーマンが押し寄せてくる。『あたし』は体を寄せてその波から逃れ、
『んくっ』
背後の誰かは、その『あたし』に密着してきた。
さんざん責めたてたお尻の穴になおも指を沿わせて、耳元に唇を寄せる。
「なに、こういうの、好きなの?」
興奮しているのか、息の荒い声で、そうつぶやいた。受話器が音を拾っているのだろう、『あたし』の声と同じように、世界中に響くように聞こえた。
「……相手によるけど、あんたは悪くないね」
「光栄だね」
ぐり、と指が押し込まれる。
周辺のサラリーマンが、『あたし』が携帯電話を使っているのを見て迷惑そうな視線を向けてくる。そうして、すぐに不審げな表情に変わる。――まさか、気づかれたりしないだろうか。
「電話、誰としてるの?」
「喘いでも誤魔化せるようにしてんの」
「はは」
電車が動き出した。震動に合わせるように、添えられた指も動き出す。燻っていた残り火が刺激されて、また燃え始めた。
『あふっ、』
混雑した車内で、更にお尻を突き出して、手すりに顔を押しつけて荒い息を吐く。気づかれてる。きっと、気づかれてる。回りのみんなが、変な目で見てる。
『もうやだぁ……』
何度もいじられて敏感になっている場所を、飽きずに指先が往復する。さっきみたいな、決定的な一撃は来ない。ただ、少しずつ、少しずつ、吐き出した分また快感をためるみたいに、昂ぶらされているようだった。
ただ、同じ場所だけを触られるので、少しだけ慣れてきたかもしれない。来るとわかっていれば耐えられる。二駅――田舎の二駅は長いけれど、堪えられない時間ではない。
そんな、浅い考えを笑うように、
『きゃっ――ぁ、ああっ』
わき腹に、するりと掌が滑り込んできた。
お尻の指は離れていない。当たり前だ、人間に手は二本あるんだから。
『や、ぁ、ああぅ、』
この季節には暑いブレザーの下、シャツのそのまた下。
『あぅっ、う、あはぅっ』
肌着をめくりあげて、指先があがってくる。敏感な場所を探すように、肌の上をノックしながら、あばらに沿って指が巡り、おへその穴をねぶり、同年代の子と比べても小ぶりな、胸元にまで辿り着いた。
707 :
6 2/5:2008/05/31(土) 21:25:29 ID:w4VLpv9r
「あ、上もなんだ、やっぱり」
そうして、また耳元でささやく。一瞬、意味がわからなかった。上も? 上も、なんだろう。上も、ということは、下も……上も下も、
「う……ん、ぁはっ、つけてないよ」
答えを、『あたし』がつぶやいた。
『やっ……やめてよ! うそでしょ!?』
「何を今更」
ふに、と優しく、胸が掌に包まれた。それだけで、弱い電流が走る。ゆっくりと優しく、お尻をまさぐる指先とはわざとタイミングをずらして、胸をこねられる。先端にわずかに指が触れ、すぐに離れて、また触れて、離れて、
『はぁ――はっ、はぁ、んぁ、ぁあっ』
二箇所から湧き上がる快感で、何も考えられなくなっていく。景色が消えていく。周囲の人たちは、どんな目であたしを見ているんだろう。あたしの声は聞こえていないんだろうか。『あたし』は、変な声を出してないだろうか。気づかれたくない。気づかれたくないけど――
『んぅあぁああぁあっ!』
――そんなこと、きっと『あたし』には関係ないんだ。
人間の手は二本しかない。そのはずなのに、三つ目の快感が下腹部から迸った。ドア脇の手すりに頭を預けて、『あたし』が電話に甘い吐息を漏らした。
「我慢……できねっ」
ぐちゅり、と湿った音が響く。左手が――あたしの左手を、『あたし』が動かして、スカートの中にもぐりこませていた。自分でさえ、ほとんど触れたことのない場所を、容赦なく、自分自身の指先が凌辱する。
『や……っ、やぁっ、やだぁっ……』
「んはっ、はっ、はぁっ、」
亀裂に指をあてがって、前後に往復させる、ただそれだけの行為に、体中が反応していた。何をしているのか気づいているのだろう、痴漢の指も、勢いを増していく。
もぐりこんだ指が跳ね回り、胸の突起をひねりあげ、爪の先が、敏感な部分を弾く――
『やぁっ、あぁっ、んぁああっ、いやあっ』
「はぁっ、んく、あふぁっ、ぁあっ」
あたしの声と、『あたし』の声と、区別がつかなくなる。荒い息と、あえぎ声と、指先の感覚だけが世界の全てみたいだ。
708 :
6 3/5:2008/05/31(土) 21:25:55 ID:w4VLpv9r
「た、たりないっ、もっとぉ、もっとくれなきゃイケないだろっ」
「あ……っそう!」
『んひゃああぅっ』
抜き差しの速度が速くなる。合わせるように、左手が秘裂を開いて、中指がその内側に触れた。
「あぁああっ」
『んやぁあっ、あぁああぁぅっ』
じゅくり、じゅくりと、左手が動く度に、水音が響く。溢れ出た冷たい感覚が、股から腿を辿って、足首まで垂れている。
「あはっ、はぁっ、ひゃあっ」
『んは、あ、ああ、あふっ、ふぁっ、』
遠くで誰かが何か言っているけど、もう聞こえない。腿を辿る液体と、だらしなく零れる涎が、制服を汚していく。体中、快感に犯されていないところがないくらい、全身が震えていた。
「あ、ああ、」
『あぁ、あああぁっ』
その瞬間を計っていたかのように、三箇所から同時に、ひときわ強い刺激が迸った。頭の中を真っ白にする快感の槍が、体の中心を貫いて、突き抜けて、
「んっく……あぁああぁっ」
『んあぁああああっ』
また、あたしは達した。
「はぁ、はぁ、はっ、ふぅ、」
荒い息の向こうで、再び扉が開く。人の波が出て行く。うちの何人かが、軽蔑するような、あるいは好色そうな目であたしを見ていたのは、気のせいだろうか?
吐き出した分だけ人を飲み込んで、また扉が閉まる。ぼんやりとその光景を見ていると、
「今度は、逃げようともしなかったな」
嘲るように、『あたし』が言った。
『……ちがう』
「あと一駅だよ、この楽しみも五分たらずだな」
あと、ひとえき……
長いのか、短いのか、考え始める前に、新しい刺激が、またお尻を襲った。
709 :
6 4/5:2008/05/31(土) 21:26:18 ID:w4VLpv9r
「そろそろ、俺のも頼むよ」
『……え?』
生あたたかい感触だった。掌よりも温度が高い。ぬるりとした、異様な感触が、お尻の割れ目に押し当てられる。
「やだぁ、きもちわるぅい」
甘ったるい声を出して、『あたし』がくすくすと笑った。
なに、これ……?
前を弄っていた左手が、後ろに回される。そうして、ソレを握り締めた。背後から、首筋に吐息が吹きかかる。
……これ。これ、まさか。
『や、やだよ、やだよ? ねえ、やめて、やめてよ、やだよあたし!』
「おそいって」
だってまさか、ここは電車の中なのに、他にも、人はいっぱいいるのに!
「まさか入れようとは思わねえだろ。大丈夫だよ」
『そ、そういう問題じゃ――あぅっ』
左手がソレをしごきはじめると、お返しとばかりに、痴漢の指が前に回る。さっきまで『あたし』の指が犯していたそこを、見知らぬ他人の指が、同じように這いずり出す。
「んふっ、ふぁっ、あぅんっ」
「はぁっ、はぁっ、ふぅっ、」
二人分の吐息が重なり出す。きもちわるい。本当にきもちわるい。きもちわるいのに、
『んぁっ、ああぁっ、いやぁ……』
誰よりも高く声をあげているのはあたしだった。左手が包みこむ体温すら、快感につながっている気がする。
胸に伸びる手が、容赦なく突起をこねくり回す。痛みよりも強い快感が、脳髄を駆け回る。狙いすましたように、下の突起と上の突起を、同時に捻り上げる。
『ぅやぁああっ、や、んふぁあっ』
わざと音をたてるように、割れ目の中にもぐりこんだ指が踊りだす。何かを受け入れるのなんてはじめてだ。はじめてなのに、痛みがほとんどなかった。
ただ、頭の中を染め上げる快感だけが、いくらでも沸きあがってきた。
「んふっ、ふうっ、あふぅっ、ど、どうよ、いきそう?」
「ん……」
『あたし』が動かす左手のペースがあがる。背後から、ちょっと待て、という声が聞こえた気がしたが、聞き入れる気はないようだ。手の中のソレが急に熱くなり、びくん、と大きく震えた気がして、
「うぁっ……」
『ふぁっ?』
掌から肘まで、お尻にもたっぷりと、熱い液体が降りかかった。
710 :
6 5/5:2008/05/31(土) 21:26:40 ID:w4VLpv9r
「あら、早いねお兄さん」
『ふぁ……』
それが何なのか、一瞬の空白の後にやっと悟る。悲鳴をあげようとしたけど、
『んやぁあん!』
反撃といわんばかりに動きだした指先に、それすらかなわなかった。
「んひゃっ、あっ、あっ、やめっ、あぁぅっ」
言いながらも、『あたし』の手は止まらない。吐き出された精液をわざわざかき集めて、自分で体に塗りこみはじめた。皮膚の上から、悪寒と快感が染み込んでくる。嫌悪感すら、たまらなく気持ちいい。
「ちょっ、あ、ああぅんっ、んぁぅっ」
『ひゃ、ひゃあうっ、ふぁ、ふぁぁっ、』
掌にどろりとした液体をのせて、それを股ぐらに押し当てる。痴漢の手が一瞬戸惑って、かまわずに動き出す。痴漢の精液を自分で秘所に塗りこんで、
「んひゃぁっ、ふっ、ふぁっ、ふぁあんっ」
たまらないというように、『あたし』が喘ぎ声をあげる。
……いや、これはあたしの声だろうか?
「ああああっ」
『んぁあああっ』
わからない。もうわからない。下腹部は精液でどろどろで、それ以上にあたし自身の液体でぐちゃぐちゃで、とっくの昔に周囲の人も気づいていて、満員電車の、色んな人が見ている中で、見ず知らずの痴漢に、あたしは、あたしは――
「んぁああああああっ」
『あ、あああっ、やだっ、やあぁっ、おか、おかしくっ、おかしいのっ、なんか、やだぁっ』
快感なんて言葉じゃ表せないような、今まで触れたこともない何かが、下腹部に渦巻いている。解き放ちたい。何もかも放り投げて、これを解放したい。
「や、あっ、ああっ、ふぁああっ、」
『ふぁっ、ふぇぁっ、うぁっ、ああぁあっ、んあぁあああっ』
世界がなくなる。快感と、快感と、快感だけが全てになる。手が震える。携帯電話を持っていられない。視界がけぶる。
だめだ、だめだ、だめだ、我慢――でき、ない……っ!!
「あ――」
『――あ』
目の前の扉が、ガァッ、と音を立てて開いた。その向こうに、あたしの降りるべきホームがある。あたしの帰るべき日常がある。その手前、今にも乗り込もうとする、何人もの人たちの前で、
「『ひゃぁああぁああぁあんっ!!』」
もはやどちらのものかもわからない矯正をあげて、あたしは達した。
膨れ上がった快感が弾けて、解放されたそれは、足と足の隙間から水音を立てて零れだした。ばしゃばしゃと床に黄色い水溜りをつくり、扉から線路へと零れ落ちていく。
揺れる視界の中、ざわめきの渦の中、突き刺さる視線の中、あたしはただ、快感だけを感じていた。
711 :
7 1/2:2008/05/31(土) 21:27:05 ID:w4VLpv9r
「んぁ……っとっとと、悪いねお兄さん、今日はここまでだ」
言って、開いたドアから『あたし』は滑り出た。痴漢が追ってくる様子はない。
「んは……やべ、足ガタガタ」
踏み出すと、人の群れがざわりと割れた。開かれた道を通って、駅のホームをふらふらと進む。何もしていないのに、ただ快感の余韻だけで震える足では、満足に歩けもしないようだ。
好機の視線から逃れて、トイレの中に駆け込む。便器に腰掛けて、ようやくあたしはため息をついた。
「ふぅ、ふぅ、はぁ、いや、よかった、いいのにあたったな」
『……ぁ』
人の波が過ぎてしまうと、終電の終わった駅は静かなものだ。女子トイレの中なんてなおさらだろう。誰もいない、とびきりの静寂が、内側の熱を少しずつ冷ましていく。
そうして、灯っていた炎が消えて、心が冷え切ってしまうと、
『……どうして、』
絶望的な後悔が、津波のように押し寄せてきた。
『どうして、こんなことするのよ、あなた何なのよ! いや、やだ、あんなの嘘だ、嘘だよ……!』
「ははっ、嘘じゃねえよ、車内でお漏らしまでするような奴が何言ってやがる」
『違う、あたしじゃない、あたしじゃないもの!』
「はははっこりゃ誰の体だよ」
違う、嘘だ、嘘だ……!
「ふう」
そう『あたし』がため息をつくのと同時に、世界が『あたし』に向かって収斂をはじめた。視界が虹色に染まって、めまいと吐き気と、言いようのない感覚が襲い掛かる。思わず目を閉じて、おそるおそる開いた時には、
「あ……あ!」
あたしはあたしに、戻っていた。
『いや、堪能したぜ。今回はお前も俺も、いいのにあたったよ』
「な、なに言って……」
『今日は豊作だった。次も、よろしくな』
抗議より早く、通話が切れる。リダイヤルしようと思ったが、そもそも番号はこの携帯電話のものだ。試しにかけてみたが、やはり通話中だった。
「なんなのよ……なんなのよ、これ……!」
膝に顔をうずめて、耳をふさいだ。そうして世界から自分を切り離せば、全部嘘になるような気がした。
712 :
7 2/2:2008/05/31(土) 21:27:27 ID:w4VLpv9r
「う……」
だけど、いつまでもそうしているわけにはいかない。そのうち駅員さんも来るかもしれない。なるべく誰にも会いたくないし、誰とも話したくない。
あたしは立ち上がって、
「……?」
ふくらはぎを伝う冷たい感覚に、視線を下げた。
……見なければよかった。
満員電車で、お尻の穴を弄くられて、自分で前を弄って、そんな状況で快感を得た、その証明のように、白濁した液体と、透明な雫が、スカートの内側から脚を伝って零れていた。
「うそ……だよ」
嘘なものか。
これは現実だ。現実なんだ。
「う……うぁ、あぁ……」
泣くのは、こらえきれなかった。目元をぬぐうこともできなくて、ぼろぼろと涙を零しながら、改札をくぐって、地上への階段を降る。それほど長くないはずのに、その階段は、いつまで経っても終わらないような気がした。
このまま、地の底まで続いていくような――そんな気がした。
713 :
690:2008/05/31(土) 21:28:16 ID:w4VLpv9r
おわり。
お目汚ししました。
乙。マジ乙
てか、普通にレベル高くてワロタwwwかなり慣れてる感じだし、文体からして
>>686の人?
なんという力作
716 :
686:2008/05/31(土) 22:21:46 ID:lwz8gar5
>>714 全然違います。負けてますorz >690さんGJです。
>>690 超GJ!
貴子さんの活躍に期待したのは俺だけではないはず
やべぇ
半端なく凄いのが来た
みwなwぎwっwてwきwたw
719 :
690:2008/06/02(月) 22:22:58 ID:Eb6hnQkL
どもっす。お褒めにあずかり光栄です。
発火剤として書いたもんなので、誰か燃え上がってくれたらいいなと思った。
>686さんとは別人です。軽く読みやすいノリを見習いたいところです。
龍如くはやらんかのー
誤爆スマソ
新しい動きがあったかと思えばこれだw
>>690はいいものだしてくれたが、つづかないね…
だよなぁ…
力作は超GJなんだけど、その分後続も気が引けちゃったりして
スレ趣旨的に、付ける絵を描いてくれる人はいないんかな?
募集すれば、描いてくれる人もいるんでない?
ただし、憑依の振りして束縛系を書かせるネタでなければ。
あれはあれで充分憑依だといえるだろ。
確かに若干ツボははずしてるが
727 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/06(金) 16:46:22 ID:f4rQ+3tA
IDにeかEが入ってたら、週末に何か描く
728 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/06(金) 18:45:13 ID:1jYjoSBF
てすと
729 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/06(金) 18:45:54 ID:wepi6VfC
どれどれ
730 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/06(金) 18:49:10 ID:wepi6VfC
\(^o^)/
では私も
では
どれだけの人がROMってるんだと思いつつ俺も。
てすと
おまえら投下されたかとおもったじゃねーかw
週末は大盛り上がりだな
738 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/07(土) 00:10:13 ID:MNy2c7D5
てす
>>739 物凄いツボないいテーマだとは思うけが、ハードルが高すぎる予感
漫画かSSじゃないと厳しいような
ネームなりSSなり上げる人がいないと始まりすらしないんだぜ
このスレ的には、SSはイラストの燃料としての位置づけなんだよな?
イラストがつかないようだと、SSの投下もなくなっちまうんじゃねーの
だよな
せっかく良いSSが投下されたんだから…
おまえらが書いたら俺も描く
では、ワシもルールに従ってIDに該当文字が出たら描くかのう
(´・ω・`)ショボーン
上手くいったら、看護婦(今は看護士か)もののSSを要求して描く予定だったのに…
また今度だな…。いや、SSが上がれば描…ん?こんな時間に誰か来たようだ。
てす
>>747がやる気になったようだ
あとはSSがあがれば…
どうせ描く描く詐欺だろ
おまいら、二次創作なら何がいいと思う?
かのこん
ぬるぽ
ガッ
>>757 ちょwww
お前、なんだその仕事っぷりは
>>757がGJすぎるww
やっぱり憑依は一枚完結が合ってるな
てか、こういう感じの何気ない手書き風の絵が堪らなく大好きなのは俺だけか?
>>757 GJとしか言えんwww
俺もこういう手書き風の絵は好きだぜ。
(*´ー`)ふぅ・・・
これからは『ぬるぼ→ガッ』のやりとりを見るたびに
>>757の絵が思い浮かぶわけか
>>764 お前がそんなことを言うから完全に俺の中で定着しちゃったじゃないか
いや、これはこれでいいかもしれないけどwww
ぬるぽっ
ほ
も
さ
ぶ
772 :
686:2008/06/21(土) 12:00:37 ID:qum2lAtA
>>772 GJ、今から読む耽ってくる
これで今週末は安泰だな。感謝
774 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/21(土) 13:49:58 ID:DMaNMPQT
>>774 その疾風の如き仕事っぷりに乾杯
いや、マジで凄いな
なんでロリ変換されてんのw
>>775 >774の画像はSS投下される前に既に掲示板に張られていたんだが。
>>777 ああ、そうだったのか。改めて考えてみたらそりゃそうだわな
>>779 ロリに憑依もしくはロリが憑依…ゴクリ…。
俺はパターンAを断固支持したい
パターンBも捨てがたいですよ
書き込み秒数が素数なら、何か描きたい
1とはまたすごいw
素数じゃない…
>>785 本当だ、凄いなww
これは運命を感じずにはいられない
秒数以外は素数で、投稿した本人も吹いたんだぜ
キャラ考えるのメンドイから、二次創作でなんか原案貰えれば、
週末を有効利用するかもね
おお、有志が現れたか
二次創作か…既存の作品で♂→♀憑依ってミストバーンぐらいしか思いつかないよな…。ミストが男かどうかも微妙だけども
キャラ案だけでいいのなら、個人的には女子高生キャラ(このみんとか)を推したい。
>>757みたいに憑依の事前、事後が描かれているならば恐悦至極
もういっそ、かがみんとかつかさとか、らきすたキャラでお願いします
親父に憑依されるこなたとか
憑依されたつかさに弄られるかがみんとか
…タマラン
らきすたで抜くのはなんだか駄目な気がしてしまう今日この頃
カーくんに憑依されたアルルを見てみたい。
コダックに憑依されたカスミとか。
>>790 MITEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!
>>791 ゆうき君で頑張った俺なら問題ないんだぜ?
メタモン萌え・・・いろんな女のコに変身させて・・・
>>794 憑依ではないがこれは同意せざるを得ない
メタモンで抜いた
ハルカやカスミに変身してもらおう
>>790 昔TSF支援所にそんな感じのSS投下したことある。憑依というか時間を超えてこなたと親父の精神がシンクロしたという話。
798 :
783:2008/06/29(日) 20:48:52 ID:jJWnVNS7
ふざけ半分でブートキャンプしたら全身が痛くなった…
ちょっと時間をくんろ
ブートキャンプwww
>>800 こなた冷静www
いいぞ!いい感じだ!
>>800 こなたwwww
オトウサンイイヨイイヨー。
タケシ何やってんだよwwwwwwwww
>>792 催眠をかけられてパウワウになるカスミならアニメでやってた
>>805 GJ!
スレチだけどメタモンいいぞもっとやれw
809 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/06/30(月) 20:48:29 ID:V+4ENWNI
794だが
>>805感動した!
メタモンいいぞもっとやれ!
中って事は・・・・中ですよねごくり
それこそゴースやゴーストが憑依したり
コダックやヤドンが精神シンクロで体を乗っとりそうだw
アニメでナツメ対策にサトシがゴースト捕まえる話ではサトシとピカが幽体離脱していたなw
あのときサトシがカスミに憑依する妄想をしたのは秘密だ
入れ替わりならマナフィにお任せ
ハートスワップが失敗して片方に両方の魂が宿ってしまったら
それは憑依といっていいかな?
ぬるぽ
いやー
完全に乗り遅れましたね…
タイミング的に次の機会の方がよさそうな?
www.dotup.org/uploda/www.dotup.org18002.jpg.html
乗り遅れにはまだ早いz(ry
久々に憑依kが更新されてたがあの絵は良い物だ…。
情報サンクス久しぶりの更新だな、早速見てきたがあいかわらずいい仕事だな
憑依した体を記憶操作するというのは時々見るけど、憑依された者の精神を憑依者の
精神に染め上げるというのも結構萌えそうだな、染め上げる前の記憶や人格も残ってて
憑依者の人格も混ざってるというやつ、他にも憑依した者の魂や人格、記憶を食って
憑依解除した後は操り人形にできるというのもいいな
>>820 なんの!
乗り遅れなど存在しない!
つかさに憑依してかがみととか、
かがみに憑依してうっしっしとか、まだまだ妄想が止まらないんだぜ?
>>820 大丈夫、ここでうpして流れを元に戻すんだ!
800も805も、支援として描かれたのを忘れるな!?
誰か800と805を再うpしてくれないか…?
頼むっ…!
ぬるぽ
800と805の再うpの話なら、神以外は無理だぞ
楽しませてもらってる者のマナーだ
833 :
805:2008/07/05(土) 19:01:28 ID:0Ld0RT8x
なんかワロタw
こ、これはすごいwww
>>833 おおー再うp&新作ありがとうございます!
なかなかいいね!
ギャップがいい…
837 :
800:2008/07/06(日) 11:32:16 ID:0zrcP0HA
つかさもやられてるのかよwww
ねーよwww
クマとパンダくらい
リチウムとナトリウムぐらい
かめはめ波とギャリック砲ぐらい
マジレスすると、つかさとかがみくらい違う
憑依kのサイト見れなくなってるね、どうしたんだろう
と思ったら引越ししてただけか
せっかくらきすたネタあげたんだから、七夕になんか描けばよかった
反省もこめて、なんかリクエストあったら描こうかー?
>>848 女子高生からロリに憑依するシーンが見たいです先生。
こなたがかがみに憑依して好き勝手をキボンヌ
更にかがみをこなたに無理矢理に憑依させて、自分に攻めらるとか…
おおおおおお、
>>850が良いこと言った!
それ見たい!
それ見たいぞぉおおおおお!!
雄犬に憑依されて、雌犬にマウンティングしたり
電柱に用を足してるOL
らきすたもいいが、動物憑依の二次創作も少ないから見てみたい
もうなんでもいい!
>848の力で1000まで…ら、らめぇ、いっちゃ、いっちゃうーーーー
そうじろう→こなた→かがみ→つかさ→みゆき→みゆき母・・・とか身近な人から転々と・・・・
858 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/07/12(土) 10:47:51 ID:gXCil2G9
こなっ、GJ!
>>857 GJ!!
今までの中でもこれは特に素晴らしい!
>>857 おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぅ!!!!!!!!
GJ!
GJGJ!
GJGJGJ!
GJGJGJGJ!
あなたが神か!
こんな素晴らしいものが見れて感動した。
というかこれだけで100モエーはある!ご飯百杯イケる!
興奮して何が何だかわからなくなってきたけど、
これだけ要望とクオリティを実現してくれると嬉しすぎるぜ!
>>857 上で色々書きすぎて引いてしまったかもしれないけど、
本当に良かったよ。
続きを同人誌で出すならお金を出して買っても良いと思えるくらい良かった。
うーん、この画風たまらん。実にたまらん
こうなると氏のオリジナルのキャラの絵も見てみたくなってしまうのが男の性なんだども…
以前オリジナルの絵で書いてあるのを見たことがあるような……。
ほ
ほの字
母親に怒られた幼稚園児の男の子がふて寝したらなぜか幽体離脱。
母親を脅かそうとしたら憑依してしまう。
そして母親の体が気に入ったのでずっとそのまま…
ふーん、で?
続きはWebで
このスレをずっとROMってた女が通ります
しっかり戻るとこまで描いてあるのが良いです!!
GJ!!
>>875 タケシという字をみて、ジャイアンを
思い出した俺は・・・orz
J( 'ー`)し タケシ・・・
>>875 あと、この後父親(旦那)と一線を超えたらと思うとドキドキしますな
キャッチャー
ほす
882 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/08/05(火) 12:35:02 ID:54KAOq3T
あげ
| △ ,、 △ ょぅι゛ょι=
|´д`) ァ (・∀・| υょぅぃ
|- ) ,、 . ( - | ιょぅょ!
|y ァ ゙ノ|
∞
('-' )
( ノ)
' `
ドゴッ
∞ △ ぅゎ ょぅι゛ょ っょぃ
( '-') 、(;´д`)
ノ、 )= 三 ) )\ Σ △ ぉぅ… ぁぁぁぁ…
〉 ζ´ (∀・;)
⊂゚:::。 / ノ )ゞ
誰か…憑依成分の補充を…。
親鳥に見捨てられた巣へようこそ
この餓死した雛鳥はサービスだからゆっくりしてってくれ
雛鳥に憑依して生き返ってょぅι゛ょにナデナデしてもらうわけですね
あわよくばょぅι゛ょを乗っ取ると。
ヒヨコや鶏がいろんな女性に憑依して町はパニックに
お前ら、夏休みの宿題ってことでSSでも書いたらどうだ?
いや別に絵を描くとかそういうのじゃないけど
889 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/08/12(火) 23:04:48 ID:zNqapyQC
パワー、フラップとめな
憑依のSSスレはないのな(´・ω・`)ショボーン
んじゃ、下手なSSでも書こうか?
主人公がペットの犬に憑依したら押し出された犬の魂が主人公の彼女に完全憑依するとかいいな
動物が憑依するのが好きな人と人間が憑依するのが好きな人では
確定的に明らかに溝があるように思う。
憑依されてる人間の意識は あったほうがいい? ない方がいい?
どちらにもそれぞれの利点があると思うんだが…俺はあった方がいい派
ない派
あると罪悪感みたいなもんを感じてしまう
意識があると被害者の心の声を自分で口に出来るから
いいけど、
やっぱり意識ない方がいいかなぁ。
ある派
支配している感が増してグッド
>>895 俺は両方好きだが
まあ、人間の方が好みではあるけども
>>896 無い方がいい。というか有るとその時点で駄目だ。何故かはわからんが
有りだと憑依というより入れ替わりに近いノリになってしまうような気がする
まずねこに憑依されることがありがちじゃねーよww
動物が女性に乗り移り精神同居状態に。
そして女性の魂から色々情報を読み出して女性の体で好き勝手するとか萌える。
その間女性の魂は見ているしかできないとか。
憑依ネタ好きの俺だが、動物憑依は何故か引いてしまう
悪戯好きの男の子が美人の担任に憑依、口だけを乗っ取り好きな事を言わせ放題。
えろくてGJ!
一人の女性にたくさんの魂が憑依して、みんな別々の部位を操作しているとかいいな。
一人でたくさんの女性に憑依してみんな別々に操作してレズると聞いて。
おまんまんランド開演と聞いて
こんな奴等ばかりだから、このジャンルは絵師が居着かない。
>>909 GJ!
本人が嫌がる描写も憑依の醍醐味の一つだよね。
ピーチ姫にクッパが憑依して、クッパの目付きでガハハと笑ってもらいたい。
917 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/08/22(金) 23:53:58 ID:FcgvcXbi
おっさんに憑依されて居酒屋でシーシーする品のある美人でも可
918 :
916:2008/08/23(土) 00:02:03 ID:ApMDH5HX
ピーチ姫にヨッシーが憑依して、いつもの調子でクリボーを飲み込もうとして苦戦するとかも萌える
919 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/08/23(土) 00:12:08 ID:C+Mv+KAo
じゃあクリボーに憑依されて( ゚д゚ )なデイジーでも可
>>916-919 締めは持ち主の魂の叫びを無視しながらおっぱい揉んだりあそこ弄りで決まり
921 :
686:2008/08/23(土) 13:34:12 ID:JTE+4oAr
922 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/08/23(土) 13:49:48 ID:C+Mv+KAo
バーローw
GJ
意識が有るのはツボではないのだけども、普通に面白いので全力GJ
925 :
...φ(・ω・`c⌒っ:2008/08/27(水) 00:08:56 ID:DkfCeImC
>>918-919 ずーっと憑依していたら、体の持ち主の魂と癒着して一つになり、新たなる人格に。
>>927 はい。ロリくなっちゃいましたが女教師です。
>>908の書き込みを少し参考にさせてもらいました。
929 :
690:2008/08/30(土) 04:50:26 ID:K3JxPM5J
SSでも書こうと思うんだが、いいネタない?
よければ俺の背中も…
絵でも書こうと思うんだが、いいネタない?
好奇心旺盛な男の子に体を詮索されるシスターさん
男の子の霊に憑依されて、だ。
間違えました
過疎ってるな
しりとりでもして埋めちまおうぜ
ゼノギアス
月見そば
バーニングファイヤーソード
>933はまだか・・・・
どどんぱ
パパイヤ鈴木
>929もまだか…
気弱な女子高生
ボケガエル?
確かに夏海に似てるな
続けるのかどうかしらんが 淫乱娘
わざわざ埋めなくてもいいじゃん。
というか、ネタになりそうなSS書いてる途中なんだよな。
ちょ、ちょっと待って。埋めちゃうのかよ
埋め
だからなんでわざわざ埋めるのさ。悪意すら感じるぞ
悪意とかwww
このスレがあるから今日を、明日を生きていけるんだ・・・
梅
次スレ目からはなんて呼ぶのだろうか、1憑きじゃ語呂が悪いし
900ちょっとで埋める意味がわからないし、しりとりやりたいならどこか他所でやるといいよ
そんなのどうでもいい。あんた自分とこやれ。
え?このスレ終了なの?
ええと次に憑依するスレは・・・と
ん?オマエ(
>>957)か・・・・
後残り20スレ足らずだ・・・覚悟しておくんだな・・・くくく
埋め
どうした、スレ埋めを止めないのか?
それとも気付いたか?
止めていいのは創作する覚悟がある者だけだと!
GJ!だが埋めない派の女が一人でもいるのか?ここにw
生めない女と聞いt(ry
体を使われるより埋められるのが嫌とはw
誰うま
974 :
金バエ ◆GOLD/zsmgE :2008/09/12(金) 23:17:04 ID:bLdvZq/E
(´・ω・`)無職埋め
このスレを…僕が埋める!
動物憑依以外のリクをガシガシ受ける…かもしれない
スレ埋めついでにつきノークレーム、ノーリターンで><
女子高生に憑依した黒柳さん
埋めるより埋まりたい
ツンデレに憑依してぇ
もし、死んで霊になって憑依できるようになったとして
このスレの連中がそれを知ったら全員自殺しそうだよな、もちろん俺もそうする
980 :
975:2008/09/13(土) 21:05:09 ID:QDaafOGJ
表意されてみたいやつはおらんのか
>>980 助けを呼んで出して貰えば良いじゃねーかw
と思ったがピクリともしない本体が病院行きになってしまう…。でもナースに憑依すれば(ry
埋めちゃらめえ
そろそろこのスレも終わりだけど、
>>857の人には本当にお世話になりました。
堂々の殿堂入りで、
頻出フォルダで活躍してもらっています。
わがままだとは思いますが、もし二次創作からき☆すたで次があるなら、
今度はこなたとかがみとつかさで、
憑依した相手に意識をコピーしてみるとか、
>>857と同じように別の身体に入れちゃうとか、
そういったシチュとか見てみたいですね……。
俺は
>>980の人にお世話になりました
前の携帯忘れたおにゃのこのやつこっそり再うpしてほしいくらい
最近、なんか活気付いてきて嬉しいな
グリーンアテンダント辻堂みどりに憑依したい。
>>987 イラストGJ!
そして、元気があったら是非ともお願いします!
意識をコピーというのは、
憑依した相手から抜ける時、相手の身体に自分の意識をコピーして残しておくことです。
例えば、
AがBに憑依→AがBの身体に意識をコピーし、自分の身体に戻る→
Aの意識を持つBの身体(つまりBがAに憑依されているのと変わらない)と
A自身の身体で色々と楽しむ、といった感じです。
自分としては複数の人間が出るときに使うとより嬉しい感じの方法だと考えています。
らき☆すただと、
つかさの身体に入れられたかがみ→こなた・こなたの意識がコピーされたかがみの身体、とか
こなたの身体に入れられたかがみ→こなたの意識を持つかがみ・つかさの身体とか、とか。
……長文になってすみません。
今この状況は、リクエストがほぼ通るパラダイスと見た…!
幼児に憑依されてお漏らししてしまうシチュを是非!
(´・ω・`)