私は家からでて左手の方向に進んだのを覚えている。そのほかはただ適当に歩き回った。
どうせ周りには田んぼしかないのだ、自分の家が見えていればにそこに向かって歩き出せば
家につけると思っていた。だが、その考えが甘かった。
歩き出していくらほど時間が経っただろうか、目の前に森が見えてきた。
遠くから見ていれば何ともない森だったが近くで見るとなかなか不気味だ。
私は不安に思いながらも獣道にそって足を進めた。
森の中に入ってみるとなかなか薄暗い。だがそんなところが私の好奇心に火をつけた。
今思えばなぜそんなことをしたのだろうと疑問に思っている。だが子供だった頃の私は恐怖心より遥かに好奇心が勝っていたのだ。
私は道を覚えることもせずずんずん突き進んだ。
しかし、何も見つけないまま30分は経っただろう。退屈に感じてきた私は家に帰ろうと思い森から出ようとした。
だが帰り道が分からない、そのことに気がついたのだ。
ただ一面に森が広がっている。そのことが私の方向感覚を狂わせたのだ。
まわりが段々暗くなっていく、それだけでも私の恐怖はどんどん膨れていった。
もう完全に夜になっただろう。もう見えるのもはほとんどない。
ただ暗闇が漂っているだけ、それだけでも泣き出しそうだった。
そのとき、遠くのほうでなにかの明かりが見えた。
私はその時、両親が探しに来てくれたのだと思い大きな声をだし母の名前を呼んだのだ。
わたしが声を出したと同時にその明かりは険しい森の中をすごい速さで私の元へ向かってくる。
これは両親じゃないと分かったのはそいつが目の前に現れてからだった。
そいつの姿は人の形をしているが────見た目は… 遊園地にいるきぐるみだ。
だいたいウサギの形をしていたのだろうか、頭のところに耳がついていたらしい。
そして、なぜか堤燈を持っている。これがさっき見た明かりだろうと一人で納得しているうちに
そのウサギがこちらにゆっくりと歩いてきたのだ。
私はなぜこんなところにウサギがいるのだろうかと疑問に思った。
が、ウサギのほうはお構いなしにこちらのほうに進んでくる。
近づいてきてだいたい1メートルのところでぴたっととまった。
そしてゆっくりとその手を私の肩へ伸ばしてきたのだ。
私はつかまるとやばいと直感で感じ取った。
向かってくる手から逃れるよう身体をひねりながら後側に思いっきり走った。
ただただ走った。うしろからウサギがついてくるような気がしたが、怖くて確認できない。
しかし、そのことで更に森の奥へと進んでいるとは思いもよらなかった。
疲れて走れなくなるまで走った。ただ走りきった。
もう走れない、そう思ったときにゆっくりと振り返ってみた。
どうでも良いけど、つまらない駄文乙。
('A‘ )サイコホラーって何だろう・・・
('A` ) 半角と全角間違えた。
>>961 ありがと。漏れの暴走を止めてくれて。
これだけ最後に言いたかった。
>>961 肝心のオチの部分で茶々をいれては遺憾。
967 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 00:49:01 ID:WiJYggzd
象を一撃で倒せる俺も、
可愛いウサギを躊躇無く握りつぶせる師匠には勝てない。
まで読んだ。
じゃあ、書き出したのに途中で止めるのも味気ないので続き書きますね。
まだあのウサギがいた。しかも動いた形跡はない。
私は目を疑った。あれだけ走り回ったのになぜまだこのウサギがいるのか。
私はその場にへたりこんでしまった。
まるで自分の背中にぴったりと張り付いて離れないようなそんな気がした。
そしてもう動けない私に向かってゆっくりと近づいてくる。
もうだめだと思ったそのときウサギが私の腕をつかんでこう囁いたのだ。
971 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:00:38 ID:WiJYggzd
もうだめかもしれんね・・・・・・
…と…てい…よ。
何をしゃべったのか、私には理解するほどの冷静さはなかった。
そのあとウサギはゆっくりと立ち上がり私から数歩離れてそこでぴたっと止まった。
何がおきたかをよく理解していない私はただウサギを見る事しかできなかった。
逃げようという気持ちはとうに削がれてしまっていた。
ええい止まってるぞぅ
もっと、もっと埋めるんだっ
975 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:10:34 ID:WiJYggzd
さん と すそんな前に出 てい かなくていい よ。
976 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:11:29 ID:WiJYggzd
ああ また ボール とられて もうた
とにかく森を出たかった。そうすればこの変なウサギもついて来なくなるのではと思った。
ただひたすら出口に向かって歩きつづけた。それでもウサギはついてくる。
ひたすらぴたっと私の後ろ2メートルぐらいと所から離れない。
私がウサギのほうへ進むとウサギは私から遠ざかっていく。
ずっと一定の距離を保っているようだ。
私はウサギを無視することに決めた。はじめてみたときはかなり怖かったが
近づいてこないと分かると恐怖心がすこし減っていった。
このウサギなら森の出口を知っているかもしれないと思ったのはそれからしばらく時間が経ってからのことだ。
私は試しにウサギに声をかけてみた。・・・しかし返答はない。
私はあきらめて歩きつづけることにした。
どのくらい歩いただろうか。
突然、私の目の前が開け、眼下に見覚えのある町並みが見えた。
ああ、出口だ……
ウサギを尻目に森を出ようとしたその時
私の目に映ったのは、
首の無い母だった
私があわてて振り返ろうとすると頭部に強い衝撃を受けた
薄れゆく意識の中で私は全てを理解した
(ああ、あんただったのか)
記念コンテファイター
しかし、一歩目を踏み出したとき、ウサギの顔が頬のすぐ横にあることに気づいた。
わたしはかなり驚き、その場でしりもちをついてしまった。
ゆっくりとこっちに顔を向けたウサギは私と目線の位置をあわせるようにしゃがみこんだ。
私ははじめてウサギの顔をじっくり見た。作られた当初は綺麗だったろうに、今では色が禿げたり、所々に泥がついている。
よくみると、口の所にぽっかり穴があいているようだが、あたりはまだ暗いので中までは見えない。
>>979 そっちのほうが面白い展開になりそうな気がする。
(´・ω・)師匠、これはコピペなんです。
ウサギはゆっくりと私に手を差し出してきた。
これは手を取れという意味なのだろうか、しばらく考え込んでいるともう一度手を伸ばしてきた。
私はついその手をつかんでしまった。つかんだ後で取って食われたりするんじゃないだろうかと不安になったが
つかんだ手を引っ張って立ち上がらせてくれた。
あとちょっと!
何このスレ
もうすぐ終焉だ
お、なんだ。えらい賑わってんじゃン。
ヨーイチ、随分人気あんだな。
じゃ、そろそろ次スレの準備しとくな。
私はウサギが見せた意外な優しさに呆然とした。
私を立ち上がらせたウサギは、空いたほうの手で向こうの方向を指差した。
ウサギに少し親近感が沸いた私はその方向へと進んでいった。
10000ゲットだぜ!
ヨーイチを通じてこんなに沢山のfriendsと知り合えた事、
俺はforever大切にしたいんだョ。
私はウサギと歩いていった。手をつないだまま。
歩き出して1時間ぐらいの所で明かりが見えた。おそらく街頭の明かりだろう。
私がその方向に進んでいった。
ついに森の出口が見えた。
お絵かき・創作板出身のよーいち
どこかで散る!
やった、やっと出れたんだと思い森の外へ出ると、ウサギが手を離した。
いっしょにこないの?とウサギに話し掛けるがウサギは首を横に振った。
100000!
999 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:45:42 ID:WiJYggzd
そしたらウサギの首がとれた。
断面は霜降りでうまそうだったよ。
いや、実際旨かった。
1000 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 01:45:51 ID:26QUiPzV
10000!
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。