大韓帝国ニダ
アホかよw
そんな時代ねえよw
ニダ
確かに初期の伊坂幸太郎テイストの作品ですねぇ。
最近作風変わりましたもんね。
小気味良いテンポで進む会話が楽しいです。
個性の強いお父さん四人と多恵子のキャラも立っています。
「この作品と似たような設定の小説や映画がある」とあとがきで作者が言っていますが、それは気にならなかったです。
色々と張った伏線もちゃんと最後には説明されました。ただちょっとどたばた感があったかなぁ。
その伏線なら無しでも良かったんじゃない?と言うのがいくつか。
とは言え設定とキャラ立ちだけでも良む価値あると思いますこのような作品はもうあまり書く気がないみたいですから。
星四つ。たまにはこう言うテンポ重視の作品も書いて欲しいなぁ伊坂第一期集大成作品(本人談)。
伏線の張り方とその収斂のさせ方、交錯する日常と非日常のリズム感、
愛すべきキャラ達、陽気なギャングシリーズのような
エンターテイメント性もあり、いつもながらに面白い。(父親が特攻野郎Aチームに見えてしょうがなかった笑)
ただ、ページ数に対して本筋から反れた枝葉が多く、
初期のようなスマートなストーリーに比べると
粗いという印象もあったので3つ星。
作者があとがきで述べるように、『ゴールデンスランバー』〜『SOSの猿』とは何処か雰囲気が違った。バイオレンス描写が少ない。
最近の伊坂作品は作者自身が未知の領域へ足を進める過程だっただけに、本作のような昔を懐かしめる作品は非常に嬉しい。
作者自身が苦悩し、成長していくなかで、1ファンとしては、『オーデュボン』等前期の良さと後期の切れ味を生かした折衷案を望む限りです。
父親が四人なら、失ったときの悲しみも四倍。
アブノーマルな家庭愛を描いた、良い作品だと思います。楽しい作品でした(この著者の、前・前々作がどうも不完全燃焼だったので余計です)。
作中に出てくる男性たちがとても素敵。
主人公、そしてどのファーザーもカッコよく、動作にセリフに惚れてしまいます。
伊坂さんは本当に魅力的なキャラクターを描かれます。
続編、出てこないかなあ。母親と父親と俺の、6人暮らし
「もし、俺が部屋に閉じこもったら、勲さんはどうする?」
「お前の閉じこもっている部屋の外壁を、工事車両でぶち壊す。いくら部屋に閉じこもったところで、外の壁を壊してしまえば、そこはもう部屋じゃなくて、外だろ。」
「苛めってものは絶対になくならない」
「どういうこと」