【鈴木みら乃】エイ・ワン・シー総合スレ 6匹目

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358名無しさん@ピンキー
ある本を読んで知った本ですが、おもしろくて夢中になる本です。推理小説を好きな人には是非読んでみてほしい本。
が・・・何故か読んでいると眠くなってしまうという不思議な本でした。
普段、本を読んで眠くなるなんてないのに。あらすじ等を書くと色々つまらないので、興味があったら調べてみて下さい。
謎だらけの毒殺事件。推理クラブのメンバーが発表していく推理。それをひとりずつコテンパンにやっつけながら、思考が深まっていく過程が面白い。皮肉たっぷりの人物描写とオチも好み。
#面白かった。色んなミステリーに影響を与えているんだろうなあ、としみじみ。プロットの構成が素晴らしいです。推理合戦。ちょっと推理小説を批判してるところが良いです。
確かに、と思わされました。昔の英国のいい雰囲気で、まるで物語の世界みたいちなみに私は、バレンタインということもあって手に取ったんですが、内容は全く関係ないです。
2010年01月16日 09:56 新製品の試食用として送られてきたチョコレートを食べたベンディックス夫妻。そのチョコレートには毒が混入されており、夫は一命を取り留めたものの妻は亡くなってしまう。
 そのチョコレートはそもそもペンファーザー卿に送られたもので、それをベンディックス卿がもらったのだった。
 スコットランド・ヤードもお手上げのこの毒入りチョコレート事件を解決しようと乗り出したのはロジャー・シェリンガムが会長を務める「犯罪研究会」の面々。
 警察が得た情報を会員全六名に平等に公表し、一週間後、一人一晩ずつ割り当てて各々の推理を発表・討論することになったが…。
 会員が一人ずつ発表、ということで最後に発表する人が犯人を当てるのだろう、と予想はつくのですが、六者六様の推理合戦は面白かったです。
 犯罪に使われた送り状の紙、タイプライター、死因のニトロベンゼン等の入手経路から被害者夫妻とペンファーザー卿の性格や人間関係まで様々な推理が理論的になされます。
 最後に発表するのは作家や弁護士といった肩書きを持つ会員の中で唯一無名の平凡な男。
 すでに結論が固まりつつあった場を今までの推理をまとめながら新たな解決へ導いていく終盤はイッキ読みでした。
 本書は一つの事件に対し複数の解決が示される「多重解決」モノの草分けとなった、著者の代表作。オススメの一冊です。
359名無しさん@ピンキー:2010/04/08(木) 10:04:58 ID:???
 う〜む、面白いんだけどなにぶん日本語訳がちょと古いのかなあ?遠回しな言い方が多くて、なんか読んでるうちに眠たーくなってきて、気が付くとおんなじとこばっかり繰り返し読んでる・・・みたいな(爆)

まあ、最後はうそっ!こいつかい?!という展開、やはり名作です。貫井徳郎さんの「プリズム」がこの本が下地みたいなので、こっち読んで、それからもう一回読んでみます!
6人の名探偵たちが一堂に会して一つの事件を研究し、それぞれの推論を発表するという実験的ミステリ。

まぁでも舞台が動かないのでかなり地味ですw
あとじゃっかん哲学的な表現が多くて、それを翻訳に介してるので読みづらいですふらふら

毒の入ったチョコを何も知らずに食べてしまった悲劇の夫婦。
探偵たちは調書のみをもとに、推理バトルを展開させ、事件を解決に導きます雷
パーティの参加者全員が「死んだらええねん」と思っている女が見事に殺された。はっきり「ザマミロ」と公言してはばからない関係者たち。空回りする探偵。意地悪なバークリー節がたまらない。
こんなにスカッとしたオチ、見たことない!!ブラック・ユーモア・ミステリー。ロジャー・シェリンガムもの。今回、被害者が殺されてみんな幸せ・・・
パターンだが、下手をするとロジャーやその友人が殺人犯として疑われそうなので、何が何でも自殺だったという方向へ持って行こうとロジャーが奮闘、ついでに真相探しも行うがロジャーが行き着いた結論は・・・しかし読者にしか判らないドンデン返しが・・・。
結局、ロジャーは真相に気付かないままか。
最後の一行は大爆笑