夕ご飯のあと、少しばかり心気を澄ませ(何しろ大きな声を張り上げねばなりませんからな)、
『さあやろうか』と言って、やおら立ち上がると玄関に向かいます。抱えた升の中から豆を一握りして、
戸口に控えた家内に『さ、開けえ!』と声を掛け、さっと開いた所へすかさず、
握りしめた豆を投げつけて、咽も裂けよとばかり、『鬼は外!鬼は外!』、
家内は『ごもっとも!ごもっとも!』、ぴしゃりと激しく音を立てて扉が閉まると、次は内を向いて、
『福は内!福は内!』、『ごもっとも!ごもっとも!』。次は裏口で、『さ、開けえ!』、‥‥。
と、まあこんな所がこの行事の一番のというか唯一のハイライトなんですが、
別に鬼の面をかぶって逃げ回るというような事はありませんので、後は年の数だけ豆を食い、
家内は家中の豆を拾い集めて終りになります。
どうも節分は行事といってもただこれだけの事で、余りに簡単で、
いささか拍子抜けしたような気分は毎度のようにしておりましたが、
子供の頃を思い出しても、これ以上に何かしていたという記憶が有りません。
まあ昔からこんなものだったのでしょう。
しかし二月というのは、まったく連想のきかない月ですな、他に何かありませんか‥‥?
そう旧正月というものがありました、‥‥。
しかし、子供の頃の記憶がもう余り残っていませんので、‥‥。
大人たちは皆忙しそうにしていましたが、その他は何も思い出せません。
やはり旧正月もやめにしましょう、
イングリッドってアサギの世界と繋がってたのか
ティンコ祭りにして嫌がらせしようぜ
うんこうまうま
>>1 チカラ
それ本気で言ったのか・・・?『眼』あるなら示せ
本当なら俺の中の闇を開放するが――――