IDにエロAAが出るまでエロAAを貼り続けるスレ

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465名無しさん@ピンキー
パピコ
466名無しさん@ピンキー:2007/04/10(火) 23:45:52 ID:c+Un/whd0
           |`ゝ
 ドッキング    _//´
       / :;/'
     _/@,;)ゞ
  _/;@/ ̄
  /",:;ン   にぼし
__/,/
`V
467名無しさん@ピンキー:2007/04/20(金) 06:44:43 ID:y3yibipFO
         _,,..,,,,_
        ./ ,' 3 `ヽーっ
        l   ⊃ ⌒_つ
         `'ー---‐'''''"
468名無しさん@ピンキー:2007/04/21(土) 15:19:23 ID:+Q+IsvLT0
               ,;''';,
              ,;'  ';, ,.,.,,.,.,    ,,
              ,;'   -‐   `"' ;' ';,
             ;'    ●       、',
             ;      ( _ ,   ● .;
             ,'、       `ー'   ;'    のんびりやろうや。
             ;' ,             .,; '
        ,; '' ;, ,;', '        " "';
       ;'   "              :; . . . . .
       ;:  ,            '" " ;'  :;:. :. :. :. :.
       ' 、,.;' 、,.,.  )(      ; "''''".: .: .: .:.....
        .: .: .: .:`"'' - 、,.,. ,,.,.,;'  ;'.: .: .: .: .: .....
           ...: .: .: .: .: .: .: .: 、,.,.;'.: .: .: .: .:.....
             ....: .: .: .: .: .: .: .: .: .:.....
469c⌒っミ `Д)っφ ◆CaKkuEV3EI :2007/05/24(木) 18:32:04 ID:IhyD6u8S0

   ∧_∧ [  ]
    (・ω・)丿
.  ノ/  /    ッパ
  ノ ̄ゝ

もう、なにがなんだか。。。
ttp://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/pictograph/tool/
注意事項
ttp://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;417636
実行は自己責任で・・・
470名無しさん@ピンキー:2007/06/22(金) 18:15:45 ID:OXcO64fU0
>>469
死ねよ気違い粘着コテ
471Pinrei ◆mHHIOIGRGc :2007/06/30(土) 03:06:16 ID:xTeenZTX0
IDスレ記念カキコ
472名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 17:04:28 ID:rxSuqwbW0
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
      /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人:::::::::::ヽ
     /:::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::/  ヽ、::::::ヽ
     |:::::::::::@ヽ-------‐‐'′、 ,   ヽ:::::::|
    |::::::::::/■■■■u  ■■■■ .|:::::::::|
    |:::::::::/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ===/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ|::::::::|
   |::::::=ロ  -=・=-  |,  |  -=・=-  ロ=:::|   童貞じゃないお〜
    |::::::::/ヽ      /ノ  ヽ      /ヽ::|
    |::::/  `── '''''    '''''─── 丶:|    空気嫁とやったお…
    |::ノ       (●), (●)、   U  |:|
    |:|        ,,ノ(、_, )ヽ、,,     .|:| +    
     | u      ´トェェェイ`       |.   +
      |.        |,r-r-|        |
      \      ー `ニニ´‐    / +
       \     _- ̄ ̄-_    /
         \           /
        /|\______/|\
       /  \        /  \
     /     \      /     \
名前       丼だけ〜
ニックネーム  豊丸フゥー
年齢       4○才
職業       3D検査員
好きなAV女優 豊丸
特徴       キモオタ変態童貞でお茶飲んでフゥーと言う
          空気嫁に豊丸と名前を付けている
473OO ◆vDEldhKask :2007/07/07(土) 17:09:05 ID:fDzAwjx70
474c⌒っミ `Д)っφ ◆CaKkuEV3EI :2007/07/17(火) 23:44:32 ID:jHUlJjc/0
   ∧_∧ [ ANTILO_The_Third ]
    (・ω・)丿
.  ノ/  /    ッパ
  ノ ̄ゝ

「おまけ.exe」などフォルダアイコンとかに偽装したウイルスに注意ぽ。
475名無しさん@ピンキー:2007/07/19(木) 17:08:02 ID:HUJdfLTf0
,..-──- 、
                /. : : : : : : : : : \
           冒  /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
            l l ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
          ./〜ヽ{:: : : : :i '⌒'  '⌒' i: : : : :}     ________
           |__| {:: : : : | ェェ  ェェ |: : : : :}   /
.           .||ポサ.|| { : : : :|   ,.、  |:: : : :;! <  うわゎぁぁぁぁぁっ
         /|.l ン||_.ヾ: :: :i r‐-ニ-┐| : : :ノ   \
         |  ̄ -!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |    −!   \` ー一'´丿 \
         ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l \
       / 、 `ソ!      \/l::::|ハ/     l-7 _ヽ
      /\  ,へi    ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、    |_厂 _゙:、
      ∧   ̄ ,ト|    >‐- ̄`    \.  | .r'´  ヽ、
     ,ヘ \_,. ' | |    丁二_     7\、|イ _/ ̄ \
     i   \   ハ       |::::|`''ー-、,_/  /\_  _/⌒ヽ
___________________________________
このスレを見た人は、10年以内にかならず氏にます。
でも、逃れる方法はあります、
※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
すみません、僕も氏にたくないんだす
476名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 13:48:31 ID:be4/Mt520
  ∧_∧ ω
    (・ω・)丿
.  ノ/  /    ッパ
  ノ ̄ゝ
477名無しさん@ピンキー:2007/07/20(金) 21:45:47 ID:rSyoRSsQ0
このスレを見た人は、787歳を迎える前に死にます
478名無しさん@ピンキー:2007/07/22(日) 12:53:59 ID:Lz/HiBfh0
延命のスレかw
479名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 10:17:32 ID:7l91A3810
,..-──- 、
                /. : : : : : : : : : \
           冒  /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
            l l ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
          ./〜ヽ{:: : : : :i '⌒'  '⌒' i: : : : :}     ________
           |__| {:: : : : | ェェ  ェェ |: : : : :}   /
.           .||ポサ.|| { : : : :|   ,.、  |:: : : :;! <  うわゎぁぁぁぁぁっ
         /|.l ン||_.ヾ: :: :i r‐-ニ-┐| : : :ノ   \
         |  ̄ -!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |    −!   \` ー一'´丿 \
         ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
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       / 、 `ソ!      \/l::::|ハ/     l-7 _ヽ
      /\  ,へi    ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、    |_厂 _゙:、
      ∧   ̄ ,ト|    >‐- ̄`    \.  | .r'´  ヽ、
     ,ヘ \_,. ' | |    丁二_     7\、|イ _/ ̄ \
     i   \   ハ       |::::|`''ー-、,_/  /\_  _/⌒ヽ
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このスレを見た人は、10年以内にかならず氏にます。
でも、逃れる方法はあります、
※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
すみません、僕も氏にたくないんだす
480名無しさん@ピンキー:2007/07/23(月) 19:18:23 ID:xVc2JyIEO
    ,,-‐、______,-''三ヽ 
   ( ミ,,-――――――-- 、丿    
   /::/   U        `ヽ    
  /:/       ノ ハU    U ヽ
 /:/ U  i|||(●)     (●)   i
 |;|         (__人__)    U i  彼女とセックスよりオナニーのほうが気持ちよかった
 |:\    U    ⌒´       i.  
 |:::::::::ヽ、__________,,-'':::::
 |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
481名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 03:18:23 ID:PyTuRKHB0
>>474死ねよ犯罪者
482名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 05:43:38 ID:MWlC9jKq0
   / ̄\::::::|:::::/:::......-―――--..........__/:::::::::::::::\
   ┌ー ̄::::::::::::ヽ::|:::..-^ ̄            ^ ヽ、:::::::::\
   ヽ::::::::::::::::::::::::::::/                  \::::::::ヽ
    ヽ:::::::::::::::::::::::/             ::::       \:::::ヽ
    ヽ::::::::::::::::::/              ::::::::        \::::|_
     ):::::::::::::::|              ::::米:::::        ヽ:|::::ヽ  記念カキコ
     /::::::::::::::::|              ::;;;;:          l::::::::ヽ
    /::::::::::::::::::|             ノ::ii:ヽ::          l::::::::::|
    |::::::::::::::::::::|            /::::;リ:::l::::         |::::::::::::|
    |:::::::::::::::::::::l           ...l::::;リ:::/::         /:::::::::::::|
    .|::::::::::::::::::::::l          . /:ア/:::        /:::::::::::::::i
    l:::::::::::::::::::::::::l          ./::`^:::::        /:::::::::::::::::/
    ヽ::::::::::::::::::::::::l         /::::::::::        /:::::::::::::::::::/
     /:::::::::::::::::::::::l        /:::::::::::::      /::::::::::::::::::::::/
     /::::::::::::::::::::::::i __-ー--=;;;::::::::::::::  ....::::/:::::::::::::::::::::::/
    ./:::::::::::::::::::::::::::i":::::::::::::::  ヾ─ 、/"ヽ:/::::::::::::::::::::::::::::l
483名無しさん@ピンキー:2007/08/06(月) 08:15:26 ID:wOlDDIWT0
アリの巣コロリってあるじゃん。
蟻の行列にポンと置くと、一瞬ビックリして列が乱れる。
邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る。
そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る。
そいつをマネして何匹も入る。
毒とも知らずにツブツブを運び出す。
一匹が一粒づつ。
いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる。
黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい。
一匹が一粒づつ、丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ。
せっせと、せっせと、せっせと、せっせと。
蟻さんって働き者だなと思う。
俺も頑張らなきゃなと思う。
次の日、あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない。
ほんとにいない。
探してもいない。
泣きたくなった。





このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう・・・・
それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください。
信じるか信じないかはあなた次第です。
484名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:16:10 ID:4GZMwWQm0
あげ
485名無しさん@ピンキー:2007/09/12(水) 19:37:53 ID:7rVGIFIS0
,..-──- 、
                /. : : : : : : : : : \
           冒  /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
            l l ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
          ./〜ヽ{:: : : : :i '⌒'  '⌒' i: : : : :}     ________
           |__| {:: : : : | ェェ  ェェ |: : : : :}   /
.           .||ポサ.|| { : : : :|   ,.、  |:: : : :;! <  うわゎぁぁぁぁぁっ
         /|.l ン||_.ヾ: :: :i r‐-ニ-┐| : : :ノ   \
         |  ̄ -!、 ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ‐′      ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         |    −!   \` ー一'´丿 \
         ノ    ,二!\   \___/   /`丶、
        /\  /    \   /~ト、   /    l \
       / 、 `ソ!      \/l::::|ハ/     l-7 _ヽ
      /\  ,へi    ⊂ニ''ー-ゝ_`ヽ、    |_厂 _゙:、
      ∧   ̄ ,ト|    >‐- ̄`    \.  | .r'´  ヽ、
     ,ヘ \_,. ' | |    丁二_     7\、|イ _/ ̄ \
     i   \   ハ       |::::|`''ー-、,_/  /\_  _/⌒ヽ
___________________________________
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※10日以内に20箇所のスレにこれをはるのです。
486誰かs:2007/09/15(土) 11:05:22 ID:Zcz+81SB0

 これは、本当の話です
 
 運動会の日 騎馬隊 の競技の時の事です
 人数が合わなくてチームが男女混同になってしまった!
 友A『えぇ!?混同?』
 友B『最悪じゃん』
 俺 『まぁ、勝てればよくね?』
 友B『そういう問題?』
 友A『違うよ・・・・』
 そして、混合チームが発表された
 ●山●子さん 下●●美さん
 などと発表されていくいうちに俺の好きな人が!
 しかも俺が下のもつ人、彼女は俺の真上だった・・・・
 友A『おい!やったじゃん!』
 俺 『阿ぁ・・・・・』
 そして当日、彼女は普通に俺の頭に股は乗せた
 彼女『ちょっと怖い』
 俺 『揺らさない様にするから・・・』
 彼女『う・・・・うん』
 そしてスタート! 俺の頭に股が! ムニュムニュ♪
 そして戦い始めると・・・・
 バランスが崩れて俺の顔がマ●コの位置にボフッと注入!
 彼女は顔を赤くして
 彼女『ヤダ!エロい!』
 俺 『しょうがないだろ!』
 彼女『初めて男子に股を・・・・やられた』
 俺 『?』
 彼女『でも最初があんたでよかった♪』
 
 こうして僕たちは付き合いはじめました
  これを5ヶ箇所のスレに貼ればあなたもこんな感じで女と出会える!
 信じなくても 信じても良いです 暇つぶし程度で願いします
487名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 01:09:20 ID:LNSzLEanO
>>486
プールも男女別にするほど性に厳しいとこもあるのにそんな学校あったら校長死んでるって
本当の話とか…すげー萎えた
488名無しさん@ピンキー:2007/09/16(日) 17:29:30 ID:DwouMdgqO
アリの巣コロリってあるじゃん。
蟻の行列にポンと置くと、一瞬ビックリして列が乱れる。
邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る。
そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る。
そいつをマネして何匹も入る。
毒とも知らずにツブツブを運び出す。
一匹が一粒づつ。
いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる。
黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい。
一匹が一粒づつ、丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ。
せっせと、せっせと、せっせと、せっせと。
蟻さんって働き者だなと思う。
俺も頑張らなきゃなと思う。
次の日、あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない。
ほんとにいない。
探してもいない。
泣きたくなった。





このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう・・・・
それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください。
信じるか信じないかはあなた次第です。
489名無しさん@ピンキー:2007/09/23(日) 02:32:35 ID:QM5I6guB0
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490名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 23:18:47 ID:Xfww9XVU0
     l'´ ̄`l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`l
    |   | u                | 
    |   |     ヽ      /       | 
     |  :J |   ●  ヽ----/   ●  |     創価メスレイプ〜!!!!
...   |   |         ヽ  /       |    おりゃおりゃぁ!!!
.    |   |           ヽ/       |
.     |   |                J   |    
..   |   |                      |
    |  \               __    ト、
   ミ    \  ,.ミ'´ ̄ ̄``    `ヽ、| |
((  ミ   ミ  \'         、    ヽ|  パン パン        力
   ミ、  ミ    \           i.     ゙、           勹
   |   ミ、 ,'                l
    L.___|_ l                l {    -─- 、
      |    l    -、         ヽ   ,. '´       ヽ
     |     !       ヽ         ヽ ,.'        ,、  ヽ
    ./´ ̄`V      ,ヽ、          ,' ,'  ; ,.  ,: , ハ :, , i
    / 、  |      /  、`ー     ノ! ; : ; /_'/./_/  Li_l  !
   ./   i   |       /   ヽ   ヽ 〃 /  | ;:「 ____...    リjリ
   !.     !     /     ヽ   {{ / (`| il| __..   ` ̄lノ i Σ
   `ー‐ゝ、 '    /      ヽ___,.-‐'"⌒゙| !| °,,,  ,  ̄/,: ハ
       `ー--‐'     ,. -‐'"´     リi从_   、 '''ノ_:_ノ ヽ
   力          /"ー─------<二/  ´ヽ、-<r"/,ー、 丿
     勹      { 〈                )、 Y  `ゝ(_/_/./'
             } `ー----------─一--‐'´ ̄´
491名無しさん@ピンキー:2007/10/05(金) 22:28:42 ID:LySHQk040
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492名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 08:44:56 ID:IUKfvEk30
               _─-‐-、 __ _,,-_'_ /!
             / ,-'' ..:`「,、l! ,-''-,_| /
         _- ―  ̄7 ̄ ̄::ヽ --''- |:/
       /:::::::::::::  ::::::::::: ::::::::::: \く:くヽ、
      /:::::::::::::::  ::::::::::::::-、:: ::ヽヾヽ:人:::ヽ
      |::/::/::::,:::/::::/::/::,:::i:::::、:||::|:::|::::ミ|::|::|::::|
      レ|::|:::::::|:::|:::,:::/::/::、|::|::|::::|| |:::|::三|::|::|::::|
      V|::|::::|::_lメ|/|/VVΤlフT|:|:::::|彡|:::|_|:::::|
        iヽlヽ|,.          | :|::::|/|:::|_::::::|
         |:|:|:::| ///   ////|::|::::|:::/-´::::||
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         |::|:::||     ー ´ .|::|::|:::| |::|::::::||
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493名無しさん@ピンキー:2007/10/13(土) 09:11:24 ID:UyHJ3lgL0
                 , - "三ミヾ彡三ヾヽ、
               /彡ン三ミミ 彡三三`ヽ.  っ  つ
              , イ彡彡ノノノノリ ミ ミ ミ ミヾ、 \  っ
                / /////.//ノノ ノ }}ヽヽヽヾヾ゙、ヾヽ.  あ、煽られた…
            /ソソリリ/ ////ノ///ノ }}} .}} ゙、 }}} }}. i
            i川シ//,/ノ// ,////ノ ハ ノノ }}} }} }} ,}             r――───────
             |川{{{{{{{{i{{レィイTンノ }ナト、} },ノノ} ノ            |      |  : : : : : : : :
             |川r〈{{{トイム=メく   ノノノ'イハノノノ            |      |  : : : : : : : :
             |リl{ rヾ{{ イ;;;(_ノ }    /jトi; }", イ゙   __,,.-、      |      |  : : : : : : : :
              |川|ト、 V ゞ_ヒ;レ    じk' /ン゙  ,べ\ヽ\    |      |  : : : : : : : :
               |リ川价>.、u :::::::::.   ゝ :::::::ノ'   (ム、 ヽ` ) }     |      |  : : : : : : : :
            l川川州リ|ヽ、  ⊂つ  ,イ        〉   .ノ      |      |  : : : : : : : :
             |川川州ll|   ヽ、 ____ ,. イ州      {.    /       !       |  : : : : : : : :
              |川川州リ     {、並|リ川.      ト   /      |      |  : : : : : : : :
             ノ,Kィ'⌒ ̄          ̄ヽヌ)      |   !         |      |  : : : : : : : :
            ,r'⌒ヾ、    ー- 、 ,- '   ノ人.    |  |        |      |  : : : : : : : :
           /   .| i              {:{  ヽ   |    i         |      |  : : : : : : : :
         /      j i                i}}   ヽ  !   |     |      |  : : : : : : : :
           /     ノ} ヽ、_      、,     ,ハ    ヽ|     |       |      |  : : : : : : : :
        /    ∠,イ : : : :>ー- 、_} ,____,.人: :}   |   i        |      |  : : : : : : : :
         /     .ハ: :.{; :ー'' : : :   ハ:.:.:.: :: : :ノ、    {     !      |      |  : : : : : : : :
      /    /  |. . .\:.:.:.:.:ノ:.:.ノ  ヽ:,:,:,:/ ヽ         .}    _ ..|___|_____
       /    /   }----`==='--'⌒゙ー/     \     j -‐ '"   _,,. -‐ '"\_____
     /  _ /    |            /    人_`>、__ノ _,,. -‐ '"    . . . .: : : : : : : : : :
      i      ̄ ''ー- .._          rー― - 、つ   (       | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      !            ゙̄ ー- .__/ -<二ヽ)   (^     |_____________
     ヽ__                ー-、 \ ` ー- 、       __,,.|;.;.|;|-‐'' ".:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
          ̄_ニ=ー-- -- .., _   ノ⌒、)`" - 、/,}.     | ̄ |;.;.|;| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     _,,. -‐ '"            `ー'^ ー- 、_ ;;;;;;i__メ=ニ'ーっ | : : |;.;.|;| : : : : : : : : : : : : : : : : : :
_,,. -‐ '"                                ((___ | : : |;.;.|;| : : : : : : : : : : : : : : : : : :
                                       `ー- .| : : |;.;.|;| : : : : : : : : : : : : : : : : : :
494名無しさん@ピンキー:2007/10/15(月) 19:02:50 ID:nJavMNMNO
>>482

>    / ̄\::::::|:::::/:::......-―――--..........__/:::::::::::::::\
>    ┌ー ̄::::::::::::ヽ::|:::..-^ ̄            ^ ヽ、:::::::::\
>    ヽ::::::::::::::::::::::::::::/                  \::::::::ヽ
>     ヽ:::::::::::::::::::::::/             ::::       \:::::ヽ
>     ヽ::::::::::::::::::/              ::::::::        \::::|_
>      ):::::::::::::::|              ::::米:::::        ヽ:|::::ヽ  記念カキコ
>      /::::::::::::::::|              ::;;;;:          l::::::::ヽ
>     /::::::::::::::::::|             ノ::ii:ヽ::          l::::::::::|
>     |::::::::::::::::::::|            /::::;リ:::l::::         |::::::::::::|
>     |:::::::::::::::::::::l           ...l::::;リ:::/::         /:::::::::::::|
>     .|::::::::::::::::::::::l       


495名無しさん@ピンキー:2007/10/17(水) 09:39:03 ID:DTITZFw60
               _,. -‐  ̄ ̄ ̄ ̄ `"'' - 、
                ,.ィ'"               ` 、
               /   ,.--、               :.:.\
          r、 |:.:.:.:.〈;;;;;;;ノ               :.:.:.:.ヽ
          _/△ハ,,__ / ハ !:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:...        :.:.:.:.ヘ
      /: : : : : :/ ||:.:i/'ーリ―- 、_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.   :.:.:.:.:.:.ハ
     //: : /: :.:.ト=': : : : :/: : : : : : :. ̄`''ー- 、:.:.:.:.:.:.:.:.:... . .:.:.:.:.:.:!
    / /: : /:.:.:.:.:/: :./: : : /: : : :./: : :/:/: /!: :.i::::``.、:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
.      /: :./:.:.:.:.:.:! : /: : : / : : : /: : :/:/!:./ |:.:.l|: : :.:.::::\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
    /Vlハ|/!/!|: : !: : : :! : : :.,'!: :.:/:/ |,'  |: :|!: :! : i:.:.::::ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:l
         ,イ  /|: :.|: : : :|: : : :.!|: :/:/ |!  .|:.リ|: :|:.:.:|: : : : :ハ:.:.:.:.:.:.!
.       /  / ! ,r|: : : :|: :.'"丁/ ̄` |!   !,'十ァ!、:.|: : : :.|: !:`! _,/
          |:.! |: : : :| ,rfj ̄ヾ、   !   / |ム」_:リ!: : :.,':.:|:::「
          | ト.|: : : :K {| ::::::リ   l  / ,イ}:::::::ハ,!: :.:/:.:.,'::::|
              V:.ハ: : :.|  ゛ー ''        K.__,/ }:.:.:/:.::/::::リ
             V: |: : :ト . xxxx     ,.   `"''" //}:::/: :.,'  
              V:ハ : |:::\   __     "'''''' /イ:::::/: :./     
            リハハヽ-t`/  \   _,. イ//l/!/|/!
    ,..、           / /~\ ヽ‐、  /  / / リ
   /: : :\   _  __,.ィ| イ ,.へ `< ヽr‐ァ―=‐、
  くr! : : : : : }フ´ \ ̄ハ:.:.:.:ハ  イ ,、〆``ー /:.:/::/   ハ
.  |ト、: : : : :/     ヘ::|: !.:.:.:ハ   ∨ ̄  / .:/::/ /   i!
.  || . X: : :i      ∧!:.l:.:.: |:}    |!     /: :,'::/ /    i
   !!./ ヽ |!     ∧:.|:.:.:.|,'   |!   〈:.:.:i:,'.      |
   レ    |!      ヽ,:.:.:/     ハ     ∨|!        |

496名無しさん@ピンキー:2007/10/19(金) 20:30:54 ID:xeA1BhX+O
>>486


>  これは、本当の話です
>  
>  運動会の日 騎馬隊 の競技の時の事です
>  人数が合わなくてチームが男女混同になってしまった!
>  友A『えぇ!?混同?』
>  友B『最悪じゃん』
>  俺 『まぁ、勝てればよくね?』
>  友B『そういう問題?』
>  友A『違うよ・・・・』
>  そして、混合チームが発表された
>  ●山●子さん 下●●美さん
>  などと発表されていくいうちに俺の好きな人が!
>  しかも俺が下のもつ人、彼女は俺の真上だった・・・・
>  友A『おい!やったじゃん!』
>  俺 『阿ぁ・・・・・』
>  そして当日、彼女は普通に俺の頭に股は乗せた
>  彼女『ちょっと怖い』
>  俺 『揺らさない様にするから・・・』
>  彼女『う・・・・うん』
>  そしてスタート! 俺の頭に股が! ムニュムニュ♪
>  そして戦い始めると・・・・
>  バランスが崩れて俺の顔がマ●コの位置にボフッと注入!
>  彼女は顔を赤くして
>  彼女『ヤダ!エロい!』
>  俺 『しょうがないだろ!』
>  彼女『初めて男子に股を・・・・やられた』
>  俺 『?』
>  彼女『でも最初があんたでよかった
497名無しさん@ピンキー:2007/10/20(土) 13:07:05 ID:8ryWwWy70

      ▂▃▃▃         ▃▃▃          _▂
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498名無しさん:2007/10/23(火) 18:07:20 ID:JfcPE/w20
私の名前はありさ。同じクラスの拓海と付き合ってるの。中Aだよ。

細かい話は無しで、実は拓とヤル数が100回記念!
最初は。。。小6の時。
「ありさ。今日一緒に帰る?」
『うん!いいよ!拓のうちよりたい!!親いないでしょ?』
「うん!うち来て!泊まっていって!」
『わかった!うちも親いないから、自由だよ!!』
2人で笑った。考えてる事は同じ。大人のまねだった。
家に入って。拓の部屋。拓は漫画とかで勉強したんだって!!
「ありさ、脱いで」
『えっ!いやん。』
拓は無理矢理ベットに押し倒し、キスをした。
ありさの拒みは演技だ。ビデオカメラをまわしている。
『んっっ!あっああん』
拓は胸を触り、揉む。ありさが感じるように。
「上脱いで。」
『いやん。』
拓は無理矢理脱がす。
大きな胸が現れた。吸う。舐める。拓は上手すぎて、ありさが感じすぎてしまう。
とたんに拓は下の方に手をのばす。
服の上から、揉みまくる。
『んっあっああんや…だ』
「脱いで」
『拓が脱がせて』
拓は下を脱がす。
クチュクチュ。
あそこを舐める。
指を入れた。
『んっつああ。い…たい…』
「ごめん。勘弁して」
『ねぇ、入れて?』
ありさが拓のズボンを脱がした。
大きくなったあそこは、入りそうにない。
気にせず、ありさのあそこをいじりまくる。
拓はSを演じるので、ひもと、ガムテープ、携帯を取り出した。
ありさは演技で『やめて!!』と叫んだ。
拓は「うるさい!だまれ!!」とありさの口にハンカチをいれる。
手を後ろで縛り、イスに座らせイスに縛りつける。
股を開かせ、写真を撮りまくる。
胸の写真…あそこの写真。舐めてるとこ。じゃんじゃん撮りまっくった。
ありさは縛りつけられたまま。いろんな事をされた。
『あ…ん、あんっ。いや…んっ、んっ、ああん。』
ありさは感じ過ぎて死にそうだった。
拓はありさをイスに座らせたまま、つっこんだ。

第1作目のビデオはいい出来だった。
そのビデオ、見たい人多いでしょ??
これを1ヶ所にはると、「」にURLが出るから、そのホムペに入ってね。
小6だけど、超上手だよ!
499名無しさん@ピンキー:2007/11/17(土) 22:59:03 ID:W+SRbjqGO
>>288

> 【緊急】 支援頼む 【要請】

> 今から1時間以内にレスが800まで付けば、ま●こUP
http://sakura01.bbspink.com/test/read.cgi/hneta/1120387581/

> どちらの板からの支援かもカキコしてください。
> 面白AA大歓迎!!
500p6223-ipad03oomichi.oita.ocn.ne.jp:2007/11/19(月) 15:18:45 ID:tvIyR7FP0

                     :∩ ∴                  .__,..................,____
                     ヽヽ             ._,,...-‐'''" ̄          ̄~`''ー-.、_
                      し′    :∩    ,,r‐'"      ,r-ー、..,,,,r''""゙`ヽr-、,、_    ~`ー、
    ___          ゚:∩          :ノノ ゚ .,r''"     r'~゙ヾ'"          "  ヽ,_      ゙ヽ,
  ,.r'´',.r''´`ヽ,        ノノ          ∪ ,r"      ,r"~                  `'ヽ,、_    ゙:、
 ./i ̄i,,r'´_`ヽ,.`i     。:∪・    ⊂ヽ     ,i"     r'"                       ゙''j     ゙:,
 i_,.`'´,.r,i'´ヽ, ,r-i、 _/⌒Y⌒\    :):)    !     ,i'"   _,,,,,,,,_         _,,,.___,.,  __,、,   "ヽ,    l,
 'i,i'`´ ⌒ /::i_i'r,'i   ノ      )   じ     |    ,r'.;:'"~::"∩:::::::::~`''''ー―::::'''''"::::::::::::::::~~::::::::゙''"`ー::'''':、   |
  i i、ヾ⌒ノ/::::'i,__ノ^\       |        i,   ,r'::r:::::ヾ;::::ノノ::ヾ;;;;;ソ::、::ソ:::::(;;;;シ:::ヾ::::::,r':,r、::::::::∩:::::::::::::゙i   ,!
   ヽ、_ ,r'一i'′  |  |    ノ  :|      ∩ ゙i  !;:::::ヽ''':::::::::じ:::::::∩::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::⊂ヽ::::::::ヽヽ:::::::::ノ ,:'
    |  |__人___|  |_/|   |      ノノ  ゙i、 ゙i、:::::::::〈:::::::::ヾ:::ヽヽ:::::::く冫:::::∩::::::::::::::::::):):::::::::し′r" ,r'
    |  |      ヽ|  ト'   |   |/^ヽ  じ.   ゙ヽ、゙ヾ::::::::::::::::::::::::::じ:::::::::::::::::::ノノ:::::::::::::::::::じ,:::::::::::::,,r'" ,r'
     |  |         |  |_/ ヽ__人_ノ        .゙ヽ、~゙ヾ;:::::::::::::::::::く:::::::::/::::∪:::::::::::::::::::::::::::::::,,,r''",,r''"
   ⊆, っ      とーっ                    .`ー-ニ_ー--、::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,,,,,r‐'二.:r''"
                                        .~゙`''''ー---゙二二二~--―''''"~
俺特製のクソ肉カレーをやるよ・・・美味しそうだろ・・・
501名無しさん@ピンキー:2007/11/24(土) 11:49:40 ID:0cDaVKyu0
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502c⌒っミ `Д)っφ ◆CaKkuEV3EI :2007/11/27(火) 02:07:07 ID:LVEsyVBh0
ttp://image-search.yahoo.co.jp/search?p=.&b=70
(*´д`*)パッション!!
503名無しさん@ピンキー:2007/11/28(水) 17:03:46 ID:eitNSMhX0
                                    '⌒ヽ
                                ,-、 '⌒! } }
                           rー ___,,,,,,,,}}_ノ /_/,f⌒
                              {{ ff´ f´ ,rシ',二_`く`
                       _,、rァ‐‐⇒ゞ-、{{ {{ { {r‐¬} i}!  }
                    ,,ィf´f´ r' f彡三=‐-、``{! { 、`='ノ h,ノ
                   /!⊥ゞ-rf‐〜く_r=-、ミニ `==不、⌒!ヽ
                   ,r‐'´'   '´  f´ i   ミミ `ー‐‐〃 !ミシノ
                //,' ,r ,.'   ,イ ! i {ミ ヾニニ彡〃 (Oト-─'
                    { { :{ {{ {   f ゙!  ト、ヽ. ミミ=ー  {{  ,イ
                  ! ト、{! ヾ、 ヽ,_ヾ、ミ!ヽ、ミミ==-〜`=彡1 
                ヾ!r=、 ` ̄,.、r==‐、  ミ三二=彡  /
                  `r,-、    ,r- 、,   ヾ//⌒!/シ
                  ミ! {jヽ     {〉ヾr   リ{  }/
                      f ゝ}     ゝ‐'`    n ∠__
                     ! く 、         /Vく⌒ヾ
                   ヽ  、__,.       f 「 ! !
                     \`    _,.    !.∨.!
                       `ー‐ィ'"     ト-'′
                   , -─- ..,_ノ!  /  ,r '´ ̄`ヽ
               {トト、{、f          /__,/   _,イ__ }ノ!
              ラ   `ゞ!r_,、  ー'´,r_,rーf`ー'´^´  くノ
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504ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:42 ID:BlxUFnwz0
「んっ、んっ…」
505ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:42 ID:BlxUFnwz0
 ゆいいつ確かなもの、自分自身を求めて貪るように手をはいまわらせる。
506ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:42 ID:BlxUFnwz0
 下半身に寒気が走り、こらえていた熱いものが、わずかにあふれ出てしまった。
507ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「…ごめん、聞いてなかった」
508ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 口をつけると、血の味と一緒に、ざらざらと砂の感触がした。
509ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「恥ずかしい思いをさせたから、仕返し。だから…」
510ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「犬耳の次は巫女服なんだ…」
511ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 ひとまず、花梨の家に視線を移す。
512ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「い、いや、うちわはもういいから。そろそろ涼しくなってきたし」
513ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 だいたい、彼女をはげましたのは今の僕じゃない。
514ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 僕が守るべきだったもの。
515ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「ぁっ…、透矢…?」
516ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 余計なことを言うのはやめよう…。
517ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「さては、ぜんぜんやってないね?」
518ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 指と指の間に乳首を挟むようにしながら胸を弄び、
519ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 いつも冷静な庄一なら、こんな時になんて言うだろう?
520ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「あなたは、お父様の車に乗っていて、交通事故に遭われたんですよ」
521ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
「でしたら、念のため湿布を貼っておきましょう。ね?」
522ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:44 ID:BlxUFnwz0
 幼い日の体験、父さんの本に書かれていた事、マヨイガ――
523ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:45 ID:BlxUFnwz0
「でも、駄目だね。いちばん別れたくない人になんか会ったら、駄目」
524ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
 そう言った花梨の目は、僕を責めているようにも見えた。
525ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「だんなさま…」
526ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
 切なげな声をあげ、妙な色気を見せたと思えば、こんなふうに、ふっといつもの調子に戻ってしまう。
527ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「少し忘れていたけど。今でも、思い出せないことがたくさんある」
528ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
 手を取ってほしい、ほほえんでほしい、抱きしめてほしい。
529ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「透矢…四人だぞ、四人」
530ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「じゃあ、次、瀬能くん」
531ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
 狭くて幼さの残る、彼女への入り口。
532ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
 下半身を温かいものが伝い、流れ落ちていく。
533ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「もし本当なら、ぞっとする…」
534ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
 海底に人工物らしきものがあった。
535ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「いえ。それより、からかっているというのは? わたくし、透矢さんの気分を害するようなことを…?」
536ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:46 ID:BlxUFnwz0
「無理だよ…」
537ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:47 ID:BlxUFnwz0
 彼女は何も聞かず、そう教えてくれた。
538ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:47 ID:BlxUFnwz0
「さすがに。読み取りづらいですわね…紙の上に…これは、何かの石ですか?」
539ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
 彼女は巫女服を脱ぐと、もう同じ体位は嫌なのか、仰向けになり僕を待っている。
540ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
「またいつか会う約束、ですわ」
541ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
「後生です、何も聞かないでください」
542ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
 でも、自分の中にある牧野さんへの、もやもやした感情がそれを上回った。
543ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
 普通、夢で匂いって覚えてるものだろうか?
544ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
「常世の国に通じる入り口のことさ」
545ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
「和泉さんのこと、考えてらっしゃいましたね」
546ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:48 ID:BlxUFnwz0
「でも、マリアちゃん、それじゃあ、自分のことは?」
547ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
「…やっぱり無理か。いいわ、一緒に行きましょ」
548ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
「和泉ちゃん、そんなにあせらなくても、だいじょ…」
549ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
「あ、そっか。じゃあ、そっちのほうがいいや」
550ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
 暗がりから戻ったふたりは、牧野さん、それから、僕の事も少しだけ避けているようだった。
551ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
「ぅん…雪さん…雪さ…っ…ぁぁ…」
552ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
(軽く目を通してみようか)
553ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
「何も悪いことをしてないんだから、謝らないの。それよりマリアちゃん、七夕に興味があったのかな?」
554ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:50 ID:BlxUFnwz0
「ホントに、怒ってない、かなぁ?」
555ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「中途ハンパなんだね」
556ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「あぅ…ご、ごめんなさい」
557ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 となりに腰をおろして、和泉ちゃんは気づかわしげに僕の顔をのぞきこんだ。
558ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「風船ウサギは、これから、お餅をつきに月まで行かないといけないから、応援してあげて…って」
559ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「呼んだって来やしないじゃない。どうせバイトなんでしょ? 幽霊は帰った帰った」
560ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「何をお願いしたの?」
561ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「花梨はそれで大丈夫?」
562ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「あはは、飛び起きてんの」
563ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 洞窟の中…
564ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 弱々しい声で、雪さんが僕の名前を呼んだ。
565ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「そうじゃ、なくて…」
566ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「鬼だね…」
567ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 例によってのことだけど、声に出すでもしないと、やってられない。
568ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 二回、三回――ノドを鳴らす。
569ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「あはっ」
570ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 僕は、彼女と口づけをかわした。
571ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「透矢も、緊張してるんだ」
572ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「おねーちゃん…」
573ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「大げさだよ」
574ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 すれ違いざまに花梨の肩を叩くと、庄一は右腕をぶんぶん振り回して、立ち位置についた。
575ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「? あの…」
576ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「最後には、技術というより精神力の勝負だから、あんまりね」
577ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「心配したんだからぁ!」
578ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 石についてはあまり得るものもないような気がして、僕はまず、財布の中を確認してみることにした。
579ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 旦那さま――この子は、那波じゃない。
580ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「本当? 私に、居場所をくれる?」
581ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「どうしてそう……ずるいよ」
582ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 そんな調子で雪さんに導かれるまま歩いて行くと、道は狭まり、周囲に青臭い匂いが立ちこめ始めた。
583ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「なんだ、いいタイミングだな」
584ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 海のときみたいに、体調をくずされても困るし、可哀想だ。
585ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 庄一の目の前なのに…涙があふれて、止まらなかった。
586ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 海の時とは違って、ずいぶん上機嫌だ。
587ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「この時期に土葬なんかして…いま掘り返してみなよ。アリスの頭でわからないわけないだろう?」
588ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「今から?」
589ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 とりあえず、ここにいちゃいけないな、と思い、外に出た。
590ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「僕って、お人好しが売りなの?」
591ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 雪さんは、手を口元にあてて、首をかしげた。
592ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「いいけど、何?」
593ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 ほほえんで――
594ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 それがうれしくて、僕はもう、一心不乱に彼女のそこを舐め続けた。
595ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「…! あ、え?」
596ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「無理に手伝わされていたとか、そんなことはない?」
597ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「和泉にさぁ、告白されたでしょう?」
598ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「雲絶えて、光さし添う、白珠の――」
599ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
 結局、花梨の家についたのは出発してから三十分も経った後だった。
600ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:51 ID:BlxUFnwz0
「だってじゃないよ。花梨のこと泣かせていいのは僕だけ。違う?」
601ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「ちょっと待って、マリアちゃん」
602ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「だから、その…」
603ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「申しわけありません。わたくしが足をとられてしまって。透矢さんは、それを支えて下さったんですの」
604ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
 これには、花梨が答えた。
605ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「あれ、透矢くん?」
606ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
 …いかにもマンガ的で都合がいい。
607ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「だって、ハイキングですよ」
608ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
 そえられた手に、また力がこもった。
609ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「早く、元気になるといいけど」
610ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「しつこい! 早く、早くどっか行きなさいよ!」
611ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「ねえアリス…あのさ…」
612ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
 本当は、海で遊ぶような気分じゃない。
613ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「参考になったよ。それで、花梨の調子はどう?」
614ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
 彼女ばかりが裸というのも申しわけないし…
615ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
 教会前で、お母さんにじゃれつく、マリアちゃんの姿を見かけた。
616ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「な、なに? どうしたの?」
617ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「庄一ぃ、私、どうしよー」
618ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「いいけどな。なんにせよ、昼間っから抱き合わないでほしいんだがね」
619ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:54 ID:BlxUFnwz0
「まだ…大丈夫…ちょっと窮屈な感じだけど」
620ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:55 ID:BlxUFnwz0
「おまえ、終業式の連絡で寝るなよ…」
621ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:55 ID:BlxUFnwz0
「まあ、そんな感じだったかも…」
622ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:55 ID:BlxUFnwz0
 腹部からは大量の血が滴り落ち、さながら、群生するつぼみに命を吸い取られているようだった。
623ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:55 ID:BlxUFnwz0
「そりゃおめでとう。さて、みんなで夏休みの計画でも練りますか」
624ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:55 ID:BlxUFnwz0
 雪さんに起こされて、雪さんの作る朝食を食べて、雪さんに見送られて家を出る。
625ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:55 ID:BlxUFnwz0
 そして、そのぶん狭い。
626ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「あーっ、ほらぁ、そういう顔」
627ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「あ、ちょっ」
628ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 花梨が声をかけてくれなかったら、僕は牧野さんに、もっと大変なことを要求していたかもしれない。
629ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「どういう夢でしたの?」
630ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 弱々しい声で、雪さんが僕の名前を呼んだ。
631ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「…どうだった?」
632ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「雪は…」
633ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 ゴム弓だって、引けなかったのに。
634ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「透矢さん、こちらですよ」
635ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「…ごめんね、ホント」
636ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 夢と同じ光景だった。
637ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 と誤魔化すように笑って立ち去ろうとする花梨。
638ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 でも、その慣れない嘘をついてまで、雪さんは、僕をはげまそうとしてくれる。
639ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「お出かけですか?」
640ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 牧野さんの困り顔に、僕は自分が失礼なことを言ったんだって気がついた。
641ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「呼ばれて飛び出て…っていうわけか」
642ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「…すぐ、からかうんですから」
643ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「本当ですか?」
644ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「事故? なるほど、それで僕は…」
645ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 和泉ちゃんの勢いに押されて、首を縦に振ってしまった。
646ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
 もし夢の中の彼女を射抜かずに済めば、夢は続いて、僕と彼女に、新しい未来が開けていたんだろうか。
647ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「…あなたね、もう他人でもないんだから堂々と見てなさいよ。まるっきり不審者よ」
648ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「あ、すみません…いいんです。もともとこういう感じでしたし」
649ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:56 ID:BlxUFnwz0
「どうされたんです?」
650ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:57 ID:BlxUFnwz0
 軽く舌を触れあわせる。
651ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 だってそれが本当なら、彼女は恋し、愛する自由すら、父親に奪われていたことになってしまう。
652ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
「もう過ぎちゃったよ…何か言ってくれると思ってたのに」
653ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
「…まだ、思い出してないことがたくさんあるんだよ?」
654ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 腹部からは大量の血が滴り落ち、さながら、群生するつぼみに命を吸い取られているようだった。
655ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 そうだ、鬼はいずれ消える。
656ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
「はは…そっか、雪さんには迷惑かけてばかりだったけど、少しは何か手伝えるようになるかなぁ」
657ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 どうであったにせよ、彼女の決意は固いようだ。
658ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 七夕の夜から、こうだった。
659ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
「真っ直ぐで、なんにも疑うことを知らなくて、生意気な私とは大違い」
660ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 駆け寄り水をかけると、その人は笑って僕に同じことをやり返してくる。
661ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
「雪さんもママ?」
662ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
 頃合いを見て舌を引き抜くと、たまっていた愛液が、お尻の谷間をつたって、大量に流れ落ちた。
663ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:58 ID:BlxUFnwz0
「いえいえ、大の男が流す涙に比べたら」
664ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:59 ID:BlxUFnwz0
「あー、ほらほら、もう出番だから」
665ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:59 ID:BlxUFnwz0
 無縁墓地のことにしても、父さんは『すまん』の一点張りだったという。
666ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:59 ID:BlxUFnwz0
「和泉ちゃん、そういうことは花梨に聞いてくれ。一番くわしいから」
667ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:19:59 ID:BlxUFnwz0
 いろいろ言ってしまったせいか、アリスは照れくさそうだ。
668ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
 そして今、僕がいる。
669ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
 そもそも、ふたりに聞きたい事があるから図々しいのを承知で誘いに乗ったんじゃないか。
670ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
 彼女なりに僕の言葉を受け止めてくれたみたいで、うれしかった。
671ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
 ベッドの上に体を投げ出すと、すぐに、眠気がおそってくる。
672ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
 崖下に突き落とされた。
673ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
 地面に、黒いシミのようなものが広がっていた。
674ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
「なんかすごい話になってきた…」
675ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:00 ID:BlxUFnwz0
「とても安心しますわ。もう少し、続けてくださいな」
676ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
 彼女と出会った、あの波打ち際に。
677ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「僕の勘違い。本当にごめんね」
678ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
 謝らなきゃ。
679ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「雪ちゃん、大丈夫?」
680ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「どういう本が好き?」
681ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「僕はお互い様だから」
682ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「やー、もう、ひざまくらまでされちゃって、可愛いのなんのって」
683ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「那波」
684ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
 ぱたぱたというスリッパの音が、こきみよいリズムを刻みながら遠ざかっていく。
685ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「昨晩のことです。楽しかったですわね」
686ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
 僕は、夢の中でも、弓を引かないんじゃなくて、引けなかっただけなのか?
687ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「そうさせてもらうよ…」
688ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
 そうしたら、庄一なんて、そのたび病院送りだろう。
689ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
 これも当たり前のこと。
690ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「ほら、熱いですよ、やっぱり」
691ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:01 ID:BlxUFnwz0
「どうか無理をなさらずに。気分が悪いのでしたら、続きは明日にしましょう」
692ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:02 ID:BlxUFnwz0
「神様?」
693ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:02 ID:BlxUFnwz0
「品? きのうの透矢さんに比べたら可愛いもんですー」
694ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:02 ID:BlxUFnwz0
「牧野の体調ってのはどうなんだ?」
695ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:02 ID:BlxUFnwz0
「くそっ…」
696ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:02 ID:BlxUFnwz0
 僕は、広場の中心に位置する大木の近くに身を投げ出した。
697ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
「言わなくて、いいと思う」
698ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
「責任って言われてもなぁ。仲良くなるかどうかは当人同士の問題だよ」
699ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
「透矢っ…ぁ…ぁっ、っぁぁぁあ!」
700ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
「よくやるな」
701ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
 和泉ちゃんも、ぎこちないながら、積極的に舌を絡めてくれる。
702ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
「おかしいよね、いちいちこんな、理屈っぽい」
703ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
「今日はもう帰ろ。ね?」
704ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
 体を起こして、違和感に気づく。
705ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:03 ID:BlxUFnwz0
 しかし、どうやら戻った様子はない。
706ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
「明後日から補習だし、部活もキツくなるから、とりあえず最初にパーって遊ぶことにしてるんだよ」
707ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
「だーかーらーっ、不自然な笑いを浮かべるな!」
708ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
「花梨…脱がせて、いい?」
709ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
「んっふっふ、庄一に頭を下げさせてやるんだから」
710ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
“ずざざざざざざざ!”
711ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
 僕のものが、少女の中で、びくびくと脈打つそのたびに、大量の精液が吐き出される。
712ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
 だけどいいんだ、たとえ嘘でも幻でも、これはおとぎの話、
713ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:04 ID:BlxUFnwz0
「元気がありませんね。また夢ですか?」
714ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
「アルバムを見てみるとか」
715ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
「? うん。のぞいてたのはこっちだし、無視するのはちょっとね…」
716ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
 恥ずかしすぎる…
717ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
「マメなやつ。じゃあ、和泉ちゃん、牧野のほうは任せるわ」
718ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
「ばかぁ。そんなとこ舐めたらくすぐったいってば」
719ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
「だんな、ひゃまぁ…いけっ…いけまっ…せんわ」
720ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
 僕は、差しだされた手を布団の中に戻して、ゆっくりと撫でた。
721ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
 キツネがいなくなる、と言う根拠にも興味があった。
722ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
 花梨が指さすほうを見ると、道の小脇にぼんやりと、小さな人影のようなものが見えた。
723ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
 でも、道場の空気に触れ、着替えを済ませると一度に目が覚めた。
724ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:05 ID:BlxUFnwz0
「それに、これって意外と大変なはずよ。あなたには背もたれがないんだもん」
725ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:06 ID:BlxUFnwz0
「…ゃ」
726ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:06 ID:BlxUFnwz0
 ぜんぶ、メイドの雪さんがしてくれた。
727ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:06 ID:BlxUFnwz0
「花梨、休憩したら?」
728ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:06 ID:BlxUFnwz0
『えい!』
729ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「あの、私で力になれるなら、いくらでも教えるから」
730ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
 雪さんの痕跡だ。
731ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「みんなが泳いでるのに、ひとりでいるのは、ちょっと寂しそうだなぁ…」
732ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「そうでしょうね。キミはお姉ちゃんに気に入られてたし…」
733ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「そうでしたの。あ、そうですわ、電話で話していた件ですけれど…」
734ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
 その動きに、アリスの体はあやつり人形のような、敏感な反応を見せる。
735ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「うん、だからあっちー」
736ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「ホントだよ。和泉ちゃんには悪いけど、僕が好きなのは花梨だけだから」
737ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
 雪さんが、わずかに目をそらす。
738ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
 だとしたら、ここで無理に彼女を送ろうとするのは、僕の自己満足、なのか?
739ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「…まだ」
740ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「ホントに変な記憶喪失。でも、それじゃあ、退院したら弓道もすぐにできるようになるのかなぁ」
741ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:07 ID:BlxUFnwz0
「透矢ー、早くー」
742ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「そんなこと言ったら、花梨の練習ができなくなっちゃうよ」
743ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「別に負けてないんだけどね」
744ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「まあ、海だし花梨だし…」
745ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 それが、緊張のためなのか興奮のためなのか、僕にはもう、よくわからなかった。
746ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 結局、気まずいムードのまま朝食を終えてしまった。
747ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 死ぬって、どういうことなんだ?
748ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「…目を閉じて見る、ねぇ」
749ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「あの……………まだ、大丈夫だから」
750ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「ちょっと待ってて、タオルか何か…」
751ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「拗ねる、ですの?」
752ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「…というわけなんだけど」
753ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 新たにあふれ出た精液を、ちゅっ、と吸い上げた雪さんは、
754ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「感情のこもっていない、私の好きな方たちが絶対に見せない目です」
755ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 僕の意図が伝わらなかったらしく、雪さんは不思議そうな顔で問い返してきた。
756ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「この辺りは、ちょっと流れがあるから…でも、あのね」
757ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 今となっては、あの夢が現実に起こったことだとは考えづらい。
758ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 私は、あの日から、少女の美しさに魅入られたままなのかもしれない。
759ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 ぷかぷか、ぷかぷか――笑われているみたいで情けない。
760ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「ん…ありがとう」
761ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「和泉さん、那波の目のことでしたら、もう聞いていただきましたわ」
762ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
 こんな素敵な時――そして、ふたりの笑顔が、いつまでも続くように願いながら。
763ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「これで問題なし。行きましょう」
764ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「そういうことらしいわ」
765ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「このっ」
766ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:08 ID:BlxUFnwz0
「透矢…い、ひ…っ…よぉ…」
767ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:09 ID:BlxUFnwz0
 いちど考え出すと、気になって仕方がなかった。
768ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:09 ID:BlxUFnwz0
「こんな時間にどうしたの?」
769ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:09 ID:BlxUFnwz0
「でも、たまには、間違いじゃなくて、僕に電話してほしいかな」
770ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:09 ID:BlxUFnwz0
「ちょっ、人のものを勝手に見るなぁ!」
771ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「ないけど…」
772ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「透矢、和泉につき合ってあげなよ。その子がわざわざご指名なんだから、大事な話なんでしょ」
773ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「和泉さんと一緒にいるものと、思いこんでいました…」
774ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
 どうしてだろう?
775ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「ああ、文句なし。おいしいよ」
776ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「あっ、はい。紹介するっていう約束でしたよね。アリスお姉ちゃんです!」
777ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「いい香りだね」
778ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「もっと…もっ…ゆっく…っひぃ…」
779ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「もう、嫌な夢を見るんですから」
780ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
(あれは、牧野さんの…)
781ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
 まあ、普通に考えて、雪さんが僕のそばを離れたがることはないよな…。
782ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「その神様って、僕も知ってた?」
783ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「大丈夫だよ、痛いところもないし」
784ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「っ…ぁぁ…」
785ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:11 ID:BlxUFnwz0
「じゃあ、ね」
786ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
「んー、どうだろう? 『みやしろ』って読んでいいのかも、わからないしね」
787ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
「この前、知り合いの人もピーターパンを読んでたんだ。それで、ちょっとおどろいた」
788ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
 僕を挑発するみたいに、つぶやいた。
789ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
 僕は、胸の谷間に顔をうずめると、双方の乳房に軽く歯を立て、痕を刻んだ。
790ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
「あとで聞いてあげなよね、話」
791ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
 悔しかった。
792ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
 何か禍々しい空気が立ちこめている、そういった印象。
793ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
「余裕できたら、顔出してよね…」
794ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:12 ID:BlxUFnwz0
 ところが、続いて牧野さんまで倒れた。
795ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
 花梨に抗議しようと顔をあげかかった庄一のアゴを、まんまるの手が下から突き上げた。
796ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
 ちょうど滝の下くらいか…それにしては流れが弱い気もするし、よくわからない。
797ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
「花梨、自信をもつんでしょう?」
798ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
 普段と少し違う彼女の仕草に、僕の顔も思わずほころんだ。
799ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
 結局、僕が公園についたのは約束の時間を十分ほどすぎたところで、
800ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
「だって」
801ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
「石を力いっぱい握って、ナナミさまナナミさま…ってお願いするの」
802ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
 鬼に選ばれた男の子が顔を上げた。
803ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
「無駄よ。キツネ憑きには、キツネ憑きの治し方があるの…っと、そうそう」
804ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
「だそうですけどー?」
805ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:13 ID:BlxUFnwz0
「なんか懐かしいね、こういうの」
806ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
“ざっぱーん!”
807ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
「なんだ、いいタイミングだな」
808ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
 転びかかったところを、隣につき添っていた庄一が受け止めた。
809ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
「? だって、私、ずーっと透矢くんのほうを見てたから〜…ぁぁぁ!?」
810ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
「…本当ですか?」
811ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
「あ、ああ、わかった」
812ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
 不意に現れたその人は、じっと、僕の顔を見つめて――
813ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:14 ID:BlxUFnwz0
「大丈夫、きっと見つかるから」
814ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
 真っ直ぐに僕を見つめ、彼女は僕の手を取った。
815ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
「いっ、ぅ…」
816ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
「あら、透矢さん…と宮代さん?」
817ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
「前世で殺されたのに、よく平気でいられるね。怖かったりしないの?」
818ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
「そんな。和泉ちゃんは?」
819ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
「花梨ちゃん」
820ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
 オオクニヌシノカミの一族より地上の国を譲り受け(国譲り)、我が国の礎を築いた。
821ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
 そう言うと、花梨は承諾してくれたものの、どこか不満そうな姿勢だけはくずさなかった。
822ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
 放たれた矢は、まっすぐ、彼女をめがけて飛んでいく。
823ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
「花梨ちゃん、また、となりの教室まで聞こえた、なんて言われちゃうよ?」
824ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
 もう、人の入る領域じゃない。
825ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:15 ID:BlxUFnwz0
 和泉ちゃんが指さしたのは、確かにきのう通った――教会前を通る――道だった。
826ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
「…わ、わかりました」
827ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
 スカートの脇にあるスリット。
828ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
「庄一って、ホントに変なことは良く知ってるよね」
829ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
 …やっぱり感じているんだろうか。
830ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
「でも、言い過ぎじゃないかな? アリスのことだから、考えなしってことはないだろうけど…」
831ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
「な、なんか急に危ない話になったね」
832ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
 少し年代が進んで、何枚かの写真には、花梨と庄一らしい子供の姿が見られるようになった。
833ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
 ぶるぶると、大きく震える体を、ひときわのけぞらせて、
834ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
「変わった、っていうか…今までのほうが無理してたんだけど」
835ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:16 ID:BlxUFnwz0
 背中越しにも、花梨の頭に血が昇っていくのがわかった。
836ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
「私、部活には入ってないから。それに、どちらにしても、今はテスト期間だから部活はお休みだよ」
837ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
「あのぉ、那波ちゃん、これってすごい発見なんじゃないかな?」
838ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
 やっと、本当のことが言えた。
839ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
「接吻…キス…僕とキスしたってこと?」
840ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
 青白い光をまとった二人は、まるで天使か、妖精みたいだった。
841ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
「花梨が、おまえの、さ。他の奴じゃなくて安心したか?」
842ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
「あ…私? 問題ないけど、本があるから重いよ?」
843ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:17 ID:BlxUFnwz0
「ごめん…花梨のそういうところ、すごく可愛いかも」
844ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
 でも、腰を出すにも引くにも、吸いつき抵抗してくる、感触としてはややキツイくらいだ。
845ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「だからって、私からなんて言えばいいのかな…もういいよ、って?」
846ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「そっか…でも、ごめん。今の僕は、正直どっちも余裕がないから」
847ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「ぁ…っひ…ぅく…」
848ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「いいんだ。今回、おまえの代わりってことで久々に練習して、よけいに仕方ないと思っちまったしさ」
849ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「はは、アリスも寝たら? 暗くなる前には起こすよ」
850ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「よけいなこと、しちゃったみたいだ。人の世話なんて焼いてる場合じゃないっていうことかな」
851ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
 ほっぺたをつねられる。
852ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「だから、あなたの名前!」
853ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
 もっともらしいようで、ペテンにかけられているような気もする。
854ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「きれいだなんて、そんな。花梨さんに言われると嫌味に聞こえてしまいますよ」
855ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「無理だよ…」
856ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:18 ID:BlxUFnwz0
「別に、普段だって…」
857ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
「あーあ、マリアが拾い損ねるから」
858ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
 考えている側から、『和泉ちゃんか?』なんて、ありえないことを考えた自分が情けない。
859ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
 もっとも、僕だって七夕の記憶なんてないわけだし偉そうなことは言えないけど。
860ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
 余韻にひたる彼女の股間に、僕は口をつけていた。
861ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
「ふーん。疲れなかった?」
862ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
 それでも、ひとつだけ、
863ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:19 ID:BlxUFnwz0
「いいことだと思うんですけど、ちょっとだけ寂しいです。ひとりになることが多くなってしまって」
864ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:20 ID:BlxUFnwz0
「うん。花梨も?」
865ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:20 ID:BlxUFnwz0
「今日は、マリアちゃんと縁があるみたいだ」
866ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:20 ID:BlxUFnwz0
「もしかして、ケンカしちゃったとか?」
867ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
「あなた、妖怪って言われて何か思い浮かぶ?」
868ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
 見ているだけで、おだやかな、優しい気持ちになってしまう。
869ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
 だけど、死んだ魚のような目を見ていると、絶望的な気持ちになる。
870ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
「うん…って、いや、そうじゃなくてさ」
871ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
「困った人だなぁ、もう。神聖な本殿ですよ、神聖な巫女ですよ」
872ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
 自分の中にある感覚を、うまく処理できていないのかもしれない。
873ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:21 ID:BlxUFnwz0
 とにかく、アリスはわんわんと泣きだしてしまった。
874ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「気色悪い。せめてアリスって呼んで」
875ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
 充分っていうのは嘘だろう。
876ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「透矢ってばー!」
877ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
 小声でつぶやくのが聞こえた。
878ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「ううん。そうだよね。気がつかなくて、ごめん」
879ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
 気まずい沈黙。
880ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「うあっ、っく…いたかっ…た…いたかったよぉぉぉ…」
881ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
 同時に“ガチャ!”と、勢いよく電話が切られた。
882ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「あのあと、僕と牧野さんは転んで…転んだけど、本当に、それだけだったかな」
883ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「構いませんけど、もう時間もありませんし、他に聞きたいことがあるのでしたら今のうちですよ」
884ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「僕は覚えてないけど…だよね?」
885ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「冗談とかじゃなくて、ただ…やっぱり、出てきてほしいから」
886ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「…仕方ないよ」
887ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:22 ID:BlxUFnwz0
「部活でお忙しかったですからね。たとえテスト期間でも、まだ戻っていなかったはずですよ」
888ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 まだやめたくない…だけど、僕はもう限界近かった。
889ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 体があの時のことを覚えているのか、なぜか下半身だけが、しっかり反応した。
890ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「うん。ほら、ここに住んでる…」
891ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 臆面がないその言葉に、全身が熱くなった。
892ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「よし、僕たちも行こうか」
893ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 アリスがあわてて、スカートに手を伸ばす――が、僕の勝ち。
894ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 愛を確かめ合った。
895ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 本格的な夏の到来を告げている、強い日差し。
896ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「本当に、見ての通りの、だよね」
897ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 それに、わからないところがあっても雪さんが教えてくれるという強みがあった。
898ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「こんばんは。アリスも」
899ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「じゃあ…用事ってわけじゃない?」
900ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「そうだね。ホント、庄一には助けられてばっかりだよ…」
901ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 だとしたら、こんなに残酷な事はない。
902ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 食事を終えると、僕は部屋にこもった。
903ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「失礼しました。大丈夫です。雪はメイドですから、ご主人さまの許可がない限り勝手はできませんよ」
904ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「私のせいなの。私たちが引っ越してきたから、水が汚くなっちゃったんだよ」
905ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「…もう少しだけ、お母さんの代わり、させて」
906ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「ワナだって?」
907ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「ひどいな…」
908ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「良かったです…」
909ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 僕は、彼女と口づけをかわした。
910ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「ナナミ様、ナナミ様…」
911ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 わかっている…
912ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「迷惑になると思ったんじゃないかな」
913ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 和泉ちゃんのお気に入りの場所だ。
914ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 そういえばそうだ。
915ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
「幼なじみのあいさつって、どんなのさ。花梨には悪いけど、今の僕にはわからないよ」
916ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:23 ID:BlxUFnwz0
 怒るだろう、普通。
917ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:24 ID:BlxUFnwz0
 受け入れないわけには、いかない。
918ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:25 ID:BlxUFnwz0
 足下は、踏み固められた道だった。
919ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:25 ID:BlxUFnwz0
「ええ…ちょっと、那波さんに話が」
920ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:25 ID:BlxUFnwz0
 旦那さま――
921ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:25 ID:BlxUFnwz0
「じゃあ、あの家は、私と透矢さんのふたりきりになりますねー」
922ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:25 ID:BlxUFnwz0
「少なくとも、僕はここでナナミが倒れていたのを覚えている」
923ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:25 ID:BlxUFnwz0
 …今日の牧野さんは、いつもより可愛く見える気がする。
924ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:26 ID:BlxUFnwz0
「マリアちゃん…本当に、いいね?」
925ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:26 ID:BlxUFnwz0
 父さんはいたけど…彼女の拠り所は、いつでも僕だった。
926ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:26 ID:BlxUFnwz0
 花梨は気まずいものを感じたらしく、足早に立ち去った。
927ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:26 ID:BlxUFnwz0
 本来あるべきではない僕がいるから、父さんも目覚めないのだという可能性。
928ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:27 ID:BlxUFnwz0
「おいしいですか?」
929ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:27 ID:BlxUFnwz0
『だから、怒らないであげて下さい』
930ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「…な、み!」
931ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:27 ID:BlxUFnwz0
 ふたりがいつもの口ゲンカでも始めたらよけいに収拾がつかなくなる。
932ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:27 ID:BlxUFnwz0
 風になびく髪が、どことなく寂しげだ。
933ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:27 ID:BlxUFnwz0
「断られちゃったんだ」
934ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 ナナミさんが書いていたのは、点字じゃないか?
935ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「練習って…」
936ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 何がしたいんだ…僕は…。
937ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「きのうの夜、背中でもぞもぞ動かれたから寝不足なんだけどなぁ」
938ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 続いて、引き出しの中を物色してみることにした。
939ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 突拍子もなく、しかもあっさりとたどりついてしまった。
940ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 僕は、幼い日の約束を守ることができなかった。
941ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 今日という日を、いつまでも、あなたと過ごせますように。
942ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「行くよ。雪さんとも約束したから」
943ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「もういいかな。あとはもういちど洗ってばんそうこうだ」
944ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「いいから、透矢はマリアを…」
945ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 弓を引いている時間も、こんなに長いことはなかった、雪さんの声が聞こえることだって。
946ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「ああ、そうだね」
947ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 理性を越えたところで何かが起こっていたからこそ、歯止めが利かなかったという見方も出来るけど。
948ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「あの……………まだ、大丈夫だから」
949ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 素直にまぶたを落とす。
950ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「あくまで保険なんだからね、保険」
951ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「兄妹?」
952ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「けっきょくのところ、こんなところで何を?」
953ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 気持ちいい…
954ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 そして、ぴとりと体を寄せると、背中に手を回し、抱きつくような恰好になってしまった。
955ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 早く、会いたいよ。
956ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「ふっ…っ透矢さんのが…こすれて、気持ちいいです」
957ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「そんなところ。僕、寝言で変な事とか言わなかった?」
958ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 ぺろっと舌を出して笑う。
959ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「んあっ…ぁぁ…」
960ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「あのね…」
961ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「…いろいろあったの」
962ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 証明はされていないけど、順番だけは守られている。
963ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「…あまり往生際が悪いと、もっと怖い思いするのよ?」
964ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
 そんなことはない。
965ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「あ…す、すみません。雪、調子に…」
966ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:28 ID:BlxUFnwz0
「あ、ごめん」
967ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「ん? わあっ!」
968ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「庄一も和泉ちゃんも、心当たりとか、ない?」
969ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
 僕たちは、何度もこんなことをして…
970ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「それでも、行けないよ」
971ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「すみません。雪、お薬は駄目なんです。気分が悪くなってしまって」
972ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
 それで、やっと見つけたと思った居場所は、やっぱり幻だった――だから、泣いている。
973ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「病院…そっか…」
974ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「おかげで、ね」
975ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「覚えていないんですね」
976ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「ふぁ…いぃ、っん…んぐ…」
977ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「だといいけど」
978ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:29 ID:BlxUFnwz0
「え、ええっと……ありがとう」
979ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 そう言いながら、花梨は背中を浮かせてブラウスをまくりあげてしまった。
980ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「はぁ…こういうことになると、ホントにお馬鹿さんになっちゃうんだから。つき合いきれません」
981ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 だけど、その代わりに、もっとたくさんの嫌なことだって、思い出さずに済むんだから。
982ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「それもありますし、安心したから、気分が良くて、眠ってしまったんだと思いますわ…」
983ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 誰かを好きになることで、他の誰かとの関係を壊してしまう。
984ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「なんかさ…嫌な感じだよね…」
985ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「…し、仕方ないでしょう?」
986ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「泣きそうな顔しないでよ。わかった、わかりました。ここの掃除が終わったら…させてあげる」
987ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「たぶん、なーんて、頼もしいナイトだこと。それにしてもどういう風の吹き回しなのかな」
988ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 幼い日の体験、父さんの本に書かれていた事、マヨイガ――
989ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 とりあえず着替えよう。
990ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 わかってる。
991ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「ううん。じゃあ、そういうことで」
992ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「あは…そんな近くで見られると、さすがに、ちょっと恥ずかしいです」
993ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 そうだ、僕には雪さんがいる。
994ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「ふーん。どんなの?」
995ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 僕が彼女に何かをしてあげられたことなんて、ほとんどない。
996ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 雪さんが持ってきてくれたアルバムは、全部で五冊ほどあった。
997ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「きのうみたいになっちゃったら、どうするつもり?」
998ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 ふたりは、暗闇のある一点を見つめたきり動かなくなった。
999ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 牧野さんの手の感触を思い出して、僕のものは、もう、はちきれんばかりになっていた。
1000ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
「今度、アリスと一緒に泊まりにおいで」
1001ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA :2007/12/26(水) 12:20:32 ID:BlxUFnwz0
 夕陽が邪魔してよく見えないけど、彼の自転車の後ろに見える影は…
10021001:Over 1000 Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。
1003ALiCEMATiC ◆eVGODMARiA
 僕にとって最も大切な人の夢を、僕が見逃すというのは、不確かな夢の事とはいえどうにも解せない。