【VHF帯域電波観測】串田嘉男1/4±【クッシー】9

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45M7.74(埼玉県)
串田法の難点は規模がM7超の大規模地震のときに多数のチャンネルで出てくる信号から
初動と極大をあれこれ組み合わせて発生時期を推し量り、計算するという作業が必要になり、
その組み合わせを決定するまでは、半分ぐらい前兆期間がすぎるまで試行錯誤がどうしても
必要になるもよう。

しかし、それでも、前兆期間が数ヶ月と中期的予測となるため、直前前兆がない本方法では
前の日になっても、どうしても決定的「ここで絶対に来る」と言えるだけの予測にならず、
疑心暗鬼を誘ってしまいがちなのが欠点だった。

そこに持ってきて、予測された時期近辺で、該当の地域からは直前前兆がどこからも出ていないまま、
決まったように地球上の別の場所でM7クラスの地震が起きては、またすぐに次のステージが
始まるというパターンが続いてきた。これは、地球がプレートテクトニクスでつながっている
証拠ではあり、応力場の全地球的に複数の場所での同時多発的高まりがあったためだろう。

やはり陸域の該当地域では、直前前兆が出てこない場合には、M7超の中期的予測だけでは
正しい予測はできないということかもしれない。起きるときは、串田法+他方式での直前前兆
というパターンが必要なのではないか。