>>54,55
力(りき)作乙です。
M-T図は規模の上下の波や突発性もありますが、個人的には回数の傾向変化の方に興味をそそられます。
(プレート沈み込みの加減速を比較的素直に表しているような気がするので)
だからと言って、その続きは??ですけどw
−−−−−−−−−−−−−以下スレ違い−−−−−−−−−−−−−
あと別の意味で興味深い領域でもありまして・・・(データ抽出範囲の設定が無理ぽなのは下記図の通りですから、聞き飛ばしでおK)
http://www.rupan.net/uploader/download/1352121564.jpg ↑浜球屋さんの図を拝借して加工しました<(_ _)>
南海トラフ軸より外側領域になる囲みですが、衝突帯がプレート境界にいずれ変化していく可能性を秘めた辺り。
深さ30-60km強は普通に言うとフィリピン海プレート内部ですが、衝突帯にありがちな「深目な震源」を発生させている場所。
良く言われる「銭州」なのですが、ここは東南海や東海地震との関連が指摘される領域でもありまして、
1944東南海前後での活動活性化を見せた場所も含みます。
次の駿河トラフ・南海トラフ地震の前にも、再び銭州での活性化が見られると予想されていて、深発スレとは離れた話題になりますが、
注目していく必要のありそうな所になります。
黄色は活性化で現れるかどうか? 両赤はそれぞれ主に対応するのが東南海/東海、左下緑は便宜上伸ばした部分、
右上緑は房総沖南部まで続く領域で、こちらは相模トラフ系発震まで視野に入れての活性化可能性領域。
この銭州付近による近年での大きな動きは、2000年代前半から半ばまで続いた浜名湖付近を中心に広がった長期的スロースリップへの関与疑い。
駿河トラフなどの南海トラフ軸の視点で見るよりも、さらに外側の銭州領域変動を主導として発生したと考える方が、
各種の観測データと整合性が取れるのでは?という論もあったとうっすら記憶が・・・(ブックマークしないので、読み流しただけですけど)
三宅島噴火=マグマ溜りが地下で横移動し陥没するような一連の活動>>←関連性→>>半年程度のブランク後に長期的スローイベント開始
記憶も曖昧ですし、細かい事を言うとボロが出るので止めておきますがw
先代銭州海嶺(巨大海山)が南海トラフ軸から沈みこみ静岡県中部奥の地下(川根〜天竜)に達し、アスペリティを形成する因子になっているとも言われ、
そのアスペリティで受け止めている圧力の発散場の一つが、この(現)銭州付近だったりもします。