【津波、粘土層がずれ発生? 東日本大震災 探査船が調査】(朝日新聞 2012/9/18 東京13版3面)
ttp://www.asahi.com/science/intro/TKY201209170468.html ←図が見られます
東日本大震災は、なぜあれほど大きな被害をもたらしたのか。答えの手がかりになる粘土の
地層が、地球深部探査船「ちきゅう」による震源域の掘削で見つかった。プレート境界が
50メートルもずれて巨大津波が起きたのは、この地層が原因の一つだった可能性がある。
ちきゅうは今年4〜5月、宮城県・牡鹿半島沖220キロで掘削を行った。ここは日本海溝の
西側で海底下に太平洋プレートと北米プレートの境界がある。境界がずれ動いた震源域の
中でも、とくにずれが大きい場所で、巨大津波を起こした。
堺市で17日まで開かれた日本地質学会で、掘削試料の分析結果を発表した筑波大の
氏家恒太郎准教授らによると、水深6900メートルの海底下850メートルまで掘り進めたら
821メートル付近で、ずれ動いたとみられる層が見つかった。層の厚さは最大で
5メートル程度。粘土の中でも摩擦が小さくずれやすいスメクタイトという鉱物が
多く含まれていた。
実際にずれていたら、摩擦熱による温度上昇があった可能性があり、ちきゅうを運用
している海洋研究開発機構は、温度計を設置した。
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前スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/eq/1340257151/821より 例によって手動コピペ。しかし何か日本語が微妙な記事という気が…気のせいかな?