ttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120706-OYT1T01152.htm 南海トラフ地震死者40万人、関西大教授が試算
東海、東南海、南海地震などが同時発生する「南海トラフの巨大地震」で想定される死者数は、
静岡県から高知県の太平洋沿岸を中心に最大で約40万人に上るという試算を、
河田恵昭・関西大教授が6日、大阪市で開かれた講演会で明らかにした。
河田教授は、同地震による人的被害の想定をまとめる内閣府の作業部会の代表で、
8月下旬に公表される予定の被害想定の死者数も同規模になるとの見通しを示した。
東海・東南海・南海の三連動地震(マグニチュード=M8・7)による
最大の死者数に関する従来の推計は、国の中央防災会議が2003年にまとめた約2万5000人だった。
東日本大震災を機に内閣府は、南海トラフで起きる地震の規模をM9・0に引き上げ、
今年3月に最大震度と津波の高さの予測を公表。現在、死者数など新たな被害想定の策定も進めている。
(2012年7月6日21時05分 読売新聞)
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「津波災害――減災社会を築く」 河田惠昭 著
>今となってはあまりに残酷な予測が書かれた「まえがき」で始まる、
>2010年12月に初版が発行されたばかりの、津波災害研究の第一人者
>「阪神・淡路大震災記念 人と防災センター長」河田恵昭関西大学教授により、
>津波災害のメカニズム、対策、そしてこれからについて総合的に解説された一冊。
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