考察★地震データを見守るスレ★007

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39>>37 手動コピペw(静岡県)
【海底150カ所に津波計 北海道〜千葉沖 20分早く把握可能に】
2012.03.30 朝日新聞 東京13版37面(社会面)より

防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は29日、北海道沖〜千葉県沖海底の計154カ所に
地震計と津波計を設けると発表した。完成すれば、沖合の地震を従来よりも最大で
20〜30秒、津波の発生は最大で20分程度、早くキャッチできるようになるという。
2014年度の完成を目指し、気象庁による津波の警報や注意報にも役立てる計画だ。

地震計と、水圧の変化を検知する津波計はセットにして、「宮城・岩手沖」
「茨城・福島沖」など五つのブロックに設置する。水深8千メートルまで、約30キロ間隔で
25地点ずつ設けて、24時間体制でリアルタイム観測を行う。これとは別に、
北海道根室沖から千葉県房総沖にかけて、約50キロごとに設置する。

観測データは光ファイバーの海底ケーブルで地上に送られる。総工費は約330億円を
見込んでいる。
防災科研によると、この海域には、東京大や海洋研究開発機構などもリアルタイムで
観測できるケーブル式の地震計や津波計を設置しているが、あわせても十数カ所に
とどまっていた。

防災科研は「新たな海底観測網ができれば、すばやい情報発信で避難行動につなげる
だけでなく、緊急地震速報の高精度化にも役立つ」という。 (山本智之)

図:北海道沖〜関東沖に整備される地震津波観測網
http://dl.dropbox.com/u/62984941/Deep/asahi2.jpg