震源域周辺海底で大きな地殻変動
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120519/t10015236851000.html 2012年(平成24年)5月23日[水曜日]
5月19日 11時39分
東北大学などの分析によれば、
去年3月の巨大地震の震源地に近い、日本海溝沿いの海底で
陸や海底に設置されたGPSの観測点や海底水圧計のデータを分析した結果、
大きな地殻変動が続いていることが東北大学などの分析で分かりました。
日本海溝沿いの海底で特に大きく、
去年4月からの8か月間では、巨大地震の震源域の北側と南側でおよそ10メートル、
房総半島沖ではおよそ7メートルに達していました。
東北大学などの研究グループは、巨大地震の震源域の
・北側の青森県から岩手県の沖合、南側の茨城県から千葉県の沖合、
・日本海溝の東側の海底
この周辺で、
規模の大きな地震が起きやすい状態になっているとみています。