この夏、平成関東大震災発生か!

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135M7.74(神奈川県)
@
863年7月6日(7月10日)(貞観5年6月17日) 越中・越後地震 - 死者多数
869年7月9日(7月13日)(貞観11年5月26日夜) 貞観地震 - M 8.3〜8.6
878年10月28日(11月1日)(元慶2年9月29日) 相模・武蔵地震 - M 7.4、死者多数
887年8月22日(8月26日)(仁和3年7月30日) 仁和地震(東海・東南海・南海地震連動説有) - M 8〜8.5


A
1605年2月3日(慶長9年12月16日)慶長地震(東海・東南海・南海連動型地震) - M 7.9〜8
1611年12月2日(慶長16年10月28日) 慶長三陸地震 - M 8.1
1615年6月26日(慶長20年6月1日) 江戸地震 - M 6、死者多数


B
1703年12月31日(元禄16年11月23日) 元禄地震(元禄関東地震) - M 8.1
1707年10月28日(宝永4年10月4日) 宝永地震(東海・東南海・南海連動型地震) - M 8.4〜8.7


C
1854年
12月23日(嘉永7年11月4日) 安政東海地震(東海・東南海地震) - M 8.4
12月24日(嘉永7年11月5日) 安政南海地震 - M 8.4
1855年11月11日(安政2年10月2日) 安政江戸地震 - M 7.0〜7.1
1856年8月23日(安政3年7月23日) 安政三陸沖地震 - M 7.5


D
1894年(明治27年)6月20日 明治東京地震 - M 7.0
1896年(明治29年)6月15日 明治三陸地震 - M 8.2〜8.5(Mw 8.4、Mt 8.6)


E
1923年(大正12年)
6月2日 茨城県沖で地震 2時24分 - M 7.1 / 5時15分 - M 7.1
9月1日 大正関東地震(関東大震災) - M 7.9(Ms 8.2)


F
2004年(平成16年)10月23日 新潟県中越地震(新潟県中越大震災) - M 6.8 (Mw 6.7)
2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災、東北関東大震災) - Mw 9.0
2012年(平成24年)3月14日 千葉県東方沖で地震 - M 6.1



日本を大雑把にT東北(太平洋プレート)、U関東(混交)、V西日本(フィリピン海プレート)に分けると
↑のように興味深い関連があることが分かる。
@では(北陸)→T→U→V  AではV→T→U  BではU→V
CではV→U→T  DではU→T
T〜Vの内どこかで発生した巨大地震のエネルギーがUを経由して違うプレートに伝播する。
Uでは構造上M8後半クラスは起こりにくいが、入り組んだ地下のプレート構造がT、Vにエネルギーを伝える役目を果たしている。

EではUで発生したエネルギーがT、Vどちらにも大地震を誘発していない。
これはT、Vにおいて顕著に見られる固有周期と関連しているとみられる。
誘発は各地域が周期的観点から発震タイミングに接近している場合に起こりやすい。

また、@、E、Fは関東での大地震の前兆として分析する事も出来る。
(北陸)→東北→(茨城・千葉沖)→関東
@はマクロ的視点から10年以内の発生可能性、
E、Fはミクロ的視点から1年以内の発生可能性を示唆している。