東海・東南海・南海地震_総合スレ16

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602M7.74(東京都)
>>553
こういう風に、
いまだに現実逃避してるバカに、きっちりリアルをたたきこむわ。

名古屋大学大学院環境学研究科
古本宗充
宗充, 古本「東海から琉球にかけての超巨大地震の可能性 (PDF)」 、
『地震予知連絡会会報』第78巻、
地震予知連絡会、2007年8月、602-605、ISSN 02888408、2011年3月19日閲覧。

従来、沈み込み帯におけるプレート境界型地震の最大規模は,
沈み込むプレートの相対速度と年齢で決まると考えられてきた)。
そしてこれらのパラメータで最大規模が決まるとするならば,
Mw が9 を越えるような地震(以下超巨大地震と呼ぶ)が
スマトラ付近では、発生するとは想定されないというのが従来の常識であった。
さらにアンダマン海域は拡大軸を持つ海盆であり,
こうした面からもこの沈み込み帯背後に大きな逆断層運動を引き起こす
応力蓄積をすることはないと考えられてきた。

しかし2004年に、スマトラ・アンダマン超巨大地震が
発生した事で,こうした見方の変更が余儀なくされ、
すべての地域でその可能性を検討する必要が生じたと考えられる.
つまりどの沈み込み帯でも同様の超巨大地震が発生するのであるが,
その間隔が非常に長いためにこれまで気づかれていなかった可能性が出てきた。

つまり、日本付近で言えば,(東日本大震災がすでに起きてしまったが)
伊豆〜小笠原弧ですら、早急警戒対象とするべきであると考える.

この付近のテクトニックセッティングが,
スマトラ島からアンダマン諸島にかけての
テクトニックセッティングと非常に似ているという事である。
比較的速度が遅い斜め沈み込みが起きている沈み込み帯であり、
島中部に大きな横ずれ断層が発達している、
そして領域の半分ほどは、
拡大軸を持つ背弧海盆をもっていることなどである。

もちろん、こうした類似性が、スマトラ、東日本大震災と即同様の
超巨大地震を引き起こすことの証拠ではないが、
「従来の観点では、超巨大地震を起こしにくい地域の特徴と考えられてきた事」は
注意する必要がある。