>>429(自己レス)
職場にて8月15日に定員が一人減ることを知らされていた件なのですが、僕はクビに
なりませんでした。代わりに僕より、その職場への出向(派遣)が長い(2年以上務めて
いた)20代後半の人がクビになりました。僕から見ると、その人は仕事が出来ていた
人だと思います。その人は1プロジェクトの面倒を見ていけるだけの力量があり、
会話力も文章力もありました。実際に一人でプロジェクトの面倒を見ていた時期も
ありました。(ずっと、そのプロジェクトのリーダーでした。)派遣先のお客様が人事権を
持っているのだけど、今のお客様ではなくて、前のお客様の時は、あだ名を付けられる
ほど気にいられていました。今のお客様になってから、お客様に不評だったのだと
思われます。僕はそのクビ切り劇を見て大手会社の人事の人の視点では、
「若い人≒仕事が出来ない」なのだろうかと思いました。確かに歳をとると年齢相応に
仕事が出来るかも知れないけど、40歳を越えた人を見ていると「もう、体力気力の
ピークは過ぎてしまっているんだな。」と思うときがあります。酷い言い方をすると、
「おじいちゃん」状態です。僕自身は「おっさん」状態だと思われまず。
そのクビを切られた人の予定表には、「夏休みの予定」が書かれていました。つまり、
その人は、勤務が終わる直前になるまで『クビを切られることを知らなかった。』という
ことです。どうやら、その人の自社までは知らされていたみたいですが、本人には知ら
されてなかったようです。本人に直前まで知らされなかった理由は簡単にわかります。
それは、「クビを知らされた本人の仕事へのモチベーションが下がり、残りの期間の
仕事をいい加減にして、その本人の所属する会社(派遣元)の会社の印象が悪くなり、
その会社が次の派遣者を売り込むのが不利になるから。」です。普通の派遣会社なら、
”人材”をそう考えるでしょう。困ったことに今は時代が悪いです。派遣先でクビを切ら
れれば、同時に本人の所属する会社(派遣元)にも、クビを切られます。その人は
一気に”無職”になりました。まさに『路頭に迷う。』状態だと思われます。「解雇する
場合は解雇する一ヶ月前に解雇通知をしていないといけない。」という法律があるの
だけど、その法律をきちんと守っている会社はどれぐらいあるのだろうか?
本人は最後の勤務が終わり送別会が終わった後でさえ、クビを切られた理由を
知っていなかった。クビを切られた本人じゃない僕でさえ知っていた。しかも、僕は
前々から知っていたのに… 本当に、滑稽な世の中(社会)だな。
お花屋さんで花束を買うときに店員に花束のイメージを言うと、そのイメージに合った
花を選んでくれることを知りました。
送別に花束を貰っても、派遣先にクビにされ、自分の所属する会社にもクビにされ、
無職になったのに「その花束を家に帰って生けたい。」と思う奴はいるのだろうか?
その本人は二次会のカラオケボックスで花を置いて帰ろうとした。僕にはその気持ちが
わかるような気がします。貰った花をすぐに捨てるという行動から、その人は若いのに
派遣慣れをしていると思いました。僕よりもかわいそうな世代の人だなと思いました。