陸前高田で野鳥大量死
30日、陸前高田市の大野湾で野鳥120羽あまりの死がいが海岸に打ち上げられているのが見つかりました。
一部を検査した結果、鳥インフルエンザに感染した鳥は見つかりませんでしたが、岩手県ではさらに詳しい検査を行うことにしています。
きのう午後3時ごろ、陸前高田市の大野湾に面した広田海水浴場でミズナギドリとみられる野鳥の死がいが大量に打ち上げられていると警察に通報がありました。
警察と岩手県が調べたところ、死がいはおよそ5キロ離れた別の海水浴場からもみつかり、死んでいたのはおよそ120羽に上りました。
県は、このうち15羽について滝沢村にある県中央家畜保健衛生所に運び鳥インフルエンザに感染していないかどうかの簡易検査を実施しましたが、結果はいずれも陰性だったということです。
大野湾の付近では天候が悪くなると飛べなくなったミズナギドリが海に落ちて海岸に打ち上げられることがあり、県は今回も同様のケースである可能性が高いとしていますが、さらに詳しい検査を行い感染していないかどうかを調べることにしています。
http://www.nhk.or.jp/morioka/lnews/02.html