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東京湾北部地震、M6.9でも23区東部は推定震度6強

2006年02月16日22時18分

東京都防災会議地震部会(部会長・溝上恵東京大名誉教授)は16日、首都
直下地震の被害想定の中間とりまとめを公表した。
東京湾北部を震源とする地震では、阪神大震災級のマグニチュード(M)7.3
だけでなく、M6.9の地震でも23区東部を中心に広い範囲で震度6強となるこ
とが示された。
M6以上の地震は南関東で過去30年に16回発生しているが、溝上部会長は
「現実性の高いM6級でも侮れない被害が出る」と警告している。

 首都直下地震の被害想定は昨年、政府の中央防災会議がまとめている。
都は今回、地域ごとの防災対策に役立てるため、よりきめ細かく分析。
東京湾北部と多摩地区を震源とする二つの地震で、国が想定したM7.3だけ
でなく、M6.9についても検討した。

 建物や道路状況などのデータを基に250メートル四方単位で分析した結果、
隅田川以東の地盤が弱い地区で揺れが目立ち、M6.9でも区部の4分の1弱
が震度6強となると推定。墨田区の95%、江東区の82%が含まれるとしている。

 冬の午後6時、M7.3を想定した東京湾北部地震では、国は風速15メートル
としていたが、都は冬の平均風速の約2倍の6メートルで検討。
その結果、都内の死者は4662人、火災焼失を含む建物全壊は43万6539棟と、
国の想定(死者7800人、建物全壊53万棟)より少なくなった。

http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200602160367.html