雑談スレッド@臨時地震

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地震時の家具転倒、ネットで診断 名工大がシステム開発

地震で室内の家具が倒れたり、食器などが散乱したりした時にけがをしやすい場所を診断するシステムを、名古屋工業大学の岡田成幸教授らが開発した。
自宅内の危険度を知ることで家具の固定や配置などの防災対策を促す狙い。
一般用に使いやすくしたシステムを「防災の日」の9月1日、日立東日本ソリューションズ(仙台市)がインターネット上で公開する。
診断システムは、パソコンの画面上で、複数のサイズの部屋やトイレなどを選び出して間取りを設定。
机や本棚、食器棚、テレビ、ベッドなど約30種類の家具から必要なものを選んで配置する。住人は乳幼児、児童、成人、高齢者から選ぶ。
パソコンに再現した自宅に地震の揺れを起こし、負傷する恐れが高い場所が色分けで表示される。震度は4〜7の6段階(5、6は強と弱)から選べる。

阪神大震災では、死者の8割以上が倒壊建物や家具の下敷きになって圧死しており、自治体などは建物の耐震化や家具の固定などの対策を働きかけている。
ただ、家具を固定していても、方法が不十分だったり、固定した壁や天井が崩落したりする恐れもある。普段は人がいない場所でも倒れた家具が避難経路をふさぐ場合もある。
診断システムは家具の位置を変えて試すことで、より危険性の少ない配置を調べることができるという。
室内危険度診断システムは、同社ホームページで公開される。

http://www.asahi.com/life/update/0829/001.html