遺体の処理

このエントリーをはてなブックマークに追加
135イオ ◆wr8kfImLno
死体検案書が作成されるまでに、順番待ちで長期間かかることを想定すると
遺体の腐敗を抑える方法が必要かとおもう。
死亡確認は医師にならできる。その時点で防腐剤を注入したりすれば、
遺体の傷みが最小限に抑えられるかと思う。
解剖実習の献体を例にとると、遺体に切開を加え、動・静脈を剖出し、
動脈から固定液(防腐剤)を5L位加圧注入しつつ、静脈から血液を
排出する手法がとられるが、災害時には手間と遺族感情から困難だろう。
こんな方法はどうだろうか?

・医師による死亡確認時に固定液を心臓や、腹腔内、消化管に注射する。
(ホルマリンを原液で500ml程度使用、または石炭酸あたりを使う)
 で心マッサージし全身に環流させる。
・血液凝固がありうまく注入と環流が出来ない場合は、血栓を溶かす
 ヘパリンなどの薬剤を配合するか、遺族に説明し、遺体を切開し
 血管から注入を行う。
・固定液を浸透させた布などに遺体を巻き、ビニールで覆い、
 冷暗所に安置する。

てな感じで遺体の腐敗を抑制すれば、法医学的検索に携わる医師の
精神的負担や、傷んだ遺体の解剖の困難さなどの問題も軽減されるし、
遺族のにとってもいいような気がする。
災害時は特例的にナースなどのパラメディカルにも死亡確認と
遺体防腐処理ができる などの法整備、学問体系の整備も欲しいところ。