【事故/原発】浜岡原発火災事故(6/30)の原因が判明【静岡/中電】
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1120355211/ 1 :q^I^pお猿さんφ ★ :2005/07/03(日) 10:46:51 ID:???0 ?#
2005/7/3朝日(マイタウン静岡)&2005/7/2毎日
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news01.asp?kiji=12343 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000011-mailo-l22 (毎日記事から)
浜岡原発火災:キャニスタ移動中転倒 溶融物あふれ煙充満−−中電事故概要 /静岡
御前崎市の中部電力浜岡原子力発電所で30日夜、廃棄物減容処理建屋地下2階にある溶融炉下部室内に煙が充満した火災で中電は1日から、
事故原因の調査を始めるとともに同日午前、県に対して事故概要の説明を行った。
また国の原子力安全・保安院も職員を現地に派遣した。
中電によると、同建屋内では低レベル放射性廃棄物のうち不要配管などの金属やガラス製品を1500度の高温で溶かし
キャニスタと呼ばれる特殊セラミックス製容器(直径55センチ、高さ80センチ)に入れて冷却した後、
ドラム缶に詰めて屋外の固体廃棄物貯蔵庫に収納している。
キャニスタの重量は約130キロ、中の溶融廃棄物は約410キロ。
30日午後9時10分ごろ、キャニスタとそれを乗せた台座がローラーコンベア上を毎分2・5メートルの速度で移動中、
突然転倒したのを監視中の作業員が気付き非常停止ボタンを押したが間に合わなかったという。
高温の溶融物が床にあふれたため煙が充満、火災報知機が感知したらしい。
中電は「室内に可燃物はなく炎は立たなかった」と説明している。
現場は放射能管理区域内で中電は県や周辺3市1町に通報したが同10時40分、消防署員が鎮火を確認した。
けが人などはなく外部への放射能の影響はなかった。
中電で原因を調べているが、事故当時、作業員はキャニスタ上部に握りこぶし大の突起物2個が付着しているのを目撃しており、
中電はキャニスタが溶融炉下部室を出る際、天井壁との約5センチのすき間に突起物が当たりコンベアの流れる力で転倒したのではないかとみている。
中電はこの突起物が溶け残った廃棄物の可能性があるとみて、消防などの現場検証が終わり次第、詳しく調べる。
廃棄物減容処理建屋は地上3階、地下2階。2号機原子炉建屋中心部から約120メートル離れている。