158 :
M7.74:
>>152 俺も静電気は気になってた。どのくらい出るのかな?
>数十時間前というのは、ノイズが出るには早過ぎないか?
本スレでも書いたけど、「震災級地震の“前の晩に”地鳴りが聞こえる」
などの事を考えると、電波だけの問題ではなく、そもそも
地震そのものが(地震のタイプによっては)「岩盤破壊時刻とは
タイムラグがあるもの」と考えた方が良いのかも知れない。
プレート同士は押し合っているから、折れてもすぐにはズレない場合もあるだろう。
あくまでもひとつの例だけど…
____________
力→ _______\____ ←力
 ̄
この↑割れ方だとすぐにズレる(すぐに地震が起こる)。
しかし、この↓割れ方だとすぐにはズレない。
____________
力→ _______|____ ←力
>もし、岩石の破壊の弾性領域から塑性領域に移る時としても、
>岩石は、金属と違って、塑性領域が
>さほど広くなく、すぐ破壊に移ってしまう。
数十メートル単位ではその通りだけど、数十キロ単位だと
どのような振るまいをするのか、なんとも言えないからねぇ。
(プレート全体の動きはどのような形になるのか
なんとも言えないからねぇ)
コンニャクのように震えるのか。それとも豆腐のように、
一部の破壊は全体には伝わらないか…あるいはもっと別の形?
上のAAは あくまでも機械的なメカニズムでのみ考えたわけだけど、
材質的なメカニズムがあるのかも。
159 :
M7.74:04/11/21 10:21:52 ID:RCMqaOdK
>>156-157 全部の地震が同じメカニズムで起きているわけではない。
つまり、当然、電波が出ない地震(電波が地表まで届かない地震)も
あるだろうな。
「数十メートル単位ではその通りだけど」を書いて思いついた妄想。
トンネル状に地崩れが起きる時があるよね?
丘の ごく一部だけがへこんで、横から土砂が出てくるヤツ。
例えば、そういうのがプレート境界でたくさん起きているとしたら?
(大量のミミズみたいな形で岩盤破壊が起きているとしたら?)
岩盤は破壊されているから地鳴りもするし、電波も出る。
でも、全体はまだ形を保っている…(穴あきチーズ状態)。
ある日、限界が来て全体がつぶれる、これが地震だ っていうのはどうだろう?
160 :
68:04/11/21 11:36:05 ID:ttHJmhZq
>>157 この深さになるとまったくわからないことだらけだけれど、
深発地震は地球内部へ引き込まれている(落ちている?)地殻(プレート)で破壊
がおきているものとされていますから、この説においてはマントル自体が破壊して
いるわけではありませんね。
>>158 ほぼ同意見です。
>>159 深さ60kmまでの地震の発生が予測できれば、防災上は役に立つでしょう。
海洋プレート型と断層型(陸上直下型)とはメカニズムが違う気がする。
クッシーのとこは、海洋プレート型での発震の遅れをプレートの移動速度と相関が
あるという見解だったんじゃないかな(クッシーの本にそういう見解があった記憶あり)
一応↓こんな説あります。「水は地震発生にどう関わっているか」
http://wwweprc.eri.u-tokyo.ac.jp/~kasa2/Openhouse0307
161 :
M7.74:04/11/22 23:20:58 ID:kERmJyoT
>>158 ある固体に一定の圧力を「継続して」掛けつづけた場合、最大圧が掛かるのは当然破壊される
直前だろうということは、誰でも少し考えれば想像はつくし、その筋の専門家もよくご存知のはず…
だが実際の所、地下の断層面で、どんな現象が起きてるかをリアルタイムで観測出来ない以上、
起きた結果(地震)からそのメカニズムを推測するしかないのが実情ではある…
よくTVなどで地震特集をやるたびに、「岩石圧潰時の圧電現象」が取り上げられる訳だが、断層
活動時のエネルギー開放が(番組構成上)大きく取り上げられてしまい、崩壊直前まで溜め込まれ
続けた地殻の歪みに起因する現象が無視されたきらいがある…
____________
>力→ _______\____ ←力
 ̄
地下の断層に掛かる歪みの力は、年数cmのオーダーで非常に「ゆっくりと」圧され(希に延ばされ)
続ける訳で、そういう圧力の元では常時何らか形でエネルギーが開放されている筈だが、それは
通常では「自然雑音」としてしか捉えられないほど小さな現象だろう…
しかし、何十年何百年(或いは何千何万年と)圧が加わっているうちに、岩盤が歪みに耐える限界
を超えて「崩壊」に至り、地震という形で歪みのエネルギーを開放する、その「崩壊寸前」の瞬間こそ
最もエネルギー値の高い瞬間でもあり、最も強い電磁的エネルギーが発振されるのではないだろうか?
宏観現象研究家が、「地震のマグニチュードが高いほど、異常現象の発現時期が早くなる」というのも、
破局期に至る前に断層から発せられる電磁的エネルギー値が急激に立ち上がってくる時期だと考えれば、
上手く説明がつくのではないだろうか?
162 :
M7.74:04/11/23 08:25:33 ID:920+Inst
前に行徳スレでも主張したことがあったがもう一度。
電磁的前兆の原因の多くは、岩盤含有の水分が染み出して起こる
界面動電効果によるもので、電磁的前兆と地震のタイムラグは破壊と
水流発生のタイムラグによるものである。
また、前兆規模の差についても間隙水が多くなると岩盤断面のフリクションが低下し、
すべりが多くなるために地震規模が大きくなることによる。
この説のダメなところは、間隙水によるフリクション低下が電磁的前兆と同時なら、
地震前に微妙にスロースリップを起こしているっぽいが、それが説明できない。
ま、俺の妄想ということで。